JP7122190B2 - 繰出容器 - Google Patents

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Description

本発明は、棒状の内容物を繰り出し可能に収容する繰出容器に関する。
この種の繰出容器として、特許文献1には、棒状化粧料を収嵌保持し、繰り出し機構により昇降動される昇降筒を備えるものが開示されている。より詳細には、昇降筒は、ガイド筒内に上下摺動自在に内装されており、このガイド筒の側壁には、昇降筒の円柱状の螺合突起(螺合片)が貫通して、昇降筒をガイド筒で回動不能にかつ上下摺動自在に案内するガイド溝が上下に細長く穿設されている。このガイド溝は、一対設けられ、昇降筒の螺合突起と対応した位置に設けられている。このガイド筒の外側には、螺旋筒が回動自在に設けられている。この螺旋筒には、昇降筒の螺合突起が螺合する螺旋溝が形成されている。
実開平5-95413号公報
このような繰出容器において、使用者が螺旋筒を内容物が繰り出される方向に回転させると、螺合突起が螺旋溝内を摺動しながらガイド筒のガイド溝内を上昇し、これにより昇降筒が上昇して内容物が繰り出される。このとき、内容物の、ガイド筒の内面への貼り付き等に起因して昇降筒を上昇させ難くなる場合があり、このような場合に無理に螺旋筒を回転させると、螺合突起に過大な負荷が加わって破損する虞がある。
本発明の目的は、繰り出し時の螺合突起の破損を防止するとともに、引き込み時には摺動抵抗を抑えてスムーズに操作可能な繰出容器を提供することにある。
本発明は、棒状内容物を容器軸線方向に沿って繰り出しおよび引き込み可能に収容する繰出容器であって、棒状内容物を容器軸線方向に沿って繰り出しおよび引き込み可能に収容する繰出容器であって、棒状内容物を保持するとともに外面に螺合突起が形成された昇降筒と、前記昇降筒を内側に収容するとともに、前記螺合突起を貫通させて前記昇降筒を回動不能にかつ上下摺動自在に案内するガイド溝が形成されたガイド筒と、前記ガイド溝を貫通した前記螺合突起と螺合し、前記昇降筒に対する相対回動に伴って前記螺合突起を前記昇降筒とともに昇降させる螺旋溝が形成された回動筒と、を備え、前記ガイド溝は、前記ガイド筒の下端に開口し、その下端部に末広がりのテーパ部と、該テーパ部に続いて抜け止め突起を有し、前記螺合突起は、前記螺旋溝を区画する上下溝側面のうち下側溝側面に対向する下側部分に、該下側溝側面に沿って延びる傾斜面を有するとともに、前記上下溝側面のうち上側溝側面に対向する上側部分に、前記ガイド溝のテーパ部から挿入される凸円弧状の湾曲面を有し、該傾斜面と該湾曲面との間に前記ガイド溝に沿って延びる垂直面とを有し、該垂直面と該傾斜面との間がR部または面取り部からなること。
本発明の有利な態様では、前記昇降筒は、棒状内容物を保持する保持筒と、該保持筒から垂下し下端部に前記螺合突起が形成された本体筒とを有し、該本体筒の厚みは前記保持筒に近づくに連れて増大されている。
本発明の繰出容器において、ガイド筒に対して回動筒を一方に相対回転すると、螺旋溝内の螺合突起は、ガイド筒のガイド溝による案内下で上方に移動する。これにより昇降筒は上昇する。このとき、棒状内容物の、ガイド筒内面への貼付き等に起因して昇降筒をスムーズに上昇させることができない場合があり、この場合、螺旋溝の下側溝側面から螺合突起に加わる負荷は増大する。本発明によれば、螺合突起は傾斜面を介して螺旋溝の下側溝側面と線接触するので、螺合突起への応力は分散される。したがって、螺合突起の破損を防止することができる。
一方、ガイド筒に対して回動筒を反対方向に相対回動すると、今度は、螺旋溝の上側溝側面が螺合突起に接触してこれを押し下げることになるが、螺合突起の上側部分は凸円弧状の湾曲面として形成されているため、螺合突起と螺旋溝の上側溝側面との接触は摩擦抵抗の小さい点接触となる。したがって、棒状内容物をスムーズに引き込むことができる。
したがって、本発明によれば、繰り出し時の螺合突起の破損を防止するとともに、引き込み時には摺動抵抗を抑えてスムーズに操作可能な繰出容器を提供することができる。
本発明の一実施形態の繰出容器の断面図である。 (a)は図1の繰出容器における昇降筒の部分断面側面図であり、(b)は昇降筒の平面図であり、(c)は(a)中のA矢視図である。 図1の繰出容器におけるガイド筒の側面図である。 図1の繰出装置の使用状態(昇降筒を上昇させた状態)を示す部分断面側面図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき詳細に説明する。
