JP7137980B2 - 冷蔵庫 - Google Patents

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Description

本発明は、冷蔵庫に関する。
例えば、特許文献1には、据え付けたまま制御基板への作業ができる冷蔵庫の開示がある。このような冷蔵庫では、サービス・検査・修理時において、冷蔵庫を前に引出す必要がなくなり、制御基板の制御ソフトウェアや制御データ変更等のサービス性が向上する。
特開2009-36456号公報
しかしながら、上記のような冷蔵庫において、ユーザ宅で冷蔵庫の制御ソフトウェアの更新などのサービスを行う場合、冷蔵庫に電源を供給している電源ケーブルをコンセントから抜いてしまうとユーザに庫内食品の劣化の不安を与えてしまうという問題がある。
一方で、冷蔵庫の制御ソフトウェア更新中には冷蔵庫の制御ができないため、冷蔵庫の制御ソフトウェアの更新作業中は冷蔵庫内の保冷状態をできるだけ維持する必要がある。
そこで、本発明は上記課題に鑑み、冷蔵庫の制御ソフトウェアを更新する場合であっても、ユーザに庫内食品の劣化の不安を与えることなく、かつ、庫内の保冷状態を良好に確保することができる冷蔵庫を実現することを目的とする。
上記課題を解決するために、第1の発明は、冷蔵庫を制御する制御マイコンを備え、前記制御マイコンにて実行される制御用ソフトウェアを冷蔵庫外部から更新することができる冷蔵庫であって、前記制御マイコンは、前記制御用ソフトウェアの更新処理を実行する前に、冷蔵庫本体の状態が、良好な保冷状態が確保されている状態であるニュートラル状態となっていることを確認する処理を実行する、冷蔵庫である。
本発明によれば、冷蔵庫の制御ソフトウェアを更新する場合であっても、ユーザに庫内食品の劣化の不安を与えることなく、かつ、庫内の保冷状態を良好に確保することができる冷蔵庫を実現することができる。
第1実施形態に係る冷蔵庫100とアップデート検査用端末Dev1との概略構成図。 冷蔵庫100において、冷蔵庫の制御ソフトウェアの更新処理を実行する場合のシーケンス図。 冷蔵庫100において、冷蔵庫の制御ソフトウェアの更新処理を実行する場合の冷蔵庫本体6の状態と本体マイコンの処理状態を示すタイミングチャート。 第2実施形態に係る冷蔵庫200とアップデート検査用端末Dev1との概略構成図。 冷蔵庫200において、冷蔵庫の制御ソフトウェアの更新処理を実行する場合のシーケンス図。 第2実施形態の変形例に係る冷蔵庫200Aとアップデート検査用端末Dev1との概略構成図。 第2実施形態の変形例に係る冷蔵庫200Aとアップデート検査用端末Dev1との概略構成図。 第2実施形態に係る冷蔵庫300とアップデート検査用端末Dev1との概略構成図。 冷蔵庫300において、冷蔵庫の制御ソフトウェアの更新処理を実行する場合のシーケンス図。 CPUバス構成を示す図。
[第1実施形態]
第1実施形態について、図面を参照しながら、以下、説明する。
<1.1:冷蔵庫の構成>
図1は、第1実施形態に係る冷蔵庫100とアップデート検査用端末Dev1との概略構成図である。
冷蔵庫100は、図1に示すように、AC/DCコンバータ1と、電源2と、切断手段3と、本体マイコン4と、コネクタ5と、冷蔵庫本体6とを備える。また、冷蔵庫100は、外部交流電源からの電源供給を受けるためにコンセントに差し込むための差し込みプラグC1と、一端が差し込みプラグC1に接続され他端がAC/DCコンバータ1に接続されている電源ケーブルC2とを備える。
AC/DCコンバータ1は、外部交流電源からの交流を直流に変換し、変換した直流を電源2に供給する。
電源2は、AC/DCコンバータ1からの直流を受け、所定の直流電力を、切断手段3を介して、本体マイコン4、および、冷蔵庫本体6に供給する。電源2は、例えば、直流安定化電源により実現される。
切断手段3は、電源2から供給される直流電力の本体マイコン4、および、冷蔵庫本体6への供給を切断するための手段である。例えば、切断手段3は、電源2と、本体マイコン4、および、冷蔵庫本体6とを接続する経路を断線させるコネクタや、電源2と、本体マイコン4、および、冷蔵庫本体6との電気的な接続を解除させるリレーにより実現される。
本体マイコン4は、冷蔵庫本体6の各種制御を行うためのマイクロプロセッサである。本体マイコン4は、電源2からの直流電力の供給を受けることができるともに、アップデート検査用端末から、コネクタ5を介して、直流電源の供給を受けることができる。
コネクタ5は、本体マイコン4の所定のポートに所定の信号を供給するためのコネクタである。
