JP7121382B2 - 備蓄品収容容器および収容容器 - Google Patents
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Description
本発明の目的は、備蓄品収容箱をより利用しやすいものにすることにある。
請求項2に記載の発明は、備蓄品の消費期限に基づき備蓄品が少なくとも二つの群に分けられており、一方の群の備蓄品が前記第1の収容容器に収容され、他方の群の備蓄品が前記第2の収容容器に収容されている請求項1に記載の備蓄品収容容器である。
請求項3に記載の発明は、前記第1の収容容器には、前記備蓄品取り出し用開口を塞ぐ蓋部材が更に設けられ、前記蓋部材が閉じられている状態では、前記容器取り出し用開口の対向箇所に当該蓋部材が位置する請求項1に記載の備蓄品収容容器である。
請求項4に記載の発明は、前記第1の収容容器には、前記備蓄品取り出し用開口を塞ぐ蓋部材が更に設けられ、前記容器取り出し用開口は、前記蓋部材により覆われない箇所に設けられ、当該蓋部材を開けずに前記第2の収容容器を取り出せるように構成された請求項1に記載の備蓄品収容容器である。
請求項5に記載の発明は、前記第1の収容容器は、第1の内壁部と、当該第1の内壁部に対向する第2の内壁部とを備え、前記第2の収容容器は、前記第1の内壁部と前記第2の内壁部との間に配置され、前記第1の内壁部と前記第2の収容容器との間、および、前記第2の内壁部と当該第2の収容容器との間の両者に、水を収容した水収容容器が収容されている請求項1に記載の備蓄品収容容器である。
請求項6に記載の発明は、前記第1の収容容器が有する前記複数の空間のうち、前記第2の収容容器が収容されている空間とは異なる空間には、消費期限の記載の有る備蓄品が収容され、前記第2の収容容器には、消費期限の記載の無い備蓄品が収容されている請求項1に記載の備蓄品収容容器である。
請求項7に記載の発明は、災害用の備蓄品を収容する容器本体と、前記容器本体の内部空間を、前記備蓄品を収容する備蓄品用収容空間と、災害用の備蓄品を収容した備蓄品用容器が収容される容器用収容空間とに仕切る仕切りと、を備え、前記容器本体には、当該容器本体内の備蓄品の取り出しに用いられる備蓄品取り出し用開口とは別に、前記備蓄品用容器の取り出しに用いられる容器取り出し用開口が設けられ、前記容器本体は、互いに対向し間隙をおいて配置された一対の壁部を有し、前記一対の壁部を構成する一方の壁部に、前記容器取り出し用開口が設けられ、前記容器用収容空間と、他方の壁部との間に、前記容器本体内の備蓄品を収容する空間が形成されている収容容器である。
図1は、本実施形態の備蓄品収容容器を示した図である。
本実施形態の備蓄品収容容器1は、2つの収容容器により構成されている。
具体的には、本実施形態の備蓄品収容容器1は、直方体状に形成された第1収容容器100と、この第1収容容器100内に収容され第1収容容器100よりも小さい第2収容容器200とにより構成されている。
第1収容容器100には、この水収容容器300が2本収容されている。この2本の水収容容器300のうちの一方の水収容容器300は、第2収容容器200よりも上方に配置され、他方の水収容容器300は、第2収容容器200よりも下方に配置されている。
具体的には、第1収容容器100は、背表紙側壁部10A、背表紙側壁部10Aとは反対側に位置する反対側壁部10B、上側壁部10C、下側壁部10D、右側壁部10E、左側壁部10Fを有する。
具体的には、第1収容容器100は、背表紙側側面20A、反対側側面20B、上側側面20C、および、下側側面20Dを備える。さらに、第1収容容器100は、互いに対向する一対の側面である、右側面20Eおよび左側面20Fを有する。ここで、この右側面20Eおよび左側面20Fの各々のサイズは、A4サイズとなっている。
図3に示すように、本実施形態の第1収容容器100は、容器本体110と、容器本体110の上部に位置する開口(備蓄品取り出し用開口170)を塞ぐ蓋部材120とにより構成されている。
本実施形態では、図2に示すように、蓋部材120を図中矢印2Aに示す方向へ移動させて、この蓋部材120を開くことで、第1収容容器100からの備蓄品40の取り出し、第1収容容器100への備蓄品40の収容を行える。
第1収容容器100の内部には、災害用の備蓄品40が複数収容されており、本実施形態では、蓋部材120を開くことで、備蓄品40の取り出しを行える。
