JP7119433B2 - 機器、情報処理システム、情報処理方法及びプログラム - Google Patents

機器、情報処理システム、情報処理方法及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、機器、情報処理システム、情報処理方法及びプログラムに関する。
画像形成装置等の機器にジョブを実行させる場合、ユーザは、まず、当該ジョブに関する設定情報を入力する必要が有る。
例えば、画像形成装置がスキャンした画像ファイルを配信するといったジョブを画像形成装置に実行させる場合、ユーザは、スキャン処理で設定が必要な項目である、解像度、モノクロ/カラー指定、両面/片面原稿指定、画像ファイルフォーマット等の設定を行い、更に、配信処理で設定が必要な項目である、配信先及び配信先とのコネクションに必要な情報(ユーザID、パスワード等)等の設定を行う必要が有る。
しかしながら、日常の定型業務では、スキャン処理について同じ設定が利用され、配信処理について同じ配信先が設定される場合が多い。したがって、機器の利用の都度に上記のような設定作業が必要とされることで、作業効率の低下や、設定ミスの発生等を招く可能性が有る。
特に、機種に応じて画面等のユーザインタフェースが異なっている場合、ユーザの負担は更に増加することになる。
本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであって、機器の操作負担を軽減することを目的とする。
そこで上記課題を解決するため、機器は、プログラムのインタフェースの呼び出し情報を記憶した外部記録媒体から前記呼び出し情報を取得する取得部と、前記呼び出し情報に基づいて、当該機器にインストールされているプログラムのインタフェースを呼び出す呼出部と、を有し、前記外部記録媒体には、当該機器に関する設定について、前記インタフェースの呼び出しに適した設定情報が記憶されており、前記呼出部は、当該機器における設定が、前記設定情報が示す設定と異なる場合には、当該機器における設定を前記設定情報が示す設定に変更した後に、前記インタフェースを呼び出す
機器の操作負担を軽減することができる。
第1の実施の形態における情報処理システム1の構成例を示す図である。 第1の実施の形態における画像形成装置10のハードウェア構成例を示す図である。 第1の実施の形態における画像形成装置10の機能構成例を示す図である。 第1の実施の形態において画像形成装置10が実行する処理手順の一例を説明するためのフローチャートである。 ワークフロー情報の構成例を示す図である。 第2の実施の形態における制御シートの一例を示す図である。 第3の実施の形態において読み取り対象とされる原稿の一例を示す図である。
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を説明する。図1は、第1の実施の形態における情報処理システム1の構成例を示す図である。図1に示されるように、情報処理システム1は、1以上の画像形成装置10、携帯型デバイス20及びストレージ30等を含む。但し、携帯型デバイス20及びストレージ30のうちのいずれか一方は、情報処理システム1に含まれなくてもよい。
画像形成装置10は、印刷、スキャン、コピー、及びFAX送受信等のうちの2以上の機能を一台の筐体によって実現する複合機である。但し、いずれか一つの機能を単体で有する機器が画像形成装置10として用いられてもよい。
携帯型デバイス20は、携帯可能であり、情報の書き込み及び読み出しが可能な記録媒体を含むデバイスである。例えば、USBメモリ、ICカード、スマートデバイス(スマートフォン、タブレット端末等)が、携帯型デバイス20として利用されてもよい。
ストレージ30は、画像形成装置10とLAN(Local Area Network)等を介して接続されるオンプレミスのストレージ(記憶装置)であってもよいし、画像形成装置10とインターネットを介して接続されるクラウドストレージ等であってもよい。なお、クラウドストレージが利用される場合、画像形成装置10は、スマートフォン等を介してクラウドストレージと通信してもよい。
