JP7156376B2 - 観測事象判定装置、観測事象判定方法、及びプログラム - Google Patents

観測事象判定装置、観測事象判定方法、及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、推論で用いる観測事象の必要性を判定するための、観測事象判定装置、及び観測事象判定方法に関し、更には、これらを実現するためのプログラムに関する。
従来から、計算機によって推論を実行する試みがなされている(特許文献1~4参照)。計算機によって推論を行なえば、事実から得られた情報に基づいて、様々な事態を推理することが可能となる。このため、計算機による推論は、上述した出店計画、犯罪捜査、災害時の避難、環境管理等に有用であり、推論を利用すればシミュレーションの精度の向上が期待できる。
また、推論の例として、仮説推論では、知識(ルール)と、観測事象(得られた事実)とから、妥当な仮説の導出が行われる。例えば、知識として「A⇒B(Aが成り立っているならBが成り立つ)」が存在し、観測事象として「Bが成り立っている」が取得されているとする。この場合、推論により、仮説として「Aが成り立っている」が得られる。なお、以降では、仮説推論のことを後ろ向き推論ともいう。また、BからAを探すことを「推論を後ろ向きにたどる」という。
特開平9-213081号公報 特開平10-333911号公報 特開2000-242499号公報 特表2015-502617号公報
ところで、通常、推論において、知識は人手によって設定されるが、観測事象は、システム運営時のログ等から大量に取得される。このため、従来からの推論を行うシステムには、観測事象の蓄積によって、推論を行うために必要な処理時間が大きく増加するという問題が発生している。
一方、必ずしも、取得された観測事象の全てが、推論において必要であるわけではなく、取得された観測事象のなかには、不要な観測事象も存在する。従って、取得された観測事象の中から、不要な観測事象を特定できれば、上記の問題を解消できると考えられる。しかしながら、従来からの推論を行うシステムには、このような機能は備えられておらず、上記の問題の解消は困難である。
本発明の目的の一例は、上記問題を解消し、推論において不要な観測事象データを特定し得る、観測事象判定装置、観測事象判定方法、及びプログラムを提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の一側面における観測事象判定装置は、
観測事象を示す観測事象データを受け付ける、データ受付部と、
受け付けた前記観測事象データ以外の他の観測事象データと知識データとに基づいて、受け付けた前記観測事象データが不要であるかどうかを判定する、データ判定部と、
を備えている、ことを特徴とする。
また、上記目的を達成するため、本発明の一側面における観測事象判定方法は、
(a)観測事象を示す観測事象データを受け付ける、ステップと、
(b)受け付けた前記観測事象データ以外の他の観測事象データと知識データとに基づいて、受け付けた前記観測事象データが不要であるかどうかを判定する、ステップと、
を有する、ことを特徴とする。
更に、上記目的を達成するため、本発明の一側面におけるプログラムは、
コンピュータに、
(a)観測事象を示す観測事象データを受け付ける、ステップと、
(b)受け付けた前記観測事象データ以外の他の観測事象データと知識データとに基づいて、受け付けた前記観測事象データが不要であるかどうかを判定する、ステップと、
を実行させる、プログラム。
以上のように、本発明によれば、推論において不要な観測事象データを特定することができる。
図1は、本発明の実施の形態における観測事象判定装置の構成を示すブロック図である。 図2は、本発明の実施の形態における観測事象判定装置のデータ判定部の機能を説明する図である。 図3は、本発明の実施の形態における観測事象判定装置のデータ判定部の拡張機能の一例を説明する図である。 図4は、図3に示す拡張機能によって得られる有向グラフの一例を示す図である。 図5は、本発明の実施の形態における観測事象判定装置のデータ判定部の拡張機能の他の例を説明する図である。 図6は、本発明の実施の形態における観測事象判定装置10の動作を示すフロー図である。 図7は、本発明の実施の形態で行われる処理の具体例の条件を示す図である。 図8は、本発明の実施の形態における観測事象判定装置10を実現するコンピュータの一例を示すブロック図である。
(実施の形態)
