JP7140628B2 - スクリューコンベア並びにその製造方法及び改修方法 - Google Patents

スクリューコンベア並びにその製造方法及び改修方法 Download PDF

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Description

本発明は、スクリューコンベア並びにその製造方法及び改修方法に関する。
現在、燃焼炉に供給される固形燃料(バイオマス燃料や廃棄物燃料等)を搬送するスクリューコンベアが提案され、実用化されている。近年においては、燃料との間で生じる摩擦によって摩耗する部分にセラミック塗装を施す技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。かかる技術を採用すると、摩耗により減肉した部分にセラミック塗装を施して簡単な作業で確実に補修を行うことができる、とされている。
特開2014-184992号公報
しかし、特許文献1に記載された技術では、摩耗による減肉が大きい場合に十分な補修を行うことができないという問題がある。この点、特許文献1には、摩耗による減肉が大きい部分に肉盛溶接を施し、その表面にセラミック塗装を施すこともできる旨が記載されているが、この場合、肉盛溶接とセラミック塗装との双方の作業が必要となるため、補修作業に手間がかかるという問題がある。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、燃料搬送用のスクリューコンベアの補修作業を簡素化し、当該スクリューコンベア全体を交換する回数を大幅に減らすことを目的とする。
前記目的を達成するため、本発明に係る第一のスクリューコンベアは、所定長を有する軸と、軸の外周面に螺旋状に設けられた螺旋羽根と、を備え、燃焼炉に供給される燃料を搬送するように構成されたものであって、軸の外周面に、第一ピッチを有する第一筋盛溶接と、第一ピッチとは異なる第二ピッチを有する第二筋盛溶接と、が形成されている。
また、本発明に係る第一の製造方法は、所定長を有する軸と、軸の外周面に螺旋状に設けられた螺旋羽根と、を備え、燃焼炉に供給される燃料を搬送するように構成された筋盛付きスクリューコンベアを製造する方法であって、軸を調製する工程と、軸に螺旋羽根を取り付ける工程と、軸の外周面に、第一ピッチを有する第一筋盛溶接を形成する工程と、軸の外周面に、第一ピッチとは異なる第二ピッチを有する第二筋盛溶接を形成する工程と、を含む。
また、本発明に係る第一の改修方法は、所定長を有する軸と、軸の外周面に螺旋状に設けられた螺旋羽根と、を備え、燃焼炉に供給される燃料を搬送するように構成されたスクリューコンベアを改修する方法であって、軸の外周面に、第一ピッチを有する第一筋盛溶接を形成する工程と、軸の外周面に、第一ピッチとは異なる第二ピッチを有する第二筋盛溶接を形成する工程と、を含む。
かかる構成及び方法を採用すると、軸の外周面に、(例えば比較的狭い)第一ピッチを有する第一筋盛溶接と、第一ピッチとは異なる(例えば比較的広い)第二ピッチを有する第二筋盛溶接と、を形成することができ、比較的広いピッチを有する筋盛溶接を一様に形成する場合と比較して、比較的狭いピッチを有する筋盛溶接が存在することにより、燃料を搬送する際に、燃料と軸の外周面との接触機会を減少させることができる。その結果、燃料との接触による軸の外周面の摩耗を低減させることができる。従って、例えば定期点検時に筋盛溶接の補修で継続使用することが可能となり、スクリューコンベア全体を交換する回数を大幅に減らすことができる。また、軸の外周面に「筋盛」溶接を施すため、外周面全体に肉盛溶接を施す場合と比較して、軸に与える熱の影響(例えば変形等)を低減させることができる。
本発明に係る第一のスクリューコンベアにおいて、第一筋盛溶接の第一ピッチを、第二筋盛溶接の第二ピッチよりも狭くし、第一筋盛溶接及び第二筋盛溶接を、軸の外周面の螺旋羽根が設けられた全領域のうち軸根本側に位置する根本側領域に形成することができる。この際、第一筋盛溶接を、根本側領域のうち螺旋羽根に隣接する軸根本側部分に形成し、第二筋盛溶接を、根本側領域のうち螺旋羽根に隣接する軸先端側部分に形成することができる。
かかる構成を採用すると、燃料との接触機会が多い部分(軸の根本側領域の軸根本側部分)に、比較的狭いピッチ(第一ピッチ)を有する第一筋盛溶接を形成することにより、燃料と軸の外周面との接触機会をより効果的に減少させることができる。