本実施の形態において、携帯型デバイス20及びストレージ30等の外部記録媒体には、ユーザの認証情報(以下、「ユーザ情報」という。)や、画像形成装置10に実行させる定型のジョブ(以下、「ワークフロー」という。)に関する実行指示等を含む情報(以下、「ワークフロー情報」という。)が記憶されている。携帯型デバイス20及びストレージ30は、複数の画像形成装置10と通信可能であるため、各画像形成装置10において同じワークフロー情報に基づくワークフローを実行させることができる。
図2は、第1の実施の形態における画像形成装置10のハードウェア構成例を示す図である。図2において、画像形成装置10は、コントローラ11、スキャナ12、プリンタ13、モデム14、操作パネル15、ネットワークインタフェース16、SDカードスロット17及びデバイスインタフェース18等のハードウェアを有する。
コントローラ11は、CPU111、RAM112、ROM113、HDD114、及びNVRAM115等を有する。ROM113には、各種のプログラムやプログラムによって利用されるデータ等が記憶されている。RAM112は、プログラムをロードするための記憶領域や、ロードされたプログラムのワーク領域等として用いられる。CPU111は、RAM112にロードされたプログラムを処理することにより、各種の機能を実現する。HDD114には、プログラムやプログラムが利用する各種のデータ等が記憶される。NVRAM115には、各種の設定情報等が記憶される。
スキャナ12は、原稿より画像データを読み取るためのハードウェア(画像読取手段)である。プリンタ13は、印刷データを印刷用紙に印刷するためのハードウェア(印刷手段)である。モデム14は、電話回線に接続するためのハードウェアであり、FAX通信による画像データの送受信を実行するために用いられる。操作パネル15は、ユーザからの入力の受け付けを行うためのボタン等の入力手段や、液晶パネル等の表示手段等を備えたハードウェアである。液晶パネルは、タッチパネル機能を有していてもよい。この場合、当該液晶パネルは、入力手段の機能をも兼ねる。ネットワークインタフェース16は、LAN等のネットワーク(有線又は無線の別は問わない。)に接続するためのハードウェアである。SDカードスロット17は、SDカード80に記憶されたプログラムを読み取るために利用される。すなわち、画像形成装置10では、ROM113に記憶されたプログラムだけでなく、SDカード80に記憶されたプログラムもRAM112にロードされ、実行されうる。なお、他の記録媒体(例えば、CD-ROM又はUSB(Universal Serial Bus)メモリ等)によってSDカード80が代替されてもよい。すなわち、SDカード80の位置付けに相当する記録媒体の種類は、所定のものに限定されない。この場合、SDカードスロット17は、記録媒体の種類に応じたハードウェアによって代替されればよい。デバイスインタフェース18は、携帯型デバイス20との通信用のインタフェースである。
図3は、第1の実施の形態における画像形成装置10の機能構成例を示す図である。図3において、画像形成装置10は、ワークフロー制御部121、システムサービス部122及び1以上のアプリ123等を有する。これら各部は、画像形成装置10にインストールされた1以上のプログラムが、CPU111に実行させる処理により実現される。
システムサービス部122は、画像形成装置10のハードウェアの制御や、画像形成装置10の基本的な動作に関する設定情報や、画像形成装置10のハードウェアの構成情報等の管理を行う。
アプリ123は、画像形成装置10にインストールされるアプリケーションプログラムである。1つのアプリ123によって、又は複数のアプリ123の連携によってワークフローが実行される。
ワークフロー制御部121は、ワークフローの実行の制御等を行う。図3において、ワークフロー制御部121は、ワークフロー情報取得部131、UI制御部132、ユーザ管理部133、システム情報管理部134、実行可否判定部135、API実行部136及びワークフロー情報記憶部137等を含む。このうち、ワークフロー情報記憶部137は、例えば、HDD114又はRAM112等を用いて実現可能である。
