JP7102603B2 - ランダムアクセス方法及び関連機器 - Google Patents

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Description

関連出願の相互参照
本願は、2018年7月26日に中国特許庁に提出された中国特許出願201810835735.4の優先権を主張し、その全ての内容が援用によりここに取り込まれる。
本開示は、通信技術分野に係り、特にランダムアクセス方法及び関連機器に係る。
ランダムアクセスプロセスにおいて、ネットワーク側機器は、複数の端末機器から送信されるランダムアクセスメッセージ(例えばMsg1又はMsg3等)を受信し、タイミングアドバンス、バックオフパラメータ、上り送信リソース等の設定情報が運ばれる応答メッセージ(例えばMsg2又はMsg4等)を複数の端末機器にフィードバックする。しかしながら、ネットワーク側機器から複数の端末機器に応答メッセージをフィードバックする場合、複数の端末機器がいずれも応答メッセージの設定情報に基づいて後続のランダムアクセスプロセスを行うため、複数の端末機器間で衝突が発生する場合が生じ易い。
本開示の実施例は、ランダムアクセスプロセスで複数の端末機器間の衝突発生確率を減少するために、ランダムアクセス方法及び関連機器を提供する。
第1態様として、本開示の実施例は、ランダムアクセス方法を提供する。該方法において、第1メッセージをネットワーク側機器に送信し、目標設定情報が運ばれた応答メッセージを前記ネットワーク側機器から受信し、ここで、前記目標設定情報の少なくとも一部の設定情報と、端末機器が前記応答メッセージを受信する前に取得可能なパラメータである関連パラメータとの間に関連関係が存在し、前記目標設定情報のうち、前記端末機器の目標関連パラメータに関連する設定情報を、前記関連関係に基づいて取得する。
第2態様として、本開示の実施例は、ランダムアクセス方法を更に提供する。該方法において、端末機器から送信された第1メッセージを受信することと、目標設定情報が運ばれた応答メッセージを前記端末機器に送信することとを含み、ここで、前記目標設定情報の少なくとも一部の設定情報と、端末機器が前記応答メッセージを受信する前に取得可能なパラメータである関連パラメータとの間に関連関係が存在する。
第3態様として、本開示の実施例は、端末機器を更に提供する。該端末機器は、第1送信モジュールと、第1受信モジュールと、取得モジュールを含む。第1送信モジュールは、第1メッセージをネットワーク側機器に送信する。第1受信モジュールは、目標設定情報が運ばれた応答メッセージを前記ネットワーク側機器から受信し、ここで、前記目標設定情報の少なくとも一部の設定情報と、端末機器が前記応答メッセージを受信する前に取得可能なパラメータである関連パラメータとの間に関連関係が存在する。取得モジュールは、前記目標設定情報のうち、前記端末機器の目標関連パラメータに関連する設定情報を、前記関連関係に基づいて取得する。
第4態様として、本開示の実施例は、ネットワーク側機器を更に提供する。該ネットワーク側機器は、端末機器から送信された第1メッセージを受信する第1受信モジュールと、目標設定情報が運ばれた応答メッセージを前記端末機器に送信する第1送信モジュールとを含み、ここで、前記目標設定情報の少なくとも一部の設定情報と、端末機器が前記応答メッセージを受信する前に取得可能なパラメータである関連パラメータとの間に関連関係が存在する。
第5態様として、本開示の実施例は、プロセッサと、メモリと、前記メモリに格納されて前記プロセッサで実行可能なコンピュータプログラムとを含む端末機器を更に提供し、前記コンピュータプログラムが前記プロセッサによって実行されると、上記第1態様に記載のランダムアクセス方法のステップが実現される。
第6態様として、本開示の実施例は、プロセッサと、メモリと、前記メモリに格納されて前記プロセッサで実行可能なコンピュータプログラムとを含むネットワーク側機器を更に提供し、前記コンピュータプログラムが前記プロセッサによって実行されると、上記第2態様に記載のランダムアクセス方法のステップが実現される。
