JP7135668B2 - 照明装置 - Google Patents

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  • Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)
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Description

本発明の実施形態は、照明装置に関する。
従来、例えば特許文献1には、照明装置として、例えば舞台やスタジオ等で使用されるスポットライトにおいて、表示部を備えることが示されている。特許文献1に示される表示部は、制御装置の側面に形成され、光源の温度が耐熱温度以上である場合にアラーム表示として点灯される。
特開2018-056088号公報
しかし、照明装置においては、作業者に対して様々な情報を報知することが望まれている。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、様々な情報を表示することのできる照明装置を提供することを目的とする。
実施形態の照明装置は、表示部を具備する。表示部は、識別情報を表示可能な表示面に装置状態を表示可能である。
様々な情報を表示することができる。
図1は、実施形態に係る照明装置の概略断面図である。 図2は、実施形態に係る照明装置の概略背面図である。 図3は、実施形態に係る照明装置の機能構成を示すブロック図である。 図4は、表示部の表示例を示す図である。 図5は、表示部の表示例を示す図である。 図6は、表示部の表示例を示す図である。 図7は、表示部の表示例を示す図である。 図8は、表示部の表示例を示す図である。
以下で説明する実施形態に係る照明装置1は、表示部7を具備する。表示部7は、識別情報を表示可能な表示面に装置状態を表示可能である。
また、以下で説明する実施形態に係る照明装置1では、識別情報は、DMXを用いた通信のチャンネルである。
また、以下で説明する実施形態に係る照明装置1では、装置状態は、通電状態である。
また、以下で説明する実施形態に係る照明装置1では、装置状態は、DMXの通信状態である。
また、以下で説明する実施形態に係る照明装置1では、装置状態は、ビーム角である。
また、以下で説明する実施形態に係る照明装置1では、装置状態は、ビームの中心光度である。
また、以下で説明する実施形態に係る照明装置1では、装置状態は、照射光の色温度である。
また、以下で説明する実施形態に係る照明装置1では、表示部7は、接続部6が配置された面に共に配置される。
以下、図面を参照して、実施形態に係る照明装置1を説明する。実施形態において同一の部位には同一の符号を付し、重複する説明は省略される。
[実施形態]
図1は、実施形態に係る照明装置の概略断面図である。図2は、実施形態に係る照明装置の概略背面図である。図3は、実施形態に係る照明装置の機能構成を示すブロック図である。図4~図8は、表示部の表示例を示す図である。
照明装置1は、例えばスタジオや舞台等で使用されるスポットライトである。照明装置1は、図1に示されているように、筐体2と、光源3と、レンズ4と、調整手段5とを具備している。また、照明装置1は、図2に示されているように、接続部6と、表示部7と、入力部8とを具備している。
ここで、図1に示すように、レンズ4の光軸10の延在する方向を光軸方向という。そして、光軸方向において、光源3が光を発する方向に向く側を正面側といい、光源3が光を発する反対方向に向く側を背面側という。
図1及び図2に示すように、筐体2は、金属板により矩形状の箱体として形成されている。筐体2は、正面側が開口して投光窓2Aが形成されている。筐体2は、正面側以外は閉塞して形成され、図示しないが必要に応じて冷却用の通風孔が形成されている。
光源3は、図1に示すように、筐体2の内部であって筐体2の中央部に固定されている。光源3は、図には明示しないが、LEDモジュールを備えている。LEDモジュールは、光源3のうちのレンズ4に対向する面に配置されている。LEDモジュールは、チップオンボード(COB:Chip On Board)型のモジュールであり、基板と発光ダイオード(LED:Light Emitting Diode)を備えている。基板は、平坦である板状に形成されている。発光ダイオードは、基板の一方の面に配置され、基板に実装されている。発光ダイオードは、複数設けられていてもよく、この場合、基板の一方の面のうちの互いに異なる複数の位置にそれぞれ配置され、基板に実装されている。発光ダイオードは、基板から電力が供給されることにより、光軸方向と平行に図1に矢印Aで示す方向に向けて発光する。
