JP7107687B2 - 整形外科用固定装置及びその設置方法 - Google Patents

整形外科用固定装置及びその設置方法 Download PDF

Info

Publication number
JP7107687B2
JP7107687B2 JP2018005543A JP2018005543A JP7107687B2 JP 7107687 B2 JP7107687 B2 JP 7107687B2 JP 2018005543 A JP2018005543 A JP 2018005543A JP 2018005543 A JP2018005543 A JP 2018005543A JP 7107687 B2 JP7107687 B2 JP 7107687B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fastener
tulip
fixation device
bone
head
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018005543A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018126499A (ja
Inventor
ジェフ,ニコルス
ノア,ハンセル
Original Assignee
グローバス メディカル インコーポレイティッド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from US15/409,600 external-priority patent/US9999447B2/en
Application filed by グローバス メディカル インコーポレイティッド filed Critical グローバス メディカル インコーポレイティッド
Publication of JP2018126499A publication Critical patent/JP2018126499A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7107687B2 publication Critical patent/JP7107687B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
    • A61B17/56Surgical instruments or methods for treatment of bones or joints; Devices specially adapted therefor
    • A61B17/58Surgical instruments or methods for treatment of bones or joints; Devices specially adapted therefor for osteosynthesis, e.g. bone plates, screws, setting implements or the like
    • A61B17/68Internal fixation devices, including fasteners and spinal fixators, even if a part thereof projects from the skin
    • A61B17/70Spinal positioners or stabilisers ; Bone stabilisers comprising fluid filler in an implant
    • A61B17/7001Screws or hooks combined with longitudinal elements which do not contact vertebrae
    • A61B17/7035Screws or hooks, wherein a rod-clamping part and a bone-anchoring part can pivot relative to each other
    • A61B17/7037Screws or hooks, wherein a rod-clamping part and a bone-anchoring part can pivot relative to each other wherein pivoting is blocked when the rod is clamped
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
    • A61B17/56Surgical instruments or methods for treatment of bones or joints; Devices specially adapted therefor
    • A61B17/58Surgical instruments or methods for treatment of bones or joints; Devices specially adapted therefor for osteosynthesis, e.g. bone plates, screws, setting implements or the like
    • A61B17/68Internal fixation devices, including fasteners and spinal fixators, even if a part thereof projects from the skin
    • A61B17/70Spinal positioners or stabilisers ; Bone stabilisers comprising fluid filler in an implant
    • A61B17/7001Screws or hooks combined with longitudinal elements which do not contact vertebrae
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
    • A61B17/56Surgical instruments or methods for treatment of bones or joints; Devices specially adapted therefor
    • A61B17/58Surgical instruments or methods for treatment of bones or joints; Devices specially adapted therefor for osteosynthesis, e.g. bone plates, screws, setting implements or the like
    • A61B17/68Internal fixation devices, including fasteners and spinal fixators, even if a part thereof projects from the skin
    • A61B17/70Spinal positioners or stabilisers ; Bone stabilisers comprising fluid filler in an implant
    • A61B17/7001Screws or hooks combined with longitudinal elements which do not contact vertebrae
    • A61B17/7032Screws or hooks with U-shaped head or back through which longitudinal rods pass
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
    • A61B17/56Surgical instruments or methods for treatment of bones or joints; Devices specially adapted therefor
    • A61B17/58Surgical instruments or methods for treatment of bones or joints; Devices specially adapted therefor for osteosynthesis, e.g. bone plates, screws, setting implements or the like
    • A61B17/68Internal fixation devices, including fasteners and spinal fixators, even if a part thereof projects from the skin
    • A61B17/70Spinal positioners or stabilisers ; Bone stabilisers comprising fluid filler in an implant
    • A61B17/7001Screws or hooks combined with longitudinal elements which do not contact vertebrae
    • A61B17/7032Screws or hooks with U-shaped head or back through which longitudinal rods pass
    • A61B17/7034Screws or hooks with U-shaped head or back through which longitudinal rods pass characterised by a lateral opening

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Orthopedic Medicine & Surgery (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Neurology (AREA)
  • Surgery (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Medical Informatics (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Surgical Instruments (AREA)