第7態様として、本開示の実施例は、コンピュータプログラムが格納されているコンピュータ読み取り可能な記憶媒体を更に提供し、前記コンピュータプログラムがプロセッサによって実行されると、上記第1態様に記載のランダムアクセス方法のステップが実現され、又は、上記第2態様に記載のランダムアクセス方法のステップが実現される。
本開示の実施例において、第1メッセージをネットワーク側機器に送信し、目標設定情報が運ばれた応答メッセージを前記ネットワーク側機器から受信し、ここで、前記目標設定情報の少なくとも一部の設定情報と、端末機器が前記応答メッセージを受信する前に取得可能なパラメータである関連パラメータとの間に関連関係が存在し、前記目標設定情報のうち、前記端末機器の目標関連パラメータに関連する設定情報を、前記関連関係に基づいて取得する。それによって、各端末機器は、対応する設定情報を関連パラメータに基づいて取得することができ、ランダムアクセスプロセスで複数の端末機器間の衝突発生確率が減少する。
本開示の実施例の技術手段をより明確に説明するために、以下、本開示の実施例の記載に必要とされる図面を簡単に紹介する。明らかに、以下の記載に関する図面は、単に本開示の一部の実施例である。当業者にとって、創造性のある作業をしない前提で、これらの図面から他の図面を得ることもできる。
図1は、本開示の実施例に係る2段階ランダムアクセス方法のフローチャートである。 図2は、本開示の実施例の応用可能なネットワーク構造図である。 図3は、本開示の実施例に係るランダムアクセス方法のフローチャートである。 図4は、本開示の実施例に係る別のランダムアクセス方法のフローチャートである。 図5は、本開示の実施例に係る別のランダムアクセス方法のフローチャートである。 図6は、本開示の実施例に係る端末機器の構造図である。 図7は、本開示の実施例に係るネットワーク側機器の構造図である。 図8は、本開示の実施例に係る別の端末機器の構造図である。 図9は、本開示の実施例に係る別のネットワーク側機器の構造図である。
以下、本開示の実施例の図面とともに、本開示の実施例の技術手段を明確且つ完全的に記載する。明らかに、記載する実施例は、本開示の実施例の一部であり、全てではない。本開示の実施例に基づき、当業者が創造性のある作業をしなくても為しえる全ての他の実施例は、いずれも本願の保護範囲に属するものである。
本開示の明細書及び特許請求の範囲における「第1」、「第2」などの用語は、特定の順序又は前後順を記述するために使用されるのではなく、類似の対象を区別するために使用される。そのように使用されるデータは、本明細書に記載される本願の実施例が、例えば、本明細書に図示又は記載されるもの以外の順序でも実施されるように、適切に交換されることが理解されるべきである。更に、「含む」及び「有する」という用語ならびにそれらの任意の変形は、非排他的を意図しており、例えば、一連の工程又はユニットを含むプロセス、方法、システム、製品又は装置は、必ずしも明確に列挙されたそれらの工程又はユニットに限定されるものではなく、明確に列挙されていないもの又はそれらのプロセス、方法、製品又は装置に固有の他の工程又はユニットを含んでもよい。本明細書及び特許請求の範囲において、「及び/又は」は、連結された対象の少なくとも1つを意味する。例えば、A及び/又はB及び/又はCは、Aのみ、Bのみ、Cのみ、AとBの両方が存在すること、BとCの両方が存在すること、AとCの両方が存在すること、及び、AとBとCがすべて存在することの7種類のケースを含むことを示す。
理解の便宜を図るため、以下、2段階ランダムアクセスを説明する。
例えば、図1に示すように、2段階ランダムアクセスプロセスは、以下のステップを含む。
ステップS100において、ネットワーク側機器は、端末機器に対して2段階ランダムアクセスの設定情報を設定する。
本ステップにおいて、上記設定情報は、Msg1の送信リソース情報及びMsg2の受信リソース情報を含む。
ステップS101において、端末機器は、Msg1をネットワーク側機器に送信する。
本ステップにおいて、端末機器は、2段階ランダムアクセス(即ち2-Step RACH)プロセスをトリガし、Msg1をネットワーク側機器に送信する。ここで、Msg1は、データ部分(例えば無線リソース制御メッセージ)及び制御部分(例えば端末機器識別子(例えばプリアンブル識別子))を含んでもよいし、データ部分のみを含んでもよい。