以下、本発明の実施の形態における、観測事象判定装置、観測事象判定方法、及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体について、図1~図8を参照しながら説明する。
[発明の構成]
最初に、本発明の実施の形態における観測事象判定装置の構成について説明する。図1は、本発明の実施の形態における観測事象判定装置の構成を示すブロック図である。
図1に示す、本実施の形態における観測事象判定装置10は、推論で用いる観測事象の必要性を判定する装置である。図1に示すように、観測事象判定装置10は、データ受付部11と、データ判定部12とを備えている。
データ受付部11は、観測事象を示す観測事象データを受け付ける。観測事象データは、例えば、「isFile(Data)」等の観測論理式によって構成されている。データ判定部12は、受け付けた観測事象データ以外の他の観測事象データと知識データとに基づいて、受け付けた観測事象データが不要であるかどうかを判定する。
このように、本実施の形態では、受け付けられた観測事象データが必要であるかどうかが適切に判定され、推論において不要な観測事象データが特定される。本実施の形態によれば、観測事象データの大量蓄積による仮説導出にかかる時間の増加が抑制される。
続いて、図1に加えて、図2を用いて、本実施の形態における観測事象判定装置10の機能について説明する。図2は、本発明の実施の形態における観測事象判定装置のデータ判定部の機能を説明する図である。
本実施の形態では、データ判定部12は、まず、受け付けた観測事象データに対して、知識データに基づいた解析を実行する。そして、データ判定部12は、解析の結果と他の観測事象データとから、受け付けた観測事象データが導出可能であると判定する場合に、受け付けた観測事象データを不要であると判定する。
具体的には、図2に示すように、観測Pとして、観測事象データ「isFile(Data)」が、観測O’として、観測事象データ「isText(Data)」、「!isZip(Data)」、及び「!isPacket(Data)」が観測されたとする。また、知識データ(ルール)として、「isText(x)⇒isFile(x)」、「isZip(x)⇒isFile(x)」、「isPacket(x)⇒isFile(x)」が存在しているとする。なお、ここでは、「!」は否定を表す記号として用いられている。
この場合、データ判定部12は、観測Pの解析の結果として、例えば、「isText(Data)」、「!isZip(Data)」、及び「!isPacket(Data)」を取得する。そして、図2の例では、取得された解析の結果に含まれるリテラルは、他の観測(観測事象データ)O’(「isText(Data)」、「!isZip(Data)」、及び「!isPacket(Data)」)に含まれている。従って、この場合、データ判定部12は、観測Pは、解析の結果と他の観測事象データとから導出可能であると判定できるので、観測Pを不要であると判定する。
更に、図3~図5を用いて、データ判定部12の拡張機能について説明する。図3は、本発明の実施の形態における観測事象判定装置のデータ判定部の拡張機能の一例を説明する図である。図4は、図3に示す拡張機能によって得られる有向グラフの一例を示す図である。
図3の例では、データ判定部12は、まず、受け付けた観測事象データに対して、解析として、後ろ向き推論を行う。また、データ判定部12は、後ろ向き推論の代わりに、例えば、オントロジーによる上位下位関係を用いた解析を実行することもできる。
次いで、データ判定部12は、得られた推論結果について、受け付けた観測事象データから推論を後ろ向きにたどった場合に、必ず他の観測事象データのいずれかに該当することを条件に、受け付けた観測事象データを不要であると判定する。
具体的には、図3の例では、観測Pとして、「isFile(Data)」が、観測O’として、「!isZip(Data)」、「!isPacket(Data)」、「!haveFlag(Data,y)」、及び「!isMeaningful(Data)」が観測されているとする。一方、知識データとしては、図2の例で示した「isText(x)⇒isFile(x)」、「isZip(x)⇒isFile(x)」、「isPacket(x)⇒isFile(x)」に加えて、「haveFlag(x,y) ⇒isText(x)」及び「isMeaningful(x) ⇒isText(x)」も存在しているとする。この場合において、データ判定部12が観測Pに対して解析(後ろ向き推論)を行うと、「isText(Data)」、「isZip(Data)」、及び「isPacket(Data)」が得られる。