冷蔵庫本体6は、冷蔵室、冷凍室、冷蔵庫のコントロールボックス(表示、制御ボタン、入出力インターフェース等を含む)、コンプレッサ、ファン類、センサ(温度センサ、湿度センサ、開閉センサ等)、庫内灯制御回路、ダンパ等を含む。冷蔵庫本体6のうち、コンプレッサ、ファン類など電源電圧や消費電力が他の機器と大きく異なる機器は、外部交流電源から別途設けた不図示の電源回路から電源が供給されていてもよい。冷蔵庫本体6は、本体マイコン4により、各種制御が実行される。
アップデート検査用端末Dev1は、コネクタ5に接続することで、冷蔵庫100のマイコン4に電源供給をし、冷蔵庫100の制御ソフトウェアの更新、更新チェック等を行うための端末である。アップデート検査用端末Dev1は、例えば、メンテナンス作業等を行うサービスマンが持つ携帯端末により実現される。
<1.2:冷蔵庫の制御ソフトウェアの更新処理>
以上のように構成された冷蔵庫100において、冷蔵庫の制御ソフトウェアの更新処理を実行する場合について、以下、説明する。
図2は、冷蔵庫100において、冷蔵庫の制御ソフトウェアの更新処理を実行する場合のシーケンス図である。
図3は、冷蔵庫100において、冷蔵庫の制御ソフトウェアの更新処理を実行する場合の冷蔵庫本体6の状態と本体マイコンの処理状態を示すタイミングチャートである。
以下では、図2のシーケンス図、図3のタイミングチャートを参照しながら、冷蔵庫100において、冷蔵庫の制御ソフトウェアの更新処理を実行する場合の動作について説明する。
(ステップS1、S2):
ステップS1において、例えば、作業員がアップデート検査用端末Dev1のコネクタを冷蔵庫100のコネクタ5(例えば、コネクタ5の端子Tm1)に接続する。
アップデート検査用端末Dev1がコネクタ5に接続されて、作業員がアップデート検査用端末Dev1で制御ソフトウェアの更新処理の実行を指示すると、アップデート検査用端末Dev1は、開始コマンドを、本体マイコン4に送信する(ステップS2)。アップデート検査用端末Dev1は、例えば、図1に示すように、本体マイコン4のデータD_testの入出力用のポートへ、開始コマンドを出力する。
本体マイコン4は、例えば、データD_testの入出力用のポートにより、アップデート検査用端末Dev1からの開始コマンドを受信する(ステップS2)。
(ステップS3~S5):
本体マイコン4は、開始コマンドを受信すると、冷蔵庫本体6に対して、ニュートラル状態への移行を指示する制御信号CtlAを送信し、冷蔵庫本体6は、制御信号CtlAを受け、冷蔵庫本体6の状態をニュートラル状態に移行させる(ステップS3)(時刻t1)。
なお、「ニュートラル状態」とは、冷蔵庫の運転はなされないが、良好な保冷状態が確保されている状態のことをいう。つまり、「ニュートラル状態」とは、冷蔵庫において良好な保冷状態が確保されているが、本体マイコン4等から制御ができない状態(コンプレッサ、ファン等の動力系のものを制御できない状態)のことをいう。ニュートラル状態の一例としては、冷蔵庫の各貯蔵室を下限温度近くの所定温度まで冷却したのちに、コンプレッサ及びファンを停止することが挙げられる。さらに、ファンによって流通する冷気の経路を開閉するダンパを閉じる、自動製氷機構を停止するなどとしてもよい。
冷蔵庫本体6がニュートラル状態になったか否かを確認するための情報RstAが、冷蔵庫本体6から本体マイコン4に送信される(ステップS4)。
本体マイコン4は、冷蔵庫本体6から取得した情報RstAに基づいて、冷蔵庫本体6がニュートラル状態になったか否かを判定し、判定の結果、冷蔵庫本体6がニュートラル状態になったと確認したら、ニュートラル状態に移行完了したことを示す情報を含む信号Res1を、本体マイコン4のデータD_testの入出力用のポートを介して、アップデート検査用端末Dev1に送信する(ステップS5)(時刻t2)。このとき、本体マイコン4は、次回の電源投入時に、制御ソフトウェアを実行せずに、外部からの操作によって制御ソフトウェアの更新処理ができるモード(更新モード)となるように、自らを設定する。なお、本体マイコン4が直接冷蔵庫本体6の状態をニュートラル状態に移行させてもよく、この場合は、制御信号CtlAおよび冷蔵庫本体6から取得する情報RstAは必要ない。
アップデート検査用端末Dev1は、本体マイコン4からの信号Res1を受信する(ステップS5)。
(ステップS6、S7):
ステップS6において、アップデート検査用端末Dev1は、冷蔵庫本体6がニュートラル状態に移行完了し、冷蔵庫100への電源を切断することが可能であることを、作業員が確認できるように、通知する(例えば、アップデート検査用端末Dev1の表示画面に冷蔵庫本体6がニュートラル状態に移行完了し、冷蔵庫100への電源を切断することが可能であることを示す情報を表示させる)。
ステップS7において、電源切断処理が実行される。電源切断処理は、例えば、以下の(1)または(2)により実行される。
