JP7144813B2 - 頭髪ケア装置、および、プログラム - Google Patents
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Description
凹状の曲面を含む振動子盤と、
前記振動子盤の前記凹状の曲面に配列された複数の超音波振動子と、
前記複数の超音波振動子を制御するプロセッサと
を具備し、
前記プロセッサは、前記複数の超音波振動子を駆動することにより、前記複数の超音波振動子から、前記凹状の曲面の形状によって決まる焦点に集束する集束超音波を放射させることにより、前記焦点に位置する施術部位に前記集束超音波による音響放射圧を非接触で印加する、
頭髪ケア装置である。
第1実施形態を説明する。
第1実施形態の頭髪ケア装置の構成を説明する。図1は、第1実施形態の頭髪ケア装置の構成を示す概略図である。図2は、第1実施形態の頭髪ケア装置のうち超音波振動子に関する構成を例示する図である。
・OS(Operating System)のプログラム
・超音波振動子15を制御するためのドライバアプリケーションのプログラム
・情報処理を実行するアプリケーションのプログラム
・情報処理において参照されるデータベース
・情報処理を実行することによって得られるデータ(つまり、情報処理の実行結果)
入力デバイスは、例えば、キーボード、ポインティングデバイス、タッチパネル、リモートコントローラ、プッシュボタン、スイッチ、又は、それらの組合せである。
出力デバイスは、例えば、ディスプレイ、スピーカ、振動デバイス、光学ガイド、またはそれらの組合せである。
第1実施形態の概要を説明する。図3は、第1実施形態の概要の説明図である。
第1実施形態の頭髪ケア処理を説明する。図4は、第1実施形態の頭髪ケア処理のフローチャートである。
具体的には、プロセッサ12は、入出力インタフェース13または通信インタフェース14を介して、ユーザUからの開始指示を受け付ける。
具体的には、プロセッサ12は、以下の少なくとも1つを実行する。
・ユーザUに焦点FPの位置を案内する処理
・ユーザUに頭髪ケア処理の間に視聴させるコンテンツを再生する処理
・パススルー処理(すなわち、本ステップS11の省略)
具体的には、プロセッサ12は、所定の施術時間(例えば、2分間~60分間程度)が終わるまで、複数の超音波振動子15を所定の振動周波数で間欠的に駆動する。一例として、プロセッサ12は、複数の超音波振動子15から、所定の振動周波数で振幅変調した集束超音波を放射させることにより、ユーザUの施術部位に音響放射圧を間欠的に印加してもよい。プロセッサ12は、複数の超音波振動子15を例えば同時に駆動する。つまり、複数の超音波振動子15の駆動タイミングは同時である。
第1実施形態の頭髪ケア装置の構成例を説明する。
構成例1-1は、頭髪ケア装置1を、ハンディ型、かつ光学的な焦点案内機能を備えるように構成する例である。図5は、第1実施形態の頭髪ケア装置の構成例1-1の外観を示す図である。
構成例1-2は、頭髪ケア装置1を、据え置き型、かつ物理的な焦点案内機能を備えるように構成する例である。図6は、第1実施形態の頭髪ケア装置の構成例1-2の外観を示す図である。
構成例1-3は、頭髪ケア装置1を、据え置き型、かつ物理的な焦点案内機能を備えるように構成する例である。図7は、第1実施形態の頭髪ケア装置の構成例1-3の外観を示す図である。
構成例1-4は、頭髪ケア装置1を、ハンディ型、かつ物理的な焦点案内機能およびヘアケア剤の塗布機能を備えるように構成する例である。図8は、第1実施形態の頭髪ケア装置の構成例1-4の外観を示す図である。
構成例1-5は、頭髪ケア装置1を、ハンディ型、かつヘアケア剤のミスト化機能を備えるように構成する例である。図9は、第1実施形態の頭髪ケア装置の構成例1-5の外観を示す図である。
