JP7102863B2 - 端末装置、データ共有システム、データ共有方法、およびプログラム - Google Patents

端末装置、データ共有システム、データ共有方法、およびプログラム Download PDF

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Description

本開示は、装置間でデータを共有する方法に関する。
移動可能な端末装置間で直接通信を行いデータを共有するための、技術の開発および応用が進んでいる。
特許文献1は、2つの通信装置が、アクセスポイントを介さない無線通信によって、データを共有する技術に関する文献である。
特許文献2は、車両間での通信における、通信の秘匿性を確保するための発明を記載する文献である。
特許文献3は、特定のサービスを要求する要求者のデバイスを、その特定のサービスに係るローカルなプロバイダグループに加える技術に関する文献である。
国際公開第2011/071045号 特開2009-010718号公報 特開2005-535179号公報
複数の端末装置間で多くの情報を共有する技術は、例えば、監視、消防および救助等の、様々な場面において有用となりうる。しかし、多くの情報を共有することは、コストの増大にもつながる。本開示におけるコストとは、広義のコストであり、例えば、具体的には、電力の消費、通信ネットワークへの負荷、通信にかかる時間および費用、情報の漏えいのリスク、等を含む。
特許文献1に記載の技術は、データを重複して受信することを削減するという点で、コストを削減する技術の一つである。ただし、重複していないデータは全て共有することが想定されている。特許文献2に記載の技術を適用することによって通信の秘匿性が確保されたとしても、上記のコストのうち低減できるのは情報漏えいのリスクのみである。
いずれにせよ、共有するデータの量が多いほど、全体としてコストが増加することは免れない。
本発明は、有用なデータの共有を可能にしつつコストを削減する方法等を提供することを目的の1つとする。
本発明の一態様に係る端末装置は、移動機器に搭載され、前記移動機器が使用されている状況の種類を特定する情報を取得する状態取得手段と、外部の通信装置と直接の無線通信によってデータの通信を行う通信手段と、前記移動機器の前記状況に応じて、共有の対象となるデータの種類を、用意された複数の種類から選択する選択手段と、前記選択された種類のデータを前記通信装置に要求し、要求したデータを前記通信手段を介して取得すると、当該データを記憶手段に記憶させ、前記記憶手段に記憶されたデータを前記通信装置から要求された場合には要求されたデータを前記通信手段を介して当該通信装置に送信する、データ制御手段と、を備える。
本発明の一態様に係るデータ共有方法は、対象の移動機器が使用されている状況の種類を特定する情報を取得し、前記対象の移動機器の前記状況に応じて、共有の対象となるデータの種類を、用意された複数の種類から選択し、前記選択された種類のデータを、通信装置に、直接の無線通信によって要求し、要求したデータを前記無線通信によって取得すると、当該データを記憶手段に記憶させ、前記記憶手段に記憶されたデータを前記通信装置から要求された場合には要求されたデータを前記無線通信によって当該通信装置に送信する。
本発明の一態様に係るプログラムは、対象の移動機器が使用されている状況の種類を特定する情報を取得する状態取得処理と、外部の通信装置と直接の無線通信によってデータの通信を行う通信処理と、前記対象の移動機器の前記状況に応じて、共有の対象となるデータの種類を、用意された複数の種類から選択する選択処理と、前記選択された種類のデータを前記通信装置に要求し、要求したデータを前記通信処理によって取得すると、当該データを記憶手段に記憶させ、前記記憶手段に記憶されたデータを前記通信装置から要求された場合には要求されたデータを前記通信処理によって当該通信装置に送信する、データ制御処理と、をコンピュータに実行させる。
本発明によれば、有用なデータの共有を可能にしつつコストが削減できる。
本発明の第1の実施形態に係るデータ共有システムの適用例を示す図である。 第1の実施形態に係る端末装置の構成を示すブロック図である。 2つの端末装置の間の通信を確立する流れの例を示すフローチャートである。 コンテンツに含まれる情報の例を示す図である。 コンテンツリストの例を示す図である。 分類情報を表すデータの例を示す図である。 第1の実施形態に係る端末装置の、データ共有に係る動作の例を示すフローチャートである。 端末装置をそれぞれ搭載した複数の車両により形成されるネットワークを概念的に示す図である。 車両および飛翔体により形成されるネットワークを概念的に示す図である。 第1の実施形態の変形例に係る2つの端末装置の、データ共有に係る動作の例を示すフローチャートである。 第2の実施形態に係るデータ共有システムの全体像を概念的に示す図である。 第2の実施形態に係る端末装置の構成を示すブロック図である。 端末装置の、データの消去に係る動作の例を示すフローチャートである。 第2の実施形態に係る端末装置の構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係る端末装置の構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係るデータ共有方法の流れを示すフローチャートである。 本発明の各実施形態の各部を構成するハードウェアの例を示すブロック図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態を詳細に説明する。
<<第1の実施形態>>
まず、本発明の第1の実施形態について説明する。第1の実施形態は、複数の車両のそれぞれに搭載された端末装置どうしが、データを共有する形態である。
<構成>
図1は、第1の実施形態に係るデータ共有システム1の適用例を示す図である。データ共有システム1は、少なくとも2台の車両5と、車両5のそれぞれに搭載された端末装置11と、を含む。
車両5は、移動機器の一つである。本実施形態では、車両5として、例えば、救急車や消防車等の緊急車両が想定される。
端末装置11は、他の装置とデータを通信する端末である。端末装置11は、車両5から取り外し可能であってもよいし、車両5に組み込まれ一体となっていてもよい。一例として、端末装置11は、カーナビゲーションシステムのように運転席の近くに設置された、装置でもよい。
図2は、端末装置11の機能構成を示すブロック図である。端末装置11は、通信部110と、状態受付部111と、状態記憶部112と、分類情報記憶部115と、データ制御部113と、データ記憶部114と、出力部116と、を備える。また、端末装置11は、新規データ作成装置21と通信可能に接続されていてもよい。
通信部110は、データを他の装置に送信し、および他の装置からデータを受信する。通信部110により行われる通信は、直接的な(アクセスポイント等を介さない)無線通信である。このような通信をアドホック通信と呼ぶこともある。無線通信の規格の例には、Wi-Fi(Wireless Fidelity)(登録商標)、Bluetooth(登録商標)等がある。通信部110が用いる無線通信の規格は、データ共有システム1に含まれる端末装置11の間で共通であれば、どのような規格でもよい。