ワークフロー情報取得部131は、携帯型デバイス20又はストレージ30等の外部記録媒体との通信を確立(接続)し、携帯型デバイス20又はストレージ30からワークフロー情報を取得する。ワークフロー情報取得部131は、取得したワークフロー情報をワークフロー情報記憶部137に記憶する。なお、携帯型デバイス20又はストレージ30には、複数のワークフロー情報が記憶されていてもよい。
UI制御部132は、ワークフローの実行時に発生するユーザへの指示情報やエラー情報等の表示等を行う。
ユーザ管理部133は、ワークフロー情報に含まれるユーザ情報に関する認証を実行する。
システム情報管理部134は、実行対象のワークフローに影響するシステム設定(認証方式、課金方式など)が、画像形成装置10において有効な状態になっているか否かを判定し、有効でない場合にはワークフローの実行前にシステム設定を変更し、ワークフローの完了後にシステム設定を復元する。
実行可否判定部135は、実行対象のワークフローに関する画像形成装置10のハード的な条件の充足の有無を確認して、当該ワークフローの実行の可否を判定する。
API実行部136は、ワークフロー情報に含まれる、各アプリ123のAPI(Application Program Interface)の呼び出し情報に基づき、ワークフロー情報に指定された順番で各APIを呼びだす。例えば、当該APIは、WebAPI(HTTP(HyperText Transfer Protocol)のURLによってメソッドを区別するAPI)であってもよい。API実行部136は、また、ワークフロー情報において、処理の開始条件、又は処理の完了条件が指定されているアプリ123については、当該条件が満たされるまで待機を行う。
以下、画像形成装置10が実行する処理手順について説明する。ここでは、携帯型デバイス20が利用される場合について説明する。
図4は、第1の実施の形態において画像形成装置10が実行する処理手順の一例を説明するためのフローチャートである。
例えば、ワークフロー情報取得部131は、携帯型デバイス20とデバイスインタフェース18との間で通信の接続が行われたことを検知すると(S101)、携帯型デバイス20からワークフロー情報を取得し、当該ワークフロー情報をワークフロー情報記憶部137に記憶する(S102)。なお、携帯型デバイス20とデバイスインタフェース18との間の通信の接続は、例えば、携帯型デバイス20がデバイスインタフェース18に近接したり、携帯型デバイス20がデバイスインタフェース18にセットされたりすることで行われる。デバイスインタフェース18への携帯型デバイス20のセットとは、デバイスインタフェース18へ携帯型デバイス20を挿入したり、携帯型デバイス20を翳したり、携帯型デバイス20を載置したりといったように、デバイスインタフェース18が、携帯型デバイス20と通信可能な状態にすることをいう。
図5は、ワークフロー情報の構成例を示す図である。図5には1つのワークフロー情報が示されている。図5に示されるように、ワークフロー情報は、ワークフロー名、ユーザ情報、機体情報、システム設定情報、及び1以上のアプリ制御情報等を含む。
ワークフロー名は、ユーザが任意に設定可能なワークフローの識別情報である。例えば、ワークフローによって実行される処理内容を示す文字列が、ワークフロー名として設定されてもよい。
ユーザ情報は、ユーザID及びパスワード等、ユーザの認証に利用される情報である。
機体情報は、当該ワークフローを実行可能な画像形成装置10のハード的な条件を含む情報であり、例えば、機体番号、ハード構成、機種情報等が含まれる。機体番号は、画像形成装置10の機体(個体)ごとの識別番号である。当該ワークフローの実行を特定の画像形成装置10のみに許可したい場合に、機体番号が設定されるとよい。ハード構成は、当該ワークフローの実行に必要なハードウェアの構成(例えば、フィニッシャ等)である。機種情報は、当該ワークフローを実行可能な機種を示す情報である。
システム設定情報は、システムサービス部122に対する設定について。当該ワークフローを実行に適した設定を示す設定情報である。例えば、システム設定情報には、認証方式や課金方式等が含まれる。