Description

発明の詳細な説明
関連出願の相互参照
本出願は、2011年7月15日に出願された、米国特許出願第13/183,965号(現在、米国特許第8,888,827号として発行されている)の分割出願である、2014年10月15日に出願された、同第14/514,796号の一部継続出願である、2016年6月27日に出願された、同第15/193,289号の一部継続出願であり、これらの全ての内容は、全ての目的のためにそれらの全体が参照により本明細書に組み込まれる。
本発明は、整形外科用固定装置に関し、1つ以上の実施形態において、チューリップ状要素の底から骨締結具を装着するように構成された整形外科用固定装置に関する。
多くの種類の脊椎の不整が、痛みを生じ、動作の範囲を制限するか、または脊柱内の神経系を損傷し得る。これらの不整は、限定されないが、外傷、腫瘍、椎間板変性、及び疾患から生じ得る。多くの場合、これらの不整は、脊椎の一部分を固定することにより治療される。この治療は、典型的に、複数の固定装置を1つ以上の椎骨に固着させること、及び脊椎の軸の方向に略延在する細長いロッドに本装置を接続することを伴う。
これらの脊椎の不整の治療は、脊椎分節間の安定性を得るために、固定装置のシステムを用いることを伴うことが多い。脊椎内の不安定性は、脊髄及び神経根等の神経学的要素に対して応力及び歪みを生じる可能性がある。これを補正するために、椎体の正しい整列及び部分を回復するための一定の剛性を有するインプラントが埋め込まれる可能性がある。多くの事例において、垂直固形部材と共に、固定装置は、脊椎要素を痛みのない状態に回復させる助けとなるか、または少なくとも、痛みを低減するか、もしくは脊椎に対するさらなる損傷を防ぐ助けとなり得る。
典型的に、固定装置は、固定装置を椎骨に連結させるための骨締結具(例えば、骨ねじ、フック等)を含み得る。固定装置は、骨締結具を細長いロッドに連結させるためのチューリップ状要素をさらに含み得る。締め具及び/またはくさび要素を使用して、チューリップ状要素内に骨締結具を固定し得る。係止キャップを使用して、チューリップ状要素内にロッドを固定し得る。これらの設計は、脊椎の不整の治療に使用され得るが、それらは、典型的に、チューリップ状要素の上から骨締結具を装着させることを必要とする。この上装着設計の1つの欠点は、チューリップ状要素の内部孔が、一般に、骨締結具ヘッドと締め具要素との組み合わせ寸法または骨締結具の直径のいずれかより大きい必要があるため、チューリップ状要素を通した締結具の通過を収容するために、骨締結具の直径に基づいて、異なる寸法のチューリップ状要素を使用しなければならないことである。この上装着設計の別の欠点は、概して、チューリップ状要素を通過しないため、骨フックを使用することができないことである。この上装着設計のなお別の欠点は、骨締結具を骨内に設置すると同時に、チューリップ状要素に取り付けなければならないことである。
したがって、新規の改善された整形外科用固定装置が必要とされている。
例示的な実施形態において、本開示は、連結要素であって、そこを通る孔を備える、連結要素と、骨締結具であって、ヘッド及びヘッドから延在している延出部を備え、ヘッドが、孔の底を通して連結要素内に装着するように構成されている、骨締結具と、を含む、整形外科用固定装置を提供する。整形外科用固定装置はまた、骨締結具のヘッドを受容するように構成された締め具と、締め具に係合するように構成されており、かつ締め具上に配設された鞍状部と、締め具に係合するように構成された保持部材であって、波状上表面及び波状底表面を含み、かつ連結要素内の圧痕内に配設されるようにさらに構成されている、保持部材と、を含み得る。本装置はまた、鞍状部の上に力を加えたとき、鞍状部が、締め具を押圧し、保持部材のテーパ状表面に係合して、連結要素を骨締結具に係止し、力を加える前に、連結要素が、骨締結具に対して多軸様式で移動し得るように構成され得る。
本発明のさらなる適用領域は、以後、提供された詳細な説明から明らかになるだろう。詳細な説明及び特定の実施例は、本発明の好ましいか、または例示的な実施形態を示しているが、これは図示のみを企図するものであり、本発明の範囲を限定することを企図するものではないことが理解されるべきである。
本発明は、詳細な説明及び添付の図から、より完全に理解されるだろう。
本発明の実施形態による整形外科用固定装置の分解図である。 本発明の実施形態による係止用締め具組立体の斜視図である。 本発明の実施形態による係止用締め具組立体の断面図である。 本発明の実施形態によるくさび要素の平面図である。 本発明の実施形態によるくさび要素の側面図である。 本発明の実施形態による非係止構成でチューリップ状要素内に配設された係止用締め具組立体の断面図である。 本発明の実施形態による係止構成でチューリップ状要素内に配設された係止用締め具組立体の断面図である。 本発明の実施形態によるチューリップ状要素の平面図である。 本発明の実施形態による係止キャップ組立体の平面図である。 本発明の実施形態による係止キャップ組立体の斜視図である。 本発明の実施形態による係止キャップ組立体の断面図である。 本発明の実施形態による代替的な整形外科用固定装置を図示する。 本発明の実施形態による代替的な整形外科用固定装置を図示する。 本発明の実施形態による代替的な整形外科用固定装置を図示する。 本発明の実施形態による別の代替的な整形外科用固定装置を図示する。 本発明の実施形態による別の代替的な整形外科用固定装置を図示する。 本発明の実施形態によるなお別の代替的な整形外科用固定装置を図示する。 本発明の実施形態によるなお別の代替的な整形外科用固定装置を図示する。 本発明の実施形態によるなお別の代替的な整形外科用固定装置を図示する。 本発明の実施形態によるなお別の代替的な整形外科用固定装置を図示する。 本発明の実施形態によるなお別の代替的な整形外科用固定装置を図示する。 本発明の実施形態によるなお別の代替的な整形外科用固定装置を図示する。 本発明の実施形態による骨フックを備える整形外科用固定装置を図示する。 本発明の実施形態による代替的なくさび要素を図示する。 本発明の実施形態による代替的なくさび要素を図示する。 本発明の実施形態によるオフセット腸骨連結装置を図示する。 本発明の実施形態による螺設器具インターフェースを有する骨締結具を図示する。 本発明の実施形態による螺設器具インターフェースを有する骨締結具を図示する。 本発明の実施形態による螺設器具インターフェースを有する骨締結具を図示する。 本発明の実施形態による、内部に設置された整形外科用固定装置を有する椎骨の断面図を図示する。 本開示と一致する固定装置を図示する。 本開示と一致する固定装置を図示する。 本開示と一致する固定装置を図示する。 本開示と一致する固定装置を図示する。 本開示と一致する例示的な固定装置の断面図を図示する。 本開示の原理と一致する図35の固定装置の断面図を図示する。 本開示の原理と一致する例示的な固定装置の断面図を図示する。 本開示の原理と一致する例示的な固定装置の断面図を図示する。 本開示の原理と一致する例示的な固定装置の断面図を図示する。 本開示の原理と一致する例示的な固定装置の断面図を図示する。 本開示の原理と一致する例示的な固定装置の断面図を図示する。 本開示の原理と一致する例示的な連結要素の断面図を図示する。 本開示の原理と一致する例示的な保持部材の断面図を図示する。 本開示の原理と一致する例示的な連結要素の断面図を図示する。 本開示の原理と一致する例示的な保持部材の断面図を図示する。 本開示の原理と一致する図43Bの保持部材を図示する。 本開示の原理と一致する図43Bの保持部材を図示する。 本開示の原理と一致する例示的な保持部材を図示する。 本開示の原理と一致する例示的な保持部材を図示する。 本開示の原理と一致する例示的な保持部材を図示する。 本開示の原理と一致する例示的な保持部材を図示する。 本開示の原理と一致する例示的な保持部材を図示する。 本開示の原理と一致する例示的な保持部材を図示する。
本発明の実施形態は、概して、骨締結具を底に装着するように構成された整形外科用固定装置を対象とする。チューリップ状要素の上から骨締結具を装着する代わりに、本発明の実施形態は、チューリップ状要素の底から骨締結具を装着する。骨締結具がチューリップ状要素内に装着された状態で、次に、係止用締め具組立体を使用して、骨締結具を内部に固定し得る。したがって、以前の整形外科用固定装置と違い、本発明の実施形態は、チューリップ状要素の寸法を増す必要もなく、より大きい骨締結具の使用を可能にする。これにより、例えば、必要とされる在庫が減り、同様の工程を行うために必要とされるグラフィックケースが減ると同時に社内在庫費用が減るはずである。
さらに、下の実施例及び図により説明されているように、整形外科用固定装置の骨締結具を、本発明の実施形態によるチューリップ状要素なしに、椎骨内に配置することができる。次に、チューリップ状要素を、現場で骨締結具に取り付けることができる。これにより、外科手術創傷内の材料が減り、よって、例えば、ディスク調製及び椎体間工程のための可視化が増すはずである。骨締結具を使用して、外科手術部位を逸らすか、または別様に操作し、例えば、可視化及び外科手術の容易さをさらに増すこともできる。さらに、いくつかの実施形態において、骨締結具が配置された後に部位調製を行うことができ、より正確な茎剥皮を可能にし得る。
次に、図1を参照すると、本発明の実施形態による整形外科用固定装置2の分解図が図示されている。図示されているように、整形外科用固定装置2は、骨締結具4と、係止用締め具組立体6(例えば、締め具要素7及びくさび要素8を備え得る)と、チューリップ状要素10と、係止キャップ組立体12とを備え得る。下により詳細に考察されるように、骨締結具4は、係止用締め具組立体6が内部にすでに装着された状態で、チューリップ状要素10の底から装着され得る。所定位置に装着される前に、チューリップ状要素10は、骨締結具4に対して複数の位置内へと移動及び回転され得る。いったんチューリップ状要素10が骨締結具4に対して所望位置にくると、チューリップ状要素10は、骨締結具4上に装着され得る。図示されている実施形態において、係止キャップ組立体12は、ロッド14をチューリップ状要素10内に固定するように構成されている。一実施形態において、チューリップ状要素10は、ロッド14をチューリップ状要素10内に固定することにより同時に骨締結具4上に固定される。
図1により図示されているように、骨締結具4は、ヘッド16及びヘッド16から延在しているシャフト18を含む。図示されている実施形態は、テーパ形状を有するシャフト18及びねじ山20を示している。当業者であれば、シャフト18は、例えば、具体的な用途に応じて、ねじ山ピッチ、ねじ山径に対するシャフト径、全体的なシャフト形状等の多くの異なる特徴を有し得ることを理解するだろう。ヘッド16は、任意の一般的な形状を有し得るが、ヘッド16の少なくとも一部分は、チューリップ状要素10に対する骨締結具4の回転運動または角度調節を可能にするために、湾曲表面を有し得る。例えば、ヘッド16の少なくとも一部分は、球の一部分または球体の少なくとも一部分を形成するように形状決めされ得る。図示されているように、ヘッド16は、締め具要素7との係合を改善する粗いまたはテクスチャ表面22を有し得る。一定の実施形態において、ヘッド16は、例えば、ねじ打ち工具または他の装置により係合され得る工具係合表面を有し得る。工具係合表面は、骨締結具4を骨内に駆動させるために、医師が骨締結具4にねじり力もしくは軸力を加えることを可能にし得る。図示されている実施形態において、ヘッド16の工具係合表面は、多角形凹部24である。例えば、多角形凹部24は、例えば、アレンレンチ等の六角形工具を受容する六角形凹部であり得る。本発明は、例えば、他の種類のねじ回し装置と共に使用され得るスロットもしくは十字形等の他の形状を有する工具係合表面を包含することを企図している。代替的な実施形態において(図示せず)、係合表面は、対応する凹部を有する工具もしくは装置と係合し得る突出した係合表面と共に構成され得る。
次に、図1~3を参照すると、本発明の実施形態による係止用締め具組立体6の締め具要素7が、より詳細に記載されるだろう。図示されているように、締め具要素7は、第1の締め具部分26及び第2の締め具部分28を含む。図示されている実施形態において、第1の締め具部分26は、第2の締め具部分28と実質的に同一であり、かつそのミラー画像である。下により詳細に考察されているように、第1及び第2の締め具部分26、28は、設置されたときに、骨締結具4のヘッド16の周りにカラーを提供する。第1及び第2の締め具部分26、28は、チューリップ状要素10により締め具要素7上に力が加えられたときに、骨締結具4を把持する。記載及び図示されている実施形態は、概して、第1及び第2の締め具部分26、28を実質的に同一なものとして記載しているが、部分26、28は、可変寸法を有し得てもよく、互いのミラー画像である必要はない。加えて、締め具要素7は、2つの締め具部分(第1及び第2の締め具部分26、28)を有するものとして図示されているが、締め具要素7は、骨締結具4を把持するための2つ超の部分を備え得る。