第1収容容器100には、災害用の備蓄品40として、上述した水収容容器300(図1参照)の他に、照明器具(照明用ライト)40A、食料品40Bなどが収容されている。
さらに、容器本体110は、備蓄品40を下方から支持する底面(不図示)を備える。ここで、この底面は、第1収容容器100の左側壁部10F(図1参照)により構成される。
本実施形態では、蓋部材120を開くことで、この備蓄品取り出し用開口170が現れるようになり、第1収容容器100内の備蓄品40の取り出しを行える。
第2の開口の一例としてのこの容器取り出し用開口180は、第2収容容器200の取り出しのために設けられ、本実施形態では、この容器取り出し用開口180を通じて、第2収容容器200が取り出される。
これに対し、本実施形態では、第2収容容器200の取り出しのための専用の開口である、容器取り出し用開口180が設けられており、第1収容容器100から備蓄品40を取り出さずに、第2収容容器200を取り出せる。
第2収容容器200が取り出される際には、ユーザによりこの塞ぎ部材181が操作されて、塞ぎ部材181は回転し、塞ぎ部材181が開かれる。その後、容器取り出し用開口180を通じて、第2収容容器200が取り出される。
これにより、容器取り出し用開口180を通じて、第1収容容器100内に、ほこりなどの異物が侵入することが抑制される。さらに、本実施形態では、塞ぎ部材181(図3参照)も設けられており、これにより、第1収容容器100内への異物の進入がさらに起きにくくなる。
本実施形態では、第1収容容器100内に、第1収容容器100の内部空間を複数の空間に仕切る仕切り部材500が設けられている。
さらに、本実施形態では、容器本体110の反対側壁部10Bの表面に、第1収容容器100を交換した日を記入するための日付記入欄4Aが設けられている。なお、第1収容容器100の交換については、後述する。
ここで、第1の内壁部110Aと第2の内壁部110Bとは、互いに対向する関係で配置されている。さらに、本実施形態では、第2収容容器200は、この第1の内壁部110Aと第2の内壁部110Bとの間に配置されている。また、第1の内壁部110Aと第2収容容器200との間、および、第2の内壁部110Bと第2収容容器200との間の両者に、水収容容器300が収容されている。
これに対し、本実施形態のように、2本の水収容容器300の間に第2収容容器200を配置し、この2本の水収容容器300を互いに離れた関係で配置すると、備蓄品収容容器1の重心の偏りが起きにくくなる。
ユーザは、第2収容容器200を第1収容容器100から取り出す際、この開口210を通じて、第2収容容器200の内部に、例えば中指を入れる。そして、この中指を、第2収容容器200の内側から第2収容容器200の内壁部に引っ掛ける。これにより、第2収容容器200の取り出し(引き出しを)を行いやすくなる。
さらに、本実施形態では、容器本体110の反対側壁部10Bであって、容器取り出し用開口180の上の部分に、容器取り出し用開口180に接続され容器取り出し用開口180側が開放された切り欠き182が形成されている。
上記のとおり、容器本体110の反対側壁部10Bには、容器取り出し用開口180側が開放された切り欠き182(以下、「本体切り欠き182」と称する)が形成されている。
さらに、本実施形態では、仕切り部材500の縁部にも切り欠き184(以下、「仕切り切り欠き184」と称する)が形成されている。
この仕切り切り欠き184は、容器本体110の本体切り欠き182の対向位置に配置されている。
これにより、ユーザは、右手の中指と親指とで、第2収容容器200を挟んだ状態となり、第2収容容器200の取り出しを行いやすくなる。
本実施形態では、第1収容容器100から第2収容容器200を取り出すと、取り出す前に第2収容容器200が位置していた箇所が空洞となる。
言い換えると、本実施形態では、取り出す前に第2収容容器200が占めていた空間の周囲に、規制部の一例としての仕切り部材500が位置しており、第2収容容器200を取り出すと、仕切り部材500により囲まれた空間が空洞となる。
付言すると、本実施形態では、第2収容容器200を取り出した後の空間であって、取り出す前の第2収容容器200が占めていた空間へ、備蓄品40が入り込むことが抑制され、第2収容容器200が占めていた箇所は、空洞となる。
また、本実施形態では、後述するように、第1収容容器100のみを新たな第1収容容器100に交換したうえで、この第1収容容器100へ、第2収容容器200を収容する場合があり、この場合も、第2収容容器200の収容先が空洞となっており、第2収容容器200の収容作業が行いやすくなる。