構成例6は、頭髪ケア装置1を、ウェアラブル型、かつ物理的な焦点案内機能を備えるように構成する例である。図10は、第1実施形態の頭髪ケア装置の構成例1-6の外観を示す図である。
構成例1-7は、頭髪ケア装置1を、ハンディ型、かつ物理的な焦点案内機能およびヘアケア剤の塗布機能を備えるように構成する例である。図11は、第1実施形態の頭髪ケア装置の構成例1-7の外観を示す図である。
第2実施形態を説明する。
第2実施形態の頭髪ケア装置の構成を説明する。図12は、第2実施形態の頭髪ケア装置の構成を示す概略図である。図13は、第2実施形態の頭髪ケア装置のうち超音波振動子に関する構成を例示する図である。
第2実施形態の概要を説明する。図14は、第2実施形態の概要の説明図である。
第2実施形態の頭髪ケア処理を説明する。図15は、第2実施形態の頭髪ケア処理のフローチャートである。
具体的には、プロセッサ12は、入出力インタフェース13または通信インタフェース14を介して、ユーザUからの開始指示を受け付ける。
具体的には、プロセッサ12は、焦点FPの位置を決定するために参照する情報(参照情報)を取得する。
参照情報の取得(S21)の第1の例では、プロセッサ12は、イメージセンサ18に撮影を指示し、ユーザUの画像を受け取る。
参照情報の取得(S21)の第2の例では、プロセッサ12は、ユーザUの操作(例えば、焦点の絶対座標、またはデフォルト座標に対する移動方向、および移動量の少なくとも1つを示す操作)を受け取る。ユーザの操作は、ユーザUが焦点として設定したい位置の絶対座標を示してもよいし、予め定められた初期焦点からユーザUが焦点として設定したい位置までの移動方向および移動量の少なくとも1つであってもよい。
具体的には、プロセッサ12は、ステップS21において受け取った参照情報に基づいて、焦点FPの位置を決定する。
焦点の決定(S22)の第1の例では、頭髪ケア装置1Aは、参照情報としての画像を解析することにより、複数の超音波振動子15に対する施術部位の相対位置を特定する。プロセッサ12は、特定した相対位置を参照して、焦点FPの位置を決定する。
焦点の決定(S22)の第2の例では、頭髪ケア装置1Aは、参照情報としての操作の内容に応じて、焦点FPの位置を決定する。
焦点の決定(S22)により、ユーザUが施術部位を焦点FPの位置に合わせるのではなく、焦点FPをユーザUの施術部位に合わせることができる。プロセッサ12は、決定した焦点FPの位置に応じて複数の超音波振動子15の各々の駆動タイミングを計算する。
具体的には、プロセッサ12は、以下の少なくとも1つを実行する。
・ユーザUの施術部位の撮影
・撮影された画像に基づくユーザUの施術部位の状態の判定
・判定されたユーザUの施術部位の状態を参照して、施術内容を指定する施術パラメータ(例えば、複数の超音波振動子15の放射音圧、ユーザUの施術部位に適用する振動周波数、および施術時間の少なくとも1つ)を決定する処理
・判定されたユーザUの施術部位の状態を参照して、ステップS22において決定した焦点FPの位置を変更する処理(例えば、ステップS21において決定された焦点FPの位置を、施術部位のうち特に状態が悪い位置に変更する処理)
・ステップS22において決定した焦点FPの位置をユーザUに案内する処理
・ユーザUに頭髪ケア処理の間に視聴させるコンテンツを再生する処理
・パススルー処理(すなわち、本ステップS11Aの省略)
具体的には、プロセッサ12は、所定の施術時間(例えば、2分間~20分間程度)が終わるまで、複数の超音波振動子15を所定の振動周波数で間欠的に駆動する。一例として、プロセッサ12は、複数の超音波振動子15から、所定の振動周波数で振幅変調した集束超音波を放射させることにより、ユーザUの施術部位に音響放射圧を間欠的に印加してもよい。プロセッサ12は、ステップS22における決定に従って複数の超音波振動子15毎に駆動タイミングを決定する。その結果、複数の超音波振動子15から放射された超音波は位相差を有する。これにより、複数の超音波振動子15から、位相差に応じた焦点に集束する集束超音波が放射される。
