JP7119410B2 - 積層電極体の製造装置 - Google Patents

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Description

本発明は、セパレータを介して正極と負極が交互に積層された構造を有する積層電極体の製造装置に関する。
正極と負極を、セパレータを介して交互に積層することによって、積層電極体を製造する装置が知られている。
そのような積層電極体の製造装置の一つとして、特許文献1には、第1電極がセパレータに挟まれてなるセパレータ電極組立体が載置される第1テーブルと、第1電極とは極性の異なる第2電極を載置する第2テーブルと、第1テーブルを水平面内で移動および回転させることによって、第1テーブル上のセパレータ電極組立体の位置および姿勢を調整する第1調整部と、第2テーブルを水平面内で移動および回転させることによって、第2テーブル上の第2電極の位置および姿勢を調整する第2調整部と、セパレータ電極組立体と第2電極とが交互に積層される積層テーブルと、セパレータ電極組立体を把持し、解放する第1アーム部と、第2電極を把持し、解放する第2アーム部とを備える積層装置が記載されている。
この積層装置は、第1アーム部が第1テーブルと積層テーブルとの間を往復移動する一方で、第2アーム部は積層テーブルと第2テーブルとの間を往復移動し、第1アーム部が第1テーブル上のセパレータ電極組立体を把持するときに、第2アーム部は積層テーブル上で第2電極を解放し、第1アーム部が積層テーブル上でセパレータ電極組立体を解放するときには、第2アーム部が第2テーブル上の第2電極を把持するように構成されている。
特許第5953083号公報
ここで、特許文献1に記載の積層装置において、積層能力を向上させるために、第1テーブル、第2テーブル、および、積層テーブルをそれぞれ2つずつ設けるとともに、アーム部を4つ設ける構成とすることが考えられる。この場合、製造能率を向上させるために、2つのセパレータ電極組立体を1組として第1テーブルの上に載置するとともに、2つの第2電極を1組として第2テーブルの上に載置することが好ましい。そして、2つのセパレータ電極組立体の間隔を2つの第1テーブルの間隔と一致させるとともに、2つの第2電極の間隔を2つの第2テーブルの間隔と一致させる必要がある。
しかしながら、種類の異なる積層電極体を製造するために、大きさが小さい電極を用いる場合、セパレータ電極組立体の作製時に、多くの不要セパレータ材が発生するという問題が生じる。この問題について、図9を参照しながら説明する。
セパレータ電極組立体93は、長尺状の第1のセパレータ材90と、長尺状の第2のセパレータ材92との間に挟まれた電極91(91a、91b)の周囲を切断部96で切断することによって作製することができる。
図9(a)に示すように、一対の搬送部94は、セパレータ材の切断によって作製される1組のセパレータ電極組立体93を、2つの第1テーブル95へと搬送する。搬送部94は、1組のセパレータ電極組立体93の間隔を維持した状態で、2つの第1テーブル95へと搬送し、載置する。したがって、第1のセパレータ材90に載置される1組の電極91aの間隔Laは、2つの第1テーブル95の間隔、より具体的には、2つの第1テーブル95に載置される1組のセパレータ電極組立体93の間隔Laと等しい。
図9(b)に示すように、種類の異なる積層電極体を製造するために、電極91aと比べて大きさが小さい電極91bが用いられる場合、第1のセパレータ材90の上において、隣り合う電極91bの端部と端部の間隔が広くなる。したがって、搬送部94によってセパレータ電極組立体93が搬送された後に残るセパレータ材、すなわち、不要セパレータ材の量が多くなり、セパレータ材の廃棄ロスが多くなる。
本発明は、上記課題を解決するものであり、積層電極体の製造に用いられる電極の大きさが小さくなった場合に、セパレータ材の廃棄ロスを低減することができる積層電極体の製造装置を提供することを目的とする。
本発明の積層電極体の製造装置は、
セパレータを介して正極と負極が交互に積層された構造を有する積層電極体の製造装置において、
長尺状の第1のセパレータ材を一方向に送る第1のセパレータ材送り部と、
前記第1のセパレータ材の上に電極を置く電極載置部と、
前記第1のセパレータ材と前記電極とを接着する接着部と、
前記第1のセパレータ材を前記電極の周囲で切断して、単位電極体を作製する切断部と、
2つの前記単位電極体を1組として搬送する搬送部と、
前記搬送部によって搬送される1組の前記単位電極体を載置する第1の電極載置台および第2の電極載置台と、
前記第1の電極載置台および前記第2の電極載置台に載置されている前記単位電極体を1つずつピックアップして、第1の積層ステージおよび第2の積層ステージの上に積層する積層部と、
を備え、
前記電極載置部は、前記電極の大きさに応じて、前記第1のセパレータ材の上に置く前記電極の間隔を変更するように構成されており、
前記積層部によって前記単位電極体をピックアップするときの、前記第1の電極載置台に載置されている単位電極体と、前記第2の電極載置台に載置されている単位電極体との間隔は所定の間隔で固定されており、
前記搬送部は、1組の前記単位電極体を前記第1の電極載置台および前記第2の電極載置台へと搬送する際に、1組の前記単位電極体の間隔が前記所定の間隔となるように1組の前記単位電極体の間隔を変更するよう構成されており、
前記電極載置部は、前記積層電極体の製造に用いられる前記電極の大きさが小さくなった場合に、前記第1のセパレータ材の上に置く前記電極の間隔を、前記電極の大きさが大きい場合と比較して短くするように構成されている
また、本発明の積層電極体の製造装置は、
セパレータを介して正極と負極が交互に積層された構造を有する積層電極体の製造装置において、
長尺状の第1のセパレータ材を一方向に送るセパレータ材送り部と、
前記第1のセパレータ材の上に電極を置く電極載置部と、
前記第1のセパレータ材と前記電極とを接着する接着部と、
前記第1のセパレータ材を前記電極の周囲で切断して、単位電極体を作製する切断部と、
2つの前記単位電極体を1組として搬送する搬送部と、
前記搬送部によって搬送される1組の前記単位電極体を載置する第1の電極載置台および第2の電極載置台と、
前記第1の電極載置台および前記第2の電極載置台に載置されている前記単位電極体を1つずつピックアップして、第1の積層ステージおよび第2の積層ステージの上に積層する積層部と、
を備え、
前記電極載置部は、前記電極の大きさに応じて、前記第1のセパレータ材の上に置く前記電極の間隔を変更するように構成されており、
前記積層部によって前記単位電極体をピックアップするときの、前記第1の電極載置台に載置されている単位電極体と、前記第2の電極載置台に載置されている単位電極体との間隔は所定の間隔で固定されており、
前記搬送部は、1組の前記単位電極体の間隔を変更せずに前記第1の電極載置台および前記第2の電極載置台へと搬送し、
