JP7144083B2 - アンテナ装置 - Google Patents
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Description
より詳細には、このアンテナ装置における基台の駆動機構は、2軸回転機構であり、基台覆い部は、2軸回転機構のうちの一方の軸を覆うと共に、この一方の軸における軸周りの回転に伴って回転する第1軸覆い部と、2軸回転機構のうちの他方の軸を覆うと共に、この他方の軸における軸周りの回転に伴って回転する第2軸覆い部と、を備え、第1軸覆い部は、この他方の軸が通り、この一方の軸の周りを回転する動作が他方の軸により阻害されないように形成された開口部を有し、第2軸覆い部は、第1軸覆い部の開口部を塞ぐ塞ぎ部を有する。
さらに詳細には、第1軸覆い部は、中心軸が一方の軸と一致する円筒形状の一部となる部位を有し、第1軸覆い部に設けられた開口部は、この円筒形状の一部となる部位における円筒部分の円周方向に沿って形成され、第2軸覆い部の塞ぎ部は、第1軸覆い部の円筒形状の一部となる部位に沿って湾曲した板状部材である。
また、上記の目的を達成する他の本発明は、指向性アンテナと、この指向性アンテナを支持し、この指向性アンテナの向きを動的に制御する2軸回転機構を有する基台と、指向性アンテナおよび基台を覆う覆い部と、を備え、この覆い部は、指向性アンテナおよび2軸回転機構のうちの一方の軸を覆うと共に、この一方の軸の軸周りの回転に伴って回転する第1覆い部と、2軸回転機構のうちの他方の軸を覆うと共に、この他方の軸の軸周りの回転に伴って回転する第2覆い部と、を備え、第1覆い部は、他方の軸が通り、一方の軸の周りの回転が他方の軸により阻害されないように形成された開口部を有し、第2覆い部は、第1覆い部の開口部を塞ぐ塞ぎ部を有することを特徴とする、アンテナ装置である。
より詳細には、第1覆い部は、中心軸が一方の軸と一致する円筒形状の一部となる部位を有し、第1覆い部に設けられた開口部は、この円筒形状の一部となる部位における円筒部分の円周方向に沿って形成され、第2覆い部の塞ぎ部は、第1覆い部の円筒形状の一部となる部位に沿って湾曲した板状部材である。
<装置構成>
図1は、本実施形態によるアンテナ装置の外観を示す図である。図2は、本実施形態によるアンテナ装置の内部の装置構成を示す図である。図3は、本実施形態によるアンテナ装置を図1に示す矢印IIIの方向に沿って見た状態を示す図である。図4は、本実施形態によるアンテナ装置を図1に示す矢印IIIの方向に対して垂直な面で切った断面を示す図である。図2に示すように、アンテナ装置1は、アンテナ10と、基台20とを備える。また、図1および図3に示すように、アンテナ装置1は、アンテナ10および基台20を覆って保護する部材として、アンテナ覆い部40と、基台覆い部50とを備える。
アンテナ覆い部40は、アンテナ10を覆う部材である。アンテナ覆い部40を設けることにより、アンテナ10が風雨等から保護される。アンテナ覆い部40は、アンテナ10が収まるサイズの箱型であり、アンテナ10のアンテナ面と対向する底面41と、底面41の辺から立ち上がってアンテナ10の側部を覆う側面42とを有する。アンテナ覆い部40は、例えば、ナイロン系の樹脂で形成される。
基台覆い部50は、基台20を覆う部材である。基台覆い部50は、第1軸覆い部60と、第2軸覆い部70と、基幹覆い部51とを備える。第1軸覆い部60は、駆動機構30の第1軸31を覆い、第1軸31の軸周りの駆動に伴って回転する。第2軸覆い部70は、駆動機構30の第2軸32を覆い、第2軸32の軸周りの駆動に伴って回転する。
第1軸覆い部60は、基台20の駆動機構30を構成する第1軸31を覆う部材である。第1軸覆い部60は、両端が塞がれた略筒状の形状であり、側面にアンテナ10が収納されたアンテナ覆い部40が取り付けられる。具体的には、例えば、アンテナ覆い部40の側面42における底面41とは反対側の辺が第1軸覆い部の側面に固定される。このため、アンテナ覆い部40が第1軸覆い部60に取り付けられると、アンテナ10は、アンテナ覆い部40と第1軸覆い部60の側面とによって、周囲が全て覆われた状態となる。また、第1軸覆い部60は、略筒状の本体の一部に、円筒の一部をなす円筒部61が形成されている。円筒部61は、第1軸覆い部60が装着された状態で、中心軸が第1軸31と同軸となる。第1軸覆い部60は、例えば、ナイロン系の樹脂で形成される。
図7は、第2軸覆い部70を示す図である。図7には、第2軸覆い部70と共に第1軸31が図示されており、第2軸覆い部70と第1軸31との位置関係を示している。図7において、第2軸32は図示していない。
図8は、アンテナ10の上下方向の旋回に伴う第1軸覆い部60と第2軸覆い部70との関係を示す図である。図8(A)はアンテナ10が水平方向を向いている場合の第1軸覆い部60と第2軸覆い部70との関係を示す図、図8(B)はアンテナ10が下方向の最大角度の方向を向いている場合の第1軸覆い部60と第2軸覆い部70との関係を示す図、図8(C)はアンテナ10が上方向の最大角度の方向を向いている場合の第1軸覆い部60と第2軸覆い部70との関係を示す図である。図8(A)~(C)の各図は、第1軸覆い部60および第2軸覆い部70を、第1軸31に垂直かつ第1軸覆い部60の開口部62を通る面で切った断面を示す。なお、図8(A)~(C)においては、第1軸覆い部60と第2軸覆い部70との関係を示すため、アンテナ10および基台20は図示していない。
図9は、指向性アンテナの指向特性を説明する図である。図9に示すように、平面アンテナであるアンテナ10は、アンテナ面(平面)の法線方向に強い指向性を示す。指向性アンテナの指向特性は、例えば、半値角によって表される。半値角とは、アンテナ10の出力が最大である方向と、その1/2となる方向との間の角度である。上記のような第5世代移動通信システムと使用周波数帯が重なる電波源を探索する場合、一例として、半値角φが5度程度の指向特性のアンテナ10を用いても良い。
