JP7147312B2 - 車両における電動機の制御装置および制御方法 - Google Patents

車両における電動機の制御装置および制御方法 Download PDF

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Description

本開示は電動機を搭載する車両における電動機の制御のための技術に関する。
アクチュエータを制御する制御部としてのマイクロコントローラと、マイクロコントローラにおける異常発生を監視する監視部としてのマイクロコントローラ監視部とを備え、マイクロコントローラ内部に異常が発生した場合にフェイルセーフを実行する技術が知られている(例えば、特許文献1)。
特開2016-147585号公報
しかしながら、上記技術においては、制御部が目標制御値の決定に影響を及ぼす非冗長化信号を用いて目標制御値を決定し、監視部が非冗長化信号を用いることなく制御部の異常を監視する態様については検討されていない。この場合、監視部は、制御部における異常の誤検出を回避するために、非冗長化信号により設定され得る目標制御値の変動範囲を正常値として許容することが求められ、制御部の異常を精度良く監視することができない。電動機を駆動源の全部または一部として備える車両においては、アクセル操作に対する出力の応答性が高く、目標制御値の変動範囲であっても急峻な加速度が発生し、意図しない加速をもたらす場合がある。
したがって、電動機を駆動源として備え、非冗長化信号を用いて目標トルクが決定される車両において、意図しない加速を抑制するフェイルセーフの実行が望まれている。
本開示は、以下の態様として実現することが可能である。
第1の態様は、車両における電動機の制御装置を提供する。第1の態様に係る車両における電動機の制御装置は、冗長化信号と非冗長化信号とを用いて前記電動機の出力目標となる目標トルクを決定する第1の制御部と、前記冗長化信号を用いて監視目標トルクを決定する監視部と、前記目標トルクと前記監視目標トルクとを用いて前記電動機に対するフェイルセーフの実行を決定するフェイルセーフ決定部であって、アクセルの開度が大きくなるに連れて前記フェイルセーフの実行を決定するタイミングを早くするフェイルセーフ決定部と、を備える。
第1の態様に係る車両における電動機の制御装置によれば、電動機を駆動源として備え、非冗長化信号を用いて目標トルクが決定される車両において、意図しない加速を抑制するフェイルセーフを実行することができる。
第2の態様は、車両における電動機の制御方法を提供する。第2の態様に係る車両における電動機の制御方法は、冗長化信号と非冗長化信号とを用いて前記電動機の出力目標となる目標トルクを決定し、前記冗長化信号を用いて監視目標トルクを決定し、前記目標トルクと前記監視目標トルクとを用いて前記電動機に対するフェイルセーフの実行を決定する際に、アクセルの開度が大きくなるに連れて前記フェイルセーフの実行を決定するタイミングを早くすること、を備える。
第2の態様に係る車両における電動機の制御方法によれば、電動機を駆動源として備え、非冗長化信号を用いて目標トルクが決定される車両において、意図しない加速を抑制するフェイルセーフを実行することができる。なお、本開示は、車両における電動機の制御プログラムまたは当該プログラムを記録するコンピュータ読み取り可能記録媒体としても実現可能である。
第1の実施形態に係る電動機の制御装置が搭載された車両の一例を示す説明図。 第1の実施形態に係る電動機の制御装置の機能的構成を示すブロック図。 第1の実施形態における車両制御部の機能的構成を示すブロック図。 第1の実施形態における監視部の機能的構成を示すブロック図。 第1の実施形態における車両制御部によって実行される目標トルク算出処理の処理フローを示すフローチャート。 第1の実施形態における監視部によって実行される監視処理の処理フローを示すフローチャート。 要求トルクを決定するために用いられる要求トルクマップの一例を示す説明図。 監視要求トルクを決定するために用いられる監視要求トルクマップの一例を示す説明図。 検出しきい値を決定するために用いられるマップの一例を示す説明図。 検出時間を決定するために用いられるマップの一例を示す説明図。 アクセルオフ時における目標トルクおよび車両加速度の経時変化を示すタイムチャート。 アクセルオン時における目標トルクおよび車両加速度の経時変化を示すタイムチャート。
