JP7129691B2 - 引継対象情報処理システム - Google Patents
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Description
被引継人利用端末装置及び他の引継人利用端末装置のいずれかからの引継停止要求を予め定めた期間に受信しないとき、引継人が予め定めた鍵により、前記第2の保管領域から前記引継復号鍵を取得して復号化し、復号化した前記引継復号鍵により、前記第2の保管領域から前記引継開始に必要な情報を取得して復号化し、復号化した前記引継開始に必要な情報に含まれている前記被引継人が予め定めた鍵により、前記被引継人利用端末装置から送信されて前記第1の保管領域に保管されている前記引継対象情報を取得して復号化することを引継人利用端末装置に可能にする手段、を含むプロセッサと;を備える。
被引継人利用端末装置及び他の引継人利用端末装置のいずれかからの引継停止要求を予め定めた期間に受信しないとき、前記第2の保管領域から前記引継復号鍵を取得し、取得した前記引継復号鍵により、前記第2の保管領域から前記引継開始に必要な情報を取得して復号化し、復号化した前記引継開始に必要な情報に含まれている前記被引継人が予め定めた鍵により、前記被引継人利用端末装置から送信されて前記第1の保管領域に保管されている前記引継対象情報を取得して復号化することを引継人利用端末装置に可能にする手段、を含むプロセッサと;を備える。
被引継人利用端末装置及び他の引継人利用端末装置のいずれかからの引継停止要求を予め定めた期間に受信しないとき、引継人が予め定めた鍵により、前記第2の保管領域から前記引継鍵を取得して復号化し、復号化した前記引継鍵により、前記第2の保管領域から前記引継開始に必要な情報を取得して復号化し、復号化した前記引継開始に必要な情報に含まれている前記被引継人が予め定めた鍵により、前記被引継人利用端末装置から送信されて前記第1の保管領域に保管されている前記引継対象情報を取得して復号化することを引継人利用端末装置に可能にする手段、を含むプロセッサと;を備える。
被引継人利用端末装置及び他の引継人利用端末装置のいずれかからの引継停止要求を予め定めた期間に受信しないとき、前記第2の保管領域から前記引継鍵を取得し、取得した前記引継鍵により、前記第2の保管領域から前記引継開始に必要な情報を取得して復号化し、復号化した前記引継開始に必要な情報に含まれている前記被引継人が予め定めた鍵により、前記被引継人利用端末装置から送信されて前記第1の保管領域に保管されている前記引継対象情報を取得して復号化することを引継人利用端末装置に可能にする手段、を含むプロセッサと;を備える。
前記プロセッサは、前記第2の保管領域に保管されている前記引継開始に必要な情報が前記引継人利用端末装置において取得された後に、前記第3の保管領域に保管されている前記消去対象情報を消去する手段を更に含む。
一実施の形態におけるシステム構成を示す図1を参照すると、引継対象情報処理システムは電子(デジタル)遺産相続情報処理システム1として具体化されている。
続いて、電子遺産相続情報処理システム1における遺産相続情報処理装置2の詳細構成について、図1-図7を併せ参照して説明する。
次に、電子遺産相続情報処理システム1における電子遺産相続情報処理について、図1-図4及び関連図を併せ参照して説明する。
被相続人PS1及び相続人PS2は、被相続人利用端末装置3A及び相続人利用端末装置3Bにおいて表示される画面(アカウント登録画面)を介してそれぞれ利用者(ユーザ)登録を行う。この画面を表示するデータは、所定のマークアップ言語(例えば、HTML(Hyper Text Markup Language))などにより記述され、サービス利用契約時に、各利用者のアクション(登録指定操作)に応じて遺産相続情報処理装置2から各端末装置3に送信される。
被相続人PS1は、被相続人利用端末装置3Aにおいて、被相続人管理鍵KY1として使用するパスワード(暗号・復号パスワード)の文字列(例えば、平文でhhh)、つまりパスフレーズを予め決定し作成しておく。そして、被相続人PS1は、予め決定した被相続人管理鍵KY1を被相続人利用端末装置3Aにおける所定の保管領域に保存しておく。