本発明に係る第一のスクリューコンベアにおいて、第一筋盛溶接の第一ピッチを、第二筋盛溶接の第二ピッチよりも狭くし、第一筋盛溶接及び第二筋盛溶接を、軸の外周面の螺旋羽根が設けられた全領域に形成することができる。この際、全領域のうち軸根本側に位置する根本側領域に形成される第一筋盛溶接の面積を、全領域のうち軸先端側に位置する先端側領域に形成される第一筋盛溶接の面積よりも多くすることができる。
かかる構成を採用すると、燃料との接触機会が多い部分(軸の根本側領域)に、比較的狭いピッチ(第一ピッチ)を有する第一筋盛溶接を多く形成することにより、燃料と軸の外周面との接触機会をより効果的に減少させることができる。
また、本発明に係る第二のスクリューコンベアは、所定長を有する軸と、軸の外周面に螺旋状に設けられた螺旋羽根と、を備え、燃焼炉に供給される燃料を搬送するように構成されたものであって、軸の外周面に、補強部材が取り付けられている。
また、本発明に係る第二の製造方法は、所定長を有する軸と、軸の外周面に螺旋状に設けられた螺旋羽根と、を備え、燃焼炉に供給される燃料を搬送するように構成された補強部材付きスクリューコンベアを製造する方法であって、軸を調製する工程と、軸に螺旋羽根を取り付ける工程と、軸の外周面に、補強部材を取り付ける工程と、を含む。
また、本発明に係る第二の改修方法は、所定長を有する軸と、軸の外周面に螺旋状に設けられた螺旋羽根と、を備え、燃焼炉に供給される燃料を搬送するように構成されたスクリューコンベアを改修する方法であって、軸の外周面に、補強部材を取り付ける工程を含む。
かかる構成及び方法を採用すると、軸の外周面に補強部材を取り付けるため、軸の外周面に筋盛溶接を施す場合と比較して、補強部材によって、例えば軸の外周面のうち燃料との接触機会が多い部分を面状に覆うことができ、燃料と軸の外周面との接触機会を減少させることができる。その結果、燃料との接触による軸の外周面の摩耗を低減させることができる。従って、例えば定期点検時に補強部材の取付けで継続使用することが可能となり、スクリューコンベア全体を交換する回数を大幅に減らすことができる。
本発明に係る第二のスクリューコンベアにおいて、補強部材を、軸の外周面の螺旋羽根が設けられた全領域のうち軸根本側に位置する根本側領域に取り付けることができる。この際、補強部材を、根本側領域のうち螺旋羽根に隣接する軸根本側部分に取り付けることができる。
かかる構成を採用すると、燃料との接触機会が多い部分(軸の根本側領域の軸根本側部分)に補強部材を取り付けることにより、燃料と軸の外周面との接触機会をより効果的に減少させることができる。
本発明に係る第二のスクリューコンベアにおいて、軸の外周面に、筋盛溶接を形成することができる。この際、筋盛溶接を、軸の外周面の螺旋羽根が設けられた全領域のうち軸根本側に位置する根本側領域に形成し、この根本側領域のうち螺旋羽根に隣接する軸先端側部分に形成することができる。また、筋盛溶接を、軸の外周面の螺旋羽根が設けられた全領域のうち軸先端側に位置する先端側領域に形成し、この先端側領域のうち螺旋羽根に隣接する軸根本側部分に形成することができる。
かかる構成を採用すると、軸の外周面に補強部材を取り付けることに加えて、軸の外周面に筋盛溶接を形成することにより、燃料と軸の外周面との接触機会をより効果的に減少させることができる。
本発明によれば、燃料搬送用のスクリューコンベアの補修作業を簡素化し、当該スクリューコンベア全体を交換する回数を大幅に減らすことが可能となる。
本発明の第一実施形態に係る燃焼設備の構成を示す図である。 図1に示す燃焼設備の燃料供給部の構成を示す図である。 図2に示す燃料供給部に設けられるスクリューコンベアの構成を示す図である。 図3に示すスクリューコンベアの軸の外周面に設けられた筋盛のピッチを説明するための図である。 本発明の第二実施形態に係るスクリューコンベアの構成を示す図である。
以下、図面を参照して、本発明の好ましい実施形態について説明する。なお、同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。また、上下左右等の位置関係は、特に断らない限り、図面に示す位置関係に基づくものとする。さらに、図面の寸法比率は、図示の比率に限定されるものではない。また、以下の実施形態はあくまでも好適な適用例であって、本発明の適用範囲がこれに限定されるものではない。
<第一実施形態>
