JP7130062B2 - 経路決定方法 - Google Patents

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Description

本発明は、自律移動型のロボットの経路決定方法に関する。
従来、自律移動型のロボットの経路決定方法として、特許文献1及び特許文献2に記載されたものが知られている。この特許文献1の経路決定方法では、ロボットが歩行者などの交通参加者の速度に基づいて、交通参加者に干渉する可能性があると予想される干渉可能性時間が算出され、さらに、交通参加者が所定時間後に移動すると想定される仮想障害物領域が算出される。そして、干渉可能性時間及び仮想障害物領域に基づいて、ロボットの経路が決定される。それにより、ロボットと交通参加者との干渉が回避される。
また、特許文献2の経路決定方法では、ロボットの現在位置を計算し、外界センサが測定した距離データに基づいて、障害物地図を作成するとともに、記憶部から地図情報を読み込む。次いで、障害物地図及び地図情報を参照して、障害物が地図情報に記憶された経路上に存在するか否かを判定し、障害物が経路上に存在する場合には、ロボットの経路をA*探索アルゴリズムにより実行する。具体的には、現在位置情報、障害物地図及び地図情報に基づいて、グリッドマップ上のロボットを取り囲む多数のグリッドにおける障害物の存在確率を算出し、障害物の存在確率が最も低いグリッドが経路として決定される。
特開2009-110495号公報 特開2010-191502号公報
上記特許文献1の経路決定方法によれば、交通参加者の干渉可能性時間及び仮想障害物領域を用いている関係上、歩行者などの実際の交通参加者が予測不可能な軌跡で移動したときには、ロボットと交通参加者の干渉状態が頻発してしまう。その結果、ロボットの停止状態が頻発してしまい、商品性が低いという問題がある。特に、人混みが存在する交通環境下では、この問題が顕著になる。
また、特許文献2の経路決定方法の場合にも、歩行者などの実際の交通参加者が予測不可能な軌跡で移動したときには、特許文献1と同じ問題が発生する。特に、人混みが存在する交通環境下では、障害物の存在確率が最も低いグリッドが見つからない状態となることで、ロボットの停止時間が長くなってしまう。
本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、人混みなどの交通環境下においても、自律移動型のロボットが交通参加者との干渉を回避しながら目的地まで円滑に移動するように、ロボットの経路を決定できる経路決定方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、自律移動型のロボットが目的地まで移動するときの経路を、歩行者を含む交通参加者が目的地までの交通環境に存在する条件下で決定する経路決定方法であって、第1歩行者が目的地に向かって第1歩行者以外の複数の第2歩行者との干渉を回避しながら歩行する場合において、複数の第2歩行者の歩行パターンを複数種の互いに異なる歩行パターンに設定したときの第1歩行者の複数の歩行経路を取得し、ロボットが複数の歩行経路に沿ってそれぞれ移動したときの、ロボットの前方の視覚的環境を表す環境画像を含む画像データと、ロボットの行動を表す行動パラメータとの関係を紐付けした複数のデータベースを作成し、画像データを入力とし行動パラメータを出力とする行動モデルのモデルパラメータを、複数のデータベースを用いて所定の学習方法で学習することにより、学習済みの行動モデルである学習済みモデルを作成し、学習済みモデルを用いて、ロボットの経路を決定することを特徴とする。
この経路決定方法によれば、画像データを入力とし行動パラメータを出力とする行動モデルのモデルパラメータを、複数のデータベースを用いて所定の学習方法で学習することにより、学習済みの行動モデルである学習済みモデルが作成される。そして、学習済みモデルを用いて、ロボットの経路が決定される。この場合、複数のデータベースは、ロボットが複数の歩行経路に沿ってそれぞれ移動したときの、ロボットの前方の視覚的環境を表す環境画像を含む画像データと、ロボットの行動を表す行動パラメータとの関係を紐付けしたものとして作成される。
