JP7140001B2 - 無線通信システム及び無線通信方法 - Google Patents

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Description

本発明は、無線通信システム及び無線通信方法に関する。
無線LANは、広帯域かつ誰でも簡単に設置できる利便性から、無線アクセス手段として広く普及している。無線LANが使用する周波数は、代表的には2.4GHz帯及び5GHz帯である。これらの周波数帯は、免許不要の周波数であり、誰でも申請することなく無線機を設置し、利用可能である。
無線LANは、IEEEによって仕様(非特許文献1)が策定されており、無線アクセス方式にCSMA/CA(Carrier Sense Multiple Access/Collision Avoidance)を使用している。CSMA/CAは、各無線LAN端末が送信前にキャリアセンスを実施し、一定時間チャネルが使用されていないことを確認してから送信を開始するものである。チャネルが使用されている場合、チャネルの使用が終わるまで待機した後、予め定められた時間に加えて、ランダムに選択されたスロット数だけ送信を待機(ランダムバックオフ)し、その間にチャネルの使用がなければ、無線フレームを送信する。
このようにして、無線LANは、複数の無線端末間で自律的に衝突を回避し、送信を行う。送信された無線フレームには、宛先アドレスが記載されており、受信した無線LAN機器は、自身が宛先であった場合、SIFS(Short Inter Frame Space)の経過後、直ちにACKフレームを返信する。したがって、送信したパケットが電波干渉等の理由により送達できなかった場合には、ACKフレームが返信されないため、送信側は、そのフレームは送信エラーとみなして再送を行う。
以上に述べた基本的な無線LANの送信動作に従ってデータは送信されるが、無線LANでは免許不要の帯域が用いられ、干渉も多いことから、待機時間の占める割合は長くなる。加えて、無線伝送部前段のMAC(メディアアクセス制御)キューをAP(アクセスポイント)に帰属する全無線端末で共有すると、先にMACキューに到達した他の無線端末の無線フレームの全無線伝送を待たねばならないので、待機時間はさらに長くなる。
よって、個々の無線端末の通信帯域は、無線通信に利用できる時間占有率が小さくなることで細くなる。また、要求される無線トラヒックのデータレートが帯域を上回ってしまうと、輻輳が生じる。MACキューでの待機に要する遅延を特にキューイング遅延と呼ぶ。キューイング遅延は、輻輳時には発散することが知られている。
すなわち、無線LANの基本的な動作では、低遅延サービスを収容する際に、キューイング遅延によって品質を満足できなくなる可能性が高いという課題がある。
この課題に対して、無線LANのQoS(Quality of Service)対応の技術が、IEEEによって策定された仕様(非特許文献1)に盛り込まれている。その1つは、EDCA(Enhanced Distributed Channel Access)と呼ばれる機能である。EDCAでは、データをAC_VO,AC_VI,AC_BE,AC_BKの4つのアクセスカテゴリ(以下、AC)に分類し、送信するデータをそれぞれのACに対応したMACキューに分けて格納する。
AC_VOは、音声データ用アクセスカテゴリであり、最もリアルタイム性が求められ、最も優先度を高くされている。AC_VIは、ビデオ・データ用アクセスカテゴリであり、優先度を高くされている。AC_BEは、ベスト・エフォート・データ用アクセスカテゴリであり、優先度を低くされている。AC_BKは、背景トラヒック用アクセスカテゴリであり、優先度を最も低くされている。
各ACには、1アクセスあたりに連続使用できる最長時間(TxOP Limit)とアクセス獲得確率を調整する3つのパラメータ(AIFS,CWmax,CWmin)の計4つのパラメータ(以下、EDCAパラメータ)が設けられている。EDCAパラメータは、ACごとに差が付けられた無線LANパラメータである。無線LANには、EDCAパラメータによって、高優先度のACが、より短い時間で待機時間を終え、より長い時間無線区間を利用できる仕組みが取り入れられている。
4つのACそれぞれに対して設定される4種類のEDCAパラメータ(計16種類のEDCAパラメータ)には、一般的に知られているデフォルト値がある。そのデフォルト値によると、非優先のAC(AC_BE,AC_BK)のTxOP Limitには0を設定することとなっている。