図1に示すように、繰出容器10は、口紅やリップクリームなどの化粧品の他、薬剤、糊などの棒状内容物Cを繰り出しおよび引き込み可能に収容するものである。
繰出容器10は、主として、昇降筒20と、ガイド筒30と、回動筒40と、回転操作部材となるケース50と、封止部材60と、オーバーキャップ70とを備えている。昇降筒20、ガイド筒30、回動筒40、ケース50、封止部材60およびオーバーキャップ70は、それぞれ合成樹脂製である。昇降筒20、ガイド筒30、回動筒40、ケース50、封止部材60およびオーバーキャップ70の各軸心は共通軸上に位置している。以下、この共通軸を容器軸線Oといい、容器軸線Oに沿ったオーバーキャップ70側を上側、その反対側を下側という。また、容器軸線Oに直交する方向を径方向といい、容器軸線O周りに周回する方向を周方向という。
図1および図2に示すように、昇降筒20は、略円筒形をなし、棒状内容物Cを保持する保持筒21と、その保持筒21から垂下する本体筒22とを有する。保持筒21の内面には、棒状内容物Cを下から支持する円環板状の受け皿23が一体的に形成されている。内容物は、この受け皿23の中央に形成された開口部23aを通じて昇降筒20の下方から充填することができる。
受け皿23の内周縁には、上方斜め外側へ突出して棒状内容物C内に埋没され、棒状内容物Cの脱落等を防止する保持片24が立設されている。図2(b)に示すように、保持片24は周方向で等間隔に4つ設けられているが、保持片24の数はこれに限らず、3つ以下でも5つ以上でもよく、また周方向に連続的に形成してもよい。同様の目的で、保持筒21の内面には、周方向に延在する4つ保持リブ25が形成されている。保持リブ25の数も4つに限らず、3つ以下でも5つ以上でもよく、また周方向に連続的に形成してもよい。
昇降筒20の本体筒22の下端部外面には、2つの螺合突起26が形成されている。2つの螺合突起26は、容器軸線Oを挟んで対向する位置に形成されている。螺合突起26は、後述のように、ガイド筒30のガイド溝32bを径方向に貫通した後、回動筒40の螺旋溝41に係合し、回動筒40が昇降筒20に対して相対回動した際にガイド溝32bによる案内下で螺旋溝41によって押し上げられまたは押し下げられる。
螺合突起26は、径方向外側に突出する柱状であるが円柱形ではなく、図2(c)に示すように、螺旋溝41を区画する上下溝側面41a,41bのうち下側溝側面41aに対向する下側部分に、該下側溝側面41aに沿って、つまり同じ傾斜角度で延びる平坦な傾斜面26aを有する。また螺合突起26は、螺旋溝41の上側溝側面41bに対向する上側部分に、凸円弧状の湾曲面26bを有する。傾斜面26aは、回動筒40が繰り出し方向に回転した際に、A矢視において螺旋溝41の下側溝側面41aと線接触する。一方、湾曲面26bは、回動筒40が引き込み方向に回転した際、A矢視において螺旋溝41の上側溝側面41bと点接触する。
また螺合突起26は、傾斜面26aと湾曲面26bとの間にガイド溝32bに沿って延びる垂直面26c,26dを有する。垂直面26c,26dに代えて、湾曲面26bと同一または異なる曲率の湾曲面(図示せず)を形成してもよい。さらに螺合突起26は、垂直面26c,26dと傾斜面26aとの間に円弧からなるR部26e,26fを有する。R部26e,26fに代えて面取り部(図示せず)を形成してもよい。
ガイド筒30は、昇降筒20を取り囲む円筒状をなし、昇降筒20の上下移動を案内するものである。ガイド筒30は、図1および図3に示すように、ケース50より上方に突出する上半部31と該ケース50内に収まる下半部32とを有し、下半部32の上部外面には、封止部材60を支持する環状凸部32aが形成されている。また下半部32には、昇降筒20の螺合突起26に対応して形成され、該螺合突起26が径方向外側に貫通する2本のガイド溝32bが形成されている。ガイド溝32bは、螺旋溝41の上端に対応する位置から、少なくとも螺旋溝41の下端に対応する位置まで容器軸線Oに沿って延在するスリット状の孔である。図示例では、螺合突起26をガイド溝32bの下方から挿入できるように、ガイド溝32bは螺旋溝41の下端を超えてガイド筒30の下端に開口している。ガイド溝32bの下端部には、螺合突起26を挿入し易いように末広がりのテーパ部32cが形成され、該テーパ部32cに続いて、螺合突起26の脱落を防止する抜け止め突起32dが形成されている。なお、ガイド筒30内に昇降筒20を組み付けることができれば、ガイド溝32bはガイド筒30の下端に開口せず、ガイド筒30内で終端させてもよい。