第2実施形態の頭髪ケア装置の構成例(以下、構成例2と称する)を説明する。
・イメージセンサ
・コンテンツを出力するコンテンツ出力装置(例えば、ディスプレイ、およびスピーカの少なくとも1つ)
・判定されたユーザUの状態を参照して、複数の超音波振動子15の施術パラメータを決定する処理
・判定されたユーザUの状態を参照して、ステップS22において決定した焦点FPの位置を変更
本実施形態の変形例を説明する。
変形例1を説明する。変形例1は、第1実施形態の頭髪ケア装置の振動子盤を電動制御により可動に構成する例である。
(3-1-1)頭髪ケア装置の構成
変形例1の頭髪ケア処理を説明する。図18は、変形例1の頭髪ケア処理のフローチャートである。
具体的には、プロセッサ12は、ステップS22において決定した焦点FPの位置に応じて制御信号を発行し、可動部19へ送信する。可動部19は、制御信号に従って、振動子盤16の位置および向きの少なくとも1つを変更する。
変形例2を説明する。変形例2は、第1実施形態の頭髪ケア装置の振動子盤を手動制御により可動に構成する例である。
変形例2の頭髪ケア装置の構成を説明する。
変形例1の頭髪ケア装置の構成例(以下、構成例3と称する)を説明する。
構成例3は、変形例2の頭髪ケア装置を、据え置き型、かつ光学的な焦点案内機能を備えるように構成する例である。図19は、変形例2の頭髪ケア装置の構成例3の外観を示す図である。
変形例3は、第2実施形態の頭髪ケア装置1Aの焦点FPの位置を固定しておく例である。
変形例3の頭髪ケア処理を説明する。図20は、変形例3の頭髪ケア処理のフローチャートである。
具体的には、プロセッサ12は、所定の施術時間(例えば、2分間~20分間程度)が終わるまで、複数の超音波振動子15を所定の振動周波数で間欠的に駆動する。プロセッサ12は、複数の超音波振動子15を予め定められた時間差をつけて駆動する。複数の超音波振動子15の駆動タイミングの差は、当該複数の超音波振動子15に対する焦点FPの相対位置に基づいて予め計算可能である。
変形例4は、第1実施形態、第2実施形態、変形例1~変形例3の頭髪ケア装置を用いた頭髪ケア方法の例である。
変形例4は、ユーザUの施術部位への超音波の放射と当該施術部位へのヘアケア剤の塗布とを組み合わせることで、超音波の放射による発毛又は育毛の促進効果を得ると同時に、ヘアケア剤に含有されるヘアケア成分を当該施術部位へ効果的に浸透させる。
変形例4の頭髪ケア方法を説明する。図21は、変形例4の頭髪ケア方法のフローチャートである。
記憶装置11は、ネットワークNWを介して、頭髪ケア装置1と接続されてもよい。
実施形態で説明した事項を、以下に付記する。
凹状の曲面(16S)を含む振動子盤(16)と、
振動子盤の凹状の曲面に配列された複数の超音波振動子(15)と、
複数の超音波振動子を制御するプロセッサ(12)と
を具備し、
プロセッサは、複数の超音波振動子を駆動することにより、複数の超音波振動子から、凹状の曲面の形状によって決まる焦点に集束(FP)する集束超音波(USW)を放射させることにより、焦点に位置する施術部位に集束超音波による音響放射圧を非接触で印加する、
頭髪ケア装置(1)。
平面状の表面(16SA)を含む振動子盤(16A)と、
振動子盤の表面に配列された複数の超音波振動子(15)と、
複数の超音波振動子を制御するプロセッサ(12)と
を具備し、
プロセッサは、複数の超音波振動子から焦点(FP)に集束する集束超音波(USW)を放射させることにより、焦点に位置する施術部位に集束超音波による音響放射圧を非接触で印加する、