上述したように、TxOP Limitは、該ACが1回のアクセス時に無線通信に使用できる最長時間をμsの単位で指定するためのパラメータであるが、値が0の場合のみ意味合いが変わり、1回のアクセス時に1フレームだけ無線伝送することを許可する識別子となる。この動作は、各ACの無線トラヒックが逼迫した際に、非優先のACの帯域を極限まで絞ることを指向したものであるが、該処理には2つの課題がある。
1つ目は、非優先のフレームの伝送が、いかなる場合でも常にMAC効率が低く帯域が細くなる単フレーム送信で実施されねばならない点である。無線LANでは、A-MPDU(aggregation MAC protocol data unit)や、802.11eBlock data frame exchangeなどにより、ACKフレームやSIFSの回数を省略した連続フレーム送信によってMAC効率を高めて帯域を太くする技術が、IEEEにより策定された仕様に盛り込まれている。該技術は、非優先のACの無線通信に対しても、優先のACの帯域を逼迫しない範囲で用いられるべきであるが、従来のデフォルト値では単フレーム送信が強いられるために適用できない。
2つ目は、非優先のACに属する無線端末に低無線伝送レートでしか無線通信ができないものが存在する時、優先のACの所望帯域を補償しづらくなるという点である。TxOP Limit=0の時に要する無線区間の利用時間は、概ね伝送フレームサイズ(bit)を無線伝送レート(bit/s)で割った値である。したがって、無線伝送レートが遅いと、1フレームの伝送といえども該利用時間の占める割合は、優先ACと同等以上になるため、優先トラヒックが逼迫しやすくなる。
P802.11-REVmc/D8.0, Aug 2016 - IEEE Approved Draft Standard for Information technology--Telecommunications and information exchange between systems - Local and metropolitan area networks--Specific requirements Part 11: Wireless LAN Medium Access Control (MAC) and Physical Layer (PHY) Specifications
本発明は、非優先フレームがチャネルを占有することによって優先フレームの伝送が遅延することを低減することができる無線通信システム及び無線通信方法を提供することを目的とする。
本発明の一態様にかかる無線通信システムは、チャネルへのアクセス権を獲得した後の排他的なチャネルの使用を許可されるチャネル使用期間が送信データの種類に応じて設定されて優先制御を行う無線通信システムであって、無線通信の品質に関連する品質測定情報を測定する測定部と、前記測定部が測定した品質測定情報に基づいて、非優先フレームの伝送によって優先フレームの伝送が遅延することが想定されない場合に、非優先フレームの送信に対する前記チャネル使用期間を長くするように変更して設定するパラメータ設定部と、前記パラメータ設定部が設定した前記チャネル使用期間内に非優先フレームの連続送信を許容するMACフレームを生成するMACフレーム生成部とを有することを特徴とする。
また、本発明の一態様にかかる無線通信システムは、前記パラメータ設定部は、前記測定部が測定した品質測定情報に基づいて、非優先フレームの伝送によって優先フレームの伝送が遅延することが想定される場合に、非優先フレームの送信に対する前記チャネル使用期間を所定期間以下に限定し、かつ、前記チャネル使用期間内に送信可能なフレーム数の制限をなくす設定を行い、前記MACフレーム生成部は、非優先フレームのフラグメント処理を行うことを特徴とする。
また、本発明の一態様にかかる無線通信システムは、前記測定部は、周辺の干渉波、送信データの平均パケットサイズ、平均要求データレート、平均無線伝送レート、及び通信規格を示す信号の少なくともいずれかを含む情報を品質測定情報として測定することを特徴とする。
また、本発明の一態様にかかる無線通信方法は、チャネルへのアクセス権を獲得した後の排他的なチャネルの使用を許可されるチャネル使用期間が送信データの種類に応じて設定されて優先制御を行う無線通信方法であって、無線通信の品質に関連する品質測定情報を測定する測定工程と、前記測定工程により測定した品質測定情報に基づいて、非優先フレームの伝送によって優先フレームの伝送が遅延することが想定されない場合に、非優先フレームの送信に対する前記チャネル使用期間を長くするように変更して設定するパラメータ設定工程と、設定した前記チャネル使用期間内に非優先フレームの連続送信を許容するMACフレームを生成するMACフレーム生成工程とを含むことを特徴とする。
