JP7144392B2 - 把持装置及びその制御方法 - Google Patents
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Description
図1は、本実施形態に係る把持装置5が適用されたワーク搬送システムSの構成を示す図である。図2は、把持装置5の正面図である。
始めにS1では、制御装置は、搬送ロボットを駆動することにより、把持装置5を台車11に設けられたワークWに上方から接近させる。なおこの把持装置5をワークWに接近させる工程では、制御装置は、真空ポンプ4を駆動することによりパッド59,59内を弱真空にすることが好ましい。本実施形態において弱真空とは、パッド59,59の硬さを、把持装置5の移動時に作用する重力や衝撃では変形しない程度に維持できる圧力であり、例えば大気圧よりも約10[kPa]程低い。
(1)把持装置5は、アームユニット5L,5Rと、これらアームユニット5L,5Rのアーム部51,51を把持方向に沿って開閉するグリッパ本体6と、流動性を有しかつこれらアームユニット5L,5Rに設けられたパッド59,59と、パッド59,59の硬さを変化させる真空ポンプ4及び制御装置9と、ローラ82,82をパッド59,59の表面に沿って転がすことによってパッド59,59の表面を均すローラユニット8と、を備える。把持装置5によれば、ローラユニット8を用いてパッド59,59の表面を均すことによってパッド59,59を薄くできるので、ワークWの側部に十分なスペースが無い場合であってもこれらパッド59,59を挿入し、これらパッド59,59によってワークWを把持することができる。また把持装置5によれば、ワークWの形状に倣ってパッド59,59を変形させる前にローラユニット8を用いてパッド59,59の表面を均しておくことにより、パッド59,59とワークWの接触面積を大きくすることができるので、パッド59,59による把持力を大きくすることができる。
W…ワーク
3…搬送ロボット(均し手段)
4…真空ポンプ(硬化手段)
5…把持装置
5L…左アームユニット
5R…右アームユニット
51…アーム部
6…グリッパ本体(本体)
8,8A…ローラユニット(均し手段)
82,82A…ローラ
9…制御装置(硬化手段、均し手段)
Claims (5)
- ワークを把持する把持装置であって、
複数のアーム部と、
前記複数のアーム部を把持方向に沿って開閉する本体と、
流動性を有しかつ前記複数のアーム部のうち少なくとも1つに設けられたパッドと、
前記パッドの硬さを変化させる硬化手段と、
ローラの表面が前記パッドの表面のうち鉛直方向に沿って下端側から上端側へ向かって順に当接するように、前記ローラを前記パッドの表面に沿って転がすことによって前記パッドの表面を均す均し手段と、を備えることを特徴とする把持装置。 - ワークを把持する把持装置であって、
複数のアーム部と、
前記複数のアーム部を把持方向に沿って開閉する本体と、
流動性を有しかつ前記複数のアーム部のうち少なくとも1つに設けられたパッドと、
前記パッドの硬さを変化させる硬化手段と、
ローラを前記パッドの表面に沿って転がすことによって前記パッドの表面を均す均し手段と、を備え、
前記硬化手段は、前記均し手段によって前記パッドの表面を均す際には、前記パッドの硬さを、前記パッドの形状を前記ワークの形状に倣って変化させる際よりも硬くかつ前記パッドで前記ワークを把持する際よりも軟らかくすることを特徴とする把持装置。 - 前記ローラは、前記把持方向に対し略垂直な軸を中心として回転自在であり、
前記均し手段は、前記ローラの表面に前記パッドを押し付けた状態で、前記パッド及び前記ローラの両方又は何れかを前記把持方向及び前記軸に対し略垂直な摺動方向に沿って移動させながら、前記アーム部の前記把持方向に沿った位置を変化させることを特徴とする請求項1又は2に記載の把持装置。 - 複数のアーム部と、
前記複数のアーム部を把持方向に沿って開閉する本体と、
流動性を有しかつ前記複数のアーム部のうち少なくとも1つに設けられたパッドと、
前記パッドの硬さを変化させる硬化手段と、を備え、前記パッドをワークに押し付けることによって前記ワークを把持する把持装置の制御方法であって、
ローラの表面が前記パッドの表面のうち鉛直方向に沿って下端側から上端側へ向かって順に当接するように、前記ローラを前記パッドの表面に沿って転がすことによって前記パッドの表面を均す均し工程と、
前記ローラによって表面が均された前記パッドを前記ワークに接近させることにより、前記パッドで前記ワークを把持する把持工程と、を備えることを特徴とする把持装置の制御方法。 - 複数のアーム部と、
前記複数のアーム部を把持方向に沿って開閉する本体と、
流動性を有しかつ前記複数のアーム部のうち少なくとも1つに設けられたパッドと、
前記パッドの硬さを変化させる硬化手段と、を備え、前記パッドをワークに押し付けることによって前記ワークを把持する把持装置の制御方法であって、
ローラを前記パッドの表面に沿って転がすことによって前記パッドの表面を均す均し工程と、
前記ローラによって表面が均された前記パッドを前記ワークに接近させることにより、前記パッドで前記ワークを把持する把持工程と、を備え、
前記把持工程は、
前記パッドを振動させながら前記ワークに押し付けることによって、前記パッドの形状を前記ワークの形状に倣って変化させる変形工程と、
前記パッドの形状を前記ワークの形状に倣って変化させた状態で前記パッドを硬化させ、当該硬化させた前記パッドによって前記ワークを把持する硬化工程と、を備え、
前記均し工程では、前記硬化手段を用いることによって、前記パッドの硬さを前記変形工程よりも硬くかつ前記硬化工程よりも軟らかくすることを特徴とする把持装置の制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2019222653A JP7144392B2 (ja) | 2019-12-10 | 2019-12-10 | 把持装置及びその制御方法 |
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JP2019222653A JP7144392B2 (ja) | 2019-12-10 | 2019-12-10 | 把持装置及びその制御方法 |
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JP2021091032A JP2021091032A (ja) | 2021-06-17 |
JP7144392B2 true JP7144392B2 (ja) | 2022-09-29 |
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Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014008583A (ja) | 2012-06-29 | 2014-01-20 | Toyota Motor Corp | 把持装置による把持方法 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS5812122U (ja) * | 1981-07-15 | 1983-01-26 | 株式会社長崎機器製作所 | 整袋装置 |
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2019
- 2019-12-10 JP JP2019222653A patent/JP7144392B2/ja active Active
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2021091032A (ja) | 2021-06-17 |
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