さらに、この複数の歩行経路は、第1歩行者が目的地に向かって第1歩行者以外の複数の第2歩行者との干渉を回避しながら歩行する場合において、複数の第2歩行者の歩行パターンを複数種の互いに異なる歩行パターンに設定したときの第1歩行者の歩行経路を取得したものである。したがって、複数のデータベースは、そのような歩行経路に沿ってロボットが移動したときの画像データと、ロボットの行動を表す行動パラメータとを紐付けしたものとなるので、行動モデルのモデルパラメータを、第1歩行者の実際の歩行経路を反映させながら、精度良く学習することができる。その結果、人混みなどの交通環境下においても、自律移動型のロボットが交通参加者との干渉を回避しながら目的地まで円滑に移動するように、ロボットの経路を決定することができる。
本発明において、画像データは、環境画像に加えて、速度度合画像及び位置画像をさらに含んでおり、速度度合画像は、ロボットの速度を最大移動速度と最小移動速度との間の範囲内の位置関係で表した画像であり、位置画像は、ロボットの現時点の位置を0゜として、目的地の位置を-90deg~90degの範囲内の位置関係で表した画像であることが好ましい。
この経路決定方法によれば、画像データは、環境画像に加えて、ロボットの速度を最大移動速度と最小移動速度との間の範囲内の位置関係で表した速度度合画像及びロボットの現時点の位置を0゜として、目的地の位置を-90deg~90degの範囲内の位置関係で表した位置画像をさらに含んでいるので、行動モデルの構造を単純化でき、ロボットの経路決定時の計算量を減少できる。その結果、ロボットの経路を迅速かつ精度良く決定することができる。
本発明において、複数のデータベースは、仮想空間において仮想のロボットが複数の歩行経路に沿ってそれぞれ移動したときの画像データと行動パラメータとの関係を紐付けしたものであることが好ましい。
この経路決定方法によれば、仮想のロボットを仮想空間において複数の歩行経路に沿ってそれぞれ移動させることで、複数のデータベースを作成することができる。それにより、ロボットなどを実際に準備する必要がなくなる分、データベースを容易に作成することができる。
本発明の一実施形態に係る経路決定装置を適用したロボットの外観を示す図である。 ロボットによる案内システムの構成を示す図である。 ロボットの電気的な構成を示すブロック図である。 学習装置の構成を示すブロック図である。 第1歩行者の歩行経路を取得するときの斜視図である。 図5の歩行経路の取得結果の一例を示す図である。 歩行経路の取得開始時における第2歩行者の配置の第1パターンを示す図である。 第2歩行者の配置の第2パターンを示す図である。 第2歩行者の配置の第3パターンを示す図である。 第2歩行者の配置の第4パターンを示す図である。 第2歩行者の配置の第5パターンを示す図である。 第2歩行者の配置の第6パターンを示す図である。 第2歩行者の配置の第7パターンを示す図である。 シミュレーション環境下の仮想ロボット視点での画像を示す図である。 図14の画像から作成したマスク画像を示す図である。 経路決定装置などの機能を示すブロック図である。 移動制御処理を示すフローチャートである。
以下、図面を参照しながら、本発明の一実施形態に係る経路決定装置について説明する。図1に示すように、本実施形態の経路決定装置1は、倒立振子型のロボット2に適用されたものであり、後述する手法によって、交通参加者の存在確率が高い条件下で、ロボット2の経路を決定するものである。
このロボット2は、自律移動型のものであり、図2に示す案内システム3で用いられる。この案内システム3は、ショッピングモールや空港などにおいて、ロボット2が利用者を先導しながらその目的地(例えば店舗や搭乗ゲート)まで案内する形式のものである。
図2に示すように、案内システム3は、所定の領域内を自律移動する複数のロボット2と、複数のロボット2とは別体に設けられ、利用者の目的地が入力される入力装置4と、ロボット2及び入力装置4と相互に無線通信可能なサーバ5とを備えている。
この入力装置4は、パソコンタイプのものであり、利用者(又は操作者)のマウス及びキーボードの操作によって、利用者の目的地が入力されたときに、それを表す無線信号をサーバ5に送信する。サーバ5は、入力装置4からの無線信号を受信すると、内部の地図データに基づき、利用者の目的地自体又は目的地までの中継地点を目的地Pobjに設定し、それを表す目的地信号をロボット2に送信する。
