JP7120485B1 - 情報処理装置 - Google Patents

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Abstract

本実施形態に係る情報処理装置は、複数の振動子と、前記複数の振動子を一体的に覆い、前記複数の振動子のそれぞれと接するパネルと、を備え、前記複数の振動子は、入力信号を受信し前記パネルを振動させる入力振動子と、前記パネルの振動を検出し検出信号を出力する出力振動子と、を有し、前記パネルは、前記複数の振動子のそれぞれと対向する位置にある複数の第1領域と、隣接する第1領域の間にある第2領域と、を備え、前記第2領域は、前記第1領域より振動を伝搬しやすい。

Description

本発明は、情報処理装置に関する。
近年、データを分散処理するエッジコンピューティングに注目が集まっている。エッジコンピューティングは、データをクラウドで集中処理するクラウドコンピューティングに対向する概念である。エッジコンピューティングは、クラウドコンピューティングのような大規模サーバーが不要であり、ネットワーク負荷を低減でき、セキュリティーの強化が容易であるという特徴を有する。
リザボアコンピューティングは、エッジコンピューティングを担うエッジ端末への利用が期待されている。リザボアコンピューティングは、ニューラルネットワークの1種であり、例えば、小脳の動作を模倣する。リザボアコンピューティングは、信号を相互作用させることで、再帰的な処理を行う。
ソフトウェアを用いてニューラルネットワークを処理すると、十分な処理効率が得られない場合があり、ニューラルネットワークに特化したデバイスが提案されている。リザボアデバイスは、リザボアコンピューティングに特化したデバイスである。特許文献1に記載のリザボア素子は、配線を伝搬するスピン波を利用して信号を相互作用している。非特許文献1に記載のリザボア素子は、スピン波を利用して信号を相互作用させる。
国際公開第2020/105136号
Ryosho Nakane, Gouhei Tanaka, and Akira Hirose, IEEE Access Vol.6 2018 pp.4462-4469.
特許文献1のリザボア素子は、ノード間の信号の相互作用を担う配線数が多く、デバイス構造が複雑化しやすいという問題がある。非特許文献1のリザボア素子は、配線数は少ないが、電気信号とスピン波との間の変換効率が低いという問題がある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、エッジ端末へ適用しやすい情報処理装置を提供することを目的とする。
(1)第1の態様にかかる情報処理装置は、複数の振動子と、前記複数の振動子を一体的に覆い、前記複数の振動子のそれぞれと接するパネルと、を備え、前記複数の振動子は、入力信号を受信し前記パネルを振動させる入力振動子と、前記パネルの振動を検出し検出信号を出力する出力振動子と、を有し、前記パネルは、前記複数の振動子のそれぞれと対向する位置にある複数の第1領域と、隣接する第1領域の間にある第2領域と、を備え、前記第2領域は、前記第1領域より振動を伝搬しやすい。
(2)上記態様にかかる情報処理装置は、入力信号を受けて前記パネルの一部に押圧される押し当て部材をさらに備えてもよい。
(3)第2の態様にかかる情報処理装置は、複数の振動子と、前記複数の振動子を一体的に覆い、前記複数の振動子のそれぞれと接するパネルと、前記パネルの一部に押圧される押し当て部材と、を備え、前記押し当て部材は、入力信号を受信し、前記パネルを振動させ、前記複数の振動子は、前記パネルの振動を検出し検出信号を出力する出力振動子であり、前記パネルは、前記複数の振動子のそれぞれと対向する位置にある複数の第1領域と、隣接する第1領域の間にある第2領域と、を備え、前記第2領域は、前記第1領域より振動を伝搬しやすい。
(4)上記態様にかかる情報処理装置において、前記押し当て部材は、前記パネルの面内方向に移動可能であってもよい。
(5)上記態様にかかる情報処理装置において、前記複数の振動子のうちのいずれかは、前記パネルの面内方向に移動可能であってもよい。
(6)上記態様にかかる情報処理装置において、前記パネルは、前記第2領域の厚さが前記第1領域の厚さより薄くてもよい。