ところで、図3の例では、他の観測事象データO’には、「!isZip(Data)」、「!isPacket(Data)」、「!haveFlag(Data,y)」、及び「!isMeaningful(Data)」は含まれているが、「isText(Data)」は含まれていない。従って、図2の例であれば、観測Pは削除できないと判定される。なお、以降では、肯定のリテラル(「isZip(Data)」など)と否定のリテラル(「!isZip(Data)」など)は同一であるとして扱う。
これに対して、図3の例では、知識データとして、「haveFlag(x,y) ⇒isText(x)」と、「isMeaningful(x) ⇒isText(x)」とが更に含まれている。この場合、データ判定部12が、先の推論結果である「isText(Data)」に対して、後ろ向きに推論を行うと、「haveFlag(Data,y)」、及び「isMeaningful(Data)」が取得される。そして、これらは他の観測事象データO’に含まれるので、データ判定部12は、観測Pを不要であると判定する。なお、図3において、実線で囲まれたリテラルは、観測されたリテラルを示し、破線で囲まれたリテラルは、観測されていないリテラルを示している。
また、図4は、観測Pから後ろ向き推論によってできる有向グラフを示している。図4に示す有向グラフにおいて、観測Pからリンクの向きに従って移動したときに、必ず観測O’のいずれかのリテラルに到達することができる場合、観測Pの削除が可能となる。
図5は、本発明の実施の形態における観測事象判定装置のデータ判定部の拡張機能の他の例を説明する図である。図5の例では、まず、受け付けた観測事象データと、観測が予想される事象とが同時に成立するか否かが条件となる。
言い換えると、図5の例では、観測事象データを構成する観測論理式と、観測が予想される事象を示す観測論理式とが連言をなす後件を持つルールがあることが条件となる。図5の例では、「D(x)⇒M(x)∧N(y)」及び「E(x)⇒M(x)∧N(y)」が該当する。そして、データ判定部12は、この条件下のもと、観測が予想される事象が観測されていない場合、又は、受け付けた観測事象データ、もしくは、受け付けた観測事象データ以外の他の観測事象データからの知識データによる後ろ向き推論によって、観測が予想される事象の導出が不可能である場合は、受け付けた観測事象データを不要であると判定する。
具体的には、図5に示すように、観測Mとして、「M(x)」が観測されているとする。そして、知識データとして、「A(x)⇒M(x)」、「B(x)⇒M(x)」、「C(x)⇒M(x)」、「D(x)⇒M(x)∧N(y)」、及び「E(x)⇒M(x)∧N(y)」が存在しているとする。また、図5の中段に示すツリーは、観測Mから後ろ向き推論によってできる有向グラフを示している。図5の下段に示すツリーは、観測Mと観測N(観測事象データ:N(y))とから後ろ向き推論によってできる有向グラフを示している。なお、図5中では、記号「&」を用いて連言を表現している。
この条件下において、観測O’として、「A(x)」、「B(x)」、及び「C(x)」が観測されており、一方で、「D(x)」及び「E(x)」が観測されていない状況を考える。この時、観測が予想される事象N(y)が観測されていない場合、または、観測Mや観測O’から知識データによる後ろ向き推論によって、仮説としてN(y)を取得することができない場合、データ判定部12は、観測Mを不要であると判定する。
ここで、図5に示した拡張機能についてより詳細に説明する。まず、知識データとして、以下に示すものが存在するとする。また、便宜上、各知識データは、グループ1~3のいずれかに属しているとする。
(グループ1)
A(x)⇒M(x)
B(x)⇒M(x)
C(x)⇒M(x)
(グループ2)
D(x)⇒M(x)∧N(y)
E(x)⇒M(x)∧N(y)
(グループ3)
F(x)⇒M(x)∧L(y)
G(x)⇒M(x)∧L(y)
上記の例において、A(x)、B(x)、及び C(x)が観測され、N(y)及びL(y)が観測されなければ又は仮説として得られなければ、データ判定部12は、グループ1の知識データを用いた解析(後ろ向き推論)によって、M(x)は不要である(削除可能)と判定する。
また、上記の例において、A(x)、B(x)、C(x)、D(x)、及びE(x)が観測され、L(y)が観測されなければ又は仮説として得られなければ、データ判定部12は、グループ1および2の知識データを用いた解析(後ろ向き推論)によって、M(x)は不要である(削除可能)と判定する。