また、本発明の一態様にかかる無線通信方法は、前記パラメータ設定工程は、前記測定工程により測定した品質測定情報に基づいて、非優先フレームの伝送によって優先フレームの伝送が遅延することが想定される場合に、非優先フレームの送信に対する前記チャネル使用期間を所定期間以下に限定し、かつ、前記チャネル使用期間内に送信可能なフレーム数の制限をなくす設定を行い、前記MACフレーム生成工程は、非優先フレームのフラグメント処理を行うことを特徴とする。
また、本発明の一態様にかかる無線通信方法は、前記測定工程は、周辺の干渉波、送信データの平均パケットサイズ、平均要求データレート、平均無線伝送レート、及び通信規格を示す信号の少なくともいずれかを含む情報を品質測定情報として測定することを特徴とする。
本発明によれば、非優先フレームがチャネルを占有することによって優先フレームの伝送が遅延することを低減することができる。
一実施形態にかかる無線通信システムの構成例を示す図である。 一実施形態にかかる集中制御局の構成例を示す図である。 一実施形態にかかる無線基地局の構成例を示す図である。 一実施形態にかかる無線端末の構成例を示す図である。 無線通信システムの動作の概要を例示するフローチャートである。 各無線基地局が行う処理の具体例を示すシーケンス図である。 各無線基地局行う処理の具体例を示すフローチャートである。 無線LANの送信局及び受信局が行う処理を示す図である。 無線LANで規定される連続フレーム送信の概要を示す図である。 フラグメント処理の概要を示す図である。
以下に、図面を用いて無線通信システムの一実施形態を説明する。図1は、一実施形態にかかる無線通信システム1の構成例を示す。図1に示すように、無線通信システム1は、ネットワーク10を介して集中制御局2及び複数の無線基地局3が接続されている。また、無線基地局3は、無線端末4との間で無線通信を行う。例えば、無線通信システム1は、AP(アクセスポイント)となる無線基地局3を介してIEEE 802.11の各規格に準拠した優先制御をともなう無線通信を行う無線LANシステムとなっている。
図2は、一実施形態にかかる集中制御局2の構成例を示す。図2に示すように、集中制御局2は、通信I/F(インターフェース)部20、情報収集部21、情報記録部22、パラメータ算出部23、アルゴリズムパラメータ記録部24、パラメータ設定部25及びパラメータ記録部26を有する。
通信I/F部20は、ネットワーク10(図1)を介して無線基地局3との間で送受信を行うインターフェースである。例えば、通信I/F部20は、無線基地局3が収集する通信品質測定情報、及び無線端末4の無線基地局3に対する帰属情報などの無線通信に関する情報及び無線LANパラメータを送受信する。
情報収集部21は、通信I/F部20を介して通信品質測定情報及び帰属情報などの無線通信に関する情報収集を行う。情報記録部22は、情報収集部21が収集した通信品質測定情報及び帰属情報などの無線通信に関する情報を記録する。
パラメータ算出部23は、情報記録部22が記録している無線通信に関する情報と、アルゴリズムパラメータ記録部24が記録している無線LANのアルゴリズムパラメータとを参照し、新たな無線LANパラメータを算出する。
パラメータ設定部25は、通信I/F部20を介して、パラメータ算出部23が算出した無線LANパラメータを無線基地局3に対して設定する。パラメータ記録部26は、パラメータ設定部25が無線基地局3に対して設定した無線LANパラメータを記録して管理する。
図3は、一実施形態にかかる無線基地局3の構成例を示す。図3に示すように、無線基地局3は、通信I/F部30、パラメータ設定部31、帰属情報管理部32、測定部33、測定情報記録部34、AC分類部35、低遅延AC部36、非低遅延AC部37、衝突回避制御部38、RF部39及びアンテナ部300を有する。
通信I/F部30は、ネットワーク10(図1)を介して集中制御局2との間で送受信を行うインターフェースである。例えば、通信I/F部30は、通信品質測定情報、及び無線端末4の無線基地局3に対する帰属情報などの無線通信に関する情報及び無線LANパラメータを集中制御局2との間で送受信する。