レンズ4は、図1に示すように、凸レンズやフレネルレンズ等が用いられる。レンズ4は、光軸10を中心とした円形状に形成されている。レンズ4は、光源3から発される光に照らされるように光源3の正面側に配置され、光軸10が光源3から発される光の中心となるように配置されている。レンズ4は、平面4Aが背面側であって光源3に向き、凸面4Bが正面側であって投光窓2Aから筐体2の外部を臨むように配置されている。従って、光源3から発される光は、レンズ4を介して投光窓2Aから筐体2の外部に投光される。レンズ4は、光軸方向に移動可能に筐体2に支持されている。なお、レンズ4が筐体2に固定され、光源3が光軸方向に移動可能に筐体2に支持されていてもよい。即ち、光源3とレンズ4とは、光軸方向に相対的に移動可能な関係にある。
調整手段5は、図1に示すように、レンズ4を光軸方向に移動可能に支持するものである。調整手段5は、回転軸5Aと、軸受5Bと、操作ハンドル5Cと、支持管5Dとを具備している。回転軸5Aは、光軸方向と平行に延在した棒状に形成され、筐体2の内部に配置されている。回転軸5Aは、正面側の端部と背面側の端部とがそれぞれ軸受5Bを介して筐体2に支持されていることで回転可能に設けられている。回転軸5Aは、光源3が配置された位置から正面側に雄ネジ5Aaが形成されている。回転軸5Aは、背面側の端部が筐体2の外部に突き抜けて設けられている。この回転軸5Aの背面側の端部に操作ハンドル5Cが取り付けられている。即ち、回転軸5Aは、筐体2の背面側の外部において操作ハンドル5Cを回転操作することで回転される。支持管5Dは、回転軸5Aに挿通され回転軸5Aの雄ネジ5Aaに螺合されている。支持管5Dは、レンズ4が固定されている。これにより、支持管5Dは、操作ハンドル5Cによって回転軸5Aが一方向へ回転した場合に回転軸5Aの雄ネジ5Aaとの螺合によってレンズ4を伴って光軸方向の正面側に移動する。また、支持管5Dは、操作ハンドル5Cによって回転軸5Aが他方向へ回転した場合に回転軸5Aの雄ネジ5Aaへの螺合によってレンズ4を伴って光軸方向の背面側に移動する。なお、調整手段5は、支持管5Dに光源3が固定されて光源3を光軸方向に移動させてもよい。
接続部6は、図2に示すように、筐体2の背面側の外面に配置され、給電接続部6Aと、電源線接続部6Bと、第一信号線接続部6Cと、第二信号線接続部6Dとを有している。給電接続部6Aは、外部の交流電源を入力するため電源コードが接続される。電源線接続部6Bは、外部(例えば他の照明装置)に電力を出力するためのコンセントである。第一信号線接続部6Cは、外部の調光器等から送信された信号を含む制御信号が入力される入力コネクタである。第二信号線接続部6Dは、第一信号線接続部6Cに入力した制御信号が出力される渡りコネクタである。
表示部7は、図2に示すように、筐体2の背面側の外面に配置されている。表示部7は、例えば液晶表示部や有機EL(Electro Luminescence)表示部として構成されている。即ち、表示部7は、表示が行われる表示面を有している。
入力部8は、図2に示すように、筐体2の背面側の外面に配置されている。入力部8は、表示部7に表示を入力したり、表示を切り替えたりする。入力部8は、例えば設定キー8Aと、決定キー8Bと、カーソルキー8Cとを有している。例えば設定キー8Aを押下することで表示部7の表示を入力可能となる。例えば決定キー8Bを押下することで入力した表示を決定できる。例えば設定キー8Aを押下した後、カーソルキー8Cを押下することで表示の数値を変更したり、入力する表示の該当位置を変更したりできる。例えば決定キー8Bを押下した後、カーソルキー8Cを押下することで表示部7の表示を切り替えできる。
なお、筐体2は、光源3から正面側の領域が、光源3やレンズ4が配置される照明領域2aとして構成されている。また、筐体2は、光源3よりも背面側の領域が、図には明示しないが、電源装置等が収納される収納領域2bとして構成されている。電源装置は、交流電源を直流電源に変換するものである。
図3に示すように、照明装置1は、制御部21を具備している。制御部21は、上述した表示部7及び入力部8が接続されている。また、制御部21は、通信部11、検出部12及び記憶部13が接続されている。また、制御部21は、情報取得部22及び表示制御部23を有している。
通信部11は、例えば所定の通信回路等によって実現される。通信部11は、収納領域2bに収納される。通信部11は、第一信号線接続部6C及び第二信号線接続部6Dを介し、例えばイーサネット(登録商標)やLAN(Local Area Network)等のネットワークに接続される。本実施形態の照明装置1は、図には明示しないが、調光卓から受け付けたDMX信号や、DMX規格を拡張したRDM(Remote Device Management)規格に沿ったRDM信号等の制御信号により、光の強度(調光度)や、出力する光の色彩、範囲等を制御可能な照明機器であり、受信した制御信号に従って所定の位置の照明を行う。通信部11は、このような制御信号の入出力を行うためのものである。
