JP7113773B2 - 施肥マップ作成装置および施肥マップ作成方法 - Google Patents

施肥マップ作成装置および施肥マップ作成方法 Download PDF

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Description

この発明は、施肥マップ作成装置および施肥マップ作成方法に関する。
特許文献1には、圃場を分割することによって設定される複数のメッシュ(小領域)毎の施肥量を表す施肥マップを作成する技術が開示されている。具体的には、カメラ等の各種センサと衛星測位システムとが搭載されたマルチコプター(飛行体)を、圃場の上空に飛行させながら、カメラで圃場内の各部を撮影していき、得られた各撮影画像を測位情報とともに記憶する。そして、各撮影画像を解析し、解析結果と各撮影画像の測位情報とに基づいて、圃場内のメッシュ毎に作物の生育状況を表す生育状況情報を算出する。得られたメッシュ毎の生育状況情報に基づいて、施肥マップを作成する。
ある圃場に対して作成された施肥マップは、例えば、記録紙に印刷されて、当該圃場に作物を栽培している農家に与えられる。農家は、記録紙に印刷された施肥マップを参照して、圃場のメッシュ毎の施肥量を調整しながら施肥を行う。
特許第6431395号公報
圃場の位置的環境や圃場に対する追肥分布状況の違い等の影響により、生育状況情報のばらつきの大きさは圃場毎に異なる。生育状況情報のばらつきが小さい圃場では、生育状況情報は、その平均値に近い値に集中する。一方、生育状況情報のばらつきが大きい圃場では、生育状況情報は、その平均値に近い値に集中せずにばらつく。
特許文献1に記載の施肥マップ作成方法では、施肥マップの作成対象圃場全体に対する生育状況情報のばらつき(標準偏差、分散)等の生育状況特性は考慮されていない。
この発明の目的は、施肥マップ作成対象となる圃場全体に対する生育状況特性に適した施肥マップを作成しやすくなる施肥マップ作成装置および施肥マップ作成方法を提供することである。
この発明の一実施形態は、特定ユーザの圃場に設定されたメッシュ毎の生育状況情報が記憶されている記憶部と、予め設定された複数の特性候補のうちから1つの特性候補を、前記圃場全体に対する生育状況特性に適した特性候補として選択させるための選択部と、少なくとも、前記メッシュ毎の生育状況情報と、前記選択部によって選択された特性候補とを用いて、前記メッシュ毎の施肥量を演算することにより、前記圃場に対する施肥マップを作成する施肥マップ作成部とを備えている、施肥マップ作成装置を提供する。
この構成では、施肥マップ作成対象となる圃場全体に対する生育状況特性に適した施肥マップを作成しやすくなる。
この発明の一実施形態では、前記複数の特性候補は、前記メッシュ毎の生育状況情報の最小値から最大値までの範囲のうち、それらの生育状況情報の平均値に近い第1範囲を、施肥量を変化させる施肥量可変域に設定するための第1特性候補と、前記第1範囲よりも広い範囲を、施肥量を変化させる施肥量可変域に設定するための第2特性候補とを含む。
この発明の一実施形態では、前記第1範囲および前記第2範囲は、前記圃場内のメッシュ毎の生育状況情報の平均値およびばらつきに基づいて設定される。
この発明の一実施形態では、前記圃場全体に対する生育状況特性が、前記圃場内のメッシュ毎の生育状況情報のばらつきである。
この発明の一実施形態では、前記特定ユーザの圃場は、複数の圃場を含んでおり、前記複数の圃場から1または複数の圃場を、マップ作成対象圃場として選択させる圃場選択部をさらに含み、前記選択部は、予め設定された複数の特性候補のうちから1つの特性候補を、前記マップ作成対象圃場全体に対する生育状況特性に適した特性候補として選択させるように構成されており、前記施肥マップ作成部は、前記マップ作成対象圃場が複数の圃場を含んでいる場合には、当該複数の圃場に設定されたメッシュ毎の生育状況情報と、前記選択部によって選択された特性候補とを用いて、前記マップ作成対象圃場内のメッシュ毎の施肥量を演算することにより、前記マップ作成対象圃場に対する施肥マップを作成するように構成されている。