最初に、図1~図4を用いて、本発明の第一実施形態について説明する。図1は、本実施形態に係る燃焼設備1の構成を示す図であり、図2は、図1に示す燃焼設備1の燃料供給部3の構成を示す図であり、図3は、図2に示す燃料供給部3に設けられるスクリューコンベア10の構成を示す図である。また、図4は、図3に示すスクリューコンベア10の軸11の外周面に設けられた筋盛のピッチを説明するための図である。
まず、図1を用いて、本実施形態に係る燃焼設備1の構成について説明する。
燃焼設備1は、複数種類の固形燃料が投入される循環流動層ボイラー2と、循環流動層ボイラー2に複数種類の固形燃料を供給する燃料供給部3と、循環流動層ボイラー2から排出された排ガスを処理する排ガス処理部4と、を備えている。循環流動層ボイラー2に投入される固形燃料としては、例えば、石炭、ペーパースラッジ、RPF(Refuse paper&Plastic Fuel)、バイオマス、TDF(Tire Derived Fuel)、EFB(Empty Fruit Bunches)、ライスハスク(籾殻)、PKS(パーム椰子殻)等が挙げられる。固形燃料として、その他の可燃物を使用してもよい。バイオマスには、例えば建築廃材が含まれる。
循環流動層ボイラー2は、流動層を形成し固形燃料を燃焼させる燃焼炉5を有している。燃焼炉5の側部には、固形燃料を投入するための燃料投入口5aが設けられている。燃料供給部3は、燃料投入口5aを介して燃焼炉5内に複数種類の固形燃料を投入する。また、燃焼炉5には、流動媒体Lを供給するための流動媒体供給口5bが設けられている。
燃焼炉5の上部には、燃焼で発生する排ガスを排出するガス出口5cが設けられ、ガス出口5cには、サイクロン6が接続されている。サイクロン6は、セパレータ、サイクロン分級装置、あるいはサイクロン分離器等と呼ばれ、固気分離装置として機能する。サイクロン6の入口6aはガス出口5cに接続され、サイクロン6の排出口6bはバックパス7を介して後段の排ガス処理部4に接続されている。また、サイクロン6の底部出口6cからはダウンカマーと称されるリターンライン8が下方に延びており、リターンライン8の下端は、燃焼炉5の下部側面連絡口5dを通じて、燃焼炉5に連絡されている。
また、燃焼炉5の底部には、燃焼炉5内に空気を供給するための複数の空気供給口5eが設けられており、この空気供給口5eを通じて燃焼炉5内に空気Aが供給される。燃焼炉5内では、空気供給口5eから供給された空気によって、固形燃料及び流動媒体が流動して流動層を形成し、固形燃料が燃焼するようになっている。
燃焼炉5で発生した排ガスは、流動媒体を同伴しながらサイクロン6に導入される。サイクロン6の内部では、排ガスの旋回流が形成され、この旋回流による遠心分離作用によって流動媒体と気体とが分離される。分離された流動媒体は、サイクロン6の底部出口6cから排出され、リターンライン8内を下降し、リターンライン8を通過した流動媒体は燃焼炉5の底部に戻される。
バックパス7は、排ガスを流通させるダクトである。バックパス7には、排ガスの熱を回収するための熱回収部9が設けられている。熱回収部9は、バックパス7の内部に導入されて排ガス流路を横切るように配置された伝熱管を有する。バックパス7内を流れる排ガスの熱は、伝熱管内を流れる流体(例えばボイラ給水)に伝達されて回収される。
排ガスは、バックパス7内を上から下に流れ、バックパス7の底部から排出されて、排ガス処理部4に導入される。排ガス処理部4は、排ガスに同伴する飛灰等の微粒子を除去する共に、排ガスに対して脱硫処理を行う。排ガス処理部4で処理された排ガスは、例えば図示されていない煙突から大気に放出される。
次に、図2を用いて、本実施形態に係る燃焼設備1の燃料供給部3について説明する。
燃料供給部3は、複数種類の固形燃料を集合させて搬送し、燃焼炉5に投入するように機能するものである。燃料供給部3は、複数種類の固形燃料を受け入れて貯留する燃料貯留槽3aを有している。燃料貯留槽3aの底部には、燃料貯留槽3aに貯留された固形燃料を排出するための排出口3bが設けられており、この排出口3bから排出された固形燃料は、上流側燃料シュート3cに導入される。上流側燃料シュート3cに導入された固形燃料は、上流側燃料搬送部3dによって下流側に搬送され、下流側燃料シュート3eに導入される。下流側燃料シュート3eに導入された固形燃料は、下流側燃料搬送部3fによって搬送され、燃料投入口5aを介して燃焼炉5内に供給される。