通信部110が他の装置と通信を確立する手順の一例を、図3のフローチャートを参照しながら説明する。ここでは端末装置11aと端末装置11bの2つの端末装置11を想定する。まず、端末装置11aおよび端末装置11bが、互いに無線通信が可能な範囲に位置するようになると、端末装置11aおよび端末装置11bの少なくともいずれか一方(例えば、端末装置11a)が、データ共有が可能な端末装置11(すなわち、端末装置11b)の存在を検知する(ステップS11)。端末装置11bが常に特定の信号を発信し、端末装置11aがその特定の信号を検出すればよい。なお、上記特定の信号には、端末装置11bの識別情報が含まれていてもよい。Wi-Fiに基づく通信が採用される場合は、端末装置11bの識別情報は、具体的には例えば、端末装置11bのMAC(Media Access Control)アドレスや、端末装置11bに予め割り振られたIP(Internet Protocol)アドレス等である。データ共有が可能な端末装置11bの存在を検知したら、端末装置11aは、端末装置11bに通信を確立するための接続要求を送信する(ステップS12)。端末装置11bは接続要求を受信したら(ステップS13)、端末装置11aに接続許可を示す信号を送信する(ステップS14)。ただし、端末装置11bは、ステップS14の前に、端末装置11aに対して接続を許可するかを判定する認証を行ってもよい。端末装置11bは、端末装置11aに対して接続を許可しない場合には、接続許可を示す信号ではなく接続拒否を示す信号を送信してもよい。端末装置11bが接続許可を示す信号を送信した場合は、端末装置11aは、接続許可を受信する(ステップS15)。
以上のような手順により、端末装置11aと端末装置11bが、互いにデータを共有するための通信を行うことが可能になる。
状態受付部111は、端末装置11を搭載する車両5の状態を示す情報を外部から受け付ける。
車両5の状態とは、車両5がどのような目的で使用されているかに基づく区分である。車両5の状態とは、言い換えれば、車両5が使用されている状況である。例えば、車両5が救急車である場合、車両5は、「出動状態」、「現着状態」、「現発状態」、「帰署状態」等の状態を取り得る。「出動状態」は、車両5が出動している状態、より具体的には、車両5が署から現場(すなわち、車両5に乗っている隊員が任務の遂行のために向かうべき場所)へ向かっている状態である。「現着状態」は、車両5が現場に到着し、隊員が現場での任務を実行している状態である。「現発状態」は、車両5が救助者を乗せて現場から出発し、病院へ向かっている状態である。「帰署状態」は、任務が完了し、車両5が署へ向かって帰っている状態である。
車両5が消防車である場合、車両5は、例えば、「出動状態」、「現着状態」、「帰署状態」の状態を取り得る。
状態受付部111は、例えば、タッチパネルや入力ボタンを介して情報の入力が可能なデバイスである。車両5に乗車している人が、状況に応じて、状態受付部111に対して、(その時の)状態を示す情報を入力し得る。
状態記憶部112は、状態受付部111が受け付けた、車両5の状態を示す情報を記憶する。
データ記憶部114は、データを記憶する。本開示では、データ記憶部114が記憶するデータのうち、共有される対象となり得るデータを、特に「コンテンツ」と呼ぶ。コンテンツは、車両5を使用している人に利用(例えば閲覧)されるためのデータである。
図4は、コンテンツに含まれる情報の例である。コンテンツには、利用者に供するメインデータの他、メタデータとして、例えば次の情報が含まれる。
・コンテンツ種、すなわち、コンテンツの種類
・コンテンツを一意に識別するコンテンツID(Identifier)
・作成場所、すなわち、そのコンテンツが作成された地点
・作成時刻、すなわち、そのコンテンツが作成された時刻
・最終更新時刻、すなわち、そのコンテンツが最後に更新された時刻
以下に、コンテンツ種の例を挙げる。
・交通情報:渋滞に関する情報、および、事故や工事等による通行の制限に関する情報等
・現場画像:現場の写真等
・現場情報:災害の規模に関する情報、傷病者に関する情報、現場における緊急車両の配置の情報、現場付近の消火栓の使用状況の情報、等
・病院情報:利用可能な病院の、名称、場所、対応可能な傷病者の種類および数、ならびにベッドの空き状況に関する情報等
データ記憶部114は、データ記憶部114が記憶するコンテンツのリストであるコンテンツリストも記憶する。コンテンツリストは、主に端末装置11がコンテンツを共有する際に用いられる。
図5は、コンテンツリストの例を示す図である。コンテンツリストは、例えば、データ記憶部114が記憶するコンテンツごとに、コンテンツ種、コンテンツID、および、最終更新時刻の、情報の組を記憶する。
データ制御部113は、データ記憶部114により記憶されるデータを制御する。データ制御部113の具体的な処理については、<動作>の項目で説明する。
分類情報記憶部115は、車両5の状態の種類とコンテンツ種との関係を示す分類情報を記憶する。分類情報は、具体的に言えば、車両5の状態の種類ごとに、取得すべきコンテンツの種類を関連づけた情報である。言い換えれば、分類情報は、どの状態にある時にどの種類のコンテンツを取得すべきか、を示す情報である。
図6は、分類情報を表すデータの例を示す図である。図6に示されるデータは、状態とコンテンツ種との対応表である。チェックマークは、そのチェックマークが書かれているセルと同じ行の「状態」と、該セルと同じ列の「コンテンツ種」とが、互いに関連づけられている(すなわち、該「状態」において該「コンテンツ種」のコンテンツが取得されるべきとされている)ことを意味する。例えば、車両5の状態が「出動状態」である場合には、図6に示されるデータによれば、コンテンツ種が「交通情報」、「現場画像」および「現場情報」であるコンテンツが共有されるべきとされていることがわかる。
出力部116は、コンテンツを出力するハードウェアである。例えば、出力部116は、表示装置であり、利用者(例えば、車両5に乗っている人)が閲覧可能な態様でコンテンツを提示する。出力部116がコンテンツを出力する契機は、特定の契機に限られない。例えば、新たなコンテンツが取得されるたびに、データ制御部113が出力部116にその新たなコンテンツを出力させてもよい。あるいは、利用者の要求に応じて、データ制御部113が、要求されたコンテンツを出力部116に出力させてもよい。
新規データ作成装置21は、新たなコンテンツを作成する装置である。以下、新規データ作成装置21により作成されるコンテンツは、端末装置11から提供されるデータと区別するため、「新規データ」とも表記される。
新規データ作成装置21は、新規データを作成し、それを端末装置11に提供する。車載カメラが、新規データ作成装置21の一例である。新規データ作成装置21が車載カメラである場合は、新規データ作成装置21は、撮像によって得られた画像を新規データとして作成し、それを端末装置11に提供する。