この発明の一実施形態は、特定ユーザの圃場に設定されたメッシュ毎の生育状況情報を記憶部に予め記憶させるステップと、予め設定された複数の特性候補のうちから1つの特性候補を、前記圃場全体に対する生育状況特性に応じた特性候補として選択させるステップと、少なくとも、前記メッシュ毎の生育状況情報と、前記選択部によって選択された特性候補とを用いて、前記メッシュ毎の施肥量を演算することにより、前記圃場に対する施肥マップを作成するステップとを備えている、施肥マップ作成方法を提供する。
この構成では、施肥マップの作成対象圃場全体に対する生育状況特性に適した施肥マップを作成しやすくなる。
図1は、この発明の一実施形態に係る施肥マップ作成装置が適用された施肥マップ表示システムの構成を示す模式図である。 図2は、ユーザ別圃場テーブルの一例を示す模式図である。 図3は、圃場情報管理テーブルの一例を示す模式図である。 図4は、メッシュ情報管理テーブルの一例を示す模式図である。 図5は、特定ユーザが所有する圃場に対する施肥マップを作成するための施肥マップ作成部の動作を説明するためのフローチャートである。 図6は、ユーザID入力画面の一例を示す模式図である。 図7は、圃場選択画面の一例を示す模式図である。 図8は、情報入力画面の一例を示す模式図である。 図9Aは、生育状況情報に対する施肥量の設定例を示すグラフである。 図9Bは、図9Bは、図9Aに比べて施肥量可変域の幅を小さく設定した場合の、生育状況情報に対する施肥量の設定例を示すグラフである。 図9Cは、図9Aに比べて施肥量可変域の幅を大きく設定した場合の、生育状況情報に対する施肥量の設定例を示すグラフである。 図10は、マップ作成対象圃場のメッシュ毎のNDVIのヒストグラムの一例を示すグラフである。 図11は、施肥マップ閲覧画面の一例を示す模式図である。
以下では、この発明の実施形態を、添付図面を参照して詳細に説明する。
図1は、この発明の一実施形態に係る施肥マップ作成装置が適用された施肥マップ表示システム1の構成を示す模式図である。
施肥マップ表示システム1は、1または複数の圃場を所有する特定ユーザが使用するユーザ端末2と、施肥マップ作成装置としての施肥マップ提供サーバ(以下、単に「サーバ3」という)とを含む。ユーザ端末2とサーバ3とは、インターネット4を介して接続されている。
サーバ3は、施肥マップを作成すべき圃場を特定ユーザに選択させるための圃場選択用のウェブページ(web page)や、施肥マップを作成するために必要な情報を特定ユーザに入力させるための情報入力用のウェブページをユーザ端末2に提供する。さらに、サーバ3は、特定ユーザによって選択された圃場に対する施肥マップを、特定ユーザによって入力された情報および圃場内のメッシュ毎の生育状況情報に基づいて作成する。そして、サーバ3は、施肥マップを含む施肥マップ閲覧用のウェブページを、ユーザ端末2に提供する。
ユーザ端末2は、サーバ3によって提供される施肥マップ閲覧用のウェブページに基づいて、施肥マップを含む施肥マップ閲覧画面をディスプレイに表示する。
メッシュとは、圃場を複数の矩形状(この実施形態では正方形状)の小領域に分割した場合の個々の小領域を意味する。
施肥マップとは、メッシュ毎の施肥量を表すマップである。施肥マップには、メッシュ毎に施肥量が数値で表示された画像や、メッシュ毎に施肥量が色分け表示されたカラー画像や、メッシュ毎に施肥量が白黒濃淡で示された白黒濃淡画像等が含まれる。
生育状況情報とは、作物の生育状況を表す情報をいう。生育状況情報には、例えば、葉色、植被率、窒素吸収量、作物収穫量等が含まれる。この実施形態では、生育状況情報として、葉色および窒素吸収量の2種類が用いられる。
葉色とは、作物の葉の色をいう。植被率とは、所定領域内を作物が覆っている割合をいう。窒素吸収量とは、葉色と植被率との乗算値(葉色×植被率)をいう。これら各情報は、0.00~1.00の範囲の値をとるものとする。
この実施形態では、葉色としては、正規化差植生指数(NDVI : Normalized Difference Vegetation Index)が用いられる。植物の緑葉は赤色等の可視光を吸収し、近赤外領域の波長の光を強く反射する。NDVIは、このような緑葉の性質を利用した指数であって、植生の有無や活性度を表す指数である。NDVIは、次式(1)で定義される。
NDVI=(IR-R)/(IR+R) …(1)
IR:近赤外光の観測値
R:可視光の観測値
