JP7143111B2 - 無塗装耐候性鋼構造物の腐食診断方法および腐食診断装置 - Google Patents
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Description
(1)無塗装耐候性鋼構造物の建設完了から1年以上4年未満において、前記無塗装耐候性鋼構造物に形成したさびのさび厚およびイオン透過抵抗値を測定し、
前記さび厚が150μm以下かつ前記イオン透過抵抗値が1.0kΩ以下の場合には前記さびが初期さびであって補修を行う必要がないと診断し、
前記さび厚が150μm以下かつ前記イオン透過抵抗値が1.0kΩ超または前記さび厚が150μm超250μm以下かつ前記イオン透過抵抗値が3.0kΩ超の場合には前記さびが保護性さびであって補修を行う必要がないと診断し、
前記さび厚が150μm超250μm以下かつ前記イオン透過抵抗値が3.0kΩ以下の場合には前記さびが未成長さび(不安定さび)であって状況に応じて補修を行う必要があると診断し、
前記さび厚が250μm超400μm以下の場合には前記さびが要観察さびであって予防保全の観点から速やかに補修を行う必要があると診断し、
前記さび厚が400μm超の場合には前記さびが異常さびであって構造安全性の観点から速やかに補修を行う必要があると診断することを特徴とする、
無塗装耐候性鋼構造物の腐食診断方法。
(2)無塗装耐候性鋼構造物の建設完了から4年以上9年未満において、前記無塗装耐候性鋼構造物に形成したさびのさび厚およびイオン透過抵抗値を測定し、
前記さび厚が250μm以下かつ前記イオン透過抵抗値が1.0kΩ以下の場合には前記さびが初期さびであって補修を行う必要がないと診断し、
前記さび厚が250μm以下かつ前記イオン透過抵抗値が1.0kΩ超または前記さび厚が250μm超350μm以下かつ前記イオン透過抵抗値が3.0kΩ超の場合には前記さびが保護性さびであって補修を行う必要がないと診断し、
前記さび厚が250μm超350μm以下かつ前記イオン透過抵抗値が3.0kΩ以下の場合には前記さびが未成長さび(不安定さび)であって状況に応じて補修を行う必要があると診断し、
前記さび厚が350μm超600μm以下の場合には前記さびが要観察さびであって予防保全の観点から速やかに補修を行う必要があると診断し、
前記さび厚が600μm超の場合には前記さびが異常さびであって構造安全性の観点から速やかに補修を行う必要があると診断することを特徴とする、
無塗装耐候性鋼構造物の腐食診断方法。
(3)無塗装耐候性鋼構造物の建設完了から9年以上において、前記無塗装耐候性鋼構造物に形成したさびのさび厚およびイオン透過抵抗値を測定し、
前記さび厚が300μm以下かつ前記イオン透過抵抗値が1.0kΩ以下の場合には前記さびが初期さびであって補修を行う必要がないと診断し、
前記さび厚が300μm以下かつ前記イオン透過抵抗値が1.0kΩ超または前記さび厚が300μm超400μm以下かつ前記イオン透過抵抗値が3.0kΩ超の場合には前記さびが保護性さびであって補修を行う必要がないと診断し、
前記さび厚が300μm超400μm以下かつ前記イオン透過抵抗値が3.0kΩ以下の場合には前記さびが未成長さび(不安定さび)であって状況に応じて補修を行う必要があると診断し、
前記さび厚が400μm超800μm以下の場合には前記さびが要観察さびであって予防保全の観点から速やかに補修を行う必要があると診断し、
前記さび厚が800μm超の場合には前記さびが異常さびであって構造安全性の観点から速やかに補修を行う必要があると診断することを特徴とする、
無塗装耐候性鋼構造物の腐食診断方法。
(4)前記無塗装耐候性鋼構造物が無塗装耐候性鋼橋梁である、(1)~(3)のいずれか1つに記載の無塗装耐候性鋼構造物の腐食診断方法。
(5)(1)~(4)のいずれか1つに記載の無塗装耐候性鋼構造物の腐食診断方法を行うための腐食診断装置。
本発明は無塗装耐候性鋼構造物の腐食診断方法および腐食診断装置であって、無塗装耐候性鋼構造物に使用されている耐候性鋼の表面に形成したさびのさび厚およびイオン透過抵抗値を測定し、この測定データに基づき、その測定時期が前記無塗装耐候性鋼構造物の建設完了から1年以上4年未満、4年以上9年未満、9年以上のいずれであるかによって、3つの異なる診断基準でこのさびの状態を診断する方法、および、前記方法を行うための腐食診断装置である。
