JP7108867B2 - A sliding door with a handle and the same - Google Patents
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Description
本発明は、引手及びこれを備えた引戸に関する。 TECHNICAL FIELD The present invention relates to a pull and a sliding door provided with the same.
従来より、引戸の戸先側端部に取り付けられる引手が知られている。このような引手としては、引戸を厚さ方向に貫通する貫通孔に戸厚方向両側から嵌め込まれて取り付けられる構成とされたものがあるが、例えば、戸袋に収納される引戸等においては、より戸先に設けられることが望まれる。
例えば、下記特許文献1には、引戸の木口端に形成された切欠部に装着される引手が開示されている。この引手は、木口端側に設けられる第一引手部材と、切欠部の切欠面側に設けられる左右一対の第二手掛かり部からなる第二引手部材と、第二手掛かり部の重ね合わせ部の開孔部に連通される第一引手部材の開孔部を覆うカバーと、を備えている。
BACKGROUND ART Conventionally, a pull attached to an end of a sliding door on the door tip side is known. As such a pull, there is a pull that is fitted from both sides in the door thickness direction into a through hole that penetrates the sliding door in the thickness direction. It is desired to be provided at the door.
For example,
しかしながら、上記特許文献1に記載された引手では、部品点数が多くなり、更なる改善が望まれる。
However, the pull described in
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、戸先に取り付け可能でありながらも、構造の簡略化を図り得る引手及びこれを備えた引戸を提供することを目的としている。 SUMMARY OF THE INVENTION It is an object of the present invention to provide a pull that can be attached to the edge of a door and that can simplify the structure, and a sliding door equipped with the pull.
前記目的を達成するために、本発明に係る引手は、引戸パネルの戸先側端部の高さ方向途中部位に設けられ戸幅方向外側に開口する切欠状の取付凹所に取り付けられる引手であって、戸厚方向両側から組み付けられて互いに係止する係止部によって一体化される第1引手部材及び第2引手部材を備えており、前記第1引手部材には、前記取付凹所の内面に止着される止具の止着部が設けられ、前記第2引手部材には、前記第1引手部材と一体化された状態で前記止着部を覆うカバー部が設けられていることを特徴とする。 In order to achieve the above object, the pull according to the present invention is a pull that is attached to a notch-shaped mounting recess that is provided in the middle of the height direction of the door tip side end of the sliding door panel and opens outward in the door width direction. a first pull member and a second pull member that are assembled from both sides in the door thickness direction and integrated by locking portions that lock each other; A fastening portion of a stopper to be fastened to the inner surface is provided, and the second pull member is provided with a cover portion that covers the fastening portion while being integrated with the first pull member. characterized by
また、前記目的を達成するために、本発明に係る引手は、引戸パネルの戸先側端部の高さ方向途中部位に設けられ戸幅方向外側に開口する切欠状の取付凹所に取り付けられる引手であって、戸厚方向両側から組み付けられて互いに係止する係止部によって一体化される第1引手部材及び第2引手部材を備えており、前記第1引手部材は、戸厚方向一方側において開口する第1手掛凹所の凹底部を区画する戸厚方向に厚さ方向を沿わせて配される底板部と、この底板部の外周部に連なるように設けられ、前記第1手掛凹所の内周部を区画する周壁部と、を備え、前記第2引手部材には、戸厚方向他方側において開口する第2手掛凹所の内周部を区画する周壁部と、この周壁部の内周側において前記第1引手部材の底板部を前記第2手掛凹所の凹底部として露出させる貫通孔と、が設けられていることを特徴とする。 Further, in order to achieve the above object, the pull tab according to the present invention is mounted in a notch-shaped mounting recess that is provided in the middle of the height direction of the end portion of the door tip side of the sliding door panel and that opens outward in the width direction of the door. The pull is provided with a first pull member and a second pull member that are assembled from both sides in the door thickness direction and integrated by engaging portions that engage with each other, and the first pull member is mounted on one side in the door thickness direction. a bottom plate portion arranged along the thickness direction of the door and defining the concave bottom portion of the first hand-holding recess opening on the side; a peripheral wall portion defining an inner peripheral portion of the hand-holding recess, wherein the second handle member is provided with a peripheral wall portion defining the inner peripheral portion of the second hand-holding recess that opens on the other side in the door thickness direction; and a through hole for exposing the bottom plate portion of the first pull tab member as the recessed bottom portion of the second hand-holding recess is provided on the inner peripheral side of the peripheral wall portion.
また、前記目的を達成するために、本発明に係る引戸は、本発明に係る引手と、この引手が取り付けられる戸幅方向外側に開口する切欠状の取付凹所が戸先側端部の高さ方向途中部位に設けられた引戸パネルと、を備えていることを特徴とする。 In order to achieve the above object, a sliding door according to the present invention includes a pull according to the present invention and a notch-shaped mounting recess opening outward in the width direction of the door to which the pull is mounted. and a sliding door panel provided in the middle of the vertical direction.
本発明に係る引手及びこれを備えた引戸は、上述のような構成としたことで、戸先に取り付け可能でありながらも、構造の簡略化を図ることができる。 The pull and the sliding door provided with the pull according to the present invention can be configured as described above, so that the structure can be simplified while being attachable to the door tip.
以下に本発明の実施の形態について、図面に基づいて説明する。
なお、一部の図では、他図に付している詳細な符号の一部を省略している。
また、以下の実施形態では、本実施形態に係る引手を取り付けた引戸を施工した状態を基準として上下方向等の方向を説明する。
An embodiment of the present invention will be described below with reference to the drawings.
It should be noted that some of the detailed reference numerals attached to other drawings are omitted in some of the drawings.
In addition, in the following embodiments, directions such as the vertical direction will be described on the basis of the state in which the sliding door with the handle attached according to the present embodiment is constructed.
図1~図5は、本実施形態に係る引手の一例及びこれを備えた引戸の一例を模式的に示す図である。
本実施形態に係る引手1は、図1に示すように、引戸パネル30の戸先側端部32の高さ方向途中部位に設けられ戸幅方向外側(戸先側)に開口する切欠状の取付凹所33に取り付けられる。本実施形態に係る引戸2は、この引手1と、この引手1が取り付けられる戸幅方向外側に開口する切欠状の取付凹所33が戸先側端部32の高さ方向途中部位に設けられた引戸パネル30と、を備えている。
1 to 5 are diagrams schematically showing an example of a pull tab according to this embodiment and an example of a sliding door having the pull tab.