(7)上記態様にかかる情報処理装置において、前記パネルは、前記第2領域のヤング率が前記第1領域のヤング率より小さくてもよい。
(8)上記態様にかかる情報処理装置において、前記入力信号は、時系列信号であってもよい。
(9)上記態様にかかる情報処理装置において、前記出力振動子は、前記パネルの振動を検出した後に振動し、前記パネルをさらに振動させてもよい。
(10)上記態様にかかる情報処理装置は、前記出力振動子に接続された非線形回路をさらに備えてもよい。前記非線形回路は、前記検出信号を非線形処理する。
(11)上記態様にかかる情報処理装置において、前記パネルは、主要部と、積層方向から見て主要部から前記パネルが広がる面内のいずれかの方向に突出する突出部と、を有してもよい。前記突出部は、一つ以上の振動子と接する。
(12)上記態様にかかる情報処理装置は、前記複数の振動子のそれぞれは、圧電素子、磁歪素子又はピエゾ抵抗素子のいずれかを含んでもよい。
(13)上記態様にかかる情報処理装置は、前記複数の振動子を支持するベース基板をさらに備えてもよい。前記ベース基板は、前記複数の振動子のそれぞれと対向する位置に開口を有する。
上記態様にかかる情報処理装置は、エッジ端末へ適用しやすい。
第1実施形態に係る情報処理装置の斜視図である。 第1実施形態に係る情報処理装置の分解斜視図である。 第1実施形態に係る情報処理装置の断面図である。 第1実施形態に係る情報処理装置の平面図である。 第1実施形態に係る情報処理装置が模擬するリザボアコンピューティングの概念模式図である。 第2実施形態にかかる情報処理装置の平面図である。 第3実施形態にかかる情報処理装置の断面図である。 第4実施形態にかかる情報処理装置の平面図である。 第5実施形態にかかる情報処理装置の出力振動子に接続される制御回路の模式図である。 第6実施形態にかかる情報処理装置の斜視図である。 第6実施形態にかかる情報処理装置の平面図である。 第7実施形態にかかる情報処理装置の平面図である。 第8実施形態にかかる情報処理装置の平面図である。 第9実施形態にかかる情報処理装置の斜視分解図である。
以下、本実施形態について、図を適宜参照しながら詳細に説明する。以下の説明で用いる図面は、本発明の特徴をわかりやすくするために便宜上特徴となる部分を拡大して示している場合があり、各構成要素の寸法比率などは実際とは異なっていることがある。以下の説明において例示される材料、寸法等は一例であって、本発明はそれらに限定されるものではなく、本発明の効果を奏する範囲で適宜変更して実施することが可能である。
まず方向について定義する。パネル10が広がる面をxy平面とし、その一方向をx方向、x方向と直交する方向をy方向とする。パネル10と直交する方向であって、x方向及びy方向と直交する方向をz方向とする。
「第1実施形態」
図1は、第1実施形態に係る情報処理装置1の斜視図である。図2は、第1実施形態に係る情報処理装置1の分解斜視図である。図3は、第1実施形態に係る情報処理装置1の断面図である。
情報処理装置1は、パネル10と複数の振動子20とベース基板30とを備える。
振動子20のそれぞれは、ベース基板30上にある。ベース基板30は、複数の台座32と複数の開口34とを有する。振動子20は、台座32上に載置されている。開口34は、振動子20のそれぞれと対向する位置にある。振動子20は、例えば、ベース基板30上にランダムに配置されている。振動子20は、ベース基板30上に規則的に配置されていてもよい。ベース基板30は、例えば、アクリル等の樹脂板である。
振動子20は、振動板21と圧電素子22とを備える。振動板21は、板状の部材である。振動板21は、台座32上で、開口34を塞ぐ。振動板21の平面視形状は特に問わない。例えば、振動板21は、円板状である。振動板21は、例えば、Ni-Fe合金、Ni、黄銅、ステンレス等である。
圧電素子22は、シート状の部材である。圧電素子22は、振動板21上に接着されている。圧電素子22は、例えば、円形のシートである。圧電素子22の外径は、例えば、開口34の内径以下になっている。