更に、上記の例において、A(x)、B(x)、C(x)、F(x)、及びG(x)が観測され、N(y)が観測又は仮説として得られなければ、データ判定部12は、グループ1および3の知識データを用いた解析(後ろ向き推論)によって、M(x)は不要である(削除可能)と判定する。
また、下記に示すように、各知識データが後件にM(x)∧K(z)を有しているとする。この場合、M(x)およびK(z)が観測されていれば、データ判定部12は、上述した例と同様に、判定を実行できることは自明であろう。すなわち、上述した例の「M(x)」を「M(x)∧K(z)」に置き換えればよい。
(グループ1)
A(x)⇒M(x)∧K(z)
B(x)⇒M(x)∧K(z)
C(x)⇒M(x)∧K(z)
(グループ2)
D(x)⇒M(x)∧K(z)∧N(y)
E(x)⇒M(x)∧K(z)∧N(y)
(グループ3)
F(x)⇒M(x)∧K(z)∧L(y)
G(x)⇒M(x)∧K(z)∧L(y)
また、以下に示すように、前件に複数のリテラルが存在する知識データが存在するとする。この場合は、全ての前件のリテラルが観察されていることを条件に、データ判定部12は、後件のリテラルは不要である(削除可能)と判定する。
A1(x)∧A2(x)⇒M(x)
B1(x)∧B2(x)⇒M(x)
[装置動作]
次に、本発明の実施の形態における観測事象判定装置10の動作について図6を用いて説明する。図6は、本発明の実施の形態における観測事象判定装置10の動作を示すフロー図である。以下の説明においては、適宜図1~図5を参照する。また、本実施の形態では、観測事象判定装置10を動作させることによって、観測事象判定方法が実施される。よって、本実施の形態における観測事象判定方法の説明は、以下の観測事象判定装置10の動作説明に代える。
図6に示すように、最初に、データ受付部11は、観測事象を示す観測事象データを受け付ける(ステップA1)。ステップA1において受け付けられる観測事象データは、1つであっても良いし、複数個であっても良い。
次に、データ判定部12は、ステップA1で受け付けた各観測事象データに知識データを適用して解析(後ろ向き推論)を行い、これによって仮説候補を生成する(ステップA2)。
次に、データ判定部12は、観測事象データ(観測論理式)の1つを判定対象として選択する(ステップA3)。
次に、データ判定部12は、ステップA3で選択した判定対象の観測論理式と連言をなす論理式の1つを選択する(ステップA4)。
次に、データ判定部12は、ステップA4で選択した観測論理式が、観測されている場合、又は他の観測論理式から後ろ向き推論によって仮説候補として生成可能な場合は、この観測論理式を、ステップA3で選択した判定対象の関連論理式として抽出する(ステップA5)。
次に、データ判定部12は、ステップA3で選択した判定対象の観測論理式と連言をなす論理式の全てについて、ステップA5の処理が終了しているかどうかを判定する(ステップA6)。
ステップA6の判定の結果、ステップA3で選択した判定対象の観測論理式と連言をなす論理式の全てについて、ステップA5の処理が終了していない場合は、データ判定部12は、再度ステップA4を実行する。
一方、ステップA6の判定の結果、ステップA3で選択した判定対象の観測論理式と連言をなす論理式の全てについて、ステップA5の処理が終了している場合は、データ判定部12は、ステップA7を実行する。
ステップA7では、データ判定部12は、ステップA3で選択した判定対象の観測論理式から、及びこれと関連論理式との連言から、推論を後ろ向きにたどる。
そして、データ判定部12は、ステップA7の結果に基づき、ステップA3で選択した判定対象の観測論理式、及びこれと関連論理式との連言から、推論を後ろ向きにたどった場合に、ステップA1で受け付けられた観測事象データ(観測論理式)のいずれかに一致する仮説候補に必ず到達するかどうかを判定する(ステップA8)。
ステップA8の判定の結果、ステップA1で受け付けられた観測事象データ(観測論理式)のいずれかに一致する仮説候補に到達していない場合は、データ判定部12は、ステップA10を実行する。
一方、ステップA8の判定の結果、ステップA1で受け付けられた観測事象データ(観測論理式)のいずれかに一致する仮説候補に到達している場合は、データ判定部12は、ステップA3で選択した判定対象の観測論理式を削除する(ステップA9)。その後、データ判定部12は、ステップA10を実行する。