燃料貯留槽3aの底部には、底部に堆積している固形燃料を搬送して排出口3bに導入するためのスクリューコンベア10が設けられている。スクリューコンベア10の根本側は、排出口3bの上方に設置された旋回部3gに取り付けられている。スクリューコンベア10が取り付けられる旋回部3gは、図示されていない鉛直方向の旋回軸を中心に旋回し、これに伴ってスクリューコンベア10もまた旋回軸を中心に旋回(公転)する。また、スクリューコンベア10には、図示されていない駆動源としての電動モータが接続されている。この電動モータから回転駆動力が伝達されることにより、スクリューコンベア10は、旋回軸に直行する図示されていない回転軸を中心に回転(自転)する。スクリューコンベア10の回転数を一定とすることで、燃料貯留槽3aから排出される固形燃料の排出量を一定とすることができる。スクリューコンベア10の具体的な構成については、図3及び図4を用いて後述する。
上流側燃料シュート3cの上端部は、燃料貯留槽3aの排出口3bに接続され、上流側燃料シュート3cの下端部は、上流側燃料搬送装置3dの一端側に接続されている。上流側燃料シュート3cを落下した固形燃料は、上流側燃料搬送装置3dの一端側に導入される。
上流側燃料搬送部3dは、固形燃料を一端側から他端側に搬送するように機能する。上流側燃料搬送部3dの他端側の底部には排出口が設けられており、この排出口は下流側燃料シュート3eの上端部に接続されている。上流側燃料搬送部3dは、例えばチェーンコンベアでもよく、燃料貯留槽3aのスクリューコンベア10と同様の構成を有するスクリューコンベアでもよく、その他の搬送手段でもよい。
下流側燃料シュート3eの上端部は、上流側燃料搬送部3dの排出口に接続され、下流側燃料シュート3eの下端部は、下流側燃料搬送部3fの一端側に接続されている。下流側燃料シュート3eを落下した固形燃料は、下流側燃料搬送部3fの一端側に導入される。
下流側燃料搬送部3fは、固形燃料を一端側から他端側に搬送するように機能する。下流側燃料搬送部3fの他端側は、燃焼炉5の燃料投入口5aに接続されている。下流側燃料搬送部3fは、水平方向に対して傾斜して(すなわち上流側から下流側になるに従って鉛直方向下方になるように)配置されている。下流側燃料搬送部3fは、例えばチェーンコンベアでもよく、燃料貯留槽3aのスクリューコンベア10と同様の構成を有するスクリューコンベアでもよく、その他の搬送手段でもよい。
続いて、図3及び図4を用いて、本実施形態における燃料供給部3の燃料貯留槽3aの底部に設けられたスクリューコンベア10の構成について説明する。
本実施形態におけるスクリューコンベア10は、所定長を有する軸11と、軸11の外周面に螺旋状に設けられた螺旋羽根12と、を有している。スクリューコンベア10は、図示されていない旋回軸を中心に、燃料貯留槽3aの旋回部3gと一体的に旋回(公転)する。また、スクリューコンベア10は、それ自体が軸11の延在方向(旋回軸と直行する方向)にある図示されていない回転軸を中心に自転する。このため、スクリューコンベア10は、軸11の自転に伴う螺旋羽根12の回転により、燃焼貯留槽3aに供給される固形燃料を軸11の先端側(燃料貯留槽3aの外壁側)から根本側(燃料貯留槽3aの排出口側)へと搬送する。本実施形態におけるスクリューコンベア10は、所定の閾値(例えば128mm/sec)以下の周速度で使用され、固形燃料のうちバイオネス燃料等の搬送に適しているものである。
軸11は、ステンレス(例えばSUS316)等の金属材料で構成されており、燃料貯留槽3aの排出口側(根本側)から外壁側(先端側)へと延在するように配置されている。軸11は、図3に示すように、螺旋羽根12が設けられておらず燃料貯留層3aの旋回部3gに取り付けられる部分11Aと、螺旋羽根12が設けられる部分のうち燃料貯留槽3aの排出口側に位置する部分(以下、「根本側部分」と称する)11Rと、螺旋羽根12が設けられる部分のうち燃料貯留槽3aの外壁側に位置する部分(以下、「先端側部分」と称する)11Tと、を有している。根本側部分11Rの長さと、先端側部分11Tの長さと、の比は、固形燃料の種類等に応じて適宜設定することができる。
軸11は、図3に示すように、燃料貯留槽3aの排出口側(根本側)から外壁側(先端側)になるに従って直径が漸次小さくなるように形成されており、根本側に位置する図示されていない旋回軸を中心として、燃料貯留槽3aの排出口3bの周囲を旋回するように構成されている。