新規データは、端末装置11に備わる入力インタフェースによって受け付けられた情報からも作成されてもよい。つまり、図2では端末装置11と新規データ作成装置21とが別個の装置として示されているが、端末装置11が、新規データ作成装置21として機能してもよい。
新規データ作成装置21は、新規データを作成した際、その新規データにメタデータを付与する。新規データにメタデータを付与するため、新規データ作成装置21は、時刻を特定する機能、車両5の場所を特定する機能、およびIDを生成する機能を、備えていてもよい。コンテンツ種は、新規データ作成装置21による新規データの作成のされ方によって決まっていればよい。例えば、新規データ作成装置21が撮像により新規データを作成する場合は、その新規データのコンテンツ種は一律に「現場画像」とみなされてもよい。あるいは、新規データ作成装置21は、新規データを作成するたびに、利用者(例えば、車両5を使用している人)に、入力インタフェースを介したコンテンツ種の指定を促し、指定されたコンテンツ種をその新規データのコンテンツ種として決定してもよい。
<動作>
第1の実施形態に係る端末装置11によるデータ共有の流れを、図7のフローチャートを参照しながら説明する。以下の説明では、データ共有の流れを、例として、図3に示される流れで端末装置11aと端末装置11bとが通信を確立した後の、端末装置11aによる処理として、説明する。
まず、データ制御部113が、自端末装置(すなわち、端末装置11a。以下同じ)を搭載する車両の状態を、状態記憶部112から状態情報を読み出すことにより、特定する(ステップS21)。そして、データ制御部113は、分類情報記憶部115に記憶された分類情報を参照することにより、特定された状態に関連づけられているコンテンツ種を特定する。そして、データ制御部113は、特定したコンテンツ種を、相手の端末装置11(すなわち、端末装置11b)に要求するコンテンツの種類として選択する(ステップS22)。
コンテンツ種が選択されたら、データ制御部113は、通信部110を介して、選択されたコンテンツ種のリストを相手の端末装置11に要求する(ステップS23)。
相手の端末装置11(すなわち、端末装置11b)は、要求されたコンテンツ種のリスト(端末装置11bが記憶しているコンテンツが示されている)を生成し、生成したリストを端末装置11aに送信する。端末装置11aの通信部110がこのリストを受信すると(ステップS24)。データ制御部113は次のステップの処理を行う。
ステップS25において、データ制御部113は、データ記憶部114に記憶されている、自端末装置のコンテンツリストを読み出す。そして、データ制御部113は、端末装置11bから受信したリストと、自端末装置のコンテンツリストとを、比較する(ステップS26)。
受信したリストにより示されるコンテンツの中に、自端末装置のコンテンツリストにより示されるコンテンツに無いコンテンツがある場合(ステップS27においてYES)、端末装置11は、無いコンテンツを取得するため、ステップS28からステップS30の処理を行う。受信したリストにより示されるコンテンツがすべて、自端末装置のコンテンツリストにより示されるコンテンツに有る場合には(ステップS27においてNO)、端末装置11は、データ共有に係る処理を終了してよい。
なお、更新され得るコンテンツについては、データ制御部113は最終更新時刻を比較し、受信したリストにより示されるそのコンテンツの方が新しければ、そのコンテンツは上記「自端末装置のコンテンツリストにより示されるコンテンツに無いコンテンツ」とみなしてよい。
ステップS28では、データ制御部113が、通信部110を介して、ステップS27の判定により無いと特定されたコンテンツ、すなわち、自端末装置のコンテンツリストに含まれずかつ受信したリストに含まれているコンテンツを、相手の端末装置11bに要求する。端末装置11bは端末装置11aからの要求に応じて、要求されたコンテンツを端末装置11aに送信する。端末装置11aの通信部110は、要求したコンテンツを受信する(ステップS29)。
そして、データ制御部113は、通信部110が受信したコンテンツを、データ記憶部114に記録する(ステップS30)。
以上のような流れにより、端末装置11aの状態に応じて選択されるコンテンツ種のコンテンツで、端末装置11aには無く端末装置11bには有るコンテンツが、端末装置11aへ共有される。
なお、端末装置11bも、図7のフローチャートに示される処理を行ってよい。これにより、端末装置11aおよび端末装置11bの双方が、それぞれの車両5の状態に応じて選択されるコンテンツを共有し得る。
なお、通信の確立およびデータの共有は、時間をおいて、繰り返し実施されてよい。例えば、端末装置11は、周期的に、データの共有のための処理を開始してもよい。また、例えば、端末装置11は、新規データ作成装置21から新たなコンテンツが提供されたことを契機として、データの共有のための処理を開始してもよい。
図8は、データ共有システム1によって実現し得るネットワークを概念的に示す図である。図8において車両5をつなぐ破線は、その車両にそれぞれ搭載されている端末装置11が、互いに通信可能であることを表す。車両5のそれぞれの端末装置11が、通信可能な他の端末装置11と通信を確立することにより、図8に示されるように、アドホックネットワークが形成され得る。
互いに通信可能な端末装置11どうしがデータを共有し合うことにより、各々の端末装置11は、直接通信することができない距離にある端末装置11ともデータを共有し合うことができる。例えば、署の近くにある車両5から、現場に到着している車両5までを含むアドホックネットワークが形成されれば、署の近くにある車両5は現場の画像を取得することも可能となる。
なお、図8の例では、アドホックネットワークを形成している装置がすべて、車両5に搭載される端末装置11であるが、アドホックネットワークには、端末装置11との間でコンテンツを共有し合う機能を持つ中継装置が含まれていてもよい。例えば、図9に示されるように、署と現場との間において飛翔する飛翔体6(いわゆる、ドローン)に搭載される中継装置が、データの共有のための通信を行い、データを中継する役割を担ってもよい。
なお、アドホックネットワークは、例えば、同じグループに属する、端末装置11および中継装置のみで形成され得る。同じグループとは、例えば、同じ事案への対応に携わるグループ、または、管轄が同じ車両のグループを指す。なお、事案とは、災害、現場、または通報ごとに設定される、対処すべき対象を表す概念である。
グループは、例えば署において自由に設定され得る。例えば、端末装置11は、署に設置されている指令台から、指令員が設定した、グループに関する情報を取得しておけばよい。
例えば、同じグループに属する端末装置11には、共通のID(グループID)を割り振られ得る。各端末装置11の各々が、通信時に自端末装置に割り振られたグループIDを含む信号を発信すれば、各端末装置11は自端末装置と同じグループに属する端末装置11を検知することが可能である。図3のステップS11またはステップS13の処理において、相手の端末装置11が発信する信号に含まれるグループIDに基づき、相手の端末装置11が自端末装置と同じグループに属するかの判定を行ってもよい。そして、その判定の結果がYESである場合のみ、端末装置11は以降の処理を行うようにしてもよい。