(1)切断手段3が、例えば、電源2から、冷蔵庫本体6、本体マイコンへの経路(電源供給経路)を物理的に切断することができるもの、例えばコネクタである場合、作業員が当該切断手段を操作し、電源2から、冷蔵庫本体6、本体マイコンへの経路(電源供給経路)を物理的に切断する。これにより、電源2から、冷蔵庫本体6、本体マイコンへの電源供給が断絶される。
(2)切断手段3が、例えば、リレーであり、電源2から、冷蔵庫本体6、本体マイコンへの経路(電源供給経路)を当該リレーにより切断することができるものである場合、アップデート検査用端末Dev1から当該リレーに対して制御信号を送信し、当該リレーが当該制御信号に従い、電源2から、冷蔵庫本体6、本体マイコンへの経路(電源供給経路)を遮断する。これにより、電源2から、冷蔵庫本体6、本体マイコンへの電源供給が断絶される。
(ステップS8、ステップS9):
ステップS8において、アップデート検査用端末Dev1から、本体マイコン4に電源供給を開始する。ステップS5にて、本体マイコン4は次回の電源投入時に更新モードとなるように設定されているので、ステップS8で本体マイコン4は更新モードとなる。なお、本体マイコン4が更新モードで起動した際には、本体マイコン4は、次回の電源投入時に制御ソフトウェアを実行する通常モードとなるように、自らを設定する。
ステップS9において、アップデート検査用端末Dev1から、本体マイコン4を操作することにより、冷蔵庫100の制御ソフトウェアの更新処理を実行する。例えば、図1に示すように、アップデート検査用端末Dev1は、コネクタ5を介して、本体マイコン4のデータ書き込み用のポートに、冷蔵庫100の制御ソフトウェアの更新処理用データ(データW1)を送信することで、冷蔵庫100の制御ソフトウェアの更新処理を行う。なお、本体マイコン4のデータD_testの入出力用のポートとデータ書き込み用のポートとは、共用しても構わない。
また、冷蔵庫100の制御ソフトウェアの更新処理には、当該制御ソフトウェアのベリファイ処理等を含んでも良い。
(ステップS10)
冷蔵庫100の制御ソフトウェアの更新処理、ベリファイ処理が完了し、正常に、冷蔵庫100の制御ソフトウェアの更新処理がなされたことを確認した後、アップデート検査用端末Dev1が冷蔵庫100から取り外され、電源復元処理が実行される。電源復元処理は、例えば、以下の(1)または(2)により実行される。
(1)切断手段3が、電源2から、冷蔵庫本体6、本体マイコンへの経路(電源供給経路)を物理的に切断するものである場合、作業員がアップデート検査用端末Dev1を冷蔵庫100から取り外した後に、作業員が当該切断手段を操作し、電源2から、冷蔵庫本体6、本体マイコンへ電源供給がされるようにする。つまり、切断手段3により、電源供給経路を遮断する前の元の状態に戻す。
(2)切断手段3が、リレーであり、電源2から、冷蔵庫本体6、本体マイコンへの経路(電源供給経路)を当該リレーにより切断することができるものである場合、アップデート検査用端末Dev1から本体マイコン4への電源供給を停止した後に、アップデート検査用端末Dev1から当該リレーに対して制御信号を送信し、当該リレーが当該制御信号に従い、電源2から、冷蔵庫本体6、本体マイコンへ電源供給がされるようにする。つまり、リレーにより、電源供給経路を遮断する前の元の状態に戻す。
(ステップS11)
ステップS11において、電源供給経路を元の状態に戻すことで、冷蔵庫100において再起動処理を実行させる(時刻t3)。そして、本体マイコン4および冷蔵庫本体6は、通常モードで起動し、更新後の制御ソフトウェアを実行する。これにより、冷蔵庫100は、更新後の制御ソフトウェアによって制御される状態(図3の状態A’)に復帰する(時刻t4以降)。
以上のように、冷蔵庫100では、電源ケーブルC2に接続されている差し込みプラグC1をコンセントに挿入した状態のままで、冷蔵庫100の制御ソフトウェアの更新処理を行うことができる。つまり、冷蔵庫100では、冷蔵庫100の制御ソフトウェアを更新する場合であっても、電源ケーブルC2に接続されている差し込みプラグC1をコンセントに挿入した状態のままなので、ユーザに庫内食品の劣化の不安を与えることがない。また、冷蔵庫100では、冷蔵庫100の制御ソフトウェアの更新処理を行う前に、冷蔵庫本体6をニュートラル状態にする。つまり、冷蔵庫100では、冷蔵庫100の制御ソフトウェアの更新処理を行う期間において、冷蔵庫100の運転が停止されても、良好な保冷状態を維持できることを保証できるニュートラル状態にした後、冷蔵庫100の制御ソフトウェアの更新処理を行う。したがって、冷蔵庫100では、冷蔵庫100の制御ソフトウェアの更新処理を行う場合であっても、庫内の保冷状態を良好に確保することができる。