螺旋羽根12は、ステンレス(例えばSUS316)等の金属材料で構成されており、軸11の外周面に溶接されている。螺旋羽根12の外径や厚さは、軸11の直径に合わせて適宜設定することができる。
スクリューコンベア10の軸11の外周面には、比較的狭い第一ピッチP1を有する第一筋盛溶接13と、比較的広い第二ピッチP2を有する第二筋盛溶接14と、が形成されている。ここで、ピッチとは、図4に示すように、筋盛同士の間隔を意味する。第一ピッチP1は、例えば20~30mmの範囲内で設定することができる。第二ピッチP2は、第一ピッチP1の2倍程度(例えば40~60mmの範囲内)に設定することができる。第一筋盛溶接13と第二筋盛溶接14の筋盛の延在方向は、図4に示すように軸11の延在方向と略平行である。筋盛の延在方向における長さは、固形燃料の種類等に応じて適宜設定することができる。筋盛の高さは、例えば3~9mmの範囲内で設定することができる。筋盛の幅(筋盛の延在方向に直行する方向の寸法)は、例えば20~30mmの範囲内で設定することができる。筋盛は、Cr含有合金鋼等の金属材料で構成することができる。
本実施形態においては、図3に示すように、軸11の外周面の螺旋羽根12が設けられている全領域のうち、軸根本側に位置する根本側領域AR(根本側部分11Rの外周面)に、第一筋盛溶接13と第二筋盛溶接14との双方が形成されている。この際、第一筋盛溶接13は、根本側領域ARのうち螺旋羽根12に隣接する軸根本側部分ARRに形成されており、第二筋盛溶接14は、根本側領域ARのうち螺旋羽根12に隣接する軸先端側部分ARTに形成されている。軸11の外周面のうち固形燃料との接触機会が多いのは、固形燃料が滞留する根本側領域ARである。その中でも、螺旋羽根12に隣接する軸根本側部分ARRは、螺旋羽根12間に滞留している固形燃料を軸根本側に押して圧縮する部分であるため、圧縮された固形燃料との接触機会が特に多いが、この軸根本側部分ARRに比較的狭い第一ピッチP1を有する第一筋盛溶接13を形成することにより、燃料による軸11の外周面の摩耗を低減させることができる。
また、本実施形態においては、図3に示すように、軸11の外周面の螺旋羽根12が設けられている全領域のうち、軸先端側に位置する先端側領域AT(先端側部分11Tの外周面)にも、第二筋盛溶接14が形成されている。この際、第二筋盛溶接14は、先端側領域ATのうち螺旋羽根12に隣接する軸根本側部分ATRに形成されている。
なお、本実施形態においては、軸11の根本側領域AR(根本側部分11Rの外周面)のみに第一筋盛溶接13を形成した例を示したが、軸11の先端側領域AT(先端側部分11Tの外周面)にも第一筋盛溶接13を形成することもできる。すなわち、第一筋盛溶接13と第二筋盛溶接14との双方を、軸11の外周面の螺旋羽根12が設けられている全領域に形成することができる。かかる場合には、軸11の根本側領域ARに形成される第一筋盛溶接13の面積を、軸11の先端側領域ATに形成される第一筋盛溶接13の面積よりも多くする。このようにすると、燃料との接触機会が多い部分(軸11の根本側領域AR)に、比較的狭いピッチ(第一ピッチP1)を有する第一筋盛溶接13を多く形成することにより、燃料と軸11の外周面との接触機会をより効果的に減少させることができる。
次に、本実施形態における筋盛付きスクリューコンベア10の製造方法について説明する。
まず、スクリューコンベア10を構成する軸11を調製し(軸調製工程)、軸11の外周面に螺旋状に螺旋羽根12を取り付ける(螺旋羽根取付工程)。螺旋羽根取付工程においては、所定厚さの円盤状部材を複数調製し、これら円盤状部材の中央に軸11の直径と略同一径の孔を形成して環状部材とし、環状部材の外縁から孔へと至る切り込みを設け、環状部材の孔に軸11を挿入し、環状部材を捩って螺旋状にした状態で軸11に溶接接合する、という手順を経ることにより、軸11に螺旋羽根12を取り付けることができる。
次いで、軸11の根本側領域ARの軸根本側部分ARRに、第一ピッチP1を有する第一筋盛溶接13を形成する(第一筋盛溶接形成工程)。また、軸11の根本側領域ARの軸先端側部分ARTと、軸11の先端側領域ATの軸根本側部分ATRと、に第二ピッチP2を有する第二筋盛溶接14を形成する(第二筋盛溶接形成工程)。第一・第二筋盛溶接形成工程においては、現時点で形成した筋盛溶接から最も離れた位置(軸11の外周面のうち軸11を挟んで反対側の位置)に次の筋盛溶接を形成するようにする。このようにすることにより、溶接時に与える熱の偏在による軸11の変形等を抑制することができる。以上の工程群を経ることにより、本実施形態における筋盛付きスクリューコンベア10を得ることができる。
