JP7107645B2 - 二次電池電極用組成物 - Google Patents
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Description
このように、繰り返し充放電が可能な二次電池としては、従来、鉛電池、ニッケル-カドミウム電池等の水溶系電池が主流であるが、これらの水溶系電池は、充放電特性は優れているが、電池重量やエネルギー密度の点では、携帯型電子機器の移動用電源として充分満足できる特性を有しているとはいえない。
リチウム二次電池の電極は、通常、活物質とバインダーを溶媒と共に混練し、活物質を分散させてスラリーとした後、このスラリーをドクターブレード法等によって集電体上に塗布し乾燥して薄膜化することにより形成されている。
しかしながら、フッ素系樹脂をバインダーとして用いた場合、可撓性を有する薄膜を作製可能な一方で、集電体と活物質の結着性が劣るため、電池製造工程時に活物質の一部又は全部が集電体から剥離、脱落する恐れがあった。また、電池の充放電が行われる際、活物質内ではリチウムイオンの挿入、放出が繰り返され、それに伴い、集電体から活物質の剥離、脱落の問題が起こり得るという問題もあった。
しかしながら、このようなバインダーを使用する場合、活物質の分散性が低くなり、電極用組成物の粘度が高くなることから、ペースト濾過に時間を要し工程時間が長くなるとともに、塗工時に塗工むらが発生しやすいものとなっていた。また、電極中の活物質密度が低下することから、得られる電池の容量が不充分なものとなっていた。
更に、このような樹脂を用いた場合、電極の柔軟性が低いものとなり、ひび割れや、集電体からの剥がれが発生しるため、電池耐久性の低下を招くという問題があった。
しかしながら、このような組成物を用いた場合でも、活物質の分散性が低くなり、電極用組成物の粘度が高くなることから、ペースト濾過に時間を要し工程時間が長くなるとともに、塗工時に塗工むらが発生しやすいものとなっていた。特に、電極用組成物の調製後、時間を経過した場合に、粘度の上昇が顕著となっていた。
更に、電極中の活物質密度が低下することから、得られる電池の容量が不充分なものとなっていた。
以下に本発明を詳述する。
本発明の二次電池電極用組成物は、正極、負極のいずれの電極に使用してもよく、また、正極および負極の両方に使用してもよい。従って、活物質としては、正極活物質、負極活物質がある。
なお、これらは単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
上記導電付与剤としては、例えば、黒鉛、アセチレンブラック、カーボンブラック、ケッチェンブラック、気相成長炭素繊維などの炭素材料が挙げられる。特に、正極用の導電付与剤としては、アセチレンブラック、カーボンブラックが好ましく、負極用の導電付与剤としては、アセチレンブラック、鱗片状黒鉛が好ましい。
上記ポリビニルアセタール樹脂は、このような構成単位を有することで、優れた電解液への耐性、集電体との接着性、またイオン伝導性を有することができ、バインダーの添加量を減らした場合でも高容量の二次電池を製造できるという利点がある。
また、長期間保存時のように時間を経過した場合でも、粘度の上昇が起こりにくく、取扱性に優れるという利点を有する。
上記ラクタム基とは、ラクタム化合物の窒素原子に結合する水素原子やアルキル基を除去して得られる基を意味する。上記ラクタム化合物としては、例えば、カプロラクタム、N-メチルカプロラクタム、N-エチルカプロラクタム、N-イソプロピルカプロラクタム、N-イソブチルカプロラクタム、N-ノルマルプロピルカプロラクタム、N-ノルマルブチルカプロラクタム、N-シクロヘキシルカプロラクタム等のN-アルキルカプロラクタム類、2-ピロリドン、N-メチル-2-ピロリドン(NMP)、N-エチル-2-ピロリドン、N-イソプロピル-2-ピロリドン、N-イソブチル-2-ピロリドン、N-ノルマルプロピル-2-ピロリドン、N-ノルマルブチル-2-ピロリドン、N-シクロヘキシル-2-ピロリドン、2-ピペリドン、N-メチル-2-ピペリドン、N-エチル-2-ピペリドン、N-イソプロピル-2-ピペリドン等が挙げられる。
なお、上記ラクタム基は、例えば、ハロゲン原子、水酸基、カルボキシル基、アミド基、アルキル基、アルキルエステル基、アルキルアミド基、ニトロ基等の置換基やその塩で置換されていてもよい。
上記アルキレン基としては、直鎖状アルキレン基が好ましく、炭素数が1~6のアルキレン基が好ましい。なかでも、メチレン基、エチレン基、プロピレン基等が好ましい。
上記ラクタム構造の環状構造を構成する炭化水素の水素原子が置換されている場合、置換される水素としては、α水素、β水素が好ましい。
また、炭素数1~10の飽和若しくは不飽和炭化水素としては、メチル基、エチル基、イソブロピル基、ジメチル基、アリル基、フェニル基が好ましい。なお、置換される水素原子は1箇所であってもよく、2箇所以上であってもよい。
上記ポリビニルアセタール樹脂における上記アセタール基を有する構成単位の含有量(アセタール化度)は20~70モル%であることが好ましい。上記アセタール化度を20モル%以上とすることで、溶媒への溶解性が向上し、組成物として好適に使用することができる。上記アセタール化度を70モル%以下とすることで、電解液に対する耐性が充分なものとなり、電極を電解液中に浸漬した際、樹脂成分が電解液中に溶出することを防止できる。より好ましくは30~55モル%である。更に好ましくは30~50モル%である。