あるいは、例えば、端末装置11は、同じグループに属する端末装置11の識別情報のリストを通知されてもよい。端末装置11は、リストに含まれる識別情報が付与された端末装置11のみと、通信を行うようにすればよい。
なお、通信のセキュリティを高めるため、通信の内容は暗号化されていてもよい。
[変形例1]
コンテンツリストの比較を端末装置11bが行ってもよい。そのような実施形態における端末装置11aおよび端末装置11bの動作の流れを、図10のフローチャートを参照しながら説明する。
車両5の状態の特定(ステップS31)、およびコンテンツ種の選択(ステップS32)は、それぞれ図7のステップS21およびステップS22の処理と同様でよい。
ステップS33において、端末装置11aのデータ制御部113は、選択したコンテンツ種のリストをデータ記憶部114から読み出す。そして、データ制御部113は、選択したコンテンツ種を示す情報と、読み出したコンテンツ種のリストとを、通信部110を介して端末装置11bに送信する(ステップS34)。
端末装置11bでは、通信部110がコンテンツ種を示す情報とリストとを受信し(ステップS35)、データ制御部113が、自端末装置(すなわち、端末装置11b)のデータ記憶部114に記憶されているコンテンツリストを読み出す(ステップS36)。データ制御部113は、コンテンツ種を示す情報に示されているコンテンツ種だけの、リストを読み出せばよい。
データ制御部113は受信されたリストと読み出したリストを比較し、相手の端末装置(すなわち、端末装置11a)にないコンテンツを特定する(ステップS37)。そして、データ制御部113は、特定したコンテンツをデータ記憶部114から読み出し(ステップS38)、読み出したコンテンツを、通信部110を介して、端末装置11aに送信する(ステップS39)。
端末装置11aにおいて、通信部110が端末装置11bから送信されたコンテンツを受信すると(ステップS40)、データ制御部113が、受信されたコンテンツをデータ記憶部114に記録する(ステップS41)。
以上の処理により、データは共有される。
[変形例2]
端末装置11は、受け取るデータをさらに選別してもよい。例えば、共有され得る現場画像や現場情報は、端末装置11を搭載する車両5が向かっている現場の現場画像および現場情報のみでよい。例えば、現発状態において共有され得る病院情報は、端末装置11を搭載する車両5が向かっている病院の病院情報のみでよい。このように、受け取るデータを選別するため、具体的には、例えば、ステップS23の要求において、データ制御部113は、地域を指定する情報や事案を指定する情報を、要求に含めてよい。要求を受け取った端末装置11bは、与えられた条件を満たすコンテンツのみのリストを生成すればよい。あるいは、データ制御部113は、ステップS28の段階で、自端末装置のデータ記憶部114に無いと特定されたコンテンツのうち、与えられた条件を満たすコンテンツのみを要求してもよい。与えられた条件とは、例えば、所定の地域に関するコンテンツであること、所定の時間に作成されたコンテンツであること、所定の事案に関するコンテンツであること、または、所定のグループに属する装置により作成されたコンテンツであること、等である。なお、上記条件は、例えば、端末装置11の入力インタフェースに入力される、事案に関する情報や、GPS(Global Positioning System)によって特定される現在の車両5の位置の情報等に基づいて、端末装置11が設定すればよい。上記条件に関する情報は、メタデータとしてコンテンツごとに付与されていればよく、コンテンツリストにメタデータの内容が含まれていればよい。
上記のような構成により、端末装置11は、例えば、車両5に乗っている隊員の任務に関係する情報のみを受け取ることが、可能となる。
<効果>
第1の実施形態に係るデータ共有システム1によれば、端末装置11はデータを選択的に取得するため、データの通信に係るコストが削減できる。車両5の状態によってデータの有用性は変動するので、共有されるデータが車両5の状態に応じて選択されることにより、車両5の状態が変わっても常に、有用なデータのみが共有されることが可能となる。
つまり、データ共有システム1によれば、有用なデータの共有を可能にしつつコストを削減できる。
<<第2の実施形態>>
第1の実施形態を発展させた実施形態である第2の実施形態について説明する。
第2の実施形態では、端末装置12が、端末間の直接の通信だけでなく、携帯電話回線を用いた通信によってもデータを取得する形態である。
図11は、第2の実施形態に係るデータ共有システム2の全体像を表す概念図である。データ共有システム2は、車両5と、基地局7と、データ提供装置31と、データ提供装置32と、データ提供装置33と、データベース36と、を含む。
データ提供装置31~33は、データを取得し、データを端末装置12に送信する機能を持つ装置である。
データ提供装置31は、データベース36に記憶された、災害に関する情報を提供する。データ提供装置31は、例えば、指令センタに設置されたサーバである。データベース36は、データ提供装置31と同じく、指令センタに設置されている。
データ提供装置32は、病院に設置され、特に病院に関するコンテンツを管理する。
データ提供装置33は、飛翔体に搭載され、特に現場に関するコンテンツを取得する。
データ提供装置31~33は、データを、モバイルデータ通信によって、端末装置12に送信する。モバイルデータ通信は、3G(3rd Generation)やLTE(Long Term Evolution)等の、携帯電話回線を用いた通信である。データ提供装置31~33から発信されるデータは、基地局7を経由して、端末装置12に伝達される。データ提供装置31~33と基地局7とは、ネットワーク9によって通信可能に接続されていてもよい。
車両5は、上述の端末装置11および端末装置12の少なくともいずれか一方を搭載する。
図12は、端末装置12の構成を示すブロック図である。端末装置12は、データ共有システム2に含まれる車両5のうちの少なくとも一つに搭載される。端末装置12は、上記第1の実施形態の端末装置11に含まれる構成要素と同じ構成要素に加え、第2通信部121を備える。なお、端末装置11における通信部110に相当する構成は、端末装置11においては「第1通信部」(第1通信部120)と表記する。端末装置12における、端末装置11に含まれる構成要素と同じ構成要素の機能および動作は、端末装置11に含まれる構成要素の機能および動作と同様でよい。
第2通信部121は、モバイルデータ通信によりデータ提供装置31、32、33からデータを受信するハードウェアである。第2通信部121によるモバイルデータ通信は、第1通信部120によるアドホック通信に比べ、通信可能な距離が長いという利点がある。ただし、回線を用いることにつき、費用や回線への負荷といったコストがかかる。また、基地局7からの電波が届かない場所では、モバイルデータ通信を行うことはできない。