なお、軸調製工程及び螺旋羽根設置工程を経て製造した軸11及び螺旋羽根12を有する既成のスクリューコンベアを改修して、本実施形態におけるスクリューコンベア10を得ることもできる。すなわち、既成のスクリューコンベアの軸11の外周面に、第一ピッチP1を有する第一筋盛溶接13を形成する(第一筋盛溶接形成工程)とともに、既成のスクリューコンベアの軸11の外周面に第二ピッチP2を有する第二筋盛溶接14を形成する(第二筋盛溶接形成工程)ことにより、本実施形態におけるスクリューコンベア10を得ることができる。
以上説明した実施形態に係るスクリューコンベア10においては、軸11の外周面に、比較的狭い第一ピッチP1を有する第一筋盛溶接13と、比較的広い第二ピッチP2を有する第二筋盛溶接14と、が形成されており、比較的広いピッチを有する筋盛溶接を一様に形成する場合と比較して、比較的狭いピッチを有する第一筋盛溶接13が存在することにより、燃料を搬送する際に、燃料と軸11の外周面との接触機会を減少させることができる。その結果、燃料による軸11の外周面の摩耗を低減させることができる。特に、本実施形態に係るスクリューコンベア10においては、燃料との接触機会が多い部分(軸11の根本側領域ARの軸根本側部分ARR)に、比較的狭いピッチ(第一ピッチP1)を有する第一筋盛溶接13を形成しているため、燃料と軸11の外周面との接触機会をより効果的に減少させることができる。従って、例えば定期点検時に筋盛溶接の補修で継続使用することが可能となり、スクリューコンベア10全体を交換する回数を大幅に減らすことができる。また、軸11の外周面に「筋盛」溶接を施すため、外周面全体に肉盛溶接を施す場合と比較して、軸11に与える熱の影響を低減させることができる。
<第二実施形態>
次に、図5等を用いて、本発明の第二実施形態について説明する。本実施形態は、第一実施形態の各構成のうちスクリューコンベア10の構成のみを変更したものであり、その他の構成については第一実施形態と実質的に共通である。このため、異なる構成を中心に説明し、共通する構成については同一の符号を付して詳細な説明を省略することとする。
図5は、本実施形態におけるスクリューコンベア10Aの構成を示す図である。スクリューコンベア10Aは、第一実施形態と同様に、所定長を有する軸11と、軸11の外周面に螺旋状に設けられた螺旋羽根12と、を有しており、旋回軸を中心に燃料貯留槽3aの旋回部3g(図2参照)と一体的に旋回(公転)するとともに、それ自体が回転軸を中心に自転し、軸11の自転に伴う螺旋羽根12の回転により、固形燃料を軸11の先端側から根本側へと搬送する。本実施形態におけるスクリューコンベア10Aは、比較的狭いピッチを有する筋盛溶接を用いた第一実施形態と比較して、軸11の外周面を覆うように取り付けられている補強部材15(後述)を用いることにより、所定の閾値(例えば128mm/sec)を超える周速度においても使用することができ、固形燃料のうちバイオネス燃料だけでなく摩耗性の高いTDF(Tire Derived Fuel)等の搬送にも適している。軸11及び螺旋羽根12については、第一実施形態と同様であるため詳細な説明を省略する。
本実施形態におけるスクリューコンベア10Aの軸11の根本側領域ARの軸根本側部分ARRには、補強部材15が取り付けられている。本実施形態においては、補強部材15として、軸11の外周面を面状に覆うことができる板状部材を採用することが好ましい。補強部材15の幅(軸11の延在方向における長さ)は、固形燃料の種類等に応じて適宜設定することができる。補強部材15の材料や厚さは、スクリューコンベア10Aのサイズや固形燃料の種類等に応じて適宜決定することができる。例えば、Cr含有合金鋼等の金属材料のほか、セラミック等の材料で補強部材15を構成することができる。補強部材15の厚さは、例えば6~14mmの範囲内で設定することができる。
