JP7149158B2 - Eccentric oscillating reduction gear - Google Patents
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Description
本発明は、偏心揺動型減速装置に関する。 The present invention relates to an eccentric oscillating speed reducer.
特許文献1には、偏心揺動型の歯車装置が記載されている。特許文献1に記載の歯車装置は、外筒とキャリヤとを備え、外筒を固定してキャリヤから相手側部材に回転を伝達する。 Patent Document 1 describes an eccentric oscillating gear device. A gear device disclosed in Patent Document 1 includes an outer cylinder and a carrier, and the outer cylinder is fixed to transmit rotation from the carrier to a mating member.
特許文献1に記載の歯車装置では、キャリヤの中央孔に出力軸部を圧入固定し、その出力軸部によって相手側部材に回転を伝達する。このキャリヤの中央孔の内周面と出力軸部の外周面とには凹凸が形成されている。しかしながら、本発明者の検討によれば、この構成では、キャリヤと出力軸部の連結強度が低いため出力軸部への伝達トルクが十分でないことが判明した。
これらから、本発明者は、特許文献1に記載の歯車装置には、キャリヤと出力軸部の連結強度を向上する観点で、改善すべき課題があることを認識した。
In the gear device disclosed in Patent Literature 1, an output shaft portion is press-fitted and fixed in a central hole of a carrier, and rotation is transmitted to a mating member by the output shaft portion. Concavities and convexities are formed on the inner peripheral surface of the center hole of the carrier and the outer peripheral surface of the output shaft portion. However, according to the study of the present inventor, it has been found that in this configuration, the coupling strength between the carrier and the output shaft is low, so that the torque transmitted to the output shaft is insufficient.
Based on these findings, the inventors of the present invention have recognized that the gear device described in Patent Literature 1 has problems to be solved in terms of improving the strength of connection between the carrier and the output shaft portion.
本発明の目的は、このような課題に鑑みてなされたもので、突出軸とキャリヤの連結強度を向上可能な偏心揺動型減速装置を提供することにある。 SUMMARY OF THE INVENTION An object of the present invention is to provide an eccentric oscillating speed reducer capable of improving the strength of connection between the protruding shaft and the carrier.
上記課題を解決するために、本発明のある態様の偏心揺動型減速装置は、内歯歯車と、外歯歯車と、内歯歯車の軸心からオフセットして配置され外歯歯車を揺動させるクランク軸と、外歯歯車の軸方向一側に配置され外歯歯車の自転と同期する第1キャリヤと、外歯歯車の軸方向他側に配置され第1キャリヤと連結された第2キャリヤと、を備えた偏心揺動型減速装置である。第1キャリヤは、径方向中央に第1中央孔を有し、第2キャリヤは、径方向中央に第2中央孔を有し、第1中央孔および第2中央孔の両方に嵌合し、少なくとも第1中央孔から軸方向外側へ突出する突出軸を有する。 In order to solve the above problems, an eccentric oscillating type reduction gear transmission according to one aspect of the present invention includes an internal gear, an external gear, and an external gear arranged offset from the axis of the internal gear to oscillate the external gear. a first carrier arranged on one side in the axial direction of the external gear and synchronized with the rotation of the external gear; and a second carrier arranged on the other side in the axial direction of the external gear and connected to the first carrier. and an eccentric oscillating type speed reducer. the first carrier has a first central hole in its radial center and the second carrier has a second central hole in its radial center and fits in both the first and second central holes; It has a projecting shaft projecting axially outwardly from at least the first central hole.
なお、以上の構成要素の任意の組み合わせや、本発明の構成要素や表現を方法、システムなどの間で相互に置換したものもまた、本発明の態様として有効である。 Arbitrary combinations of the above constituent elements, and mutually replacing the constituent elements and expressions of the present invention in methods, systems, etc. are also effective as aspects of the present invention.
本発明によれば、突出軸とキャリヤの連結強度を向上可能な偏心揺動型減速装置を提供することができる。 According to the present invention, it is possible to provide an eccentric oscillating speed reducer capable of improving the connection strength between the projecting shaft and the carrier.
