JP7112737B2 - 空調アダプター - Google Patents

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本発明は、コンプレッサーを冷却するための空気を排出する排気口とその排気口に連通させた排気ダクトとの間に装着する空調アダプターに関するものである。
従来より、工場等の建屋内において駆動源等としてコンプレッサーが広く利用されている。
このコンプレッサーは、圧縮動作時に高温の熱を発生させるために、空気を利用して冷却する必要がある。そのため、建屋内に載置されるコンプレッサーとしては、圧縮動作を行う本体を筐体で囲み、筐体に冷却用の空気を吸入するための吸気口と本体を冷却した空気を排出するための排気口とを設けた、いわゆるパッケージ型のコンプレッサーを構成したものが知られている(たとえば、特許文献1参照)。
特開2009-257118号公報
上記従来のコンプレッサーは、吸気口と排気口とを建屋内に設けた内外に連通するダクトにそれぞれ接続して使用され、建屋の外部の空気をダクトを介して吸気口から吸入して本体の冷却を行い、冷却後の空気を排気口からダクトを介して建屋の外部に排出するようにしている。
一方、工場等の建屋内では、作業環境を向上させるために、空調機器を用いて室温を一定に保持したり換気を行っている。
そのため、コンプレッサーを使用する工場等では、コンプレッサーを駆動するための電力と空調機器を駆動するための電力が同時に必要となり、多大な消費電力を要していた。
そこで、請求項1に係る本発明では、コンプレッサーを冷却するための空気を排出する排気口とその排気口に連通させた排気ダクトとの間に装着する空調アダプターであって、排気口から排出させる空気を吸入開口から排気ダクトへ送るアダプター本体に、排気口から排出される空気の一部を室内に供給する供給口を設けるとともに、供給口から室内に供給する空気の量を調整するための調整板を回動自在に設け、供給口は、吸入開口よりも広い開口面積を有し、調整板は、上端部を供給口の内側に取付けて上端部を支点として供給口の内側へ向けて回動するようにした。
また、請求項2に係る本発明では、前記請求項1に係る本発明において、前記調整板を前記室内の温度に応じて回動させるための回動機構を設けることにした。
また、請求項3に係る本発明では、前記請求項1又は請求項2に係る本発明において、前記調整板の前記排気口と面する側にフィルターを着脱自在に設けることにした。
そして、本発明では、以下に記載する効果を奏する。
すなわち、本発明では、コンプレッサーを冷却するための空気を排出する排気口とその排気口に連通させた排気ダクトとの間に装着する空調アダプターであって、排気口から排出させる空気を排気ダクトへ送るアダプター本体に、排気口から排出される空気の一部を室内に供給する供給口を設けるとともに、供給口から室内に供給する空気の量を調整するための調整板を回動自在に設けることにしているために、コンプレッサーを冷却することによって加温された空気を室内に供給することができ、室内温度の調整や換気のために有効利用することができ、室内に設けられた空調機器の負荷を軽減することができるので、工場等で消費される電力を低減することができる。
特に、調整板を室内の温度に応じて回動させるための回動機構を設けた場合には、工場等の室内の温度環境を良好な状態に保持することができる。
また、調整板の排気口と面する側にフィルターを着脱自在に設けた場合には、室内に供給される空気をフィルターで浄化することができ、室内の環境を良好な状態に保持することができる。
本発明に係る空調アダプターを設置した建屋内部を示す説明図。 空調アダプターを示す正面図。 同側面断面図。 同平面断面図。
以下に、本発明に係る空調アダプターの具体的な構成について図面を参照しながら説明する。
図1に示すように、空調アダプター1は、工場等の建屋2の内部に設置された主にパッケージ型のコンプレッサー3に着脱自在に装着されて使用される。
建屋2には、コンプレッサー3を冷却する空気を吸入するための吸気ダクト4と、コンプレッサー3を冷却した空気(圧縮動作時に発熱したコンプレッサー3を冷却することによって加温された空気)を排出するための排気ダクト5とが設けられている。