また、本実施形態におけるスクリューコンベア10Aの軸11の外周面には、所定のピッチを有する筋盛溶接14が形成されている。本実施形態における筋盛溶接14は、第一実施形態における第二の筋盛溶接14と同様に、軸11の根本側領域AR(根本側部分11Rの外周面)の軸先端側部分ARTと、軸11の先端側領域AT(先端側部分11Tの外周面)の軸根本側部分ATRと、に形成されている。筋盛の延在方向は、軸11の延在方向と略平行である。筋盛のピッチは、例えば40~60mmの範囲内に設定することができる。筋盛の延在方向における長さは、固形燃料の種類等に応じて適宜設定することができる。筋盛の高さは、例えば3~9mmの範囲内で設定することができる。筋盛の幅(筋盛の延在方向に直行する方向の寸法)は、例えば20~30mmの範囲内で設定することができる。筋盛は、Cr含有合金鋼等の金属材料で構成することができる。
次に、本実施形態における補強部材付きスクリューコンベア10Aの製造方法について説明する。
まず、スクリューコンベア10Aを構成する軸11を調製し(軸調製工程)、軸11の外周面に螺旋状に螺旋羽根12を設ける(螺旋羽根設置工程)。次いで、軸11の根本側領域ARの軸根本側部分ARRに、所定の幅を有する補強部材(板状部材)15を取り付ける(補強部材取付工程)。また、軸11の根本側領域ARの軸先端側部分ARTと、軸11の先端側領域ATの軸根本側部分ATRと、に所定のピッチを有する筋盛溶接14を形成する(筋盛溶接形成工程)。以上の工程群を経ることにより、本実施形態における補強部材付きスクリューコンベア10Aを得ることができる。
なお、軸調製工程及び螺旋羽根設置工程を経て製造した軸11及び螺旋羽根12を有する既成のスクリューコンベアを改修して、本実施形態におけるスクリューコンベア10Aを得ることもできる。すなわち、既成のスクリューコンベアの軸11の外周面に、所定の幅を有する補強部材(板状部材)15を取り付ける(補強部材取付工程)とともに、既成のスクリューコンベアの軸11の外周面に所定のピッチを有する筋盛溶接14を形成する(筋盛溶接形成工程)ことにより、本実施形態におけるスクリューコンベア10Aを得ることができる。
以上説明した実施形態に係るスクリューコンベア10Aにおいては、軸11の外周面に補強部材15が取り付けられているため、軸11の外周面に筋盛溶接を施す場合と比較して、補強部材15によって、軸11の外周面のうち燃料との接触機会が多い部分を面状に覆うことができ、燃料と軸11の外周面との接触機会を減少させることができる。特に、本実施形態においては、燃料との接触機会が多い部分(軸11の根本側領域ARの軸根本側部分ARR)に補強部材15を取り付けるとともに、軸11の外周面に筋盛溶接を形成することにより、燃料と軸11の外周面との接触機会をより効果的に減少させることができる。その結果、燃料との接触による軸11の外周面の摩耗を低減させることができる。従って、例えば定期点検時に補強部材15の取付けや筋盛溶接14の形成で継続使用することが可能となり、スクリューコンベア10A全体を交換する回数を大幅に減らすことができる。
なお、第二実施形態においては、補強部材15と筋盛溶接14とを併用した例を示したが、補強部材15のみを採用してもよい。
本発明は、以上の各実施形態に限定されるものではなく、これら実施形態に当業者が適宜設計変更を加えたものも、本発明の特徴を備えている限り、本発明の範囲に包含される。すなわち、前記各実施形態が備える各要素及びその配置、材料、条件、形状、サイズ等は、例示したものに限定されるわけではなく適宜変更することができる。また、前記各実施形態が備える各要素は、技術的に可能な限りにおいて組み合わせることができ、これらを組み合わせたものも本発明の特徴を含む限り本発明の範囲に包含される。
本発明は、燃料搬送用のスクリューコンベアの補修作業を簡素化し、当該スクリューコンベア全体を交換する回数を大幅に減らす際に有用である。
5…燃焼炉
10・10A…スクリューコンベア
11…軸
12…螺旋羽根
13…第一筋盛溶接
14…第二筋盛溶接・筋盛溶接
15…補強部材(板状部材)
AR…根本側領域
ARR…(根本側領域の)軸根本側部分
ART…(根本側領域の)軸先端側部分
AT…先端側領域
ATR…(先端側領域の)軸根本側部分
1…第一ピッチ
2…第二ピッチ

Claims (17)

  1. 所定長を有する軸と、前記軸の外周面に螺旋状に設けられた螺旋羽根と、を備え、燃焼炉に供給される燃料を搬送するように構成されたスクリューコンベアであって、
    前記軸の前記外周面に、第一ピッチを有する第一筋盛溶接と、前記第一ピッチとは異なる第二ピッチを有する第二筋盛溶接と、が形成されている、スクリューコンベア。
  2. 所定の閾値以下の周速度で使用される、請求項1に記載のスクリューコンベア。
  3. 前記第一ピッチは、前記第二ピッチよりも狭い、請求項1又は2に記載のスクリューコンベア。