パラメータ設定部31は、通信I/F部30を介して集中制御局2から受信した無線LANパラメータに基づいて無線LANパラメータの設定を行う。例えば、パラメータ設定部31は、集中制御局2から受信した無線LANパラメータを低遅延AC部36及び非低遅延AC部37に対して設定可能な形式に変換して設定する。
具体例として、パラメータ設定部31は、後述する測定部33が測定した品質測定情報に基づいて、非優先フレームの伝送によって優先フレームの伝送が遅延することが想定されない場合に、非優先フレームの送信に対するチャネル使用期間(TxOP Limit)を長くするように変更して設定する。また、パラメータ設定部31は、測定部33が測定した品質測定情報に基づいて、非優先フレームの伝送によって優先フレームの伝送が遅延することが想定される場合に、非優先フレームの送信に対するチャネル使用期間を所定期間以下に限定し、かつ、チャネル使用期間内に送信可能なフレーム数の制限をなくす設定を行う。
帰属情報管理部32は、帰属する各無線端末4のID(MACアドレスなど)や、帰属する各無線端末4が要求するACの情報を含む無線端末4の帰属情報を登録して管理する。
測定部33は、周辺の干渉AP(干渉する無線基地局3)のスキャン情報(BSSID(Basic Service Set ID),CH(Channel),RSSI(Received Signal Strength Indication))と、帰属する無線端末4の平均パケットサイズ、平均要求データレート、平均無線伝送レート、平均使用無線LAN規格を示す信号などからなる無線通信の品質に関連する無線通信測定情報(品質測定情報)を測定して収集する。また、無線通信のトラヒックを含む品質に影響を与える測定可能な情報の全てを品質に関連する品質測定情報としてもよい。
測定情報記録部34は、帰属情報管理部32が管理する帰属情報(ACの情報を含む)と、測定部33が測定した無線通信測定情報とを対応付けて記録する。なお、測定情報記録部34が記録する帰属情報と無線通信測定情報とを対応づけた記録情報は、例えば帰属情報管理部32により通信I/F部30を介して集中制御局2へも同時に通知され、低遅延AC部36及び非低遅延AC部37においても用いられる。
AC分類部35は、帰属情報管理部32が管理する帰属情報と到達フレームの宛先からACの分類を実施する。具体的には、AC分類部35は、上位層から到達したフレームを低遅延AC又は非低遅延ACのいずれかに分類し、低遅延AC部36又は非低遅延AC部37のいずれかに対して出力する。例えば、AC分類部35は、AC_VO,AC_VIのフレームを優先フレームとして低遅延AC部36に対して出力し、AC_BE,AC_BKのフレームを非優先フレームとして非低遅延AC部37に対して出力する。
低遅延AC部36は、MACキュー部360、MACフレーム生成部362及びアクセス権獲得制御部364を有し、AC分類部35が低遅延ACとして分類したACのフレームを処理する。
MACキュー部360は、上位層から到達してAC分類部35が低遅延ACであるとして分類したACのフレームを蓄積する。
MACフレーム生成部362は、パラメータ設定部31が設定した無線LANパラメータ、及び測定情報記録部34が記録している情報に基づいて、MACキュー部360が蓄積したフレームを連続フレームに変換したり、フラグメント処理を行うことにより、MACフレームを生成する。
アクセス権獲得制御部364は、パラメータ設定部31が設定した無線LANパラメータに基づいて、MACフレーム生成部362が生成したMACフレームを所定のアクセスタイミング及びチャネル使用期間に応じて排出する。
非低遅延AC部37は、MACキュー部370、MACフレーム生成部372及びアクセス権獲得制御部374を有し、AC分類部35が非低遅延ACとして分類したACのフレームを処理する。
MACキュー部370は、上位層から到達してAC分類部35が非低遅延ACであるとして分類したACのフレームを蓄積する。
MACフレーム生成部372は、パラメータ設定部31が設定した無線LANパラメータ、及び測定情報記録部34が記録している情報に基づいて、MACキュー部370が蓄積したフレームを連続フレームに変換したり、フラグメント処理を行うことにより、MACフレームを生成する。
具体例として、MACフレーム生成部372は、パラメータ設定部31が設定したチャネル使用期間内に非優先フレームの連続送信を許容し、例えば非優先フレームのフラグメント処理を行って、MACフレームを生成する。