ステップA10では、データ判定部12は、判定対象として選択されていない観測事象データが存在しているかどうかを判定する。ステップA10の判定の結果、判定対象として選択されていない観測事象データが存在している場合は、データ判定部12は、再度ステップA3を実行する。
一方、ステップA10の判定の結果、判定対象として選択されていない観測事象データが存在していない場合は、データ判定部12は、処理を終了する。
[具体例]
続いて、具体例について図7を用いて説明する。図7は、本発明の実施の形態で行われる処理の具体例の条件を示す図である。
図7に示すように、まず、知識データとして、「A(x)⇒M(x)」、「B(x)⇒M(x)」、「C(x)⇒M(x)」、「D(x)⇒M(x)∧N(y)」、「E(x)⇒M(x)∧N(y)」、「F(x)⇒M(x)∧L(y)」、「G(x)⇒M(x)∧L(y)」、「H(x)⇒M(x)∧R(y)」、「N(y)⇒Q(y)」、「R(y)⇒U(y)」、「S(x)⇒C(x)」、「T(x)⇒C(x)」が存在するとする。
(ステップA1)
図7に示すように、ステップA1において、データ受付部11が、観測事象データとして、「M(x)」、「A(x)」、「!B(x)」、「D(x)」、「!E(x)」、「L(z)」、「F(x)」、「!G(x)」、「Q(y)」、「S(x)」、及び「!T(x)」を取得する。
(ステップA2)
次に、データ判定部12は、各観測事象データに知識データを適用して後ろ向き推論を行い、これによって仮説候補を生成する。仮説候補の生成結果は、図7中の有向グラフの通りとなる。
(ステップA3及びA4)
次に、データ判定部12は、観測事象データとしてM(x)を選択する。図7において、破線で囲まれた知識データは、M(x)を含む知識データを示している。また、図7において、M(x)と連言をなす論理式は、L(y)、N(y)、R(y)であるので、データ判定部12は、これらの中から1つを順に選択する。
(ステップA5)
例えば、ステップA4において、連言をなす論理式として、L(y)が選択されたとする。観測事象データの中に、L(z)が存在するので、データ判定部12は、L(y)を関連論理式として抽出する。
また、連言をなす論理式として、N(y)が選択されたとする。観測事象データの中に、N(y)は存在しないが、知識データにおいて、「N(y)⇒Q(y)」が存在し、観測事象データの中に、Q(y)が存在するので、N(y)は仮説候補として生成可能である。従って、データ判定部12は、N(y)を関連論理式として抽出する。
更に、連言をなす論理式として、R(y)が選択されたとする。観測事象データの中に、R(y)は存在せず、更に、知識データにおいて、「R(y)⇒U(y)」は存在するが、観測事象データの中にU(y)が存在せず、R(y)は仮説候補として生成可能できない。従って、データ判定部12は、R(y)を関連論理式として抽出しない。
(ステップA7及びA8)
データ判定部12は、M(x)から、M(x)∧L(z)から、及びM(x)∧N(y)から、推論を後ろ向きにたどり、観測事象データ(観測論理式)のいずれかに一致する仮説候補に到達しているかどうかを判定する。
具体的には、M(X)からたどった先にある仮説候補A(X)は、観測A(X)と一致し、同じく仮説候補B(X)は、観測!B(X)と一致する。また、M(X)からたどった先にあるC(X)は、観測には一致していないが、更にたどった先のS(X)と!T(X)とは観測と一致している。更に、M(x)∧L(z)からたどった先にあるF(X)と!G(X)も観測と一致している。また、M(X)∧N(Y)からたどった先にあるD(X)と!E(X)も観測と一致している。
(ステップA9)
ステップA8の判定の結果、判定対象の観測論理式、及びこれと関連論理式との連言から推論を後ろ向きにたどった結果、観測のいずれかに一致する仮説候補に必ず到達する。よって、データ判定部12は、M(X)を削除する。なお、「!T(X)」が観測されていないとすると、この場合は、判定対象の観測論理式、及びこれと関連論理式との連言が、観測のいずれかに一致する仮説候補に必ず到達することにはならないので、M(X)は削除されないことになる。
[実施の形態における効果]
以上のように本実施の形態によれば、観測事象データが必要であるかどうかが適切に判定され、推論において不要な観測事象データが特定され、削除される。この結果、観測事象データの大量蓄積による仮説導出にかかる時間の増加が抑制される。
[プログラム]
本実施の形態におけるプログラムは、コンピュータに、例えば、図6に示すステップA1~A10を実行させるプログラムであれば良い。このプログラムをコンピュータにインストールし、実行することによって、本実施の形態における観測事象判定装置10と観測事象判定方法とを実現することができる。この場合、コンピュータのプロセッサは、データ受付部11及びデータ判定部12として機能し、処理を行なう。