被相続人PS1は、被相続人利用端末装置3Aにおいて、相続人に相続させる情報である引継対象情報IF1を作成または更新する。そして、被相続人PS1は、被相続人利用端末装置3Aにおいて、引継対象情報IF1を予め決定した被相続人管理鍵KY1により(を用いて)暗号処理させる。
被相続人PS1は、被相続人利用端末装置3Aにおいて、相続時消去鍵KY2として使用するパスワード(暗号・復号パスワード)の文字列(例えば、平文でiii)を予め決定し作成しておく。そして、被相続人PS1は、予め決定した相続時消去鍵KY2を被相続人利用端末装置3Aにおける所定の保管領域に保存しておく。
被相続人PS1は、被相続人利用端末装置3Aにおいて、相続時に消去する情報である消去対象情報IF2を作成または更新する。そして、被相続人PS1は、被相続人利用端末装置3Aにおいて、消去対象情報IF2を予め決定した相続時消去鍵KY2により暗号処理させる。
相続人PS2は、相続人利用端末装置3Bにおいて、相続復号鍵の鍵KY6として使用するパスワード(暗号・復号パスワード)の文字列(例えば、平文でaaa)を予め決定し作成する。そして、相続人PS2は、予め決定した相続復号鍵の鍵KY6を相続人利用端末装置3Bにおける所定の保管領域に保存しておく。
相続人利用端末装置3Bにおいては、相続人PS2のアクション(作成指定操作)に応じて相続鍵KY4のペアを作成する。相続鍵KY4のペアは、公開鍵の相続暗号鍵KY4A及び秘密鍵の相続復号鍵KY4Fである。この相続鍵KY4のペアは、相続人利用端末装置3Bにおける所定のコマンド(例えば、ssh-keygenコマンド)の実行により自動生成可能である。
被相続人PS1は、被相続人利用端末装置3Aにおいて、被相続人PS1のログインID、被相続人PS1のログインPW、及び被相続人管理鍵KY1を含む相続必要情報IF3を登録画面から入力して作成または更新する。
被相続人PS1に異常が発生し、相続が必要な状態になったとき、相続人PS2は、電話通話や電子メールなどの通信により、相続人利用端末装置3Bから遺産相続情報処理装置2に相続開始宣言(相続開始宣言メッセージ)を通知(送信)する。
相続人利用端末装置3Bから相続開始宣言メッセージを受信した遺産相続情報処理装置2においては、自動音声通話や電子メールなどの通信により、被相続人の相続開始時連絡先DS1及び相続人の相続開始時連絡先DS2に示された被相続人PS1及び相続人PS2に相続開始宣言受付(相続開始宣言受付メッセージ)を通知(送信)する。
遺産相続情報処理装置2においては、相続停止期限タイマが設定期限に達するまでに、被相続人利用端末装置3A及び全ての相続人利用端末装置3Bのいずれかから相続停止要求(相続停止要求メッセージ)を受信しないときには、自動音声通話や電子メールなどの通信により、相続開始承認(相続開始承認メッセージ)を相続人利用端末装置3Bに送信する。
遺産相続情報処理装置2から復号終了通知メッセージを受信した相続人PS2は、相続人利用端末装置3Bにおいて、遺産相続情報処理装置2の相続人の鍵保管領域M3に保管されている復号化された相続復号鍵KY4Fと、被相続人の鍵保管領域M4に保管されている暗号化された相続必要情報IF3とを取得する。取得した相続必要情報IF3は、それぞれ暗号化された、被相続人PS1のログインID、被相続人PS1のログインPW、及び被相続人管理鍵KY1を含む。なお、被相続人PS1のログインID及び被相続人PS1のログインPWは相続必要情報IF3として必須ではなく、後述するログイン処理も省略可能である。
上述した一実施の形態の電子遺産相続情報処理システム1における遺産相続情報処理装置2は、被相続人PS1が予め定めた被相続人管理鍵KY1によって暗号化された相続人に相続させる情報(遺産相続情報)である引継対象情報IF1を保管する相続情報保管領域M1と、相続暗号鍵KY4A及び相続復号鍵KY4Fを相続鍵KY4のペアとして保管する相続人の鍵保管領域M3と、被相続人PS1が予め定めた被相続人管理鍵KY1を含む暗号化された相続開始に必要な情報IF3を保管する被相続人の鍵保管領域M4とを含む記憶部を備える。
