JP7131853B2 - 鮮明度とクッション感が優れた印鑑映像獲得装置 - Google Patents

鮮明度とクッション感が優れた印鑑映像獲得装置 Download PDF

Info

Publication number
JP7131853B2
JP7131853B2 JP2020215045A JP2020215045A JP7131853B2 JP 7131853 B2 JP7131853 B2 JP 7131853B2 JP 2020215045 A JP2020215045 A JP 2020215045A JP 2020215045 A JP2020215045 A JP 2020215045A JP 7131853 B2 JP7131853 B2 JP 7131853B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
elastic layer
permeability
low
transmittance
seal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2020215045A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2021111383A (ja
Inventor
ベクフン リ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Publication of JP2021111383A publication Critical patent/JP2021111383A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7131853B2 publication Critical patent/JP7131853B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06VIMAGE OR VIDEO RECOGNITION OR UNDERSTANDING
    • G06V10/00Arrangements for image or video recognition or understanding
    • G06V10/40Extraction of image or video features
    • G06V10/44Local feature extraction by analysis of parts of the pattern, e.g. by detecting edges, contours, loops, corners, strokes or intersections; Connectivity analysis, e.g. of connected components
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B5/00Optical elements other than lenses
    • G02B5/04Prisms
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T5/00Image enhancement or restoration
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06VIMAGE OR VIDEO RECOGNITION OR UNDERSTANDING
    • G06V10/00Arrangements for image or video recognition or understanding
    • G06V10/88Image or video recognition using optical means, e.g. reference filters, holographic masks, frequency domain filters or spatial domain filters

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Computer Vision & Pattern Recognition (AREA)
  • Image Input (AREA)