[第2実施形態]
次に、第2実施形態について、説明する。
本実施形態において、第1実施形態と同様の部分については、同一符号を付し、詳細な説明を省略する。
図4は、第2実施形態に係る冷蔵庫200とアップデート検査用端末Dev1との概略構成図である。
冷蔵庫200は、図4に示すように、第1実施形態の冷蔵庫100において、切断手段3を削除し、本体マイコン4において、信号Resetを入力するポートを追加した構成を有している。それ以外については、冷蔵庫200は、第1実施形態の冷蔵庫100と同様である。
図5は、冷蔵庫200において、冷蔵庫の制御ソフトウェアの更新処理を実行する場合のシーケンス図である。
(ステップS1):
ステップS1の処理は、第1実施形態のステップS1の処理と同様である。
(ステップS2):
ステップS2において、アップデート検査用端末Dev1が、コネクタ5に接続されると、アップデート検査用端末Dev1は、開始コマンドを、本体マイコン4に送信する(ステップS2)。アップデート検査用端末Dev1は、例えば、図4に示すように、本体マイコン4のデータD_testの入出力用のポートへ、開始コマンドを出力する。
本体マイコン4は、例えば、データD_testの入出力用のポートにより、アップデート検査用端末Dev1からの開始コマンドを受信する。
(ステップS3~S5):
ステップS3~S5の処理は、第1実施形態のステップS3~S5の処理と同様である。ただし、ステップS5にて、本体マイコン4は、次回の電源投入時に、制御ソフトウェアを実行せずに、外部からの操作によって制御ソフトウェアの更新処理ができるモード(更新モード)となるように、自らを設定する必要はない。
(ステップS12、S13):
ステップS12において、アップデート検査用端末Dev1は、冷蔵庫本体6がニュートラル状態となっていることを確認したら、本体マイコン4に対しReset信号を送信し、本体マイコン4のモードを、冷蔵庫200の制御ソフトウェアを実行する通常モードから、冷蔵庫200の制御ソフトウェアの更新処理を実行する更新モードへ変更する。
そして、ステップS13において、アップデート検査用端末Dev1は、コネクタ5を介して、本体マイコン4のデータ書き込み用のポートに、冷蔵庫200の制御ソフトウェアの更新処理用データ(データW1)を送信することで、冷蔵庫200の制御ソフトウェアの更新処理を行う。なお、本体マイコン4のデータD_testの入出力用のポートとデータ書き込み用のポートとは、共用しても構わない。
また、冷蔵庫200の制御ソフトウェアの更新処理には、当該制御ソフトウェアのベリファイ処理等を含んでも良い。
(ステップS14、S15):
ステップS14において、アップデート検査用端末Dev1は、図4に示すように、本体マイコン4に対しResetを解除する信号を送信する。
本体マイコン4は、Resetを解除する信号が入力されたことを確認すると、本体マイコン4を更新モードから通常モードへ変更し、冷蔵庫200の再起動処理を実行する(ステップS15)。これにより、冷蔵庫200は、更新後の制御ソフトウェアによって制御される状態(図3の状態A’)に復帰する(時刻t4以降)。
以上のように、冷蔵庫200では、電源ケーブルC2に接続されている差し込みプラグC1をコンセントに挿入した状態のままで、冷蔵庫200の制御ソフトウェアの更新処理を行うことができる。つまり、冷蔵庫200では、冷蔵庫200の制御ソフトウェアを更新する場合であっても、電源ケーブルC2に接続されている差し込みプラグC1をコンセントに挿入した状態のままなので、ユーザに庫内食品の劣化の不安を与えることがない。また、冷蔵庫200では、冷蔵庫200の制御ソフトウェアの更新処理を行う前に、冷蔵庫本体6をニュートラル状態にする。つまり、冷蔵庫200では、冷蔵庫200の制御ソフトウェアの更新処理を行う期間において、冷蔵庫200の運転が停止されても、良好な保冷状態を維持できることを保証できるニュートラル状態にした後、冷蔵庫200の制御ソフトウェアの更新処理を行う。したがって、冷蔵庫200では、冷蔵庫200の制御ソフトウェアの更新処理を行う場合であっても、庫内の保冷状態を良好に確保することができる。
さらに、冷蔵庫200では、本体マイコン4が、信号Resetを入力するポートを有しており、アップデート検査用端末Dev1から入力されるReset信号に基づいて、冷蔵庫200の制御ソフトウェアの更新処理を実行するモードに移行し、冷蔵庫200の制御ソフトウェアの更新処理を実行する。したがって、冷蔵庫200では、第1実施形態のように、電源供給を切断する切断手段3を有することなく、冷蔵庫200の制御ソフトウェアの更新処理を実行することができる。