また、本実施の形態におけるプログラムは、複数のコンピュータによって構築されたコンピュータシステムによって実行されても良い。この場合は、例えば、各コンピュータが、それぞれ、データ受付部11及びデータ判定部12のいずれかとして機能しても良い。
[物理構成]
ここで、本実施の形態におけるプログラムを実行することによって、観測事象判定装置10を実現するコンピュータについて図8を用いて説明する。図8は、本発明の実施の形態における観測事象判定装置10を実現するコンピュータの一例を示すブロック図である。
図8に示すように、コンピュータ110は、CPU(Central Processing Unit)111と、メインメモリ112と、記憶装置113と、入力インターフェイス114と、表示コントローラ115と、データリーダ/ライタ116と、通信インターフェイス117とを備える。これらの各部は、バス121を介して、互いにデータ通信可能に接続される。なお、コンピュータ110は、CPU111に加えて、又はCPU111に代えて、GPU(Graphics Processing Unit)、又はFPGA(Field-Programmable Gate Array)を備えていても良い。
CPU111は、記憶装置113に格納された、本実施の形態におけるプログラム(コード)をメインメモリ112に展開し、これらを所定順序で実行することにより、各種の演算を実施する。メインメモリ112は、典型的には、DRAM(Dynamic Random Access Memory)等の揮発性の記憶装置である。また、本実施の形態におけるプログラムは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体120に格納された状態で提供される。なお、本実施の形態におけるプログラムは、通信インターフェイス117を介して接続されたインターネット上で流通するものであっても良い。
また、記憶装置113の具体例としては、ハードディスクドライブの他、フラッシュメモリ等の半導体記憶装置が挙げられる。入力インターフェイス114は、CPU111と、キーボード及びマウスといった入力機器118との間のデータ伝送を仲介する。表示コントローラ115は、ディスプレイ装置119と接続され、ディスプレイ装置119での表示を制御する。
データリーダ/ライタ116は、CPU111と記録媒体120との間のデータ伝送を仲介し、記録媒体120からのプログラムの読み出し、及びコンピュータ110における処理結果の記録媒体120への書き込みを実行する。通信インターフェイス117は、CPU111と、他のコンピュータとの間のデータ伝送を仲介する。
また、記録媒体120の具体例としては、CF(Compact Flash(登録商標))及びSD(Secure Digital)等の汎用的な半導体記憶デバイス、フレキシブルディスク(Flexible Disk)等の磁気記録媒体、又はCD-ROM(Compact Disk Read Only Memory)などの光学記録媒体が挙げられる。
なお、本実施の形態における観測事象判定装置10は、プログラムがインストールされたコンピュータではなく、各部に対応したハードウェアを用いることによっても実現可能である。更に、観測事象判定装置10は、一部がプログラムで実現され、残りの部分がハードウェアで実現されていてもよい。
上述した実施の形態の一部又は全部は、以下に記載する(付記1)~(付記12)によって表現することができるが、以下の記載に限定されるものではない。
(付記1)
観測事象を示す観測事象データを受け付ける、データ受付部と、
受け付けた前記観測事象データ以外の他の観測事象データと知識データとに基づいて、受け付けた前記観測事象データが不要であるかどうかを判定する、データ判定部と、
を備えている、ことを特徴とする観測事象判定装置。
(付記2)
付記1に記載の観測事象判定装置であって、
前記データ判定部は、受け付けた前記観測事象データに対して、前記知識データに基づいた解析を行い、前記解析の結果と前記他の観測事象データとから、受け付けた前記観測事象データが導出可能であると判定する場合に、受け付けた前記観測事象データを不要であると判定する、
ことを特徴とする観測事象判定装置。
(付記3)
付記1または2に記載の観測事象判定装置であって、