吸気ダクト4は、下端部がコンプレッサー3の側面に設けられた吸気口に接続され、上端部が建屋2の天井6の近傍に配置されている。なお、吸気ダクト4は、上端部を建屋2の外部に連通させてもよく、また、室内外の温度に応じて室内外いずれかの空気を吸入できるようにしてもよい。
排気ダクト5は、下端部がコンプレッサー3の上面に設けられた排気口に空調アダプター1を介して接続され、上端部が建屋2の側壁7に設置され、側壁7において建屋2の内部と外部とを連通している。
このように、空調アダプター1は、コンプレッサー3を冷却するための空気を排出する排気口とその排気口に連通させた排気ダクト5との間に着脱自在に装着される。
空調アダプター1は、図2~図4に示すように、中空矩形箱型状のアダプター本体8と、傾斜角度を可変とするために回動可能とした調整板9と、調整板9を回動させる回動機構10と、回動機構10を制御する制御器11とで構成している。
アダプター本体8は、下端部にコンプレッサー3の排気口よりも広い開口面積を有する吸入開口12を形成するとともに、上端部に吸入開口12と同じ開口面積の排出開口13を形成し、吸入開口12から排出開口13までを同じ開口面積の断面を有する筒状に形成している。また、アダプター本体8は、前側部に吸入開口12よりも広い開口面積を有する供給口14を形成している。
アダプター本体8の吸入開口12の周縁には、フランジ15が形成されており、このフランジ15を利用してコンプレッサー3の排気口の周囲を覆った状態でコンプレッサー3の上面にアダプター本体8の下端部を着脱自在に装着できるようにしている。
アダプター本体8の排出開口13の周縁には、フランジ16が形成されており、このフランジ16を利用して排気ダクト5の下端部にアダプター本体8の上端部を着脱自在に装着できるようにしている。
アダプター本体8の供給口14には、矩形薄板状の調整板9が開閉可能に設けられている。
調整板9は、上端部をアダプター本体8の供給口14の内側に左右一対の蝶番17,17を介して取付けている。これにより、調整板9は、上端部を支点としてアダプター本体8の供給口14から後方へ向けて回動するようになっており、回動によって調整板9の傾斜角度を変更できるようにしている。
調整板9には、フィルター18が保持具19を介して着脱自在に装着されている。フィルター18は、調整板9の前側、すなわち、傾斜した状態においてコンプレッサー3の排気口と面する側(対向する側)に取付けられ、保持具19によって調整板9の前側面から所定(一定)の間隔をあけて取付けられている。
この調整板9は、回動によって傾斜角度が変更でき、それに伴って、アダプター本体8と調整板9との間(内側の隙間)によって形成される吸入開口12と排出開口13との間を連通させるための連通開口20の開口面積を変更できるようになっている。そのため、調整板9には、回動機構10が接続されている。
回動機構10は、アダプター本体8の後側にシリンダー21を取付けるとともに、シリンダー21の進退ロッド22にワイヤー23の基端を取付け、ワイヤー23の先端を調整板9の裏面に取付けている。ワイヤー23は、アダプター本体8の後側に形成した貫通孔24を介してアダプター本体8に挿通されており、アダプター本体8の後側に設けたプーリー25を介して張設されている。
これにより、回動機構10は、シリンダー21によって調整板9を自動的に回動(開閉)させることができるようになっている。なお、回動機構10は、調整板9を回動させるとともに、その状態(回動した状態)で調整板9を保持できるように構成されていればよく、調整板9を自動的に回動させる構成に限られず、手動で調整板9を回動させるとともに、その回動角を保持できるような構成としてもよい。
自動的に調整板9を回動させるために、回動機構10には、制御器11が接続され、制御器11で制御されるようになっている。
制御器11は、アダプター本体8の側部に取付けられており、回動機構10のシリンダー21の他に、室内の温度を計測するための温度センサー26と、空調アダプター1(アダプター本体8)の内部の温度を計測するための温度センサー27とが接続されている。なお、室内の温度を計測する温度センサー26は、複数個用いて室内の平均的な温度や温度差を計測できるようにしてもよい。また、空調アダプター1の内部の温度を計測する温度センサー27は、吸入開口12から排出開口13へと直接的に流れる連通開口20を通過する空気(調整板9との衝突によって流れが乱されていない空気)の温度を計測する。