後述するように、ロボット2内の制御装置10は、サーバ5からの目的地信号を無線通信装置14を介して受信したときには、その目的地信号に含まれる目的地Pobjを読み込み、この目的地Pobjまでの経路を決定する。
次に、ロボット2の機械的な構成について説明する。図1に示すように、ロボット2は、本体20と、本体20の下部に設けられた移動機構21などを備えており、この移動機構21によって路面上を全方位に移動可能に構成されている。
この移動機構21は、具体的には、例えば特開2017-56763号のものと同様に構成されているので、その詳細な説明はここでは省略するが、円環状の芯体22、複数のローラ23、第1アクチュエータ24(図3参照)及び第2アクチュエータ25(図3参照)などを備えている。
複数のローラ23は、芯体22の円周方向(軸心周り方向)に等角度間隔で並ぶように、芯体22に外挿されており、複数のローラ23の各々は、芯体22の軸心周りに、芯体22と一体に回転可能になっている。また、各ローラ23は、各ローラ23の配置位置における芯体22の横断面の中心軸(芯体22の軸心を中心とする円周の接線方向の軸)周りに回転可能になっている。
さらに、第1アクチュエータ24は、電動機で構成されており、後述する制御入力信号が制御装置10から入力されたときに、図示しない駆動機構を介して、芯体22をその軸心周りに回転駆動する。
一方、第2アクチュエータ25も、第1アクチュエータ24と同様に、電動機で構成されており、制御入力信号が制御装置10から入力されたときに、図示しない駆動機構を介して、ローラ23をその軸心周りに回転駆動する。それにより、本体20は、路面上を全方位に移動するように、第1アクチュエータ24及び第2アクチュエータ25によって駆動される。以上の構成により、ロボット2は、路面上を全方位に移動可能になっている。
次に、ロボット2の電気的な構成について説明する。図3に示すように、ロボット2は、制御装置10、カメラ11、LIDAR12、加速度センサ13及び無線通信装置14をさらに備えている。
この制御装置10は、CPU、RAM、ROM、E2PROM、I/Oインターフェース及び各種の電気回路(いずれも図示せず)などからなるマイクロコンピュータで構成されている。このE2PROM内には、ロボット2が案内する場所の地図データ及びCNN(Convolutional Neural Network)が記憶されている。この場合、CNNとしては、後述する学習装置30によって、CNNのモデルパラメータすなわち結合層の重み及びバイアス項が十分に学習されたものが記憶されている。
カメラ11は、ロボット2の周辺環境を撮像し、それを表す画像信号を制御装置10に出力する。また、LIDAR12は、レーザ光を用いて、周辺環境内の対象物までの距離などを計測し、それを表す計測信号を制御装置10に出力する。さらに、加速度センサ13は、ロボット2の加速度を検出して、それを表す検出信号を制御装置10に出力する。
制御装置10は、以上のカメラ11の画像信号及びLIDAR12の計測信号を用いて、amlc(adaptive Monte Carlo localization)手法により、ロボット2の自己位置を推定する。また、制御装置10は、LIDAR12の計測信号及び加速度センサ13の検出信号に基づいて、ロボット2の後述するx軸速度v_x及びy軸速度v_yを算出する。
さらに、制御装置10には、無線通信装置14が電気的に接続されており、制御装置10は、この無線通信装置14を介してサーバ5との間で無線通信を実行する。
次に、本実施形態の経路決定装置1の構成及び経路決定方法の原理について説明する。まず、図4に示す学習装置30について説明する。この学習装置30は、後述するCNNのモデルパラメータ(結合層の重み及びバイアス項)を学習するためのものであり、LIDAR31、歩行経路取得部32、学習用データ取得部33及びCNN学習部34を備えている。これらの要素32~34は、具体的には、図示しないコントローラなどによって構成されている。