前記データ判定部は、受け付けた前記観測事象データに対して後ろ向き推論を行い、得られた推論結果について、前記受け付けた観測事象データから推論を後ろ向きにたどった場合に、必ず他の観測事象データのいずれかに該当することを条件に、受け付けた前記観測事象データを不要であると判定する、
ことを特徴とする観測事象判定装置。
(付記4)
付記1~3のいずれかに記載の観測事象判定装置であって、
前記データ判定部は、受け付けた前記観測事象データと、観測が予想される事象とが同時に成立することを条件として、前記観測が予想される事象が観測されていない場合、又は、他の観測からの前記知識データによる後ろ向き推論によって、前記観測が予想される事象の導出が不可能である場合は、受け付けた前記観測事象データを不要であると判定する、
特徴とする観測事象判定装置。
(付記5)
(a)観測事象を示す観測事象データを受け付ける、ステップと、
(b)受け付けた前記観測事象データ以外の他の観測事象データと知識データとに基づいて、受け付けた前記観測事象データが不要であるかどうかを判定する、ステップと、
を有する、ことを特徴とする観測事象判定方法。
(付記6)
付記5に記載の観測事象判定方法であって、
前記(b)のステップにおいて、受け付けた前記観測事象データに対して、前記知識データに基づいた解析を行い、前記解析の結果と前記他の観測事象データとから、受け付けた前記観測事象データが導出可能であると判定する場合に、受け付けた前記観測事象データを不要であると判定する、
ことを特徴とする観測事象判定方法。
(付記7)
付記5または6に記載の観測事象判定方法であって、
前記(b)のステップにおいて、受け付けた前記観測事象データに対して後ろ向き推論を行い、得られた推論結果について、前記受け付けた観測事象データから推論を後ろ向きにたどった場合に、必ず他の観測事象データのいずれかに該当することを条件に、受け付けた前記観測事象データを不要であると判定する、
ことを特徴とする観測事象判定方法。
(付記8)
付記5~7のいずれかに記載の観測事象判定方法であって、
前記(b)のステップにおいて、受け付けた前記観測事象データと、観測が予想される事象とが同時に成立することを条件として、前記観測が予想される事象が観測されていない場合、又は、他の観測からの前記知識データによる後ろ向き推論によって、前記観測が予想される事象の導出が不可能である場合は、受け付けた前記観測事象データを不要であると判定する、
特徴とする観測事象判定方法。
(付記9)
コンピュータに、
(a)観測事象を示す観測事象データを受け付ける、ステップと、
(b)受け付けた前記観測事象データ以外の他の観測事象データと知識データとに基づいて、受け付けた前記観測事象データが不要であるかどうかを判定する、ステップと、
を実行させる、プログラム。
(付記10)
付記9に記載のプログラムであって、
前記(b)のステップにおいて、受け付けた前記観測事象データに対して、前記知識データに基づいた解析を行い、前記解析の結果と前記他の観測事象データとから、受け付けた前記観測事象データが導出可能であると判定する場合に、受け付けた前記観測事象データを不要であると判定する、
ことを特徴とするプログラム
(付記11)
付記9または10に記載のプログラムであって、
前記(b)のステップにおいて、受け付けた前記観測事象データに対して後ろ向き推論を行い、得られた推論結果について、前記受け付けた観測事象データから推論を後ろ向きにたどった場合に、必ず他の観測事象データのいずれかに該当することを条件に、受け付けた前記観測事象データを不要であると判定する、
ことを特徴とするプログラム
(付記12)
付記9~11のいずれかに記載のプログラムであって、
前記(b)のステップにおいて、受け付けた前記観測事象データと、観測が予想される事象とが同時に成立することを条件として、新たな観測事象データを導出できる状況下において、前記観測が予想される事象が観測されていない場合、又は、他の観測からの前記観測が予想される事象の導出が不可能である場合は、受け付けた前記観測事象データを不要であると判定する、
特徴とするプログラム
以上、実施の形態を参照して本願発明を説明したが、本願発明は上記実施の形態に限定されるものではない。本願発明の構成や詳細には、本願発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
以上のように、本発明によれば、推論において不要な観測事象データを特定することができる。本発明は、推論が行われるシステムにおいて有用である。
10 観測事象判定装置
11 データ受付部
12 データ判定部
110 コンピュータ