第2収容容器200は、第1収容容器100と同様に直方体状に形成されている。
また、第2収容容器200は、第1収容容器100と同様、容器本体240と、この容器本体240の上部に位置する開口を塞ぐ蓋部材250とを備える。
本実施形態では、仕切り部材500は、第1収容容器100とは別部材となっており、図7に示すように、図中上方へ仕切り部材500を持ち上げることで、第1収容容器100から、仕切り部材500を取り出せるようになる。
仕切り部材500には、容器本体110の底面50Gに対して接触配置される板状の一対の接触部(第1接触部530、第2接触部540)が設けられている。
さらに、仕切り部材500には、容器本体110の底面50Gに対向して配置される対向部550が設けられている。
さらに、仕切り部材500には、対向部550と第1接触部530とを接続する第1接続部560、対向部550と第2接触部540とを接続する第2接続部570とが設けられている。
言い換えると、本実施形態では、第1接続部560、対向部550、第2接続部570、容器本体110の底面50Gとにより囲まれた箇所に、第2収容容器200が収容される。
第2収容容器200には、食品以外の備蓄品40が収容されている。具体的には、第2収容容器200には、作業用の手袋や、ごみ袋などの袋状部材が収容されている。
また、第2収容容器200には、消費期限の記載の無い備蓄品40が収容されている。言い換えると、第2収容容器200には、消費期限の定めの無い備蓄品40が収容されている。
付言すると、第1収容容器100には、消費期限の記載の有る備蓄品40が収容されている。言い換えると、第1収容容器100には、消費期限の定めの有る備蓄品40が収容されている。
なお、消費期限の記載の有る備蓄品40は、食料品40Bだけに限られない。照明器具40Aなどにも消費期限が有る。
より具体的には、消費期限の記載のある備蓄品40が、第1収容容器100に収容され、消費期限の記載の無い備蓄品40が、第2収容容器200に収容されている。
そして、この新しい第1収容容器100の容器取り出し用開口180を通じて、取り出した状態にある第2収容容器200を、この新しい第1収容容器100に収容する。これにより、新たな備蓄品収容容器1が生成される。
具体的には、例えば、消費期限の長い備蓄品群を第2収容容器200に収容し、消費期限が短い備蓄品群を第1収容容器100に収容するようにしてもよい。
具体的には、消費期限を有する備蓄品40が収容されていると、消費期限の有無などに基づき、備蓄品40の選別作業を行う必要が生じるが、備蓄品40が混在した状態で収容されているとこの選別作業に手間を要するようになる。
これに対し、本実施形態のように、消費期限の有無等に応じて、備蓄品40の収容先が異なっていると、上記選別作業がより簡易なものになり、備蓄品収容容器1の不必要な廃棄や、備蓄品収容容器1が古いままの状態で利用されることが起きにくくなる。
この品質保証期限は、第1収容容器100に収容されている備蓄品40の各々の消費期限により特定される年月のちの、時間的に最も早く迎える年月と同じ年月となっている。
例えば、ユーザが希望する分類方法で、備蓄品40の収容先を決めるようにしてもよい。
言い換えると、本実施形態の備蓄品収容容器1は、カスタイズできるようになっており、ユーザの希望に応じ、ユーザ自身が、各収容容器に収容する備蓄品40を決めてもよい。
また、例えば、第1収容容器100、第2収容容器200の何れか一方の収容容器に、救護用品を入れ、他方の収容容器に、食品などを入れるようにしてもよい。
また、上記では、第1収容容器100を、新たな第1収容容器100に交換する場合を一例に説明したが、第2収容容器200を、新たな第2収容容器200に交換するようにしてもよい。
図1では、A4サイズの一対の側面の一方の側面(図中手前側に位置する右側面20E)側から2本の水収容容器300等を見た場合の2本の水収容容器300等の関係を示している。
図1に示すこの状態では、この2本の水収容容器300は、互いに離れた関係にある。さらに、本実施形態では、上記のとおり、この2本の水収容容器300の間に、第2収容容器200が配置されている。
具体的には、1組目の他の一対の側面として、上側側面20C、下側側面20Dが設けられている。また、2組目の他の一対の側面として、背表紙側側面20A、反対側側面20Bが設けられている。