端末装置12は、第1通信部120による通信と、第2通信部121による通信との両方を適宜使い分けながら、データを取得し、データを発信する。
例えば、端末装置12は、第1通信部120による通信が届く距離に他の端末装置がある場合には、第1の実施形態と同様、第1通信部120によってその端末装置とデータを共有し合う処理を行ってよい。
端末装置12は、第1通信部120による通信が届く距離に他の端末装置が無い場合には、第2通信部121によるモバイルデータ通信により、データ提供装置31、32、33からデータを受け取ってよい。この場合も、端末装置12は、図7に示されるフローチャートの手順と同様の手順により、状態に応じて選択されるコンテンツ種のコンテンツのみを受け取ってよい。
また、端末装置12は、周期的に、データ提供装置31、32、33との間でデータ共有の処理を行ってもよい。そして、データ制御部113は、共有の対象となるデータであって第1通信部120により通信可能な通信装置からは取得されていないデータを、データ提供装置31、32、33が有している場合、第2通信部121を介して、データ提供装置31、32、33からその共有されていないデータを取得してもよい。
以上のような構成によれば、有用なデータの共有を可能にしつつコストを削減することができる。
第1の実施形態と比較すると、第1通信部120による通信だけでなく、第2通信部121による通信も行うことにより、第1通信部120による通信では取得されなかったデータを、第2通信部121による通信によって補うことができる。
一方、全てのデータ通信をモバイルデータ通信によって行う形態と比べると、第1通信部120による通信を用いることにより、基地局7からの電波が届かない場所においても、データの共有が可能となる。また、第1通信部120による通信を優先的に行うことにより、携帯電話回線の使用量をより大きく削減できる。
[変形例3]
第2の実施形態において、データ記憶部114が記憶するデータは、所定のタイミングで消去されてもよい。一例として、データ記憶部114が記憶するデータは、車両5の状態が「帰署状態」になった場合に、消去されてもよい。
データの消去に係る端末装置12の動作の例を、図13を参照しながら説明する。
例えば、データ制御部113が、状態受付部111が状態を示す情報を受け付けた場合(ステップS31)を契機として、データの消去に係る処理を行う。
データ制御部113は、まず、受け付けた状態において消去すべきデータがあるかを判定する(ステップS32)。データ制御部113は、車両5の状態と消去すべきデータとの関係を示す情報を用意しておき、その情報に基づいてステップS32の判定を行えばよい。
消去すべきデータがない場合(ステップS32においてNO)、処理は終了してよい。
消去すべきデータがある場合(ステップS32においてYES)、データ制御部113は、消去すべきデータの中に、指令システムへ送信すべきデータがあるかを判定する(ステップS33)。データ制御部113は、データの種類(すなわちコンテンツ種)ごとに、その種類が指令システムへ送信されるべきか否かを示す情報を用意しておき、その情報に基づいてステップS33の判定を行えばよい。
送信すべきデータがある場合(ステップS33においてYES)、データ制御部113は、指令システムへ送信すべきデータを指令システムへ送信する(ステップS34)。指令システムへデータを送信するための通信は、第1通信部120による通信でもよいし、第2通信部121による通信でもよい。指令システムでは、サーバ(すなわちデータ提供装置31)が、端末装置12からデータを受信したら、データベース36にそのデータを記録する。
ステップS34の処理が終わったら、または、送信すべきデータがない場合(ステップS33においてNO)は、データ制御部113は、消去すべきデータを消去する(ステップS35)。
以上のような動作により、データは所定のタイミングで消去される。これにより、大量のデータの記憶に係るコストを抑えることができ、また、データが漏えいするリスクを低減することができる。ステップS32の判定により、適切なタイミングでデータを消去することが可能である。ステップS33の判定およびステップS34の処理により、データベース36に蓄積する価値のある有用なデータを残しておくことが可能である。
<<第3の実施形態>>
上述の実施形態では、同じグループに属する端末装置間でデータの共有が行われる。しかし、端末装置は、その端末装置と異なるグループに属する端末装置にとって有用な情報(例えば、交通情報)を持っている場合がある。
第3の実施形態として、端末装置13が、状態に応じて通信を確立する対象(すなわち、通信相手)を変化させる形態について説明する。
図14は、端末装置13の構成を示すブロック図である。端末装置13は、第2の実施形態に係る端末装置12に含まれる構成要素と同じ構成要素に加え、通信先情報記憶部131を備える。端末装置13における、端末装置11に含まれる構成要素と同じ構成要素の機能および動作は、端末装置11に含まれる構成要素の機能および動作と同様でよい。ただし、第1通信部130は、第1通信部120の機能に加えてさらなる機能を持つので、付与される符号は「130」とする。
通信先情報記憶部131は、通信先情報を記憶している。通信先情報は、車両5の状態と、通信相手となり得る装置との関係を示す情報である。例えば、通信先情報記憶部131は、車両5の状態ごとに、通信相手となり得る装置のIDを記憶する。
第1通信部130は、状態記憶部112から、車両5の状態を受け取り、通信先情報記憶部131により記憶される通信先情報において、受け取った状態に関連づけられているIDを特定する。そして、第1通信部130は、特定したIDの装置との間でのみ、図3に示される、通信を確立する処理を行う。例えば、第1通信部130は、通信可能な端末装置11bの存在を検知しても、端末装置11bのIDが、上記で特定されたIDに該当しない場合は、接続要求を送信しない。
上記の構成によれば、通信先情報の設定次第で、端末装置13は、より有用なデータ共有に係る通信のみを行うことができる。例えば、通信先情報は、次のように設定されていてもよい。
・出動状態・現発状態・帰署状態では、所定の組織の管理下にある、通信可能なすべての通信装置
・現着状態では、所定の事案(例えば、自端末装置の利用者が対処する事案と同じ事案)に対処するための通信装置
このような例を適用した場合、端末装置13は、出動状態では、対処する事案とは無関係に、通信可能なすべての通信装置から交通情報等を取得できる。一方、端末装置13は、現着状態では、所定の事案に対処するためのものでない通信装置とは通信しないので、無駄な通信を省略できる。
<<第4の実施形態>>
本発明の一実施形態に係る端末装置10について説明する。端末装置10は、移動機器に搭載される装置である。移動機器は、陸上、水上、水中、および/または空中等を移動する機器であり、例えば、車両、船舶、航空機、ロボット等である。
図15は、端末装置10の構成を示すブロック図である。端末装置10は、状態取得部101と、通信部102と、選択部103と、データ制御部104と、を備える。