ステップS102において、ネットワーク側機器は、Msg2を端末機器に送信する。
本ステップにおいて、Msg2には、端末機器識別子(UE ID)及び応答指示(ACK Indication)が運ばれる。
図2を参照する。図2は、本開示の実施例の応用可能なネットワーク構造図である。図2に示すように、端末機器11とネットワーク側機器12が含まれる。ここで、端末機器11は、携帯電話、タブレットパソコン(Tablet Personal Computer)、ラップトップコンピュータ(Laptop Computer)、パーソナルデジタルアシスタントPDA(personal digital assistant)、モバイルインターネットデバイスMID(Mobile Internet Device)又はウェアラブルデバイス(Wearable Device)などの端末機器側機器である。なお、本開示の実施例では、端末機器11の具体的な種類を限定しない。ネットワーク側機器12は、マクロ基地局、LTE eNB、5G NR NB、gNBなどの基地局であってもよく、低電力ノードLPN(low power node)pico、femtoなどのスモール基地局であってもよく、又はアクセスポイントAP(access point)である。基地局は、中央ユニットCU(central unit)及びその管理/制御下の複数の伝送受信ポイントTRP(Transmission Reception Point)からなるネットワークノードであってもよい。なお、本開示の実施例では、ネットワーク側機器12の具体的な種類を限定しない。
本開示の実施例において、端末機器11は、ネットワーク側機器12に第1メッセージを送信する。ここで、第1メッセージは、異なるアクセスプロセスの異なるメッセージであり、例えば競合ランダムアクセスプロセスのMsg1又はMsg3など、又は2段階ランダムアクセスプロセスのMsg1などである。ここで、前記競合ランダムアクセスプロセスとして、端末機器は、上り制御チャネル(例えばPRACH)でランダムアクセス要求情報Msg1を送信し、ネットワーク側は、Msg1の内容に応じて下りデータチャネル(例えばPDSCH)でランダムアクセス応答情報Msg2を送信し、端末機器は、Msg2で指示される上りリソースに応じて上りデータチャネル(例えばPUSCH)で端末機器の識別子情報Msg3を送信し、ネットワーク側は、Msg3の内容に応じて下りデータチャネル(例えばPDSCH)で競合解決識別子情報Msg4を送信する。ネットワーク側機器12は、受信した第1メッセージに応答して、第1メッセージに対応する応答メッセージを端末機器11に送信する。例えば、第1メッセージが競合ランダムアクセスプロセスにおけるMsg1である場合には、応答メッセージは、競合ランダムアクセスプロセスにおけるMsg2であり、第1メッセージが競合ランダムアクセスプロセスにおけるMsg3である場合、応答メッセージは、競合ランダムアクセスプロセスにおけるMsg4であり、第1メッセージが2段階ランダムアクセスプロセスにおけるMsg1である場合、応答メッセージは、2段階ランダムアクセスプロセスにおけるMsg2である。
上記応答メッセージには、目標設定情報が運ばれ、且つ上記目標設定情報の少なくとも一部の設定情報と、端末機器が前記応答メッセージを受信する前に取得可能なパラメータである関連パラメータとの間に関連関係が存在する。
応答メッセージがMsg2であることを例とし、目標設定情報は、プリアンブル識別子、タイミングアドバンス、Msg2のフィードバックメッセージ伝送リソースを指示する上りリソース割当情報、端末機器識別子、競合解決識別子、及び無線接続設定情報の少なくとも一方を含む。
なお、上記目標設定情報は、複数の端末機器のための複数の設定情報を含んでもよい。例えば、上記目標設定情報は、複数のプリアンブル識別子、複数のタイミングアドバンス、複数のMsg2のフィードバックメッセージ伝送リソースを指示する上りリソース割当情報、複数の端末機器識別子、複数の競合解決識別子、及び複数の無線接続設定情報等の少なくとも一方を含む。