まず、一般的な歩行者の歩行経路を学習するために、図5に示すように、第1歩行者M1を基準となる歩行者として設定し、この第1歩行者M1が歩行開始地点Ps(図6参照)から目的地点Po(図6参照)まで歩行する場合において、歩行開始時に、その進行方向に複数の第2歩行者M2が不規則な配置で存在する人混みの交通環境下を設定する。
次いで、LIDAR31を用いて、第1歩行者M1が歩行開始地点Psから目的地点Poまで実際に歩行したときの位置の変化と、複数の第2歩行者M2の位置の変化とを計測し、その計測結果を歩行経路取得部32に出力する。
そして、歩行経路取得部32では、LIDAR31の計測結果に基づき、第1歩行者M1の歩行開始地点Psから目的地点Poまでの歩行経路Rwを、例えば図6に示すように逐次、取得して記憶する。同図に示すように、第1歩行者M1の歩行経路Rwは、第1歩行者M1の進行方向に延びる軸をx軸と規定し、第1歩行者M1の進行方向に直交する軸をy軸と規定したときの、2次元のx-y座標値として取得される。なお、以下の説明におけるx軸及びy軸の定義は、図6と同じである。
このx軸の原点は、第1歩行者M1の歩行開始地点Psに設定され、y軸の原点は、第1歩行者M1の進行方向の右側の所定位置に設定される。さらに、第1歩行者M1の歩行開始地点Psから目的地点Poに到達するまでの間における第2歩行者M2の位置が、第1歩行者M1の歩行経路Rwと紐付けた状態で歩行経路取得部32に取得される。
これに加えて、歩行経路取得部32では、第1歩行者M1の歩行経路Rwが、第2歩行者M2の歩行パターンを図7~13にそれぞれ示す第1~第7パターンに切り換えながら取得される。この場合、第1及び第2パターンはそれぞれ、図7及び図8に示すように、10人及び5人の第2歩行者M2が、その一部が第1歩行者M1とすれ違いながらx軸と平行に第1歩行者M1側に向かって歩行するパターンである
また、第3及び第4パターンはそれぞれ、図9及び図10に示すように、10人及び5人の第2歩行者M2が、その一部が第1歩行者M1と交差しながら、第1歩行者M1の右側から左側に向かって歩行するパターンである。さらに、第5及び第6パターンはそれぞれ、図11及び図12に示すように、第3及び第4パターンとは逆に、10人及び5人の第2歩行者M2が、その一部が第1歩行者M1と交差しながら、第1歩行者M1の左側から右側に向かって歩行するパターンである。
これに加えて、第7パターンは、図13に示すように、10人のうちの5人の第2歩行者M2が、第1歩行者M1の右側から左側に向かって歩行し、残りの5人の第2歩行者M2が第1歩行者M1の左側から右側に向かって歩行するとともに、それらの一部が第1歩行者M1と交差しながら歩行するパターンである。
以上のように、歩行経路取得部32では、第1歩行者M1の歩行経路Rwが第2歩行者M2の位置と紐付けた状態で取得され、それらの取得結果が学習用データ取得部33に出力される。
学習用データ取得部33では、歩行経路Rwなどの取得結果が歩行経路取得部32から入力されると、これに基づき、以下に述べる手法により、学習用データを取得/作成する。まず、gazeboシミュレータなどのシミュレーション環境下で、前述した第2歩行者M2に相当する仮想第2歩行者M2’(図14参照)と、ロボット2に相当する仮想ロボット(図示せず)を作成する。
次いで、仮想ロボットを、前述した第1歩行者M1の歩行経路Rwに追従するように移動させながら、仮想第2歩行者M2’を、歩行経路取得部32で取得された第2歩行者M2の位置に従って移動させる。
その移動中において、仮想ロボットの前方の視覚的環境の画像を所定周期でサンプリングし、そのサンプリング結果に基づいて、SSD(Single Shot MultiBox Detector)手法により、マスク画像を逐次作成する。例えば、図14に示すように、シミュレーション環境下で、3人の仮想第2歩行者M2’が仮想ロボットの前方に位置している場合には、SSD手法により、3人の仮想第2歩行者M2’の位置を取得することにより、図15に示すマスク画像が作成される。
同図に示すように、このマスク画像では、3人の仮想第2歩行者M2’の位置が3つの矩形のボックスBとして表示される。同図において、3つのボックスBの破線で示す領域は実際には赤色で表示され、それ以外の点描で示す領域は実際には黒色で表示される。