前記搬送部によって載置された1組の前記単位電極体の間隔が前記所定の間隔となるように前記第1の電極載置台と前記第2の電極載置台との間隔を変更するよう構成されており、
前記電極載置部は、前記積層電極体の製造に用いられる前記電極の大きさが小さくなった場合に、前記第1のセパレータ材の上に置く前記電極の間隔を、前記電極の大きさが大きい場合と比較して短くするように構成されている。
前記電極載置部による電極載置位置と、前記接着部による接着位置との間、および、前記接着部による接着位置と前記切断部による切断位置との間は、所定の距離以上の間隔が設けられていてもよい。
前記電極は、前記正極および前記負極のうちのいずれか一方であって、
前記第1のセパレータ材の上に置かれた電極を覆うような態様で、長尺状の第2のセパレータ材を前記一方向に送る第2のセパレータ材送り部をさらに備え、
前記接着部は、前記第1のセパレータ材と前記電極とを接着する代わりに、前記電極の周囲において、前記第1のセパレータ材と前記第2のセパレータ材とを接着するように構成されていてもよい。
前記電極は、前記正極および前記負極であって、
前記セパレータ材送り部、前記電極載置部、前記接着部、前記切断部、前記搬送部、前記第1の電極載置台、および、前記第2の電極載置台はそれぞれ、正極用および負極用として二つ設けられていてもよい。
前記第1の電極載置台に載置されている単位電極体、および、前記第2の電極載置台に載置されている単位電極体を撮像する撮像部をさらに備え、
前記第1の積層ステージおよび前記第2の積層ステージは、前記第1の電極載置台に載置されている単位電極体が積層される場合、前記撮像部によって撮像された前記第1の電極載置台に載置されている単位電極体の画像に基づいて、また、前記第2の電極載置台に載置されている単位電極体が積層される場合、前記撮像部によって撮像された前記第2の電極載置台に載置されている単位電極体の画像に基づいて、水平方向および回転方向の少なくとも一方の方向に移動可能に構成されていてもよい。
本発明の積層電極体の製造装置によれば、電極載置部は、電極の大きさに応じて、第1のセパレータ材の上に置く電極の間隔を変更するように構成されており、搬送部は、2つの単位電極体を第1の電極載置台および第2の電極載置台へと搬送する際に、2つの単位電極体の間隔が、積層部によって単位電極体をピックアップするときの第1の電極載置台に載置されている単位電極体と、第2の電極載置台に載置されている単位電極体との間隔である所定の間隔となるように変更するよう構成されている。
上記構成により、積層電極体の製造に用いられる電極の大きさが小さくなった場合に、第1のセパレータ材の上に置く電極の間隔を短くすることができるので、切断後の不要なセパレータ材の廃棄ロスを低減することができる。また、第1の電極載置台および第2の電極載置台には、単位電極体の間隔が所定の間隔となるように2つの単位電極体を載置することができる。
また、本発明の積層電極体の製造装置によれば、電極載置部は、電極の大きさに応じて、第1のセパレータ材の上に置く電極の間隔を変更するように構成されており、第1の電極載置台および第2の電極載置台は、搬送部によって載置された2つの単位電極体の間隔が、積層部によって単位電極体をピックアップするときの第1の電極載置台に載置されている単位電極体と、第2の電極載置台に載置されている単位電極体との間隔である所定の間隔となるように変更するよう構成されている。
上記構成により、積層電極体の製造に用いられる電極の大きさが小さくなった場合に、第1のセパレータ材の上に置く電極の間隔を短くすることができるので、切断後の不要なセパレータ材の廃棄ロスを低減することができる。また、第1の電極載置台および第2の電極載置台は、載置された2つの単位電極体の間隔が所定の間隔となるように変更するので、その後の積層部による電極のピックアップもスムーズに行うことができる。
積層電極体の構造を示す断面図である。 第1の実施形態における積層電極体の製造装置の要部の構成を示す図である。 正極の大きさが変わって、隣り合う正極の間隔が変化した場合の搬送部の動作を説明するための図である。 第1の実施形態における積層電極体の製造装置の構成のうち、積層によって積層電極体を形成する構成を示す図である。 第1の積層ステージが移動可能な方向を説明するための図である。 第1の実施形態における積層電極体の製造装置による積層電極体の製造動作について説明するための図である。 第2の実施形態における積層電極体の製造装置の要部の構成を示す図である。 1枚のセパレータと正極とが接着された構造を有する単位電極体を作製して、正極載置位置に位置する正極載置台に載置するまでの工程を説明するための図である。 従来の製造方法において、セパレータ材の上に載置する電極の大きさが小さくなると、不要セパレータ材が多くなることを説明するための図である。
以下に本発明の実施形態を示して、本発明の特徴とするところを具体的に説明する。
まず初めに、積層電極体の製造装置によって製造される積層電極体の構造について説明する。積層電極体は、例えば、リチウムイオン電池などの電池に用いられる。
図1は、積層電極体10の構造を示す断面図である。積層電極体10は、正極11と負極12がセパレータ13を介して交互に複数積層された構造を有する。
正極11は、アルミニウムなどの金属箔からなる正極集電体と、正極集電体の両面に形成された正極活物質層とを備える。正極活物質層には、正極活物質として例えばコバルト酸リチウムを含有することができる。積層電極体10の積層方向における最も外側に位置する電極が正極である場合、最も外側に位置する正極は、正極集電体の片面にのみ正極活物質層が形成されている構成であってもよい。
負極12は、銅などの金属箔からなる負極集電体と、負極集電体の両面に形成された負極活物質層とを備える。負極活物質層には、負極活物質として例えば黒鉛を含有することができる。積層電極体10の積層方向における最も外側に位置する電極が負極である場合、最も外側に位置する負極は、負極集電体の片面にのみ負極活物質層が形成されている構成であってもよい。負極12の形状および大きさは、正極11の形状および大きさと同じであってもよいし、異なっていてもよい。
セパレータ13は、例えば、絶縁性に優れたポリプロピレン製の微多孔性薄膜によって構成することができる。
なお、積層電極体10の構造が上述した構造に限定されることはなく、例えば、2枚のセパレータ13によって、正極11および負極12のうちの一方の電極が包装された構造を有する単位電極体と、他方の電極とが交互に積層された構造であってもよい。
<第1の実施形態>
図2は、第1の実施形態における積層電極体の製造装置100の要部の構成を示す図である。第1の実施形態における積層電極体の製造装置100は、第1のセパレータ材送り部21と、電極載置部22a、22bと、第2のセパレータ材送り部23と、接着部24a、24bと、切断部25a、25bと、搬送部26a、26bとを備える。