Description

本発明は、鮮明度とクッション感が優れた印鑑映像獲得装置(Stamp Image Acquisition Device with Excellent Clarity and Cushioning)に関するものであり、より詳細には、プリズム部の映像伝達面上に順次に接触して備えられる高透過性弾性層と低透過性弾性層との透過率の差を用いた鮮明度とクッション感が優れた印鑑映像獲得装置に関するものである。
印鑑は、よく印章やスタンプの凹凸パターン上に印肉やインクをつけ、紙のような表面にこれを押印することで、印肉やインクを介してパターンを現出させる。しかし、このような伝統的方式の印鑑は印肉やインクによって印章やスタンプが汚染され、維持管理が煩わしく、紙に現出された印鑑を電子文書化する過程で別途のスキャン装備を利用して印鑑をスキャンする非効率性が伴う。
このような問題点を解決するために、最近、金融機関や公共機関では個人の意思決定を証明する印鑑を効率良く処理するために印鑑スキャナが開発され、市場に量産されている。
これに関連する先行技術文献としては、大韓民国登録特許第10-1515346号の「凹凸型パターン映像獲得装置」(以下、「特許文献1」という)がある。前記特許文献1は、図1aに示すようにプリズム1の情報入力面1aに密着するように弾性パッド2を備えるが、前記弾性パッド2は、順次に第1の弾性層2a、光透過層2b及び第2の弾性層2cを備えることによって、弾性パッド2の第2の弾性層2cによる押印が行われるようにしながらも、光透過層2bによって圧力が分散され、印鑑映像に歪みが生じないように提案した。
しかし、前記特許文献1は、印章が直接に当接する第2の弾性層2cに既存印章の印肉やインクが付いている場合、次の押印の際に印鑑映像に影響することにより鮮明度が低下することはもちろん、印鑑映像の自体に歪みが生じる問題点があった。
それだけでなく、本来の意図とは違って、第2の弾性層2cと光透過層2bの厚さがそれぞれ0.12mm前後と薄く形成されることにより、使用者が印章を押印する過程で実質的にクッション感がほとんど提供されないという限界があり、第1の弾性層2aの厚さが過度に厚く形成されることによって、不必要に素材使用量が増加するもう一つの問題点があった。
このような問題点を解決するために、大韓民国登録特許第10-1594114号「二重弾性構造を備えたパターンイメージ獲得装置及びその方法」(以下、「特許文献2」という)が提案されている。前記特許文献2は、図1bに示すようにプリズム1の情報入力面1aに密着するように弾性パッド2を備えるが、前記弾性パッド2と離隔され、その間に空間部4が設けられるように弾性膜3を備えることによって、印章を加圧する際、弾性膜3を媒介で弾性パッド2が押印されるようにし、離脱時に再度空間部4が設けられ、弾性膜3にのみ印肉やインクがつくだけで、弾性パッド2には直接的な影響がないようにして、鮮明度の優れた印鑑映像を提供しようとした。
しかし、前記特許文献2は、弾性膜3の表面が印章に十分な摩擦力を提供できず、押印の過程において印章の滑り現象が発生し、これにより、使用者による細かな押印が行われない限り、印鑑映像に歪みが生じる問題点があった。
それだけでなく、弾性膜3が薄い膜構造をとるにつれて耐久性が優れていないため、簡単に破れたり、伸びたりする問題点があった。
大韓民国登録特許第10-1515346号 大韓民国登録特許第10-1594114号
本発明は、前記の問題点を解決するために導出されたものであって、印章の押印過程において使用者に十分なクッション感を与えながらも、表面に印肉やインクが付いても鮮明度が優れた印鑑映像を提供することができ、不必要な弾性素材の使用量を節減しながらも耐久性に優れた鮮明度とクッション感が優れた印鑑映像獲得装置を提供することにその目的がある。
本発明の鮮明度とクッション感が優れた印鑑映像獲得装置(D)は、凹凸パターンが形成された印章(S)の映像情報を光学的に生成するためのものであって、光源(L)から出射した光が入射される入射面11と、印章(S)の凹凸パターンにより反射された光が伝達される映像伝達面12と、反射された光を映像獲得部(C)へ出射する出射面13とを含むプリズム部10;前記プリズム部10の映像伝達面12上に接触して備えられる高透過性弾性層20;及び前記高透過性弾性層20の上部に備えられ、印章(S)の凹凸パターンが直接的に加圧され、前記高透過性弾性層20より透過率が低い低透過性弾性層40;を含むことを特徴とする。
他の実施形態として、本発明の鮮明度とクッション感が優れた印鑑映像獲得装置(D)は、凹凸パターンが形成された印章(S)の映像情報を光学的に生成するためのものであって、光源(L)から出射した光が入射される入射面11と、印章(S)の凹凸パターンにより反射された光が伝達される映像伝達面12と、反射された光を映像獲得部(C)へ出射する出射面13とを含むプリズム部10; 前記プリズム部10の映像伝達面12上に接触して備えられる高透過性弾性層20;前記高透過性弾性層20上に接触して備えられる高透過性フィルム層30;及び前記高透過性フィルム層30上に接触して備えられ、印章(S)の凹凸パターンが直接的に加圧され、前記高透過性弾性層30より透過率の低い低透過性弾性層40;を含むことを特徴とする。
また、前記高透過性弾性層20及び高透過性フィルム層30は、透過率が0.8乃至1であり、前記低透過性弾性層40は、透過率が0.3乃至0.5である方が好ましい。
さらに、前記高透過性弾性層20の厚さは、0.15mm以上である方が好ましい。
加えて、前記高透過性フィルム層30の厚さは、0.045乃至0.075mmである方が好ましい。
なお、前記低透過性弾性層40の厚さは、2.0mm以上である方が好ましい。