図示されているように、第1及び第2の締め具部分26、28の各々は、図1及び2に最良に示されているような、湾曲または円形であり得る外側表面30、32を含む。第1及び第2の締め具部分26、28の外側表面30、32は、各々、外側テーパ状表面34、36を含み得る。加えて、外側表面30、32はまた、各々、内部に形成された少なくとも1つの切り込み38を有し得る。少なくとも1つの切り込み38は、例えば、第1及び第2の締め具部分26、28が、骨締結具4のヘッド16を締め付け、かつしっかりと係合することを可能にし得る。外側表面30、32は、本実施形態によるチューリップ状要素10内の所定位置に完全に設置及び係止されたときに、チューリップ状要素10の内側くさび表面86に当接及び係合するはずである。図3を特に参照すると、第1及び第2の締め具部分26、28は、各々、内側表面38、40を含む。チューリップ状要素10内の所定位置に完全に設置及び係止されたときに、内側表面38、40は、本発明による骨締結具4のヘッド16に当接及び係合するだろう。図示されている実施形態は、骨締結具4のヘッド16との係合を改善する、粗いもしくはテクスチャ特徴部22を有する内側表面38、40を示している。図3に最良に見られるように、第1及び第2の締め具部分26、28はまた、各々、外側テーパ状表面34、36上に存在し得る外部リップ部46、48を含み得る。図1に最良に見られるように、第1及び第2の締め具部分26、28はまた、各々、上面31、33を含み得る。
次に、図1~5を参照すると、本発明の実施形態による係止用締め具組立体6のくさび要素8が、より詳細に記載されるだろう。図示されているように、くさび要素8は、孔50を含み得る。孔50の下部分は、第1及び第2の締め具部分26、28の外部リップ部46、48を含む締め具要素7の上部分を受容するように寸法決めされ得る。くさび要素は、凹状部分54を有する外側表面52をさらに含み得る。外側表面52は、例えば、略円形であり得る。図4に最良に見られるように、一実施形態において、くさび要素8の外側表面52は、略楕円形であり得る。外側表面52の楕円形状は、チューリップ状要素10内に設置されたときの、くさび要素の径方向の動作を限定するだろう。くさび要素8は、上面56をさらに含み得る。図示されている実施形態において、上面56は、ロッド14を受容するシートを画定する。図示されているように、上面56は、略凸形状であり得る。図示されている実施形態において、くさび要素8は、上リップ部57をさらに含む。
図3を特に参照すると、くさび要素8は、内側くさび表面58をさらに含む。図示されているように、内側くさび表面58は、孔50の下部分の周りに配設され得る。一実施形態において、内側くさび表面58は、円錐状くさびを形成する。内側くさび表面58は、例えば、締め具要素7をチューリップ状要素10の孔62の下に促すように、第1及び第2の締め具部分26、28の外側テーパ状表面34、36に係合するように動作する。くさび要素8は、内側くさび表面58に隣接する内側突出表面60、及び内側突出表面60に隣接する内側凹状表面62をさらに含み得る。くさび要素8は、内部シート64をさらに含み得る。図示されているように、内部シート64は、第1及び第2の締め具部分26、28の上面31、33を受容するように下方に面している場合がある。実施形態において、内部シート64は、くさび要素8の孔50を通した締め具要素4の運動を制限または限定する。
本実施形態によると、係止用締め具組立体6は、チューリップ状要素10内に挿入する前に組み立てられ得る。一実施形態において、組立体に対して、締め具要素7は、孔50を通して上方にくさび要素8内に挿入され得る。第1及び第2の締め具部分26、28の外側表面30、32は、締め具要素7が挿入されたときに、くさび要素8の内側くさび表面58にスライド可能に係合するだろう。締め具要素7は、第1及び第2の締め具部分26、28の外部リップ部46、48がくさび要素8の内側突出表面60を通るまで挿入されるだろう。内側突出表面60は、締め具要素7をくさび要素8内に固定するように、外部リップ部46、48に係合する。図示されている実施形態において、係止用締め具組立体6は、係止用締め具組立体が、孔62の上部分の内径より大きい、その最大点での外径を有するため、チューリップ状要素10の孔62の上を通して下方に嵌合しないだろう。
次に、図1及び6~8を参照すると、本発明の実施形態によるチューリップ状要素10が、より詳細に記載されるだろう。図示されているように、チューリップ状要素10は、孔62と、本体65と、本体65から上方に延在しているアーム66とを備え得る。図示されている実施形態において、アーム66は、ロッド14を受容するように寸法決めされたU字形状チャネル68を画定する。アーム66の各々は、内側表面70を有し、内側表面70は、ねじ打ち工具(例えば、図27~29の工具144)上で対応するねじ山に係合するための螺設部分72を有する。アーム66の各々の内側表面70は、係止キャップ組立体12の対応するタブ96(例えば、図9)を受容するためのスロット74と、係止キャップ組立体12の対応する隆起部100(例えば、図9)に係合するための凹状表面76とをさらに含み得る。図示されているように、アーム66の各々の凹状表面76は、スロット74上に存在し得る。アーム66の各々の内側表面70は、隆起部78をさらに含み得る。図示されている実施形態において、アーム66の各々の隆起部78は、螺設部分72の下に存在し、螺設部分72は、隆起部78とスロット74との間に存在する。図6に最良に見られるように、アーム66の各々の内側表面70は、例えば、孔62を通した係止用締め具組立体6の運動を限定または制限し得る、下方に面するシート79をさらに形成し得る。アーム66の各々は、外側表面80をさらに含み得る。アーム66の各々の外側表面80は、チューリップ状要素10を好適な工具(図示せず)により保持するために使用され得る、外側表面80上に形成された工具係合溝82を含み得る。
図示されているように、チューリップ状要素10の本体65は、図1に最良に示されているような、湾曲または円形であり得る外側表面84を有し得る。図6及び7を特に参照すると、本体65は、孔62の下部分の周りに配設された内側くさび表面86をさらに含み得る。一実施形態において、内側くさび表面86は、円錐状くさびを形成する。チューリップ状要素10の本体65の内側くさび表面86は、例えば、係止用締め具組立体6が所定位置に完全に設置及び係止されたときに、第1及び第2の締め具部分26、28の外側表面30、32に当接及び係合し得る。
本実施形態によると、係止用締め具組立体6は、非係止位置または係止位置のいずれかでチューリップ状要素10内に設置され得る。図6は、本発明の実施形態による非係止位置でチューリップ状要素10内に配設された係止用締め具組立体6を図示する。図6において、係止用締め具組立体6は、孔62を通して上方にチューリップ状要素10内に挿入されている。係止組立体6は、くさび要素8の上リップ部57がチューリップ状要素10のアーム66の内側表面70上に存在する隆起部78を通るまで挿入されるだろう。隆起部78は、係止用締め具組立体6をチューリップ状要素10内に固定するように上リップ部57に係合するだろう。図6には図示されていないが、骨締結具4(例えば、図1に示されている)は、これより、締め具要素7とのスナップ嵌合を通して係止組立体6内に配置され得る。締め具要素7が、骨締結具4のヘッド16の周りに拡張及びスナップ止めするのに十分な間隙があるだろう。しかしながら、係止用締め具組立体6及びチューリップ状要素10は、未だ、骨締結具4に対して自由に回転するだろう。チューリップ状要素10は、骨締結具4に対する所望の部分を得るように移動及び回転され得る。係止用締め具組立体6はまた、骨締結具4に対するチューリップ状要素10の回転中に、チューリップ状要素と共に移動するだろう。いったんチューリップ状要素10がその所望位置にくると、チューリップ状要素10は、骨締結具4上に係止され得る。係止用締め具組立体6及びチューリップ状要素10は、締め具組立体6を骨締結具4のヘッド16上に係止するように協働するだろう。
図7は、本発明の実施形態による係止位置でのチューリップ状要素10内に配設された係止用締め具組立体6を図示する。図7において、係止用締め具組立体6は、チューリップ状要素10の孔62内で下方に押されている。図示されているように、係止用締め具組立体6は、くさび要素8の上リップ部57がチューリップ状要素10のアーム66の内側表面70上に存在する隆起部78を通るまで下方に押されている。係止用締め具組立体6が下方に移動すると、締め具要素7は、チューリップ状要素10の本体65に係合する。図示されているように、締め具要素7の第1及び第2の締め具部分26、28の外側表面30、32は、チューリップ状要素10の本体65の内側くさび表面86に当接及び係合し、骨締結具4(例えば、図1)のヘッド16に係合するように第1及び第2の締め具部分26、28の内側表面38、40を促すだろう。係止位置において、チューリップ状要素10は、骨締結具4上に係止され、よって、骨締結具4に対するチューリップ状要素10のさらなる位置付けを防ぐだろう。
次に、図1及び9~11を参照すると、本発明の実施形態による係止キャップ組立体12が、より詳細に記載されるだろう。図示されているように、係止キャップ組立体12は、本体88及び本体88内の孔92内に螺合された止めねじ90を備え得る。止めねじ90は、例えば、孔92の長さより長い長さを有し得る。図示されている実施形態において、止めねじ90の少なくとも一部分は、本体88の上から延在している。一定の実施形態において、止めねじ90は、例えば、ねじ打ち工具または他の装置により係合され得る工具係合表面を有し得る。工具係合表面は、本体88を通してロッド14上に止めねじ90を前進させるために、医師が止めねじ90にねじり力もしくは軸力を適用することを可能にし得る。係止キャップ組立体12がその係止位置にあるときに、止めねじ90が、ロッド14に係合するように本体88を通して前進され、ロッド14上に下方の力を加え、それをチューリップ状要素12に固定し得る。一実施形態において、止めねじ90は、ロッド14をした方に促し、係止用締め具組立体6と接触して、係止キャップ組立体6をチューリップ状要素10内の下方に移動させる。図示されている実施形態において、止めねじ90の工具係合表面は、多角形凹部94である。例えば、多角形凹部94は、例えば、アレンレンチ等の六角形工具を受容する六角形凹部であり得る。本発明は、例えば、他の種類のねじ回し装置と共に使用され得るスロットもしくは十字形等の他の形状を有する工具係合表面を包含することを企図している。代替的な実施形態において(図示せず)、係合表面は、対応する凹部を有する工具もしくは装置と係合し得る突出した係合表面と共に構成され得る。
本実施形態によると、本体88は、1つ以上の突起を有し得る。例えば、本体88は、本体88の下端部から径方向に突出した下タブ96を備え得る。図示されている実施形態において、本体88は、本体88の対向する側部上に存在する一対の下タブ96を備える。図示されているように、下タブ96は、各々、略円形状である外側表面98を有し得る。加えて、本体88は、2つの下タブ96を有するものとして図示されているが、本体88は、2つ超の下タブ96を備え得る。図示されているように、本体88は、隆起部100をさらに備え得る。隆起部100は、チューリップ状要素10のアーム66の対応する凹状表面76(例えば、図10)と係合し得る。隆起部100は、係止キャップ組立体12がその係止位置に達したときに、感じられるか、または聞きとれ得るクリック等の医師に対する触覚または聴覚信号を提供することができ得る。隆起部100はまた、係止キャップ組立体12をその係止位置に維持する助けとなり得る。図示されている実施形態において、本体88は、工具係合特徴部をさらに備え得る。工具係合特徴部は、例えば、好適な工具(図示せず)により係止キャップ組立体12を保持または操作するために使用され得る。図示されている実施形態において、係止キャップ組立体12は、上タブ102を含む。図示されているように、タブ102は、本体88の上面に形成され得る。図示されている実施形態において、係止キャップ組立体12は、上面の角に4つの上タブ102を含む。加えて、本体88は、4つの上タブ102を有するものとして図示されているが、本体88は、およそ4つの上タブ102を備え得る。