以下、本発明を好適な実施の形態をもとに各図面を参照しながら説明する。実施の形態、変形例では、同一または同等の構成要素、部材には、同一の符号を付するものとし、適宜重複した説明は省略する。また、各図面における部材の寸法は、理解を容易にするために適宜拡大、縮小して示される。また、各図面において実施の形態を説明する上で重要ではない部材の一部は省略して表示する。
また、第1、第2などの序数を含む用語は多様な構成要素を説明するために用いられるが、この用語は一つの構成要素を他の構成要素から区別する目的でのみ用いられ、この用語によって構成要素が限定されるものではない。
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION The present invention will be described below based on preferred embodiments with reference to the drawings. In the embodiments and modified examples, the same or equivalent constituent elements and members are denoted by the same reference numerals, and duplication of description will be omitted as appropriate. In addition, the dimensions of the members in each drawing are appropriately enlarged or reduced for easy understanding. Also, in each drawing, some of the members that are not important for explaining the embodiments are omitted.
Also, terms including ordinal numbers such as first, second, etc. are used to describe various components, but these terms are used only for the purpose of distinguishing one component from other components, and the terms The constituent elements are not limited by
[実施の形態]
以下、図1、図2を参照して、実施の形態に係る偏心揺動型減速装置10の構成について説明する。図1は、実施の形態の偏心揺動型減速装置10を示す側面断面図である。本実施形態の偏心揺動型減速装置10は、いわゆる振り分けタイプの偏心揺動型減速装置である。この偏心揺動型減速装置10は、内歯歯車と噛み合う外歯歯車を揺動させることで、内歯歯車および外歯歯車の一方の自転を生じさせ、その生じた自転成分を出力部材から被駆動装置に出力するように構成される。
[Embodiment]
Hereinafter, the configuration of an eccentric oscillation type
偏心揺動型減速装置10は、主に、入力歯車70と、クランク軸12と、外歯歯車14と、内歯歯車16と、キャリヤ18、20と、ケーシング22と、主軸受24、26と、突出軸40と、を主に備える。以下、内歯歯車16の中心軸線Laに沿った方向を「軸方向」といい、その中心軸線Laを中心とする円の円周方向、半径方向をそれぞれ「周方向」、「径方向」とする。また、以下、便宜的に、軸方向の一方側(図中右側)を入力側といい、他方側(図中左側)を反入力側という。
The eccentric oscillating
(入力歯車)
入力歯車70は、内歯歯車16の中心軸線La周りに3つ配設される。3つの入力歯車70は、中心軸線Laからオフセットされた位置に120°の等間隔に配置される。図1では一つの入力歯車70のみを示す。クランク軸12は、3つの入力歯車70に対応して3つ設けられる。クランク軸12は、入力歯車70の中央部に挿通され、入力歯車70を支持する。クランク軸12の軸方向両側には、一対のクランク軸軸受34が設けられる。クランク軸12は、入力歯車70と一体的に回転可能に設けられる。3つの入力歯車70は、中心軸線La上に設けられる回転軸(不図示)の外歯部と噛み合う。この回転軸には、不図示の駆動装置から回転動力が伝達され、その回転軸の回転により入力歯車70がクランク軸12と一体的に回転する。駆動装置は、たとえば、モータ、ギヤモータ、エンジン等である。
(input gear)
Three
(クランク軸)
本実施形態のクランク軸12は、外歯歯車14を揺動させるための複数の偏心部12aを有する偏心体軸である。偏心部12aの軸芯は、クランク軸12の回転中心線に対して偏心している。本実施形態では2個の偏心部12aが設けられ、隣り合う偏心部12aの偏心位相は180°ずれている。
(crankshaft)