圧電素子22は、例えば、薄膜の圧電体と、圧電体を挟む一対の電極とを備える(図示略)。電極は、例えば、圧電体をz方向に挟む。圧電体は、屈曲等で変形すると、分極する。圧電体に生じた分極は、電極間の電位差として検出できる。またこの逆に、圧電体に電位差を与えると、圧電体は変形する。圧電素子22は、形状等の状態の変化を電気信号に変換できるものに置き換えることができる。例えば、圧電素子22を磁歪素子、ピエゾ抵抗素子に置き換えてもよい。
パネル10は、振動子20を一体的に覆う。パネル10は、例えば、矩形の板材である。パネル10は、例えば、ポリカーボネート等の樹脂板である。
パネル10は、例えば、周縁がベース基板30と接着層15で接着されている。接着層15の厚さは、例えば、振動子20の厚さ以下である。パネル10は、パネル10とベース基板30とが接着した状態で、振動子20のそれぞれと接している。振動子20は、パネル10のベース基板30側の面に接する。
パネル10は、複数の第1領域11と第2領域12と周縁領域13とを備える。それぞれの第1領域11は、それぞれの振動子20と対向する領域である。第2領域12は、隣接する第1領域11の間の領域である。第2領域12は、例えば、パネル10の第1領域11及び周縁領域13を除く領域である。周縁領域13は、パネル10の外縁で、接着層15と接する領域である。
第2領域12の厚さt2は、例えば、第1領域11の厚さt1より薄い。第2領域12は、第1領域11より振動を伝搬しやすい構成となっている。振動の伝搬しやすさは、振動の減衰率で評価できる。
例えば、第1領域11と第2領域12の振動の伝搬しやすさを比較する場合は、以下のようにする。まず第1領域と同じ条件の板材と、第2領域と同じ条件の板材とを、同じ面積で準備する。そして、それぞれの板材の第1端を固定する。次いで、それぞれの板材の固定されていない第2端に、同じ大きさの力を、板材の厚み方向に加え、リリースする。すると、それぞれの板材は、減衰しながら振動する。振動振幅の減衰率が小さい方は、振動が伝搬しやすいと定義できる。振動振幅の大きさは、例えば、ドップラーレーザー等で測定できる。
図4は、第1実施形態にかかる情報処理装置1の平面図である。図4には、信号発生器40及び識別器50を同時に図示する。
振動子20は、入力振動子23と出力振動子24とを備える。入力振動子23はそれぞれ、信号発生器40と接続されている。信号発生器40は、入力振動子23を構成する圧電素子22の電極に接続されている。出力振動子24はそれぞれ、識別器50と接続されている。識別器50は、出力振動子24を構成する圧電素子22の電極に接続されている。入力振動子23は、入力信号を受信し、パネル10を振動させる。出力振動子24は、パネル10の振動を検出し、検出信号を出力する。
信号発生器40は、入力振動子23に入力信号を入力する。信号発生器40は、例えば、外部のセンサからの情報に基づき、入力信号を生成する。識別器50は、出力振動子24からの検出信号を識別する。
入力信号は、例えば、時系列信号である。時系列信号は、例えば、タイムドメイン毎に分割され、複数の信号として異なる入力振動子23に入力される。入力信号は、処理せずにそのまま入力してもよいが、Fast Fourier Transform Analysis (FFT analysis)を行った後の信号を入力してもよい。FFT analysisは、周波数の特徴を抽出する。また、FFT analysisは、ノイズに起因する小さい振幅の信号をフィルタリングできる。
次いで、情報処理装置1の動作について説明する。情報処理装置1は、入力信号を高次元に射影し、入力信号を入力信号の情報を含む別信号に置き換える。情報処理装置1における動作は、リザボアコンピューティングにおける処理と同等である。
リザボアコンピューティングは、人間の脳を模倣したニューラルネットワークを実現する一つの手段である。リザボアコンピューティングは、信号を相互作用させることで、再帰的な処理を行う。リザボアコンピューティングは、例えば、小脳の動作を模倣しており、再帰的なデータの処理やデータの変換(例えば、座標の変換)等を行う。リザボアコンピューティングは、非線形な時系列のデータを扱うことができるリカレントニューラルネットワークの一態様である。非線形な時系列のデータは、時間の経過とともに値が変化するデータであり、株価等はその一例である。
まず情報処理装置1の動作を説明する前に、リザボアコンピューティングについて簡単に説明する。