以上の実施形態では、アンテナ装置1を保護する覆い部材を、アンテナ10を覆うアンテナ覆い部40と、基台20を覆う基台覆い部50とを分けて構成した。また、基台覆い部50を、基台20の駆動機構30における第1軸31を覆う第1軸覆い部60と、第2軸32を覆う第2軸覆い部70とを有する構成とした。そして、第1軸覆い部60に、第2軸32および第2軸覆い部70が通る開口部62を設け、第2軸覆い部70に設けられた塞ぎ部72が開口部62を塞ぐ構成とした。これにより、アンテナ10および基台20をそれぞれ覆って保護すると共に、基台20における駆動機構30の動作に伴って動作可能とした。
Claims (5)
- 指向性アンテナと、
前記指向性アンテナを支持し、当該指向性アンテナの向きを動的に制御する駆動機構を有する基台と、
前記指向性アンテナを覆うと共に、当該指向性アンテナと共に向きを変えるアンテナ覆い部と、
前記指向性アンテナの送信方向または受信方向を覆うことなく、前記基台を覆う基台覆い部と、を備え、
前記指向性アンテナの送信方向または受信方向における当該指向性アンテナと前記アンテナ覆い部との間の距離は、当該指向性アンテナの向きに関わらず一定であることを特徴とする、アンテナ装置。 - 前記基台の前記駆動機構は、2軸回転機構であり、
前記基台覆い部は、
前記2軸回転機構のうちの一方の軸を覆うと共に、当該一方の軸における軸周りの回転に伴って回転する第1軸覆い部と、
前記2軸回転機構のうちの他方の軸を覆うと共に、当該他方の軸における軸周りの回転に伴って回転する第2軸覆い部と、を備え、
前記第1軸覆い部は、前記他方の軸が通り、前記一方の軸の周りを回転する動作が当該他方の軸により阻害されないように形成された開口部を有し、
前記第2軸覆い部は、前記第1軸覆い部の前記開口部を塞ぐ塞ぎ部を有することを特徴とする、請求項1に記載のアンテナ装置。 - 前記第1軸覆い部は、中心軸が前記一方の軸と一致する円筒形状の一部となる部位を有し、
前記第1軸覆い部に設けられた前記開口部は、前記円筒形状の一部となる部位における当該円筒部分の円周方向に沿って形成され、
前記第2軸覆い部の前記塞ぎ部は、前記第1軸覆い部の前記円筒形状の一部となる部位に沿って湾曲した板状部材であることを特徴とする、請求項2に記載のアンテナ装置。 - 指向性アンテナと、
前記指向性アンテナを支持し、当該指向性アンテナの向きを動的に制御する2軸回転機構を有する基台と、
前記指向性アンテナおよび前記基台を覆う覆い部と、を備え、
前記覆い部は、
前記指向性アンテナおよび前記2軸回転機構のうちの一方の軸を覆うと共に、当該一方の軸の軸周りの回転に伴って回転する第1覆い部と、
前記2軸回転機構のうちの他方の軸を覆うと共に、当該他方の軸の軸周りの回転に伴って回転する第2覆い部と、を備え、
前記第1覆い部は、前記他方の軸が通り、前記一方の軸の周りの回転が当該他方の軸により阻害されないように形成された開口部を有し、
前記第2覆い部は、前記第1覆い部の前記開口部を塞ぐ塞ぎ部を有することを特徴とする、アンテナ装置。 - 前記第1覆い部は、中心軸が前記一方の軸と一致する円筒形状の一部となる部位を有し、
前記第1覆い部に設けられた前記開口部は、前記円筒形状の一部となる部位における当該円筒部分の円周方向に沿って形成され、
前記第2覆い部の前記塞ぎ部は、前記第1覆い部の前記円筒形状の一部となる部位に沿って湾曲した板状部材であることを特徴とする、請求項4に記載のアンテナ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021017520A JP7144083B2 (ja) | 2021-02-05 | 2021-02-05 | アンテナ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2021017520A JP7144083B2 (ja) | 2021-02-05 | 2021-02-05 | アンテナ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2022120554A JP2022120554A (ja) | 2022-08-18 |
JP7144083B2 true JP7144083B2 (ja) | 2022-09-29 |
Family
ID=82849204
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2021017520A Active JP7144083B2 (ja) | 2021-02-05 | 2021-02-05 | アンテナ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP7144083B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59174707U (ja) * | 1983-05-11 | 1984-11-21 | 株式会社光電製作所 | ド−ム型アンテナ |
JPH069216U (ja) * | 1992-06-30 | 1994-02-04 | 株式会社トキメック | アンテナスタビライザ |
-
2021
- 2021-02-05 JP JP2021017520A patent/JP7144083B2/ja active Active
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Publication number | Publication date |
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JP2022120554A (ja) | 2022-08-18 |
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