第1のセパレータ材送り部21は、ロール状に巻かれている長尺状の第1のセパレータ材40を巻き出して、一方向に送る。ただし、第1のセパレータ材送り部21は、第1のセパレータ材40の送り動作と停止動作を繰り返すように構成されている。
より具体的には、第1のセパレータ材送り部21は、第1のセパレータ材40を所定の距離だけ送ると一旦停止させ、その後再び所定の距離だけ送るような態様で、間欠的に第1のセパレータ材40を一方向に送るように構成されている。ここでは、後述するように、2つの正極41を1組として、第1のセパレータ材40の上に同じタイミングで2つの正極41が置かれ、2つの正極41に対して、接着、切断および搬送が行われるため、2つの正極41が同じタイミングで接着、切断および搬送されるように、第1のセパレータ材40の送り動作および停止動作が行われる。
電極載置部22a、22bは、所定のピックアップ位置でピックアップした2つの正極41を搬送し、第1のセパレータ材40が停止しているときに、第1のセパレータ材40の上に正極41を置く。
電極載置部22a、22bは、正極41の大きさに応じて、第1のセパレータ材40の上に置く正極41の間隔を調整するように構成されている。具体的には、大きさの小さい正極41を用いる場合には、隣り合う正極41の間隔が短くなるように、第1のセパレータ材40の上に正極41を置く。
第2のセパレータ材送り部23は、ロール状に巻かれている長尺状の第2のセパレータ材42を巻き出し、第1のセパレータ材40の上に置かれた正極41を覆うような態様で、第2のセパレータ材42を一方向に送る。第2のセパレータ材送り部23は、第1のセパレータ材送り部21と同期して、第2のセパレータ材42の送り動作と停止動作を繰り返すように構成されている。
接着部24a、24bは、第1のセパレータ材40と第2のセパレータ材42とにより挟まれた正極41の周囲において、第1のセパレータ材40と第2のセパレータ材42とを接着する。より具体的には、接着部24a、24bはそれぞれ、ヒーターを内蔵しており、第1のセパレータ材40と第2のセパレータ材42とにより挟まれた正極41を、その上側および下側から挟み込み、加熱しながら加圧する熱圧着の方法で、正極41の周囲における第1のセパレータ材40と第2のセパレータ材42とを接着する。
なお、第1のセパレータ材40と第2のセパレータ材42とを接着する方法が熱圧着に限定されることはなく、熱圧着以外の方法により接着してもよい。
切断部25a、25bはそれぞれ、切断刃を有しており、切断刃によって、第1のセパレータ材40および第2のセパレータ材42を正極41の周囲で切断する。これにより、正極41が2つのセパレータによって挟まれた構造を有する単位電極体41Aが2つ作製される。
なお、切断部25a、25bによって第1のセパレータ材40および第2のセパレータ材42を切断する位置よりも、セパレータ材の送り方向手前の位置において、第1のセパレータ材40の下に、長尺状のPET(ポリエチレンテレフタレート)フィルムを供給するようにしてもよい。その場合、PETフィルムは、第1のセパレータ材40、第2のセパレータ材42および正極41を搬送するためのキャリアフィルムとして機能するとともに、第1のセパレータ材40および第2のセパレータ材42の切断時に下敷きとして機能する。
搬送部26a、26bは、1組となる2つの単位電極体41Aを吸着して、後述する正極供給ステージ51(図4参照)の第1の正極載置台511aおよび第2の正極載置台511bへと搬送する。例えば、搬送部26aは、1組の単位電極体41Aのうちの一方を第1の正極載置台511aへと搬送して載置し、搬送部26bは、他方の単位電極体41Aを第2の正極載置台511bへと搬送して載置する。
ここでは、第1の正極載置台511aおよび第2の正極載置台511bの中心位置に単位電極体41Aが載置されるものとして説明する。後述するように、第1の正極載置台511aの中心位置と、第2の正極載置台511bの中心位置との間の距離である、第1の正極載置台511aと第2の正極載置台511bとの間隔(所定の間隔)L11は、固定されている。
搬送部26a、26bは、1組の単位電極体41Aを搬送する際に、セパレータ材の切断により作製される1組の単位電極体41Aの間隔L12が上記間隔L11となるように調整可能に構成されている。
図3(a)は、単位電極体41Aの間隔(正極41の間隔)L12aが、第1の正極載置台511aと第2の正極載置台511bとの間隔L11と一致している場合の図である。この場合、搬送部26a、26bは、セパレータ材の切断により作製される1組の単位電極体41Aの間隔L12aを保ったまま、1組の単位電極体41Aを第1の正極載置台511aおよび第2の正極載置台511bへと搬送する。
図3(b)は、図3(a)と比べて、正極41の大きさが小さく、1組の単位電極体41Aの間隔(正極41の間隔)L12bが、第1の正極載置台511aと第2の正極載置台511bとの間隔L11より短い場合の図である。
電極載置部22a、22bは、1組の正極41の間隔が図3(a)に示す間隔L12aより短いL12bとなるように、2つの正極41を第1のセパレータ材40の上に置く。これにより、隣り合う正極41の間隔L12bは、図3(a)に示す間隔L12aより短くなるので、切断部25a、25bによって第1のセパレータ材40および第2のセパレータ材42が切断された後の不要セパレータ材を低減することができる。
搬送部26a、26bは、1組の単位電極体41Aをピックアップして第1の正極載置台511aおよび第2の正極載置台511bへと搬送するときに、1組の単位電極体41Aの間隔L12bが上記間隔L11となるように調整する。これにより、正極41の大きさが変わって、隣り合う正極41の間隔が変更された場合でも、作製される1組の単位電極体41Aを、間隔が固定されている第1の正極載置台511aと第2の正極載置台511bに搬送して載置することができる。
本実施形態における積層電極体の製造装置100では、正極41の大きさが変わって、隣り合う正極41の間隔L12が変更されたときに、電極載置部22a、22bによる電極載置位置、接着部24a、24bによる接着位置、および、切断部25a、25bによる切断位置の変更量が小さくなるように、それぞれの位置の間は、所定の距離以上の間隔が設けられている。
すなわち、電極載置部22a、22bによる電極載置位置と、接着部24a、24bによる接着位置との間、および、接着部24a、24bによる接着位置と、切断部25a、25bによる切断位置との間は、正極41の大きさの変更に起因する正極41間の距離の変更に対応できるように、所定の距離以上の間隔が設けられている。