本開示に係る車両における電動機の制御装置および車両における電動機の制御方法について、いくつかの実施形態に基づいて以下説明する。
第1の実施形態:
図1に示すように、第1の実施形態に係る車両における電動機の制御装置100は、車両50に搭載されて用いられる。制御装置100は、第1の制御部としての車両制御部10、監視部20および第2の制御部としての電動発電機制御部40を備えている。なお、電動発電機制御部40は、制御装置100に含まれていなくても良い。車両50はさらに、電動発電機41、アクセル開度センサ31、車速センサ32、シフトポジションセンサ33および走行モードスイッチ34を備えている。第1の実施形態における車両50は、電動発電機41を駆動源として備える電気自動車である。電動発電機41は、例えば、電動発電機制御部40が備えるインバータによって制御される、交流三相モータであり、電動機または発電機として機能し得る。なお、第1の実施形態を含む本明細書における実施形態は、少なくとも駆動源の全部または一部として少なくとも電動機を備える車両に適用可能である。したがって、第1の実施形態を含む本明細書における実施形態は、電動発電機を備える電気自動車のみならず、駆動源として内燃機関と電動発電機とを備えるハイブリッド自動車やプラグインハイブリッド自動車、電動発電機41に代えて電動機を備える電気自動車に適用され得る。
アクセル開度センサ31は、アクセルペダルの踏み込み量を開度、すなわち、回転角度として検出するセンサであり、検出されたアクセル開度Accは、アクセル開度信号として出力される。アクセルオフは、アクセル開度=0度を意味し、アクセルオンはアクセル開度>0度を意味する。また、アクセルの操作態様は、アクセルペダルの踏み込み量、アクセルオン、アクセルオフを意味する。
車速センサ32は、車輪51の回転速度を検出するセンサであり、各車輪51に備えられ得る。車速センサ32から出力される車速Vを示す車速信号は、車輪速度に比例する電圧値または車輪速度に応じた間隔を示すパルス波である。車速センサ32からの検出信号を用いることによって、車両速度、車両の走行距離等の情報を得ることができる。
シフトポジションセンサ33は、シフトレバーの位置、例えば、パーキングP、後進R、ニュートラルNおよびドライブDを検出するセンサである。シフトポジションセンサ33からの検出信号によって、車両制御部10は、車両50の前進または後進を決定し得る。シフトレバーは、機械的な移動により、または電気的なスイッチ操作にシフト位置を決定し得る。なお、シフトレバーの位置には、ブレーキB、マニュアルMといった種々の位置が含まれ得る。
走行モードスイッチ34は、電動発電機41によって出力されるトルクの出力特性を設定するためにスイッチである。走行モードスイッチ34において選択・設定された走行モードMoは走行モード信号として出力される。走行モードとしては、例えば、エコ、ノーマル、スポーツ/パワーといったモードが設定され得る。エコモードは、車両50におけるエネルギー効率、すなわち、出力よりも電費を重視したモードであり、スポーツモードは車両50における走行性能、すなわち、電費よりも出力を重視したモードであり、ノーマルモードはエコモードとスポーツモードとの中間のモードである。