The
クランク軸12は、その入力側がクランク軸軸受34を介して第2キャリヤ20に支持され、その反入力側がクランク軸軸受34を介して第1キャリヤ18に支持される。反入力側のクランク軸軸受34は、第1キャリヤ18のクランク軸孔18hに嵌入・支持され、入力側のクランク軸軸受34は、第2キャリヤ20のクランク軸孔20hに嵌入・支持される。つまり、クランク軸12は、第1キャリヤ18および第2キャリヤ20に対して回転自在に支持されている。クランク軸軸受34は、その構成に特別の制限はないが、この例では、円筒状の転動体を有するころ軸受けである。
The
(内歯歯車)
内歯歯車16は、外歯歯車14と噛み合う。本実施形態の内歯歯車16は、ケーシング22に一体化された内歯歯車本体16aと、当該内歯歯車本体16aに周方向に間隔を空けて複数形成された各ピン溝に配置された外ピン17と、を有している。外ピン17は、内歯歯車本体16aに回転自在に支持される円筒状のピン部材である。外ピン17は、中空部材であってもよいが、本実施形態では中実部材である。外ピン17は、内歯歯車16の内歯を構成している。内歯歯車16の外ピン17の数(内歯の数)は、外歯歯車14の外歯数よりもわずかだけ(この例では1だけ)多い。
(Internal gear)
The
(外歯歯車)
外歯歯車14は、複数の偏心部12aのそれぞれに対応して個別に設けられる。外歯歯車14は、偏心ころ32を介して対応する偏心部12aに回転自在に支持される。外歯歯車14には、その軸心からオフセットされた位置に3つのシャフト孔14pと、3つの揺動孔14jと、が所定の間隔で形成されている。
(external gear)
The
シャフト孔14pは、互いに同じ半径方向位置において、120°間隔で設けられる。シャフト孔14pは、軸方向に貫通しており、シャフト部18sが挿通される。シャフト孔14pは、シャフト部18sの外径より大きく形成され、シャフト部18sに接触しない大きさを有する。
The shaft holes 14p are provided at 120° intervals at the same radial position. The
揺動孔14jは、互いに同じ半径方向位置において、120°間隔で設けられる。揺動孔14jは、軸方向に貫通しており、クランク軸12の偏心部12aが挿通される。揺動孔14jは、偏心部12aの外径より大きく形成され、揺動孔14jと偏心部12aとの間には複数の偏心ころ34が介在する。複数の偏心ころ34は、偏心部12aの周りに略等間隔で配列され、偏心部12aの偏心運動を揺動孔14jに円滑に伝える。
The
外歯歯車14には、後述する突出軸40が貫通する中央孔14hが設けられる。中央孔14hは、外歯歯車14の径方向中央に設けられる孔で、突出軸40の最外径より大きく形成され、突出軸40と接触しない大きさを有する。中央孔14hの形状に限定はないが、この例の中央孔14hは円形である。
The
外歯歯車14の外周には波形の歯が形成されており、この歯が内歯歯車16と接触しつつ移動することで、中心軸を法線とする面内で外歯歯車14が揺動できるようになっている。
Waveform teeth are formed on the outer periphery of the
(キャリヤ)
キャリヤ18、20は、外歯歯車14の軸方向側部に配置される。キャリヤ18、20には、外歯歯車14の反入力側の側部に配置される第1キャリヤ18と、外歯歯車14の入力側の側部に配置される第2キャリヤ20と、が含まれる。以下、第1キャリヤ18と、第2キャリヤ20とを総称する場合は「キャリヤ」と表記する。キャリヤは、第1主軸受24、第2主軸受26を介してケーシング22に回転自在に支持されている。キャリヤは全体として中空の円盤状または円筒状をなしている。キャリヤは、クランク軸軸受34を介してクランク軸12を回転自在に支持する。
(carrier)
The
(中央孔)
第1キャリヤ18は、第1キャリヤ18の径方向中央に形成された第1中央孔18jを有する。第2キャリヤ20は、第2キャリヤ20の径方向中央に形成された第1中央孔20jを有する。第1中央孔18jは、全体として円形をなし、軸方向に貫通する孔である。第2中央孔20jは、全体として円形をなし、軸方向に貫通する孔である。以下、第1中央孔18jと第2中央孔20jとを総称する場合は「中央孔」と表記する。
(central hole)
The
(連結溝)
図2は、偏心揺動型減速装置10のキャリヤの中央孔を示す図(軸方向から視た図)である。第1中央孔18jは、突出軸40を連結するための第1連結溝18kを有する。第1連結溝18kは、第1中央孔18jの軸方向全長に渡って設けられる。第2中央孔20jは、突出軸40を連結するための第2連結溝20kを有する。第2連結溝20kは、第2中央孔20jの軸方向全長に渡って設けられる。以下、第1連結溝18kと第2連結溝20kとを総称する場合は「連結溝」と表記する。連結溝は、ギアシェーパによって形成されてもよい。この例では、連結溝は、複数の溝を含むスプライン溝である。
(connecting groove)