≪変形例≫
次に、第2実施形態の変形例について、説明する。
図6A、図6Bは、第2実施形態の変形例に係る冷蔵庫200Aとアップデート検査用端末Dev1との概略構成図である。
第2実施形態の変形例に係る冷蔵庫200Aは、図6Aに示すように、複数のマイコン、すなわち、本体マイコン4と第1マイコン7を有している。
図6Aに示すように、本体マイコン4の所定のポートが、第1マイコン7のデータD_testの入出力用のポート、信号Resetを入力するポート、および、書き込みデータW1を入力する入力ポートにそれぞれ接続されている信号線に接続されている。これにより、本体マイコン4は、第1マイコン7に対して、データD_testの入出力用のポートとの信号の送受信が可能になる。また、本体マイコン4は、第1マイコン7に対して、信号Resetを送信することが可能となる。また、本体マイコン4は、第1マイコン7に対して、信号線W1(書き込みデータW1を入力する入力ポートに接続されている信号線)により、制御ソフトウェア更新用のデータを送信することが可能となる。
したがって、冷蔵庫200Aでは、第2実施形態と同様に、アップデート検査用端末Dev1が、本体マイコン4に対して、制御ソフトウェアの更新処理を実行することができる。また、アップデート検査用端末Dev1が、第1マイコン7に対して、制御ソフトウェアの更新処理を実行する場合であっても、本体マイコン4を介して、第1マイコン7と信号を送受信することで、第1マイコン7の更新処理を実行することができる。
つまり、冷蔵庫200Aでは、アップデート検査用端末Dev1を本体マイコン4用のコネクタ5に接続するだけで、他のマイコン(第1マイコン7)の制御ソフトウェア更新処理も実行することができる。したがって、他のマイコン用に別途コネクタ5Aなどを設ける必要がなくなり、コネクタの設置領域を削減できるとともに、アップデート検査用端末Dev1のコネクタへの接続ミスを防止できる。つまり、冷蔵庫200Aは、図6Bに示すように、コネクタ5Aを省略した構成としてもよい。
なお、本変形例では、本体マイコン4に接続されており、本体マイコン4により制御ソフトウェア更新処理が実行されるマイコンが、第1マイコンのみであるが、これに限定されることはなく、複数個のマイコンが、本体マイコン4に接続されており、当該複数のマイコンが、本体マイコン4に制御されることにより、制御ソフトウェア更新処理が実行されるものであってもよい。
[第3実施形態]
次に、第3実施形態について、説明する。
本実施形態において、上記実施形態と同様の部分については、同一符号を付し、詳細な説明を省略する。
図7は、第2実施形態に係る冷蔵庫300とアップデート検査用端末Dev1との概略構成図である。
冷蔵庫300は、図7に示すように、第2実施形態の冷蔵庫200において、コネクタ5を削除し、無線通信用マイコン8を追加した構成を有している。それ以外については、冷蔵庫200は、第1実施形態の冷蔵庫100と同様である。
無線通信用マイコン8は、無線通信用インターフェースを有しており、アップデート検査用端末Dev1と無線通信によりデータ、コマンド等の送受信を行うことができる。また、無線通信用マイコン8は、本体マイコン4と接続されており、本体マイコン4とデータ、コマンド等の送受信を行うことができる。
図8は、冷蔵庫300において、冷蔵庫の制御ソフトウェアの更新処理を実行する場合のシーケンス図である。
以下、冷蔵庫300において、冷蔵庫の制御ソフトウェアの更新処理を実行する場合について、説明する。
(ステップS101):
ステップS101において、例えば、作業員は、冷蔵庫300をメンテナンスモードに移行させる操作を行う。この操作は、例えば、冷蔵庫300の所定のボタンを押しながら、冷凍室のドア開閉を行う等の通常使用しない操作により実現する。
そして、冷蔵庫300の無線通信用マイコン8および/または本体マイコン4は、上記操作を検知し、冷蔵庫300をメンテナンスモードに移行させる。
(ステップS102):
ステップS102において、アップデート検査用端末Dev1と冷蔵庫300とのペアリング処理(1対1認証処理)が実行される。例えば、冷蔵庫300において、冷蔵庫300の表示画面(不図示)にパスコードを表示させ、当該パスコードを作業員がアップデート検査用端末Dev1に入力し、入力したパスコードを、アップデート検査用端末Dev1から無線通信用マイコン8に送信し、無線通信用マイコン8が確認することで、アップデート検査用端末Dev1と冷蔵庫300とのペアリング処理(1対1認証処理)が実行される。
なお、アップデート検査用端末Dev1と冷蔵庫300とのペアリング処理(1対1認証処理)は、上記に限定されることはなく、例えば、以下のようなものであってもよい。