As shown in FIG. 1, the
引戸パネル30は、住居等の建物内の間仕切壁4を貫通するように設けられた出入口となる開口3を開閉する構成とされている。図例では、一枚の引戸パネル30を、片引き状に配した例を示している。また、開口3の間口方向一方側に、この引戸パネル30が納められる戸袋6を設けた例を示している。つまり、図例では、引戸パネル30を、戸袋納めで建て付けた例を示している。また、引戸パネル30が建て付けられる戸枠40を設けた例を示している。この戸枠40と引戸2とによって引戸装置を構成するものでもよい。なお、開口3の間口方向両側に戸袋6を設け、これらのそれぞれに収納される引戸パネル30を両引き(引き分け)状に設けた構成としてもよい。この場合は、後記する戸枠40を適宜、変形するようにすればよい。
The sliding
戸枠40は、図1(a)及び図2に示すように、開口3の上側(天側)を区画する上枠41を備えている。なお、開口3の下側は、図例のように床によって区画された例に限られず、下枠等によって区画されたものでもよい。また、図例では、上枠41の上側に間仕切壁4を構成する垂れ壁を設けた例を示しているが、このような態様に代えて、上枠41を天井に付設状や埋込状に設けた態様等としてもよい。
また、上枠41には、引戸パネル30の上端側を戸幅方向にスライド自在にガイドするガイド部材としての上レール42が設けられている。
The
Further, the
上レール42は、引戸パネル30を吊下支持する構成とされている。つまり、本実施形態では、引戸パネル30は、上吊型で建て付けられる構成とされている。この上レール42は、上枠41の概ね全長に亘って延びるように設けられている。図例では、上枠41に、上レール42の上側部位を受け入れる受入溝を設けた例を示している。また、上レール42には、引戸パネル30の上端側をガイドするガイド溝43が長手方向に延びるように設けられている。ガイド溝43は、上レール42の全長に亘って設けられ、下向きに開口するように設けられている。上レール42には、このガイド溝43の溝底側となる上側を区画する天壁部と、溝幅方向両側を区画する両側壁部と、両側壁部の下端部から互いに向き合う方向に突出する案内片部と、が設けられている。
The
また、戸枠40は、上端部が上枠41の長手方向第1端部に接合され、閉鎖状態の引戸パネル30の戸先側端部32が当接または近接される戸先側縦枠44を備えている。この戸先側縦枠44は、開口3の戸先側を区画する。また、戸先側縦枠44には、引戸パネル30の戸先側端部32を受け入れる戸じゃくり溝が上下方向(戸高方向に沿う方向)に延びるように設けられている。
また、戸枠40は、上端部が上枠41の長手方向第2端部に接合され、全開状態の引戸パネル30の戸尻側端部が当接または近接される戸尻側縦枠45を備えている。この戸尻側縦枠45は、戸袋6の収納方向奥側を区画する。なお、この戸尻側縦枠45に、引戸パネル30の戸尻側端部が当接または弾接するストッパー部や緩衝体を設けるようにしてもよい。
The
Further, the
また、戸枠40は、上端部が上枠41の長手方向途中部位に接合され、戸袋6の戸袋口の壁厚方向両側を区画する一対の中方立46,46を備えている。これら中方立46,46は、開口3の戸尻側を区画する。これら中方立46,46は、壁厚方向に間隔を空けて互いに対向するように設けられる。これら中方立46,46は、引戸パネル30を戸袋6に収納させた状態(全開状態)で、戸先側に向く開口内側面が引戸パネル30の戸先側端面と略同一平面状となる構成とされている。また、これら中方立46,46の互いに対向する対向面47,47が全開状態の引戸パネル30の戸先側端部32の戸厚方向両側の表面31,31のそれぞれに近接して対面される。なお、図例では、固定枠状の戸枠40を例示しているが、額縁を備えたケーシング枠状のものとしてもよい。
Further, the
戸袋6は、図1(a)に示すように、戸幅方向一方側となる開口3側に向けて開口するように設けられ、引戸パネル30の収納空間を構成する。この戸袋6の戸幅方向に沿う寸法は、引戸パネル30の収納が可能なように引戸パネル30の戸幅寸法に応じた寸法とされている。本実施形態では、戸袋6の戸幅寸法を、引戸パネル30の全体を収納可能な寸法としている。この戸袋6は、上側が上枠41(上レール42)によって区画され、下側が床によって区画されている。また、この戸袋6の壁厚方向両側は、間仕切壁4の壁厚方向両側の各壁面にそれぞれ一連状(面一状)に設けられた壁厚方向両側の壁体5,5によって区画されている。上記した中方立46,46は、これら壁厚方向両側の壁体5,5のそれぞれの開口3側の端部に沿うように設けられている。なお、これら壁体5,5は、間仕切壁4を構成する壁下地ボードが一連状に設けられて形成されたものでもよく、間仕切壁4とは別体的に設けられた袖壁状の一対の壁部を備えたものでもよく、戸袋6を形成するように一体的に形成されたものでもよい。
As shown in FIG. 1(a), the
上記構成とされた戸枠40にスライド自在に建て付けられる引戸パネル30は、略矩形平板状とされている。
この引戸パネル30の上端部には、図2に示すように、上レール42に案内支持される被ガイド部材としてのランナー37が設けられている。ランナー37は、図示を省略しているが、引戸パネル30の上端部の戸幅方向両側端部のそれぞれに設けられている。これらランナー37には、上レール42のガイド溝43に挿入され、案内片部上を走行する転動体が設けられている。これら転動体は、戸厚方向に沿う軸回りに転動するローラーでもよい。また、各ランナー37に、両側の案内片部のそれぞれを走行するように、戸厚方向に間隔を空けて転動体を設けた構成としている。また、各ランナー37に、これら転動体を戸幅方向に間隔を空けて設けた構成としてもよい。なお、引戸パネル30の上端部に設けられる被ガイド部材及びこの被ガイド部材を案内支持する上レール42としては、上記のような構成とされたものに限られず、その他、種々の構成とされたものでもよい。
The sliding
At the upper end of the sliding
また、引戸パネル30の下端部には、床側に設置される下端ガイド部材48が挿入(遊挿)される被ガイド溝36が設けられている。この被ガイド溝36は、引戸パネル30の下端面において下方側に向けて開口するように、かつ戸幅方向に延びるように設けられている。この被ガイド溝36に挿入される下端ガイド部材48としては、床に固定されるベース部から上方側に向けてピン状のガイド部を突出させた固定ガイドピンでもよい。また、下端ガイド部材48は、戸幅方向に間隔を空けて複数箇所に設置されるものでもよい。なお、下端ガイド部材48としては、固定ガイドピンに限られず、磁石を有したガイドピンを床に埋込状に配される収容部に対して上下方向に出没自在に設けたマグネットガイドであってもよい。この場合は、被ガイド溝36の適所に、下端ガイド部材48に対応させて磁石や磁性体等を設けた構成としてもよい。
Further, the lower end portion of the sliding
引戸パネル30の戸先側端部32に設けられた取付凹所33は、図5(a)、(b)に示すように、戸厚方向の全体に亘って切欠状に設けられている。この取付凹所33は、戸厚方向に見て略方形状とされ、内面を構成する戸幅方向外側に向く内底面34及び上下方向に向く両側の内側面35,35によって区画されている。
この取付凹所33は、後記する引手1が操作し易い高さ位置となるように、適宜の高さ位置に設けられたものでもよい。また、この取付凹所33の上下方向に沿う寸法や戸幅方向に沿う寸法は、後記する引手1の寸法に応じて適宜の寸法とすればよい。
As shown in FIGS. 5(a) and 5(b), the mounting
The mounting