なお、本明細書において、アセタール化度とは、ポリビニルアルコールの水酸基数のうち、ブチルアルデヒドでアセタール化された水酸基数の割合のことである。また、アセタール化度の計算方法は、ポリビニルアセタール樹脂のアセタール基が2個の水酸基からアセタール化されて形成されていることから、アセタール化された2個の水酸基を数える方法を採用してアセタール化度のモル%を算出する。
上記アルデヒドの炭素数(アルデヒド基を除く炭素数)の好ましい下限は1、好ましい上限は11である。炭素数を上記範囲内とすることで、樹脂の疎水性が低くなるため、精製効率が向上しNaイオンの含有量を減らすことができる。
上記アルデヒドとしては、具体的には例えば、アセトアルデヒド、ブチルアルデヒド、ベンズアルデヒド、プロピオンアルデヒド、アクロレイン等のビニル基を有するアルデヒド(ビニルアルデヒド)等が挙げられる。
また、上記アセタール基は、ブチラール基、ベンズアセタール基、アセトアセタール基、プロピオンアセタール基及びビニルアセタール基からなる群より選択される少なくとも1種であることが好ましい。
上記ポリビニルアセタール樹脂における上記水酸基を有する構成単位の含有量(水酸基量)の下限は45モル%、好ましい上限は95モル%である。上記水酸基量を45モル%以上とすることで、電解液への耐性が向上し、電解液中に樹脂が溶出することを防止でき、95モル%以下とすることで、樹脂の柔軟性が向上し、集電体への接着力が充分なものとなる。
上記水酸基量のより好ましい下限は47モル%であり、より好ましい上限は80モル%である。更に好ましい下限は50モル%、更に好ましい上限は70モル%である。
上記ポリビニルアセタール樹脂におけるアセチル基を有する構成単位の含有量(アセチル基量)の好ましい下限は0.1モル%、好ましい上限は15モル%である。上記アセチル基量を0.1モル%以上とすることで、樹脂の柔軟性が向上し、集電体への接着力を充分なものすることができ、上記アセチル基量を15モル%以下とすることで、電解液への耐性が向上し、電解液へ溶出して短絡することを防止することができる。上記アセチル基量のより好ましい下限は1モル%、より好ましい上限は10モル%である。
より好ましくは、0.01~0.89であり、さらに好ましくは、0.01~0.43である。
なお、上記塩としては、ナトリウム塩、カリウム塩等が挙げられる。
特に、上記ポリビニルアセタール樹脂を製造する方法としては、上記ラクタム構造を有する構成単位を予め有するポリビニルアルコールを用意し、その後アセタール化する方法、上記ラクタム構造を有する構成単位を有しないポリビニルアルコールをアセタール化した後、上記ラクタム構造を有する構成単位となる部分を付加する方法等が挙げられる。
上記ラクタム基含有モノマーとしては、N-ビニル-2-ピロリドン等が挙げられる。
上記ポリフッ化ビニリデン樹脂を併用することで、電解液への耐性が更に向上し、放電容量を向上させることが出来る。
このような範囲内とすることで、ポリフッ化ビニリデンに著しく不足している集電体への接着力を有しながら、電解液への耐性を付与することが出来る。
より好ましい上記ポリビニルアセタール樹脂とポリフッ化ビニリデン樹脂との重量比は1:9~4:6である。
また、本発明の二次電池電極用組成物におけるポリビニルアセタール樹脂の含有量は、導電助剤100重量部に対して、好ましい下限が0.01重量部、好ましい上限は200重量部である。
更に、本発明の二次電池電極用組成物中のバインダー全体の含有量は特に限定されないが、好ましい下限は1重量%、好ましい上限は30重量%である。上記バインダーの含有量を1重量%以上とすることで、集電体への接着力を向上させることができ、30重量%以下とすることで、二次電池の放電容量を向上させることが可能となる。
上記有機溶媒としては、上記ポリビニルアセタール樹脂を溶解させることができるものであれば特に限定されず、例えば、シクロヘキサノン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、テトラヒドロフラン、トルエン、イソプロピルアルコール、N-メチルピロリドン、エタノール、蒸留水等が挙げられる。なかでも、N-メチルピロリドンが好ましい。
上記有機溶媒は単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
本発明の二次電池電極用組成物を用いてなる二次電池もまた本発明の一つである。
上記二次電池としては、例えば、ニッカド電池、ニッケル水素電池、リチウム二次電池、全固体電池、燃料電池等が挙げられる。なかでも、リチウム二次電池が好ましい。
本発明の二次電池電極用組成物を導電性基体上に塗布する際の塗布方法としては、例えば、押出しコーター、リバースローラー、ドクターブレード、アプリケーターなどをはじめ、各種の塗布方法を採用することができる。
下記式(2)で表されるラクタム構造を有する構成単位を有するラクタム構造含有ポリビニルアルコールA(重合度800、ケン化度98モル%、下記式(2)で表されるラクタム構造を有する構成単位の含有量[ラクタム構造含有量]5モル%、式(1)中のn=1)350重量部を純水3000重量部に加えた。その後、90℃の温度で約2時間攪拌し溶解させた。この溶液を40℃に冷却し、これに濃度35重量%の塩酸230重量部を添加した後、液温を5℃に下げてn-ブチルアルデヒド50重量部を添加しこの温度を保持してアセタール化反応を行い、反応生成物を析出させた。その後、液温を30℃、3時間保持して反応を完了させ、常法により中和、水洗及び乾燥を経て、ポリビニルアセタール樹脂Aの白色粉末を得た。