(1)ワンタイムのバーコードを冷蔵庫300の表示画面に表示させ、アップデート検査用端末Dev1が持つカメラでバーコードを撮影することによるペアリング処理(1対1認証処理)
(2)庫内灯の点灯パターンによるペアリング処理(1対1認証処理)
冷蔵庫300の庫内灯(不図示)を所定のパターンで点灯、点滅させ、冷蔵庫300の庫内にアップデート検査用端末Dev1を置いて、アップデート検査用端末Dev1の光センサにより、当該庫内灯の点灯パターンに対応する信号を取得し、取得した上記庫内灯の点灯パターンを示す信号を、アップデート検査用端末Dev1から無線通信用マイコン8に送信する。そして、無線通信用マイコン8が、上記信号を確認することで、アップデート検査用端末Dev1と冷蔵庫300とのペアリング処理(1対1認証処理)を実行する。
(3)音によるペアリング処理(1対1認証処理)
例えば、冷蔵庫本体に搭載のブザーから、一定期間、パターンのついた音を鳴らす。パターンのついた音とは、たとえばモールス信号のように、プップップップープープープップップッといった単音・長音の組み合わせが、繰り返し鳴る音である。周波数も変えられるなら音階でもよい。アップデート検査用端末Dev1は、音の入力モードとし、端末のマイクから音を入力する。1回もしくは複数回のパターン音からパスコードを判別することで、ペアリング処理を実行する。
(4)LEDによるペアリング処理(1対1認証処理)
冷蔵庫内にある温調パネルには、冷蔵庫の機能の状態を示すLEDが数個~20個程度ついている。その複数個のLEDの点灯パターンをパスコードとして使用する。点灯パターンは、それぞれLEDのOnとOffで示され、LEDの数の組み合わせ分だけ存在する。更に、LEDの位置もあわせると多くのパターンを作ることができる。アップデート検査用端末Dev1が持つカメラで温調パネルを撮影し、パスコード点灯モードになっているLEDを画像認識してパスコードを判別することで、ペアリング処理を実行する。
(ステップS103):
ステップS103において、アップデート検査用端末Dev1と冷蔵庫300とのペアリング処理が完了したら、アップデート検査用端末Dev1は、無線通信により、無線通信用マイコン8に開始コマンドを送信する。無線通信用マイコン8は、アップデート検査用端末Dev1から受信した開始コマンドを本体マイコン4に転送する。
本体マイコン4は、無線通信用マイコン8から転送された開始コマンドを受信する(ステップS103)。
(ステップS104、S105):
ステップS104、S105の処理は、第1実施形態のステップS3、S4の処理と同様である。
(ステップS106):
本体マイコン4は、冷蔵庫本体6から取得した情報RstAに基づいて、冷蔵庫本体6がニュートラル状態になったか否かを判定し、判定の結果、冷蔵庫本体6がニュートラル状態になったと確認したら、ニュートラル状態に移行完了したことを示す情報を含む信号Res1を、無線通信用マイコン8に送信する。そして、無線通信用マイコン8は、上記信号Res1を、アップデート検査用端末Dev1に送信する(ステップS106)。アップデート検査用端末Dev1は、無線通信用マイコン8からの信号Res1を受信する。
(ステップS107、108):
ステップS107において、アップデート検査用端末Dev1は、冷蔵庫本体6がニュートラル状態となっていることを確認したら、無線通信用マイコン8を介して、本体マイコン4に対しReset信号を送信し、本体マイコン4のモードを、冷蔵庫300の制御ソフトウェアを実行する通常モードから、冷蔵庫300の制御ソフトウェアの更新処理を実行する更新モードへ変更する。
そして、ステップS108において、アップデート検査用端末Dev1は、無線通信用マイコン8を介して、冷蔵庫300の制御ソフトウェアの更新処理用データを送信することで、冷蔵庫300の制御ソフトウェアの更新処理を行う。
また、冷蔵庫300の制御ソフトウェアの更新処理には、当該制御ソフトウェアのベリファイ処理等を含んでも良い。
(ステップS109、S110):
ステップS109において、アップデート検査用端末Dev1は、冷蔵庫300の制御ソフトウェアの更新処理が完了したことを確認した後、無線通信用マイコン8を介して、本体マイコン4に対しResetを解除する信号を送信する。
本体マイコン4は、Resetを解除する信号を受信し、本体マイコン4を更新モードから通常モードへ変更し、冷蔵庫300の再起動処理を実行する(ステップS110)。これにより、冷蔵庫300は、更新後の制御ソフトウェアによって制御される状態(図3の状態A’)に復帰する。