なお、この取付凹所33は、引戸パネル30の戸先側端部32に内底面34及び両側の内側面35,35を構成するように組み付けられた適宜の下地桟によって形成されたものでもよく、下地桟に切削加工等を施して形成されたものでもよい。また、引戸パネル30は、四周枠内に適宜の横桟や縦桟、下地桟等を設けたパネル芯材の四周表面に適宜の面材が貼着されたいわゆるフラッシュパネルでもよい。また、引戸パネル30の戸先側端面及び戸先側縦枠44の戸じゃくり溝の溝底の両方または一方に、引手1の戸先側部位の戸じゃくり溝の溝底への当接を抑制する突部や緩衝体(クリアーバンパー)等を設けた構成としてもよい。
It should be noted that this mounting
引手1は、図3、図4及び図5(c)に示すように、戸厚方向両側から組み付けられて互いに係止する係止部14b,24a,17a,27a,19a,29aによって一体化される第1引手部材10及び第2引手部材20を備えている。なお、以下では、引手1の各部について、当該引手1が引戸パネル30に組み付けられた状態を基準として説明する場合がある。
第1引手部材10は、図1(b)、(c)に示すように、戸厚方向一方側において開口する第1手掛凹所11の凹底部を区画する戸厚方向に厚さ方向を沿わせて配される底板部12を備えている。また、第1引手部材10は、この底板部12の外周部に連なるように設けられ、第1手掛凹所11の内周部を区画する周壁部としての上下の横壁部13,13、戸尻側壁部14及び戸先側壁部15を備えている。また、第1引手部材10には、引戸パネル30の取付凹所33の内面としての内底面34に止着される止具9の止着部としての戸尻側突片部14aが設けられている。この戸尻側突片部14aは、本実施形態では、取付凹所33の戸幅方向外側に向く内底面34に沿わせられる部位に設けられている。
As shown in FIGS. 3, 4 and 5(c), the
As shown in FIGS. 1(b) and 1(c), the
第2引手部材20は、図1(b)及び図3(a)に示すように、戸厚方向他方側において開口する第2手掛凹所21の内周部を区画する周壁部としての上下の横壁部23,23、戸尻側壁部24及び戸先側壁部25を備えている。また、第2引手部材20には、図3に示すように、この周壁部を構成する上下の横壁部23,23、戸尻側壁部24及び戸先側壁部25の内周側において第1引手部材10の底板部12を第2手掛凹所21の凹底部として露出させる貫通孔22が設けられている。また、第2引手部材20には、第1引手部材10と一体化された状態で止着部を構成する戸尻側突片部14aを覆うカバー部としての戸尻側壁部24が設けられている。つまり、本実施形態では、カバー部は、当該第2引手部材20によって形成される第2手掛凹所21の内周部を区画する周壁部を構成する戸尻側壁部24とされている。また、本実施形態では、第1引手部材10及び第2引手部材20によって形成される戸厚方向両側の手掛凹所11,21の戸先側部位を区画する戸先側壁部15,25を、引戸パネル30の戸厚方向両側の表面31,31から段落状に設けた構成としている。また、本実施形態では、第1引手部材10及び第2引手部材20のそれぞれを、上下方向中心線を対称軸として線対称状としている。
As shown in FIGS. 1(b) and 3(a), the
第1引手部材10の底板部12は、図1(c)に示すように、戸厚方向(組付方向)に見て、略方形状とされている。図例では、底板部12を、上下方向に長尺な略矩形板状としている。この底板部12は、図1(b)に示すように、引戸パネル30の戸厚方向略中心に位置するように配される構成とされている。つまり、この底板部12の戸厚方向両側には、互いに戸厚方向に沿う深さ寸法が略同寸法とされた第1手掛凹所11及び第2手掛凹所21が設けられる。
第1引手部材10の第1手掛凹所11の上下両側を区画する上下の横壁部13,13は、上下方向に厚さ方向を沿わせて配される板状とされている。これら上下の横壁部13,13は、互いに平行状に設けられている。また、これら上下の横壁部13,13は、底板部12の上下の縁部から戸厚方向一方側に向けて突出するように設けられている。
これら上下の横壁部13,13は、取付凹所33の上下の各内側面35,35に当接または近接して配される構成とされている。
As shown in FIG. 1(c), the
The upper and lower
These upper and lower
本実施形態では、第1引手部材10は、図4(a)に示すように、これら上下の横壁部13,13に連なるように、かつ底板部12の上下の縁部から戸厚方向他方側に向けて突出するように設けられた横突片部13a,13aを備えている。これら横突片部13a,13aの上下方向外側に向く面は、上下の横壁部13,13の上下方向外側に向く面とそれぞれ面一状とされている。また、これら横突片部13a,13aの互いに対向する面は、上下の横壁部13,13の互いに対向する面とそれぞれ同一平面状となるように設けられている。つまり、上下の横突片部13a,13aと上下の横壁部13,13とは、互いに略同厚さ寸法とされている。
また、これら横突片部13a,13aは、取付凹所33の上下の各内側面35,35に当接または近接される。これら横壁部13,13と横突片部13a,13aとを足し合わせた戸厚方向に沿う寸法は、引戸パネル30の戸厚寸法と略同寸法とされている。つまり、これら横壁部13,13及び横突片部13a,13aによって取付凹所33の上下の各内側面35,35が略全体に亘って覆われる構成とされている。
In this embodiment, as shown in FIG. 4(a), the
Further, these
第1引手部材10の第1手掛凹所11の戸尻側を区画する戸尻側壁部14は、図1(b)に示すように、戸幅方向に厚さ方向を沿わせて配される板状とされている。この戸尻側壁部14は、底板部12の戸尻側の縁部から戸厚方向一方側に向けて突出するように設けられている。また、この戸尻側壁部14の上下の縁部は、上下の横壁部13,13に連なるように設けられている。この戸尻側壁部14は、取付凹所33の内底面34に当接または近接して配される構成とされている。
また、本実施形態では、止着部を構成する戸尻側突片部14aを、この戸尻側壁部14に連なるように、かつ底板部12の戸尻側の縁部から戸厚方向他方側に向けて突出させるように設けた構成としている。この戸尻側突片部14aの戸尻側(戸幅方向中心側)に向く面は、戸尻側壁部14の戸尻側に向く面と面一状とされている。つまり、戸尻側突片部14aは、戸幅方向に厚さ方向を沿わせて配される板状とされ、取付凹所33の内底面34に当接または近接して配される構成とされている。また、この戸尻側突片部14aの上下の縁部は、上記した上下の横突片部13a,13aに連なるように設けられている(図4(a)参照)。
As shown in FIG. 1(b), the door trailing
In addition, in the present embodiment, the door trailing edge
また、この戸尻側突片部14aには、図3(b)及び図4(a)に示すように、止具9が挿通される挿通孔14cが厚さ方向に貫通して設けられている。また、戸尻側突片部14aに、上下方向に間隔を空けて複数(図例では、2つ)の挿通孔14c,14cを設けた構成としている。これら挿通孔14c,14cは、戸幅方向外側に、止具9の頭部を受け入れるざぐり状(図例では、皿ざぐり状)の凹所を設けた形状とされている。
また、戸尻側突片部14aには、図3(b)及び図5(c)に示すように、係止部を構成する第1係止部14bが設けられている。この第1係止部14bは、戸尻側突片部14aの戸幅方向外側に向く面に設けられている。また、第1係止部14bは、上下に延びるように形成された複数の係止突条を戸厚方向に並列状に設けた構成とされている。また、この戸尻側突片部14aの厚さ寸法(戸幅方向に沿う寸法)は、戸尻側壁部14の同方向に沿う厚さ寸法の概ね1/2の寸法とされている。
As shown in FIGS. 3(b) and 4(a), an
Further, as shown in FIGS. 3(b) and 5(c), the door trailing edge