アクセス権獲得制御部374は、パラメータ設定部31が設定した無線LANパラメータに基づいて、MACフレーム生成部372が生成したMACフレームを所定のアクセスタイミング及びチャネル使用期間に応じて排出する。
衝突回避制御部38は、CSMA/CAによってアクセス権の衝突を回避させる制御を行う。例えば、衝突回避制御部38は、RF部39及びアンテナ部300を介して、低遅延AC部36又は非低遅延AC部37が排出するフレームを送信するようにアクセス権の衝突を回避させる制御を行う。
RF部39は、アンテナ部300が送受信する高周波(RF:Radio Frequency)の信号を処理する。
なお、無線基地局3が複数の衝突回避制御部38を備えている場合には、衝突回避制御部38間でアクセスタイミングが衝突してしまうことが考えられる。この場合、無線基地局3は、次段にさらに横断的にまたがる衝突回避制御部が設けられて、意図的にアクセスタイミングをずらして無線基地局3内のアクセスタイミングの衝突を回避するように構成されてもよい。
このように、無線基地局3は、アンテナ部300を介して所定の規格の電波を送受信し、無線端末4との間で無線通信を行う無線通信装置である。例えば、無線基地局3は、アンテナ部300を介して、チャネルへのアクセス権を獲得した後の排他的なチャネルの使用を許可されるチャネル使用期間(TxOP Limit)内に送信できるフレームを無線端末4へ送信する。
図4は、一実施形態にかかる無線端末4の構成例を示す。図4に示すように、無線端末4は、アンテナ部400、RF部40、MAC機能部41、遅延AC要求部42及び帰属先管理部43を有する。無線端末4は、アンテナ部400を介して所定の規格の電波を送受信し、無線基地局3との間で無線通信を行う無線通信装置である。
RF部40は、アンテナ部400が送受信する高周波の信号を処理する。MAC機能部41は、無線通信メディアアクセス制御の機能を備える。
遅延AC要求部42は、MAC機能部41、RF部40及びアンテナ部400を介して、帰属を希望する無線基地局3に対してACを通達する。帰属先管理部43は、帰属が確立した後の無線基地局3の管理情報を管理する。
次に、図5~10を用いて、無線通信システム1の具体的な動作について説明する。
図5は、無線通信システム1の動作の概要を例示するフローチャートである。図5に示すように、まず、各無線基地局3は、帰属する無線端末4それぞれのACを登録する(S100)。次に、各無線基地局3は、帰属する無線端末4それぞれの無線通信測定情報を収集し、ACの情報と無線通信測定情報とを対応させた記録情報を集中制御局2へ通知する(S102)。
集中制御局2は、各無線基地局3内の各ACのTxOP Limitを算出し、無線基地局3に対して設定する(S104)。そして、各無線基地局3は、設定された各ACのTxOP Limitに準じて、伝送法を適応的に選択してフレームを送信する(S106)。
図6は、図5に示した各無線基地局3が行うS100,S102の処理の具体例を示すシーケンス図である。ここで、各無線基地局3が行う処理は、処理(1)~処理(4)によって構成されている。
処理(1)は、周辺の干渉AP(干渉する無線基地局3)のスキャン処理である。処理(2)は、帰属する無線端末4が要求するACを無線基地局3に登録する処理である。
処理(3)は、処理(2)を実施した無線端末4に対して実際にトラヒックを印加し、平均使用無線LAN規格の検出、無線伝送レートの測定、平均要求データレートの測定等を行い、無線通信測定情報(品質測定情報)を収集する処理である。品質測定情報は、帰属情報管理部32が管理する帰属情報(各無線端末4のID(MACアドレスなど)や、各無線端末4が要求するACの情報)に対応付けられ、記録情報として管理される。
処理(4)は、処理(1)及び処理(3)によって得られた情報を無線基地局3が集中制御局2へ通知する処理であり、無線基地局3は、集中制御局2からの情報通知要求に応じて情報通知を行う。
なお、処理(1)及び処理(4)は、無線端末4の状況によらず、一定の周期で実行される。処理(2)は、無線端末4が無線基地局3に接続されたときに一度実行される。処理(3)は、無線端末4がトラヒックを流している間に、一定周期で実施され、記録情報を更新する。
次に、図7~10を用いて、各無線基地局3が行うS106の処理(フレーム送信処理)の具体例について説明する。
図7は、図5に示した各無線基地局3が行うS106の処理(フレーム送信処理)の具体例を示すフローチャートである。ここでは、現行の無線LANで規定された処理を応用するため、補足事項を先に述べる。