そして、前記映像獲得部(C)には、印章(S)の凹凸パターンにより反射した光の明暗比を増加させる鮮明度補正部50を含むことができる。
本発明の鮮明度とクッション感が優れた印鑑映像獲得装置によると、高透過性弾性層上に一定硬度の高透過性フィルム層を接触して備え、印章の押印過程において使用者に十分なクッション感を与えながらも、フィルム層によって押印圧力を分散させることができる。
また、前記高透過性弾性層と高透過性フィルム層上に低透過性弾性層を備えて、表面に印肉やインクが残存しても鮮明度の優れた印鑑映像を提供することができる。
さらに、低透過性弾性層と高透過性フィルム層の相対的な厚さの割合に基づいて、高透過性弾性層の素材の使用量を節減しながらも、十分な耐久性が確保できる。
そして、一部の光透過率が低くなって反射された光の明るさが低下しても、鮮明度補正部が映像情報の明暗比(Contrast)を増加させ鮮明な印鑑映像を提供することができる。
従来技術による印鑑映像獲得装置を示す断面図である。 従来技術による印鑑映像獲得装置を示す断面図である。 本発明の一実施例による印鑑映像獲得装置を示す断面図である。 本発明の印鑑映像獲得装置の作動原理を示す断面図である。 本発明の一実施例による印鑑映像獲得装置を示す断面詳細図である。 本発明の他の実施例による印鑑映像獲得装置を示す断面詳細図である。
以下では、本発明の鮮明度とクッション感が優れた印鑑映像獲得装置(D)について、実施例及び図面を参照して詳細に説明する。
本発明の鮮明度とクッション感が優れた印鑑映像獲得装置(D)は、凹凸パターンが形成された印章(S)の映像情報を光学的に生成するためのものであり、図2a及び図3に示すようにプリズム部10、高透過性弾性層20及び低透過性弾性層40を含むことができる。
一方、本発明の印鑑映像獲得装置(D)は、図1a及び図1bに示すような従来技術による映像獲得装置と同様に、前記プリズム部10、高透過性弾性層20及び低透過性弾性層40以外に必須に光を出射する光源(L)と、反射された光に基づいて印鑑映像を生成する映像獲得部(C)とを備えなければならないが、これらの構成を含めて一つの装置に具現することができ、前記の構成は別途分離して他の装置として具現することも可能である。
前記プリズム部10は、入射される光を反射、透過及び屈折して出射させ、印章(S)に形成された凹凸パターンによる印鑑映像を生成する構成であって、入射面11、映像伝達面12及び出射面13を含む。具体的に、前記入射面11は、光源(L)から出射した光が入射される部分に設けられた面であり、前記映像伝達面12は、印章(S)の凹凸パターンにより反射された光が伝達される部分に設けられた面であり、前記出射面13は、反射された光を映像獲得部(C)へ出射する部分に設けられた面である。
一方、前記プリズム部10の映像伝達面12上には、順次に上述した高透過性弾性層20及び低透過性弾性層40が積層具備され得る。光源(L)から出射された光は、プリズム部10の入射面11を介して流入され、映像伝達面12を経てその上部に接触して備えられる高透過性弾性層20及び低透過性弾性層40を順次に透過して印章(S)の凹凸パターンに基づいて部分的に吸収又は反射され、反射した光は再び映像伝達面12を経て出射面13を介して映像獲得部(C)へ出射される。
前記高透過性弾性層20は、前記プリズム部10の映像伝達面12上に接触して備えられるものであり、シリコン系又はウレタン系弾性重合体で製作され得る。前記高透過性弾性層20は、光源(L)から出射される光が吸収乃至反射することが最小化され、ほとんどが透過されるように透過率が0.8乃至1となるように形成する方が好ましい。
一方、前記高透過性弾性層20は、使用者が印章を押印する際、最終的に圧力を受容吸収して、緩衝する機能を行うものであって、厚さが厚いほど緩衝効果が増加し得るが、自重が増加し、且つ素材使用量が増加する短所がある。
また、実施形態によって、図4に示すように前記高透過性弾性層20上には、高透過性フィルム層30が備えられ得る。前記高透過性フィルム層30は、高透過性弾性層20上に積層されるように接触して備えられる構成であって、前記高透過性弾性層20と同様に、高透過性フィルム層30も光源(L)から出射される光が吸収ないし反射が最小化され、ほとんどが透過されるように、透過率が0.8乃至1となるように形成する方が好ましい。
前記高透過性フィルム層30は、一定の硬度を有するように形成されるものであって、印章の押印過程において発生する局部的な押印圧力を均等に分散させることにより、下部に備えられる高透過性弾性層20が圧力を完全に受容して緩衝させることができるように機能する。
また、前記低透過性弾性層40は、前記高透過性弾性層20ないし高透過性フィルム層30上に接触して備えられ、印章(S)の凹凸パターンが直接的に加圧される構成であって、シリコン系又はウレタン系弾性重合体で製作され、十分な摩擦力とクッション感が提供され、使用者が印章(S)を押印する際に滑り現象が発生しないため、効果良く押印ができるとともに使用感が増進する効果もある。それだけでなく、使用者を異にすることにより、印鑑映像が異なって現出されることなく、均質で安定した映像情報の獲得が可能となる利点がある。
ただし、図2bに示すように、本発明の印鑑映像獲得装置(D)は、光源(L)から出射される光が低透過性弾性層40における外面の臨界角より大きい角で入射される吸収式を採用した装置であるので、印章(S)の凹凸パターンのうち低透過性弾性層40と接触する凸部には光の吸収が行われ、凹部には反射が行われる。
そこで本発明は、人為的に低透過性弾性層40の透過率を低下させ、表面に残存する印肉によって光が吸収されないように提案したものであり、前記低透過性弾性層40が前記高透過性弾性層20より透過率が低く形成される点に技術的差別性がある。 前記低透過性弾性層40は、表面に印肉やインクが残存し、汚染された状態であっても透過率が相対的に低く形成されることにより、残存印肉やインクによって吸収される光を最小限に抑える。したがって、相対的に反射される光の量を増加させることができるので、印鑑映像に不必要な歪みが発生する現象を防止して鮮明度を確保することができる。