また、本実施形態では、図1(c)に示すように、第1引手部材10に、取付凹所33の戸厚方向一方側縁部を覆う覆い片部18を設けた構成としている。この覆い片部18は、戸厚方向に厚さ方向を沿わせて配される板状とされ、取付凹所33の戸厚方向一方側縁部近傍の表面31を覆うように設けられている。また、この覆い片部18の戸厚方向中心側に向く面は、引戸パネル30の戸厚方向一方側の表面31に当接または近接して配される構成とされている。また、覆い片部18は、戸尻側壁部14の戸厚方向一方側(外側)端部から戸尻側に向けて突出する戸尻側覆い片部18aと、上下の横壁部13,13の戸厚方向一方側(外側)端部から上下方向外側に向けて突出する横覆い片部18b,18bと、を備えている。これら戸尻側覆い片部18aと上下の横覆い片部18b,18bとは、一連状に設けられている。つまり、覆い片部18は、戸厚方向に見て、取付凹所33の戸厚方向一方側縁部を囲むように、略C字状(略コ字状)に設けられている。図例では、戸尻側覆い片部18aの戸幅方向に沿う幅寸法を、上下の横覆い片部18b,18bの上下方向に沿う幅寸法よりも小とした例を示しているが、このような例に限られない。
Further, in this embodiment, as shown in FIG. 1(c), the
第1引手部材10の第1手掛凹所11の戸先側を区画する戸先側壁部15は、図1(b)に示すように、戸幅方向に厚さ方向を沿わせて配される板状とされている。この戸先側壁部15は、戸厚方向外側面(戸厚方向一方側に向く面)が上下の横覆い片部18b,18bから戸厚方向中心側に段落状となるように設けられている。また、この戸先側壁部15は、底板部12の戸先側の縁部から戸厚方向一方側に向けて突出するように設けられている。この戸先側壁部15の戸厚方向に沿う突出寸法は、戸尻側壁部14の同方向に沿う突出寸法よりも小とされている。この戸先側壁部15の突出寸法は、図1(a)において二点鎖線で示すように、手指の手掛けが可能で、かつ全開状態で戸袋6の戸袋口を構成する中方立46の対向面47との間に手指の挿入が可能となるように適宜の寸法としてもよい。つまりは、全開状態の引戸パネル30の引手1の上下両側部位の戸先側端部32の表面31と中方立46の対向面47との間においては、手指の挿入が不能であるが、当該引手1が設けられた部位では、手指の挿入が可能とされている。引戸パネル30が全開状態における戸袋6の戸袋口を構成する中方立46の対向面47と戸先側壁部15との間の寸法は、20mm~40mm程度でもよい。図例では、戸先側壁部15の突出寸法を、戸尻側壁部14の突出寸法の1/2以下とした例を示しているが、このような例に限られない。
As shown in FIG. 1(b), the door tip
また、この戸先側壁部15の上下の縁部は、上下の横壁部13,13に連なるように設けられている。
また、本実施形態では、図1(b)に示すように、この戸先側壁部15の突出方向先端部(戸厚方向外側端部)から戸先側(戸幅方向外側)に向けて延びる帯状表面部16を設けた構成としている。この帯状表面部16は、戸厚方向外側に向く面が引戸パネル30の表面31と平行状に配される構成とされている。また、この帯状表面部16は、戸厚方向外側に向く面が上下の横覆い片部18b,18bから戸厚方向中心側に段落状となるように設けられている。
また、この帯状表面部16は、延出方向先端面(戸幅方向外側端面)が当該第1引手部材10の戸幅方向外側端面と同一平面状となるように設けられている。この帯状表面部16の戸幅方向に沿う幅寸法は、戸先側壁部15への手掛性の観点等から適宜の寸法としてもよい。図例では、この帯状表面部16の幅寸法を、底板部12の同方向に沿う幅寸法の1/2程度の寸法とした例を示している。
また、この帯状表面部16は、戸厚方向に厚さ方向を沿わせて配される板状とされている。また、この帯状表面部16の上下の縁部は、上下の横壁部13,13に連なるように設けられている。また、本実施形態では、この帯状表面部16の延出方向先端部から戸厚方向他方側に向けて突出するように戸先側係合片部17を設けた構成としている。
Further, the upper and lower edge portions of the door tip
Further, in the present embodiment, as shown in FIG. 1(b), the door tip
Further, the belt-
Further, the belt-shaped
戸先側係合片部17は、戸幅方向に厚さ方向を沿わせて配される板状とされている。また、この戸先側係合片部17は、後記する第2引手部材20の戸先側係合片部27の厚さに対応させて、帯状表面部16の延出方向先端面よりも戸幅方向中心側に位置するように設けられている(図5(c)も参照)。また、この戸先側係合片部17は、図3(b)に示すように、上下の縁部と上下の横壁部13,13との間に隙間が形成されるように設けられている。この隙間は、後記する第2引手部材20の戸先側係合片部27の上下の縁部から戸尻側に段下状に設けられた段壁部の受入が可能なように設けられている。
また、この戸先側係合片部17には、図1(b)及び図3(b)に示すように、係止部を構成する第2係止部17aが設けられている。この第2係止部17aは、第1係止部14bと同様、戸先側係合片部17の戸幅方向外側に向く面に設けられている。また、第2係止部17aは、上下に延びるように形成された複数の係止突条を戸厚方向に並列状に設けた構成とされている。
The door leading edge side engaging
Further, as shown in FIGS. 1(b) and 3(b), the door leading edge
また、本実施形態では、図1(c)及び図2に示すように、第1引手部材10に、取付凹所33の戸先側の上下の縁部を覆うように配される上下の係合片部19,19を設けた構成としている。これら上下の係合片部19,19は、戸幅方向に厚さ方向を沿わせて配される板状とされ、取付凹所33の戸先側の上下の縁部近傍の戸先側端面を覆うように設けられている。
これら上下の係合片部19,19は、図3及び図4(a)に示すように、上下の横壁部13,13及び上下の横突片部13a,13aの戸先側端部(戸幅方向外側端部)に連なるように、かつこれらから上下方向外側に向けて延びるように設けられている。また、これら上下の係合片部19,19は、上下の横覆い片部18b,18bのそれぞれの戸先側端部(戸幅方向外側端部)にも連なるように設けられている。
In this embodiment, as shown in FIGS. 1(c) and 2, the
As shown in FIGS. 3 and 4(a), these upper and lower
これら上下の係合片部19,19の戸厚方向に沿う寸法は、上下の横壁部13,13と上下の横突片部13a,13aとを足し合わせた同方向に沿う寸法と同寸法とされている。また、これら上下の係合片部19,19の上下方向に沿う寸法は、上下の横覆い片部18b,18bの同方向に沿う寸法と同寸法とされている。
また、これら上下の係合片部19,19の戸尻側(戸幅方向中心側)に向く面には、図4(a)に示すように、係止部を構成する第3係止部19a,19aが設けられている。つまり、これら第3係止部19a,19aは、上記した第1係止部14b及び第2係止部17aとは、逆側面に設けられている。また、これら第3係止部19a,19aは、上記同様、上下に延びるように形成された複数の係止突条を戸厚方向に並列状に設けた構成とされている。
また、これら第3係止部19a,19aは、上下の係合片部19,19における横覆い片部18b,18b側部位から戸先側に段下状に厚さが小とされた戸厚方向他方側部位に設けられている。また、上下の係合片部19,19における横覆い片部18b,18b側部位の戸尻側に向く面は、引戸パネル30の戸先側端面に当接または近接して配される構成とされている。
The dimension along the door thickness direction of these upper and lower
Further, as shown in FIG. 4(a), the surfaces of the upper and lower