FIG. 2 is a view (viewed from the axial direction) showing the center hole of the carrier of the eccentric oscillation type
本実施形態の連結溝は、中心軸線La周りに配置された複数の溝19mを含む。複数の溝19mの数、形状、配置等は所望の連結強度に応じてシミュレーションや実験によって設定できる。本実施形態の溝19mは、断面が略矩形で軸方向に延びる溝である。複数の溝19mは、中心軸線La周りに等間隔に配置されてもよい。
The connecting groove of this embodiment includes a plurality of
図2は、第1キャリヤ18と第2キャリヤ20とが連結された状態における第1連結溝18kと第2連結溝20kの位置関係を示している。第1中央孔18jの第1連結溝18kと、第2中央孔20jの第2連結溝20kとは、異なる形状であってもよいが、この例では同じ形状である。図2に示すように、本実施形態の第1連結溝18kと第2連結溝20kとは、第1キャリヤ18と第2キャリヤ20とが連結された状態において、それぞれの溝形状の位相が一致している。つまり、第1連結溝18kの溝19mの凹凸形状と、第2連結溝20kの溝19mの凹凸形状とが、軸方向に視て実質的に重なる。
FIG. 2 shows the positional relationship between the first connecting
第1連結溝18kと第2連結溝20kとを加工する工程の一例を説明する。まず、第1キャリヤ18と第2キャリヤ20とを連結する。この際、後述する位置決めピン18qにより位置決めし、ボルト18pによって連結してもよい。第1キャリヤ18と第2キャリヤ20とを連結した状態で、第1連結溝18kと第2連結溝20kとをギアシェーパ等で同時に加工する。このように加工することで、これらの溝形状の位相を一致させることができる。それぞれの溝形状の位相が揃っているので、第1連結溝18kと第2連結溝20kとを同時に加工でき、別々に加工する場合と比べて加工工数を低減できる。
An example of the process of processing the first connecting
なお、この加工工程は、偏心揺動型減速装置10を突出軸40を有しない段階まで組み立てた状態で行われてもよいし、第1キャリヤ18と第2キャリヤ20とを仮に連結した状態で行われてもよい。後者の場合、この加工工程後に一旦分解した後に偏心揺動型減速装置10を組み立てることができる。この場合、加工の際に軸受等に不必要な荷重が加わることが殆どないので、軸受の精度を容易に維持できる。
This processing step may be performed after the eccentric
(突出軸)
図1に示すように、突出軸40は、第1中央孔18jおよび第2中央孔20jの両方に嵌合し、少なくとも第1中央孔18jから軸方向外側へ突出する。この構成によれば、突出軸40が、第1キャリヤ18と第2キャリヤ20の両方の中央孔と嵌合するので、一方のみに嵌合する場合と比べて、突出軸40とキャリヤとの連結強度を向上できる。図1の突出軸40は、第1キャリヤ18の反入力側の端面から反入力側へ延出している。この場合、ケーシング22を固定して、突出軸40から被駆動装置(不図示)に回転を伝達できる。また。突出軸40を固定して、ケーシング22から被駆動装置に回転を伝達できる。
(protruding shaft)
As shown in FIG. 1, the protruding
(連結部)
突出軸40は、全体として円筒状(円柱状)の部材であり、第1連結溝18kに対応する第1連結部40bと、第2連結溝20kに対応する第2連結部40cと、第1連結部40bと第2連結部40cを接続する中間連結部40eと、を有する。以下、第1連結部40b、第2連結部40cおよび中間連結部40eを総称する場合は「連結部」と表記する。第1連結部40b、第2連結部40cおよび中間連結部40eを連続して加工できるので、別々に加工する場合と比べて加工工数を低減できる。
(Connecting part)
The protruding
第1連結部40b、第2連結部40cおよび中間連結部40eは、不連続に形成されてもよいが、本実施形態の第1連結部40b、第2連結部40cおよび中間連結部40eは、連続する溝40mにより構成される。この場合、第1連結部40b、第2連結部40cおよび中間連結部40eを同時に加工できるので、別々に形成する場合と比べて加工工数を低減できる。ここで、周方向に隣接する溝40mと溝40mの間の山部がキャリヤの連結溝19mと嵌合することから、第1連結部40b、第2連結部40cおよび中間連結部40eは、連続する山部により構成されていると言うこともできる。なお、突出軸40の先端部周辺(被駆動部材と連結される部分)には溝40mは形成されていない。
The first connecting