この制御器11は、温度センサー26で計測した室内の温度に応じて、回動機構10を制御して、調整板9を回動させるように制御する。その際に、温度センサー27で計測したコンプレッサー3から排出される空気の温度を参照し、室内の温度との温度差に応じて制御することもできる。たとえば、制御器11は、コンプレッサー3から排出される空気の温度と室内の温度との温度差に比例した傾斜角度となるように調整板9を回動させることができる。
空調アダプター1は、以上に説明したように構成している。そして、コンプレッサー3の排気口から排出された空気は、アダプター本体8を通って吸入開口12から排出開口13へと流れて排気ダクト5へと送られるが、その空気の一部は、調整板9によって向き(流れる方向)が変えられて供給口14から室内に供給される。その際に、空調アダプター1が制御器11によって回動機構10を制御して調整板9を回動させると、供給口14から室内に供給する空気の量を調整することができる。
以上に説明したように、上記空調アダプター1は、コンプレッサー3を冷却するための空気を排出する排気口とその排気口に連通させた排気ダクト5との間に装着されるものであり、排気口から排出させる空気を排気ダクト5へ送るアダプター本体8に、排気口から排出される空気の一部を室内に供給する供給口14を設けるとともに、供給口14から室内に供給する空気の量を調整するための調整板9を回動自在に設けた構成となっている。
そのため、上記構成の空調アダプター1では、コンプレッサー3を冷却することによって加温された空気を室内に供給することができ、室内温度の調整や換気のために有効利用することができ、室内に設けられた空調機器の負荷を軽減することができるので、工場等で消費される電力を低減することができる。
また、上記空調アダプター1は、調整板9を室内の温度に応じて回動させるための回動機構10を設けた構成となっている。
そのため、上記構成の空調アダプター1では、工場等の室内の温度環境を良好な状態に保持することができる。
また、上記空調アダプター1は、調整板9の排気口と面する側にフィルター18を着脱自在に設けた構成となっている。
そのため、上記構成の空調アダプター1では、室内に供給される空気をフィルター18で浄化することができ、室内の環境を良好な状態に保持することができる。
1 空調アダプター 2 建屋
3 コンプレッサー 4 吸気ダクト
5 排気ダクト 6 天井
7 側壁 8 アダプター本体
9 調整板 10 回動機構
11 制御器 12 吸入開口
13 排出開口 14 供給口
15,16 フランジ 17 蝶番
18 フィルター 19 保持具
20 連通開口 21 シリンダー
22 進退ロッド 23 ワイヤー
24 貫通孔 25 プーリー
26 温度センサー 27 温度センサー

Claims (3)

  1. コンプレッサーを冷却するための空気を排出する排気口とその排気口に連通させた排気ダクトとの間に装着する空調アダプターであって、
    排気口から排出させる空気を吸入開口から排気ダクトへ送るアダプター本体に、排気口から排出される空気の一部を室内に供給する供給口を設けるとともに、供給口から室内に供給する空気の量を調整するための調整板を回動自在に設け、供給口は、吸入開口よりも広い開口面積を有し、調整板は、上端部を供給口の内側に取付けて上端部を支点として供給口の内側へ向けて回動するようにしたことを特徴とする空調アダプター。
  2. 前記調整板を前記室内の温度に応じて回動させるための回動機構を設けたことを特徴とする請求項1に記載の空調アダプター。
  3. 前記調整板の前記排気口と面する側にフィルターを着脱自在に設けたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の空調アダプター。
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