In addition, the
第2引手部材20の貫通孔22は、第1引手部材10の底板部12に応じた形状とされ、戸厚方向(組付方向)に見て、略方形孔状とされている(図3(b)及び図4(b)参照)。
第2引手部材20の第2手掛凹所21、つまり貫通孔22の上下両側を区画する上下の横壁部23,23は、上下方向に厚さ方向を沿わせて配される板状とされている。これら上下の横壁部23,23は、互いに平行状に設けられている。これら上下の横壁部23,23は、上下方向外側に向く面が第1引手部材10の上下の横突片部13a,13aの互いに対向する面に当接または近接して配される構成とされている。また、これら上下の横壁部23,23の戸厚方向中心側端面は、第1引手部材10の底板部12の戸厚方向他方側に向く面(第2手掛凹所21の凹底面を構成する面)に当接または近接して配される構成とされている。
The through
The upper and lower
第2引手部材20の第2手掛凹所21、つまり貫通孔22の戸尻側を区画する戸尻側壁部24は、図1(b)に示すように、戸幅方向に厚さ方向を沿わせて配される板状とされている。この戸尻側壁部24の上下の縁部は、図3(b)及び図4(b)に示すように、上下の横壁部23,23に連なるように設けられている。また、この戸尻側壁部24は、第1引手部材10の戸尻側突片部14aの戸先側に重ね合わせられるように配される構成とされている。この戸尻側壁部24の戸尻側に向く面には、戸尻側突片部14aに設けられた第1係止部14bに互いに係止する係止部を構成する第1係止部24aが設けられている。この第1係止部24aは、上下に延びるように形成された複数の係止突条を戸厚方向に並列状に設けた構成とされている。なお、これら第1係止部14b,24aとしては、このような構成とされたものに限られず、第1引手部材10と第2引手部材20とが戸厚方向に組み付けられた際に互いに係止するものであれば、どのようなものでもよい。
The
また、この戸尻側壁部24の厚さ寸法(戸幅方向に沿う寸法)は、戸尻側突片部14aの同方向に沿う厚さ寸法と略同寸法とされている。つまり、この戸尻側壁部24は、戸先側(戸幅方向外側)に向く面が第1引手部材10の戸尻側壁部14の同方向に向く面と略同一平面状となるように設けられている。
また、この戸尻側壁部24の戸厚方向中心側端面は、第1引手部材10の底板部12の戸厚方向他方側に向く面に当接または近接して配される構成とされている。
また、第1引手部材10と概ね同様、第2引手部材20に、取付凹所33の戸厚方向他方側縁部を覆う覆い片部28を設けた構成としている。この覆い片部28は、戸厚方向に厚さ方向を沿わせて配される板状とされ、取付凹所33の戸厚方向他方側縁部近傍の表面31を覆うように設けられている。また、この覆い片部28の戸厚方向中心側に向く面は、引戸パネル30の戸厚方向他方側の表面31に当接または近接して配される構成とされている。
Further, the thickness dimension (dimension along the door width direction) of the door tail
In addition, the end surface of the door trailing
Further, in substantially the same manner as the
また、覆い片部28は、戸尻側壁部24の戸厚方向他方側(外側)端部から戸尻側に向けて突出する戸尻側覆い片部28aと、上下の横壁部23,23の戸厚方向他方側(外側)端部から上下方向外側に向けて突出する横覆い片部28b,28bと、を備えている。これら戸尻側覆い片部28aと上下の横覆い片部28b,28bとは、上記同様、一連状に設けられている。つまり、覆い片部28は、戸厚方向に見て、取付凹所33の戸厚方向他方側縁部を囲むように、略C字状(略コ字状)に設けられている。また、戸尻側覆い片部28aの戸幅方向に沿う幅寸法を、第1引手部材10の戸尻側覆い片部18aの同方向に沿う幅寸法と略同寸法としている。また、上下の横覆い片部28b,28bの上下方向に沿う幅寸法を、第1引手部材10の上下の横覆い片部18b,18bの同方向に沿う幅寸法と略同寸法としている。また、図例では、上記同様、戸尻側覆い片部28aの戸幅方向に沿う幅寸法を、上下の横覆い片部28b,28bの上下方向に沿う幅寸法よりも小とした例を示しているが、このような例に限られない。
The
第2引手部材20の第2手掛凹所21、つまり貫通孔22の戸先側を区画する戸先側壁部25は、図1(b)に示すように、戸幅方向に厚さ方向を沿わせて配される板状とされている。この戸先側壁部25は、上記同様、戸厚方向外側面(戸厚方向他方側に向く面)が上下の横覆い片部28b,28bから戸厚方向中心側に段落状となるように設けられている。また、この戸先側壁部25は、上記同様、手指の手掛けが可能で、かつ引戸パネル30が全開状態で戸袋6の戸袋口を構成する中方立46の対向面47との間に手指の挿入が可能となるように設けられている。
また、この戸先側壁部25の上下の縁部は、図4(b)に示すように、上下の横壁部23,23に連なるように設けられている。また、この戸先側壁部25は、第1引手部材10の底板部12よりも戸厚方向一方側に延出するように設けられ、その戸尻側(戸幅方向中心側)に向く面が第1引手部材10の戸先側壁部15の戸幅方向外側に向く面に当接または近接して配される構成とされている。また、この戸先側壁部25の延出方向先端面は、第1引手部材10の帯状表面部16の戸厚方向中心側に向く面(裏面)に当接または近接して配される構成とされている。
The
Further, the upper and lower edge portions of the door tip
また、本実施形態では、図1(b)に示すように、上記同様、この戸先側壁部25の戸厚方向外側端部(戸厚方向他方側端部)から戸先側(戸幅方向外側)に向けて延びる帯状表面部26を設けた構成としている。この帯状表面部26は、戸厚方向外側に向く面が引戸パネル30の表面31と平行状に配される構成とされている。また、この帯状表面部26は、戸厚方向外側に向く面が上下の横覆い片部28b,28bから戸厚方向中心側に段落状となるように設けられている。
この帯状表面部26は、延出方向先端面(戸幅方向外側端面)が当該第2引手部材20の戸幅方向外側端面と同一平面状となるように設けられている。この帯状表面部26の戸幅方向に沿う幅寸法は、上記同様、戸先側壁部25への手掛性の観点等から適宜の寸法としてもよい。また、この帯状表面部26は、戸厚方向に厚さ方向を沿わせて配される板状とされている。また、この帯状表面部26の上下の縁部は、上下の横壁部23,23に連なるように設けられている。また、本実施形態では、この帯状表面部26の延出方向先端部から戸厚方向一方側に向けて突出するように戸先側係合片部27を設けた構成とされている。
Further, in the present embodiment, as shown in FIG. 1B, in the same manner as described above, from the door thickness direction outer end portion (door thickness direction other side end portion) of the door tip
The belt-
戸先側係合片部27は、戸幅方向に厚さ方向を沿わせて配される板状とされている。また、この戸先側係合片部27は、第1引手部材10の戸先側係合片部17の戸先側に重ね合わせられるように配される構成とされている。この戸先側係合片部27の戸尻側に向く面には、戸先側係合片部17に設けられた第2係止部17aに互いに係止する係止部を構成する第2係止部27aが設けられている。この第2係止部27aは、上下に延びるように形成された複数の係止突条を戸厚方向に並列状に設けた構成とされている。なお、これら第2係止部17a,27aとしては、このような構成とされたものに限られず、第1引手部材10と第2引手部材20とが戸厚方向に組み付けられた際に互いに係止するものであれば、どのようなものでもよい。