ある圃場の各メッシュに対するNDVIは、例えば、次のようにして作成される。すなわち、マルチスペクトルカメラが搭載された飛行体を、圃場の上空に飛行させながら、マルチスペクトルカメラで圃場を撮影する。マルチスペクトルカメラは、例えば、可視赤色光と近赤外光の画像を撮影できるカメラである。飛行体は、例えば、ドローン(無人航空機)である。そして、得られた撮影画像に基づいて、圃場内のメッシュ毎のNDVIを演算する。
図1に戻り、ユーザ端末2は、パーソナルコンピュータ(PC)からなり、制御装置(PC本体)21と、ディスプレイ22と、マウス、キーボード等の操作機器23とを含む。制御装置21は、図示しないが、CPU、メモリ、ハードディスク等を含む。ハードディスクには、OS(オペレーションシステム)の他、ウェブページを閲覧するためのブラウザ(browser)等のプログラム、その他必要なデータが格納されている。
サーバ3は、パーソナルコンピュータ(PC)からなり、制御装置(PC本体)31と、ディスプレイ32と、マウス、キーホード等の操作機器33とを含む。制御装置31は、CPU41、メモリ42、ハードディスク43等を含む。
ハードディスク43内には、施肥マップ作成プログラム43Aの他、ユーザ情報管理テーブル43Bと、ユーザ別圃場テーブル43C、圃場情報管理テーブル43D、メッシュ情報管理テーブル43E等が格納されている。
ユーザ情報管理テーブル43Bには、図示しないが、ユーザID毎に、ユーザ名、ユーザの住所等が記憶される。
図2は、ユーザ別圃場テーブル43Cの一例を示す模式図である。
ユーザ別圃場テーブル43Cには、サーバ3に登録されているユーザのID毎に、当該ユーザが所有する圃場のうち、サーバ3に登録されている圃場のIDが記憶される。
図3は、圃場情報管理テーブル43Dの一例を示す模式図である。
圃場情報管理テーブル43Dには、サーバ3に登録されている圃場ID毎に、圃場に関する情報(圃場情報)が記憶される。この実施形態では、圃場情報には、圃場名、圃場位置特定情報、品種、面積、撮影日、NDVI平均値、NDVIばらつき、NDVI1σ最大値、NDVI1σ最小値、NDVI2σ最大値、NDVI2σ最小値、窒素吸収量平均値、窒素吸収量ばらつき、窒素吸収量1σ最大値、窒素吸収量1σ最小値、窒素吸収量2σ最大値、窒素吸収量2σ最小値、施肥マップ作成日、施肥マップ形式等が記憶される。
圃場位置特定情報は、当該圃場の位置を特定するための情報であり、例えば、圃場の輪郭線上の複数の特徴点の位置情報からなる。
品種は、当該圃場に栽培される作物の品種である。面積は、当該圃場の面積である。撮影日は、生育状況情報を取得するために当該圃場が撮影された日である。
NDVI平均値は、当該圃場内のメッシュ毎のNDVIの平均値μである。NDVIばらつきは、この実施形態では、当該圃場内のメッシュ毎のNDVIの標準偏差σである。NDVIばらつきは、当該圃場内のメッシュ毎のNDVIの分散σ であってもよい。
NDVI1σ最大値は、(μ+σ)である。NDVI1σ最小値は、(μ-σ)である。NDVI2σ最大値は、(μ+2・σ)である。NDVI2σ最小値は、(μ-2・σ)である。
窒素吸収量平均値は、当該圃場内のメッシュ毎の窒素吸収量の平均値μである。窒素吸収量ばらつきは、当該圃場内のメッシュ毎の窒素吸収量の標準偏差σである。窒素吸収量ばらつきは、当該圃場内のメッシュ毎の窒素吸収量の分散σ であってもよい。
窒素吸収量1σ最大値は、(μ+σ)である。窒素吸収量1σ最小値は、(μ-σ)である。窒素吸収量2σ最大値は、(μ+2・σ)である。窒素吸収量2σ最小値は、(μ-2・σ)である。
施肥マップ作成日は、施肥マップが作成された日である。施肥マップ形式は、施肥マップの出力形式である。施肥マップ作成日および施肥マップ形式は、施肥マップが作成された後に記憶される。
図4は、メッシュ情報管理テーブル43Eの一例を示す模式図である。
メッシュ情報管理テーブル43Eは、サーバ3に登録されている圃場ID毎に、メッシュ情報を記憶したテーブルである。ある圃場に対するメッシュ情報は、その圃場内のメッシュ毎の複数の情報からなる。メッシュ毎の複数の情報は、当該メッシュに付与されたメッシュIDと、当該メッシュの位置を特定するための位置情報と、当該メッシュに対する2種類の生育状況情報(NDVIおよび窒素吸収量)とを含む。メッシュの位置を特定するための位置情報は、例えば、当該メッシュの4頂点の位置情報または4頂点のうちの一組の対頂点の位置情報からなる。メッシュの位置を特定するための位置情報は、当該メッシュの中心の位置情報を含んでいてもよい。