具体的には、一方の水収容容器300は、上側側面20C側に寄せられて配置され、他方の水収容容器300は、下側側面20D側に寄せられて配置されている。
なお、ここでは、上側側面20C、下側側面20Dのそれぞれに備蓄品収容容器1を寄せる場合を説明したが、背表紙側側面20A側に一方の水収容容器300を寄せ、反対側側面20B側に、他方の水収容容器300を寄せてもよい。
これにより、本棚や、ユーザの机の引き出しなどに、備蓄品収容容器1を収容しやすくなる。ここで、例えば、A4サイズを超えるサイズなど、A4以外のサイズの場合、備蓄品収容容器1の収容性が低下する。
本実施形態のように、A4サイズとすることで、ユーザがアクセスしやすい箇所に備蓄品収容容器1が収容される可能性が高まり、備蓄品収容容器1をより利用しやすくなる。
上記では、容器取り出し用開口180を1つだけ形成した場合を説明したが、容器取り出し用開口180は、複数形成し、第1収容容器100の複数箇所から、第2収容容器200を取り出せるようにしてもよい。
より具体的には、反対側側面20B側に形成された容器取り出し用開口180の他に、背表紙側側面20Aにも容器取り出し用開口185を形成すれば、第1収容容器100の複数箇所から、第2収容容器200を取り出せるようなる。
このように、塞ぎ部材189が分離する場合、第1収容容器100に対し、容器取り出し用開口185(塞ぎ部材189が分離した後の容器取り出し用開口185)を通じて第2収容容器200を収容した場合に、備蓄品収容容器1の外部から、第2収容容器200の存在がより明確に分かるようになる。塞ぎ部材189が分離しない場合、第2収容容器200がこの塞ぎ部材189の背後に隠れてしまい、第2収容容器200の存在が分かりにくくなる。
また、図9に示すこの構成例では、塞ぎ部材189の外表面の色と、蓋部材120の外表面の色(蓋部材120のうち、塞ぎ部材189が設けられている箇所以外に位置する部位の色)とを異ならせている。これにより、容器取り出し用開口185が存在していることを、ユーザに対してより明確に伝えられるようになる。
この構成例では、蓋部材120を小さくし、蓋部材120を閉じた状態のとき、容器取り出し用開口180が蓋部材120により覆われないようにしている。
言い換えると、この構成例では、容器取り出し用開口180は、蓋部材120により覆われない箇所に設けられている。
なお、この構成例でも、図9と同様、容器取り出し用開口180を塞ぐ塞ぎ部材181の外表面の色と、蓋部材120の外表面の色とを異ならせてもよい。また、塞ぎ部材181の外表面の色と、容器本体110の外表面の色(容器本体110のうち、塞ぎ部材181が設けられている箇所以外に位置する部位の色)とを異ならせてもよい。
容器取り出し用開口180の存在が分かりやすいと、備蓄品収容容器1が部分的に交換可能であることを、ユーザに対してより明確に伝えられるようになる。
なお、図9にて示した構成例でも、背表紙側側面20Aの容器取り出し用開口185が、蓋部材120により覆われない構成となっており、この構成例でも、第2収容容器200が取り出し可能であることを、ユーザにより明確に知らせることが出来るようになる。
具体的には、例えば、図9にて表示されている容器取り出し用開口180は設けずに、図9にて示す、容器取り出し用開口185のみを設けるようにしてもよい。
この構成例では、上記と同様、第1収容容器100に、背表紙側壁部50A、反対側壁部50B、第1接続壁部50C、第2接続壁部50Dが設けられている。
さらに、この構成例では、背表紙側壁部50Aに、容器取り出し用開口180が設けられている。
この構成例では、第2収容容器200を、上記にて示した第2収容容器200よりも短寸とし、さらに、反対側壁部50B側への第2収容容器200の移動を規制することで、空間900を形成している。
仕切り部材500には、上記と同様、容器本体110の底面50Gに対して接触配置される板状の一対の接触部(第1接触部530、第2接触部540)が設けられている。
さらに、仕切り部材500には、容器本体110の底面50Gに対向して配置される対向部550が設けられている。
さらに、この構成例では、仕切り部材500に、対向部550の端部(反対側壁部50B側に位置する端部)から、下方(底面50G)に向かって延びる規制部591が設けられている。
さらに、規制部591の下端部から反対側壁部50B側へ延び且つ底面50Gに対して接触配置される第3接触部593が設けられている。
本実施形態では、この第1仕切り部596と第2仕切り部597との間に、空間900が設けられている。