表1に示すポリビニルアルコール(種類)、アルデヒド(種類、添加量)とした以外は、ポリビニルアセタール樹脂Aと同様にして、ポリビニルアセタール樹脂B~Mを合成した。なお、ポリビニルアルコールLは、式(1)中のアミド基を有する部位が-C-N(H)-C(H)=Oである鎖状構造(R1は単結合)を有しているものを使用した。
また、ポリビニルアルコールMとしては、ラクタム構造を有しないものを使用した。
更に、ポリビニルアルコールNとしては、ラクタム構造の環状構造を構成する炭化水素の水素原子(α水素)がメチル基に置換されたものを使用した。ポリビニルアルコールOとしては、ラクタム構造の環状構造を構成する炭化水素上の2つのβ水素が、それぞれメチル基(ジメチル基)に置換されたものを使用した。
(二次電池電極用組成物の調製)
得られたポリビニルアセタール樹脂Aを含有する樹脂溶液20重量部(ポリビニルアセタール樹脂:2.5重量部)に、活物質としてコバルト酸リチウム(日本化学工業社製、セルシードC-5H)50重量部、導電付与剤としてアセチレンブラック(電気化学工業社製、デンカブラック)を5重量部、N-メチルピロリドン26重量部を加えた。その後、シンキー社製泡取練太郎にて混合し、二次電池電極用組成物を得た。
表2に示すポリビニルアセタール樹脂(樹脂種、添加量)とした以外は、実施例1と同様にして、二次電池電極用組成物を得た。
実施例及び比較例で得られた二次電池電極用組成物について以下の評価を行った。結果を表2に示した。
実施例、比較例で得られた二次電池電極用組成物については、アルミ箔に対する接着性を評価した。
アルミ箔(厚み20μm)の上に、乾燥後の膜厚が20μmとなるように電極用組成物を塗工、乾燥し、アルミ箔上に電極がシート状に形成された試験片を得た。
このサンプルを縦1cm、横2cmに切り出し、AUTOGRAPH(島津製作所社製、「AGS-J」)を用い、試験片を固定しながら電極シートを引き上げ、アルミ箔から完全に電極シートが剥離するまでに要する剥離力(N)を計測した後、以下の基準で判定した。
○:剥離力が8.0Nを超える
△:剥離力が5.0~8.0N
×:剥離力が5.0N未満
上記「(1)接着性」で得られた試験片について、JIS B 0601(1994)に基づいて表面粗さRaを測定し、電極の表面粗さを以下の基準で評価した。なお、一般的には、活物質の分散性が高いほど、表面粗さは小さくなるとされている。
◎:Raが2μm未満
○:Raが2μm以上、5μm未満
△:Raが5μm以上、8μm未満
×:Raが8μm以上
(電極シートの作製)
離型処理されたポリエチレンテレフタレート(PET)フィルム上に、乾燥後の膜厚が20μmとなるように実施例及び比較例で得られたリチウム二次電池電極用組成物を塗工、乾燥して電極シートを作製した。
その電極シートを2cm角に切り出し、電極シート試験片を作製した。
得られた試験片の重量を正確に計量し、シートに含まれる成分重量比から試験片に含まれる樹脂の重量を算出した。その後、試験片を袋状のメッシュに入れ、メッシュ袋と試験片の合計重量を正確に計測した。
次いで、試験片の入っているメッシュ袋を電解液溶剤であるジエチルカーボネート:エチレンカーボネート=1:1混合溶剤に浸し、60℃にて5Hr放置した。放置後メッシュ袋を取り出し、150℃、8時間の条件で乾燥させ、完全に溶剤を乾燥させた。
乾燥機から取り出した後、室温にて1時間放置し、重量を計測した。試験前後の重量変化から樹脂の溶出量を算出し、その溶出量とあらかじめ算出しておいた樹脂の重量の比から樹脂の溶出率を算出し、以下の基準で評価した。
○:溶出率が1%未満
△:溶出率が1%以上2%未満
×:溶出率が2%以上
実施例及び比較例で得られたリチウム二次電池電極用組成物のペースト粘度をB型粘度計にて測定した。粘度測定はペースト作製当日と一週間後に行い、経時粘度変化率([一週間後の粘度-作製当日の粘度]×100/作製当日の粘度)を以下の基準により評価した。なお、一般的には、粘度安定性が高いほど、経時粘度変化率は小さくなるとされている。
◎:経時粘度変化率が30%以下
〇:経時粘度変化率が30%を超えて~50%以下
△:経時粘度変化率が50%を超えて100%未満
×:経時粘度変化率が100%以上
上記「(3)溶媒溶解性」で得られた電極シートについて、四探針法・接触式抵抗測定器(ナプソン社製:RT-3000/RG-2000)を用いて電極抵抗値を測定し、以下の基準で評価した。
○:抵抗値が1000Ω/sq未満
×:抵抗値が1000Ω/sq以上
Claims (12)
- 活物質、バインダー及び有機溶媒を含有する二次電池電極用組成物であって、
前記バインダーは、ポリビニルアセタール樹脂を含有し、
前記ポリビニルアセタール樹脂は、ラクタム構造を有する構成単位を含み、
前記ラクタム構造は、三員環、四員環、五員環及び六員環から選択される少なくとも1つの環状構造を有する
ことを特徴とする二次電池電極用組成物。 - ポリビニルアセタール樹脂は、水酸基を有する構成単位の含有量に対するラクタム構造を有する構成単位の含有量の比(ラクタム構造を有する構成単位の含有量/水酸基を有する構成単位の含有量)が、0.0001~1.50である、請求項1記載の二次電池電極用組成物。