中間連結部40eの外径(山部の最外径)は、第1連結部40bおよび第2連結部40cの外径(山部の最外径)と異なっていてもよいが、本実施形態では、中間連結部40eの外径は、第1連結部40bおよび第2連結部40cの外径と等しい。中間連結部40eの外形を、第1連結部40bおよび第2連結部40cの外形と同時に加工できるので、別々に加工する場合と比べて加工工数を低減できる。
The outer diameter of the intermediate connecting
本実施形態では、第1キャリヤ18の軸心からの距離において、外歯歯車14の中央孔14hまでの最短距離Lmは、突出軸40の最外周40d(山部の最外径)までの距離Ldより大きい。なお、最外周40dは第1連結部40b、中間連結部40eおよび第2連結部40cの山部の最外周をいうものとする。この例では、第1キャリヤ18の軸心は内歯歯車16の中心軸線Laと一致している。したがって、最短距離Lmは、中心軸線Laから中央孔14hまでの最も近い部分までの距離であり、中央孔14hの反偏心側の位置までの距離である。この場合、外歯歯車14と突出軸40とが相対回転する際、外歯歯車14と突出軸40とが互いに非接触状態を維持できるので、円滑な回転を実現できる。
In this embodiment, the shortest distance Lm to the
(抜け止め機構)
突出軸40とキャリヤの間に強い力が加えられると、突出軸40がキャリヤから抜けるおそれがある。そこで、本実施形態は、突出軸40が第1キャリヤ18および第2キャリヤ20(第1中央孔18jおよび第2中央孔20j)から抜けるのを防止する抜け止め機構40hを有する。この場合、突出軸40がキャリヤから抜けにくくなる。抜け止め機構40hは、抜け止め部材40pと、ボルト40qとを含む。
(Retaining mechanism)
If a strong force is applied between the protruding
図1の抜け止め部材40pは、径方向中央に軸方向に貫通するボルト孔40rを備えた円板状の部材である。抜け止め部材40pの外径は中央孔20jの内径より大きい。突出軸40の入力側の端面にはタップ孔40sが設けられる。抜け止め部材40pは、ボルト孔40rを介してボルト40qをタップ孔40sにねじ込むことにより、突出軸40に固定される。この構成により、突出軸40に反入力側への力が加えられても、抜け止め部材40pが第2キャリヤ20の入力側の端面に当接し、突出軸40がキャリヤから抜けるのを防止する。抜け止め部材40pやボルト40qの形状は、所望の抜け止め強度に応じて設定されてもよい。また、突出軸40が入力側へ抜けようとした場合には、抜け止め部材40pと入力歯車70が当接して突出軸40の抜けが防止される。
The retaining
(シャフト部)
第1キャリヤ18と第2キャリヤ20とは、シャフト部18sを介して連結される。シャフト部18sは、外歯歯車14の軸芯から径方向にオフセットした位置に設けられる。図1のシャフト部18sは、第1キャリヤ18から第2キャリヤ20に向かって軸方向に延びる部分であり、第1キャリヤ18と一体的に形成される。シャフト部18sは、外歯歯車14に貫通形成されたシャフト孔14pに隙間を有した状態で挿通される。
(shaft part)
The
シャフト部18sは、その先端部が第2キャリヤ20の反入力側の端面に接しており、第2キャリヤ20に固定される。シャフト部18sは、第2キャリヤ20に固定される際、位置決めピン18qにより位置決めされ、ボルト18pによって固定される。シャフト部18sは、第1キャリヤ18と第2キャリヤ20の間の連結に寄与する連結部として機能する。
The
(ケーシング)
ケーシング22は、全体として中空の筒状をなし、その内周部には内歯歯車16が設けられる。ケーシング22の外周部には、フランジ22fが設けられる。フランジ22fには、周方向に離隔し貫通孔22hやタップ孔22jが設けられる。これらの孔は、ケーシング22と外部部材や被駆動装置を連結するために用いられる。
(casing)
The
ケーシング22には、第1主軸受24の外輪を収容する凹部22mと、第2主軸受26の外輪を収容する凹部22nと、が設けられる。ケーシング22とキャリヤとは、第1主軸受24と第2主軸受26とを介して、互いに相対回転可能に構成される。
The
(主軸受)
主軸受24、26は、第1キャリヤ18とケーシング22の間に配置される第1主軸受24と、第2キャリヤ20とケーシング22の間に配置される第2主軸受26と、を含む。本実施形態の主軸受24、26は、複数の転動体28と、リテーナ(不図示)を備える。複数の転動体28は、周方向に間を置いて設けられる。本実施形態の転動体28は球体である。リテーナは、複数の転動体28の相対位置を保持するとともに複数の転動体28を回転自在に支持する。主軸受24、26は、ころ軸受であってもよいし、クロスローラベアリングであってもよい。
(main bearing)
The
本実施形態の主軸受24、26は、転動体28の転動面を有する外輪30を備え、内輪を備えない。主軸受24、26の内側転動面は、内輪の代わりに、キャリヤ18、20の外周面に設けられる。外輪30は、隙間嵌め、締まり嵌めあるいは中間嵌め等の嵌め合いにより、ケーシング22に固定される。第1キャリヤ18とケーシング22の間には、オイルシール22sが設けられる。オイルシール22sは、第1主軸受24の反入力側に配置される。