アプリ制御情報は、当該ワークフローにおいて利用するアプリ123ごとの制御情報であり、プロダクトID、処理開始条件、処理完了条件、1以上の実行API等を含む。プロダクトIDは、アプリ123の識別情報である。処理開始条件は、当該アプリ123に関する処理(APIの呼び出し)の開始のタイミングに関する条件である。処理完了条件は、当該アプリ123に関する処理が完了するタイミング(換言すれば、次のアプリ制御情報を処理対象とすることができるタイミング)に関する条件である。例えば、前段のアプリ123によって生成されるデータが後段のアプリ123によって処理対象とされる場合、当該データが生成されていなければ、後段のアプリ123のAPIを呼び出しても、当該APIがエラーとなってしまう。このような事態の発生を避けるために、処理開始条件及び処理完了条件の設定が可能とされている。実行APIは、当該アプリ123が有するAPI(メソッド)のうち、当該ワークフローにおいて呼び出し対象とされるAPIの呼び出し情報である。当該呼び出し情報には、APIの名前(メソッド名等)と、当該APIの引数の値等が含まれる。APIの引数の値は、アプリ123に対する設定情報に相当する。なお、複数のAPIを呼び出す必要が有る場合、呼び出し順(実行順)に複数の実行APIが列挙される。
なお、ワークフロー情報は、XML(eXtensible Markup Language)等によって記述されてもよい。
また、携帯型デバイス20に複数のワークフロー情報が含まれている場合、ワークフロー情報取得部131は、複数のワークフロー情報のそれぞれのワークフロー名の一覧をUI制御部132に表示させ、当該一覧の中からユーザによって選択されたワークフロー名に係るワークフロー情報を、携帯型デバイス20から取得して、当該ワークフロー情報をワークフロー情報記憶部137に記憶してもよい。以下、取得された(ワークフロー情報記憶部137に記憶された)ワークフロー情報を「対象ワークフロー情報」という。
続いて、ユーザ管理部133は、対象ワークフロー情報に含まれているユーザ情報について認証処理を実行する(S103)。認証に失敗した場合(S104でNo)、図4の処理は終了する。
認証に成功した場合(S104でYes)、実行可否判定部135は、当該画像形成装置10(自機)の機体情報と、対象ワークフロー情報に含まれている機体情報とを比較することで、対象ワークフロー情報を自機に適用可能であるか否かを判定する(S105)。具体的には、実行可否判定部135は、自機の機体情報が、対象ワークフロー情報に含まれている機体情報が示す条件を満たす場合、適用可能であると判定する。そうでない場合、実行可否判定部135は、適用不可能であると判定する。
対象ワークフロー情報の自機への適用が不可能である場合(S105でNo)、実行可否判定部135は、対象ワークフロー情報の実行が不可能であることを示すメッセージを操作パネル15に表示し、図4の処理を終了する。
一方、対象ワークフロー情報の自機への適用が可能である場合(S105でYes)、システム情報管理部134は、対象ワークフロー情報のシステム設定情報が、現在のシステムサービス部122におけるシステム設定の内容と整合しているか否かを判定する(S106)。例えば、両者が完全一致している場合、又は後者が概念的又は意味的に前者を含む設定の場合、両者は整合していると判定される。
システム設定が整合している場合(S106でYes)、ステップS108に進む。システム設定に不整合部分が有る場合(S106でNo)、システム情報管理部134は、自機において対象ワークフロー情報に対して不整合の有る(異なっている)システム設定の設定項目の値を退避(バックアップ)しておき、当該設定項目の値を、対象ワークフロー情報のシステム設定情報に整合した値に変更して(S107)、ステップS108へ進む。
ステップS108において、API実行部136は、対象ワークフローにおいて最初に含まれているアプリ制御情報を処理対象とし、当該アプリ制御情報(以下、「対象アプリ制御情報」という。)の処理開始条件(例えば、指定されたイベントの発生等)を満たすタイミングが到来するまで待機する。但し、対象アプリ制御情報において処理開始条件が指定されていない場合には、処理開始条件は直ちに満たされる。