図1に戻り、CPU41は、機能処理部として、施肥マップ作成処理部41Aを含む。施肥マップ作成処理部41Aは、施肥マップを作成するための処理を行う。施肥マップ作成処理部41Aは、本発明の「選択部」および「施肥マップ作成部」の一例である。
図5は、特定ユーザが所有する圃場に対する施肥マップを作成するための施肥マップ作成処理部41Aの動作を説明するためのフローチャートである。
施肥マップ作成処理部41Aは、まず、ユーザID入力用のウェブページを特定ユーザのユーザ端末2に提供する(ステップS1)。これにより、図6に示すようなユーザID入力画面51が特定ユーザのユーザ端末2のディスプレイ22に表示される。
ユーザID入力画面51は、ユーザID入力部51Aと、ユーザ名表示部51Bと、住所表示部51Cと、検索ボタン51Dとを含む。
特定ユーザは、ユーザID入力画面51のユーザID入力部51AにユーザIDを入力した後、検索ボタン51Dを押す(例えば、ダブルクリックする)。
ユーザID入力後に検索ボタン51Dが押されると(ステップS2:YES)、施肥マップ作成処理部41Aは、ステップS3に移行する。ステップS3では、特定ユーザによって入力されたユーザIDに対応するユーザ情報(特定ユーザのユーザ情報)をユーザ情報管理テーブル43Bから検索するとともに、当該ユーザIDに対応する圃場情報をユーザ別圃場報管理テーブル43Cおよび圃場情報管理テーブル43Dから検索する。
そして、施肥マップ作成処理部41Aは、検索されたユーザ情報および圃場情報に基づいて、圃場選択用のウェブページを作成して、ユーザ端末2に提供する(ステップS4)。これにより、図7に示すような圃場選択画面52が、ユーザ端末2のディスプレイ22に表示される。
なお、当該ユーザIDに対応する全ての圃場に対する圃場情報内に生育状況情報が含まれていない場合には、施肥マップ作成処理部41Aは、ユーザID入力画面51にユーザ名および住所を表示するための情報をユーザ端末2に提供する。したがって、この場合には、ユーザID入力画面51のユーザ名表示部51Bおよび住所表示部51Cに、ユーザ名および住所が表示されるだけである。
図7に示される圃場選択画面52は、ユーザ情報表示画面53と、圃場情報表示画面54と、確定ボタン55とを含む。
ユーザ情報表示画面53は、ユーザID入力部53A、ユーザ名表示部53Bおよび住所表示部53Cと検索ボタン53Dからなる。ユーザID入力部53A、ユーザ名表示部53Bおよび住所表示部53Cには、それぞれユーザID、ユーザ名およびユーザの住所が表示される。
ユーザ情報表示画面53には、特定ユーザが登録している圃場毎に、チェックボックス、圃場ID、圃場名、品種、面積、撮影日、NDVI平均値、NDVIばらつき、NDVI1σ最大値、NDVI1σ最小値、NDVI2σ最大値、NDVI2σ最小値、窒素吸収量平均値、窒素吸収量ばらつき、窒素吸収量1σ最大値、窒素吸収量1σ最小値、窒素吸収量2σ最大値、窒素吸収量2σ最小値、施肥マップ作成日および施肥マップ形式が表示される。
ただし、施肥マップ作成日および施肥マップ形式は、施肥マップが既に作成されている場合にのみ、表示される。「NDVIばらつき」および「窒素吸収量ばらつき」は、本発明の「圃場全体に対する生育状況特性」または「マップ作成対象圃場全体に対する生育状況特性」の一例である。
特定ユーザは、施肥マップを作成したい1または複数の圃場(以下、「マップ作成対象圃場」という場合がある。)に対応するチェックボックスに、チェックを入れた後、確定ボタン55を押す。ここでは、説明の便宜上、1つの圃場に対応するチェックボックスにチェックが入れた後に確定ボタン55を押されたものとする。
チェックボックスにチェックが入れた後に確定ボタン55を押されると(ステップS5:YES)、施肥マップ作成処理部41Aは、施肥マップを作成するために必要な情報を特定ユーザに入力させるための情報入力用のウェブページをユーザ端末2に提供する(ステップS6)。
これにより、図8に示すような情報入力画面(パラメータ入力画面)56が、ユーザ端末2のディスプレイ22に表示される。