本実施形態では、2つの正極41を1組として、電極載置、接着および切断を行うように構成されているので、電極載置部22a、22bによる電極載置位置と、接着部24a、24bによる接着位置との間、および、接着部24a、24bによる接着位置と、切断部25a、25bによる切断位置との間には、2の倍数個の正極41が配置されるようにしている。例えば、図2に示す例では、電極載置位置と接着位置との間、および、接着位置と切断位置との間には、それぞれ2個の正極41が配置されるように構成されている。また、図3(b)に示す例では、接着位置と切断位置との間に、4個の正極41が配置されている。
図4は、本実施形態における積層電極体の製造装置100の構成のうち、積層によって積層電極体10を形成する構成を示す図である。
正極供給ステージ51は、第1の正極載置台511aと第2の正極載置台511bとを1組とする正極載置台511を4組備える。4組の正極載置台511は、回転中心51Cの周りに、90°間隔で配置されており、回転中心51Cの周りに回転可能に構成されている。
本実施形態では、搬送部26a、26bにより、正極載置位置S1に位置する正極載置台511に単位電極体41Aが載置され、正極載置位置S1から時計回りと反対方向に90°回転した位置である正極供給位置S2において、後述する積層部53によって、正極載置台511から単位電極体41Aがピックアップされる。
正極載置位置S1において、第1の正極載置台511aおよび第2の正極載置台511bにそれぞれ単位電極体41Aが載置されると、後述する第1の撮像部56によって、載置された単位電極体41Aの撮像が行われる。撮像した画像に基づいて、後述するように、単位電極体41Aの位置および傾きが補正されるが、撮像した画像に基づいて、単位電極体41Aが不良品であると判定されると、不良品と判定された単位電極体41Aが載置されている正極載置台511を正極退避位置S3へと退避させる。正極退避位置S3は、回転中心51Cを介して正極載置位置S1と対向する位置である。ただし、正極載置位置S1から時計回りに90°回転した位置を正極退避位置としてもよい。
不良品と判定された単位電極体41Aが載置されている正極載置台511が正極退避位置S3に退避している間にも、後述する積層部53によって、正極供給位置S2における正極載置台511から単位電極体41Aのピックアップを行うことができる。したがって、単位電極体41Aの供給を一時的に中止することなく、不良品の単位電極体41Aを正極退避位置S3へと退避させることができる。
正極載置台511が正極供給位置S2に位置するとき、第1の正極載置台511aと、後述する積層部53の十字アーム530の回転中心53Cとの間の距離は、第1の距離L1である。また、第2の正極載置台511bと、十字アーム530の回転中心53Cとの間の距離は、第2の距離L2である。第2の距離L2は、第1の距離L1より短い。
なお、上述した第1の正極載置台511aと第2の正極載置台511bとの間隔L11は、第1の距離L1から第2の距離L2を減算した距離と等しい。
正極供給ステージ51は、第1の正極載置台511aおよび第2の正極載置台511bに載置されている単位電極体41Aの下方から光を照射する光照射機構を有する。
負極供給ステージ52は、第1の負極載置台521aと第2の負極載置台521bとを1組とする負極載置台521を4組備える。4組の負極載置台521は、回転中心52Cの周りに、90°間隔で配置されており、回転中心52Cの周りに回転可能に構成されている。
本実施形態では、負極載置位置S4において、負極載置台521に負極43が載置され、負極載置位置S4から時計回りに90°回転した位置である負極供給位置S5において、後述する積層部53によって、負極載置台521から負極43がピックアップされる。
負極載置位置S4において、第1の負極載置台521aおよび第2の負極載置台521bにそれぞれ負極43が載置されると、後述する第2の撮像部57によって、載置された負極43の撮像が行われる。撮像した画像に基づいて、後述するように、負極43の位置および傾きが補正されるが、撮像した画像に基づいて、負極43が不良品であると判定されると、不良品と判定された負極43が載置されている負極載置台521を負極退避位置S6へと退避させる。負極退避位置S6は、回転中心52Cを介して負極載置位置S4と対向する位置である。ただし、負極載置位置S4から時計回りと反対方向に90°回転した位置を負極退避位置としてもよい。
不良品と判定された負極43が載置されている負極載置台521が負極退避位置S6に退避している間にも、積層部53によって、負極供給位置S5における負極載置台521から負極43のピックアップを行うことができる。したがって、負極43の供給を一時的に中止することなく、不良品の負極43を負極退避位置S6へと退避させることができる
負極載置台521が負極供給位置S5に位置するとき、第1の負極載置台521aと、積層部53の十字アーム530の回転中心53Cとの間の距離は、第1の距離L1である。また、第2の負極載置台521bと、十字アーム530の回転中心53Cとの間の距離は、第2の距離L2である。
負極供給ステージ52は、第1の負極載置台521aおよび第2の負極載置台521bに載置されている負極43の下方から光を照射する光照射機構を有する。
積層部53は、十字アーム530と、十字アーム530に取り付けられた第1の吸着ヘッド531、第2の吸着ヘッド532、第3の吸着ヘッド533および第4の吸着ヘッド534とを備える。十字アーム530は、回転中心53Cを中心として回転可能に構成されている。
第1の吸着ヘッド531は、十字アーム530の回転中心53Cを介して、第2の吸着ヘッド532と対向する位置に位置する。また、第3の吸着ヘッド533は、十字アーム530の回転中心53Cを介して、第4の吸着ヘッド534と対向する位置に位置する。第1の吸着ヘッド531と第2の吸着ヘッド532とを結ぶ線は、回転中心53Cにおいて、第3の吸着ヘッド533と第4の吸着ヘッド534とを結ぶ線と直交する。
第1の吸着ヘッド531および第3の吸着ヘッド533は、回転中心53Cから第1の距離L1の位置にある。また、第2の吸着ヘッド532および第4の吸着ヘッド534は、回転中心53Cから第2の距離L2の位置にある。
第1の積層ステージ54は、十字アーム530の回転中心53Cから第1の距離L1の位置にある。第1の積層ステージ54は、水平方向および回転方向に移動可能に構成されている。より具体的には、第1の積層ステージ54は、図5に示すように、X軸方向、Y軸方向、および、第1の積層ステージ54の中心軸54C周りの回転方向であるθ方向に移動可能に構成されている。また、第1の積層ステージ54は、鉛直方向であるZ軸方向にも移動可能に構成されている。
第2の積層ステージ55は、十字アーム530の回転中心53Cを挟んで第1の積層ステージ54と対向する位置であって、十字アーム530の回転中心53Cから第2の距離L2の位置にある。第2の積層ステージ55もX軸方向、Y軸方向、および、第2の積層ステージ55の中心軸周りの回転方向であるθ方向に移動可能に構成されている。また、第2の積層ステージ55は、鉛直方向であるZ軸方向にも移動可能に構成されている。