The door leading edge side engaging
また、この戸先側係合片部27の突出方向先端面は、第1引手部材10の戸先側係合片部17よりも戸先側に突出するように設けられた帯状表面部16の戸厚方向中心側に向く面(裏面)に当接または近接して配される構成とされている。引手1は、第1手掛凹所11及び第2手掛凹所21の戸先側部位に、戸先側係合片部27、戸厚方向両側の帯状表面部16,26及び戸厚方向両側の戸先側壁部15,25によって外郭形状が区画される略角柱状の把持部を設けた構成とされている。
また、この戸先側係合片部27の上下の縁部には、図3(b)に示すように、戸尻側に段下状に設けられた段壁部が設けられている。これら上下の段壁部は、上下の横壁部23,23に連なるように設けられ、上記した第1引手部材10の戸先側係合片部17の上下両側に形成された隙間に挿入される構成とされている。また、これら上下の段壁部に、第1引手部材10の上下の係合片部19,19の互いに対向する縁部が当接または近接して配される構成とされている。
Further, the front end surface of the door leading edge side engaging
Further, as shown in FIG. 3(b), the upper and lower edge portions of the door leading edge side engaging
また、本実施形態では、第2引手部材20に、取付凹所33の戸先側の上下の縁部を覆うように配される上下の係合片部29,29を設けた構成としている。これら上下の係合片部29,29は、図3(b)に示すように、戸先側係合片部27の上下両側に、第1引手部材10の上下の横突片部13a,13aが挿入される隙間を介して設けられている。
これら上下の係合片部29,29は、戸幅方向に厚さ方向を沿わせて配される板状とされ、取付凹所33の戸先側の上下の縁部近傍の戸先側端面を覆うように設けられている。また、これら上下の係合片部29,29は、戸尻側に向く面が引戸パネル30の戸先側端面に当接または近接して配される構成とされている。
In this embodiment, the
These upper and lower
また、これら上下の係合片部29,29は、図3(b)及び図4(b)に示すように、上下の横覆い片部28b,28bのそれぞれの戸先側端部(戸幅方向外側端部)に連なるように設けられている。また、これら上下の係合片部29,29は、第1引手部材10の上下の係合片部19,19の厚さに対応させて、上下の横覆い片部28b,28bのそれぞれの戸先側端面よりも戸幅方向中心側に位置するように設けられている。上下の横覆い片部28b,28bの戸先側端部の戸厚方向中心側面に、第1引手部材10の上下の係合片部19,19の戸厚方向他方側に向く面が当接または近接して配される構成とされている(図3(a)参照)。また、上下の横覆い片部28b,28bの戸先側端面、戸先側係合片部27の戸先側面及び第1引手部材10の上下の係合片部19,19の戸先側面は、略同一平面状となるように設けられている。
Further, as shown in FIGS. 3(b) and 4(b), these upper and lower
また、これら上下の係合片部29,29は、第1引手部材10の上下の係合片部19,19の戸尻側に重ね合わせられるように配される構成とされている。これら上下の係合片部29,29の戸先側に向く面には、第1引手部材10の上下の係合片部19,19に設けられた第3係止部19a,19aに互いに係止する係止部を構成する第3係止部29a,29aが設けられている。これら第3係止部29a,29aは、上下に延びるように形成された複数の係止突条を戸厚方向に並列状に設けた構成とされている。なお、これら第3係止部19a,29aとしては、このような構成とされたものに限られず、第1引手部材10と第2引手部材20とが戸厚方向に組み付けられた際に互いに係止するものであれば、どのようなものでもよい。
Further, these upper and lower
上記のような構成とされた引手1は、図5(c)に示すように、戸尻側突片部14aの挿通孔14cに止具9を挿通して引戸パネル30の取付凹所33に取り付けられた第1引手部材10に対して戸厚方向に第2引手部材20を組み付けて取り付けるようにしてもよい。
なお、各引手部材10,20の上記した板状とされた部位12~19,23~29の厚さは、強度上の観点や軽量化を図る観点等から適宜の厚さとしてもよく、例えば、0.5mm~3mm程度としてもよい。また、各引手部材10,20は、金属系材料や硬質の合成樹脂系材料からそれぞれ一体的に形成されたものでもよい。
As shown in FIG. 5(c), the
The thickness of the plate-shaped
本実施形態に係る引手1及びこれを備えた引戸2は、上述のような構成としたことで、引手1を戸先に取り付け可能でありながらも、構造の簡略化を図ることができる。
つまり、引手1は、引戸パネル30の戸先側端部32の高さ方向途中部位に設けられ戸幅方向外側に開口する切欠状の取付凹所33に取り付けられる構成とされている。従って、戸厚方向に貫通する貫通孔に取り付けられるものと比べて、より戸先に取り付けることができる。
また、引手1は、戸厚方向両側から組み付けられて互いに係止する係止部14b,24a,17a,27a,19a,29aによって一体化される第1引手部材10及び第2引手部材20を備えている。また、第1引手部材10に、取付凹所33の内面を構成する内底面34に止着される止具9の止着部を構成する戸尻側突片部14aを設けた構成としている。従って、引戸パネル30の取付凹所33に止具9によって取り付けられた第1引手部材10に対して互いの係止部14b,24a,17a,27a,19a,29aを係止させることで第2引手部材20を取り付けることができる。
The
That is, the
Further, the
また、第2引手部材20に、第1引手部材10の戸尻側突片部14aを覆うカバー部を構成する戸尻側壁部24を設けた構成としている。従って、引手部材とは別体的にカバーを設けたものと比べて、部品点数を削減することができ、構造の簡略化を図ることができる。
また、第2引手部材20に、第2手掛凹所21の内周部を区画する周壁部23,23,24,25の内周側において第1引手部材10の底板部12を第2手掛凹所21の凹底部として露出させる貫通孔22を設けた構成としている。従って、第1引手部材10の底板部12によって第1手掛凹所11及び第2手掛凹所21の両方の凹底部を区画することができる。これにより、各引手部材10,20に底板部を設けたものと比べて、構造の簡略化を図ることができ、また、第1手掛凹所11及び第2手掛凹所21の深さ寸法を効果的に大きくすることができる。
Further, the
Further, the
また、本実施形態では、第1引手部材10の止着部を構成する戸尻側突片部14aを、取付凹所33の戸幅方向外側に向く内底面34に沿わせられる構成としている。従って、戸幅方向外側から止具9を止着することができ、取付凹所33の戸高方向に沿う方向に向く内側面35,35に沿わせられる部位に止着部を設けたものと比べて、作業性を向上させることができる。なお、このような態様に代えて、または加えて、第1引手部材10の止着部を内側面35,35に沿わせられる部位に設けた構成としてもよい。
また、本実施形態では、第2引手部材20のカバー部を、当該第2引手部材20によって形成される第2手掛凹所21の内周部を区画する周壁部を構成する戸尻側壁部24としている。従って、第2手掛凹所21の内周部を区画する周壁部とは別途にカバー部を設けたものと比べて、構造の簡略化を図ることができ、また、カバー部としての戸尻側壁部24が不自然な印象を与えることがないので、見栄えを向上させることができる。なお、このような態様に代えて、第2手掛凹所21の内周部を区画する周壁部とは別途にカバー部を設けた態様等としてもよい。