上述したように、前記高透過性弾性層20及び/又は高透過性フィルム層30は、光源(L)から出射される光が吸収乃至反射が最小化され、ほとんどが透過できるように透過率が0.8乃至1となるように形成する方が好ましい。
これにより、前記高透過性弾性層20と高透過性フィルム層30の透過率範囲を前記数値範囲に限定した状態(厚さはそれぞれ2.0mm、0.05mm)において、前記低透過性弾性層40に印肉を人為的に塗布した状態で低透過性弾性層40の透過率(厚さは0.15mm)による映像情報を導出しようとした。映像情報の結果は、残存印肉による映像歪曲があるか否かに分類した。
(実施例1)透過率の割合による映像歪み及び明るさの低下(高透過性弾性層のみ具備)
Figure 0007131853000001
(実施例2)透過率の割合による映像歪み及び明るさの低下(高透過性弾性層及びフィルム層の両方とも具備)
Figure 0007131853000002
前記した実施例は、全実験をすべて記載したわけではなく、代表的な実施例のみをまとめて記載したものであり、前記表に基づいて前記高透過性弾性層20及び高透過性フィルム層30は、透過率が0.8乃至1であり、前記低透過性弾性層40は、透過率が0.5を超える場合は、残存した印肉により印鑑映像に歪みが発生するが、透過率が0.5以下で形成される場合には、特に歪みがなく本来の押印印鑑の映像が獲得されることが確認できる。
ただし、低透過性弾性層40の透過率が0.3未満で形成される場合には、映像情報の明るさ(明度)が低下しすぎて好ましくないところ、0.3乃至0.5で形成される方が望ましく、更に好ましくは、前記高透過性弾性層20及び高透過性フィルム層30は、透過率が0.8乃至1であることを前提として、前記低透過性弾性層40の透過率は0.35乃至0.45であり得る。
さらに、本発明の印鑑映像獲得装置(D)を作製することにおいて、図4に示すように高透過性フィルム層30と低透過性弾性層40の相対的な厚さに基づき、使用パターンを異にする100人の使用者に基づき滑りや、特定部分への圧入が集中する現象が発生しない最適な厚さの割合を下記の実施例に基づき導出しようとした。このとき、前記高透過性弾性層20の厚さは、十分な余裕をもって2.0mmに形成した。
(実施例3)高透過性フィルム層30の厚さが0.10mmである場合
Figure 0007131853000003
(実施例4)高透過性フィルム層30の厚さが0.08mmの場合
Figure 0007131853000004
(実施例5)高透過性フィルム層30の厚さが0.05mmの場合
Figure 0007131853000005
(実施例6)高透過性フィルム層30の厚さが0.04mmの場合
Figure 0007131853000006
前記の実施例は、全実験をすべて記載したわけではなく、代表的な実施例のみをまとめて記載したものであって、前記低透過性弾性層40は、高透過性フィルム層30の厚さとは無関係に、その厚さが0.15mmに満たない場合には、滑り現象と圧入集中現象が相対的に高く発生することが確認できる。
また、前記低透過性弾性層40が最低0.15mmが確保されても、前記高透過性フィルム層30の厚さは、最低0.08mm以上の場合には滑り現象が発生したし、印章の圧入による曲げ現象が発生しても容易に復元が行われたが、0.04mm以下で形成される場合には滑りは少ないが、印章の枠に沿って濃くスキャンされる圧入集中現象が発生し、非復元変形が一部発生して機能性に低下が引き起こされると確認された。
したがって、前記低透過性弾性層40は、0.15mm以上確保される方が望ましく、前記高透過性フィルム層30は、0.045乃至0.075mmで形成する方が好ましいと導出された。
一方、前記低透過性弾性層40と高透過性フィルム層30とが構造的に最も不利な厚さで形成される場合であって、前記低透過性弾性層40が0.15mmであり、高透過性フィルム層30が0.045mmの場合に前記高透過性弾性層20の厚さは2.0mm以上であれば圧印圧力の吸収が十分に行われ、圧力解除後の弾性復元に何ら問題はないと確認された。
また、本発明は、低透過性弾性層40によって一部光透過率が低くなって、反射された光の明るさが低下され得る。しかし、本発明の印鑑映像獲得装置(D)は、上述の映像獲得部(C)において、印章(S)の凹凸パターンにより反射された光の明暗比を増加させる鮮明度補正部50を含むことができる。これによって、前記鮮明度補正部50が映像情報の明暗比(Contrast)を増加させ鮮明な印鑑映像を提供することができる。
以上で説明した本発明の鮮明度とクッション感が優れた印鑑映像獲得装置(D)は、本発明の属する技術分野における通常の知識を有する者が、本発明の技術思想や必須の特徴を変更することなく、他の具体的な形態で実施され得ることが理解できるであろう。
したがって、以上で記述した実施例は全ての面において例示的なものであり、限定的なものではないと理解しなければならず、本発明の範囲は、前述の詳細な説明よりは後述の特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲の意味及び範囲、並びにその等価概念から導出される全ての変更又は変形された形態が本発明の範囲に含まれると解釈しなければならない。
D:印鑑映像獲得装置
S:印章
L:光源
C:映像獲得部
10:プリズム部
11:入射面
12:映像伝達面
13:出射面
20:高透過性弾性層
30:高透過性フィルム層
40:低透過性弾性層
50:鮮明度補正部