第1の積層ステージ54および第2の積層ステージ55には、後述する方法により、セパレータを介して単位電極体41Aと負極43が交互に積層されることによって、積層電極体10が形成される。2つのセパレータによって正極が挟まれた構造を有する単位電極体41Aと負極43を交互に積層することにより、セパレータも同時に積層することができるので、製造効率が向上する。
第1の撮像部56は、単位電極体41Aの位置および傾きを認識するため、正極載置位置S1に位置する第1の正極載置台511a上の単位電極体41A、および、第2の正極載置台511b上の単位電極体41Aを撮像する。なお、単位電極体41Aの位置および傾きを認識できればよいので、単位電極体41Aの全体ではなく一部、例えば端部だけを撮像するようにしてもよい。
第1の撮像部56が単位電極体41Aの撮像を行うとき、正極供給ステージ51の光照射機構によって、単位電極体41Aの下方から光が照射される。すなわち、第1の撮像部56は、第1の正極載置台511aおよび第2の正極載置台511bに載置されている単位電極体41Aの下方から光が照射されている状態で、上方から単位電極体41Aを撮像する。これにより、単位電極体41Aに含まれる正極を確実に撮像することができる。
第2の撮像部57は、負極43の位置および傾きを認識するため、負極載置位置S4に位置する第1の負極載置台521a上の負極43、および、第2の負極載置台521b上の負極43を撮像する。第2の撮像部57が負極43の撮像を行うとき、負極供給ステージ52の光照射機構によって、負極43の下方から光が照射される。なお、負極43の位置および傾きを認識できればよいので、負極43の全体ではなく一部、例えば端部だけを撮像するようにしてもよい。
図4に示すように、積層部53の第1の吸着ヘッド531が正極供給位置S2にある第1の正極載置台511a上に位置するとき、第2の吸着ヘッド532は、負極供給位置S5にある第2の負極載置台521b上に位置する。このとき、第3の吸着ヘッド533は、第1の積層ステージ54上に位置し、第4の吸着ヘッド534は、第2の積層ステージ55上に位置する。
図6は、本実施形態における積層電極体の製造装置100による積層電極体の製造動作について説明するための図である。
十字アーム530の第1の吸着ヘッド531は、正極供給位置S2にある第1の正極載置台511a上の単位電極体41Aを吸着し、第2の吸着ヘッド532は、負極供給位置S5にある第2の負極載置台521b上の負極43を吸着する(図6(a))。
第3の吸着ヘッド533は、吸着していた負極43を第1の積層ステージ54上に載置する。また、第4の吸着ヘッド534は、吸着していた単位電極体41Aを第2の積層ステージ55上に載置する(図6(a))。この後、第1の積層ステージ54は、載置された負極43の厚みの分だけ下降し、第2の積層ステージ55は、載置された単位電極体41Aの厚みの分だけ下降する。
続いて、十字アーム530が時計回りと反対方向(第1の方向)に90°回転する。これにより、第1の吸着ヘッド531は、単位電極体41Aを吸着した状態で第1の積層ステージ54上へと移動し、第2の吸着ヘッド532は、負極43を吸着した状態で第2の積層ステージ55上へと移動する。また、第3の吸着ヘッド533は、負極供給位置S5に位置する第1の負極載置台521a上に移動し、第4の吸着ヘッド534は、正極供給位置S2に位置する第2の正極載置台511b上に移動する(図6(b))。
第1の積層ステージ54は、第1の撮像部56によって撮像された、第1の正極載置台511a上の単位電極体41Aの画像に基づいて、X軸方向、Y軸方向およびθ方向のうちの少なくとも一方向に移動する。これにより、この後、第1の積層ステージ54に載置される単位電極体41Aの位置および傾きを補正することができる。ただし、単位電極体41Aの位置ずれおよび傾きが生じていない場合には、第1の積層ステージ54は移動しない。
第2の積層ステージ55は、第2の撮像部57によって撮像された、第2の負極載置台521b上の負極43の画像に基づいて、X軸方向、Y軸方向およびθ方向のうちの少なくとも一方向に移動する。これにより、この後、第2の積層ステージ55に積層される負極43の位置および傾きを補正することができる。ただし、負極43の位置ずれおよび傾きが生じていない場合には、第2の積層ステージ55は移動しない。
上述した第1の積層ステージ54の移動が終了すると、第1の吸着ヘッド531は、吸着している単位電極体41Aを第1の積層ステージ54上に載置する。また、上述した第2の積層ステージ55の移動が終了すると、第2の吸着ヘッド532は、吸着している負極43を第2の積層ステージ55上に載置する。この後、第1の積層ステージ54は、載置された単位電極体41Aの厚みの分だけ下降し、第2の積層ステージ55は、載置された負極43の厚みの分だけ下降する。
第3の吸着ヘッド533は、負極供給位置S5に位置する第1の負極載置台521a上の負極43を吸着し、第4の吸着ヘッド534は、正極供給位置S2に位置する第2の正極載置台511b上の単位電極体41Aを吸着する。
続いて、十字アーム530が時計回り方向(第2の方向)に90°回転する。また、正極供給ステージ51の正極載置台511が時計回りと反対方向に90°回転し、負極供給ステージ52の負極載置台521が時計回り方向に90°回転する(図6(c))。
正極供給ステージ51の正極載置台511が時計回りの逆方向に90°回転することにより、単位電極体41Aが載置された状態で正極載置位置S1に位置する正極載置台511は、正極供給位置S2へと移動する。
負極供給ステージ52の負極載置台521が時計回り方向に90°回転することにより、負極43が載置された状態で負極載置位置S4に位置する負極載置台521は、負極供給位置S5へと移動する。
図6(c)に示すように、十字アーム530が時計回り方向(第2の方向)に90°回転することにより、第1の吸着ヘッド531は、正極供給位置S2に位置する第1の正極載置台511a上に移動し、第2の吸着ヘッド532は、負極供給位置S5に位置する第2の負極載置台521b上に移動する。また、第3の吸着ヘッド533は、負極43を吸着した状態で第1の積層ステージ54上へと移動し、第4の吸着ヘッド534は、単位電極体41Aを吸着した状態で第2の積層ステージ55上へと移動する。
第1の積層ステージ54は、第2の撮像部57によって撮像された、第1の負極載置台521a上の負極43の画像に基づいて、X軸方向、Y軸方向およびθ方向のうちの少なくとも一方向に移動する。これにより、この後、第1の積層ステージ54に積層される負極43の位置および傾きを補正することができる。ただし、負極43の位置ずれおよび傾きが生じていない場合には、第1の積層ステージ54は移動しない。