また、遺産相続情報処理装置2は、被相続人利用端末装置3A及び他の相続人利用端末装置3Bのいずれかからの相続停止要求を予め定めた期間に受信しないとき、相続人が予め定めた鍵KY6により、相続人の鍵保管領域M3に保管されている相続復号鍵KY4Fを取得して復号化し、復号化した相続復号鍵KY4Fにより、被相続人の鍵保管領域M4に保管されている相続開始に必要な情報IF3を取得して復号化し、復号化した相続開始に必要な情報IF3に含まれている被相続人PS1が予め定めた被相続人管理鍵KY1により、被相続人利用端末装置3Aから送信されて相続情報保管領域M1に保管されている相続対象情報IF1を取得して復号化することを相続人利用端末装置3Bに可能にする手段を含むプロセッサを備える。
したがって、この遺産相続情報処理装置2においては、複数の鍵を用いる被相続人利用端末装置3A及び相続人利用端末装置3Bと連携し、被相続人利用端末装置3Aによって予め保存されている引継対象情報IF1を相続人利用端末装置3Bに安全かつ確実に提供可能にする画期的な相続対象情報処理技術を実現することができる。
上述した一実施の形態の電子遺産相続情報処理システム1は、図15に示す変形例を採用することが可能である。
また、遺産相続情報処理装置2は、被相続人利用端末装置3A及び他の相続人利用端末装置3Bのいずれかからの相続停止要求を予め定めた期間に受信しないとき、相続人の鍵保管領域M3に保管されている相続復号鍵KY4Fを取得し、取得した相続復号鍵KY4Fにより、被相続人の鍵保管領域M4に保管されている相続開始に必要な情報IF3を取得して復号化し、復号化した相続開始に必要な情報IF3に含まれている被相続人PS1が予め定めた被相続人管理鍵KY1により、被相続人利用端末装置3Aから送信されて相続情報保管領域M1に保管されている相続対象情報IF1を取得して復号化することを相続人利用端末装置3Bに可能にする手段を含むプロセッサを備える。
上述した一実施の形態の電子遺産相続情報処理システム1においては、次に記載する他の変形例を採用することが可能である。
上述した一実施の形態及び変形例における処理はコンピュータで実行可能なプログラムとして提供され、CD-ROMやフレキシブルディスクなどの非一時的コンピュータ可読記録媒体、さらには通信回線を経て提供可能である。
1A 電子遺産相続情報処理システム
2 遺産相続情報処理装置
3A 被相続人利用端末装置
3B 相続人利用端末装置
4 通信ネットワーク
M1 相続情報保管領域
M2 相続時消去情報保管領域
M3 相続人の鍵保管領域
M4 被相続人の鍵保管領域
TB1 利用者情報管理テーブル
TB2 鍵情報管理テーブル
TB3 相続関連情報管理テーブル
Claims (21)
- 被引継人利用端末装置及び引継人利用端末装置と連携し、前記被引継人利用端末装置によって予め保存されている引継対象情報を前記引継人利用端末装置に提供するように制御する引継対象情報処理装置であって;
プロセッサと;
被引継人が予め定めた鍵によって暗号化された前記引継対象情報を保管する第1の保管領域と、
引継暗号鍵及び引継復号鍵から構成される引継鍵のペアを保管する第1の鍵保管領域と、前記被引継人が予め定めた鍵を含む暗号化された引継開始に必要な情報を保管する第2の鍵保管領域とを有する第2の保管領域と、を含む記憶部と;を備え、
前記プロセッサは、
前記被引継人利用端末装置及び他の引継人利用端末装置のいずれかからの引継停止要求を予め定めた期間に受信しないとき、
引継人が予め定めた鍵により、前記第2の保管領域から前記引継復号鍵を取得して復号化し、復号化した前記引継復号鍵により、前記第2の保管領域から前記引継開始に必要な情報を取得して復号化し、復号化した前記引継開始に必要な情報に含まれている前記被引継人が予め定めた鍵により、前記被引継人利用端末装置から送信されて前記第1の保管領域に保管されている前記引継対象情報を取得して復号化することを前記引継人利用端末装置に承認するように制御する手段を含む、
引継対象情報処理装置。 - 被引継人利用端末装置及び引継人利用端末装置と連携し、前記被引継人利用端末装置によって予め保存されている引継対象情報を前記引継人利用端末装置に提供するように制御する引継対象情報処理装置であって;