Claims (5)

  1. 凹凸パターンが形成された印章(S)の映像情報を光学的に生成するための印鑑映像獲得装置(D)であって、
    光源(L)から出射した光が入射される入射面11と、印章(S)の凹凸パターンにより反射された光が伝達される映像伝達面12と、反射された光を映像獲得部(C)へ出射する出射面13とを含むプリズム部10;
    前記プリズム部10の映像伝達面12上に接触して備えられる高透過性弾性層20;及び
    前記高透過性弾性層20の上部に備えられ、印章(S)の凹凸パターンが直接的に加圧され、前記高透過性弾性層20より透過率が低い低透過性弾性層40;を含み、
    前記入射面11を通過した光は、前記低透過性弾性層40に臨界角より大きい角度で入射され、
    前記低透過性弾性層40に入射された光は、前記低透過性弾性層40と接触する前記印章(S)の凸部で吸収が行われて凹部で反射が行われ、
    前記低透過性弾性層40における相対的な透過率低下によって前記低透過性弾性層40の表面に残存する印肉による光の吸収が防止されるようにすることを特徴とする鮮明度とクッション感が優れた印鑑映像獲得装置。
  2. 凹凸パターンが形成された印章(S)の映像情報を光学的に生成するための印鑑映像獲得装置(D)であって、
    光源(L)から出射した光が入射される入射面11と印章(S)の凹凸パターンにより反射された光が伝達される映像伝達面12と、反射された光を映像獲得部(C)へ出射する出射面13とを含むプリズム部10;
    前記プリズム部10の映像伝達面12上に接触して備えられる高透過性弾性層20;
    前記高透過性弾性層20上に接触して備えられる高透過性フィルム層30;及び
    前記高透過性フィルム層30上に接触して備えられ、印章(S)の凹凸パターンが直接的に加圧され、前記高透過性弾性層20より透過率が低い低透過性弾性層40;を含み、
    前記入射面11を通過した光は、前記低透過性弾性層40に臨界角より大きい角度で入射され、
    前記低透過性弾性層40に入射された光は、前記低透過性弾性層40と接触する前記印章(S)の凸部で吸収が行われて凹部で反射が行われ、
    前記低透過性弾性層40における相対的な透過率低下によって前記低透過性弾性層40の表面に残存する印肉による光の吸収が防止されるようにすることを特徴とする鮮明度とクッション感が優れた印鑑映像獲得装置。
  3. 前記低透過性弾性層40の厚さは、0.15mmであることを特徴とする請求項1または2に記載の鮮明度とクッション感が優れた印鑑映像獲得装置。
  4. 前記高透過性フィルム層30の厚さは、0.045乃至0.075mmであることを特徴とする請求項2に記載の鮮明度とクッション感が優れた印鑑映像獲得装置。
  5. 前記高透過性弾性層20の厚さは、2.0mmであることを特徴とする請求項1または2に記載の鮮明度とクッション感が優れた印鑑映像獲得装置。
JP2020215045A 2020-01-10 2020-12-24 鮮明度とクッション感が優れた印鑑映像獲得装置 Active JP7131853B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
KR1020200003720A KR102127147B1 (ko) 2020-01-10 2020-01-10 선명도와 쿠션감이 우수한 인감 영상 획득장치
KR10-2020-0003720 2020-01-10

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2021111383A JP2021111383A (ja) 2021-08-02
JP7131853B2 true JP7131853B2 (ja) 2022-09-06