第2の積層ステージ55は、第1の撮像部56によって撮像された、第2の正極載置台511b上の単位電極体41Aの画像に基づいて、X軸方向、Y軸方向およびθ方向のうちの少なくとも一方向に移動する。これにより、この後、第2の積層ステージ55に積層される単位電極体41Aの位置および傾きを補正することができる。ただし、単位電極体41Aの位置ずれおよび傾きが生じていない場合には、第2の積層ステージ55は移動しない。
上述したように、単位電極体41Aおよび負極43の位置および傾きを補正するために、第1の積層ステージ54および第2の積層ステージ55が移動する構成としている。したがって、単位電極体41Aが載置される第1の正極載置台511aおよび第2の正極載置台511bと、負極43が載置される第1の負極載置台521aおよび第2の負極載置台521bの4つの載置台をそれぞれ移動させて位置および傾きを補正する構成と比べて、構成を簡易化することができる。
この後、正極載置位置S1に位置する第1の正極載置台511aおよび第2の正極載置台511bにそれぞれ単位電極体41Aが載置される。第1の撮像部56は、正極供給ステージ51の光照射機構によって、載置されている単位電極体41Aの下方から光が照射されている状態で、載置されている単位電極体41Aを撮像する。
また、負極載置位置S4に位置する第1の負極載置台521aおよび第2の負極載置台521bにそれぞれ負極43が載置される。第2の撮像部57は、負極供給ステージ52の光照射機構によって、載置されている負極43の下方から光が照射されている状態で、載置されている負極43を撮像する。
以後、上述した動作、すなわち、図6(a)~図6(c)に示す動作が繰り返し行われる。これにより、第1の積層ステージ54および第2の積層ステージ55に、両主面に配置されたセパレータによって正極が挟まれた構造を有する単位電極体41Aと、負極43とが交互に積層されて、積層電極体10が形成される。
上述したように、本実施形態における積層電極体の製造装置100では、正極供給ステージ51が第1の正極載置台511aおよび第2の正極載置台511bを備え、2つの単位電極体41Aを供給可能に構成されている。また、負極供給ステージ52が第1の負極載置台521aおよび第2の負極載置台521bを備え、2つの負極43を供給可能に構成されている。これにより、第1の積層ステージ54および第2の積層ステージ55の2つの積層ステージに積層電極体10を形成する場合に、積層能力に電極の供給能力を合わせることができるので、積層電極体10の製造能率を向上させることができる。
上述したように、正極供給位置に位置するときに、第1の正極載置台511aは、十字アーム530の回転中心53Cから第1の距離L1に位置し、第2の正極載置台511bは、十字アーム530の回転中心53Cから第2の距離L2に位置する。また、十字アーム530に取り付けられた4つの吸着ヘッドのうち、第1の吸着ヘッド531および第3の吸着ヘッド533は、回転中心53Cから第1の距離L1の位置にあり、第2の吸着ヘッド532および第4の吸着ヘッド534は、回転中心53Cから第2の距離L2の位置にあるように構成されている。これにより、十字アームが90°回転する動作を繰り返して、単位電極体41Aのピックアップと載置を行う際に、第1の正極載置台511aに載置されている単位電極体41Aのピックアップと、第2の正極載置台511bに載置されている単位電極体41Aのピックアップを交互に連続的に行うことができるので、効率よく単位電極体41Aのピックアップと載置を行うことができる。負極43側についても同様である。
ここで、積層電極体10の積層方向の最も外側に位置する電極は、電極集電体の片面にのみ電極活物質層が形成された片面電極とすることができる。積層電極体10の最も外側に片面電極を配置することにより、電池の電気的性能に寄与しない電極活物質層を省いて、電池を薄型化することができる。
その場合、第1の積層ステージ54および第2の積層ステージ55には、積層電極体10を作製するための最初および最後に、片面電極を載置する。片面電極は、例えば負極である。ただし、片面電極が負極に限定されることはなく、正極であってもよい。
<第2の実施形態>
第1の実施形態における積層電極体の製造装置100では、第1の正極載置台511aと第2の正極載置台511bの間隔L11が固定されており、搬送部26a、26bが2つの単位電極体41Aを第1の正極載置台511aおよび第2の正極載置台511bへと搬送する際に、2つの単位電極体41Aの間隔L12が上記間隔L11となるように調整可能に構成されている。
これに対して、第2の実施形態における積層電極体の製造装置100Aでは、単位電極体41Aが載置される第1の正極載置台511aと第2の正極載置台511bの間隔を調整可能に構成されている。
すなわち、搬送部26a、26bは、2つの単位電極体41Aの間隔L12を維持した状態で、1組の単位電極体41Aを第1の正極載置台511aと第2の正極載置台511bへと搬送して載置する。単位電極体41Aが載置されるときの第1の正極載置台511aと第2の正極載置台511bの間隔は、上記間隔L12であるが、単位電極体41Aが載置された後に、2つの単位電極体41Aの間隔L12が上記間隔L11となるように、第1の正極載置台511aと第2の正極載置台511bの間隔を調整可能に構成されている。
図7は、第2の実施形態における積層電極体の製造装置100Aの要部の構成を示す図である。ここでは、第1の実施形態における積層電極体の製造装置100と比べて、構成が異なる搬送部26a、26bと、第1の正極載置台511aおよび第2の正極載置台511bについて説明する。
搬送部26a、26bはそれぞれ、切断部25a、25bによる切断によって作製される単位電極体41Aを吸着し、2つの単位電極体41Aの間隔L12を維持した状態で、正極供給ステージ51の第1の正極載置台511aおよび第2の正極載置台511bへと搬送し載置する。
正極載置位置S1において、搬送部26a、26bによって2つの単位電極体41Aが載置されるときの第1の正極載置台511aと第2の正極載置台511bの間隔は、搬送部26a、26bによって2つの単位電極体41Aが搬送されるときの間隔L12となるように調整されている。これにより、搬送部26a、26bは、2つの単位電極体41Aの間隔を間隔L12に維持した状態で、2つの単位電極体41Aを第1の正極載置台511aと第2の正極載置台511bに1つずつ載置することができる。
単位電極体41Aが載置されると、第1の正極載置台511aおよび第2の正極載置台511bは、載置されている2つの単位電極体41Aの間隔L12が上記間隔L11となるように調整する。例えば、間隔L12が上記間隔L11より短い場合には、第1の正極載置台511aと第2の正極載置台511bとの間隔を短くすることによって、載置されている単位電極体41Aの間隔を上記間隔L11に一致させる。
2つの単位電極体41Aの間隔の変更は、正極供給位置S2において、積層部53によって単位電極体41Aがピックアップされるまでの間に行えばよい。したがって、単位電極体41Aの間隔の変更を、正極載置位置S1で行ってもよいし、正極載置位置S1から正極供給位置S2に移動するまでの間に行ってもよい。また、正極供給位置S2に移動してから、積層部53によって単位電極体41Aがピックアップされる前に、単位電極体41Aの間隔の変更を行ってもよい。