図5は、第1実施形態にかかる情報処理装置が模擬するリザボアコンピューティングRCの概念模式図である。図5に示すリザボアコンピューティングRCは、リザボアRと出力層Loutとを有する。出力層Loutは、リザボアRに接続されている。
リザボアRには入力信号が入力される。リザボアRは、入力された入力信号を貯留し、入力された信号が互いに相互作用する領域である。リザボアRは、互いにランダムに接続された複数のノードnを有する。
リザボアR内では、信号は相互作用するだけであり、学習しない。リザボアR内で信号が互いに相互作用すると、入力信号が非線形に変化する。また入力信号は、リザボアR内で互いに相互作用することで、時間の経過とともに変化する。またリザボアR内において、ある時刻tにあるノードnから出力された信号は、ある時刻t+1において元のノードnに戻る場合がある。すなわち、ノードnは、時刻t及び時刻t+1の信号を踏まえた処理ができ、情報を再帰的に処理できる。したがって、リザボアRは時系列信号を処理できる。
出力層Loutは、リザボアRからの信号を検出する。出力層Loutは、例えば、ノードn’を含む。学習は、リザボアRのそれぞれのノードnと出力層Loutのノードn’とを繋ぐ経路(脳におけるシナプス)で行われる。出力層Loutは、学習の結果を外部に出力する。出力層Loutは、それぞれのノードnからの信号xに重みwを積演算し、それぞれの積演算結果を足し合わせる。出力層Loutは、活性化関数を有してもよい。活性化関数には、積和演算結果が入力される。
情報処理装置1は、リザボアコンピューティングRCと同様の動作を行う。上述のリザボアコンピューティングRCの動作と比較しながら、情報処理装置1の動作について説明する。
まず図4に示すように、信号発生器40から入力振動子23に入力信号を入力する。この処理は、リザボアコンピューティングRCにおけるリザボアRへの入力信号の入力に対応する。
入力信号は、入力振動子23のそれぞれに印加される。入力振動子23のそれぞれは、入力信号を受信する。入力信号は、入力振動子23を構成する圧電素子22の電極に印加される。圧電素子22の圧電体は、印加された信号に基づいて変形する。圧電体の変形は、振動板21及びパネル10を振動させる。すなわち、入力振動子23は、入力信号に基づいて、パネル10を振動させる。
パネル10の第2領域12の厚さt2は、第1領域11の厚さt11より薄い。入力振動子23は、パネル10の第1領域11を振動させ、その振動は第2領域12へ伝搬する。
それぞれの入力振動子23で生じたパネル10の振動は、互いに干渉する。この振動の干渉は、リザボアR内における信号の相互作用に対応する。それぞれの入力振動子23に入力された信号は、パネル10の振動として互いに干渉することで、非線形変換される。
それぞれの出力振動子24は、それぞれの位置におけるパネル10の振動を検出する。パネル10の振動は、圧電素子22の圧電体を変形させる。圧電体は、変形により分極し、圧電体を挟む電極間に電位差を生み出す。圧電体を挟む電極間に生じた電位差は、検出信号として識別器50へ送られる。リザボアRは複数の出力を生成するので、入力信号を高次元の信号へ射影している。また、入力信号の情報を持った振動はパネル10を減衰しながら伝搬するので、振動は過去の情報を短期的に保有している。
出力振動子24が検出するパネル10の振動は、入力信号が非線形変換されたものである。それぞれの出力振動子24から識別器50に検出信号が送られることは、リザボアR内のノードnから出力層Loutへ信号が送られることに対応する。
識別器50は、例えば、行列状に配列された複数の可変抵抗と、同じ行の可変抵抗のそれぞれに接続された複数の第1ビット線と、同じ列の可変抵抗のそれぞれに接続された複数の第2ビット線を有する。可変抵抗は、例えば、磁壁移動素子である。可変抵抗のそれぞれには、学習の結果求められた重みが与えられる。それぞれの可変抵抗の抵抗値は、それぞれの可変抵抗に与えられた重みに応じて異なる。すなわち、それぞれのノードnと出力層Loutとの間の重みwは、例えば、識別器50におけるそれぞれの素子の抵抗値に置き換えられる。