状態取得部101は、移動機器が使用されている状況の種類を特定する情報を取得する。移動機器が使用されている状況は、例えば、その移動機器を使用することにより達成され得る事柄の段階またはステータス等に依存して定義され、特定され得る。上記状況は、「情勢」や「動作状態」と言い換えられてもよい。例えば、移動機器が救急車である場合、移動機器が使用されている状況の種類の例には、上述の通り、「出動状態」および「現発状態」等が含まれる。例えば、移動機器が物を運ぶ機能を持つ無人航空機である場合、その無人航空機が使用されている状況の種類の例としては、「輸送中状態」(物を目標地点まで運んでいる最中の状態)、「到着状態」(目標地点において物の提供を行っている状態)、「帰投中状態」(所定の基地に向かって移動している状態)等が考えられる。例えば、移動機器が監視を行うためのロボットである場合、そのロボットが使用されている状況の種類の例としては、「捜索中状態」(監視対象を未だ見つけていない状態)、「追跡中状態」(監視対象を見つけて追跡している状態)、「移動中状態」(監視対象を探さずに移動している状態)等が考えられる。
状態取得部101は、状況の種類を特定する情報を、その移動機器を使用している人から情報の入力を受け付けることにより取得してもよい。移動機器を使用している人とは、移動機器が人の移動の用に供する機器である場合は、例えば、その移動機器に乗っている人である。移動機器を使用している人とは、その移動機器を操縦している人や、その移動機器の機能を用いて何らかの目的を達成しようとしている人でもよい。状態取得部101は、移動機器を使用している人からの情報の入力を、入力デバイスを介して取得してもよいし、通信によって取得してもよい。
状態取得部101は、状況の種類を特定する情報を、移動機器が自動的に取得した情報に基づいて、状況の種類を特定することにより、状況の種類を特定する情報を取得してもよい。例えば、状態取得部101は、GPSにより移動機器の位置を示す情報を取得し、その位置が目標地点に一致した場合に、移動機器が「到着状態」になった、と特定してもよい。
状態取得部101は、状況の種類を特定する情報を、移動機器が行った動作や処理等に基づいて、状況の種類を特定することにより、状況の種類を特定する情報を取得してもよい。例えば、状態取得部101は、取得した画像を解析した結果、監視対象を特定した場合、移動機器が「追跡中状態」になった、と特定してもよい。
上記各実施形態の状態受付部111は、状態取得部101の一例に相当する。
通信部102は、外部の通信装置と直接の無線通信によってデータの通信を行う。上記各実施形態の通信部110、第1通信部120、および第1通信部130は、通信部102の一例に相当する。
選択部103は、状態取得部101により取得された情報により示される、移動機器の状況に応じて、共有の対象となるデータの種類を、用意された複数の種類から選択する。上記各実施形態のデータ制御部113は、選択部103の一例に相当する。
データ制御部104は、選択部103により選択された種類のデータを、外部の通信装置に要求する。そして、データ制御部104は、要求したデータを通信部102を介して取得すると、そのデータを記憶部(不図示)に記憶させる。また、データ制御部104は、記憶部に記憶されたデータを外部の通信装置から要求された場合には、要求されたデータを通信部102を介してその外部の通信装置に送信する。上記各実施形態のデータ制御部113は、データ制御部104の一例に相当する。
なお、端末装置10は、取得されたデータを、移動機器を使用している人に提供してもよい。例えば、端末装置10が表示デバイスを備え、移動機器を使用している人が表示デバイスを見ることが可能である実施態様では、端末装置10は、表示デバイスにデータを表示させればよい。移動機器を使用している人が端末装置10と通信可能な通信端末を持っている実施態様では、端末装置10は、その通信端末にデータを送信してもよい。
端末装置10は、取得されたデータを、端末装置10自身の制御や計算処理に使用してもよい。
端末装置10による処理の流れの一例を、図16のフローチャートを参照しながら説明する。まず、状態取得部101が、移動機器が使用されている状況の種類を特定する情報を取得しておく(ステップS101)。通信部102は、通信可能な外部の通信装置の存在を検知した場合、その通信装置と直接の無線通信を行う準備を整える。選択部103は、状態取得部101により取得された情報により示される、移動機器の状況に応じて、共有の対象となるデータの種類を、用意された複数の種類から選択する(ステップS102)。そして、通信部102が、選択部103により選択された種類のデータを、直接の無線通信によって外部の通信装置に要求する(ステップS103)。そして、通信部102は、要求したデータを直接の無線通信によって取得し(ステップS104)、データ制御部113がその取得されたデータを記憶部に記憶させる(ステップS105)。また、記憶部に記憶されたデータを外部の通信装置から要求された場合(ステップS106)には、通信部102は、直接の無線通信によって、要求されたデータをその外部の通信装置に送信する(ステップS107)。
以上のステップの順番は一例であり、本願発明の思想を逸脱しない限りにおいて変更可能である。
端末装置10によれば、有用なデータの共有を可能にしつつコストが削減できる。その理由は、通信部102による、直接の無線通信を用いることで携帯電話回線の使用を低減でき、また、選択部103によって移動機器の状況に応じて共有の対象となるデータの種類が選択されるからである。
<実施形態の各部を実現するハードウェアの構成>
以上で説明された本発明の各実施形態において、各装置の各構成要素を示すブロックは、機能単位で示されている。しかし、構成要素を示すブロックは、各構成要素が別個のモジュールにより構成されることを必ずしも意味していない。
各構成要素の処理は、例えば、コンピュータシステムが、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体により記憶された、その処理をコンピュータシステムに実行させるプログラムを、読み出し、実行することによって、実現されてもよい。「コンピュータ読み取り可能な記憶媒体」は、例えば、光ディスク、磁気ディスク、光磁気ディスク、および不揮発性半導体メモリ等の可搬媒体、ならびに、コンピュータシステムに内蔵されるROM(Read Only Memory)およびハードディスク等の記憶装置である。「コンピュータ読み取り可能な記憶媒体」は、コンピュータシステム内部の揮発性メモリのようにプログラムを一時的に保持可能なもの、および、ネットワークや電話回線等の通信回線のように、プログラムを伝送するものも含む。また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであってもよく、更に前述した機能をコンピュータシステムにすでに記憶されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであってもよい。
「コンピュータシステム」とは、一例として、図17に示されるようなコンピュータ900を含むシステムである。コンピュータ900は、以下のような構成を含む。
・1つまたは複数のCPU(Central Processing Unit)901