上記関連パラメータは、端末機器が前記応答メッセージを受信する前に取得可能なパラメータであり、例えばプリアンブル識別子や競合解決識別子などである。よって、端末機器11は、前記関連関係に基づいて、前記目標設定情報のうち、前記端末機器11の目標関連パラメータに関連する設定情報を取得することができる。例えば、上りリソース割当情報が競合解決識別子に関連付けられ、端末機器11は、ある競合解決識別子について競合解決を判断すると、該競合解決識別子に関連する上りリソース割当情報を、Msg2のフィードバック情報の送信に用いる。
以下、例を用いて説明する。
端末機器A1~端末機器A5の5つの端末機器が存在し、ネットワーク側機器に対して第1メッセージを送信するとする。ネットワーク側機器は、第1メッセージを受信すると、応答メッセージを生成する。ここで、応答メッセージには、5つの端末機器に対して、上りリソース割当情報B1~上りリソース割当情報B5の上りリソース割当情報がそれぞれ設定される。ここで、上りリソース割当情報B1~上りリソース割当情報B5は、関連パラメータX1~関連パラメータX5にそれぞれ関連する。
端末機器A1~端末機器A5は、応答メッセージを受信すると、その関連パラメータを識別し、その関連パラメータに関連する上りリソース割当情報によって指示される伝送リソースを利用することができる。具体的には、端末機器A1は、関連パラメータX1がその関連パラメータであることを識別すると、関連パラメータX1に関連する上りリソース割当情報B1によって指示される伝送リソースを利用することができる。端末機器A2は、関連パラメータX2がその関連パラメータであることを識別すると、関連パラメータX2に関連する上りリソース割当情報B2によって指示される伝送リソースを利用することができる。端末機器A3は、関連パラメータX3がその関連パラメータであることを識別すると、関連パラメータX3に関連する上りリソース割当情報B3によって指示される伝送リソースを利用することができる。端末機器A4は、関連パラメータX4がその関連パラメータであることを識別すると、関連パラメータX4に関連する上りリソース割当情報B4によって指示される伝送リソースを利用することができる。端末機器A5は、関連パラメータX5がその関連パラメータであることを識別すると、関連パラメータX5に関連する上りリソース割当情報B5によって指示される伝送リソースを利用することができる。
任意選択で、ネットワーク側機器12は、目標設定情報が運ばれたMsg2を、ハイブリッド自動再送要求HARQ(Hybrid Automatic Repeat Request)方式で端末機器11に送信する。ここで、HARQの設定情報(例えばHARQプロセス識別子及び/又はHARQ冗長バージョン識別子など)は、ネットワーク側によって設定され、又は、プロトコルで予め定義される。
任意選択で、端末機器11は、目標設定情報が運ばれたMsg2を前記ネットワーク側機器から受信した後に、前記Msg2に対するフィードバックメッセージを前記ネットワーク側機器12に送信する。
上記フィードバックメッセージは、制御チャネルフィードバック情報及びデータチャネルフィードバックメッセージの少なくとも一方を含む。ここで、データチャネルフィードバックメッセージは、物理上り共有チャネルPUSCH(Physical Uplink Shared Channel)の端末機器識別子及びセル無線ネットワーク一時識別子C-RNTI(Cell Radio Network Temporary Identifier)の少なくとも一方を含む。
一実施形態において、端末機器11は、競合解決が成功したと決定した場合、前記Msg2に対するフィードバックメッセージを前記ネットワーク側機器12に送信し、競合解決に成功したことをネットワーク側機器12に通知する。
別の実施形態において、端末機器11は、前記Msg2の受信に成功した場合、前記Msg2に対するフィードバックメッセージを前記ネットワーク側機器12に送信し、前記Msg2の受信に成功したことをネットワーク側機器12に通知し、よって、ネットワーク側機器12は、Msg2の再送を停止する。
任意選択で、端末機器11は、前記Msg2に対するフィードバックメッセージをHARQ方式で前記ネットワーク側機器12に送信する。