第2の実施形態における積層電極体の製造装置100Aでも、大きさの小さい正極41を用いて積層電極体10を製造する場合に、第1のセパレータ材40の上に載置する正極41の間隔を短くすることができるので、搬送部26a、26bによって単位電極体41Aがピックアップされた後の不要セパレータ材を低減して、セパレータ材の廃棄ロスを少なくすることができる。
<第3の実施形態>
上述した第1および第2の実施形態では、正極供給ステージ51に供給される単位電極体41Aは、2枚のセパレータによって正極が挟まれた構造を有するものとして説明した。
これに対して、第3の実施形態では、正極供給ステージ51に供給される単位電極体は、1枚のセパレータと正極とが接着された構造を有する。また、負極供給ステージ52にも単位電極体が供給される。負極供給ステージ52に供給される負極は、1枚のセパレータと負極とが接着された構造を有する。
図8は、第3の実施形態における積層電極体の製造装置100Bにおいて、1枚のセパレータと正極とが接着された構造を有する単位電極体41Bを作製して、正極載置位置S1に位置する正極載置台511に載置するまでの工程を説明するための図である。図2に示す構成と同じ構成部分については、同一の符号を付して詳しい説明は省略する。
図8に示すように、接着部24a、24bはそれぞれ、第1のセパレータ材40の上に載置された正極41を、その上側および下側から挟み込んで熱圧着することにより、正極41を第1のセパレータ材40に接着する。
切断部25a、25bはそれぞれ、切断刃によって、第1のセパレータ材40を正極41の周囲で切断する。これにより、1枚のセパレータと正極とが接着された構造を有する単位電極体41Bが作製される。
搬送部26a、26bは、1組の単位電極体41Bを吸着して、上述した正極載置位置S1に位置する正極載置台511まで搬送する。例えば、搬送部26aは、1組の単位電極体41Bのうちの一方を第1の正極載置台511aへと搬送して載置し、搬送部26bは、1組の単位電極体41Bのうちの他方を第2の正極載置台511bへと搬送して載置する。
第1の実施形態と同様に、搬送部26a、26bは、1組の単位電極体41Bをピックアップして第1の正極載置台511aおよび第2の正極載置台511bへと搬送するときに、1組の単位電極体41Aの間隔L12bが上記間隔L11となるように調整する。
上述した構成は負極側についても同様である。すなわち、上述した第1のセパレータ材送り部21、電極載置部22a、22b、第2のセパレータ材送り部23、接着部24a、24b、切断部25a、25b、搬送部26a、26bは、負極用としても設けられている。そして、1枚のセパレータと負極とが接着された構造を有する単位電極体も同様に作製されて、搬送部によって、負極載置位置S4に位置する負極載置台521へと搬送される。搬送部は、1枚のセパレータと負極とが接着された構造を有する単位電極体を搬送するときに、1組の単位電極体の間隔が上記間隔L11となるように調整する。
第3の実施形態によれば、セパレータと正極が接着された構造を有する単位電極体と、セパレータと負極が接着された構造を有する単位電極体とを交互に積層することによって、積層電極体10を製造するので、正極とセパレータとの間、および、負極とセパレータとの間の位置ずれを抑制して、積層時の正極と負極との間の位置ずれを抑制することができる。
本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内において、種々の応用、変形を加えることが可能である。
第1の実施形態に対する第2の実施形態の関係と同様に、第3の実施形態において、搬送部26a、26bではなく、単位電極体が載置された第1の正極載置台511aと第2の正極載置台511bの間隔を上記間隔L11となるよう調整可能に構成してもよい。その場合、負極側も同様に、単位電極体が載置された第1の負極載置台521aと第2の負極載置台521bの間隔を上記間隔L11となるよう調整可能に構成する。
上述した実施形態では、電極載置部22a、22bは、正極41が一列に並ぶように、第1のセパレータ材40の上に正極41を置くように構成されているが、二列に並ぶように正極41を置いてもよい。
上述した第1の実施形態では、2枚のセパレータによって正極41が挟まれた構造を有する単位電極体41Aと、負極43とを交互に積層することによって、積層電極体10を作製するものとして説明した。しかし、正極と、2枚のセパレータによって負極が挟まれた構造を有する単位電極体とを交互に積層することによって、積層電極体10を作製するようにしてもよい。
上述した実施形態では、十字アーム530に取り付けられた第1の吸着ヘッド531、第2の吸着ヘッド532、第3の吸着ヘッド533および第4の吸着ヘッド534は、単位電極体41Aまたは負極43を吸着した状態で第1の積層ステージ54または第2の積層ステージ55へと搬送するものとして説明した。しかし、単位電極体41Aまたは負極43の搬送方法が吸着して搬送する方法に限定されることはない。
上述した実施形態では、正極載置位置S1に位置する第1の正極載置台511a上の単位電極体41A、および、第2の正極載置台511b上の単位電極体41Aを第1の撮像部56によって撮像するものとして説明した。しかし、2つの撮像装置を設けて、一方の撮像装置が第1の正極載置台511a上の単位電極体41Aを撮像し、他方の撮像装置が第2の正極載置台511b上の単位電極体41Aを撮像するように構成してもよい。この場合、2つの撮像装置が本発明の撮像部(第1の撮像部)を構成する。負極43の撮像についても同様である。
また、撮像部が単位電極体を撮像することによって、単位電極体を構成するセパレータの、電極の周囲の部分の寸法を把握できるようにしてもよい。
また、第1の撮像部56が単位電極体41Aを撮像する位置が正極載置位置S1に限定されることはなく、例えば、正極供給位置S2でもよいし、正極載置台511が正極載置位置S1から正極供給位置S2へと移動する間でもよい。同様に、第2の撮像部57が負極43を撮像する位置が負極載置位置S4に限定されることはなく、例えば、負極供給位置S5でもよいし、負極載置台521が負極載置位置S4から負極供給位置S5へと移動する間でもよい。
搬送部26a、26bが単位電極体を第1の正極載置台511aおよび第2の正極載置台511bへと搬送して載置する際に、第1の正極載置台511aおよび第2の正極載置台511bから上方に向けて空気を吹き付けるようにしてもよい。その場合、単位電極体が載置されるときに、単位電極体を構成する正極の周囲のセパレータが折れ曲がって電極の下に入り込むことを抑制することができる。
10 積層電極体
11 正極
12 負極
13 セパレータ