無塗装耐候性鋼構造物の建設完了から1年以上4年未満においては、前記無塗装耐候性鋼構造物に形成したさびについて、そのさび厚およびイオン透過抵抗値を測定し、この測定データに基づき、本発明者が設定した図1に示す診断基準において5つの区分のいずれに区分されるかを確認し、診断を行う。具体的には、前記さび厚が150μm以下かつ前記イオン透過抵抗値が1.0kΩ以下の場合には、前記さびは初期さびに区分され(図1のI-5領域)、補修を行う必要がない(損傷が認められないか、損傷が軽微である)と診断する(A1)。前記さび厚が150μm以下かつ前記イオン透過抵抗値が1.0kΩ超または前記さび厚が150μm超250μm以下かつ前記イオン透過抵抗値が3.0kΩ超の場合には、前記さびは保護性さびに区分され(図1のI-4領域)、補修を行う必要がないと診断する(A2)。前記さび厚が150μm超250μm以下かつ前記イオン透過抵抗値が3.0kΩ以下の場合には、前記さびは未成長さび(不安定さび)に区分され(図1のI-3領域)、状況に応じて補修を行う必要がある(将来、補修を行う必要性が生じる可能性がある)と診断する(B)。前記さび厚が250μm超400μm以下の場合には、前記さびは要観察さびに区分され(図1のI-2領域)、予防保全の観点から速やかに補修を行う必要がある(将来、耐荷力に問題が発生する可能性がある)と診断する(C1)。前記さび厚が400μm超の場合には、前記さびは異常さびに区分され(図1のI-1領域)、構造安全性の観点から速やかに補修を行う必要がある(現段階において、耐荷力に問題がある可能性がある)と診断する(C2)。
無塗装耐候性鋼構造物の建設完了から4年以上9年未満においては、同様に、前記無塗装耐候性鋼構造物に形成したさびについて、そのさび厚およびイオン透過抵抗値を測定し、この測定データに基づき、本発明者が設定した図2に示す診断基準において5つの区分のいずれに区分されるかを確認し、診断を行う。具体的には、前記さび厚が250μm以下かつ前記イオン透過抵抗値が1.0kΩ以下の場合には、前記さびは初期さびに区分され(図2のI-5領域)、補修を行う必要がないと診断する(A1)。前記さび厚が250μm以下かつ前記イオン透過抵抗値が1.0kΩ超または前記さび厚が250μm超350μm以下かつ前記イオン透過抵抗値が3.0kΩ超の場合には、前記さびは保護性さびに区分され(図2のI-4領域)、補修を行う必要がないと診断する(A2)。前記さび厚が250μm超350μm以下かつ前記イオン透過抵抗値が3.0kΩ以下の場合には、前記さびは未成長さび(不安定さび)に区分され(図2のI-3領域)、状況に応じて補修を行う必要があると診断する(B)。前記さび厚が350μm超600μm以下の場合には、前記さびは要観察さびに区分され(図2のI-2領域)、予防保全の観点から速やかに補修を行う必要があると診断する(C1)。前記さび厚が600μm超の場合には、前記さびは異常さびに区分され(図1のI-1領域)、構造安全性の観点から速やかに補修を行う必要があると診断する(C2)。
無塗装耐候性鋼構造物の建設完了から9年以上においては、これも同様に、前記無塗装耐候性鋼構造物に形成したさびについて、そのさび厚およびイオン透過抵抗値を測定し、この測定データに基づき、本発明者が設定した図3に示す診断基準において5つの区分のいずれに区分されるかを確認し、診断を行う。具体的には、前記さび厚が300μm以下かつ前記イオン透過抵抗値が1.0kΩ以下の場合には、前記さびは初期さびに区分され(図3のI-5領域)、補修を行う必要がないと診断する(A1)。前記さび厚が300μm以下かつ前記イオン透過抵抗値が1.0kΩ超または前記さび厚が300μm超400μm以下かつ前記イオン透過抵抗値が3.0kΩ超の場合には、前記さびは保護性さびに区分され(図3のI-4領域)、補修を行う必要がないと診断する(A2)。前記さび厚が300μm超400μm以下かつ前記イオン透過抵抗値が3.0kΩ以下の場合には、前記さびは未成長さび(不安定さび)に区分され(図3のI-3領域)、状況に応じて補修を行う必要があると診断する(B)。前記さび厚が400μm超800μm以下の場合には、前記さびは要観察さびに区分され(図3のI-2領域)、予防保全の観点から速やかに補修を行う必要があると診断する(C1)。前記さび厚が800μm超の場合には、前記さびは異常さびに区分され(図3のI-1領域)、構造安全性の観点から速やかに補修を行う必要があると診断する(C2)。