頭髪ケア装置(1A)。
プロセッサは、イメージセンサによって撮影されたユーザの画像に基づいて施術部位の複数の超音波振動子に対する相対位置を特定し、当該相対位置を参照して焦点の位置を決定する、
付記2に記載の頭髪ケア装置。
プロセッサは、複数の超音波振動子から、所定の振動周波数で変調した集束超音波を放射させることにより、施術部位に音響放射圧を間欠的に印加する、付記1乃至付記3のいずれかに記載の頭髪ケア装置。
プロセッサは、複数の超音波振動子から、振幅変調された集束超音波を放射させる、付記4に記載の頭髪ケア装置。
プロセッサは、複数の超音波振動子に、パルス幅変調された駆動信号を与えることにより、振幅変調された集束超音波を放射させる、
付記5に記載の頭髪ケア装置。
振動子盤の位置および向きの少なくとも一方を変更する可動部(19)をさらに具備する、付記1乃至付記6のいずれかに記載の頭髪ケア装置。
プロセッサは、施術部位の位置に応じて可動部を制御する、付記7に記載の頭髪ケア装置。
プロセッサは、
イメージセンサ(18)によって撮影されたユーザの画像に基づいて施術部位の状態を判定し、
施術部位の状態を参照して、施術内容を指定する施術パラメータを決定する、
付記1乃至付記8のいずれかに記載の頭髪ケア装置。
イメージセンサを搭載する電子機器を着脱可能に支持する支持部(201a)をさらに具備する、付記3または付記9に記載の頭髪ケア装置。
ユーザに焦点の位置を案内する手段(103,115a,125a,137,155a,167,303)をさらに具備する、付記1乃至付記10のいずれかに記載の頭髪ケア装置。
焦点の位置を案内する手段は、可視光線を焦点の位置に応じて照射する光学ガイド(103,303)を含む、付記11に記載の頭髪ケア装置。
焦点の位置を案内する手段は、ユーザに接触することで施術部位を焦点に案内する物理ガイド(115a,125a,137,155a,167)を含む、付記11または付記12に記載の頭髪ケア装置。
物理ガイドに取り付けられ、ヘアケア剤を吐出可能なノズル(137a,167a)をさらに具備する、付記13に記載の頭髪ケア装置。
物理ガイドは、ノズルから吐出すべきヘアケア剤を保持するカートリッジを取り付け可能である、付記14に記載の頭髪ケア装置。
ユーザが頭髪ケア装置を把持するためのグリップ(104,134,144,164)をさらに具備する、付記1乃至付記15のいずれかに記載の頭髪ケア装置。
ユーザの身体の一部を固定することで施術部位を焦点に案内する物理ガイド(115a,125a)をさらに具備する、付記1乃至付記16のいずれかに記載の頭髪ケア装置。
ユーザの身体の一部に頭髪ケア装置を固定することで施術部位を焦点に案内する物理ガイド(155a)をさらに具備する、付記1乃至付記17のいずれかに記載の頭髪ケア装置。
複数の超音波振動子の少なくとも1つから放射される超音波の進行経路上に配置され、ヘアケア剤を吐出するノズル(148)をさらに具備する、付記1乃至付記18のいずれかに記載の頭髪ケア装置。
プロセッサが複数の超音波振動子に超音波を放射させている間にコンテンツを出力するコンテンツ出力装置を具備する、付記1乃至付記19のいずれかに記載の頭髪ケア装置。
コンテンツを出力する出力装置を搭載する電子機器を着脱可能に支持する支持部(201a)をさらに具備する、付記1乃至付記20のいずれかに記載の頭髪ケア装置。
付記1乃至付記21のいずれかに記載の頭髪ケア装置によって施術部位に集束超音波を放射するステップ(S41)と、
施術部位にヘアケア剤を塗布するステップ(S40)と
を具備する、頭髪ケア方法。
コンピュータ(12)を、付記1乃至付記21のいずれかに記載の各手段として機能させるためのプログラム。
11 :記憶装置
12 :プロセッサ
13 :入出力インタフェース
14 :通信インタフェース
15 :超音波振動子