The
第1キャリヤ18とケーシング22の一方は、被駆動装置に回転動力を出力する出力部材として機能し、他方は偏心揺動型減速装置10を支持するための外部部材に固定される被固定部材として機能する。本実施形態では、出力部材は第1キャリヤ18であり、被固定部材はケーシング22である。ケーシング22を出力部材とし、第1キャリヤ18を被固定部材としてもよい。
One of the
以上のように構成された偏心揺動型減速装置10の動作を説明する。駆動装置から回転軸に回転動力が伝達されると、回転軸から複数の入力歯車70に回転動力が振り分けられ、各入力歯車70が同じ位相で回転する。各入力歯車70が回転すると、クランク軸12の偏心部12aがクランク軸12を通る回転中心線周りに回転し、その偏心部12aにより外歯歯車14が揺動する。外歯歯車14が揺動すると、外歯歯車14と内歯歯車16の外ピン17の噛合位置が順次ずれる。この結果、クランク軸12が一回転する毎に、外歯歯車14の歯数と内歯歯車16の外ピン17の数との差に相当する分、外歯歯車14および内歯歯車16の一方の自転が発生する。本実施形態では、外歯歯車14が自転し、第1キャリヤ18を介して突出軸40から減速回転が出力される。
The operation of the eccentric oscillation type
以上、本発明の実施形態の例について詳細に説明した。前述した実施形態は、いずれも本発明を実施するにあたっての具体例を示したものにすぎない。実施形態の内容は、本発明の技術的範囲を限定するものではなく、請求の範囲に規定された発明の思想を逸脱しない範囲において、構成要素の変更、追加、削除等の多くの設計変更が可能である。前述の実施形態では、このような設計変更が可能な内容に関して、「実施形態の」「実施形態では」等との表記を付して説明しているが、そのような表記のない内容に設計変更が許容されないわけではない。また、図面の断面に付したハッチングは、ハッチングを付した対象の材質を限定するものではない。 Exemplary embodiments of the present invention have been described above in detail. All of the above-described embodiments merely show specific examples for carrying out the present invention. The contents of the embodiments do not limit the technical scope of the present invention, and many design changes such as changes, additions, and deletions of constituent elements can be made without departing from the spirit of the invention defined in the claims. It is possible. In the above-described embodiment, descriptions such as "of the embodiment", "in the embodiment", etc. are attached to the contents that allow such design changes. Changes are not unacceptable. In addition, the hatching attached to the cross section of the drawing does not limit the material of the hatched object.
以下、変形例を説明する。変形例の図面および説明では、実施形態と同一または同等の構成要素、部材には、同一の符号を付する。実施形態と重複する説明を適宜省略し、実施形態と相違する構成について重点的に説明する。 Modifications will be described below. In the drawings and description of the modified example, the same reference numerals are given to the same or equivalent components and members as the embodiment. Explanations that overlap with the embodiment will be omitted as appropriate, and the explanation will focus on the configuration that is different from the embodiment.