Claims (5)
- 無塗装耐候性鋼構造物の建設完了から1年以上4年未満において、前記無塗装耐候性鋼構造物に形成したさびのさび厚およびイオン透過抵抗値を測定し、
前記さび厚が150μm以下かつ前記イオン透過抵抗値が1.0kΩ以下の場合には前記さびが初期さびであって補修を行う必要がないと診断し、
前記さび厚が150μm以下かつ前記イオン透過抵抗値が1.0kΩ超または前記さび厚が150μm超250μm以下かつ前記イオン透過抵抗値が3.0kΩ超の場合には前記さびが保護性さびであって補修を行う必要がないと診断し、
前記さび厚が150μm超250μm以下かつ前記イオン透過抵抗値が3.0kΩ以下の場合には前記さびが未成長さび(不安定さび)であって状況に応じて補修を行う必要があると診断し、
前記さび厚が250μm超400μm以下の場合には前記さびが要観察さびであって予防保全の観点から速やかに補修を行う必要があると診断し、
前記さび厚が400μm超の場合には前記さびが異常さびであって構造安全性の観点から速やかに補修を行う必要があると診断することを特徴とする、
無塗装耐候性鋼構造物の腐食診断方法。 - 無塗装耐候性鋼構造物の建設完了から4年以上9年未満において、前記無塗装耐候性鋼構造物に形成したさびのさび厚およびイオン透過抵抗値を測定し、
前記さび厚が250μm以下かつ前記イオン透過抵抗値が1.0kΩ以下の場合には前記さびが初期さびであって補修を行う必要がないと診断し、
前記さび厚が250μm以下かつ前記イオン透過抵抗値が1.0kΩ超または前記さび厚が250μm超350μm以下かつ前記イオン透過抵抗値が3.0kΩ超の場合には前記さびが保護性さびであって補修を行う必要がないと診断し、
前記さび厚が250μm超350μm以下かつ前記イオン透過抵抗値が3.0kΩ以下の場合には前記さびが未成長さび(不安定さび)であって状況に応じて補修を行う必要があると診断し、
前記さび厚が350μm超600μm以下の場合には前記さびが要観察さびであって予防保全の観点から速やかに補修を行う必要があると診断し、
前記さび厚が600μm超の場合には前記さびが異常さびであって構造安全性の観点から速やかに補修を行う必要があると診断することを特徴とする、
無塗装耐候性鋼構造物の腐食診断方法。 - 無塗装耐候性鋼構造物の建設完了から9年以上において、前記無塗装耐候性鋼構造物に形成したさびのさび厚およびイオン透過抵抗値を測定し、
前記さび厚が300μm以下かつ前記イオン透過抵抗値が1.0kΩ以下の場合には前記さびが初期さびであって補修を行う必要がないと診断し、
前記さび厚が300μm以下かつ前記イオン透過抵抗値が1.0kΩ超または前記さび厚が300μm超400μm以下かつ前記イオン透過抵抗値が3.0kΩ超の場合には前記さびが保護性さびであって補修を行う必要がないと診断し、
前記さび厚が300μm超400μm以下かつ前記イオン透過抵抗値が3.0kΩ以下の場合には前記さびが未成長さび(不安定さび)であって状況に応じて補修を行う必要があると診断し、
前記さび厚が400μm超800μm以下の場合には前記さびが要観察さびであって予防保全の観点から速やかに補修を行う必要があると診断し、
前記さび厚が800μm超の場合には前記さびが異常さびであって構造安全性の観点から速やかに補修を行う必要があると診断することを特徴とする、
無塗装耐候性鋼構造物の腐食診断方法。 - 前記無塗装耐候性鋼構造物が無塗装耐候性鋼橋梁である、請求項1~3のいずれか1項に記載の無塗装耐候性鋼構造物の腐食診断方法。
- 請求項1~4のいずれか1項に記載の無塗装耐候性鋼構造物の腐食診断方法を行うための腐食診断装置。
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