ガイド筒30の上半部31は、最下降位置(図1)にある昇降筒20の受け皿23よりも上方に突出し、該受け皿23と協働して棒状内容物Cの収容空間を形成している。このため、ガイド筒30の内面に棒状内容物Cが貼り付いて昇降筒20のスムーズな上昇が阻害される場合がある。
回転筒40は、図1に示すように、ガイド筒30の下半部32を取り囲む円筒状をなし、その内面には2条の螺旋溝41が形成されている。螺旋溝41は、ガイド溝32bを貫通してきた螺合突起26と係合し、昇降筒20およびガイド筒30に対する回動筒40の相対回動に伴い、ガイド溝32bによる上下摺動案内下で螺合突起26を上下動させる。図指令では、螺旋溝41は凹部により形成されているが、貫通孔により形成してよい。回動筒40の外周面上には、容器軸線Oに沿って延びる多数の凹条42が形成されている。
回転操作部材としてのケース50は、棒状内容物Cの繰り出しあるいは引き込みに際して使用者が指等で把持して回動させる部材である。ケース50は、回動筒40を取り囲む筒壁51と、該筒壁51の下端から径方向内側に延びる底壁52とを有する。筒壁51は、回動筒40よりも上方に突出し、筒壁51の上端部とガイド筒30との間には、封止部材60が挿入、配置されている。また筒壁51の内周面には、容器軸線Oに沿って延び、回動筒40の凹条42と周方向で係合する多数の凸条51aとが形成されている。これらの凹条42および凸条51aは、ケース50および回動筒40間の回り止め手段を構成する。回り止め手段はこれに限定されず、ケース50および回動筒40に互いに係合する複数の縦リブ(図示せず)を形成してもよく、ケース50および回動筒40を接着もしくは溶着により互いに固着してもよい。あるいは、回動筒40およびケース50を一体物として形成することもできる。
ケース50の底壁52には、昇降筒20の受け皿23に形成された開口部23aに連通する開口部52aが形成されており、これらの開口部23a,52aを通じて受け皿23上に内容物を充填して棒状内容物Cを形成することができる。底壁52に形成した開口部52aは、内容物の充填後に底壁52にラベル等を貼りつけることにより閉鎖することができる。
封止部材60は、ケース50とガイド筒30との間から埃等が侵入するのを防止するものであり、ケース50と一緒に回転するよう構成されている。図示例の封止部材60は、断面略L字形の下側封止リング61と上側封止リング62とからなる2ピース構造を有するが、封止部材60は1ピース構造のものでもよい。上側封止リング62は、下側封止リング61と筒壁51との間に嵌入された下嵌合壁62aと、筒壁51の上端面に載置されるフランジ部62bと、フランジ部62bからガイド筒30に沿って起立する上嵌合壁62cとを有する。
オーバーキャップ70は、図1に示すように、ガイド筒30の上半部31の全体を覆うように有頂筒状に形成され、封止部材60の上側封止リング62に着脱自在に装着された本体71と、棒状内容物Cへの異物付着や乾燥等を防止するため本体71内でガイド筒30の上部をシールする内蓋72とからなる2重構造を有する。内蓋72は省略することもできる。
次に、上述した繰出容器10の作用について説明する。図1に示す状態では、昇降筒20は下降端位置(下死点)に位置し、棒状内容物Cはガイド筒30の上半部31内に完全に引き込まれている。
オーバーキャップ70を取り外した後、例えばガイド筒30の上半部31とケース50とを各別に把持して相対的に回転させると、ガイド筒30に対して回動筒40が回転し、螺旋溝41内の螺合突起26は、ガイド筒30のガイド溝32bによる案内下で上方に移動する。これにより、図4に示すように昇降筒20は上昇し、棒状内容物Cが繰り出される。このとき、棒状内容物Cの、ガイド筒30内面への貼付き等に起因して昇降筒20をスムーズに上昇させることができない場合があり、この場合、螺旋溝41の下側溝側面41aから螺合突起26に加わる負荷は増大する。本実施形態では、螺合突起26は傾斜面26aを介して螺旋溝41の下側溝側面41aと線接触するので、螺合突起26への応力は分散される。したがって、螺合突起26の破損を防止することができる。
一方、棒状内容物Cを引き込む場合には、ガイド筒30に対してケース50を反対方向に回転させればよく、今度は、螺旋溝41の上側溝側面41bが螺合突起26に接触してこれを押し下げることになるが、螺合突起26の上側部分は湾曲面26bとして形成されているため、螺合突起26と螺旋溝41の上側溝側面41bとの接触は摩擦抵抗の小さい点接触となる。したがって、棒状内容物Cをスムーズに引き込むことができる。