・ROM902
・RAM(Random Access Memory)903
・RAM903へロードされるプログラム904Aおよび記憶情報904B
・プログラム904Aおよび記憶情報904Bを格納する記憶装置905
・記憶媒体906の読み書きを行うドライブ装置907
・通信ネットワーク909と接続する通信インタフェース908
・データの入出力を行う入出力インタフェース910
・各構成要素を接続するバス911
例えば、各実施形態における各装置の各構成要素は、その構成要素の機能を実現するプログラム904AをCPU901がRAM903にロードして実行することで実現される。各装置の各構成要素の機能を実現するプログラム904Aは、例えば、予め、記憶装置905やROM902に格納される。そして、必要に応じてCPU901がプログラム904Aを読み出す。記憶装置905は、例えば、ハードディスクである。プログラム904Aは、通信ネットワーク909を介してCPU901に供給されてもよいし、予め記憶媒体906に格納されており、ドライブ装置907に読み出され、CPU901に供給されてもよい。なお、記憶媒体906は、例えば、光ディスク、磁気ディスク、光磁気ディスク、および不揮発性半導体メモリ等の、可搬媒体である。
各装置の実現方法には、様々な変形例がある。例えば、各装置は、構成要素毎にそれぞれ別個のコンピュータ900とプログラムとの可能な組み合わせにより実現されてもよい。また、各装置が備える複数の構成要素が、一つのコンピュータ900とプログラムとの可能な組み合わせにより実現されてもよい。
また、各装置の各構成要素の一部または全部は、その他の汎用または専用の回路、コンピュータ等やこれらの組み合わせによって実現されてもよい。これらは、単一のチップによって構成されてもよいし、バスを介して接続される複数のチップによって構成されてもよい。
各装置の各構成要素の一部または全部が複数のコンピュータや回路等により実現される場合には、複数のコンピュータや回路等は、集中配置されてもよいし、分散配置されてもよい。例えば、コンピュータや回路等は、クライアントアンドサーバシステム、クラウドコンピューティングシステム等、各々が通信ネットワークを介して接続される形態として実現されてもよい。
上記実施形態の一部または全部は以下の付記のようにも記載され得るが、以下には限られない。
<<付記>>
[付記1]
移動機器に搭載され、
前記移動機器が使用されている状況の種類を特定する情報を取得する状態取得手段と、
外部の通信装置と直接の無線通信によってデータの通信を行う通信手段と、
前記移動機器の前記状況に応じて、共有の対象となるデータの種類を、用意された複数の種類から選択する選択手段と、
前記選択された種類のデータを前記通信装置に要求し、要求したデータを前記通信手段を介して取得すると、当該データを記憶手段に記憶させ、前記記憶手段に記憶されたデータを前記通信装置から要求された場合には要求されたデータを前記通信手段を介して当該通信装置に送信する、データ制御手段と、
を備える端末装置。
[付記2]
前記移動機器は緊急車両であり、前記データ制御手段は、少なくとも前記移動機器が出動先に到着する前と、前記移動機器が出動先に到着した後とで、共有の対象となるデータの種類の一部または全部が異なるように、共有の対象となるデータの種類を選択する、
付記1に記載の端末装置。
[付記3]
前記データ制御手段は、前記移動機器の前記状況が特定の状況になった場合に、前記記憶手段に記憶されたデータを消去する、
付記1または2に記載の端末装置。
[付記4]
前記データ制御手段は、前記記憶手段に記憶されたデータを消去する場合において、消去の対象のデータのうち特定の種類のデータを選択し、当該選択したデータを外部の記憶システムに送信してから、当該選択したデータを消去する、
付記3に記載の端末装置。
[付記5]
携帯電話回線を用いて通信を行う第2の通信手段をさらに備え、
前記データ制御手段は、共有の対象となるデータであって前記通信手段により通信可能な前記通信装置からは取得されていないデータを、前記第2の通信手段により通信可能な第2の通信装置が有している場合に、当該取得されていないデータを、前記第2の通信手段を介して当該第2の通信装置から取得する、
付記1から4のいずれか一つに記載の端末装置。
[付記6]
前記通信手段は、前記移動機器の前記状況に応じて、データの要求を行う相手となる前記通信装置を選別する
付記1から5のいずれか一つに記載の端末装置。
[付記7]
付記1から6のいずれか一つに記載の端末装置をそれぞれ搭載する複数の前記移動機器と、
少なくとも1つの前記端末装置との間で携帯電話回線を用いた通信が可能なデータ提供装置と、
を含むデータ共有システム。
[付記8]
対象の移動機器が使用されている状況の種類を特定する情報を取得し、
前記対象の移動機器の前記状況に応じて、共有の対象となるデータの種類を、用意された複数の種類から選択し、
前記選択された種類のデータを、通信装置に、直接の無線通信によって要求し、要求したデータを前記無線通信によって取得すると、当該データを記憶手段に記憶させ、
前記記憶手段に記憶されたデータを前記通信装置から要求された場合には要求されたデータを前記無線通信によって当該通信装置に送信する、
データ共有方法。
[付記9]
前記対象の移動機器は緊急車両であり、
少なくとも前記対象の移動機器が出動先に到着する前と、前記対象の移動機器が出動先に到着した後とで、共有の対象となるデータの種類の一部または全部が異なるように、共有の対象となるデータの種類を選択する、
付記8に記載のデータ共有方法。
[付記10]
前記対象の移動機器の前記状況が特定の状況になった場合に、前記記憶手段に記憶されたデータを消去する、
付記8または9に記載のデータ共有方法。
[付記11]
前記記憶手段に記憶されたデータを消去する場合において、消去の対象のデータのうち特定の種類のデータを選択し、当該選択したデータを記憶システムに送信してから、当該選択したデータを消去する、
付記10に記載のデータ共有方法。
[付記12]
共有の対象となるデータであって前記無線通信により通信可能な前記通信装置からは取得されていないデータを、携帯電話回線を用いた通信である第2の通信により通信可能な第2の通信装置が有している場合に、当該取得されていないデータを、前記第2の通信によって当該第2の通信装置から取得する、
付記8から11のいずれか一つに記載のデータ共有方法。
[付記13]
前記対象の移動機器の前記状況に応じて、データの要求を行う相手となる前記通信装置を選別する
付記8から12のいずれか一つに記載のデータ共有方法。
[付記14]
対象の移動機器が使用されている状況の種類を特定する情報を取得する状態取得処理と、
外部の通信装置と直接の無線通信によってデータの通信を行う通信処理と、
前記対象の移動機器の前記状況に応じて、共有の対象となるデータの種類を、用意された複数の種類から選択する選択処理と、
前記選択された種類のデータを前記通信装置に要求し、要求したデータを前記通信処理によって取得すると、当該データを記憶手段に記憶させ、前記記憶手段に記憶されたデータを前記通信装置から要求された場合には要求されたデータを前記通信処理によって当該通信装置に送信する、データ制御処理と、