- ラクタム構造の環状構造を構成する炭化水素は、無置換であるか、又は、水素原子が炭素数1~10の飽和若しくは不飽和炭化水素で置換されていることを特徴とする請求項2又は3記載の二次電池電極用組成物。
- ポリビニルアセタール樹脂は、ラクタム構造を有する構成単位の含有量が0.01~50モル%であることを特徴とする請求項1、2、3又は4記載の二次電池電極用組成物。
- ポリビニルアセタール樹脂は、アセタール化度が20~70モル%であることを特徴とする請求項1、2、3、4又は5記載の二次電池電極用組成物。
- ポリビニルアセタール樹脂は、水酸基量が45~95モル%であることを特徴とする請求項1、2、3、4、5又は6記載の二次電池電極用組成物。
- ポリビニルアセタール樹脂は、アセチル基量が15モル%以下であることを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6又は7記載の二次電池電極用組成物。
- ポリビニルアセタール樹脂は、重合度が250~4000であることを特徴する請求項1、2、3、4、5、6、7又は8記載の二次電池電極用組成物。
- ポリビニルアセタール樹脂を活物質100重量部に対して、0.01~20重量部含有することを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6、7、8又は9記載の二次電池電極用組成物。
- 更に、ポリフッ化ビニリデン樹脂を含有することを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9又は10記載の二次電池電極用組成物。
- 請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9、10又は11記載の二次電池電極用組成物を用いてなることを特徴とする二次電池。
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A911 | Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi) |
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C21 | Notice of transfer of a case for reconsideration by examiners before appeal proceedings |
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A912 | Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board |
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C211 | Notice of termination of reconsideration by examiners before appeal proceedings |
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C22 | Notice of designation (change) of administrative judge |
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C22 | Notice of designation (change) of administrative judge |
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C13 | Notice of reasons for refusal |
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C22 | Notice of designation (change) of administrative judge |
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A521 | Request for written amendment filed |
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C22 | Notice of designation (change) of administrative judge |
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C23 | Notice of termination of proceedings |
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C03 | Trial/appeal decision taken |
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C30A | Notification sent |
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