図8は、無線LANの送信局及び受信局が行う処理を機能ブロックの配列によって示す。図8において、送信局は、各機能ブロックが行う処理を上から下へ進めて送信を行い、受信局は、各機能ブロックが行う処理を下から上へ進めて受信を行う。ここで、PS保留キューからMPDUヘッダ+CRCまでの機能ブロック(A)は、IEEE802.11nよりも前に策定された規格に定められた処理を行う。
MPDUアグリゲーション(A-MPDU)は、A-MPDUフレームの生成を行う。MPDUディスアグリゲーションは、A-MPDUフレームの分離処理を行う。A-MPDUは、上述したように、MACフレームを連結して連続送信することにより、ACKフレームを省略した連続フレームを送信し、MAC効率を高めて帯域を太くする技術である。
フラグメンテーションは、フラグメントフレームの生成を行う。デフラグメンテーションは、フラグメントフレームの結合処理を行う。ただし、フラグメントの処理は、A-MPDUとの併用が不可となっている。
フラグメント処理は、大きいデータサイズのフレームを複数のフレームに細分化して送ることにより、フレーム受信誤り率を下げることを指向した技術である。しかし、フラグメント処理は、細分化されたフレームのデータサイズが小さくなるため、1フレームあたりのチャネルの利用時間を短縮させるための技術としても応用可能である。
ただし、フラグメント処理は、無線通信のMAC効率を下げるため、該効率の向上を指向してきた無線LAN技術の発展の方向性と反するという背景がある。よって、主にIEEE802.11n以降に策定された無線LAN規格では、送受信局同士の無線通信に適用できないとされている。
図9は、A-MPDU及びその他の無線LANで規定される連続フレーム送信の概要を示す。図9(a)は、802.11b/a/gに規定される単フレーム送信を示す。図9(b)は、802.11eにおけるEDCAを示す。図9(c)は、802.11n以降に規定されたA-MPDUを示す。
このように、フレームの伝送法には、(a)に示した単フレーム送信、(b)に示したIEEE802.11eで規定される802.11eBlock data frame exchange、及び(c)に示したA-MPDUなどがあり、(a)→(b)→(c)となるにつれて、ACKフレームやフレーム間のSIFSの数が削減されてMAC効率が向上している。
図10は、フラグメント処理の概要を示す。フラグメント処理は、フレームを複数のフレームに細分化して送信する処理である。
以下、図8~図10に示した無線LANに規定されているフレーム伝送処理を利用して、図7に示した無線基地局3が行う処理について説明する。
なお、無線基地局3は、図5に示したS106の処理(フレーム送信処理)を行うにあたって、低遅延AC部36に対するTxOP Limit(以下、TxOP LimitLL)と、非低遅延AC部37に対するTxOP Limit(以下、TxOP LimitNLL)が集中制御局2の制御によって設定されている。
具体的には、TxOP LimitLLは、MACフレーム生成部362及びアクセス権獲得制御部364に対して設定され、TxOP LimitNLLは、MACフレーム生成部372及びアクセス権獲得制御部374に対して設定されている。
また、TxOP LimitNLLは、優先度が高いACのフレーム(優先フレーム)を送信している無線端末4のトラヒックに基づいて決定される。
例えば、優先フレームを送信している無線端末4のトラヒックが多い場合には、優先度が低いACのフレーム(非優先フレーム)を送信する無線端末4によるチャネルの占有を避けるため、TxOP LimitNLLは、短い時間に設定されることが好ましい。
一方、優先フレームを送信している無線端末4のトラヒックが少ない場合には、将来のトラヒック増に備えて早めに非優先フレームを送信する無線端末4のトラヒックを処理しておくために、TxOP LimitNLLは、長い時間に設定されることが好ましい。
以下に示す動作では、設定されたTxOP LimitNLLにおいて、複数のフレームを送信できるようであればまとめて送信し、一つのフレームがTxOP LimitNLLにおいて送信できない場合にはフレームをフラグメントする。
図7に示すように、まず、AC分類部35(図3)は、上位層よりフレームが到達したら宛先の無線端末4(以下、Aと記す)を確認する(S300)。
そして、AC分類部35は、AのACを確認し、ACが低遅延(LL:Low Latency)のACであるか否かを判定する(S302)。