Further, in the present embodiment, the door trailing edge side projecting
Further, in the present embodiment, the cover portion of the
また、本実施形態では、第1引手部材10及び第2引手部材20によって形成される戸厚方向両側の手掛凹所11,21の戸先側部位を区画する戸先側壁部15,25を、引戸パネル30の戸厚方向両側の表面31,31から段落状に設けた構成としている。つまりは、上記のように、引手1の戸先側部位の戸厚方向両側に、各手掛凹所11,21に向けて手指の挿入可能な凹所を設けた構成としている。従って、本実施形態のように、引戸パネル30を戸袋納めで設けた場合や、引戸パネル30の厚さ方向一方側に袖壁や他の引戸パネル等が近接して配されるような場合にも、手指を挿入し易くなり、手掛性を向上させることができる。なお、このような態様に代えて、戸先側壁部15,25の戸厚方向外側面が引戸パネル30の戸厚方向両側の表面31,31と概ね同一平面状となるように設けられた構成等としてもよい。
Further, in the present embodiment, the door leading
また、上記した例では、引戸パネル30を戸袋納めで設けた例を示しているが、このような態様に限られず、袖壁納めや他の引戸パネルと引違状に設けられたものでもよく、その他、種々の態様で設置されるものでもよい。また、本実施形態に係る引手1が取り付けられる引戸パネル30としては、出入口を構成する開口3を開閉するものに限られず、間仕切パネルを構成するものや、収納の開口を開閉するものでもよく、どのようなものでもよい。
また、上記した例では、引戸パネル30を上レール42に吊下支持される態様とした例を示しているが、引戸パネル30の下端側に走行対象を走行する戸車やキャスター等の転動体を設けた下荷重型としてもよい。
In addition, in the above example, the sliding
In the above example, the sliding
また、上記した例では、第1手掛凹所11及び第2手掛凹所21の戸先側部位に略角柱状の把持部が形成される構成とした例を示しているが、このような態様に代えて、戸先側部位を、戸幅方向に厚さ方向を沿わせた板状とされたものとしてもよい。
また、上記した例では、第1引手部材10及び第2引手部材20の戸先側及び戸尻側のそれぞれに互いに係止する係止部14b,24a,17a,27a,19a,29aを設けた例を示しているが、このような態様に限られない。このような係止部14b,24a,17a,27a,19a,29aに代えて、または加えて、第1引手部材10及び第2引手部材20の上下両側のそれぞれに互いに係止する係止部を設けた態様等としてもよい。
Further, in the above-described example, an example is shown in which the substantially prismatic gripping portions are formed at the door tip side portions of the first hand-holding
Further, in the above-described example, locking
また、上記した例では、第2引手部材20に、第1引手部材10の底板部12を露出させる貫通孔22を設けた例を示しているが、このような貫通孔22に代えて、第2手掛凹所21の凹底部を構成する底板部を設けた構成としてもよい。
また、上記した例では、第2引手部材20に、第1引手部材10の止着部を構成する戸尻側突片部14aを覆うカバー部を構成する戸尻側壁部24を設けた例を示しているが、このようなカバー部を設けていない構成としてもよい。上記した引手1及び引戸パネル30を構成する各部及び各部材の具体的構成としては、上記した構成に限られず、その他、種々の変形が可能である。
Further, in the above example, the through
Further, in the above-described example, the
1 引手
2 引戸
10 第1引手部材
11 第1手掛凹所(手掛凹所)
12 底板部
13 横壁部(周壁部)
14 戸尻側壁部(周壁部)
14a 戸尻側突片部(止着部)
14b 第1係止部(係止部)
15 戸先側壁部(周壁部)
17a 第2係止部(係止部)
19a 第3係止部(係止部)
20 第2引手部材
21 第2手掛凹所(手掛凹所)
22 貫通孔
23 横壁部(周壁部)
24 戸尻側壁部(カバー部、周壁部)
24a 第1係止部(係止部)
25 戸先側壁部(周壁部)
27a 第2係止部(係止部)
29a 第3係止部(係止部)
30 引戸パネル
31 表面
32 戸先側端部
33 取付凹所
34 内底面(内面)
9 止具
1 pull 2 sliding
12
14 door bottom side wall (peripheral wall)
14a door bottom side projecting piece (fastening portion)
14b first locking portion (locking portion)
15 door side wall (peripheral wall)
17a second locking portion (locking portion)
19a Third locking portion (locking portion)
20
22 through
24 door bottom side wall part (cover part, peripheral wall part)
24a first locking portion (locking portion)
25 door side wall (peripheral wall)
27a second locking portion (locking portion)
29a Third locking portion (locking portion)
30 sliding
9 stop
Claims (7)
戸厚方向両側から組み付けられて互いに係止する係止部によって一体化される第1引手部材及び第2引手部材を備えており、
前記第1引手部材には、前記取付凹所の内面に止着される止具の止着部が設けられ、前記第2引手部材には、前記第1引手部材と一体化された状態で前記止着部を覆うカバー部が設けられていることを特徴とする引手。 A pull attached to a notch-shaped mounting recess that is provided in the middle of the height direction of the door tip side end of the sliding door panel and opens outward in the door width direction,
A first pull member and a second pull member assembled from both sides in the door thickness direction and integrated by locking portions that lock each other,
The first pull member is provided with a fixing portion of a fastener that is fastened to the inner surface of the mounting recess, and the second pull member is integrated with the first pull member. A pull handle characterized by being provided with a cover part that covers the fastening part.