これと同時に、マスク画像の上端部には、サンプリング時の目的地点Poが矩形の白色ボックスとして表示される。この目的地点Poは、仮想ロボットの現時点の自己位置を基準としたときの前方の中央位置を0degとして、-90deg~90degの範囲内の値として設定される。
さらに、このマスク画像の下端には、サンプリング時の仮想ロボットの仮想x軸速度v_x’及び仮想y軸速度v_y’が、2つの矩形の白色ボックスとして表示される。これらの仮想x軸速度v_x’及び仮想y軸速度v_y’はそれぞれ、仮想ロボットのx軸方向及びy軸方向の速度成分であり、仮想ロボットの最小移動速度v_min(例えば値0)と最大移動速度v_maxの範囲内の値として設定される。この場合の仮想ロボットのx軸方向及びy軸方向は、前述した図7などと同様に定義される。
これに加えて、学習用データ取得部33では、サンプリング時の仮想ロボットの移動方向指令が、「左方向」、「中央方向」及び「右方向」の3つの方向を要素とするベクトル値として設定される。この移動方向指令の場合、例えば、仮想ロボットが直進しているときには、「中央方向」が値1に設定され、それ以外の「左方向」及び「右方向」が値0に設定される。
また、仮想ロボットが右方向に移動しているときには、「右方向」が値1に設定され、それ以外の方向が値0に設定される。この場合、「右方向」は仮想ロボットが直進方向に対して所定角度θ以上、右に移動するときに値1に設定される。さらに、仮想ロボットが左方向に移動しているときには、「左方向」が値1に設定され、それ以外の方向が値0に設定される。この場合、「左方向」は仮想ロボットが直進方向に対して所定角度θ以上、左に移動するときに値1に設定される。
次いで、学習用データ取得部33では、学習用データとして、前述したマスク画像(図15参照)と移動方向指令とを1組のデータとして紐付けしたものが、前述した所定周期で逐次作成される。そして、最終的に、多数組(数千組以上)の学習用データが作成されたタイミングで、これらの学習用データがCNN学習部34に出力される。この場合、学習用データ取得部33において、学習用データを所定周期で作成する毎に、この学習用データをCNN学習部34に出力するように構成してもよい。なお、本実施形態では、学習用データが複数のデータベースに相当する。
CNN学習部34では、学習用データ取得部33から多数組の学習用データが入力されると、これらの学習用データを用いて、CNNのモデルパラメータの学習が実行される。具体的には、1組の学習用データにおけるマスク画像をCNNに入力し、そのときのCNNの出力に対して、移動方向指令を教師データとして用いる。
この場合、CNNの出力層は、3ユニットで構成されており、これらの3ユニットからの3つのsoftmax値を要素とする指令(以下「CNN出力指令」という)がCNNから出力される。このCNN出力指令は、移動方向指令と同じ3つの方向(「左方向」、「中央方向」及び「右方向」)を要素とする指令で構成されている。
次いで、移動方向指令とCNN出力指令の損失関数(例えば平均2乗和誤差)を用い、勾配法により、CNNの結合層の重み及びバイアス項を演算する。すなわち、CNNのモデルパラメータの学習演算を実行する。そして、以上の学習演算を学習用データの組数分(すなわち数千回分)、実行することにより、CNN学習部34におけるCNNのモデルパラメータの学習演算が終了する。この学習装置30では、以上のように、CNNのモデルパラメータの学習が実行される。
次に、図16を参照しながら、本実施形態の経路決定装置1などの構成について説明する。経路決定装置1は、以下に述べる手法によって、ロボット2の経路としての移動速度指令vを決定(算出)するものであり、この移動速度指令vは、ロボット2のx軸速度v_x及びy軸速度v_yの目標となる目標x軸速度v_x_cmd及び目標y軸速度v_y_cmdを要素とするものである。
同図に示すように、経路決定装置1は、マスク画像作成部50、移動方向決定部51、暫定移動速度決定部52及び移動速度決定部53を備えており、これらの要素50~53は、具体的には、制御装置10によって構成されている。なお、以下に述べる各種の制御処理は所定の制御周期ΔTで実行されるものとする。