AのACが低遅延のACであった場合、低遅延AC部36のMACフレーム生成部362は、図9に示した各フレーム送信法の中からAが対応していて最もMAC効率の高いフレーム送信法を選択して、TxOP LimitLLの間に低遅延フレーム(LLフレーム)を連続送信する(S304)。なお、S304以降の処理は、フレームが各ACのMACキューを通過して、アクセス権獲得制御部364又はアクセス権獲得制御部374に到達してから実施されるものとする。
AのACが非低遅延(NLL:Non Low Latency)のACであった場合、非低遅延AC部37のMACフレーム生成部372は、測定情報記録部34が記録しているAに関する平均パケットサイズL(bit)と、平均無線伝送レートR(Mbit/s)を参照する(S306)。
次に、MACフレーム生成部372は、下式(1)が満たされるか否かを判定する(S308)。
Figure 0007140001000001
MACフレーム生成部372は、(1)式が満たされる場合には、図9に示した各フレーム送信法の中からAが対応していて最もMAC効率の高いフレーム送信法を選択して、TxOP LimitNLLの間に非低遅延フレーム(NLLフレーム)を連続送信する(S310)。
MACフレーム生成部372は、(1)式が満たされない場合には、Aの無線LAN規格がIEEE802.11n以降に策定されたものであるか否かを判定する(S312)。
MACフレーム生成部372は、Aの無線LAN規格がIEEE802.11n以降に策定されたものであると判定した場合、A宛に使用する無線LAN規格を例えばIEEE802.11a以前の規格までデグレードする(S314)。
次に、MACフレーム生成部372は、平均無線伝送レートが54(Mbit/s)より大きい値であるか否かを判定する(S316)。
MACフレーム生成部372は、平均無線伝送レートが54(Mbit/s)より大きい値である場合には、無線伝送レートをIEEE802.11aなどで規定される最速の無線伝送レート54.0Mbit/sまでデグレードする設定を行う(S318)。
MACフレーム生成部372は、平均無線伝送レートが54(Mbit/s)以下である場合には、無線伝送レートをRとする設定を行う(S320)。また、MACフレーム生成部372は、S312の処理においてAの無線LAN規格がIEEE802.11n以降に策定されたものでないと判定した場合にも、Aの規格が既にIEEE802.11aなどより古い規格であるため、設定変更をせず、伝送レートをRとする(S320)。
MACフレーム生成部372は、フラグメント処理後のデータサイズが下式(2)を満たすようにNLLフレームをフラグメントする(S322)。
Figure 0007140001000002
そして、MACフレーム生成部372は、1フラグメントフレームずつ送信させる(S324)。ここでは、複数回のアクセスによって全てのフラグメントフレームが送信されるまで現ブロックの位置を維持するようにされている。
無線基地局3は、以上のように算出された無線LAN規格、無線伝送レート、フラグメント処理後のデータサイズにより、A宛のフレームを伝送する。無線基地局3は、フラグメント処理後のフレーム数が複数になった場合に、2フレーム以降の無線LAN通信についても設定を引き継ぐ。
このように、無線通信システム1は、集中制御局2を備え、集中制御局2が配下の無線基地局3群から無線通信測定情報を収集し、該無線基地局3群の低遅延/非遅延ACのEDCAパラメータの1つであるTxOP Limitの値を算出して設定する。
無線基地局3群は、設定されたTxOPLimitの値に基づいて、フレームの連続フレーム伝送及びフラグメント処理を制御し、低遅延トラヒック非逼迫時の非低遅延トラヒックの帯域向上や、低遅延トラヒック逼迫時の非低遅延トラヒックの帯域の極限までの抑圧を実施する。そして、無線通信システム1は、次の2つの効果を得る。
1つ目の効果として、無線通信システム1は、低遅延トラヒックの非逼迫時に非低遅延ACのTxOP Limitを拡大し、A-MPDUなどの連続フレーム伝送を許容することにより、低遅延通信のキューイング遅延を深刻化させることなく非低遅延トラヒックの帯域を向上できる。
2つ目の効果として、無線通信システム1は、低遅延トラヒックが逼迫したときに、非低遅延ACのTxOP Limitを非零の時間値で指示し、かつ、非低遅延フレームのフラグメント処理を無線基地局3が実施することにより、非低遅延トラヒックによる帯域の圧迫を極限まで抑圧できる。