[第1変形例]
実施の形態の説明では、突出軸40が第1キャリヤおよび第2キャリヤから抜けるのを防止する抜け止め機構40hを有する例を示したが、本発明はこれに限定されない。抜け止め機構を有することは必須ではない。図3は、第1変形例の偏心揺動型減速装置10を示す側面断面図であり、図1に対応する。図3の偏心揺動型減速装置10は、実施の形態に対して、抜け止め機構40hを有しない点で相違し、他の構成は同様である。
[First modification]
In the description of the embodiment, an example of having a
第1変形例は、実施の形態と同様の作用・効果を奏する。加えて、第1変形例は、抜け止め機構40hを有しないことにより、部品点数が減り、突出軸40の加工が一部なくなるので加工工数が減る。このことにより、偏心揺動型減速装置10の製造が容易になり、製造コストを低減できる。
The first modified example has the same functions and effects as the embodiment. In addition, since the first modified example does not have the
[第2変形例]
実施の形態の説明では、中央孔が連結溝を有する例を示したが、本発明はこれに限定されない。中央孔が連結溝を有することは必須ではない。図4は、第2変形例の偏心揺動型減速装置10を示す側面断面図であり、図1に対応する。図4の偏心揺動型減速装置10は、実施の形態に対して、抜け止め機構40hと、中央孔の連結溝と、突出軸40の連結部と、を有しない点で相違し、他の構成は同様である。突出軸40は、中央孔に対して、圧入、焼き嵌め、接着等により固定されてもよい。
[Second modification]
In the description of the embodiments, an example in which the central hole has a connecting groove has been shown, but the present invention is not limited to this. It is not essential that the central hole have a connecting groove. FIG. 4 is a side cross-sectional view showing an eccentric oscillating
第2変形例は、実施の形態と同様の作用・効果を奏する。加えて、第2変形例は、抜け止め機構40hと、中央孔の連結溝と、突出軸40の溝(山部)を有する連結部と、を有しないことにより、部品点数が減り、突出軸40や中央孔の形状が簡素化されるので加工工数が減る。このことにより、偏心揺動型減速装置10の製造が容易になり、製造コストを一層低減できる。
The second modified example has the same actions and effects as the embodiment. In addition, the second modified example does not have the
[第3変形例]
実施の形態の説明では、突出軸40の外径が一定である例を示したが、本発明はこれに限定されない。突出軸40の外径が一定であることは必須ではない。図5は、第3変形例の偏心揺動型減速装置10を示す側面断面図であり、図1に対応する。図5の偏心揺動型減速装置10は、実施の形態に対して、突出軸40が段部40kを有する点で相違し、他の構成は同様である。本変形例では、突出軸40に設けた段部40kの入力側を第1キャリヤ18に当接させることにより、突出軸40の入力側への抜け止めを行う。突出軸40の第1中央孔18jから突出する突出部の外周40jの直径は、第1連結部40b、中間連結部40eおよび第2連結部40cの最外周40dの直径より大きい。
[Third Modification]
Although the example in which the outer diameter of the projecting
本変形例では、第1キャリヤ18の軸心からの距離において、外歯歯車14の中央孔14hまでの最短距離Lmは、突出軸40の第1連結部40b、中間連結部40eおよび第2連結部40cの最外周40dまでの距離Ldより大きい。つまり、本変形例では、「突出軸の最外周までの距離」は、第1連結部40b、中間連結部40eおよび第2連結部40cの最外周40dまでの距離Ldによって例示される。
In this modification, the shortest distance Lm to the
[その他の変形例]
実施の形態の説明では、第2中央孔20jが貫通孔である例を示したが、本発明はこれに限定されない。第2中央孔20jは、入力側が塞がれた非貫通孔であってもよい。例えば、第2中央孔20jは、第2キャリヤ20の反入力側から軸方向に窪む凹部であってもよい。
[Other Modifications]
Although the second
実施の形態の説明では、溝19mが周方向に等間隔に配置される例を示したが、本発明はこれに限定されない。溝19mは、不等間隔に配置されてもよい。例えば中央孔は、周方向において、幾つかの溝19mが連続して設けられる凸凹部と、溝19mが設けられず滑らかに延びる非凹凸部と、を有してもよい。第1中央孔18jには、凸凹部と非凹凸部とが周方向に交互に配置されてもよい。この場合、突出軸の連結部にも、中央孔に対応した凹凸部が設けられる。また、実施の形態においては、溝19mと同数の山部が突出軸40に設けられていたが、これに限定されず、一部の山部が省略されてもよい。
Although the example in which the
実施の形態の説明では、連結溝が複数の溝を含むスプライン溝である例を示したが、本発明はこれに限定されない。連結溝は、公知の1つまたは複数の溝を含んでもよい。例えば、連結溝は、キー溝であってもよいし、Dカットであってもよいし、ローレット溝であってもよい。 In the description of the embodiments, an example in which the connecting groove is a spline groove including a plurality of grooves was shown, but the present invention is not limited to this. The connecting groove may include one or more known grooves. For example, the connecting grooves may be key grooves, D-cuts, or knurled grooves.