情報入力画面56は、肥料入力画面57と、出力形式選択画面58と、解析値入力画面59と、施肥マップ作成ボタン60とを含む。
肥料入力画面57は、肥料名入力部57Aと、最大施肥量入力部57Bと、最小施肥量入力部57Cと、窒素含有率入力部57Dとを含む。最大施肥量は、施肥量の最大値であり、最小施肥量は、施肥量の最小値である。窒素含有率は、肥料に含まれている窒素の含有率である。特定ユーザは、肥料入力画面57上で、肥料名、最大施肥量、最小施肥量および窒素含有率を入力する。
出力形式選択画面58には、XMLファイル形式(xml)を選択するためのラジオボタン58Aと、Shapeファイル形式(shp)を選択するためのラジオボタン58Bとを含む。特定ユーザは、いずれかのラジオボタン58A,58Bを選択することにより、施肥マップの出力形式を選択する。
解析値入力画面59は、NDVIを選択するためのラジオボタン59Aと、窒素吸収量を選択するためのラジオボタン59Bとを含む。また、解析値入力画面59は、可変域最大値入力部59Cと、可変域最小値入力部59Dと、設定勾配の度合の候補である、「強め」、「標準」および「弱め」のうちから一つを選択するためのラジオボタン59E、59Fおよび59Gとを含む。設定勾配の度合の候補である、「強め」、「標準」および「弱め」は、本発明の「予め設定された複数の特性候補」の一例である。
特定ユーザは、いずれかのラジオボタン59A,59Bを選択することにより、施肥マップを作成するために使用される生育状況情報の種別(解析種別)を選択する。
特定ユーザは、可変域最大値入力部59Cおよび可変域最小値入力部59Dに、それぞれ可変域最大値および可変域最小値を直接入力することができる。
また、特定ユーザは、可変域最大値および可変域最小値を、サーバ3に自動的に設定させることもできる。具体的には、特定ユーザは、ラジオボタン59E、59Fおよび59Gのいずれか1つを選択することによって、設定勾配の度合の候補である、「強め」、「標準」および「弱め」のうちの1つを、マップ作成対象圃場の生育状況特性(この例では、生育状況情報のばらつき)に適した特性候補として選択する。これにより、サーバ3側で、選択された特性候補に応じた可変域最大値および可変域最小値が自動的に設定される。
「可変域最大値」、「可変域最小値」および「設定勾配」について説明する。
施肥マップを作成するためには、生育状況情報(NDVIまたは窒素吸収量)に対する施肥量を設定する必要がある。
図9Aは、生育状況情報に対する施肥量の設定例を示すグラフである。
図9Aの横軸には生育状況情報がとられ、縦軸には施肥量がとられている。最小施肥量は、施肥量の最小値であり、最大施肥量は、施肥量の最大値である。可変域最小値は、施肥量を変化させる生育状況情報の範囲(施肥量可変域)の下限値である。可変域最大値は、施肥量を変化させる生育状況情報の範囲(施肥量可変域)の上限値である。
生育状況情報が可変域最小値以下の範囲では、施肥量は最大施肥量に設定される。生育状況情報が可変域最大値以上の範囲では、施肥量は最小施肥量に設定される。生育状況情報が可変域最小値以上でかつ可変域最大値以下の範囲(可変域)では、施肥量は、最大施肥量から最小施肥量まで、生育状況情報が大きくなるにしたがって小さくなるように設定される。
図9Aの例では、施肥量可変域において、施肥量は、生育状況情報が大きくなるほど小さくなるように線形に変化するように設定されているが、施肥量は、生育状況情報が大きくなるほど小さくなるように非線形に変化するように設定されてもよい。
図9Bは、図9Aに比べて施肥量可変域の幅を小さく設定した場合の、生育状況情報に対する施肥量の設定例を示すグラフである。図9Cは、図9Aに比べて施肥量可変域の幅を大きく設定した場合の、生育状況情報に対する施肥量の設定例を示すグラフである。
図9Bに示すように、図9Aに比べて施肥量可変域の幅を小さく設定すると、施肥量可変域における生育状況情報に対する施肥量の関係を示す直線の勾配は大きくなる。一方、図9Cに示すように、図9Aに比べて施肥量可変域の幅を大きく設定すると、可変域における生育状況情報に対する施肥量の関係を表す直線の勾配は小さくなる。
図8の「設定勾配」とは、施肥量可変域における生育状況情報に対する施肥量の関係を表す直線の勾配をいう。設定勾配の「強め」とは、設定勾配の「標準」に比べて設定勾配が大きいことを意味し、設定勾配の「弱め」とは、設定勾配の「標準」に比べて設定勾配が小さいことを意味する。