21 第1のセパレータ材送り部
22a、22b 電極載置部
23 第2のセパレータ材送り部
24a、24b 接着部
25a、25b 切断部
26a、26b 搬送部
40 第1のセパレータ材
41 正極
41A 正極が2つのセパレータによって挟まれた構造を有する単位電極体
41B 1枚のセパレータと正極とが接着された構造を有する単位電極体
42 第2のセパレータ材
43 負極
51 正極供給ステージ
52 負極供給ステージ
53 積層部
54 第1の積層ステージ
55 第2の積層ステージ
56 第1の撮像部
57 第2の撮像部
100 第1の実施形態における積層電極体の製造装置
100A 第2の実施形態における積層電極体の製造装置
100B 第3の実施形態における積層電極体の製造装置
511 正極載置台
511a 第1の正極載置台
511b 第2の正極載置台
521 負極載置台
521a 第1の負極載置台
521b 第2の負極載置台
530 十字アーム
531 第1の吸着ヘッド
532 第2の吸着ヘッド
533 第3の吸着ヘッド
534 第4の吸着ヘッド

Claims (6)

  1. セパレータを介して正極と負極が交互に積層された構造を有する積層電極体の製造装置において、
    長尺状の第1のセパレータ材を一方向に送る第1のセパレータ材送り部と、
    前記第1のセパレータ材の上に電極を置く電極載置部と、
    前記第1のセパレータ材と前記電極とを接着する接着部と、
    前記第1のセパレータ材を前記電極の周囲で切断して、単位電極体を作製する切断部と、
    2つの前記単位電極体を1組として搬送する搬送部と、
    前記搬送部によって搬送される1組の前記単位電極体を載置する第1の電極載置台および第2の電極載置台と、
    前記第1の電極載置台および前記第2の電極載置台に載置されている前記単位電極体を1つずつピックアップして、第1の積層ステージおよび第2の積層ステージの上に積層する積層部と、
    を備え、
    前記電極載置部は、前記電極の大きさに応じて、前記第1のセパレータ材の上に置く前記電極の間隔を変更するように構成されており、
    前記積層部によって前記単位電極体をピックアップするときの、前記第1の電極載置台に載置されている単位電極体と、前記第2の電極載置台に載置されている単位電極体との間隔は所定の間隔で固定されており、
    前記搬送部は、1組の前記単位電極体を前記第1の電極載置台および前記第2の電極載置台へと搬送する際に、1組の前記単位電極体の間隔が前記所定の間隔となるように1組の前記単位電極体の間隔を変更するよう構成されており、
    前記電極載置部は、前記積層電極体の製造に用いられる前記電極の大きさが小さくなった場合に、前記第1のセパレータ材の上に置く前記電極の間隔を、前記電極の大きさが大きい場合と比較して短くするように構成されている、
    ことを特徴とする積層電極体の製造装置。
  2. セパレータを介して正極と負極が交互に積層された構造を有する積層電極体の製造装置において、
    長尺状の第1のセパレータ材を一方向に送る第1のセパレータ材送り部と、
    前記第1のセパレータ材の上に電極を置く電極載置部と、
    前記第1のセパレータ材と前記電極とを接着する接着部と、
    前記第1のセパレータ材を前記電極の周囲で切断して、単位電極体を作製する切断部と、
    2つの前記単位電極体を1組として搬送する搬送部と、
    前記搬送部によって搬送される1組の前記単位電極体を載置する第1の電極載置台および第2の電極載置台と、
    前記第1の電極載置台および前記第2の電極載置台に載置されている前記単位電極体を1つずつピックアップして、第1の積層ステージおよび第2の積層ステージの上に積層する積層部と、
    を備え、
    前記電極載置部は、前記電極の大きさに応じて、前記第1のセパレータ材の上に置く前記電極の間隔を変更するように構成されており、
    前記積層部によって前記単位電極体をピックアップするときの、前記第1の電極載置台に載置されている単位電極体と、前記第2の電極載置台に載置されている単位電極体との間隔は所定の間隔で固定されており、
    前記搬送部は、1組の前記単位電極体の間隔を変更せずに前記第1の電極載置台および前記第2の電極載置台へと搬送し、
    前記搬送部によって載置された1組の前記単位電極体の間隔が前記所定の間隔となるように前記第1の電極載置台と前記第2の電極載置台との間隔を変更するよう構成されており、
    前記電極載置部は、前記積層電極体の製造に用いられる前記電極の大きさが小さくなった場合に、前記第1のセパレータ材の上に置く前記電極の間隔を、前記電極の大きさが大きい場合と比較して短くするように構成されている、
    ことを特徴とする積層電極体の製造装置。
  3. 前記電極載置部による電極載置位置と、前記接着部による接着位置との間、および、前記接着部による接着位置と前記切断部による切断位置との間は、所定の距離以上の間隔が設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の積層電極体の製造装置。
  4. 前記電極は、前記正極および前記負極のうちのいずれか一方であって、
    前記第1のセパレータ材の上に置かれた電極を覆うような態様で、長尺状の第2のセパレータ材を前記一方向に送る第2のセパレータ材送り部をさらに備え、
    前記接着部は、前記第1のセパレータ材と前記電極とを接着する代わりに、前記電極の周囲において、前記第1のセパレータ材と前記第2のセパレータ材とを接着するように構成されていることを特徴とする請求項1~3のいずれかに記載の積層電極体の製造装置。
  5. 前記電極は、前記正極および前記負極であって、
    前記第1のセパレータ材送り部、前記電極載置部、前記接着部、前記切断部、前記搬送部、前記第1の電極載置台、および、前記第2の電極載置台はそれぞれ、正極用および負極用として二つ設けられていることを特徴とする請求項1~3のいずれかに記載の積層電極体の製造装置。
  6. 前記第1の電極載置台に載置されている単位電極体、および、前記第2の電極載置台に載置されている単位電極体を撮像する撮像部をさらに備え、
    前記第1の積層ステージおよび前記第2の積層ステージは、前記第1の電極載置台に載置されている単位電極体が積層される場合、前記撮像部によって撮像された前記第1の電極載置台に載置されている単位電極体の画像に基づいて、また、前記第2の電極載置台に載置されている単位電極体が積層される場合、前記撮像部によって撮像された前記第2の電極載置台に載置されている単位電極体の画像に基づいて、水平方向および回転方向の少なくとも一方の方向に移動可能に構成されていることを特徴とする請求項1~5のいずれかに記載の積層電極体の製造装置。
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