任意選択で、ネットワーク側機器12は、前記フィードバックメッセージを受信すると、前記フィードバックメッセージを再送するか否かを前記端末機器に指示する指示情報を前記端末機器11に送信する。例えば、指示情報が第1指示情報である場合、前記フィードバックメッセージを再送するように前記端末機器に指示し、指示情報が第2指示情報である場合、前記フィードバックメッセージの再送が不要であることを前記端末機器に指示する。
本開示の実施例に係るランダムアクセス方法において、目標設定情報の少なくとも一部の設定情報と関連パラメータとの間に関連関係が存在するため、端末機器は、その関連パラメータに関連する設定情報を上記目標設定情報から上記関連関係に基づいて取得することができ、ランダムアクセスプロセスで複数の端末機器間の衝突発生確率を減少することができる。また、同一の応答メッセージで複数の端末機器に対して情報を設定することができるため、情報設定効率を向上させ、システムリソースを節約することができる。
本開示の実施例に係るランダムアクセス方法は、端末機器に応用される。図3を参照すると、図3は、本開示の実施例に係るランダムアクセス方法のフローチャートであり、図3に示すように、以下のステップを含む。
ステップ301において、第1メッセージをネットワーク側機器に送信する。
本開示の実施例において、第1メッセージは、異なるアクセスプロセスの異なるメッセージであり、例えば競合ランダムアクセスプロセスのMsg1又はMsg3など、又は2段階ランダムアクセスプロセスのMsg1などである。
ステップ302において、目標設定情報が運ばれた応答メッセージを前記ネットワーク側機器から受信し、ここで、前記目標設定情報の少なくとも一部の設定情報と、端末機器が前記応答メッセージを受信する前に取得可能なパラメータである関連パラメータとの間に関連関係が存在する。
本開示の実施例において、上記応答メッセージは、第1メッセージに対応する応答メッセージである。例えば、第1メッセージが競合ランダムアクセスプロセスにおけるMsg1である場合には、応答メッセージは、競合ランダムアクセスプロセスにおけるMsg2であり、第1メッセージが競合ランダムアクセスプロセスにおけるMsg3である場合、応答メッセージは、競合ランダムアクセスプロセスにおけるMsg4であり、第1メッセージが2段階ランダムアクセスプロセスにおけるMsg1である場合、応答メッセージは、2段階ランダムアクセスプロセスにおけるMsg2である。
上記目標設定情報は、プリアンブル識別子、タイミングアドバンス、Msg2のフィードバックメッセージ伝送リソースを指示する上りリソース割当情報、端末機器識別子、競合解決識別子、及び無線接続設定情報の少なくとも一方を含むが、それらに限られない。
なお、上記目標設定情報は、複数の設定情報を含んでもよい。例えば、上記目標設定情報は、複数のプリアンブル識別子、複数のタイミングアドバンス、複数のMsg2のフィードバックメッセージ伝送リソースを指示する上りリソース割当情報、複数の端末機器識別子、複数の競合解決識別子、及び複数の無線接続設定情報等の少なくとも一方を含む。
上記関連パラメータは、端末機器が前記応答メッセージを受信する前に取得可能なパラメータであり、例えばプリアンブル識別子や競合解決識別子などである。
ステップ303において、前記目標設定情報のうち、前記端末機器の目標関連パラメータに関連する設定情報を、前記関連関係に基づいて取得する。
本開示の実施例において、端末機器は、前記端末機器の目標関連パラメータに関する設定情報を目標設定情報から関連関係に基づいて取得することができる。例えば、上りリソース割当情報とプリアンブル識別子との間に関連関係が存在すれば、端末機器は、送信したプリアンブル識別子を応答メッセージから識別することができ、それによって、送信したプリアンブル識別子に関連する上りリソース割当情報を取得することができる。
本開示の実施例に係るランダムアクセス方法において、目標設定情報の少なくとも一部の設定情報と関連パラメータとの間に関連関係が存在するため、端末機器は、その関連パラメータに関連する設定情報を上記目標設定情報から上記関連関係に基づいて取得することができ、ランダムアクセスプロセスで複数の端末機器間の衝突発生確率を減少することができる。