プロセッサと;
被引継人が予め定めた鍵によって暗号化された前記引継対象情報を保管する第1の保管領域と、
引継暗号鍵及び引継復号鍵から構成される引継鍵のペアを保管する第1の鍵保管領域と、前記被引継人が予め定めた鍵を含む暗号化された引継開始に必要な情報を保管する第2の鍵保管領域とを有する第2の保管領域と、を含む記憶部と;を備え、
前記プロセッサは、
前記被引継人利用端末装置及び他の引継人利用端末装置のいずれかからの引継停止要求を予め定めた期間に受信しないとき、
前記第2の保管領域から前記引継復号鍵を取得し、取得した前記引継復号鍵により、前記第2の保管領域から前記引継開始に必要な情報を取得して復号化し、復号化した前記引継開始に必要な情報に含まれている前記被引継人が予め定めた鍵により、前記被引継人利用端末装置から送信されて前記第1の保管領域に保管されている前記引継対象情報を取得して復号化することを前記引継人利用端末装置に承認するように制御する手段を含む、
引継対象情報処理装置。 - 被引継人利用端末装置及び引継人利用端末装置と連携し、前記被引継人利用端末装置によって予め保存されている引継対象情報を前記引継人利用端末装置に提供するように制御する引継対象情報処理装置であって;
プロセッサと;
被引継人が予め定めた鍵によって暗号化された前記引継対象情報を保管する第1の保管領域と、
引継鍵を保管する第1の鍵保管領域と、前記被引継人が予め定めた鍵を含む暗号化された引継開始に必要な情報を保管する第2の鍵保管領域とを有する第2の保管領域と、を含む記憶部と;を備え、
前記プロセッサは、
前記被引継人利用端末装置及び他の引継人利用端末装置のいずれかからの引継停止要求を予め定めた期間に受信しないとき、
引継人が予め定めた鍵により、前記第2の保管領域から前記引継鍵を取得して復号化し、復号化した前記引継鍵により、前記第2の保管領域から前記引継開始に必要な情報を取得して復号化し、復号化した前記引継開始に必要な情報に含まれている前記被引継人が予め定めた鍵により、前記被引継人利用端末装置から送信されて前記第1の保管領域に保管されている前記引継対象情報を取得して復号化することを前記引継人利用端末装置に承認するように制御する手段を含む、
引継対象情報処理装置。 - 被引継人利用端末装置及び引継人利用端末装置と連携し、前記被引継人利用端末装置によって予め保存されている引継対象情報を前記引継人利用端末装置に提供するように制御する引継対象情報処理装置であって;
プロセッサと;
被引継人が予め定めた鍵によって暗号化された前記引継対象情報を保管する第1の保管領域と、
引継鍵を保管する第1の鍵保管領域と、前記被引継人が予め定めた鍵を含む暗号化された引継開始に必要な情報を保管する第2の鍵保管領域とを有する第2の保管領域と、を含む記憶部と;を備え、
前記プロセッサは、
前記被引継人利用端末装置及び他の引継人利用端末装置のいずれかからの引継停止要求を予め定めた期間に受信しないとき、
前記第2の保管領域から前記引継鍵を取得し、取得した前記引継鍵により、前記第2の保管領域から前記引継開始に必要な情報を取得して復号化し、復号化した前記引継開始に必要な情報に含まれている前記被引継人が予め定めた鍵により、前記被引継人利用端末装置から送信されて前記第1の保管領域に保管されている前記引継対象情報を取得して復号化することを前記引継人利用端末装置に承認するように制御する手段を含む、
引継対象情報処理装置。 - 前記記憶部は、前記被引継人が予め定めた他の鍵によって暗号化された消去対象情報を保管する第3の保管領域を更に含み;
前記プロセッサは、前記第2の保管領域に保管されている前記引継開始に必要な情報が前記引継人利用端末装置において取得された後に、前記第3の保管領域に保管されている前記消去対象情報を消去する手段を更に含む、
請求項1、2、3または4記載の引継対象情報処理装置。 - 前記第2の保管領域に保管されている前記引継鍵は前記相続人が予め定めた鍵により暗号化され、
前記第2の保管領域に保管されている前記引継開始に必要な情報に含まれている前記被引継人が予め定めた鍵は前記引継鍵により暗号化されている、