まず、マスク画像作成部50について説明する。このマスク画像作成部50では、カメラ11からの画像信号及びLIDAR12からの計測信号が入力されると、前述したSSD手法により、マスク画像が作成される。
このマスク画像内には、前述した図15のマスク画像のボックスBと同様に、前方の交通参加者のボックス(図示せず)が表示され、仮想x軸速度v_x’、仮想y軸速度v_y’及び目的地点Poに代えて、ロボット2のx軸速度v_x、y軸速度v_y及び目的地Pobj(いずれも図示せず)が表示される。
この場合、交通参加者の位置及びサイズは、カメラ11の画像信号及びLIDAR12の計測信号に基づいて決定される。また、ロボット2のx軸速度v_x及びy軸速度v_yは、LIDAR12の計測信号及び加速度センサ13の検出信号に基づいて決定される。さらに、目的地Pobjは、サーバ5からの目的地信号によって決定される。以上のように作成されたマスク画像は、マスク画像作成部50から移動方向決定部51に出力される。
移動方向決定部51は、前述したCNN学習部34でモデルパラメータが学習されたCNN(図示せず)を備えており、このCNNを用いて、ロボット2の移動方向を以下のように決定する。
まず、移動方向決定部51では、マスク画像作成部50からのマスク画像がCNNに入力されると、前述したCNN出力指令がCNNから出力される。次いで、CNN出力指令の3つの要素(「左方向」、「中央方向」及び「右方向」)のうち、最大値の要素の方向がロボット2の移動方向として決定される。そして、以上のように決定されたロボット2の移動方向は、移動方向決定部51から暫定移動速度決定部52に出力される。
この暫定移動速度決定部52では、移動方向決定部51からのロボット2の移動方向と、ロボット2のx軸速度v_x及びy軸速度v_yとに基づき、暫定移動速度指令v_cnnを算出する。この暫定移動速度指令v_cnnは、ロボット2のx軸速度の暫定値v_x_cnn及びy軸速度の暫定値v_y_cnnを要素とするものである。次いで、以上のように決定されたロボット2の暫定移動速度指令v_cnnは、暫定移動速度決定部52から移動速度決定部53に出力される。
この移動速度決定部53では、暫定移動速度指令v_cnnに基づき、DWA(Dynamic Window Approach)を適用したアルゴリズムにより、移動速度指令vが決定される。この移動速度指令vは、目標x軸速度v_x_cmd及び目標y軸速度v_y_cmdを要素とするものであり、これらの2つの速度v_x_cmd,v_y_cmdは、後述する移動制御処理において、ロボット2のx軸速度及びy軸速度の目標値として用いられる。
具体的には、下式(1)に示すように、目的関数G(v)を定義し、この目的関数G(v)が最大値になるように、移動速度指令vが決定される。
G(v)= α・cnn(v)+ β・dist(v) ……(1)
上式(1)のα,βは、所定の重みパラメータであり、ロボット2の動特性に基づいて決定される。また、上式(1)のcnn(v)は、Dynamic Window 内のx軸速度及びy軸速度を要素とする速度指令と、暫定移動速度指令v_cnnとの偏差を独立変数とし、この独立変数が小さいほど、より大きな値を示す関数値である。
さらに、上式(1)のdist(v)は、ロボット2がx軸速度の暫定値v_x_cnn及びy軸速度の暫定値v_y_cnnで移動すると想定したときの、ロボット2に最も近接する交通参加者との距離を表す値であり、LIDAR12の計測信号に基づいて決定される。
本実施形態の経路決定装置1では、以上のように、目標x軸速度v_x_cmd及び目標y軸速度v_y_cmdを要素とする移動速度指令vが決定される。なお、本実施形態では、移動速度指令vを決定することが、ロボットの経路を決定することに相当する。
次に、図17を参照しながら、移動制御処理について説明する。この移動制御処理は、ロボット2が上述した2つの目標速度v_x_cmd,v_y_cmdで移動するように、移動機構21の2つのアクチュエータ24,25を制御するためのものであり、制御装置10によって所定の制御周期ΔTで実行される。
同図に示すように、まず、各種データを読み込む(図17/STEP1)。この各種データは、前述したカメラ11、LIDAR12、加速度センサ13及び無線通信装置14から制御装置10に入力された信号のデータである。