任意選択で、前記第1メッセージは、2段階アクセス手順におけるMsg1であり、前記応答メッセージは、2段階アクセス手順におけるMsg2である。
任意選択で、前記目標設定情報は、プリアンブル識別子、タイミングアドバンス、Msg2のフィードバックメッセージ伝送リソースを指示する上りリソース割当情報、端末機器識別子、競合解決識別子、及び無線接続設定情報の少なくとも一方を含む。
本開示の実施例において、上記プリアンブル識別子(Preamble ID)は、ランダムアクセスプリアンブル識別子と呼ばれてもよい。上記タイミングアドバンスは、TA(Timing Advance)である。
上記上りリソース割当情報は、上りグラント(UL grant)、HARQフィードバックリソース又は物理上り制御チャネルPUCCH(Physical Uplink Control Channel)リソースなどの指示情報を含む。
任意選択で、前記上りリソース割当情報は、データチャネルの上りリソース割当情報及び制御チャネルの上りリソース割当情報の少なくとも一方を含む。
本開示の実施例において、上記データチャネルの上りリソース割当情報は、PUSCHの上りグラント(UL grant)を含み、上記制御チャネルの上りリソース割当情報は、HARQフィードバックリソース又はPUCCHリソースの指示情報を含む。
任意選択で、Msg2フィードバック情報のためのリソース設定情報がネットワーク側機器によって(例えば前記ステップS100で)予め設定された場合、上記上りリソース割当情報は、Msg2フィードバック情報のためのリソース設定情報の一部又はすべてのリソースの指示情報である。例えば、PUCCH送信にネットワーク側機器が予めサブフレーム0/2/4/6/8を設定すると、上記上りリソース割当情報は、更にサブフレーム0をPUCCH送信に用いると指示する。
上記端末機器識別子(UE識別子)は、C-RNTIである。上記競合解決識別子(UE Contention Resolution ID)は、競合解決に用いられる。本開示の実施例は、競合解決識別子をMsg2に運ぶことで、シグナリングオーバーヘッドを節約することができる。
上記無線接続設定情報は、無線リソース制御確立メッセージ(RRC Setupメッセージ)である。
なお、上記目標設定情報は、複数の設定情報を含んでもよい。例えば、上記目標設定情報は、複数のプリアンブル識別子、複数のタイミングアドバンス、複数のMsg2のフィードバックメッセージ伝送リソースを指示する上りリソース割当情報、複数の端末機器識別子、複数の競合解決識別子、及び複数の無線接続設定情報等の少なくとも一方を含む。
なお、端末機器がMsg1でプリアンブル(Preamble)識別子を送信してから、初めてMsg2にプリアンブル識別子を運ぶことができる。
任意選択で、前記関連パラメータは、プリアンブル識別子及び競合解決識別子の少なくとも一方を含む。
本開示の実施例において、プリアンブル識別子及び競合解決識別子は、いずれも端末機器が前記応答メッセージを受信する前に取得可能なパラメータである。実際の応用において、Msg2に運ばれるプリアンブル識別子は、通常、端末機器から送信されるMsg1に運ばれるプリアンブル識別子であり、Msg2に運ばれる競合解決識別子は、Msg1のコードストリームに基づいて得られる競合解決識別子である。よって、端末機器は、前記応答メッセージを受信する前に、プリアンブル識別子及び競合解決識別子を取得することができる。
本開示の実施例において、タイミングアドバンスは、プリアンブル識別子に関連付けられる。競合解決識別子は、プリアンブル識別子に関連付けられる。上りリソース割当情報は、競合解決識別子に関連付けられてもよいし、プリアンブル識別子に関連付けられてもよい。端末機器識別子は、競合解決識別子に関連付けられてもよいし、プリアンブル識別子に関連付けられてもよい。無線接続設定情報は、競合解決識別子に関連付けられてもよいし、プリアンブル識別子に関連付けられてもよい。
なお、競合解決識別子は、通常唯一であるため、本開示の実施例において、競合解決識別子と目標設定情報の少なくとも一部の設定情報とを関連付けることによって、更に端末機器間の衝突確率を減少させることができる。