16 :振動子盤
18 :イメージセンサ
19 :可動部
100 :頭髪ケア装置
101 :メッシュカバー
102 :プッシュボタン
103 :光学ガイド
104 :グリップ
110 :頭髪ケア装置
111 :メッシュカバー
115 :ベース
116 :アーム
120 :頭髪ケア装置
121 :メッシュカバー
125 :ベース
125a :物理ガイド
130 :頭髪ケア装置
131 :メッシュカバー
132 :プッシュボタン
134 :グリップ
137 :物理ガイド
137a :ノズル
140 :頭髪ケア装置
141 :メッシュカバー
144 :グリップ
148 :ノズル
150 :頭髪ケア装置
151-1 :メッシュカバー
155 :アーム
160 :頭髪ケア装置
161 :メッシュカバー
164 :グリップ
167 :物理ガイド
167a :ノズル
200 :頭髪ケア装置
201 :メッシュカバー
202 :プッシュボタン
205 :ベース
300 :頭髪ケア装置
301 :メッシュカバー
302 :プッシュボタン
303 :光学ガイド
305 :ベース
306 :アーム
Claims (22)
- 凹状の曲面を含む振動子盤と、
前記振動子盤の前記凹状の曲面に配列された複数の超音波振動子と、
前記複数の超音波振動子を制御するプロセッサと
を具備する頭髪ケア装置であって、
前記プロセッサは、前記複数の超音波振動子を駆動することにより、前記複数の超音波振動子から、前記凹状の曲面の形状によって決まる焦点に集束する集束超音波を放射させることにより、前記焦点に位置する施術部位に前記集束超音波による音響放射圧を非接触で印加し、
ユーザに前記焦点の位置を案内する手段をさらに具備し、
前記焦点の位置を案内する手段は、前記ユーザに接触することで前記施術部位を前記焦点に案内する物理ガイドを含み、
前記物理ガイドは、当該物理ガイドの前記集束超音波の放射方向側に複数の先端を備え、かつ当該複数の先端が前記施術部位の周囲に接触するように前記頭髪ケア装置の位置および姿勢が調節された場合に、当該施術部位を前記焦点付近に案内する、
頭髪ケア装置。 - 平面状の表面を含む振動子盤と、
前記振動子盤の前記表面に配列された複数の超音波振動子と、
前記複数の超音波振動子を制御するプロセッサと
を具備する頭髪ケア装置であって、
前記プロセッサは、前記複数の超音波振動子から焦点に集束する集束超音波を放射させることにより、前記焦点に位置する施術部位に前記集束超音波による音響放射圧を非接触で印加し、
ユーザに前記焦点の位置を案内する手段をさらに具備し、
前記焦点の位置を案内する手段は、前記ユーザに接触することで前記施術部位を前記焦点に案内する物理ガイドを含み、
前記物理ガイドは、当該物理ガイドの前記集束超音波の放射方向側に複数の先端を備え、かつ当該複数の先端が前記施術部位の周囲に接触するように前記頭髪ケア装置の位置および姿勢が調節された場合に、当該施術部位を前記焦点付近に案内する、
頭髪ケア装置。 - 前記プロセッサは、イメージセンサによって撮影されたユーザの画像に基づいて前記施術部位の前記複数の超音波振動子に対する相対位置を特定し、当該相対位置を参照して前記焦点の位置を決定する、
請求項2に記載の頭髪ケア装置。 - 前記プロセッサは、前記複数の超音波振動子から、所定の振動周波数で変調した集束超音波を放射させることにより、前記施術部位に前記音響放射圧を間欠的に印加する、請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の頭髪ケア装置。
- 前記プロセッサは、前記複数の超音波振動子から、振幅変調された集束超音波を放射させる、請求項4に記載の頭髪ケア装置。
- 前記プロセッサは、前記複数の超音波振動子に、パルス幅変調された駆動信号を与えることにより、前記振幅変調された集束超音波を放射させる、