実施の形態の説明では、抜け止め部材40pがボルト40qにより突出軸40に固定される例を示したが、本発明はこれに限定されない。抜け止め部材40pは、ボルト40q以外の締結具により突出軸40に固定されてもよい。また、抜け止め部材は、突出軸40の端部外周に周設された溝に係合されるCリングであってもよい。
In the description of the embodiment, an example in which the retaining
実施の形態の説明では、クランク軸12および入力歯車70の数を3つとしたが、本発明はこれに限定されない。クランク軸12および入力歯車70の数は1、2または4以上であってもよい。
Although the number of
実施の形態の説明では、外歯歯車14を2枚備える例を示したが、本発明はこれに限定されない。3枚以上の外歯歯車14を備えてもよい。例えば、クランク軸には、それぞれ120°ずつ位相がずれた3つの偏心部12aを設け、この3つの偏心部12aに揺動される3枚の外歯歯車14を備えてもよい。また、外歯歯車14は1枚であってもよい。
Although the description of the embodiment has shown an example in which two
実施の形態の説明では、第2主軸受26および第1主軸受24が内輪を有しない例を示したが、本発明はこれに限定されない。第2主軸受26と、第1主軸受24との一方または双方は、内輪を有する軸受であってもよい。
Although the second
上述の各変形例は上述の実施形態と同様の作用・効果を奏する。 Each of the modifications described above has the same functions and effects as the above-described embodiment.
上述した実施形態と変形例の任意の組み合わせもまた本発明の実施形態として有用である。組み合わせによって生じる新たな実施形態は、組み合わされる各実施形態および変形例それぞれの効果をあわせもつ。 Any combination of the above-described embodiments and modifications is also useful as embodiments of the present invention. A new embodiment resulting from the combination has the effects of each of the combined embodiments and modifications.
10・・偏心揺動型減速装置、 12・・クランク軸、 14・・外歯歯車、 16・・内歯歯車、 18・・第1キャリヤ、 18j・・第1中央孔、 18k・・第1連結溝、 19m・・溝、 20・・第2キャリヤ、 20j・・第2中央孔、 20k・・第2連結溝、 40・・突出軸、 40b・・第1連結部、 40c・・第2連結部、 40d・・外径、 40e・・中間連結部、 40h・・抜け止め機構、 70・・入力歯車。
Claims (7)
前記第1キャリヤと前記ケーシングとの間に第1軸受が配置され、
前記第2キャリヤと前記ケーシングとの間に第2軸受が配置され、
前記第1軸受が配置された前記第1キャリヤは、径方向中央に第1中央孔を有し、
前記第2軸受が配置された前記第2キャリヤは、径方向中央に第2中央孔を有し、
前記第1中央孔および前記第2中央孔の両方に嵌合し、少なくとも前記第1中央孔から軸方向外側へ突出する突出軸を有し、
前記突出軸が被駆動装置に連結されることで前記突出軸から前記被駆動装置に回転を伝達するか、または、前記突出軸が固定部材によって固定されることで、前記第1キャリヤおよび前記第2キャリヤが、前記被駆動装置に対して回転不能に固定されていることを特徴とする偏心揺動型減速装置。 a casing provided with an internal gear; an external gear; a crankshaft arranged offset from the axial center of the internal gear to oscillate the external gear; An eccentric oscillating type reduction gear including a first carrier arranged and synchronized with the rotation of the external gear, and a second carrier arranged on the other axial side of the external gear and connected to the first carrier There is
a first bearing disposed between the first carrier and the casing;
a second bearing disposed between the second carrier and the casing;
the first carrier on which the first bearing is arranged has a first central hole in the center in the radial direction;
the second carrier on which the second bearing is arranged has a second central hole in the center in the radial direction;
having a protruding shaft that fits in both the first central hole and the second central hole and protrudes axially outward from at least the first central hole;
Rotation is transmitted from the projecting shaft to the driven device by connecting the projecting shaft to the driven device, or the first carrier and the first carrier are connected by fixing the projecting shaft to the driven device. 2 carriers are non-rotatably fixed to the driven device.
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