係止キャップ組立体12をチューリップ状要素10上に配置するために、下タブ96は、チューリップ状要素10のアーム66により形成されたU字形状チャネル68と整列し、次に、係止キャップ組立体12は、チューリップ状要素10内の孔62内に下方に降下され得る。いったん下タブ96が、チューリップ状要素10のアーム66内の対応するスロット74と整列すると、係止キャップ組立体12を回転することができる。スロット74は、下タブ96及びスロット74が整列したときに、下タブ96がアーム66を通過することを可能にする。スロット74の長さは、係止キャップ組立体12を係止位置内に、または外に移動させるために必要とされる回転量に略対応している。一実施形態において、係止キャップ組立体12は、係止位置内に配置するために、約60°~約120°、代替的には、約80°~約100°、代替的には、約90°回転する。先に述べられているように、隆起部100は、係止キャップ組立体12がその係止組立体に達したときに、医師に触覚または聴覚信号を提供するように構成され得る。加えて、隆起部100はまた、係止キャップ組立体12をその係止位置に維持する助けとなり得る。逃げ溝及び幾何学的噛み合い等の他の特徴部を使用して、反対方向での回転を防ぎ得る。係止キャップ組立体12が所定位置に係止された状態で、次に、止めねじ94を回転することができる。止めねじ94は、下方に移動し、かつ係止キャップ組立体12の基部88の底から延在するため、止めねじ94は、ロッド14に対して押圧し、それをチューリップ状要素10内に固定する。加えて、ロッド14はまた、係止用締め具組立体6と係合するように下方に押圧され、チューリップ状要素10内の下方にそれを促し得る。係止用締め具組立体6が、下方に移動すると、締め具要素7は、チューリップ状要素10の本体65に係合する。図7に最良に見られるように、締め具要素7の第1及び第2の締め具部分26、28の外側表面30、32は、チューリップ状要素10の本体65の内側くさび表面86に当接及び係合し、第1及び第2の締め具部分26、28の内側表面38、40が骨締結具4のヘッド16に係合し、かつチューリップ状要素10に対してそれを固定するように促すだろう。
次に、図12~14を参照すると、本発明の実施形態によるチューリップ状要素10の骨締結具4上への係止が、より詳細に図示されている。この図示のために、係止キャップ要素12(例えば、図1)は示さない。図12~14に示されているチューリップ状要素10は、チューリップ状要素10が螺設部分72(例えば、図6~7)を含まないことを除いて、先に記載されているチューリップ状要素10と同様であるか、またはチューリップ状要素10のアーム66の内側表面70内でシート79(例えば、図6)に下方に面している。図12は、チューリップ状要素10内に非係止位置で設置された係止用締め具組立体6を図示する。先に述べられているように、係止用締め具組立体6を、孔62を通して上方にチューリップ状要素10内に挿入することができる。図12に示されているように、係止組立体6は、くさび要素8の上リップ部57がチューリップ状要素10の内側表面70上に存在する隆起部78を通るまで挿入されるだろう。隆起部78は、係止用締め具組立体6をチューリップ状要素10内に固定するように、上リップ部57に係合するだろう。図13により図示されているように、骨締結具4は、これより、締め具要素7によるスナップ嵌合を通して係止組立体6内に配置され得る。締め具要素7が骨締結具4のヘッド16の周りに拡張及びスナップ止めするのに十分な間隙があるだろう。しかしながら、係止用締め具組立体6及びチューリップ状要素10は、未だ、骨締結具4に対して自由に回転するだろう。チューリップ状要素10は、骨締結具4に対する所望部分を得るように移動及び回転され得る。いったんチューリップ状要素10が所望位置にくると、チューリップ状要素10は、骨締結具4上に係止され得る。係止用締め具組立体6及びチューリップ状要素10は、締め具組立体6を骨締結具4のヘッド16上に係止するように協働するだろう。
図14は、本発明の実施形態によるチューリップ状要素10に対して骨締結具4を固定するために、係止位置でチューリップ状要素10内に配設され、かつ骨締結具4上で締める係止用締め具組立体6を図示している。図14に見られるように、係止用締め具組立体6は、くさび要素8の上リップ部57がチューリップ状要素10のアーム66の内側表面70上に存在する隆起部78を通るまで、チューリップ状要素10の孔62内で下方に押されている。係止用締め具組立体6が下方に移動すると、締め具要素7は、チューリップ状要素10の本体65に係合し、その結果、締め具要素7の第1及び第2の締め具部分26、28の外側表面30、32がチューリップ状要素10の本体65の内側くさび表面86に当接及び係合し、第1及び第2の締め具部分26、28の内側表面38、40が骨締結具4のヘッド16に係合するように促すだろう。係止位置において、チューリップ状要素10は、骨締結具4上に係止され、よって、骨締結具4に対するチューリップ状要素10のさらなる位置付けを防ぐだろう。
次に、図15及び16を参照すると、本発明の代替的な実施形態による整形外科用固定装置2が記載されている。図示されているように、整形外科用固定装置2は、骨締結具4と、係止用締め具組立体6と、チューリップ状要素10とを備える。この図示のために、係止キャップ組立体12(例えば、図1)は示さない。先に述べられているように、係止用締め具組立体6は、締め具要素7と、くさび要素8とを備える。図示されているように、締め具要素7は、第1の締め具部分26及び第2の締め具部分28を含み得る。図示されている実施形態において、第1及び第2の締め具部分26、28は、各々、第1及び第2の締め具部分26、28の上部分を締め付ける圧力が加えられたときに、第1及び第2の締め具部分26、28の下部分が拡張し得るような、内側テーパ状表面106、108を含む。先に記載されたくさび要素8とは対照的に、図15及び16に図示されているくさび要素8の上面56の実施形態は、ロッド14(例えば、図1)を受容するシートを画定しないが、むしろ、それを通して貫通する孔50と共に略平坦である。図示されているように、くさび要素8は、孔50の下部分の周りに形成された内側くさび表面58をさらに含む。これも先に述べられているように、チューリップ状要素10は、概して、孔62と、基部64と、アーム66とを備え得る。チューリップ状要素10の上部分内の孔62の内径は、締め具要素7と骨締結具4との組み合わせ寸法、または骨締結具4のシャフト14の直径のいずれか大きい方より小さくされ得る。図示されているように、アーム66は、各々、内側表面70を備え得る。図示されている実施形態において、内側表面70は、チューリップ状要素10のアーム66の内側表面70内の下方に面するシート79(例えば、図6)ではなく、内側テーパ状表面104を含む。
図15及び16を続けて参照すると、本発明の実施形態によるチューリップ状要素10の骨締結具4上への係止が、より詳細に記載されるだろう。締め具要素7の第1及び第2の締め具部分26、28は、チューリップ状要素10の孔62内に上方に次々に挿入され得る。第1及び第2の締め具部分26、28は、チューリップ状要素10の上に向かって軸方向に押され得る。第1及び第2の締め具部分26、28は、チューリップ状要素10の内側テーパ状表面104に係合するまで、上方に移動し続けるだろう。内側テーパ状表面104のテーパ角度に起因して、第1及び第2の締め具部分26、28の上部分は、第1及び第2の締め具部分26、28の各々の内側テーパ状表面106、108が接触するまで内方に移動するように促されるだろう。第1及び第2の締め具部分26、28の上でのこの収縮により、締め具要素7の底により幅広い開口が生じるだろう。骨締結具4は、チューリップ状要素10の孔62の底を通して締め具要素7内に挿入され得る。次に、骨締結具4は、例えば、締め具要素7を骨締結具4のヘッド16内に中央配置するように操作され得る。しかしながら、チューリップ状要素10は、未だ、骨締結具4に対して自由に回転するだろう。チューリップ状要素10は、骨締結具4に対する所望部分を得るように移動及び回転され得る。いったんチューリップ状要素10が所望位置にくると、チューリップ状要素10は、骨締結具4上に係止され得る。
チューリップ状要素10を係止するために、骨締結具4を下方に引っ張ることができ、締め具要素7が骨締結具4と係合しているため、締め具要素7はまた、締め具要素7がチューリップ状要素10の本体65に係合するように、チューリップ状要素10内に下方に移動するだろう。図示されているように、締め具要素7の第1及び第2の締め具部分26、28の外側表面30、32は、チューリップ状要素10の本体65の内側くさび表面86に当接及び係合し、第1及び第2の締め具部分26、28の内側表面38、40が骨締結具4のヘッド16上で締めるように促すだろう。次に、くさび要素8は、チューリップ状要素10内の孔62の上から締め具要素7の上のシートに下方に導入され得る。くさび要素8は、チューリップ状要素10の内側表面70に係合し、骨締結具のヘッド16とのその係合で締め具要素7を係止する、締め具要素7の上向きの運動を防ぐだろう。係止位置において、チューリップ状要素10は、骨締結具4上に係止され、よって、骨締結具4に対するチューリップ状要素10のさらなる位置付けを防ぐだろう。
次に、図17~19を参照すると、本発明の代替的な実施形態による整形外科用固定装置2が記載されている。図示されているように、整形外科用固定装置2は、骨締結具4と、係止用締め具組立体6と、チューリップ状要素10とを備える。この図示のために、係止キャップ組立体12(例えば、図1)は示さない。図示されている実施形態において、係止用締め具組立体6は、締め具要素7と、くさび要素8とを備える。整形外科用固定装置2は、くさび要素8の実施形態が骨締結具4のヘッド16の上内の対応するスロット112内に嵌合する、下方に延在するタブ110を含むことを除いて、図15~16の実施形態と同様である。一般に、タブ110は、噛み合わせ表面に沿ってのみスライドするように、骨締結具4上で一平面上の拘束を与えるだろう。図19に最良に見られる、タブ110の内側表面114は、内側駆動特徴部の側部を形成するだろう。代替的な実施形態において(図示せず)、くさび要素8は、タブ110が、例えば、くさび要素8の設計により大きい強度を与えるように相互接続されるように構成され得る。
次に、図20~21を参照すると、本発明の代替的な実施形態による整形外科用固定装置2が記載されている。図示されているように、整形外科用固定装置2は、骨締結具4と、係止用締め具組立体6と、チューリップ状要素10とを備える。この図示のために、係止キャップ組立体12(例えば、図1)は示さない。図示されている実施形態において、係止用締め具組立体6は、締め具要素7と、くさび要素8とを備える。
整形外科用固定装置2は、締め具要素7の実施形態がチューリップ状要素10内の孔62の上から上装着するように構成されていることを除いて、図15~16の実施形態と同様である。孔62の底から上方に挿入される代わりに、締め具要素7の第1及び第2の締め具部分26、28は、締め具部分26、28がチューリップ状要素10の本体65の内側くさび表面86に係合するまで、孔62の上から下方に挿入される。次に、骨締結具4は、チューリップ状要素10の孔62の底から締め具要素7と係合するように上方に挿入され得、それにより締め具要素7は、チューリップ状要素10の上に向かって上方に押されるだろう。締め具要素7は、さらなる上向きの運動を防ぐ、外側一時止め具(図示せず)に係合するまで、より高く移動するだろう。締め具要素7がチューリップ状要素10内でより高く移動すると、締め具部分26、28は、締め具要素7の底の開口が骨締結具4のヘッド16の直径より大きくなるように、チューリップ状要素10の内側くさび表面86による間隙の増加に起因した調節及び再配向を行う。
チューリップ状要素10を係止するために、骨締結具4を下方に引っ張ることができ、締め具要素7が骨締結具4と係合しているため、締め具要素はまた、チューリップ状要素10内で下方に移動し、その結果、締め具要素7の第1及び第2の締め具部分26、28の外側表面30、32がチューリップ状要素10の本体65の内側くさび表面86に当接及び係合し、第1及び第2の締め具部分26、28の内側表面38、40が骨締結具4のヘッド16上で締まるように促すだろう。本実施形態によると、チューリップ状要素10内の孔62に対する最小の内径は、係合しているときの締め具要素7と骨締結具4のヘッド16との組み合わせ寸法より小さい。次に、くさび要素8は、チューリップ状要素10内の孔62の上から締め具要素7の上のシートに下方に導入され得る。くさび要素8は、チューリップ状要素10の内側表面70に係合し、骨締結具のヘッド16とのその係合で締め具要素7を係止する、締め具要素7の上向きの運動を防ぐ。係止位置において、チューリップ状要素10は、骨締結具4上に係止され、よって骨締結具4に対するチューリップ状要素10のさらなる位置付けを防ぐだろう。