識別器50に入力された信号は、第1ビット線のそれぞれを伝わり、それぞれの可変抵抗に至る。ぞれぞれの可変抵抗は与えられた重みに応じて抵抗値が異なり、信号がそれぞれの可変抵抗を通過することで、積演算が行われる。それぞれの可変抵抗で行われた積演算の結果は、第2ビット線に伝わる。同じ第2ビット線に接続された可変抵抗の積演算の結果は、同じ第2ビット線に集約され、和演算される。
上述のように、第1実施形態に係る情報処理装置1は、リザボアコンピューティングRCの概念をデバイス化している。ソフトウェアを用いてリザボアコンピューティングRCを実現した場合、演算処理速度等の影響により十分な処理効率が得られない場合がある。これに対し、第1実施形態に係る情報処理装置1は、物理現象を用いてリザボアコンピューティングRCの概念を体現しているため、演算処理速度等の影響を受けず、高い処理効率を実現できる。
以上、第1実施形態の情報処理装置1を例に本発明について詳述したが、情報処理装置1の構成はこれらの実施形態に限られるものではなく、種々の変形、変更が可能である。
「第2実施形態」
図6は、第2実施形態にかかる情報処理装置2の平面図である。図6において、図4と同様の構成には同様の符号を付す。第2実施形態にかかる情報処理装置2において、第1実施形態にかかる情報処理装置1と同様の構成については説明を省く。
図6に示す情報処理装置2は、出力振動子24と識別器50との間に非線形回路60をさらに備える。第2実施形態にかかる情報処理装置2においても、パネル10の第2領域12は、第1領域11より振動を伝搬しやすい。
非線形回路60は、出力振動子24のそれぞれと接続されている。非線形回路60は、それぞれの出力振動子24と個別に接続されていてもよいし、いくつかの出力振動子24に亘って接続されていてもよい。非線形回路60は、出力振動子24からの検出信号を非線形処理する。また非線形回路60は、信号発生器40に接続されていてもよい。非線形回路60の出力を信号発生器40に入力することで、非線形変換された出力信号をフィードバックできる。信号をフィードバックできる構成を有する情報処理装置は、時系列信号の演算に適する。
出力振動子24が検出する検出信号は、入力信号がパネル10の振動により非線形変換されたものである。この検出信号をさらに非線形処理することで、情報処理装置2はより複雑な状態を表現できる。第2実施形態にかかる情報処理装置2は、情報処理装置1と同様に、リザボアコンピューティングRCの概念をデバイス化している。
「第3実施形態」
図7は、第3実施形態にかかる情報処理装置3の平面図である。図7において、図3と同様の構成には同様の符号を付す。第3実施形態にかかる情報処理装置2において、第1実施形態にかかる情報処理装置1と同様の構成については説明を省く。
図7に示すパネル10Aは、第1領域11の厚みt1と第2領域12の厚みt2が略一定である。
第2領域12は、第1領域11と厚みが略一定だが、第1領域11より振動を伝搬しやすい構成となっている。例えば、第2領域12のヤング率は、第1領域11のヤング率より小さい。第1領域11と第2領域12のヤング率は、例えば、それぞれの領域を構成する材料を変えることで変更可能である。
第2領域12が第1領域11より振動を伝搬しやすいと、入力振動子23で生じた振動が出力振動子24へ伝搬しやすくなる。第3実施形態にかかる情報処理装置3は、情報処理装置1と同様に、リザボアコンピューティングRCの概念をデバイス化している。
「第4実施形態」
図8は、第4実施形態にかかる情報処理装置4の平面図である。図8において、図4と同様の構成には同様の符号を付す。第4実施形態にかかる情報処理装置4において、第1実施形態にかかる情報処理装置1と同様の構成については説明を省く。
図8に示す情報処理装置4は、入力振動子23も識別器50に接続されている。第4実施形態にかかる情報処理装置4においても、パネル10の第2領域12は、第1領域11より振動を伝搬しやすい。
図8に示す入力振動子23は、入力信号に基づいてパネル10を振動させると共に、それぞれの位置におけるパネル10の振動を検出する。すなわち、入力振動子23は、出力振動子24の機能も有する。パネル10は、入力振動子23と対向する位置においても、他の入力振動子23により生じた振動が伝搬する。そのため、入力振動子23が検出する信号も、入力信号が非線形変換されたものである。