Family

ID=71136439

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020215045A Active JP7131853B2 (ja) 2020-01-10 2020-12-24 鮮明度とクッション感が優れた印鑑映像獲得装置

Country Status (3)

Country Link
JP (1) JP7131853B2 (ja)
KR (1) KR102127147B1 (ja)
CN (1) CN214253233U (ja)

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101179423B1 (ko) 2011-10-24 2012-09-04 주식회사 슈프리마 요철형 패턴 영상 획득 장치 및 방법
KR101515346B1 (ko) 2013-12-23 2015-04-28 주식회사 슈프리마 요철형 패턴 영상 획득 장치
JP2018136764A (ja) 2017-02-22 2018-08-30 ユニオンコミュニティー シーオー エルティディUnioncommunity Co.,Ltd 二重弾性構造を備えた判子スキャナ及びその方法
JP2019036235A (ja) 2017-08-21 2019-03-07 ウィッツェル株式会社 印面鮮明化装置
JP2019193102A (ja) 2018-04-20 2019-10-31 ユニオンコミュニティー シーオー エルティディUnioncommunity Co.,Ltd 判子の凹凸パターンをスキャンすることができるパターンイメージスキャナ

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3132411B2 (ja) * 1997-03-27 2001-02-05 日本電気株式会社 指紋検知装置
JP3011126B2 (ja) * 1997-03-27 2000-02-21 日本電気株式会社 指紋検知装置
US6154285A (en) * 1998-12-21 2000-11-28 Secugen Corporation Surface treatment for optical image capturing system
KR100348520B1 (ko) * 2000-08-21 2002-08-14 테스텍 주식회사 지문이미지의 보정방법

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101179423B1 (ko) 2011-10-24 2012-09-04 주식회사 슈프리마 요철형 패턴 영상 획득 장치 및 방법
KR101515346B1 (ko) 2013-12-23 2015-04-28 주식회사 슈프리마 요철형 패턴 영상 획득 장치
JP2018136764A (ja) 2017-02-22 2018-08-30 ユニオンコミュニティー シーオー エルティディUnioncommunity Co.,Ltd 二重弾性構造を備えた判子スキャナ及びその方法
JP2019036235A (ja) 2017-08-21 2019-03-07 ウィッツェル株式会社 印面鮮明化装置
JP2019193102A (ja) 2018-04-20 2019-10-31 ユニオンコミュニティー シーオー エルティディUnioncommunity Co.,Ltd 判子の凹凸パターンをスキャンすることができるパターンイメージスキャナ

Also Published As

Publication number Publication date
CN214253233U (zh) 2021-09-21
JP2021111383A (ja) 2021-08-02
KR102127147B1 (ko) 2020-06-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2164629C (en) Embossing banknotes or the like with security devices
US6176522B1 (en) Embossing of bank notes or the like with security devices
US5722693A (en) Embossed document protection methods and products
RU2530419C2 (ru) Способ изготовления защитного элемента для защищенного документа
WO2008006094A2 (en) Secure laminated cards
JP7131853B2 (ja) 鮮明度とクッション感が優れた印鑑映像獲得装置
JP6391732B2 (ja) 二重弾性構造を備えた判子スキャナ及びその方法
JP6552673B1 (ja) 判子の凹凸パターンをスキャンすることができるパターンイメージスキャナ
JP2021120232A (ja) 台木付印判の製造方法
JPS6024597Y2 (ja) 複写伝票組
US5702863A (en) Production method of ink-oozing plate for stamp
JPH0133353Y2 (ja)
CN215298279U (zh) 保险防伪标识物
Strach et al. Secondary impressions of writing detected by ESDA
JP2005536777A (ja) ステレオフレキソグラフィー
US1128665A (en) Printing-plate.
JP2020183048A (ja) 遮光性紙
JPS59212839A (ja) 電子複写機用写真コピ−スクリ−ン
JPH08207409A (ja) 浸透印版の製造方法
JPH07281601A (ja) 光透過性装飾シート
JP2019206084A (ja) 透過潜像印刷物
Gencavage Facsimile Signatures Produced by Gelatin Transfer Duplicator—Recognition and Identification
JPH0534829A (ja) 透過型スクリーンの遮光部形成方法
JP3066809U (ja) 複写防止用写真フィルム保護袋と保護シ―ト
TWM636819U (zh) 隱藏圖紋裝置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20201224

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220104

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20220401

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220407

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220809

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220818

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7131853

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150