次いで、前述した目的地信号に含まれる目的地Pobjを読込済みであるか否かを判定する(図17/STEP2)。この判定が否定であるとき(図17/STEP2…NO)、すなわち目的地信号をサーバ5から受信してないときには、そのまま本処理を終了する。
一方、この判定が肯定であるとき(図17/STEP2…YES)には、前述した図16の手法により、目標x軸速度v_x_cmd及び目標y軸速度v_y_cmdxを算出する(図17/STEP3)。
次いで、目標x軸速度v_x_cmd及び目標y軸速度v_y_cmdxに応じて、所定の制御アルゴリズムにより、x軸制御入力Ux及びy軸制御入力Uyを算出する(図17/STEP4)。この場合、所定の制御アルゴリズムとしては、マップ検索などのフィードフォワード制御アルゴリズムや、フィードバック制御アルゴリズムを用いればよい。
次に、x軸制御入力Ux対応する制御入力信号を第1アクチュエータ24に出力するとともに、y軸制御入力Uyに対応する制御入力信号を第2アクチュエータ25に出力する(図17/STEP5)。その後、本処理を終了する。それにより、ロボット2の実際のx軸速度v_x及びy軸速度v_yが、目標x軸速度v_x_cmd及び目標y軸速度v_y_cmdになるよう制御される。その結果、ロボット2は、これらの目標速度v_x_cmd,v_y_cmdで決まる経路に沿って、前方の交通参加者をよけながら目的地Pobjに向かって移動することになる。
以上のように、本実施形態の経路決定装置1によれば、マスク画像を入力とし、移動方向指令を出力とするCNNのモデルパラメータ(重み及びバイアス項)を、学習用データを用いて勾配法で学習することにより、学習済みCNNが作成される。そして、学習済みCNNを用いて、ロボット2の移動速度指令vが決定される。この場合、学習用データは、仮想空間において仮想ロボットが複数の歩行経路Rwに沿ってそれぞれ移動したときの、仮想ロボットの前方の視覚的環境を表す環境画像を含むマスク画像と、仮想ロボットの移動方向を表す移動方向指令との関係を紐付けしたものとして作成される。
さらに、この複数の歩行経路Rwは、第1歩行者M1が目的地点Poに向かって複数の第2歩行者との干渉を回避しながら歩行する場合において、複数の第2歩行者M2の歩行パターンを第1~第7歩行パターンに設定したときの第1歩行者M1の歩行経路を取得したものである。したがって、学習用データは、そのような歩行経路Rwに沿って仮想のロボットが移動したときのマスク画像と、ロボットの移動方向を表す移動方向指令とを紐付けしたものとなるので、CNNのモデルパラメータを、第1歩行者M1の実際の歩行経路を反映させながら、精度良く学習することができる。その結果、人混みなどの交通環境下においても、自律移動型のロボット2が交通参加者との干渉を回避しながら目的地まで円滑に移動するように、ロボット2の経路を決定することができる。
また、マスク画像には、ロボット2の前方の環境画像に加えて、x軸速度v_x及びy軸速度v_yを表す2つの矩形の白色ボックスと、目的地点Poを表す矩形の白色ボックスとが表示されるので、CNNの構造を単純化でき、ロボット2の経路を決定するときの計算量を減少することができる。それにより、ロボットの経路を迅速かつ精度良く決定することができる。さらに、学習用データは、仮想空間において仮想ロボットを複数の歩行経路Rwに沿ってそれぞれ移動させることで作成されるので、ロボットや交通参加者などを実際に準備する必要がなくなる分、学習用データを容易に作成することができる。
なお、実施形態は、自律移動型のロボットとして、ロボット2を用いた例であるが、本発明のロボットは、これに限らず、自律移動型のものであればよい。例えば、車両型のロボットや、2足歩行型のロボットを用いてもよい。
また、実施形態は、行動モデルとしてCNNを用いた例であるが、本発明の行動モデルは、これに限らず、画像データを入力とし行動パラメータを出力とするものであればよい。例えば、行動モデルとして、RNN(Recurrent Neural Network)及びDQN(deep Q-network)などを用いてもよい。
さらに、実施形態は、所定の学習法として、勾配法を用いた例であるが、本発明の所定の学習法は、これに限らず、行動モデルのモデルパラメータを学習するものであればよい。