パネル10の振動の測定点が増えると、識別器50に入力される信号量が増え、情報処理装置4はより複雑な信号処理を行うことができる。また第4実施形態にかかる情報処理装置4は、情報処理装置1と同様に、リザボアコンピューティングRCの概念をデバイス化している。
「第5実施形態」
図9は、第5実施形態にかかる情報処理装置5の出力振動子24に接続される制御回路70の模式図である。第5実施形態にかかる情報処理装置5において、第1実施形態にかかる情報処理装置1と同様の構成については説明を省く。
第5実施形態にかかる情報処理装置5においても、パネル10の第2領域12は、第1領域11より振動を伝搬しやすい。
図9に示す情報処理装置5は、出力振動子24に接続された制御回路70をさらに備える。
それぞれの出力振動子24には、例えば、制御回路70が接続されている。制御回路70は、スイッチング回路71とセンサ回路72と駆動回路73とを備える。制御回路70は、出力振動子24をセンサモードと駆動モードに切り替える。
センサモードでは、スイッチング回路71は、センサ回路72と出力振動子24とを接続する。センサモードは、パネル10の振動をセンシングするモードである。出力振動子24は、センサモードにおいて、上述のようにパネル10の振動を検出する。
駆動モードでは、スイッチング回路71は、駆動回路73と出力振動子24とを接続する。センサモードから駆動モードへの切り替えのタイミングは、適宜設計できる。例えば、センサモードでパネルの振動を検出してから一定時間経過後に、センサモードから駆動モードに切り替えるように設計してもよいし、パネル10の振動量が一定値以下の場合に、センサモードから駆動モードに切り替えるように設計してもよい。
駆動モードでは、圧電素子22の圧電体を挟む電極に駆動信号を印加する。駆動信号は、事前に設定していた信号でもよいし、センサモードで検出した信号強度に応じて変化する信号でもよい。圧電体に駆動信号が印加されると、圧電体が変形する。その結果、出力振動子24は、駆動信号に基づいて、パネル10を振動させる。
出力振動子24がパネル10を伝搬する振動を検出すると共に、新たな振動をパネル10に与えることで、パネル10の振動パターンをより複雑化できる。パネル10の振動の干渉は、リザボアRにおける信号の相互作用に対応する。リザボアRにおける信号の相互作用がより複雑化すると、リザボアコンピューティングRCはより複雑な処理を行うことができる。
したがって、第5実施形態にかかる情報処理装置5は、情報処理装置1と同様に、リザボアコンピューティングRCの概念をデバイス化しており、複雑な信号処理を行うことができる。
「第6実施形態」
図10は、第6実施形態にかかる情報処理装置6の斜視図である。図10において、図1と同様の構成には同様の符号を付す。第6実施形態にかかる情報処理装置6において、第1実施形態にかかる情報処理装置1と同様の構成については説明を省く。
図11は、第6実施形態にかかる情報処理装置6の平面図である。図11において、図4と同様の構成には同様の符号を付す。図10及び図11に示す情報処理装置6は、押し当て部材80をさらに備える。第6実施形態にかかる情報処理装置6においても、パネル10の第2領域12は、第1領域11より振動を伝搬しやすい。
押し当て部材80は、パネル10の振動子20が接する面と反対側にある。押し当て部材80は、例えば、パネル10のz方向上方にある。押し当て部材80は、例えば、x方向又はy方向に移動可能である。押し当て部材80は、xy面内に沿って移動し、パネル10の任意の箇所に押し当てられる。図10、図11では、押し当て部材80が一つの例を示したが、押し当て部材80の数は任意である。
押し当て部材80は、信号発生器40に接続されている。押し当て部材80は、信号発生器40からの入力信号を受信する。押し当て部材80は、入力信号に基づいて、パネル10の一部を押圧し、パネル10を振動させる。押し当て部材80は、入力信号に基づいてパネル10を振動させるという点において、入力振動子23と同様の機能を有する。
押し当て部材80は、パネル10に対する接触の程度を調整することで、パネル10の振動状態を調整できる。
第6実施形態にかかる情報処理装置6は、情報処理装置1と同様に、リザボアコンピューティングRCの概念をデバイス化している。また情報処理装置6は、入力振動子23の他の入力信号源(押し当て部材80)を有することで、情報処理装置6に求められるタスクに応じた調整が可能である。