設定勾配の「強め」、「標準」および「弱め」それぞれに対応する可変域最小値および可変域最大値の設定方法の一例について説明する。ここでは、説明の便宜上、施肥マップを使用するための生育状況情報(解析種別)としてNDVIが選択された場合を例にとって説明する。
図10は、マップ作成対象圃場のメッシュ毎のNDVIのヒストグラムの一例を示すグラフである。NDVIのヒストグラムは、実際には正規分布とならないが、図10では、説明の便宜上、NDVIのヒストグラムを正規分布として描いている。
図10においてμはNDVIの平均値を示し、σはNDVIの標準偏差を示している。
設定勾配の「強め」に対する可変域最小値Xmin1および可変域最大値Xmax1は、0よりも大きい所定値wを第1重みとして、次式(2)で表される。
min1=μ-w・σ
max1=μ+w・σ …(2)
図10の範囲Aの下限および上限が、「強め」に対する可変域最小値Xmin1および可変域最大値Xmax1の一例である。この場合、第1重みwは、例えば0.8に設定される。
設定勾配の「標準」に対する可変域最小値Xmin2および可変域最大値Xmax2は、wよりも大きい所定値wを第2重みとして、次式(3)で表される。
min2=μ-w・σ
max2=μ+w・σ …(3)
図10の範囲Aの下限および上限が、「標準」に対する可変域最小値Xmin2および可変域最大値Xmax2の一例である。この場合、第2重みwは、例えば1.5に設定される。
設定勾配の「弱め」に対する可変域最小値Xmin3および可変域最大値Xmax3は、wよりも大きい所定値wを第3重みとして、次式(4)で表される。
min3=μ-w・σ
max3=μ+w・σ …(4)
図10の範囲Aの下限および上限が、「弱め」に対する可変域最小値Xmin3および可変域最大値Xmax3の一例である。この場合、第3重みwは、例えば2に設定される。
マップ作成対象圃場内のNDVIのばらつきが標準的な大きさである場合には、特定ユーザは、「強め」、「標準」および「弱め」の選択肢のうちの「標準」を、当該マップ作成対象圃場全体の生育状況特性に適した特性候補として選択することが好ましい。
また、施肥マップ作成対象の圃場のNDVIのばらつき(標準偏差)が標準的な大きさに比べて小さい場合には、特定ユーザは、「強め」、「標準」および「弱め」の選択候補のうちの「弱め」を、当該マップ作成対象圃場全体の生育状況特性に適した特性候補として選択することが好ましい。このような場合に、設定勾配の度合を「強め」に設定すると、つまり、施肥量可変域を狭く設定すると、NDVIの平均値から離れた、施肥量を多くすべき範囲において施肥量に変化が付けられなくなるからである。
また、施肥マップ作成対象の圃場のNDVIのばらつきが標準的な大きさに比べて大きい場合には、特定ユーザは、「強め」、「標準」および「弱め」の選択候補のうちの「強め」を、当該マップ作成対象圃場全体の生育状況特性に適した特性候補として選択することが好ましい。このような場合に、設定勾配の度合を「弱め」に設定すると、つまり、施肥量可変域を広く設定すると、施肥量の変化が全体的にぼやけてしまうからである。
図5に戻り、施肥マップ作成処理部41Aは、ステップS6で情報入力画面を含むウェブページをユーザ端末2に提供すると、情報入力画面56上で設定勾配の度合が選択された否か(ステップS7)または情報入力画面56上で施肥マップ作成ボタン60が押されたか否か(ステップS8)を監視する。
特定ユーザは、可変域最小値および可変域最大値をサーバ3に設定させたい場合には、ラジオボタン59E~59Gを用いて、情報入力画面56上で設定勾配の度合を選択する。
特定ユーザによって設定勾配の度合が選択された場合には(ステップS7:YES)、施肥マップ作成処理部41Aは、選択された設定勾配の度合に応じた可変域最小値および可変域最大値を設定し、設定した可変域最小値および可変域最大値をユーザ端末2に提供する(ステップS9)。これにより、情報入力画面56の可変域最大値入力部59Cおよび可変域最小値入力部59Dに、施肥マップ作成処理部41Aが設定した可変域最小値および可変域最大値が表示される。
特定ユーザは、情報入力画面56上で、肥料に関する情報の入力、出力形式の選択および生育状況情報の選択を行い、可変域最小値および可変域最大値を直接入力するか施肥マップ作成処理部41Aによってこれらの値が自動設定されると、施肥マップ作成ボタン60を押す。