図2に示すように、車両制御部10には、冗長化信号であるアクセル開度信号、車速信号、および非冗長化信号である走行モード信号が入力される。一方、監視部20に対しては、冗長化信号であるアクセル開度信号、車速信号が入力される。冗長化信号は、冗長化されているセンサから車両制御部10に入力される信号、または、センサから冗長化された信号線により車両制御部10に入力される信号である。非冗長化信号は、冗長化されていないセンサから車両制御部10に入力される信号、または、センサから単一の信号線により車両制御部10に入力される信号である。センサの冗長化は、例えば、検出素子、信号処理回路および出力部の2重化、単一の検出素子、信号処理回路および出力部の2重化、単一の検出素子および信号回路並びに出力部の二重化を意味する。信号線の冗長化は、例えば、センサと車両制御部10とが2以上の信号線で接続されている態様を意味する。一方、冗長化されていないセンサは、単一の検出素子、信号処理回路および出力部を備えるセンサを意味し、信号線の非冗長化は、例えば、例えば、センサと車両制御部10とが単一の信号線で接続されている態様を意味する。なお、冗長化信号は信頼度の高い信号、非冗長化信号は信頼度の低い信号と言うこともできる。なお、非冗長化信号としては、走行モード信号の他に、アクセルペダルの操作によって加減速および強い制動を可能とする1ペダルモードの選択を示す1ペダルモード信号が含まれ得る。
車両制御部10においては、アクセル開度Acc、車速Vおよび走行モードMoを用いて電動発電機41の出力目標となる目標トルクTtが算出され、目標トルクTtは、監視部20および電動発電機制御部40に入力される。監視部20においては、アクセル開度Accおよび車速Vを用いて監視目標トルクTtwが算出される。監視部20は、監視目標トルクTtwと目標トルクTtとの比較結果に応じて車両制御部10に異常が発生していると判定するとフェイルセーフ信号F/Sを電動発電機制御部40に入力する。フェイルセーフ信号F/Sは、電動発電機制御部40に対して、電動発電機41の出力トルクをクリープトルク[N・m]または0[N・m]に設定することを指示し、フェイルセーフを実行するための信号である。電動発電機制御部40は、車両制御部10からの目標トルクTtを実現するように、電動発電機41に対してM/G制御信号を入力して電動発電機41の出力トルクを制御する。電動発電機制御部40は、監視部20からのフェイルセーフ信号F/Sに応じて、電動発電機41の出力トルクをクリープトルク[N・m]または0[N・m]に制御する。
図3に示すように、車両制御部10は、中央処理装置(CPU)11、メモリ12、入出力インタフェース13、並びにバス14を備えている。CPU11、メモリ12および入出力インタフェース13はバス14を介して双方向通信可能に接続されている。メモリ12は、目標トルクを算出するための目標トルク算出プログラムP1を不揮発的且つ読み出し専用に格納するメモリ、例えばROMと、CPU11による読み書きが可能なメモリ、例えばRAMとを含んでいる。メモリ12にはさらに、要求トルクの算出に用いられる要求トルクマップM1が格納されている。要求トルクマップM1は、走行モードに応じてアクセル開度と要求トルクとを対応付けるマップであり、車速毎に複数のマップが用意されている。CPU11はメモリ12に格納されている目標トルク算出プログラムP1を読み書き可能なメモリに展開して実行することによって、要求トルクを算出し、シフトポジションセンサ33からの前進または後進信号を用いて目標トルクTtを決定する。なお、CPU11は、単体のCPUであっても良く、各プログラムを実行する複数のCPUであっても良く、あるいは、複数のプログラムを同時実行可能なマルチコアタイプのCPUであっても良い。
入出力インタフェース13には、アクセル開度センサ31、車速センサ32、シフトポジションセンサ33、走行モードスイッチ34、監視部20および電動発電機制御部40がそれぞれ信号線を介して接続されている。アクセル開度センサ31、車速センサ32、シフトポジションセンサ33、走行モードスイッチ34からは、検出信号が入力され、少なくとも、アクセル開度センサ31および車速センサ32からは冗長化信号が入力され、走行モードスイッチ34からは非冗長化信号が入力される。すなわち、本実施形態においては、アクセル開度センサ31および車速センサ32は冗長化されているセンサであり、走行モードスイッチ34は冗長化されていないセンサである。