処理開始条件を満たすタイミングが到来すると、API実行部136は、対象アプリ制御情報に含まれている各実行APIの並び順にしたがって、当該各実行APIが示す呼び出し情報に基づいて、対象アプリ制御情報のプロダクトIDに係るアプリ123のAPIを呼び出す(S109、S110)。
対象アプリ制御情報に含まれている全ての実行APIの呼び出しが終了すると(S110でYes)、API実行部136は、対象アプリ制御情報の処理完了条件を満たすタイミングが到来するまで待機する(S111)。但し、対象アプリ制御情報において処理完了条件が指定されていない場合には、処理完了条件は直ちに満たされる。
処理完了条件を満たすタイミングが到来すると、API実行部136は、未処理のアプリ制御情報の有無を判定する(S112)。未処理のアプリ制御情報が有る場合(S112でNo)、API実行部136は、未処理のアプリ制御情報の中で先頭のアプリ制御情報を対象アプリ制御情報としてステップS108以降を繰り返す。
全てのアプリ制御情報の処理が終了すると(S112でYes)、システム情報管理部134は、システム設定を変更したか否かを判定する(S113)。すなわち、ステップS107の実行の有無が判定される。システム設定を変更していない場合(S113でNo)、図4の処理は終了する。システム設定を変更した場合(すなわち、ステップS107を実行した場合)(S113でYes)、システム情報管理部134は、ステップS107において変更されたシステム設定の項目の値を退避されている値に戻して(復元して)(S114)、図4の処理を終了させる。
なお、上記では、携帯型デバイス20からワークフロー情報が取得される例について説明したが、ストレージ30からワークフロー情報を取得する場合、ステップS101において、ワークフロー情報取得部131は、ユーザから接続先のストレージ30の情報等の入力を受け付けてもよいし、ステップS101において接続された携帯型デバイス20から接続先のストレージ30の情報等を取得してもよい。ステップS102において、ワークフロー情報取得部131は、当該接続先のストレージ30からワークフロー情報を取得すればよい。
上述したように、第1の実施の形態によれば、ユーザは、携帯型デバイス20又はストレージ30等の外部記録媒体に予め登録されているワークフロー情報に基づくワークフローを画像形成装置10に実行させることができる。したがって、ユーザは、定型業務に関するワークフローを外部記録媒体に登録しておくことで、当該定型業務に関する画像形成装置10の設定操作を省略することができる。その結果、画像形成装置10の操作負担を軽減することができる。
また、ワークフロー情報に含まれるアプリ制御情報は、アプリ123のユーザインタフェース(画面等)に対する操作手順(ボタンの押下等)を示す情報ではなく、アプリ123に対するインタフェース(API)の呼び出し情報であるため、機種によってアプリ123の画面等が異なる場合であっても、その影響を受けずに機種を跨ってワークフロー情報を適用可能とすることができる。
次に、第2の実施の形態について説明する。第2の実施の形態では第1の実施の形態と異なる点について説明する。したがって、特に言及されない点については、第1の実施の形態と同様でもよい。
第1の実施の形態では、ワークフロー情報が、携帯型デバイス20又はストレージ30等、電子的な外部記録媒体に記憶されている例を説明したが、第2の実施の形態では、紙等のシート状の外部記録媒体(以下、「制御シート」という。)に、ワークフロー情報が記憶される例について説明する。
図6は、第2の実施の形態における制御シートの一例を示す図である。図6に示される制御シートp1には、2次元コードb1によってワークフロー情報(図5)が記録される例が示されている。なお、2次元コードb1は、ワークフロー情報そのものではなく、ワークフロー情報の所在を示す情報(例えば、URL(Uniform Resource Locator)等)であってもよい。また、制御シートp1の素材は、紙に限られない。例えば、制御シートp1の素材は、ビニール系のシート等、画像形成装置10のスキャナ12が読み取り可能な素材であればよい。