検出部12は、調整手段5において調整されたレンズ4の移動位置であって光源3との相対距離を検出する。この場合、検出部12は、例えば回転軸5Aの回転角を検出するセンサで実現される。又は、検出部12は、例えば所定の基準位置からのレンズ4の距離を検出するセンサで実現される。また、検出部12は、上述した電源装置に給電されているか否か、即ち、通電中であるか否かを検出するセンサで実現される。
記憶部13は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)等の半導体メモリ素子、又は、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。記憶部13は、収納領域2bに収納される。記憶部13は、入力部8の各キー8A,8B,8Cの押下による入力情報に基づいて表示部7の表示を変更したり切り替えたりするプログラムが関連付けられて記憶されている。また、記憶部13は、例えば、検出部12で検出された電源装置への給電状態に基づいて表示部7に表示をするプログラムが関連付けられて記憶されている。また、記憶部13は、例えば、通信部11からの入力情報(DMXの通信状態)に基づいて表示部7に表示をするプログラムが関連付けられて記憶されている。また、記憶部13は、例えば、検出部12で検出された回転軸5Aの回転角や基準位置からのレンズ4の距離に基づき、光源3から発光されてレンズ4で照射される光(ビーム)のビーム角が関連付けられて記憶されている。また、記憶部13は、例えば、検出部12で検出された回転軸5Aの回転角や基準位置からのレンズ4の距離に基づき、光源3から発光されてレンズ4で照射される光(ビーム)の中心光度が関連付けられて記憶されている。また、記憶部13は、例えば、検出部12で検出された回転軸5Aの回転角や基準位置からのレンズ4の距離に基づき、光源3から発光されてレンズ4で照射される照射光の色温度が関連付けられて記憶されている。
制御部21は、照明装置1の各部を制御するコントローラである。制御部21は、CPU(Central Processing Unit)、MPU(Micro Processing Unit)等のプロセッサであってもよいし、FPGA(Field Programmable Gate Array)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)等の集積回路であってもよい。また、制御部21は、1つの素子で構成されていてもよいし、複数の素子で構成されていてもよい。制御部21が複数の素子で構成される場合、これら複数の素子は、照明装置1内の離れた場所に配置されていてもよい。例えば、複数の素子が別々の基板に実装されていてもよい。
制御部21は、入力部8からの入力や、通信部11からの入力や、検出部12からの入力や、記憶部13からの入力を、情報取得部22で取得し、取得した情報に基づいて表示制御部23において表示部7の表示を制御する。制御部21は、入力部8において設定キー8Aが押下された場合、設定キー8Aが押下された旨の入力情報を情報取得部22で取得する。情報取得部22は、この入力情報に基づいて関連付けられた表示部7の表示形態の変更や切り替えの情報を記憶部13から取得する。そして、表示制御部23は、情報取得部22が取得した各情報から、表示部7の表示を入力可能とするように表示部7を制御する。本実施形態の照明装置1では、例えば図4に示すように、DMXを用いた通信の識別情報であるチャンネルを表示部7に表示可能であり、このチャンネルを入力可能とする。その後、カーソルキー8Cや決定キー8Bの押下された旨の入力情報と、記憶部13からこの入力情報に基づいて関連付けられた表示部7の表示形態の変更や切り替えの情報を情報取得部22で取得し、各情報から、表示部7の表示を変更又は決定するように表示部7を制御する。例えば図4において、入力可能の場合、下一桁の「3」を点滅させる。その後、カーソルキー8Cの上向きの押下回数又は押下時間に基づいて「3」の数値から増加方向に変更させる。カーソルキー8Cの下向きの押下回数又は押下時間に基づいて「3」の数値を減少方向に変更させる。また、カーソルキー8Cの横向きの押下回数又は押下時間に基づいて桁の増加方向や減少方向に点滅を変化させる。そして、決定キー8Bの押下に基づいて現表示に決定するように点滅を終了する。
このように、本実施形態の照明装置1は、表示部7に識別情報としてDMXを用いた通信のチャンネルを表示する。
また、制御部21は、通信部11からDMXの通信状態、即ちDMXの信号を受信しているか否かの入力情報を情報取得部22で取得する。情報取得部22は、この入力情報に基づいて関連付けられた表示部7の表示情報を記憶部13から取得する。そして、表示制御部23は、情報取得部22が取得した情報から、DMXの信号を受信している場合、図5~図8に示すように、「DMX受信中」と表示するように表示部7を制御する。