  4. 前記第一筋盛溶接及び前記第二筋盛溶接は、前記軸の前記外周面の前記螺旋羽根が設けられた全領域のうち軸根本側に位置する根本側領域に形成されており、
    前記第一筋盛溶接は、前記根本側領域のうち前記螺旋羽根に隣接する軸根本側部分に形成されており、
    前記第二筋盛溶接は、前記根本側領域のうち前記螺旋羽根に隣接する軸先端側部分に形成されている、請求項1から3の何れか一項に記載のスクリューコンベア。
  5. 前記第一筋盛溶接及び前記第二筋盛溶接は、前記軸の前記外周面の前記螺旋羽根が設けられた全領域に形成されており、
    前記全領域のうち軸根本側に位置する根本側領域に形成される前記第一筋盛溶接の面積は、前記全領域のうち軸先端側に位置する先端側領域に形成される前記第一筋盛溶接の面積よりも多い、請求項1から3の何れか一項に記載のスクリューコンベア。
  6. 所定長を有する軸と、前記軸の外周面に螺旋状に設けられた螺旋羽根と、を備え、燃焼炉に供給される燃料を搬送するように構成されたスクリューコンベアであって、
    前記軸の前記外周面に、補強部材が取り付けられている、スクリューコンベア。
  7. 所定の閾値を超える周速度で使用される、請求項6に記載のスクリューコンベア。
  8. 前記補強部材は、板状部材である、請求項6又は7に記載のスクリューコンベア。
  9. 前記補強部材は、前記軸の前記外周面の前記螺旋羽根が設けられた全領域のうち軸根本側に位置する根本側領域に取り付けられている、請求項6から8の何れか一項に記載のスクリューコンベア。
  10. 前記補強部材は、前記根本側領域のうち前記螺旋羽根に隣接する軸根本側部分に取り付けられている、請求項9に記載のスクリューコンベア。
  11. 前記軸の前記外周面に、筋盛溶接が形成されている、請求項6から10の何れか一項に記載のスクリューコンベア。
  12. 前記筋盛溶接は、前記軸の前記外周面の前記螺旋羽根が設けられた全領域のうち軸根本側に位置する根本側領域に形成されており、
    前記筋盛溶接は、前記根本側領域のうち前記螺旋羽根に隣接する軸先端側部分に形成されている、請求項11に記載のスクリューコンベア。
  13. 前記筋盛溶接は、前記軸の前記外周面の前記螺旋羽根が設けられた全領域のうち軸先端側に位置する先端側領域に形成されており、
    前記筋盛溶接は、前記先端側領域のうち前記螺旋羽根に隣接する軸根本側部分に形成されている、請求項11又は12に記載のスクリューコンベア。
  14. 所定長を有する軸と、前記軸の外周面に螺旋状に設けられた螺旋羽根と、を備え、燃焼炉に供給される燃料を搬送するように構成された筋盛付きスクリューコンベアを製造する方法であって、
    前記軸を調製する工程と、
    前記軸に前記螺旋羽根を取り付ける工程と、
    前記軸の前記外周面に、第一ピッチを有する第一筋盛溶接を形成する工程と、
    前記軸の前記外周面に、前記第一ピッチとは異なる第二ピッチを有する第二筋盛溶接を形成する工程と、
    を含む、筋盛付きスクリューコンベアの製造方法。
  15. 所定長を有する軸と、前記軸の外周面に螺旋状に設けられた螺旋羽根と、を備え、燃焼炉に供給される燃料を搬送するように構成された補強部材付きスクリューコンベアを製造する方法であって、
    前記軸を調製する工程と、
    前記軸に前記螺旋羽根を取り付ける工程と、
    前記軸の前記外周面に、補強部材を取り付ける工程と、
    を含む、補強部材付きスクリューコンベアの製造方法。
  16. 所定長を有する軸と、前記軸の外周面に螺旋状に設けられた螺旋羽根と、を備え、燃焼炉に供給される燃料を搬送するように構成されたスクリューコンベアを改修する方法であって、
    前記軸の前記外周面に、第一ピッチを有する第一筋盛溶接を形成する工程と、
    前記軸の前記外周面に、前記第一ピッチとは異なる第二ピッチを有する第二筋盛溶接を形成する工程と、
    を含む、スクリューコンベアの改修方法。
  17. 所定長を有する軸と、前記軸の外周面に螺旋状に設けられた螺旋羽根と、を備え、燃焼炉に供給される燃料を搬送するように構成されたスクリューコンベアを改修する方法であって、
    前記軸の前記外周面に、補強部材を取り付ける工程を含む、スクリューコンベアの改修方法。
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