図4に示すように、監視部20は、中央処理装置(CPU)21、メモリ22、入出力インタフェース23、並びにバス24を備えている。CPU21、メモリ22および入出力インタフェース23はバス24を介して双方向通信可能に接続されている。メモリ22は、監視用要求トルクを算出し、車両制御部10の異常を判定してフェイルセーフの実行を決定するための監視プログラムP2を不揮発的且つ読み出し専用に格納するメモリ、例えばROMと、CPU21による読み書きが可能なメモリ、例えばRAMとを含んでいる。メモリ22にはさらに、監視用要求トルクの算出に用いられる監視トルクマップM2が格納されている。監視トルクマップM2は、アクセル開度と要求トルクとを対応付けるマップであり、車速毎に複数のマップが用意されている。また、監視トルクマップM2は、走行モードMoに応じて設定され得る複数の要求トルク、すなわち、電動発電機41の出力トルクの特性の中で最も要求トルクが大きくなる出力特性と対応付けられている。CPU21はメモリ22に格納されている監視プログラムP2を読み書き可能なメモリに展開して実行することによって、監視用要求トルクを算出し、シフトポジションセンサ33からの前進または後進信号を用いて監視目標トルクTtwを決定し、目標トルクTtと監視目標トルクTtwとを比較してフェイルセーフの実行を決定する。なお、CPU21は、単体のCPUであっても良く、各プログラムを実行する複数のCPUであっても良く、あるいは、複数のプログラムを同時実行可能なマルチコアタイプのCPUであっても良い。
入出力インタフェース23には、アクセル開度センサ31、車速センサ32、シフトポジションセンサ33、車両制御部10および電動発電機制御部40がそれぞれ信号線を介して接続されている。アクセル開度センサ31、車速センサ32およびシフトポジションセンサ33からは、検出信号が入力される。監視部20に対しては、冗長化されていない走行モードスイッチ34からの検出信号は入力されない。
第1の実施形態に係る制御装置100、具体的には車両制御部10、により実行される目標トルク決定処理について説明する。図5に示す処理ルーチンは、例えば、車両の制御システムの始動時から停止時まで、または、スタートスイッチがオンされてからスタートスイッチがオフされるまで所定の時間間隔にて繰り返して実行される。
CPU11は、入出力インタフェース13を介して、アクセル開度Acc、車速Vおよび走行モードMoを取得する(ステップS100)。CPU11は、取得したアクセル開度Acc、車速Vおよび走行モードMoと要求トルクマップM1とを用いて要求トルクTaを算出する(ステップS102)。要求トルクマップM1は、例えば、図7に示すように、走行モードMoがエコの場合の特性線L1と走行モードMoがスポーツの場合の特性線L2とを有している。特性線L1およびL2は、車速Vに応じて補正されても良く、予め定められた車速V毎に複数用意されても良く、あるいは、特性線L1およびL2を複数用意することに代えて、要求トルクマップM1が、予め定められた車速V毎に複数用意されていても良い。CPU11は、シフトポジションセンサ33からのシフトポジション信号SPが後進Rを示しているか否かを判定する(ステップS104)。CPU11は、シフトポジション信号SP=Rである場合には、目標トルクTt=-要求トルクTaに決定して(ステップS106)、本処理ルーチンを終了する。一方、CPU11は、シフトポジション信号SP≠Rである場合には、目標トルクTt=要求トルクTaに決定して(ステップS108)、本処理ルーチンを終了する。決定された目標トルクTtは、監視部20および電動発電機制御部40に入力される。
第1の実施形態に係る制御装置100、具体的には監視部20、により実行される監視目標トルク決定処理について説明する。図6に示す処理ルーチンは、例えば、車両の制御システムの始動時から停止時まで、または、スタートスイッチがオンされてからスタートスイッチがオフされるまで所定の時間間隔にて繰り返して実行される。また、監視部20が、フェイルセーフの実行を決定する処理、すなわち、目標トルクTtと監視目標トルクTtwとの比較処理を実行する場合には、監視部20はフェイルセーフ決定部として機能する。さらに、監視部20とは別に、目標トルクTtと監視目標トルクTtwとの比較処理を実行するフェイルセーフ決定部が備えられていても良い。