1・・・無線通信システム、2・・・集中制御局、3・・・無線基地局、4・・・無線端末、10・・・ネットワーク、20・・・通信I/F部、21・・・情報収集部、22・・・情報記録部、23・・・パラメータ算出部、24・・・アルゴリズムパラメータ記録部、25・・・パラメータ設定部、26・・・パラメータ記録部、30・・・通信I/F部、31・・・パラメータ設定部、32・・・帰属情報管理部、33・・・測定部、34・・・測定情報記録部、35・・・AC分類部、36・・・低遅延AC部、360・・・MACキュー部、362・・・MACフレーム生成部、364・・・アクセス権獲得制御部、37・・・非低遅延AC部、370・・・MACキュー部、372・・・MACフレーム生成部、374・・・アクセス権獲得制御部、38・・・衝突回避制御部、39・・・RF部、40・・・RF部、41・・・MAC機能部、42・・・遅延AC要求部、43・・・帰属先管理部




















Claims (6)

  1. チャネルへのアクセス権を獲得した後の排他的なチャネルの使用を許可されるチャネル使用期間が送信データの種類に応じて設定されて優先制御を行う無線通信システムであって、
    無線通信の品質に関連する品質測定情報を測定する測定部と、
    前記測定部が測定した品質測定情報に基づいて、非優先フレームの伝送によって優先フレームの伝送が遅延することが想定されない場合に、非優先フレームの送信に対する前記チャネル使用期間を長くするように変更して設定するパラメータ設定部と、
    前記パラメータ設定部が設定した前記チャネル使用期間内に非優先フレームの連続送信を許容するMACフレームを生成するMACフレーム生成部と
    を有することを特徴とする無線通信システム。
  2. 前記パラメータ設定部は、
    前記測定部が測定した品質測定情報に基づいて、非優先フレームの伝送によって優先フレームの伝送が遅延することが想定される場合に、非優先フレームの送信に対する前記チャネル使用期間を所定期間以下に限定し、かつ、前記チャネル使用期間内に送信可能なフレーム数の制限をなくす設定を行い、
    前記MACフレーム生成部は、
    非優先フレームのフラグメント処理を行うこと
    を特徴とする請求項1に記載の無線通信システム。
  3. 前記測定部は、
    周辺の干渉波、送信データの平均パケットサイズ、平均要求データレート、平均無線伝送レート、及び通信規格を示す信号の少なくともいずれかを含む情報を品質測定情報として測定すること
    を特徴とする請求項1又は2に記載の無線通信システム。
  4. チャネルへのアクセス権を獲得した後の排他的なチャネルの使用を許可されるチャネル使用期間が送信データの種類に応じて設定されて優先制御を行う無線通信方法であって、
    無線通信の品質に関連する品質測定情報を測定する測定工程と、
    前記測定工程により測定した品質測定情報に基づいて、非優先フレームの伝送によって優先フレームの伝送が遅延することが想定されない場合に、非優先フレームの送信に対する前記チャネル使用期間を長くするように変更して設定するパラメータ設定工程と、
    設定した前記チャネル使用期間内に非優先フレームの連続送信を許容するMACフレームを生成するMACフレーム生成工程と
    を含むことを特徴とする無線通信方法。
  5. 前記パラメータ設定工程は、
    前記測定工程により測定した品質測定情報に基づいて、非優先フレームの伝送によって優先フレームの伝送が遅延することが想定される場合に、非優先フレームの送信に対する前記チャネル使用期間を所定期間以下に限定し、かつ、前記チャネル使用期間内に送信可能なフレーム数の制限をなくす設定を行い、
    前記MACフレーム生成工程は、
    非優先フレームのフラグメント処理を行うこと
    を特徴とする請求項4に記載の無線通信方法。
  6. 前記測定工程は、
    周辺の干渉波、送信データの平均パケットサイズ、平均要求データレート、平均無線伝送レート、及び通信規格を示す信号の少なくともいずれかを含む情報を品質測定情報として測定すること
    を特徴とする請求項4又は5に記載の無線通信方法。















































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