以上のように、冷蔵庫300では、無線通信により、アップデート検査用端末Dev1と冷蔵庫300とのペアリング処理(1対1認証処理)を実行した後、ニュートラル状態への移行処理、制御ソフトウェアの更新処理を実行する。これにより、第2実施形態と同様に、電源供給を遮断することなく、冷蔵庫300の制御ソフトウェアの更新処理を実行することができるとともに、制御ソフトウェアの更新処理の対象である冷蔵庫300を確実に特定して、制御ソフトウェアの更新処理を実行することができる。
[他の実施形態]
上記実施形態において、各実施形態(変形例を含む)の1又は複数を組み合わせて、冷蔵庫を実現するようにしてもよい。
また、上記実施形態(変形例を含む)において、無線または有線で通信するように示したものは、一例であり、無線で通信している部分を有線で通信するようにしてもよいし、また、有線で通信している部分を無線で通信するようにしてもよい。
また、上記実施形態で説明した冷蔵庫において、各ブロック(各機能部)は、LSIなどの半導体装置により個別に1チップ化されても良いし、一部又は全部を含むように1チップ化されても良い。
なお、ここでは、LSIとしたが、集積度の違いにより、IC、システムLSI、スーパーLSI、ウルトラLSIと呼称されることもある。
また、集積回路化の手法はLSIに限るものではなく、専用回路又は汎用プロセサで実現してもよい。LSI製造後に、プログラムすることが可能なFPGA(Field Programmable Gate Array)や、LSI内部の回路セルの接続や設定を再構成可能なリコンフィギュラブル・プロセッサーを利用しても良い。
また、上記各実施形態の各機能ブロックの処理の一部または全部は、プログラムにより実現されるものであってもよい。そして、上記各実施形態の各機能ブロックの処理の一部または全部は、コンピュータにおいて、中央演算装置(CPU)により行われる。また、それぞれの処理を行うためのプログラムは、ハードディスク、ROMなどの記憶装置に格納されており、ROMにおいて、あるいはRAMに読み出されて実行される。
また、上記実施形態の各処理をハードウェアにより実現してもよいし、ソフトウェア(OS(オペレーティングシステム)、ミドルウェア、あるいは、所定のライブラリとともに実現される場合を含む。)により実現してもよい。さらに、ソフトウェアおよびハードウェアの混在処理により実現しても良い。
例えば、上記実施形態の各機能部を、ソフトウェアにより実現する場合、図9に示したハードウェア構成(例えば、CPU、ROM、RAM、入力部、出力部等をバスBusにより接続したハードウェア構成)を用いて、各機能部をソフトウェア処理により実現するようにしてもよい。
また、上記実施形態における処理方法の実行順序は、必ずしも、上記実施形態の記載に制限されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で、実行順序を入れ替えることができるものである。
前述した方法をコンピュータに実行させるコンピュータプログラム及びそのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、本発明の範囲に含まれる。ここで、コンピュータ読み取り可能な記録媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、CD-ROM、MO、DVD、DVD-ROM、DVD-RAM、大容量DVD、次世代DVD、半導体メモリを挙げることができる。
上記コンピュータプログラムは、上記記録媒体に記録されたものに限られず、電気通信回線、無線又は有線通信回線、インターネットを代表とするネットワーク等を経由して伝送されるものであってもよい。
なお、本発明の具体的な構成は、前述の実施形態に限られるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更および修正が可能である。
[付記]
なお、本発明は、以下のようにも表現することができる。
第1の発明は、冷蔵庫を制御する制御マイコンを備え、前記制御マイコンにて実行される制御用ソフトウェアを冷蔵庫外部から更新することができる冷蔵庫であって、前記制御マイコンは、前記制御用ソフトウェアの更新処理を実行する前に、冷蔵庫本体の状態が、良好な保冷状態が確保されている状態であるニュートラル状態となっていることを確認する処理を実行する、冷蔵庫である。
これにより、この冷蔵庫では、制御用ソフトウェアの更新処理を実行する前に、冷蔵庫本体の状態が、良好な保冷状態が確保されている状態であるニュートラル状態となっていることを確認することができる。
第2の発明は、第1の発明であって、前記冷蔵庫は、コンセントに挿入可能な電源ケーブルを有し、当該電源ケーブルから前記制御マイコンの電源供給を受けており、前記電源ケーブルをコンセントに挿入した状態のまま、前記制御マイコンの電源への電力供給を遮断する電力供給遮断手段を備え、前記電力供給遮断手段によって前記制御マイコンの電源への電力供給を遮断することで、前記制御用ソフトウェアの更新処理を実行するモードに移行する。