次に、図22を参照すると、本発明の代替的な実施形態による整形外科用固定装置2が記載されている。図示されているように、整形外科用固定装置2は、係止用締め具組立体6と、チューリップ状要素10とを備える。この図示のために、骨締結具(例えば、図1)及び係止キャップ組立体12(例えば、図1)は示さない。図示されている実施形態において、係止用締め具組立体6は、締め具要素7と、くさび要素8とを備える。
整形外科用固定装置2は、くさび要素8の実施形態が締め具要素7と連結するための保持特徴部を含むことを除いて、図20~21の実施形態と同様である。図示されているように、くさび要素8は、締め具要素7をくさび要素8内で固定するように、締め具要素7の第1及び第2の締め具部分26、28の外部リップ部46、48と係合する内側突出表面60を含む。次に、くさび要素8内で固定された締め具要素7を有する係止用締め具組立体6が、締め具部分26、28がチューリップ状要素10の本体65の内側くさび表面86に係合するまで、チューリップ状要素10内の孔62の上から下方に挿入され得る。いったん骨締結具4が締め具要素7内にスナップ止めされると、係止用締め具組立体6は、骨締結具(例えば、図1)を締め具要素7内で固定するように、チューリップ状要素10を通してその係止位置へと下方に促され得る。係止位置において、チューリップ状要素10は、骨締結具4上に係止され、よって骨締結具4に対するチューリップ状要素10のさらなる位置付けを防ぐだろう。
上に記載及び図示されている実施形態は、概して、そこから延在するヘッド16及びシャフト18を有するねじの形状の骨締結具4を図示しているが、フック及び仙骨ブロック等の他の骨締結具を使用してもよいことが理解されるべきである。よって、本発明は、上に記載されているような骨ねじに加えて、多種多様な骨締結具と共に使用され得る。例えば、図23は、骨締結具14が、ヘッド16から延在するフック116の形態の延出部を有するヘッド16を含む実施形態を図示している。図示されている実施形態において、ヘッド16は、締め具要素7及びくさび要素8によりチューリップ状要素10内に固定される。図示されているように、ヘッド16は、締め具要素7との係合を改善する粗いもしくはテクスチャ表面22を有し得る。
図24及び25は、本発明の実施形態による、任意のロッド保持特徴部を有するくさび要素8を図示している。いくつかの実施形態において、くさび要素8のロッド保持特徴部は、外科手術手技におけるロッド14(例えば、図1)の保持を向上させるために加えられ得る。図示されている実施形態において、ロッド保持特徴部は、くさび要素8内にそれを保持するようにロッド14を載せるであろうシート延出部118の形態にある。図示されているように、くさび要素8は、ロッド14を受容するためのシートを画定する上面56を備える。くさび要素8は、ロッドをくさび要素8内に保持するためのシート延出部118をさらに備え得る。一実施形態において、シート延出部118は、ロッド14がシート延出部118の上で開口122を通して下に押されたときに屈曲するように構成され得る。下に押圧されると、ロッド14は、シート延出部118の端部に係合し、シート延出部118を外方に屈曲させ、開口の寸法を増加させ得、その結果、ロッド14が、くさび要素8の上面56上に載置されるように下方に移動し得る。換言すると、ロッド14は、いくつかの実施形態によるシート延出部118を超えてスナップ止めされ得る。図示されている実施形態において、くさび要素8は、シート延出部118の屈曲を促進するための切り込み122をさらに含む。
上に記載及び図示されている実施形態は、概して、ロッド14を骨締結具4に連結させるための「U」の一般的な形状でのチューリップ状要素10を図示している。種々の異なる連結要素のいずれも、本発明の実施形態により使用され得ることが理解されるべきである。例えば、連結要素は、開口(例えば、図1のチューリップ状要素10)または閉鎖され得る。いくつかの実施形態において、ロッド14は、開口連結要素内に上装着され得る。他の実施形態において、ロッド14は、閉鎖連結要素内に側方装着され得る。いくつかの実施形態において、連結要素は、開口、閉鎖、またはオフセット腸骨連結装置であり得る。また他の実施形態において、連結要素は、ポストねじ連結装置であり得る。加えて、連結要素は、連結要素の骨締結具4上への係止前に、骨締結具4に対して多軸的に、一軸的に、または一平面的に移動するように構成され得る。
図26は、本発明の代替的な実施形態による連結要素を図示している。図示されている実施形態において、連結要素は、オフセット腸骨連結装置124である。オフセット腸骨連結装置124は、例えば、連結要素の種類を選択する前の、腸骨ねじの配置を可能にするだろう。オフセット腸骨連結装置124の設計はまた、連結要素の種類を現場で変更するための、専用器具(図示せず)を用いた腸骨連結装置124の除去を可能にするだろう。図示されているように、オフセット腸骨連結装置124は、オフセットハウジング126と、止めねじ128と、スプリングワッシャ130と、係止用締め具組立体132とを含む。本発明の実施形態によると、止めねじ128は、オフセットハウジング126の底を通して設置され、しっかり締まるまで回転(例えば、反時計回りに)され得る。止めねじ128の設置後に、次に、スプリングワッシャ130は、オフセットハウジング126の底を通して上方に挿入され得る。図示されている実施形態において、スプリングワッシャ130は、ワッシャ部分134及びワッシャ部分134から下に延在するスプリング部分136を有する。次に、係止用締め具組立体132は、オフセットハウジング126の底を通して上方に挿入され、先に記載した実施形態と同様の方法でスナップ止めされ得る。図示されている実施形態において、係止用締め具組立体132は、くさび要素138及び締め具要素140を含む。オフセット連結装置を骨締結具4(例えば、図1)のヘッド16に係合させるために、オフセット連結装置をヘッド16上で下に押すことができる。骨締結具4のヘッド16は、係止用締め具組立体132内で上方に押されるだろう。骨締結具4は、係止用締め具組立体132内にスナップ止めするように、骨締結具4に対して係止用締め具組立体132とオフセットハウジング126との間に十分な間隙が達成されるまで、係止用締め具組立体132をスプリングワッシャ130のスプリング部分136内で上方に押すだろう。次に、スプリングワッシャ130は、オフセットハウジング126のくさび表面142が係止用締め具組立体132に圧力を加え、締め具要素138が骨締結具4のヘッド16上で締まるように促すように、係止用締め具組立体132上に下向きの力を提供するだろう。いくつかの実施形態において、専用器具(図示せず)は、止めねじ128内の多角形凹部144(例えば、六角形凹部)を通して係止用締め具組立体132内に螺合され得る。本器具の螺合は、骨締結具4を骨から除去することなく、オフセット腸骨連結装置124を骨締結具4から除去するためのオフセットハウジング126との十分な間隙を提供するだろう。
図1に対して先に図示及び記載されているように、チューリップ状要素10は、螺設部分72を含み得る。図27~29は、チューリップ状要素10の螺設部分72をより詳細に図示している。図示されているように、チューリップ状要素10は、本体65及びアーム66を含む。図28に最良に見られるように、アーム66は、各々、螺設部分72を有する内側表面70を含む。本実施形態によると、骨締結具4は、チューリップ状要素10に固定される。図示されているように、例えば、ねじ打ち工具であり得る工具144は、チューリップ状要素10内の孔62を通してチューリップ状要素10及び骨締結具4と係合するように配置され得る。図示されている実施形態において、工具144は、チューリップ状要素10の螺設部分72に係合する螺設部分146を含む。工具144は、骨締結具4のヘッド16内で多角形凹部24(例えば、六角形)と係合する螺設部分72の下の係合端部148をさらに含む。このように、骨締結具4と工具144との間に剛性接続部が形成され得る。
図30は、本発明の実施形態による椎骨150内での整形外科用固定装置2の設置を図示している。図示されているように、骨締結具4は、椎骨150内に埋め込まれ得る。次に、骨締結具4は、例えば、係止用締め具組立体6を用いて、チューリップ状要素10に固定され得る。次に、チューリップ状要素10は、骨締結具4に対して所望位置へと移動及び回転され得、次に、骨締結具4上に係止され得る。一実施形態において、チューリップ状要素10は、係止キャップ組立体12によりロッド14をチューリップ状要素10に固定すると同時に、骨締結具4上に固定される。このように、ロッド14は、椎骨150に対して固定位置で固定され得る。
図31~34は、本開示と一致する1つ以上の代替的な実施形態を図示している。図31~34は、ねじヘッド上に配設されたが所定位置に係止されていないときに、連結要素が多軸方向に移動し得る、1つ以上の実施形態を示している。ねじヘッドは、孔を介して連結要素の底を通して挿入及び除去され得る。
図31は、例示的な実施形態による整形外科用固定装置3100の十字形区分を図示しており、骨締結具3102と、連結要素もしくはチューリップ状要素3104と、締め具3106と、鞍状部3108と、クリップ3110とを備える。骨締結具3102はまた、ヘッド3112及びシャフト3114を含み得る。骨締結具3102は、先に記載されている骨締結具と同じか、または同様であり得る。固定装置3100は、係止キャップをチューリップ部3104に係合させることにより、骨締結具3102に対する係止チューリップ部3104の機能性を提供し得る。チューリップ部3104内に配設されたとき、かかる係合が、ヘッド3112をクリップ3110に対して押圧するように、鞍状部3108及び締め具3106に対する力を提供し得る。係止キャップが除去されている場合、鞍状部3108及び締め具3106に対する力が除去され、チューリップ部3104が骨締結具3102から放出され得る。本実施形態において、いったん骨締結具3102に対する力係止チューリップ部3104が、さらなるステップまたは操作に対する任意のさらなる必要なく除去されると、骨締結具3102に対してチューリップ部3104は、多軸になり得る。
図31において、締め具3106は、球形状であり得、鞍状部3108及びヘッド3112と係合し得る。例示的な動作において、鞍状部3108及び締め具3106は、チューリップ部3104の底内に挿入され得る。鞍状部3108及び締め具3106は、別個の要素であるように設計され得るか、または互いに連結されるように設計され得る。鞍状部3108及び締め具3106がチューリップ部3104の底で孔3116内に挿入された後、骨締結具3114のヘッド3112は、チューリップ部3104の底に、続いてクリップ3110内に挿入され得る。例示的な実施形態において、締め具3110及びヘッド3112は、骨締結具に対するチューリップ部の多軸運動を提供するように、互いに独立して移動し得る。多軸運動は、チューリップ部3104内に配設されたロッドに係合することにより、係止キャップがチューリップ部3104の上に提供されたときに係止され得、ロッドは、鞍状部3108を下方に押圧する。鞍状部3108の下向きの運動が、ヘッド3112をクリップ3110に対して押圧し、それによりチューリップ部3104を骨締結具3102に係止する。
図32は、本開示の別の例示的な実施形態を示している。固定装置3200は、骨締結具3202と、連結要素もしくはチューリップ状要素3204と、締め具3206と、鞍状部3208とを備え得る。骨締結具3202はまた、ヘッド3210及びシャフト3212を含み得る。骨締結具3202は、本明細書中にすでに記載されている骨締結具と同じか、または同様であり得る。図31の固定装置3100とは対照的に、図32の固定装置3200は、クリップを含まない。動作時に、鞍状部3208及び締め具3206は、共に組み立てられ、チューリップ部3204の底内に挿入されて、骨締結具3202のヘッド3210を受容するための装着位置を形成する。次に、ヘッド3210は、締め具3206内に受容されるように、チューリップ部3204の底内に挿入される。非係止状態において、ヘッド3210は、骨締結具に対するチューリップ部の多軸運動を提供するように、締め具3206から独立して移動し得る。鞍状部3208に対してチューリップ部3204内に配設されたロッドを押圧するチューリップ部3204の上内に係止キャップを挿入することにより、チューリップ部3204がヘッド3210に対して係止され得、次に、チューリップ部3204の底に向かって締め具3206及びヘッド3210に対して押圧し、それによりチューリップ部3204を骨締結具3202に係止する。