「第7実施形態」
図12は、第7実施形態にかかる情報処理装置7の平面図である。図12において、図11と同様の構成には同様の符号を付す。第7実施形態にかかる情報処理装置7において、第1実施形態にかかる情報処理装置1と同様の構成については説明を省く。
図12に示す情報処理装置6は、振動子20がすべて出力振動子24である点が、図11に示す情報処理装置6と異なる。第7実施形態にかかる情報処理装置7においても、パネル10の第2領域12は、第1領域11より振動を伝搬しやすい。
情報処理装置7は、複数の出力振動子24と、パネル10と、押し当て部材80とを備える。押し当て部材80は、入力信号を受信し、パネル10を振動させる。押し当て部材80は、2以上あることが好ましい。押し当て部材80は、リザボアコンピューティングRCにおけるリザボアRへの信号入力源に対応する。出力振動子24は、パネル10の振動を検出し検出信号を出力する。
情報処理装置7は、信号の入力源が入力振動子23から押し当て部材80に変わっただけであり、第1実施形態に係る情報処理装置1と同様の効果を奏する。また第7実施形態にかかる情報処理装置7は、情報処理装置1と同様に、リザボアコンピューティングRCの概念をデバイス化している。
「第8実施形態」
図13は、第8実施形態にかかる情報処理装置8の平面図である。図8において、図4と同様の構成には同様の符号を付す。第8実施形態にかかる情報処理装置8において、第1実施形態にかかる情報処理装置1と同様の構成については説明を省く。
図8に示す情報処理装置8は、パネル10Bの形状が、図4に示すパネル10と異なる。第8実施形態にかかる情報処理装置8においても、パネル10Bの第2領域12は、第1領域11より振動を伝搬しやすい。
パネル10Bは、矩形の主要部10B1と、主要部10B1からxy面内のいずれかの方向に突出する突出部10B2とを有する。突出部10B2と接する部分には、出力振動子24が設けられている。突出部10B2と接する部分には、入力振動子23が設けられていてもよい。
主要部10B1と突出部10B2とは、振動の伝搬状態が異なる。主要部10B1内において、振動はそれぞれの入力振動子23を中心に同心円状に広がり、互いに干渉し合う。したがって、主要部10B1と接する出力振動子24は、それぞれの入力振動子23から同心円状に広がり干渉した信号を検出する。これに対し、突出部10B2は、主要部10B1と幅が異なるため、突出部10B2伝搬する振動は、終端の影響を受けやすく複雑化しやすい。したがって、突出部10B2では、入力信号がより複雑に非線形処理された信号が検出される。
情報処理装置8は、突出部10B2で信号をより複雑に非線形処理することで、より複雑な状態を表現でき、リザボアコンピューティングRCの表現力が高い。また第8実施形態にかかる情報処理装置8は、情報処理装置1と同様に、リザボアコンピューティングRCの概念をデバイス化している。
「第9実施形態」
図14は、第9実施形態にかかる情報処理装置9の斜視分解図である。図14において、図2と同様の構成には同様の符号を付す。第9実施形態にかかる情報処理装置9において、第1実施形態にかかる情報処理装置1と同様の構成については説明を省く。
図14に示す情報処理装置9は、ベース基板35が開口34毎に分離されている点が、図2に示す情報処理装置1と異なる。第9実施形態にかかる情報処理装置9においても、パネル10の第2領域12は、第1領域11より振動を伝搬しやすい。
ベース基板35は、それぞれ台座32と開口34とを備える。振動子20は、台座32上に載置されている。開口34は、振動子20のそれぞれと対向する位置にある。ベース基板35はそれぞれ、xy面内のいずれかの方向に移動可能である。その結果、振動子20のそれぞれは、パネル10に対してxy面内の位置を相対的に変更できる。
パネル10に対する振動子20の位置を自由に設計できると、情報処理装置9に求められるタスクに応じた調整が可能である。また第8実施形態にかかる情報処理装置9は、情報処理装置1と同様に、リザボアコンピューティングRCの概念をデバイス化している。
以上、いくつかの実施形態を用いて情報処理装置の例を提示したが、本発明に係る情報処理装置はこれらに限られるものではない。例えば、それぞれの実施形態における特徴的な構成をそれぞれ組み合わせることができる。