第2の実施の形態では、図4のステップS101において、携帯型デバイス20又はストレージ30との接続に代えて、ユーザによってスキャナ12にセットされた制御シートp1の画像をスキャナ12が読み取る(スキャンする)。図4のステップS102では、制御シートp1から読み取られた画像から、ワークフロー情報取得部131がワークフロー情報を取得(抽出)する。制御シートp1が図6に示す通りであれば、ワークフロー情報取得部131は、当該画像における2次元コードの領域を特定し、当該2次元コードをワークフロー情報に復号する。
以降の処理手順は、第1の実施の形態において説明した通りでよい。なお、図6では、ワークフロー情報が2次元コードによって表現される例を示したが、文字列や地紋等、他の形式によってワークフロー情報が表現されて制御シートp1に印字されてもよい。
上述したように、第2の実施の形態によれば、制御シートp1を用いることで、画像形成装置10の操作負担を軽減することができる。
次に、第3の実施の形態について説明する。第3の実施の形態では第2の実施の形態と異なる点について説明する。したがって、特に言及されない点については、第2の実施の形態と同様でもよい。
第3の実施の形態では、ワークフローの実行対象とされる画像を含む原稿が、制御シートp1と共に読み取り対象とされる。
図7は、第3の実施の形態において読み取り対象とされる原稿の一例を示す図である。図7の例では、制御シートp1の下にワークフローの処理対象とされる画像を含む用紙が重ねられた例が示されている。
この場合、図4のステップS101では、第2の実施の形態において説明したように、制御シートp1から画像が読み取られ、ステップS102では、当該画像からワークフロー情報が取得される。
制御シートp1に続く各ページは、ステップS109において呼び出されるAPIに応じて読み取られる。したがって、当該ワークフロー情報のアプリ制御情報において制定された設定によって当該各ページの読み取り等が行われる。
また、読み取りを実行するアプリ123の次に配信を実行するアプリ123のアプリ制御情報が当該ワークフロー情報に含まれている場合には、当該アプリ123に対する実行APIの呼び出しによって、当該各ページから読み取られた画像データの配信等が行われる。
上述したように、第3の実施の形態によれば、制御シートp1と共に読み取られた原稿の画像を処理対象として、制御シートp1に係るワークフローを実行することができる。
なお、上記各実施の形態では、ワークフロー情報において、アプリ123のAPIが呼び出し対象とされる例を示したが、アプリ123以外のプログラム(画像形成装置10にインストールされているプログラム)のAPIの呼び出し情報が、ワークフロー情報に含まれてもよい。
また、上記各実施の形態では、画像形成装置10を機器の一例として説明したが、プロジェクタ、電子黒板、又はテレビ会議システム等の他の機器について上記各実施の形態が適用されてもよい。
なお、上記で説明した実施形態の各機能は、一又は複数の処理回路によって実現することが可能である。ここで、本明細書における「処理回路」とは、電子回路により実装されるプロセッサのようにソフトウェアによって各機能を実行するようプログラミングされたプロセッサや、上記で説明した各機能を実行するよう設計されたASIC(Application Specific Integrated Circuit)、DSP(digital signal processor)、FPGA(field programmable gate array)や従来の回路モジュール等のデバイスを含むものとする。
なお、上記各実施の形態において、ワークフロー情報取得部131は、取得部の一例である。API実行部136は、呼出部の一例である。機体情報は、第1の条件の一例である。処理開始条件は、第2の条件の一例である。
以上、本発明の実施の形態について詳述したが、本発明は斯かる特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
10 画像形成装置
11 コントローラ
12 スキャナ
13 プリンタ
14 モデム
15 操作パネル
16 ネットワークインタフェース
17 SDカードスロット
18 デバイスインタフェース
20 携帯型デバイス
30 ストレージ
80 SDカード
111 CPU
112 RAM
113 ROM
114 HDD
115 NVRAM
121 ワークフロー制御部