前記第1引手部材の止着部は、前記取付凹所の戸幅方向外側に向く内底面に沿わせられる部位に設けられていることを特徴とする引手。 In claim 1,
A pull, wherein the fixing portion of the first pull member is provided along an inner bottom surface of the mounting recess facing outward in the width direction of the door.
前記第2引手部材のカバー部は、当該第2引手部材によって形成される手掛凹所の内周部を区画する周壁部であることを特徴とする引手。 In claim 1 or 2,
A pull, wherein the cover portion of the second pull member is a peripheral wall portion defining an inner peripheral portion of a recess formed by the second pull member.
前記第1引手部材は、戸厚方向一方側において開口する第1手掛凹所の凹底部を区画する戸厚方向に厚さ方向を沿わせて配される底板部と、この底板部の外周部に連なるように設けられ、前記第1手掛凹所の内周部を区画する周壁部と、を備え、前記第2引手部材には、戸厚方向他方側において開口する第2手掛凹所の内周部を区画する周壁部と、この周壁部の内周側において前記第1引手部材の底板部を前記第2手掛凹所の凹底部として露出させる貫通孔と、が設けられていることを特徴とする引手。 In any one of claims 1 to 3,
The first handle member includes: a bottom plate portion arranged along the thickness direction in the door thickness direction defining a recessed bottom portion of a first hand-holding recess opening on one side in the door thickness direction; and an outer periphery of the bottom plate portion. a peripheral wall portion that is provided so as to be continuous with the portion and defines an inner peripheral portion of the first handle recess, and the second handle member has a second handle recess that opens on the other side in the door thickness direction. and a through hole for exposing the bottom plate portion of the first pull tab member as the recessed bottom portion of the second handle recess on the inner peripheral side of the peripheral wall portion. A handle characterized by the presence of
戸厚方向両側から組み付けられて互いに係止する係止部によって一体化される第1引手部材及び第2引手部材を備えており、
前記第1引手部材は、戸厚方向一方側において開口する第1手掛凹所の凹底部を区画する戸厚方向に厚さ方向を沿わせて配される底板部と、この底板部の外周部に連なるように設けられ、前記第1手掛凹所の内周部を区画する周壁部と、を備え、前記第2引手部材には、戸厚方向他方側において開口する第2手掛凹所の内周部を区画する周壁部と、この周壁部の内周側において前記第1引手部材の底板部を前記第2手掛凹所の凹底部として露出させる貫通孔と、が設けられていることを特徴とする引手。 A pull attached to a notch-shaped mounting recess that is provided in the middle of the height direction of the door tip side end of the sliding door panel and opens outward in the door width direction,
A first pull member and a second pull member assembled from both sides in the door thickness direction and integrated by locking portions that lock each other,
The first handle member includes: a bottom plate portion arranged along the thickness direction in the door thickness direction defining a recessed bottom portion of a first hand-holding recess opening on one side in the door thickness direction; and an outer periphery of the bottom plate portion. a peripheral wall portion that is provided so as to be continuous with the portion and defines an inner peripheral portion of the first handle recess, and the second handle member has a second handle recess that opens on the other side in the door thickness direction. and a through hole for exposing the bottom plate portion of the first pull tab member as the recessed bottom portion of the second handle recess on the inner peripheral side of the peripheral wall portion. A handle characterized by the presence of
前記第1引手部材及び前記第2引手部材によって形成される戸厚方向両側の手掛凹所の戸先側部位を区画する戸先側壁部は、前記引戸パネルの戸厚方向両側の表面から段落状に形成されていることを特徴とする引手。 In any one of claims 1 to 5,
The door tip side wall portion defining the door tip side portion of the handle recess on both sides in the door thickness direction formed by the first pull member and the second pull member is stepped from the surface of the sliding door panel on both sides in the door thickness direction. A handle characterized by being formed in a shape.
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