特定ユーザによって施肥マップ作成ボタン60が押された場合には(ステップS8:YES)、施肥マップ作成処理部41Aは、情報入力画面56上で選択および入力された内容と、メッシュ情報管理テーブル43Eに記憶された内容に基づいて、マップ作成対象圃場に対する施肥マップを作成する(ステップS10)。
具体的には、施肥マップ作成処理部41Aは、まず、マップ作成対象圃場のIDと、情報入力画面56上で選択された解析種別に基づいて、メッシュ情報管理テーブル43Eからの施肥マップを作成するために使用する生育状況情報(この例ではNDVI)を取得する。
次に、施肥マップ作成処理部41Aは、特定ユーザによって入力された最小施肥量および最大施肥量と、特定ユーザによって直接入力または設定勾配の度合に基づいて自動設定された可変域最小値および可変域最大値と、メッシュ情報管理テーブル43Eから取得した生育状況情報とに基づいて、マップ作成対象圃場のメッシュ毎の施肥量を演算する。そして、施肥マップ作成処理部41Aは、メッシュ毎の施肥量に基づいて、施肥マップを作成する。この実施形態では、施肥マップは、例えば、メッシュ毎の施肥量を白黒濃淡で示した白黒濃淡画像からなる。
このようにしてマップ作成対象圃場に対する施肥マップが作成されると、施肥マップ作成処理部41Aは、施肥マップ関連情報、施肥マップおよび施肥マップ作成のために使用した生育状況情報画像等を含む施肥マップ閲覧用のウェブページを作成して、ユーザ端末2に提供する(ステップS11)。
これにより、ユーザ端末2のディスプレイ22に、図11に示すような施肥マップ閲覧画面61が表示される。
施肥マップ閲覧画面61は、施肥マップ関連情報を表示するための関連情報表示画面62と、施肥マップを作成するのに使用した生育状況情報画像(この例ではNDVI画像)63と、施肥マップ64と、施肥マップダウンロードボタン65とを含む。
関連情報表示画面62には、ユーザID、圃場ID、圃場名、品種、番号、面積、撮影日、最大施肥量、最小施肥量、窒素含有量、解析種別、可変域最大値、可変域最小値、肥料名、平均散布量および全散布量が表示される。
生育状況情報画像63は、マップ作成対象圃場内のメッシュ毎に生育状況情報を表した画像である。図11の例では、生育状況情報画像は、メッシュ毎に、生育状況情報がその値に応じて色分け表示されたカラー画像である。生育状況情報画像63の下方には、色分け表示の配色パターン63Aが表示されている。
施肥マップ64の下方には、濃淡値と施肥量との関係を示す濃淡パターン64Aが表示されている。
特定ユーザは、施肥マップダウンロードボタン65を押すことによって、施肥マップをダウンロードすることができる。これにより、特定ユーザは、施肥マップを利用して、圃場のメッシュ毎の施肥量を調整しながら施肥(追肥)を行うことができる。
前述の実施形態では、マップ作成対象圃場として1つの圃場が選択された場合について説明したが、マップ作成対象圃場として複数の圃場が選択されてもよい。その場合には、マップ作成対象圃場に含まれる全ての圃場内の全てのメッシュ毎の生育状況情報を、単一の圃場内のメッシュ毎の生育状況情報とみなして、マップ作成対象圃場内のメッシュ毎の施肥量が演算される。この場合、前記式(2)~(4)に使用される平均値μおよび標準偏差σは、マップ作成対象圃場に含まれる全ての圃場内の全てのメッシュ毎の生育状況情報の平均値μおよび標準偏差σとなる。
前述の実施形態では、設定勾配の度合に関する複数の選択候補のうちから、1つの選択候補を特定ユーザが選択すると、施肥マップ作成処理部41Aが、特定ユーザによって選択された選択候補に応じた可変域最小値および可変域最大値を設定する。したがって、特定ユーザによって、可変域最小値および可変域最大値の設定が容易となる。
また、前述の実施形態では、特定ユーザは、設定勾配の度合に関する複数の選択候補のうちから1つを、マップ作成対象圃場全体に対する生育状況情報のばらつき(生育状況特性)に適した設定勾配の度合として、選択することができる。したがって、マップ作成対象圃場全体に対する生育状況特性に適した施肥マップを作成しやすくなる。