122 システムサービス部
123 アプリ
131 ワークフロー情報取得部
132 UI制御部
133 ユーザ管理部
134 システム情報管理部
135 実行可否判定部
136 API実行部
137 ワークフロー情報記憶部
特開2018-28874号公報

Claims (7)

  1. 機器であって、
    プログラムのインタフェースの呼び出し情報を記憶した外部記録媒体から前記呼び出し情報を取得する取得部と、
    前記呼び出し情報に基づいて、当該機器にインストールされているプログラムのインタフェースを呼び出す呼出部と、
    を有し、
    前記外部記録媒体には、当該機器に関する設定について、前記インタフェースの呼び出しに適した設定情報が記憶されており、
    前記呼出部は、当該機器における設定が、前記設定情報が示す設定と異なる場合には、当該機器における設定を前記設定情報が示す設定に変更した後に、前記インタフェースを呼び出す、
    ことを特徴とする機器。
  2. 前記外部記録媒体には、当該機器の構成について、前記インタフェースの呼び出しに必要な第1の条件が記憶されており、
    前記呼出部は、前記第1の条件が満たされる場合に前記インタフェースを呼び出す、
    ことを特徴とする請求項1記載の機器。
  3. 前記外部記録媒体には、前記インタフェースを呼び出すタイミングに関する第2の条件が記憶されており、
    前記呼出部は、前記第2の条件が満たされたタイミングで、前記インタフェースを呼び出す、
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の機器。
  4. 前記外部記録媒体は、シート状の媒体であり、
    前記取得部は、当該機器が前記外部記録媒体から読み取った画像から前記呼び出し情報を取得する、
    ことを特徴とする請求項1乃至いずれか一項記載の機器。
  5. 機器と、プログラムのインタフェースの呼び出し情報を記憶した外部記録媒体とを含む情報処理システムであって、
    前記機器は、
    前記外部記録媒体から前記呼び出し情報を取得する取得部と、
    前記呼び出し情報に基づいて、当該機器にインストールされているプログラムのインタフェースを呼び出す呼出部と、
    を有し、
    前記外部記録媒体には、当該機器に関する設定について、前記インタフェースの呼び出しに適した設定情報が記憶されており、
    前記呼出部は、当該機器における設定が、前記設定情報が示す設定と異なる場合には、当該機器における設定を前記設定情報が示す設定に変更した後に、前記インタフェースを呼び出す、
    ことを特徴とする情報処理システム。
  6. 機器が、
    プログラムのインタフェースの呼び出し情報を記憶した外部記録媒体から前記呼び出し情報を取得する取得手順と、
    前記呼び出し情報に基づいて、当該機器にインストールされているプログラムのインタフェースを呼び出す呼出手順と、
    を実行し、
    前記外部記録媒体には、当該機器に関する設定について、前記インタフェースの呼び出しに適した設定情報が記憶されており、
    前記呼出手順は、当該機器における設定が、前記設定情報が示す設定と異なる場合には、当該機器における設定を前記設定情報が示す設定に変更した後に、前記インタフェースを呼び出す、
    することを特徴とする情報処理方法。
  7. 機器に、
    プログラムのインタフェースの呼び出し情報を記憶した外部記録媒体から前記呼び出し情報を取得する取得手順と、
    前記呼び出し情報に基づいて、当該機器にインストールされているプログラムのインタフェースを呼び出す呼出手順と、
    を実行させ
    前記外部記録媒体には、当該機器に関する設定について、前記インタフェースの呼び出しに適した設定情報が記憶されており、
    前記呼出手順は、当該機器における設定が、前記設定情報が示す設定と異なる場合には、当該機器における設定を前記設定情報が示す設定に変更した後に、前記インタフェースを呼び出す、
    ことを特徴とするプログラム。
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