図33は、本開示の別の例示的な実施形態を示している。固定装置3300は、骨締結具3302と、連結要素もしくはチューリップ部3304と、締め具3306と、鞍状部3308とを備え得る。骨締結具3302はまた、ヘッド3310及びシャフト3312を含み得る。骨締結具3302は、本明細書中にすでに記載されている骨締結具と同じか、または同様であり得る。チューリップ部3304は、ヘッド3310を受容するチューリップ部3304の一部分がテーパ状であり得るように構成され得る。動作時に、鞍状部3308及び締め具3306は、共に組み立てられ、チューリップ部3304の底内に挿入されて、骨締結具3302のヘッド3310を受容するための装着位置を形成する。次に、ヘッド3310は、締め具3306内に受容されるように、チューリップ部3304の底内に挿入される。非係止状態において、ヘッド3310は、骨締結具に対するチューリップ部の多軸運動を提供するように、締め具3306から独立して移動し得る。鞍状部3308に対してチューリップ部3304内に配設されたロッドを押圧するチューリップ部3304の上内に係止キャップを挿入することにより、チューリップ部3304がヘッド3310に対して係止され得、次に、チューリップ部3304の底に向かって締め具3306及びヘッド3310に対して押圧し、それによりチューリップ部3304をヘッド3310に係止する。チューリップ部3304の底は、固定装置3300を係止するようにヘッド3310に係合するように構成されたテーパ状開口を含有する。
図34は、本開示の別の例示的な実施形態を示している。固定装置3400は、骨締結具3402と、チューリップ部3404と、締め具3406と、鞍状部3408とを備え得る。骨締結具3402はまた、ヘッド3410及びシャフト3412を含み得る。骨締結具3402は、本明細書中にすでに記載されている骨締結具と同じか、または同様であり得る。固定装置3400はまた、内部ねじ3416及び外部ねじ3418を含有する係止キャップ3414を含み得る。
動作時に、鞍状部3408及び締め具3406が、共に組み立てられ、チューリップ部3404の底内に挿入されて、骨締結具3412のヘッド3410を受容するための装着位置を形成する。次に、ヘッド3410は、締め具3406内に受容されるように、チューリップ部3404の底内に挿入される。非係止状態において、ヘッド3410は、骨締結具に対するチューリップ部の多軸運動を提供するように、締め具3406から独立して移動し得る。チューリップ部3404は、鞍状部3408に係合するように構成された外部ねじ3418を回転させることにより、ヘッド3410に対して係止され得る。これが、鞍状部3408を下方に押圧し、次に、チューリップ部3404の底に向かって締め具3406及びヘッド3410に対して押圧し、それによりチューリップ部3404をヘッド3410に係止する。内部ねじ3416は、開口(例えば、図34のチューリップ部3404により画定された、U形状決めされた開口)内に配設されるであろうロッドに係合させるために、ねじられ得る。内部ねじ3416をねじることにより、ロッドに係合して、ロッドが移動することを防ぐ。
図35及び36は、本開示の原理と一致する別の実施形態を図示している。固定装置3500は、骨締結具3502と、チューリップ部3504と、締め具3506と、鞍状部3508と、保持部材3510と、孔3516とを備え得る。骨締結具3502はまた、ヘッド3512及びシャフト3514を含み得る。骨締結具3202は、本明細書中にすでに記載されている骨締結具と同じか、または同様であり得る。先に記載されている実施形態と同様に、連結要素(例えば、チューリップ部3504及び関連する要素)は、ねじヘッド上に配設されているが、所定位置に係止されていないときに、多軸方向に移動し得る。ねじヘッドは、孔を介して連結要素の底を通して挿入及び除去され得る。
動作時に、固定装置3500は、先に記載されている固定装置と同様の方法で機能する。組み立てられると、ねじヘッド3512は、1片締め具であり得る保持部材3510及び締め具3506に係合する。保持部材3510は、テーパ状係止機構を維持しながら、締め具3506及び骨締結具3502のチューリップ部3504の底からの組み立てを可能にする。それは、組み立ての困難さを増すことなく、自己係止または自己放出テーパ状部を生成するように、テーパ角度を変化させることを可能にし得る。
鞍状部3508及び締め具3506は、まずチューリップ部3504の底に、続いて保持部材3510内に組み立てられ得る。次に、骨ねじ(締結具3502)は、締め具3506内に組み立てられ得、鞍状部3508が所定位置に係止されて、多軸ねじを生成する。チューリップ部3504は、係止テーパ状部の開始部がチューリップ部3504の底に配設され、保持部材3510がチューリップ部3504内に配設置されたときに、保持部材3510がテーパ状部を完成するように構成され得る。保持部材3510は、先に記載されているようなロッド上での係止ねじの最後の締め付けまで、それが骨ねじを保持しないように構成され得る。最後の締め付け前のこの構成は、図35に示されている。図35は、骨ねじ(例えば、鞍状部3508を所定位置に係止する前に)を受容する位置でのチューリップ部を示している。図36に示されているように、最後の締付時に、鞍状部3508は、保持部材3510により生成されたテーパ状部の下に締め具3506を押し、それにより骨ねじの多軸動作を係止する(本図は、チューリップ部がねじを保持し、ねじが多軸であることを意味する、鞍状部が下に係止された状態のチューリップ部を示している。それは、最後の締め付けではない)。テーパ状部の全てまたは一部分をチューリップ部から分離することによる本構成下で、固定装置3500は、締め具の寸法及び/またはプロファイルにかかわらず、テーパ状係止機構を維持しながら、チューリップ部の底からの容易な組み立てを可能にし得る保持部材を提供する。保持部材はまた、チューリップ部の設計を変化することなく、かつ組み立ての困難さを増すことなく、自己係止または自己放出テーパ状部を生成するように、テーパ角度を変化させることを可能にし得る。
図37~42Bを参照すると、例えば、図35~36を含む、先に記載されている固定装置と同じか、または同様の要素を有し得る種々の実施形態が図示されている。図37~42Bはまた、チューリップ部の底内にクリップ止めまたは螺嵌され得る保持部材の形態でチューリップ部から分離したテーパ状部を提供する、種々の例示的な実施形態を図示している。
図37は、保持部材3702を有する例示的な固定装置3700を図示している。保持部材3702は、チューリップ部の底内に螺嵌された螺設テーパ状リングの形態にあり得る。例えば、チューリップ部は、保持部材3702をチューリップ部に固定するように、保持部材3702に係合するねじ山3704を含有し得る。先に記載されているように、鞍状部及び1片締め具は、チューリップ部の底内に組み立てられ、続いて固形テーパ状リングの形態での保持部材3702をチューリップ部内に螺合する。次に、骨ねじは、締め具内に組み立てられ得、鞍状部が所定位置に係止されて、多軸ねじを生成する。チューリップ部は、係止テーパ状部の開始部を含有し、螺設されたテーパ状リングとしての保持部材3702がそれを完成する。保持部材3702は、最後の締め付けまでそれが骨ねじを保持しないように構成され得る。最後の締め付け時に、締め具は、保持部材3102により生成されたテーパ状部の下を走行し、骨ねじの多軸動作が係止される。
図38は、保持部材3802及び溝3804を有する例示的な固定装置3800を図示している。保持部材3802は、溝3804に係合することによりチューリップ部に固定された角度付きクリップの形態にあり得る。動作時に、鞍状部及び1片締め具は、チューリップ部の底内に組み立てられ、続いてクリップ(例えば、保持部材3802)を圧縮し、それをチューリップ部内に押圧する。次に、骨ねじは、締め具内に組み立てられ得、鞍状部が所定位置に係止されて、多軸ねじを生成する。最後の締め付け時に、締め具は、角度付きクリップにより生成されたテーパ状部の下を走行し、骨ねじの多軸動作が係止される。
図39は、保持部材3902を有する例示的な固定装置3900を図示している。保持部材3902は、クリップ3906を含むテーパ状リング3904であり得る。動作時に、鞍状部及び1片締め具は、チューリップ部の底内に組み立てられる。クリップ3906は、図39に示されているようなテーパ状リング3904上に組み立てられ得、次に、保持部材3902をチューリップ部内に押圧する。次に、骨ねじは、締め具内に組み立てられ得、鞍状部が所定位置に係止されて、多軸ねじを生成する。最後の締め付け時に、締め具は、保持部材により生成されたテーパ状部の下を走行し、骨ねじの多軸動作が係止される。
図40は、保持部材4002を有する例示的な固定装置4000を図示している。保持部材4002は、溝4006を有するテーパ状クリップ4004であり得る。動作時に、鞍状部及び1片締め具は、チューリップ部の底内に組み立てられる。次に、保持部材4002は、チューリップ部内に押圧される。本例において、溝4006は、ボス4008等の4006を受容するように構成されたチューリップ部の一部分に係合し得る。次に、骨ねじは、締め具内に組み立てられ得、鞍状部が所定位置に係止されて、多軸ねじを生成する。最後の締め付け時に、締め具は、保持部材により生成されたテーパ状部の下を走行し、骨ねじの多軸動作が係止される。
図41は、保持部材4102及びチューリップ部4104を有する例示的な固定装置4100を図示している。保持部材4102は、42A~42Bに図示されているチューリップ部4102の底内の圧痕4108に係合するボス4106を有するテーパ状クリップであり得る。動作時に、鞍状部及び1片締め具は、チューリップ部の底内に組み立てられる。次に、保持部材4102は、チューリップ部内に押圧される。本例において、ボス4106は、保持部材4102をチューリップ部4104に固定するように、圧痕4108に係合し得る。次に、骨ねじは、締め具内に組み立てられ得、鞍状部が所定位置に係止されて、多軸ねじを生成する。最後の締め付け時に、締め具は、保持部材により生成されたテーパ状部の下を走行し、骨ねじの多軸動作が係止される。
図43A~43Bは、例示的な保持部材4302及びチューリップ部4304の断面図を図示している。チューリップ部4304は、保持部材4302を受容するように構成され得る圧痕4306を含有する。保持部材4302は、波状上表面4308及び波状底表面4310を有するように構成されている。図44A~44Bは、保持部材4302をより詳細に図示している。これが、保持部材4302に対する非平面構成を生成し得る両表面上に1つ以上の山部4312及び谷部4314を生成する。チューリップ部4304の圧痕4306はまた、山部4312及び4314を受容するように設計された対応する山部及び谷部と共に構成され得る。これは、チューリップ部4304と係合されたときに、保持部材4302の回転を限定する機能を果たし得る。動作時に、鞍状部及び1片締め具は、チューリップ部の底内に組み立てられる。次に、保持部材4302は、チューリップ部4304内に押圧される。本例において、保持部材4302は、圧痕4306内に受容される。次に、骨ねじは、締め具内に組み立てられ得、鞍状部が所定位置に係止されて、多軸ねじを生成する。最後の締め付け時に、締め具は、保持部材により生成されたテーパ状部の下を走行し、骨ねじの多軸動作が係止される。
図45A~47Bは、保持部材の他の例示的な実施形態を図示している。図45A~45Bは、波状表面が上にあり、線形表面が底にある状態の保持部材4502を示している。図46A~46Bは、波状表面が上及び底表面にある状態での保持部材4602を図示している。本例において、波状表面は、図43B~44Bに示されている横切りとは対照的な縦切りを表している。図47A~47Bは、単一の波状表面が上にあり、線形表面が底にある状態での保持部材4702を図示している。
本発明はそのように記載されているが、多くの方法で同じものを変化させ得ることは明らかであろう。かかる変形例は、本発明の精神及び範囲から逸脱するものとみなされるものではないが、当業者であれば明らかであろう全てのかかる変形例は、下記の特許請求の範囲の範囲内に含まれることを企図している。個々の実施形態が、本明細書中に考察されているが、本発明は、全てのこうした実施形態の全ての組み合わせを包含している。