CPU21は、入出力インタフェース23を介して、アクセル開度Accおよび車速Vを取得する(ステップS200)。CPU21は、取得したアクセル開度Accおよび車速Vと監視トルクマップM2とを用いて監視要求トルクTawを算出する(ステップS202)。監視トルクマップM2は、図8に示すように、走行モードMoによって設定される電動発電機41の出力特性の中で、出力トルクが最も大きい、すなわち、アクセル開度Accに対応する出力トルクが最も大きくなる出力特性であるスポーツに対応する特性線L2を有している。さらに、特性線L2は、走行モードMoによって設定される電動発電機41の他の出力特性に応じて車両制御部10により決定される目標トルクTtに対するトルク差が、アクセルオフ時よりもアクセルオン時に大きくなる特性を有している。このような出力特性または特性線L2を用いる理由は、監視部20は走行モード信号を用いることなく監視要求トルクTawを算出しており、走行モードMoがスポーツに設定されている場合に異常発生の誤検出を防止するためである。図8においては、異常判定の理解を容易にするために、監視部20が車両制御部10において異常が発生していると判定するトルクしきい値を示す上限しきい値線G1が示され、走行モードMoがエコの場合に要求トルクTaを決定するために用いられる特性線L1が破線で示されている。上限しきい値線G1は、検出しきい値αを特性線L2上の各トルク値に加算した値をプロットした線であり、上限しきい値線G1のトルク値は、Ttw+αで表される、上記説明において、出力トルクは、監視要求トルクTawおよび監視目標トルクTtwと同義である。
CPU21は、シフトポジションセンサ33からのシフトポジション信号SPが後進Rを示しているか否かを判定する(ステップS204)。CPU11は、シフトポジション信号SP=Rである場合には、監視目標トルクTtw=-監視要求トルクTawに決定して(ステップS206)する。CPU21は、シフトポジション信号SP≠Rである場合には、監視目標トルクTtw=監視要求トルクTawに決定する(ステップS208)。CPU21は、検出しきい値αを設定する(ステップS210)。検出しきい値αは、目標トルクTtと監視目標トルクTtwとを用いて車両制御部10に異常が発生しているか否かを判定するためのしきい値であり、例えば、図9に示すように、特性線L3として規定され、車速Vに応じて設定される。本実施形態においては、車速Vが大きくなるに連れて検出しきい値αも大きくなる。
CPU21は、アクセル操作に応じて検出時間tを設定する(ステップS212)。アクセル操作とは、アクセルの操作態様とも言うことででき、例えば、アクセル開度Accがアクセルの操作態様を判断するパラメータとして用いられる。本実施形態においては、後述するように車両加速度Gの増大を抑制し車両加速度Gの低減を促進するために、アクセル開度Accが大きくなるに連れて検出時間tは短く設定される。より具体的には、図10に示す特性線L4とアクセル開度Accによって設定される。なお、一般的に、アクセル開度Accが全開とされる運転領域は限定的であり、いわゆる、ハーフスロットル、パーシャルスロットルが多用される。そこで、本実施形態においては、特性線L4は、予め定められたアクセル開度Accを超えると略同一の検出時間tとなるように規定され、アクセル開度Accが0、すなわち、アクセルオフの場合に対して、アクセル開度Accが0でない、すなわち、アクセルオンの場合に検出時間tが短くなるように規定されている。
CPU21は、目標トルクTtと監視目標トルクTtwとの差分が検出しきい値α以上であるか否か、すなわち、Tt-Ttw≧αであるか否かを判定する(ステップS214)。CPU21は、Tt-Ttw≧αであると判定した場合には(ステップS214:Yes)、車両制御部10に何らかの異常が発生している可能性があると判定し、カウント値Cを1つインクリメントする、すなわちC=C+1とする(ステップS216)。一方、CPU21は、Tt-Ttw≧αでない、すなわち、Tt-Ttw<αと判定した場合には(ステップS214:No)、車両制御部10には異常が発生していないと判定し、カウント値Cをクリアする、すなわちC=0とする(ステップS218)。