なお、上記関連方式は、実際のニーズに応じて任意に組み合わせてもよく、本開示の実施例において、これについて限定しない。
任意選択で、前記の目標設定情報が運ばれたMsg2を前記ネットワーク側機器から受信することの後に、前記方法は、前記Msg2に対するフィードバックメッセージを前記ネットワーク側機器に送信することを更に含む。
本開示の実施例において、端末機器は、目標設定情報が運ばれたMsg2を前記ネットワーク側機器から受信した後に、前記Msg2に対するフィードバックメッセージをネットワーク側機器に送信し、それによって、端末機器がMsg2のデータ復号に成功したか否か、競合解決に成功したか否かを指示する。
任意選択で、前記フィードバックメッセージは、制御チャネルフィードバック情報及びデータチャネルフィードバックメッセージの少なくとも一方を含む。
本開示の実施例において、制御チャネルでフィードバックするようにネットワーク側機器が設定した場合、HARQ ACK情報などの制御チャネルフィードバック情報は、端末機器からフィードバックされるが、データチャネルでフィードバックするようにネットワーク側機器が設定した場合、PUSCHに運ばれる制御情報などのデータチャネルフィードバック情報は、端末機器からフィードバックされる。任意選択で、端末機器からフィードバックすべきフィードバックメッセージは、プロトコルで予め定義されてもよい。
任意選択で、前記データチャネルフィードバックメッセージは、物理上り共有チャネルPUSCHの端末機器識別子及びセル無線ネットワーク一時識別子C-RNTIの少なくとも一方を含む。
本開示の実施例において、PUSCHの端末機器識別子は、PUSCHのC-RNTIスクランブルコードである。
なお、メディアアクセス制御MAC(Media Access Control)制御エレメントCE(Control Element)又は無線リソース制御RRC(Radio Resource Control)メッセージでC-RNTIを送信した場合、上記データチャネルフィードバック情報は、C-RNTIを含む。
任意選択で、前記の前記Msg2に対するフィードバックメッセージを前記ネットワーク側機器に送信することは、競合解決が成功したと決定された場合、前記Msg2に対するフィードバックメッセージを前記ネットワーク側機器に送信すること、又は、前記Msg2の受信に成功した場合、前記Msg2に対するフィードバックメッセージを前記ネットワーク側機器に送信することを含む。
一実施形態において、端末機器は、競合解決に成功したと決定した場合、前記Msg2に対するフィードバックメッセージを前記ネットワーク側機器に送信し、それによって、競合解決に成功したことをネットワーク側機器に通知する。
別の実施形態において、端末機器は、前記Msg2の受信に成功した場合、前記Msg2に対するフィードバックメッセージを前記ネットワーク側機器に送信し、それによって、前記Msg2の受信に成功したことをネットワーク側機器に指示する。例えば、端末機器は、Msg2のデータ復号に成功した場合、ネットワーク側機器にフィードバックし、それによって、Msg2再送の停止をネットワーク側機器に通知して、システムリソースを節約することができる。
任意選択で、前記の前記Msg2に対するフィードバックメッセージを前記ネットワーク側機器に送信することは、前記Msg2に対するフィードバックメッセージをHARQ方式で前記ネットワーク側機器に送信することを含む。
本開示の実施例において、前記Msg2に対するフィードバックメッセージをHARQ方式で前記ネットワーク側機器に送信し、それによって、前記フィードバックメッセージの送信成功率を向上させる。例えば、端末機器がデータチャネル(例えばPUSCH)でフィードバックする場合、該データチャネルのデータは、HARQプロセスで送信される。
なお、HARQの設定情報は、ネットワーク側によって設定される(DCIで指示されるか、RRCで設定される)か、プロトコルで予め定義される。ここで、HARQの設定情報は、HARQプロセス識別子及びHARQ冗長バージョン識別子の少なくとも一方を含む。