111 CPU
112 メインメモリ
113 記憶装置
114 入力インターフェイス
115 表示コントローラ
116 データリーダ/ライタ
117 通信インターフェイス
118 入力機器
119 ディスプレイ装置
120 記録媒体
121 バス

Claims (9)

  1. 観測事象を示す観測事象データを受け付ける、データ受付手段と、
    受け付けた前記観測事象データ以外の他の観測事象データと知識データとに基づいて、受け付けた前記観測事象データが不要であるかどうかを判定する、データ判定手段と、
    を備えている、ことを特徴とする観測事象判定装置。
  2. 請求項1に記載の観測事象判定装置であって、
    前記データ判定手段は、受け付けた前記観測事象データに対して、前記知識データに基づいた解析を行い、前記解析の結果と前記他の観測事象データとから、受け付けた前記観事象データが導出可能であると判定する場合に、受け付けた前記観測事象データを不要であると判定する、
    ことを特徴とする観測事象判定装置。
  3. 請求項1または2に記載の観測事象判定装置であって、
    前記データ判定手段は、受け付けた前記観測事象データに対して後ろ向き推論を行い、得られた推論結果について、前記受け付けた観測事象データから推論を後ろ向きにたどった場合に、必ず他の観測事象データのいずれかに該当することを条件に、受け付けた前記観測事象データを不要であると判定する、
    ことを特徴とする観測事象判定装置。
  4. 請求項1~3のいずれかに記載の観測事象判定装置であって、
    前記データ判定手段は、前記知識データとして、受け付けた前記観測事象データを構成する観測論理式と、観測が予想される事象を示す観測論理式と、が連言をなす後件を持つルールがある、ことを条件として、前記観測が予想される事象が観測されていない場合、又は、受け付けた前記観測事象データ、もしくは、受け付けた前記観測事象データ以外の他の観測事象データからの前記知識データによる後ろ向き推論によって、前記観測が予想される事象の導出が不可能である場合は、受け付けた前記観測事象データを不要であると判定する、
    特徴とする観測事象判定装置。
  5. (a)観測事象を示す観測事象データを受け付ける、ステップと、
    (b)受け付けた前記観測事象データ以外の他の観測事象データと知識データとに基づいて、受け付けた前記観測事象データが不要であるかどうかを判定する、ステップと、
    を有する、ことを特徴とする観測事象判定方法。
  6. 請求項5に記載の観測事象判定方法であって、
    前記(b)のステップにおいて、受け付けた前記観測事象データに対して、前記知識データに基づいた解析を行い、前記解析の結果と前記他の観測事象データとから、受け付けた前記観測事象データが導出可能であると判定する場合に、受け付けた前記観測事象データを不要であると判定する、
    ことを特徴とする観測事象判定方法。
  7. 請求項5または6に記載の観測事象判定方法であって、
    前記(b)のステップにおいて、受け付けた前記観測事象データに対して後ろ向き推論を行い、得られた推論結果について、前記受け付けた観測事象データから推論を後ろ向きにたどった場合に、必ず他の観測事象データのいずれかに該当することを条件に、受け付けた前記観測事象データを不要であると判定する、
    ことを特徴とする観測事象判定方法。
  8. 請求項5~7のいずれかに記載の観測事象判定方法であって、
    前記(b)のステップにおいて、前記知識データとして、受け付けた前記観測事象データを構成する観測論理式と、観測が予想される事象を示す観測論理式と、が連言をなす後件を持つルールがある、ことを条件として、前記観測が予想される事象が観測されていない場合、又は、受け付けた前記観測事象データ、もしくは、受け付けた前記観測事象データ以外の他の観測事象データからの前記知識データによる後ろ向き推論によって、前記観測が予想される事象の導出が不可能である場合は、受け付けた前記観測事象データを不要であると判定する、
    特徴とする観測事象判定方法。
  9. コンピュータに、
    (a)観測事象を示す観測事象データを受け付ける、ステップと、
    (b)受け付けた前記観測事象データ以外の他の観測事象データと知識データとに基づいて、受け付けた前記観測事象データが不要であるかどうかを判定する、ステップと、
    を実行させる、プログラム。
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