請求項5に記載の頭髪ケア装置。 - 前記振動子盤の位置および向きの少なくとも一方を変更する可動部をさらに具備する、請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の頭髪ケア装置。
- 前記プロセッサは、前記施術部位の位置に応じて前記可動部を制御する、請求項7に記載の頭髪ケア装置。
- 前記プロセッサは、
イメージセンサによって撮影されたユーザの画像に基づいて前記施術部位の状態を判定し、
前記施術部位の状態を参照して、施術内容を指定する施術パラメータを決定する、
請求項1乃至請求項8のいずれかに記載の頭髪ケア装置。 - 前記イメージセンサを搭載する電子機器を着脱可能に支持する支持部をさらに具備する、請求項3または請求項9に記載の頭髪ケア装置。
- 前記焦点の位置を案内する手段は、可視光線を前記焦点の位置に応じて照射する光学ガイドを含む、請求項1乃至請求項10のいずれかに記載の頭髪ケア装置。
- 前記物理ガイドに取り付けられ、ヘアケア剤を吐出可能なノズルをさらに具備する、請求項1乃至請求項11のいずれかに記載の頭髪ケア装置。
- 前記物理ガイドは、前記ノズルから吐出すべきヘアケア剤を保持するカートリッジを取り付け可能である、請求項12に記載の頭髪ケア装置。
- ユーザが前記頭髪ケア装置を把持するためのグリップをさらに具備する、請求項1乃至請求項13のいずれかに記載の頭髪ケア装置。
- ユーザの身体の一部を固定することで前記施術部位を前記焦点に案内する物理ガイドをさらに具備する、請求項1乃至請求項14のいずれかに記載の頭髪ケア装置。
- ユーザの身体の一部に前記頭髪ケア装置を固定することで前記施術部位を前記焦点に案内する物理ガイドをさらに具備する、請求項1乃至請求項15のいずれかに記載の頭髪ケア装置。
- 前記複数の超音波振動子の少なくとも1つから放射される超音波の進行経路上に配置され、ヘアケア剤を吐出するノズルをさらに具備する、請求項1乃至請求項16のいずれかに記載の頭髪ケア装置。
- 前記プロセッサが前記複数の超音波振動子に超音波を放射させている間にコンテンツを出力するコンテンツ出力装置を具備する、請求項1乃至請求項17のいずれかに記載の頭髪ケア装置。
- コンテンツを出力する出力装置を搭載する電子機器を着脱可能に支持する支持部をさらに具備する、請求項1乃至請求項18のいずれかに記載の頭髪ケア装置。
- 平面状の表面を含む振動子盤と、
前記振動子盤の前記表面に配列された複数の超音波振動子と、
前記複数の超音波振動子を制御するプロセッサと
を具備し、
前記プロセッサは、前記複数の超音波振動子から焦点に集束する集束超音波を放射させることにより、前記焦点に位置する施術部位に前記集束超音波による音響放射圧を非接触で印加し、
ユーザに前記焦点の位置を案内する手段をさらに具備し、
前記焦点の位置を案内する手段は、前記ユーザに接触することで前記施術部位を前記焦点に案内する物理ガイドを含み、
前記物理ガイドに取り付けられ、ヘアケア剤を吐出可能なノズルを具備する、
頭髪ケア装置。 - 平面状の表面を含む振動子盤と、
前記振動子盤の前記表面に配列された複数の超音波振動子と、
前記複数の超音波振動子を制御するプロセッサと、
前記複数の超音波振動子の少なくとも1つから放射される超音波の進行経路上に配置され、ヘアケア剤を吐出するノズルと
を具備し、
前記プロセッサは、前記複数の超音波振動子から焦点に集束する集束超音波を放射させることにより、前記焦点に位置する施術部位に前記集束超音波による音響放射圧を非接触で印加する、
頭髪ケア装置。 - プロセッサに、請求項1乃至請求項21のいずれかに記載のプロセッサの動作を行わせるためのプログラム。
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