前述の実施形態では、施肥マップの作成に使用される生育状況情報は、葉色情報としてのNDVIおよび窒素吸収量(葉色と植被率の乗算値)であるが、生育状況情報は、作物の生育に関する情報であれば、これらの情報以外の情報であってもよい。生育状況情報は、植被率情報や作物の収穫量であってもよい。
その他、特許請求の範囲に記載された事項の範囲で種々の設計変更を施すことが可能である。
1 施肥マップ表示システム
2 ユーザ端末
3 施肥マップ提供サーバ
4 インターネット
41A 施肥マップ作成部
43A 施肥マップ作成プログラム
43B ユーザ情報管理テーブル
43C ユーザ別圃場テーブル
43D 圃場情報管理テーブル
43E メッシュ情報管理テーブル
51 ユーザID入力画面
52 圃場選択画面
56 情報入力画面
57 肥料入力画面
57A 肥料名入力部
57B 最大施肥量入力部
57C 最小施肥量入力部
57D 窒素含有率入力部
58 出力形式選択画面
58A,58B ラジオボタン
59 解析値入力画面
58A,59B ラジオボタン
59C 可変域最大値入力部
59D 可変域最小値入力部
59E,59F,59G ラジオボタン
60 施肥マップ作成ボタン
61 施肥マップ閲覧画面
62 関連情報表示画面
63 生育状況情報画像
64 施肥マップ

Claims (5)

  1. 特定ユーザの圃場に設定されたメッシュ毎の生育状況情報が記憶されている記憶部と、
    予め設定された複数の特性候補のうちから1つの特性候補を、前記圃場全体に対する生育状況特性に適した特性候補として選択させるための選択部と、
    少なくとも、前記メッシュ毎の生育状況情報と、前記選択部によって選択された特性候補とを用いて、前記メッシュ毎の施肥量を演算することにより、前記圃場に対する施肥マップを作成する施肥マップ作成部とを備え
    前記複数の特性候補は、前記メッシュ毎の生育状況情報の最小値から最大値までの範囲のうち、それらの生育状況情報の平均値に近い第1範囲を、施肥量を変化させる施肥量可変域に設定するための第1特性候補と、前記第1範囲よりも広い第2範囲を、施肥量を変化させる施肥量可変域に設定するための第2特性候補とを含む、施肥マップ作成装置。
  2. 前記第1範囲および前記第2範囲は、前記圃場内のメッシュ毎の生育状況情報の平均値およびばらつきに基づいて設定される、請求項に記載の施肥マップ作成装置。
  3. 前記圃場全体に対する生育状況特性が、前記圃場内のメッシュ毎の生育状況情報のばらつきである、請求項1または2に記載の施肥マップ作成装置。
  4. 前記特定ユーザの圃場は、複数の圃場を含んでおり、
    前記複数の圃場から1または複数の圃場を、マップ作成対象圃場として選択させる圃場選択部をさらに含み、
    前記選択部は、予め設定された複数の特性候補のうちから1つの特性候補を、前記マップ作成対象圃場全体に対する生育状況特性に適した特性候補として選択させるように構成されており、
    前記施肥マップ作成部は、前記マップ作成対象圃場が複数の圃場を含んでいる場合には、当該複数の圃場に設定されたメッシュ毎の生育状況情報と、前記選択部によって選択された特性候補とを用いて、前記マップ作成対象圃場内のメッシュ毎の施肥量を演算することにより、前記マップ作成対象圃場に対する施肥マップを作成するように構成されている、請求項1~のいずれか一項に記載の施肥マップ作成装置。
  5. 特定ユーザの圃場に設定されたメッシュ毎の生育状況情報を記憶部に予め記憶させる第1ステップと、
    予め設定された複数の特性候補のうちから1つの特性候補を、前記圃場全体に対する生育状況特性に適した特性候補として選択させる第2ステップと、
    少なくとも、前記メッシュ毎の生育状況情報と、前記第2ステップによって選択された特性候補とを用いて、前記メッシュ毎の施肥量を演算することにより、前記圃場に対する施肥マップを作成する第3ステップとを備え
    前記複数の特性候補は、前記メッシュ毎の生育状況情報の最小値から最大値までの範囲のうち、それらの生育状況情報の平均値に近い第1範囲を、施肥量を変化させる施肥量可変域に設定するための第1特性候補と、前記第1範囲よりも広い第2範囲を、施肥量を変化させる施肥量可変域に設定するための第2特性候補とを含む、施肥マップ作成方法。
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