この構成例では、この塞ぎ部材196を開くことで、取り出し用開口195が現れ、この取り出し用開口195を通じて、備蓄品40の取り出しを行える。
この缶体には、軸方向における一方に、環状に形成され且つ缶体の径方向における外側方向へ突出した一端部41が設けられている。さらに、この缶体には、軸方向における他方に、同じく、環状に形成され且つ缶体の径方向における外側方向へ突出した他端部42が設けられている。
この構成例では、一方の溝593Aに、上記缶体の一端部41がはめ込まれる。また、他方の溝593Aに、缶体の他端部42がはめ込まれる。
これにより、本実施形態では、空間900内にて缶体が移動することが抑制される。
これにより、水収容容器300の移動が、第1仕切り部596、第2仕切り部597により規制される。
より具体的には、第2収容容器200が反対側壁部50B側へ移動しようとすると、仕切り部材500が、反対側壁部50B側へ移動しようとするが、この場合、第1仕切り部596、第2仕切り部597が、反対側壁部50Bに突き当たる。
これにより、仕切り部材500の移動が規制され、これに伴い、第2収容容器200の移動が規制される。
例えば、接着により、仕切り部材500の固定を行ってもよい。また、例えば、仕切り部材500の一部を、容器本体110に形成した穴などに差し込んで、仕切り部材500の固定を行ってもよい。
Claims (7)
- 内部空間を複数の空間に仕切る仕切りを有し、災害用の備蓄品を収容する第1の収容容器と、
前記第1の収容容器内に収容されるとともに、前記仕切りにより形成された複数の空間のうちの一部の空間内に収容され、災害用の備蓄品を収容する第2の収容容器と、
を備え、
前記第1の収容容器には、当該第1の収容容器内の備蓄品の取り出しに用いられる備蓄品取り出し用開口とは別に、前記第2の収容容器の取り出しに用いられる容器取り出し用開口が設けられ、
前記第1の収容容器は、互いに対向し間隙をおいて配置された一対の壁部を有し、
前記一対の壁部を構成する一方の壁部に、前記容器取り出し用開口が設けられ、前記第1の収容容器に収容されている前記第2の収容容器と、他方の壁部との間に、当該第1の収容容器内の備蓄品を収容する空間が形成されている備蓄品収容容器。 - 備蓄品の消費期限に基づき備蓄品が少なくとも二つの群に分けられており、一方の群の備蓄品が前記第1の収容容器に収容され、他方の群の備蓄品が前記第2の収容容器に収容されている請求項1に記載の備蓄品収容容器。
- 前記第1の収容容器には、前記備蓄品取り出し用開口を塞ぐ蓋部材が更に設けられ、
前記蓋部材が閉じられている状態では、前記容器取り出し用開口の対向箇所に当該蓋部材が位置する請求項1に記載の備蓄品収容容器。 - 前記第1の収容容器には、前記備蓄品取り出し用開口を塞ぐ蓋部材が更に設けられ、
前記容器取り出し用開口は、前記蓋部材により覆われない箇所に設けられ、当該蓋部材を開けずに前記第2の収容容器を取り出せるように構成された請求項1に記載の備蓄品収容容器。 - 前記第1の収容容器は、第1の内壁部と、当該第1の内壁部に対向する第2の内壁部とを備え、
前記第2の収容容器は、前記第1の内壁部と前記第2の内壁部との間に配置され、
前記第1の内壁部と前記第2の収容容器との間、および、前記第2の内壁部と当該第2の収容容器との間の両者に、水を収容した水収容容器が収容されている請求項1に記載の備蓄品収容容器。 - 前記第1の収容容器が有する前記複数の空間のうち、前記第2の収容容器が収容されている空間とは異なる空間には、消費期限の記載の有る備蓄品が収容され、
前記第2の収容容器には、消費期限の記載の無い備蓄品が収容されている請求項1に記載の備蓄品収容容器。 - 災害用の備蓄品を収容する容器本体と、
前記容器本体の内部空間を、前記備蓄品を収容する備蓄品用収容空間と、災害用の備蓄品を収容した備蓄品用容器が収容される容器用収容空間とに仕切る仕切りと、
を備え、
前記容器本体には、当該容器本体内の備蓄品の取り出しに用いられる備蓄品取り出し用開口とは別に、前記備蓄品用容器の取り出しに用いられる容器取り出し用開口が設けられ、
前記容器本体は、互いに対向し間隙をおいて配置された一対の壁部を有し、
前記一対の壁部を構成する一方の壁部に、前記容器取り出し用開口が設けられ、前記容器用収容空間と、他方の壁部との間に、前記容器本体内の備蓄品を収容する空間が形成されている収容容器。
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