CPU21は、カウント値Cが検出時間t以上となったか、すなわち、C≧tであるか否かを判定し(ステップS220)、C≧tであると判定した場合には(ステップS220:Yes)、フェイルセーフの実行を決定して(ステップS222)、本処理ルーチンを終了する。CPU21は、C≧tでない、すなわち、C<tあると判定した場合には(ステップS220:No)、フェイルセーフの実行を決定することなく、本処理ルーチンを終了する。なお、カウント値Cは、図6に示す処理ルーチンの実行間隔時間に相当する時間であると見なすことができる。監視部20はフェイルセーフの実行を決定すると、電動発電機制御部40に対してフェイルセーフ信号F/Sを出力して、電動発電機41の出力トルクをクリープトルク[N・m]、または0[N・m]にさせる。
図5および図6の処理ルーチンの実行時におけるアクセル開度Acc、目標トルクTtおよび車両加速度Gの時間的変化の一例について説明する。アクセルオフ時には、図11に示すように、目標トルクTtと監視目標トルクTtwとの差分が検出しきい値αを超えると、カウント値Cがカウント開始され、設定された検出時間t1を超えて、目標トルクTtと監視目標トルクTtwとの差分が検出しきい値αを超え続けている場合には、フェイルセーフが実行される。アクセルオフ時には、図8の監視トルクマップM2から理解されるように、アクセル開度Acc=0の要求トルク値、すなわち、「0」と検出しきい値αとのトルク差Ag1は小さいので、フェイルセーフが実行されるまでに車両50に生じる予測しない車両加速度Gは比較的小さい。したがって、車両に関する種々の規制において、フェイル時における最大車両加速度G制限や、制限値を超える車両加速度Gの収束時間制限が規定されている場合であっても、検出時間t内に規制値を満足させることができる。
アクセルオン時にも、図12に示すように、目標トルクTtと監視目標トルクTtwとの差分が検出しきい値αを超えると、カウント値Cがカウント開始され、設定された検出時間tを超えて、目標トルクTtと監視目標トルクTtwとの差分が検出しきい値αを超え続けている場合には、フェイルセーフが実行される。アクセルオン時であって、走行モードMoがエコに設定されている場合には、図8に破線で示す特性線L1に従って要求トルクTaが決定されており、上限しきい値線G1との間のトルク差Ag2は大きい。したがって、車両制御部10の異常により上限しきい値線G1を超える要求トルクTaが決定されると、車両50には、運転者が予測しない大きな車両加速度Gが発生する。そこで、本実施形態においては、監視部20は、アクセル開度Accが大きくなるに連れて検出時間tが短くなるように設定し、アクセルオン時に設定される検出時間t2は、アクセルオフ時に設定される検出時間t1よりも短い。この結果、フェイルセーフの実行タイミングは早まり、電動発電機41の出力トルクが早期にクリープトルクまたは0とされ、実線で示す車両加速度Gも破線で示す従来例よりも早期に低減される。したがって、車両に関する種々の規制において、フェイル時における最大車両加速度G制限や、制限値を超える車両加速度Gの収束時間制限が規定されている場合であっても、検出時間t内に規制値を満足させることができる。
以上説明した第1の実施形態に係る制御装置100によれば、電動機を駆動源として備え、非冗長化信号である走行モード信号を用いて目標トルクTtが決定される車両50において、アクセルの操作態様に応じてフェイルセーフの実行を決定するタイミング、すなわち、フェイルセーフの実行タイミングを変更することによって、意図しない加速を抑制するフェイルセーフを実行することができる。より具体的には、第1の実施形態に係る制御装置100によれば、目標トルクTtと上限しきい値線G1、すなわち、監視目標トルクTtw+検出しきい値αとの差が大きくなるアクセルオン時には、検出時間tを短くすることで、フェイルセーフの実行を決定するタイミングを早くしている。この結果、トルク差に伴い車両50に発生する加速度の増大や、加速度の発生期間を抑制することが可能となり、運転者が感じる意図しない加速を抑制することができる。なお、タイミングを早くするとは、検出終了時間を早くすることを意味し、検出開始時間から検出終了時間までの期間である検出時間tを短くすることと同義である。