1,2,3,4,5,6,7,8,9…情報処理装置、10,10A,10B…パネル、10B1…主要部、10B2…突出部、11…第1領域、12…第2領域、13…周縁領域、15…接着層、20…振動子、21…振動板、22…圧電素子、23…入力振動子、24…出力振動子、30,35…ベース基板、32…台座、34…開口、40…信号発生器、50…識別器、60…非線形回路、70…制御回路、71…スイッチング回路、72…センサ回路、73…駆動回路、80…押し当て部材、R…リザボア、RC…リザボアコンピューティング、n,n’…ノード

Claims (12)

  1. 複数の振動子と、
    前記複数の振動子を一体的に覆い、前記複数の振動子のそれぞれと接するパネルと、を備え、
    前記複数の振動子は、入力信号を受信し前記パネルを振動させる入力振動子と、前記パネルの振動を検出し検出信号を出力する出力振動子と、を有し、
    前記パネルは、前記複数の振動子のそれぞれと対向する位置にある複数の第1領域と、隣接する第1領域の間にある第2領域と、を備え、
    前記第2領域は、前記第1領域より振動を伝搬しやすい、情報処理装置。
  2. 入力信号を受けて前記パネルの一部に押圧される押し当て部材をさらに備える、請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 複数の振動子と、
    前記複数の振動子を一体的に覆い、前記複数の振動子のそれぞれと接するパネルと、
    前記パネルの一部に押圧される押し当て部材と、を備え、
    前記押し当て部材は、入力信号を受信し、前記パネルを振動させ、
    前記複数の振動子は、前記パネルの振動を検出し検出信号を出力する出力振動子であり、
    前記パネルは、前記複数の振動子のそれぞれと対向する位置にある複数の第1領域と、隣接する第1領域の間にある第2領域と、を備え、
    前記第2領域は、前記第1領域より振動を伝搬しやすい、情報処理装置。
  4. 前記押し当て部材は、前記パネルの面内方向に移動可能である、請求項2又は3に記載の情報処理装置。
  5. 前記複数の振動子のうちのいずれかは、前記パネルの面内方向に移動可能である、請求項1~4のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  6. 前記パネルは、前記第2領域の厚さが前記第1領域の厚さより薄い、請求項1~5のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  7. 前記パネルは、前記第2領域のヤング率が前記第1領域のヤング率より小さい、請求項1~6のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  8. 前記入力信号は、時系列信号である、請求項1~7のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  9. 前記出力振動子に接続された非線形回路をさらに備え、
    前記非線形回路は、前記検出信号を非線形処理する、請求項1~のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  10. 前記パネルは、主要部と、積層方向から見て主要部から前記パネルが広がる面内のいずれかの方向に突出する突出部と、を有し、
    前記突出部は、一つ以上の振動子と接する、請求項1~のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  11. 前記複数の振動子のそれぞれは、圧電素子、磁歪素子又はピエゾ抵抗素子のいずれかを含む、請求項1~10のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  12. 前記複数の振動子を支持するベース基板をさらに備え、
    前記ベース基板は、前記複数の振動子のそれぞれと対向する位置に開口を有する、請求項1~11のいずれか一項に記載の情報処理装置。
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