請求項1、2、3、4または5記載の引継対象情報処理装置。 - 前記第2の保管領域に保管されている前記引継復号鍵は前記相続人が予め定めた鍵により暗号化され、
前記第2の保管領域に保管されている前記引継開始に必要な情報に含まれている前記被引継人が予め定めた鍵は前記引継暗号鍵により暗号化されている、
請求項1、2または5記載の引継対象情報処理装置。 - 前記第2の保管領域における前記第1の鍵保管領域及び前記第2の鍵保管領域は、前記引継人毎に構成される、
請求項1、2、3、4または5記載の引継対象情報処理装置。 - 前記第2の保管領域における前記第1の鍵保管領域は、引継人の引継開始時連絡先情報を更に保管し、前記第2の保管領域における前記第2の鍵保管領域は、被引継人の引継開始時連絡先情報及び引継人の引継開始時連絡先情報を更に保管する、
請求項1、2、3、4または5記載の引継対象情報処理装置。 - 前記引継対象情報は、前記引継人としての相続人に相続させる情報を含み、
前記引継開始に必要な情報は、相続開始に必要な情報を含み、
前記消去対象情報は、相続時に消去する情報を含む、
請求項5記載の引継対象情報処理装置。 - 被引継人利用端末装置及び引継人利用端末装置と連携し、前記被引継人利用端末装置によって予め保存されている引継対象情報を前記引継人利用端末装置に提供するように制御する引継対象情報処理装置が、
プロセッサと;
被引継人が予め定めた鍵によって暗号化された前記引継対象情報を保管する第1の保管領域と、
引継暗号鍵及び引継復号鍵から構成される引継鍵のペアを保管する第1の鍵保管領域と、前記被引継人が予め定めた鍵を含む暗号化された引継開始に必要な情報を保管する第2の鍵保管領域とを有する第2の保管領域と、を含む記憶部と;を備え、
前記プロセッサは、
前記被引継人利用端末装置及び他の引継人利用端末装置のいずれかからの引継停止要求を予め定めた期間に受信しないとき、
引継人が予め定めた鍵により、前記第2の保管領域から前記引継復号鍵を取得して復号化し、復号化した前記引継復号鍵により、前記第2の保管領域から前記引継開始に必要な情報を取得して復号化し、復号化した前記引継開始に必要な情報に含まれている前記被引継人が予め定めた鍵により、前記被引継人利用端末装置から送信されて前記第1の保管領域に保管されている前記引継対象情報を取得して復号化することを前記引継人利用端末装置に承認するように制御するステップを実行する、
引継対象情報処理方法。 - 被引継人利用端末装置及び引継人利用端末装置と連携し、前記被引継人利用端末装置によって予め保存されている引継対象情報を前記引継人利用端末装置に提供するように制御する引継対象情報処理装置が、
プロセッサと;
被引継人が予め定めた鍵によって暗号化された前記引継対象情報を保管する第1の保管領域と、
引継暗号鍵及び引継復号鍵から構成される引継鍵のペアを保管する第1の鍵保管領域と、前記被引継人が予め定めた鍵を含む暗号化された引継開始に必要な情報を保管する第2の鍵保管領域とを有する第2の保管領域と、を含む記憶部と;を備え、
前記プロセッサは、
前記被引継人利用端末装置及び他の引継人利用端末装置のいずれかからの引継停止要求を予め定めた期間に受信しないとき、
前記第2の保管領域から前記引継復号鍵を取得し、取得した前記引継復号鍵により、前記第2の保管領域から前記引継開始に必要な情報を取得して復号化し、復号化した前記引継開始に必要な情報に含まれている前記被引継人が予め定めた鍵により、前記被引継人利用端末装置から送信されて前記第1の保管領域に保管されている前記引継対象情報を取得して復号化することを前記引継人利用端末装置に承認するように制御するステップを実行する、
引継対象情報処理方法。 - 被引継人利用端末装置及び引継人利用端末装置と連携し、前記被引継人利用端末装置によって予め保存されている引継対象情報を前記引継人利用端末装置に提供するように制御する引継対象情報処理装置が、
プロセッサと;
被引継人が予め定めた鍵によって暗号化された前記引継対象情報を保管する第1の保管領域と、