その他の実施形態:
(1)上記実施形態においては、走行モードスイッチ34によって走行モードMoが切り替え可能な車両50を例にとって説明したが、走行モードスイッチ34を備えることなく、アクセル開度Accや要求トルク等に応じて、電動発電機41の出力特性が変更される車両50においても同様の効果を得ることができる。あるいは、走行モードMo以外の車両設定を示す非冗長化信号によって電動発電機41の出力特性が変更される車両50に対しても適用され得る。
(2)上記実施形態においては、アクセル開度Accが大きくなるに連れてフェイルセーフの実行を決定するタイミングを早くする例について説明したが、検出時間tのデフォルト値を上記検出時間t2に設定しておき、アクセル開度Accが小さくなるに連れてフェイルセーフの実行を決定するタイミングを遅くしても良い。この場合にも同様の効果を得ることができる。
(3)上記実施形態においては、CPU11が目標トルク算出プログラムP1を実行し、CPU21が監視プログラムP2を実行することによって、ソフトウェア的に車両制御部10および監視部20が実現されているが、予めプログラムされた集積回路またはディスクリート回路によってハードウェア的に実現されても良い。
以上、実施形態、変形例に基づき本開示について説明してきたが、上記した発明の実施の形態は、本開示の理解を容易にするためのものであり、本開示を限定するものではない。本開示は、その趣旨並びに特許請求の範囲を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本開示にはその等価物が含まれる。たとえば、発明の概要の欄に記載した各形態中の技術的特徴に対応する実施形態、変形例中の技術的特徴は、上述の課題の一部又は全部を解決するために、あるいは、上述の効果の一部又は全部を達成するために、適宜、差し替えや、組み合わせを行うことが可能である。また、その技術的特徴が本明細書中に必須なものとして説明されていなければ、適宜、削除することが可能である。例えば、上記第1の態様に係る車両における電動機の制御装置を適用例1とし、
適用例2:適用例2に記載の車両における電動機の制御装置において、
フェイルセーフ決定部は、前記アクセルの開度が大きくなるに連れて前記タイミングを早くする、車両における電動機の制御装置。
適用例3:適用例2に記載の車両における電動機の制御装置において、
フェイルセーフ決定部は、前記目標トルクと前記監視目標トルクとの差分が予め定められたしきい値以上である場合に、前記フェイルセーフの実行を決定する、車両における電動機の制御装置。
適用例4:適用例1から3のいずれか一項に記載の車両における電動機の制御装置において、
前記監視部は、前記非冗長化信号に応じて設定され得る前記電動機の複数の出力トルクの特性の中で最も出力トルクが大きくなる出力特性を用いて前記監視目標トルクを決定する、車両における電動機の制御装置。
適用例5:適用例1から3のいずれか一項に記載の車両における電動機の制御装置において、
前記冗長化信号は、前記アクセルの開度に関する信号、前記車両の速度に関する信号を含み、
前記非冗長化信号は、前記電動機の出力トルクの特性を設定する信号を含み、
前記監視部は、前記非冗長化信号に応じて設定され得る複数の前記特性の中で最も出力トルクが大きくなる出力特性に応じて前記監視目標トルクを決定する、車両における電動機の制御装置。
適用例6:適用例1から5のいずれか一項に記載の車両における電動機の制御装置はさらに、
前記電動機を制御する第2の制御部であって、前記フェイルセーフ決定部による前記フェイルセーフの実行の決定に応じて、前記電動機を停止させる、第2の制御部を備える、車両における電動機の制御装置。
とすることができる。
10…車両制御部、20…監視部、40…電動発電機制御部、41…電動発電機、50…車両、P1…目標トルク算出プログラム、P2…監視プログラム、100…制御装置。

Claims (8)