また、螺合突起26が、傾斜面26aと湾曲面26bとの間にガイド溝32bに沿って延びる垂直面26c,26dを有する有利な態様によれば、螺合突起26とガイド溝32bとの接触が線接触となるので、螺合突起26の上下動が安定化する。
螺合突起26の傾斜面26aと湾曲面26bとの間に湾曲面26bと同一または異なる曲率の湾曲面(図示せず)を設けた他の態様によれば、螺合突起26とガイド溝32bとの接触が点接触となり、摩擦抵抗が小さくなるので、より小さい力で昇降筒20を上下動させることができる。
また螺合突起26の傾斜面26aと垂直面26c,26dとの間にR部26e,26fまたは面取り部(図示せず)を設けた態様によれば、螺旋溝41の下側溝側面41aとガイド溝32bとの間に螺合突起26の下側角部が噛み込んで動きが硬くなる事態を回避し、螺合突起26をスムーズに上下動させることができる。
さらに昇降筒20が、棒状内容物Cを保持する保持筒21と、該保持筒21から垂下し下端部に螺合突起26が形成された本体筒22とを有し、該本体筒22の厚みが保持筒21に近づくに連れて増大されている有利な態様によれば、棒状内容物Cの、ガイド筒30への貼付き等に起因して昇降筒20をスムーズに上昇させることができない場合に、増大した圧縮応力により昇降筒20が破損するのを防止することができる。これに代えてまたは加えて、本体筒22の内面に容器軸線O方向に沿って延びる補強リブ(図示せず)を設けてもよい。これに限らず、本体筒22の厚みは、螺合突起26に近づくに連れて増大させてもよいし、本体筒22の厚みを均一にしてもよい。
以上、図示例に基づき本発明を説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されず、種々の変更が可能である。例えば、上述した実施形態では、昇降筒20は2つの螺合突起26を有するが、螺合突起26は少なくとも1つあればよく、3つ以上設けてよい。これに対応して螺旋溝41も1条もしくは3条以上形成してもよい。
本発明により、繰り出し時の螺合突起の破損を防止するとともに、引き込み時には摺動抵抗を抑えてスムーズに操作可能な繰出容器を提供することができる。
10 繰出容器
20 昇降筒
21 保持筒
22 本体筒
23 受け皿
23a 開口部
24 保持片
25 保持リブ
26 螺合突起
26a 傾斜面
26b 湾曲面
26c,26d 垂直面
26e,26f R部
30 ガイド筒
31 上半部
32 下半部
32a 環状凸部
32b ガイド溝
32c テーパ部
32d 抜け止め突起
40 回動筒
41 螺旋溝
41a 下側溝側面
41b 上側溝側面
42 凹条
50 ケース
51 筒壁
51a 凸条
52 底壁
52a 開口部
60 封止部材
61 下側封止リング
62 上側封止リング
70 オーバーキャップ
71 本体
72 内蓋

Claims (2)

  1. 棒状内容物を容器軸線方向に沿って繰り出しおよび引き込み可能に収容する繰出容器であって、
    棒状内容物を保持するとともに外面に螺合突起が形成された昇降筒と、
    前記昇降筒を内側に収容するとともに、前記螺合突起を貫通させて前記昇降筒を回動不能にかつ上下摺動自在に案内するガイド溝が形成されたガイド筒と、
    前記ガイド溝を貫通した前記螺合突起と螺合し、前記昇降筒に対する相対回動に伴って前記螺合突起を前記昇降筒とともに昇降させる螺旋溝が形成された回動筒と、を備え、
    前記ガイド溝は、前記ガイド筒の下端に開口し、その下端部に末広がりのテーパ部と、該テーパ部に続いて抜け止め突起を有し、
    前記螺合突起は、前記螺旋溝を区画する上下溝側面のうち下側溝側面に対向する下側部分に、該下側溝側面に沿って延びる傾斜面を有するとともに、前記上下溝側面のうち上側溝側面に対向する上側部分に、前記ガイド溝のテーパ部から挿入される凸円弧状の湾曲面を有し、該傾斜面と該湾曲面との間に前記ガイド溝に沿って延びる垂直面とを有し、該垂直面と該傾斜面との間がR部または面取り部からなることを特徴とする繰出容器。
  2. 前記昇降筒は、棒状内容物を保持する保持筒と、該保持筒から垂下し下端部に前記螺合突起が形成された本体筒とを有し、該本体筒の厚みは前記保持筒に近づくに連れて増大されている、請求項1に記載の繰出容器。
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