引継鍵を保管する第1の鍵保管領域と、前記被引継人が予め定めた鍵を含む暗号化された引継開始に必要な情報を保管する第2の鍵保管領域とを有する第2の保管領域と、を含む記憶部と;を備え、
前記プロセッサは、
前記被引継人利用端末装置及び他の引継人利用端末装置のいずれかからの引継停止要求を予め定めた期間に受信しないとき、
引継人が予め定めた鍵により、前記第2の保管領域から前記引継鍵を取得して復号化し、復号化した前記引継鍵により、前記第2の保管領域から前記引継開始に必要な情報を取得して復号化し、復号化した前記引継開始に必要な情報に含まれている前記被引継人が予め定めた鍵により、前記被引継人利用端末装置から送信されて前記第1の保管領域に保管されている前記引継対象情報を取得して復号化することを前記引継人利用端末装置に承認するように制御するステップを実行する、
引継対象情報処理方法。 - 被引継人利用端末装置及び引継人利用端末装置と連携し、前記被引継人利用端末装置によって予め保存されている引継対象情報を前記引継人利用端末装置に提供するように制御する引継対象情報処理装置が、
プロセッサと;
被引継人が予め定めた鍵によって暗号化された前記引継対象情報を保管する第1の保管領域と、
引継鍵を保管する第1の鍵保管領域と、前記被引継人が予め定めた鍵を含む暗号化された引継開始に必要な情報を保管する第2の鍵保管領域とを有する第2の保管領域と、を含む記憶部と;を備え、
前記プロセッサは、
前記被引継人利用端末装置及び他の引継人利用端末装置のいずれかからの引継停止要求を予め定めた期間に受信しないとき、
前記第2の保管領域から前記引継鍵を取得し、取得した前記引継鍵により、前記第2の保管領域から前記引継開始に必要な情報を取得して復号化し、復号化した前記引継開始に必要な情報に含まれている前記被引継人が予め定めた鍵により、前記被引継人利用端末装置から送信されて前記第1の保管領域に保管されている前記引継対象情報を取得して復号化することを前記引継人利用端末装置に承認するように制御するステップを実行する、
引継対象情報処理方法。 - 前記記憶部は、前記被引継人が予め定めた他の鍵によって暗号化された消去対象情報を保管する第3の保管領域を更に含み;
前記プロセッサは、前記第2の保管領域に保管されている前記引継開始に必要な情報が前記引継人利用端末装置において取得された後に、前記第3の保管領域に保管されている前記消去対象情報を消去するステップを更に実行する、
請求項11、12、13または14記載の引継対象情報処理方法。 - 前記第2の保管領域に保管されている前記引継鍵は前記相続人が予め定めた鍵により暗号化され、
前記第2の保管領域に保管されている前記引継開始に必要な情報に含まれている前記被引継人が予め定めた鍵は前記引継鍵により暗号化されている、
請求項11、12、13、14または15記載の引継対象情報処理方法。 - 前記第2の保管領域に保管されている前記引継復号鍵は前記相続人が予め定めた鍵により暗号化され、
前記第2の保管領域に保管されている前記引継開始に必要な情報に含まれている前記被引継人が予め定めた鍵は前記引継暗号鍵により暗号化されている、
請求項11、12または15記載の引継対象情報処理方法。 - 前記第2の保管領域における前記第1の鍵保管領域及び前記第2の鍵保管領域は、前記引継人毎に構成される、
請求項11、12、13、14または15記載の引継対象情報処理方法。 - 前記第2の保管領域における前記第1の鍵保管領域は、引継人の引継開始時連絡先情報を更に保管し、前記第2の保管領域における前記第2の鍵保管領域は、被引継人の引継開始時連絡先情報及び引継人の引継開始時連絡先情報を更に保管する、
請求項11、12、13、14または15記載の引継対象情報処理方法。 - 前記引継対象情報は、前記引継人としての相続人に相続させる情報を含み、
前記引継開始に必要な情報は、相続開始に必要な情報を含み、
前記消去対象情報は、相続時に消去する情報を含む、
請求項15記載の引継対象情報処理方法。 - 請求項11~20のいずれかに記載の引継対象情報処理方法を引継対象情報処理装置のプロセッサに実行させる引継対象情報処理プログラム。
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