また、制御部21は、検出部12から電源装置に給電されているか否かの入力情報を情報取得部22で取得する。情報取得部22は、この入力情報に基づいて関連付けられた表示部7の表示情報を記憶部13から取得する。そして、表示制御部23は、情報取得部22が取得した情報から、電源装置に給電されている場合、図5~図8に示すように、「通電中」と表示するように表示部7を制御する。
また、制御部21は、検出部12からレンズ4の移動位置であって光源3との相対距離の入力情報を情報取得部22で取得する。情報取得部22は、この入力情報に基づいて関連付けられたビーム角や、中心光度や、色温度の情報を記憶部13から取得する。そして、表示制御部23は、情報取得部22が取得した情報から、図6に示すように、ビーム角が「34°」であることを表示するように表示部7を制御する。また、表示制御部23は、情報取得部22が取得した情報から、図7に示すように、中心光度が「13602cd」であることを表示するように表示部7を制御する。また、表示制御部23は、情報取得部22が取得した情報から、図8に示すように、色温度が「3200K」であることを表示するように表示部7を制御する。これら、ビーム角や、中心光度や、色温度の表示は、所定時間毎に切り替わるようにしてもよく、入力部8のカーソルキー8Cの押下回数又は押下時間に基づいて切り替わるようにしてもよい。
このように、本実施形態の照明装置1は、識別情報を表示可能な表示面に装置状態を表示可能な表示部7を具備することで、様々な情報を表示することができる。
また、本実施形態の照明装置1では、識別情報は、DMXを用いた通信のチャンネルであり、DMXを用いた通信のチャンネルを表示する表示面に装置状態を表示することで、多数の情報を表示することができる。
また、本実施形態の照明装置1では、装置状態は、通電状態であり、識別情報を表示可能な表示面に通電状態を表示して作業者に知らせることができる。
また、本実施形態の照明装置1では、装置状態は、DMXの通信状態であり、識別情報を表示可能な表示面にDMXの通信状態を表示して作業者に知らせることができる。
また、本実施形態の照明装置1では、装置状態は、ビーム角であり、識別情報を表示可能な表示面にビーム角を表示して作業者に知らせることができる。
また、本実施形態の照明装置1では、装置状態は、ビームの中心光度であり、識別情報を表示可能な表示面にビームの中心光度を表示して作業者に知らせることができる。
また、本実施形態の照明装置1では、装置状態は、照射光の色温度であり、識別情報を表示可能な表示面に照射光の色温度を表示して作業者に知らせることができる。
また、本実施形態の照明装置1では、表示部7は、接続部6が配置された面に共に配置されることで、作業者は、接続作業を行う位置で表示部7により様々な情報を得ることができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これらの実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1:照明装置
2:筐体
2A:投光窓
2a:照明領域
2b:収納領域
3:光源
4:レンズ
4A:平面
4B:凸面
5:調整手段
5A:回転軸
5Aa:雄ネジ
5B:軸受
5C:操作ハンドル
5D:支持管
6:接続部
6A:給電接続部
6B:電源線接続部
6C:第一信号線接続部
6D:第二信号線接続部
7:表示部
8:入力部
8A:設定キー
8B:決定キー
8C:カーソルキー
10:光軸
11:通信部
12:検出部
13:記憶部
21:制御部
22:情報取得部
23:表示制御部

Claims (3)

  1. 筐体と;
    前記筐体の内部に配設された光源と;
    前記筐体の内部に前記光源と対向するように配設されたレンズと;
    前記光源の光軸方向において、前記レンズの位置を調整可能な調整手段と;
    前記レンズの移動状況を検出可能な検出部と;
    前記検出部で検出された移動状況に基づいて導かれたビーム角もしくは中心光度であって、前記光源から発光されて前記レンズで照射される光の広がり角度を示すビーム角、もしくは、前記光源から発光されて前記レンズで照射される光の中心光度を表示する表示部であって、識別情報を表示可能な表示面に前記ビーム角もしくは前記中心光度を表示可能な表示部と;
    を具備する照明装置。
  2. 前記検出部は、
    所定の基準位置からの前記レンズの移動距離を検出する
    請求項1に記載の照明装置。
  3. 前記調整手段は、
    前記筐体の内部において、回転可能な状態で前記筐体に支持される回転軸を有し、
    前記検出部は、
    前記回転軸の回転角を検出する
    請求項1または2に記載の照明装置。
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