一方、実施形態は、移動機構として、芯体22及び複数のローラ23を備えた移動機構21を用いた例であるが、移動機構は、これに限らず、ロボットを全方位に移動させることが可能なものであればよい。例えば、移動機構として、球体と複数のローラを組み合わせ、これらのローラによって球体を回転駆動することにより、ロボットを全方位に移動させる構成のものを用いてもよい。
また、実施形態は、CNNをロボット2の制御装置10のE2PROM内に記憶させた例であるが、CNNをサーバ5側に記憶させ、経路決定の演算をサーバ5側で実施し、これをロボット2に送信するように構成してもよい。
さらに、実施形態は、移動速度決定部53において、ロボット2の移動速度として、x軸速度v_x及びy軸速度v_yを要素とする移動速度指令vをDWA手法により算出した例であるが、これに代えて、移動速度決定部53において、ロボット2の移動速度として、x軸速度v_x及び角速度ωをDWA手法により算出してもよい。
一方、実施形態は、歩行経路取得部32において、第2歩行者M2の歩行パターンとして、第1~第7パターンを用いた例であるが、第2歩行者M2の移動方向及び数をこれらと異なるものに変更した歩行パターンを用いて、第1歩行者M1の歩行経路Rwを取得してよい。例えば、複数人の第2歩行者M2と複数人の第2歩行者M2とが、互いに斜めに交差するように歩行する歩行パターンや、複数人の第2歩行者M2がx軸線に沿って歩行し、複数人の第2歩行者M2がy軸線に沿って歩行することで、互いに交差する歩行パターンなどを用いてもよい。
1 経路決定装置
2 ロボット
32 歩行経路取得部
33 学習用データ取得部
34 CNN学習部
Pobj 目的地
M1 第1歩行者
Po 目的地点
M2 第2歩行者
Rw 第1歩行者の歩行経路
v 移動速度指令(ロボットの経路)

Claims (4)

  1. 自律移動型のロボットが目的地まで移動するときの経路を、歩行者を含む交通参加者が当該目的地までの交通環境に存在する条件下で決定する経路決定方法であって、
    第1歩行者が目的地に向かって当該第1歩行者以外の複数の第2歩行者との干渉を回避しながら歩行する場合において、当該複数の第2歩行者の歩行パターンを複数種の互いに異なる歩行パターンに設定したときの前記第1歩行者の複数の歩行経路を取得し、
    前記ロボットが前記複数の歩行経路に沿ってそれぞれ移動したときの、当該ロボットの前方の視覚的環境を表す環境画像を含む画像データと、当該ロボットの行動を表す行動パラメータとの関係を紐付けした複数のデータベースを作成し、
    前記画像データを入力とし前記行動パラメータを出力とする行動モデルのモデルパラメータを、前記複数のデータベースを用いて所定の学習方法で学習することにより、学習済みの当該行動モデルである学習済みモデルを作成し、
    当該学習済みモデルを用いて、前記ロボットの前記経路を決定することを特徴とする経路決定方法。
  2. 請求項1に記載の経路決定方法において、
    前記画像データは、前記環境画像に加えて、速度度合画像及び位置画像をさらに含んでおり、
    前記速度度合画像は、前記ロボットの速度を最大移動速度と最小移動速度との間の範囲内の位置関係で表した画像であり、
    前記位置画像は、前記ロボットの現時点の位置を0゜として、前記目的地の位置を-90deg~90degの範囲内の位置関係で表した画像であることを特徴とする経路決定方法。
  3. 請求項1に記載の経路決定方法において、
    前記複数のデータベースは、仮想空間において仮想の前記ロボットが前記複数の歩行経路に沿ってそれぞれ移動したときの前記画像データと前記行動パラメータとの関係を紐付けしたものであることを特徴とする経路決定方法。
  4. 請求項2に記載の経路決定方法において、
    前記複数のデータベースは、仮想空間において仮想の前記ロボットが前記複数の歩行経路に沿ってそれぞれ移動したときの前記画像データと前記行動パラメータとの関係を紐付けしたものであることを特徴とする経路決定方法。
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