Claims (18)

  1. 整形外科用固定装置であって、
    連結要素であって、そこを通る孔を備える、連結要素と、
    骨締結具であって、ヘッド及び前記ヘッドから延在している延出部を備え、前記ヘッドが、前記孔の底を通して前記連結要素内に装着するように構成されている、骨締結具と、
    前記骨締結具の前記ヘッドを受容するように構成された締め具と、
    前記締め具に係合するように構成されており、かつ前記締め具上に配設された鞍状部と、
    前記締め具に係合するように構成された保持部材であって、波状上表面及び波状底表面を含み、かつ前記連結要素内の圧痕内に配設されるようにさらに構成されている、保持部材と、を備え、
    前記鞍状部が、ロッドを受容するための座部を画定する上面を有し、
    前記鞍状部の上に力を加えたときに、前記鞍状部が、前記締め具を押圧し、前記締め具が前記保持部材のテーパ状表面に係合して、前記連結要素前記骨締結具に対して多軸様式での移動を係止し、
    前記力を加える前に、前記連結要素が、前記骨締結具に対して多軸様式で移動し得る、整形外科用固定装置。
  2. 係止キャップ組立体をさらに備え、前記係止キャップ組立体が前記連結要素上で係止されたときに、前記係止キャップ組立体がロッドに係合して、前記ロッドを前記連結要素に固定する、請求項1に記載の整形外科用固定装置。
  3. 前記係止キャップ組立体が、前記鞍状部上で前記ロッドを押して、前記連結要素を前記骨締結具に係止するように構成されている、請求項2に記載の整形外科用固定装置。
  4. 前記波状上表面及び前記波状底表面が、斜切りまたは縦切りである、請求項1に記載の整形外科用固定装置。
  5. 前記連結要素の前記孔が、テーパ状である、請求項1に記載の整形外科用固定装置。
  6. 前記連結要素の内側表面の少なくとも一部分が、螺設され、係止キャップを受容するように構成されている、請求項1に記載の整形外科用固定装置。
  7. 前記ヘッドが、球体として形状決めされ、前記締め具が、前記ヘッドに係合する対応する形状を有する、請求項1に記載の整形外科用固定装置。
  8. 前記連結要素の螺設部分に係合するように構成された係止キャップをさらに備え、前記係止キャップが、前記鞍状部に係合するように構成された外部ねじと、前記連結要素内に配設されたロッドに係合するように構成された内部ねじと、を含有する、請求項1に記載の整形外科用固定装置。
  9. 前記鞍状部及び前記締め具が連結されている、請求項1に記載の整形外科用固定装置。
  10. 整形外科用固定装置であって、
    チューリップ状要素であって、本体及び孔から延在しているアームを備え、各アームの内側表面が、螺設部分を備える、チューリップ状要素と、
    骨締結具であって、ヘッド及び前記ヘッドから延在している延出部を備え、前記ヘッドが、前記孔の底を通して前記チューリップ状要素内に装着するように構成されており、前記延出部が、骨内に設置されるように構成されている、骨締結具と、
    前記骨締結具の前記ヘッドを受容するように構成された締め具と、
    前記締め具に係合するように構成されており、かつ前記締め具上に配設された鞍状部と、
    前記締め具に係合するように構成された保持部材であって、波状上表面及び波状底表面を含み、かつ前記チューリップ状要素内の圧痕内に配設されるようにさらに構成されている、保持部材と、
    前記螺設部分に係合するように構成された係止キャップと、を備え、
    前記鞍状部が、ロッドを受容するための座部を画定する上面を有し、
    前記鞍状部の上に力を加えたときに、前記鞍状部が、前記締め具を押圧し、前記締め具が前記保持部材のテーパ状表面に係合して、前記チューリップ状要素前記骨締結具に対して多軸様式での移動を係止し、
    前記力を加える前に、前記チューリップ状要素が、前記骨締結具に対して多軸様式で移動し得る、整形外科用固定装置。
  11. 前記係止キャップ組立体が前記チューリップ状要素上で係止されたときに、前記係止キャップ組立体がロッドに係合して、前記ロッドを前記チューリップ状要素に固定する、請求項10に記載の整形外科用固定装置。
  12. 前記係止キャップ組立体が、前記鞍状部上で前記ロッドを押して、前記チューリップ状要素を前記骨締結具に係止するように構成されている、請求項11に記載の整形外科用固定装置。
  13. 前記波状上表面及び前記波状底表面が、斜切りまたは縦切りである、請求項10に記載の整形外科用固定装置。
  14. 前記チューリップ状要素の前記孔が、テーパ状である、請求項10に記載の整形外科用固定装置。
  15. 前記チューリップ状要素の内側表面の少なくとも一部分が、螺設され、前記係止キャップを受容するように構成されている、請求項10に記載の整形外科用固定装置。
  16. 前記ヘッドが、球体として形状決めされ、前記締め具が、前記ヘッドに係合する対応する形状を有する、請求項10に記載の整形外科用固定装置。
  17. 前記係止キャップが、前記鞍状部に係合するように構成された外部ねじと、前記チューリップ状要素内に配設されたロッドに係合するように構成された内部ねじと、を含有する、請求項10に記載の整形外科用固定装置。
  18. 前記鞍状部及び前記締め具が連結されている、請求項10に記載の整形外科用固定装置。
JP2018005543A 2017-01-19 2018-01-17 整形外科用固定装置及びその設置方法 Active JP7107687B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US15/409,600 2017-01-19
US15/409,600 US9999447B2 (en) 2011-07-15 2017-01-19 Orthopedic fixation devices and methods of installation thereof