をコンピュータに実行させるプログラム。
[付記15]
前記対象の移動機器は緊急車両であり、
前記データ制御処理は、少なくとも前記対象の移動機器が出動先に到着する前と、前記対象の移動機器が出動先に到着した後とで、共有の対象となるデータの種類の一部または全部が異なるように、共有の対象となるデータの種類を選択する、
付記14に記載のプログラム。
[付記16]
前記データ制御処理は、前記対象の移動機器の前記状況が特定の状況になった場合に、前記記憶手段に記憶されたデータを消去する、
付記14または15に記載のプログラム。
[付記17]
前記データ制御処理は、前記記憶手段に記憶されたデータを消去する場合において、消去の対象のデータのうち特定の種類のデータを選択し、当該選択したデータを外部の記憶システムに送信してから、当該選択したデータを消去する、
付記16に記載のプログラム。
[付記18]
携帯電話回線を用いて通信を行う第2の通信処理を前記コンピュータにさらに実行させ、
前記データ制御処理は、共有の対象となるデータであって前記通信処理により通信可能な前記通信装置からは取得されていないデータを、前記第2の通信処理により通信可能な第2の通信装置が有している場合に、当該取得されていないデータを、前記第2の通信処理を介して当該第2の通信装置から取得する、
付記14から17のいずれか一つに記載のプログラム。
[付記19]
前記通信処理は、前記対象の移動機器の前記状況に応じて、データの要求を行う相手となる前記通信装置を選別する
付記14から18のいずれか一つに記載のプログラム。
本願発明は以上に説明した実施形態に限定されるものではない。以上に説明した実施形態の構成や詳細には、本願発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
1、2 データ共有システム
5 車両
6 飛翔体
7 基地局
10~13 端末装置
110 通信部
111 状態受付部
112 状態記憶部
113 データ制御部
114 データ記憶部
115 分類情報記憶部
116 出力部
120、130 第1通信部
121 第2通信部
131 通信先情報記憶部
21 新規データ作成装置
31、32、33 データ提供装置
36 データベース
900 コンピュータ
901 CPU
902 ROM
903 RAM
904A プログラム
904B 記憶情報
905 記憶装置
906 記憶媒体
907 ドライブ装置
908 通信インタフェース
909 通信ネットワーク
910 入出力インタフェース
911 バス

Claims (10)

  1. 移動機器に搭載され、
    前記移動機器が使用されている状況の種類を特定する情報を取得する状態取得手段と、
    外部の通信装置と直接の無線通信によってコンテンツを含むデータの通信を行う通信手段と、
    前記移動機器の前記状況に応じて、共有の対象となるコンテンツの種類を、用意された複数の種類から選択する選択手段と、
    前記選択された種類のコンテンツを前記通信装置に要求し、要求したコンテンツを前記通信手段を介して取得すると、当該コンテンツを記憶手段に記憶させ、前記記憶手段に記憶されて前記通信装置に無いコンテンツを前記通信装置から要求された場合には要求された前記通信装置に無いコンテンツを前記通信手段を介して当該通信装置に送信する、データ制御手段と、
    を備える端末装置。
  2. 前記移動機器は緊急車両であり、前記データ制御手段は、少なくとも前記移動機器が出動先に到着する前と、前記移動機器が出動先に到着した後とで、共有の対象となるコンテンツの種類の一部または全部が異なるように、共有の対象となるコンテンツの種類を選択する、
    請求項1に記載の端末装置。
  3. 前記データ制御手段は、前記移動機器の前記状況が特定の状況になった場合に、前記記憶手段に記憶されたコンテンツを消去する、
    請求項1または2に記載の端末装置。
  4. 前記データ制御手段は、前記記憶手段に記憶されたコンテンツを消去する場合において、消去の対象のコンテンツのうち特定の種類のコンテンツを選択し、当該選択したコンテンツを外部の記憶システムに送信してから、当該選択したコンテンツを消去する、
    請求項3に記載の端末装置。
  5. 携帯電話回線を用いて通信を行う第2の通信手段をさらに備え、
    前記データ制御手段は、共有の対象となるコンテンツであって前記通信手段により通信可能な前記通信装置からは取得されていないコンテンツを、前記第2の通信手段により通信可能な第2の通信装置が有している場合に、当該取得されていないコンテンツを、前記第2の通信手段を介して当該第2の通信装置から取得する、
    請求項1から4のいずれか一項に記載の端末装置。
  6. 前記通信手段は、前記移動機器の前記状況に応じて、コンテンツの要求を行う相手となる前記通信装置を選別する
    請求項1から5のいずれか一項に記載の端末装置。
  7. 請求項1から6のいずれか一項に記載の端末装置をそれぞれ搭載する複数の前記移動機器と、
    少なくとも1つの前記端末装置との間で携帯電話回線を用いた通信が可能なデータ提供装置と、
    を含むデータ共有システム。
  8. 対象の移動機器が使用されている状況の種類を特定する情報を取得し、
    前記対象の移動機器の前記状況に応じて、共有の対象となるコンテンツの種類を、用意された複数の種類から選択し、
    前記選択された種類のコンテンツを、通信装置に、直接の無線通信によって要求し、要求したコンテンツを前記無線通信によって取得すると、当該コンテンツを記憶手段に記憶させ、
    前記記憶手段に記憶されて前記通信装置に無いコンテンツを前記通信装置から要求された場合には要求された前記通信装置に無いコンテンツを前記無線通信によって当該通信装置に送信する、
    データ共有方法。
  9. 前記対象の移動機器は緊急車両であり、
    少なくとも前記対象の移動機器が出動先に到着する前と、前記対象の移動機器が出動先に到着した後とで、共有の対象となるコンテンツの種類の一部または全部が異なるように、共有の対象となるコンテンツの種類を選択する、
    請求項8に記載のデータ共有方法。
  10. 対象の移動機器が使用されている状況の種類を特定する情報を取得する状態取得処理と、
    外部の通信装置と直接の無線通信によってコンテンツを含むデータの通信を行う通信処理と、
    前記対象の移動機器の前記状況に応じて、共有の対象となるコンテンツの種類を、用意された複数の種類から選択する選択処理と、
    前記選択された種類のコンテンツを前記通信装置に要求し、要求したコンテンツを前記通信処理によって取得すると、当該コンテンツを記憶手段に記憶させ、前記記憶手段に記憶されて前記通信装置に無いコンテンツを前記通信装置から要求された場合には要求された前記通信装置に無いコンテンツを前記通信処理によって当該通信装置に送信する、データ制御処理と、
    をコンピュータに実行させるプログラム。
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