  1. 車両(50)における電動機(41)の制御装置(100)であって、
    冗長化信号と非冗長化信号とを用いて前記電動機の出力目標となる目標トルクを決定する第1の制御部(10)と、
    前記冗長化信号を用いて監視目標トルクを決定する監視部(20)と、
    前記目標トルクと前記監視目標トルクとを用いて前記電動機に対するフェイルセーフの実行を決定するフェイルセーフ決定部(20)であって、アクセルの開度が大きくなるに連れて前記フェイルセーフの実行を決定するタイミングを早くするフェイルセーフ決定部(20)と、を備える車両における電動機の制御装置。
  2. 車両(50)における電動機(41)の制御装置(100)であって、
    冗長化信号と非冗長化信号とを用いて前記電動機の出力目標となる目標トルクを決定する第1の制御部(10)と、
    前記冗長化信号を用いて監視目標トルクを決定する監視部(20)と、
    前記目標トルクと前記監視目標トルクとを用いて前記電動機に対するフェイルセーフの実行を決定するフェイルセーフ決定部(20)であって、アクセルの開度が小さくなるに連れて前記フェイルセーフの実行を決定するタイミングをアクセルの開度が大きい場合の前記フェイルセーフの実行を決定するタイミングよりも遅くするフェイルセーフ決定部(20)と、を備える車両における電動機の制御装置。
  3. 請求項1または2に記載の車両における電動機の制御装置(100)において、
    フェイルセーフ決定部(20)は、前記目標トルクと前記監視目標トルクとの差分が予め定められたしきい値以上である場合に、前記フェイルセーフの実行を決定する、車両における電動機の制御装置。
  4. 請求項1から3のいずれか一項に記載の車両における電動機の制御装置(100)において、
    前記監視部(20)は、前記非冗長化信号に応じて設定され得る前記電動機の複数の出力トルクの特性の中で最も出力トルクが大きくなる出力特性を用いて前記監視目標トルクを決定する、車両における電動機の制御装置。
  5. 請求項1から3のいずれか一項に記載の車両における電動機の制御装置(100)において、
    前記冗長化信号は、前記アクセルの開度に関する信号、前記車両の速度に関する信号を含み、
    前記非冗長化信号は、前記電動機の出力トルクの特性を設定する信号を含み、
    前記監視部(20)は、前記非冗長化信号に応じて設定され得る複数の前記特性の中で最も出力トルクが大きくなる出力特性に応じて前記監視目標トルクを決定する、車両における電動機の制御装置。
  6. 請求項1から5のいずれか一項に記載の車両における電動機の制御装置(100)はさらに、
    前記電動機(41)を制御する第2の制御部(40)であって、前記フェイルセーフ決定部による前記フェイルセーフの実行の決定に応じて、前記電動機を停止させる、第2の制御部(40)を備える、車両における電動機の制御装置。
  7. 車両における電動機の制御方法であって、
    冗長化信号と非冗長化信号とを用いて前記電動機の出力目標となる目標トルクを決定し、
    前記冗長化信号を用いて監視目標トルクを決定し、
    前記目標トルクと前記監視目標トルクとを用いて前記電動機に対するフェイルセーフの実行を決定する際に、アクセルの開度が大きくなるに連れて前記フェイルセーフの実行を決定するタイミングを早くすること、を備える車両における電動機の制御方法。
  8. 車両における電動機の制御方法であって、
    冗長化信号と非冗長化信号とを用いて前記電動機の出力目標となる目標トルクを決定し、
    前記冗長化信号を用いて監視目標トルクを決定し、
    前記目標トルクと前記監視目標トルクとを用いて前記電動機に対するフェイルセーフの実行を決定する際に、アクセルの開度が小さくなるに連れて前記フェイルセーフの実行を決定するタイミングをアクセルの開度が大きくなるに連れて前記フェイルセーフの実行を決定するタイミングよりも遅くすること、を備える車両における電動機の制御方法。
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