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018126499A JP2018126499A (ja) 2018-08-16
JP7107687B2 true JP7107687B2 (ja) 2022-07-27

Family

ID=60972130

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018005543A Active JP7107687B2 (ja) 2017-01-19 2018-01-17 整形外科用固定装置及びその設置方法

Country Status (2)

Country Link
EP (1) EP3351194B1 (ja)
JP (1) JP7107687B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2022202137A1 (ja) * 2021-03-25 2022-09-29

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20040267264A1 (en) 2003-06-27 2004-12-30 Konieczynski David D. Polyaxial bone screw
WO2008014069A1 (en) 2006-07-26 2008-01-31 Warsaw Orthopedic, Inc Pivoting joints for spinal implants including designed resistance to motion and methods of use
US20090012567A1 (en) 2006-03-31 2009-01-08 Lutz Biedermann Locking assembly for securing a rod member in a receiver part for use in spinal or trauma surgery, bone anchoring device with such a locking assembly and tool therefor
JP2009524505A (ja) 2006-01-27 2009-07-02 ウォーソー・オーソペディック・インコーポレーテッド 設計された動作抵抗を含む脊椎インプラントの枢動継手
US20150196337A1 (en) 2014-01-13 2015-07-16 Lutz Biedermann Coupling assembly for coupling a rod to a bone anchoring element, and polyaxial bone anchoring device
US20150223844A1 (en) 2011-07-15 2015-08-13 Globus Medical, Inc. Orthopedic fixation devices and methods of installation thereof
JP2016501690A (ja) 2012-12-31 2016-01-21 グローバス メディカル インコーポレイティッド 整形外科用固定装置及びその取付け方法

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6485491B1 (en) * 2000-09-15 2002-11-26 Sdgi Holdings, Inc. Posterior fixation system
US20110106173A1 (en) * 2009-10-30 2011-05-05 Warsaw Orthopedic, Inc. Anchor Assembly With Directionally Controlled Saddle Adjustment And Transversely Adjustable Receiver

Patent Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20040267264A1 (en) 2003-06-27 2004-12-30 Konieczynski David D. Polyaxial bone screw
JP2007526007A (ja) 2003-06-27 2007-09-13 デピュイ・スパイン・エスエイアールエル 多軸ボーンスクリュー
JP2009524505A (ja) 2006-01-27 2009-07-02 ウォーソー・オーソペディック・インコーポレーテッド 設計された動作抵抗を含む脊椎インプラントの枢動継手
US20090012567A1 (en) 2006-03-31 2009-01-08 Lutz Biedermann Locking assembly for securing a rod member in a receiver part for use in spinal or trauma surgery, bone anchoring device with such a locking assembly and tool therefor
JP2012223642A (ja) 2006-03-31 2012-11-15 Biedermann Motech Gmbh 背骨または外傷手術において使用するための骨定着装置の受け部の中にロッドを固定するためのロッキングアセンブリ
WO2008014069A1 (en) 2006-07-26 2008-01-31 Warsaw Orthopedic, Inc Pivoting joints for spinal implants including designed resistance to motion and methods of use
US20150223844A1 (en) 2011-07-15 2015-08-13 Globus Medical, Inc. Orthopedic fixation devices and methods of installation thereof
JP2016501690A (ja) 2012-12-31 2016-01-21 グローバス メディカル インコーポレイティッド 整形外科用固定装置及びその取付け方法
US20150196337A1 (en) 2014-01-13 2015-07-16 Lutz Biedermann Coupling assembly for coupling a rod to a bone anchoring element, and polyaxial bone anchoring device
JP2015131110A (ja) 2014-01-13 2015-07-23 ビーダーマン・テクノロジーズ・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング・ウント・コンパニー・コマンディートゲゼルシャフトBiedermann Technologies Gmbh & Co. Kg ロッドを骨固定要素に結合するための結合アセンブリ、および多軸骨固定装置

Also Published As

Publication number Publication date
EP3351194A1 (en) 2018-07-25
EP3351194B1 (en) 2022-10-12
JP2018126499A (ja) 2018-08-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20200315666A1 (en) Orthopedic fixation devices and methods of installation thereof
US10575877B2 (en) Orthopedic fixation devices and methods of installation thereof
US9949765B2 (en) Orthopedic fixation devices and methods of installation thereof
US10368917B2 (en) Orthopedic fixation devices and methods of installation thereof
US20210322061A1 (en) Orthopedic fixation devices and methods of installation thereof
US20190247094A1 (en) Orthopedic fixation devices and methods of installation thereof
US9198694B2 (en) Orthopedic fixation devices and methods of installation thereof
US20210346062A1 (en) Orthopedic fixation devices and methods of installation thereof
US20210353336A1 (en) Orthopedic fixation devices and methods of installation thereof
JP7107687B2 (ja) 整形外科用固定装置及びその設置方法
EP3569169B1 (en) Orthopedic fixation devices

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20201202

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20211014

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20211102

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220201

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220621

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220714

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7107687

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150