これにより、この冷蔵庫では、電源ケーブルをコンセントに挿入した状態のままで、冷蔵庫の制御用ソフトウェアの更新処理を行うことができる。つまり、この冷蔵庫では、冷蔵庫の制御用ソフトウェアを更新する場合であっても、電源ケーブルをコンセントに挿入した状態のままなので、ユーザに庫内食品の劣化の不安を与えることがない。
第3の発明は、第1の発明であって、前記冷蔵庫は、コンセントに挿入可能な電源ケーブルを有し、当該電源ケーブルから前記制御マイコンの電源供給を受けている。
前記制御マイコンは、前記制御用ソフトウェアの更新処理を実行するモードに移行することを指示する信号を受信する信号ポートを有しており、前記信号ポートにて、前記制御用ソフトウェアの更新処理を実行するモードに移行することを指示する信号を受信した場合に、前記制御用ソフトウェアの更新処理を実行する。
この冷蔵庫では、制御部が、制御用ソフトウェアの更新処理を実行するモードに移行することを指示する信号を受信する信号ポートを有しており、当該信号ポートに入力される信号に基づいて、冷蔵庫の制御用ソフトウェアの更新処理を実行するモードに移行し、冷蔵庫の制御用ソフトウェアの更新処理を実行する。したがって、この冷蔵庫では、電源供給を遮断することなく、冷蔵庫の制御用ソフトウェアの更新処理を実行することができる。
第4の発明は、第2または3の発明であって、前記制御マイコンは、前記ニュートラル状態となっていることを確認した後に、前記制御用ソフトウェアの更新処理を実行するモードに移行する。
第5の発明は、第3の発明であって、制御用ソフトウェアの更新処理を指示する端末装置からの信号を無線通信により受信することができるとともに、前記制御マイコンと通信することができる無線通信用制御部をさらに備える。
前記制御マイコンおよび前記無線通信用制御部は、制御用ソフトウェアの更新処理の対象である冷蔵庫と前記端末装置とのペアリング処理を実行し、当該ペアリング処理が完了した後、前記制御用ソフトウェアの更新処理を実行する。
この冷蔵庫では、無線通信により、端末装置と冷蔵庫とのペアリング処理(1対1認証処理)を実行した後、ニュートラル状態への移行処理、制御用ソフトウェアの更新処理を実行する。これにより、この冷蔵庫では、電源供給を遮断することなく、冷蔵庫の制御用ソフトウェアの更新処理を実行することができるとともに、制御用ソフトウェアの更新処理の対象である冷蔵庫を確実に特定して、制御用ソフトウェアの更新処理を実行することができる。
第6の発明は、第3の発明であって、冷蔵庫を制御する第1制御マイコンをさらに備える。
前記第1制御マイコンは、前記制御マイコンと接続されており、前記制御マイコンの指令に基づいて、前記第1制御マイコンの制御用ソフトウェアの更新処理を実行する。
これにより、この冷蔵庫では、制御部における制御ソフトウェア更新処理を行うだけで、他の制御部(第1制御部)の制御用ソフトウェアの更新処理も実行することができる。なお、この冷蔵庫は、第1制御部の他に、第1制御部と同様の機能を有する複数の制御部を備えるものであってもよい。
100、200、200A、300 冷蔵庫
3 遮断手段(電力供給遮断手段)
4 本体マイコン(制御部)
5 コネクタ
6 冷蔵庫本体
C2 電源ケーブル
7 第1マイコン(第1制御部)
8 無線通信用マイコン
Dev1 アップデート検査用端末

Claims (2)

  1. 冷蔵庫を制御する制御マイコンを備え、
    前記制御マイコンにて実行される制御用ソフトウェアを冷蔵庫外部から更新することができる冷蔵庫であって、
    前記冷蔵庫は、コンセントに挿入可能な電源ケーブルを有し、当該電源ケーブルから前記制御マイコンの電源供給を受けており、
    前記電源ケーブルをコンセントに挿入した状態のまま、前記制御マイコンの電源への電力供給を遮断する電力供給遮断手段を備え、
    前記制御マイコンは、
    前記制御用ソフトウェアの更新処理を実行する前に、冷蔵庫本体の状態が、良好な保冷状態が確保されている状態であるニュートラル状態となっていることを確認する処理を実行し、
    前記電力供給遮断手段によって前記制御マイコンの電源への電力供給を遮断することで、前記制御用ソフトウェアの更新処理を実行するモードに移行する、
    冷蔵庫。
  2. 前記制御マイコンは、前記ニュートラル状態となっていることを確認した後に、前記制御用ソフトウェアの更新処理を実行するモードに移行する、
    請求項1に記載の冷蔵庫。
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