上記HARQプロセス識別子は、HARQプロセスを一意に識別する。具体的には、上記HARQプロセス識別子は、他の上りデータ送信とは独立したHARQプロセス識別子であってもよいし、他の上りデータ送信と共有されたHARQプロセス識別子であってもよく、この場合、そのHARQプロセス識別子をMsg2内の上りクグラント(UL Grant)によって指示する。
上記HARQ冗長バージョン識別子は、RV0のような、プロトコルで予め定義された冗長バージョン識別子であってもよく、ネットワーク側機器がMsg2内の上りグラント(UL Grant)によって指示するHARQ冗長バージョン識別子であってもよい。
任意選択で、前記の前記Msg2に対するフィードバックメッセージを前記ネットワーク側機器に送信することの後に、前記方法は、前記フィードバックメッセージの再送を指示する第1指示情報を前記ネットワーク側機器から受信した場合、前記Msg2に対するフィードバックメッセージを前記ネットワーク側機器に再送することを更に含む。
本開示の実施例において、端末機器は、前記フィードバックメッセージの再送を指示する第1指示情報をネットワーク側機器から受信した場合、前記Msg2に対するフィードバックメッセージを前記ネットワーク側機器に再送する。本発明の実施例において、ネットワーク側機器がフィードバックメッセージの再送を端末機器に指示することによって、フィードバックメッセージ伝送の柔軟性を向上させ、フィードバックメッセージ送信の成功率を向上させながら、システムリソースを節約することができる。
任意選択で、前記フィードバックメッセージがデータチャネルフィードバックメッセージである場合、前記方法は、前記フィードバックメッセージの時刻起動タイマを前記ネットワーク側機器に送信することと、前記タイマがタイムアウトしていない場合、前記フィードバックメッセージの再送が不要であることを指示する第2指示情報を前記ネットワーク側機器から受信すると、前記タイマを停止することと、前記タイマがタイムアウトした場合、前記フィードバックメッセージを前記ネットワーク側機器に再送することとを更に含む。
本開示の実施例において、上記タイマは、上りグラントタイマ(UL Grant Timer)である。具体的には、タイマをセットしてフィードバックメッセージの再送を制御し、タイマがタイムアウトした場合にネットワーク側機器が上記フィードバックメッセージを受信しなかったと決定すると、前記フィードバックメッセージを前記ネットワーク側機器に再送し、第2指示情報を受信した場合、タイマを停止する。
任意選択で、前記ネットワーク側機器へ前記フィードバックメッセージを再送する最大再送回数は、プロトコルで予め定義されてもよいし、ネットワーク側によって設定されてもよく、例えば、ネットワーク側によって最大再送回数が3であると設定する。
本開示の実施例は、タイマをセットしてフィードバックメッセージの再送を制御することによって、より簡単かつ便利に実現する。
任意選択で、前記フィードバックメッセージがデータチャネルフィードバックメッセージである場合、前記方法は、前記フィードバックメッセージの時刻起動タイマを前記ネットワーク側機器に送信することと、前記タイマがタイムアウトしていない場合、前記フィードバックメッセージの再送を指示する第1指示情報を前記ネットワーク側機器から受信すると、前記タイマを再起動し、前記フィードバックメッセージを前記ネットワーク側機器に再送することと、前記タイマがタイムアウトした場合、前記ネットワーク側機器への前記フィードバックメッセージの再送を停止することとを更に含む。
本開示の実施例において、上記タイマは、上りグラントタイマ(UL Grant Timer)である。具体的には、タイマがタイムアウトしていない場合、第1指示情報を受信したのであれば、フィードバックメッセージをネットワーク側機器に再送し、前記タイマを再起動するが、タイマがタイムアウトしたのであれば、該フィードバック情報がネットワーク側機器に受信されたと決定する。
本開示の実施例は、タイマをセットしてフィードバックメッセージの再送を制御することによって、より簡単かつ便利に実現する。
任意選択で、本開示の実施例は、端末機器がデータチャネル(例えばPUSCH)でフィードバックする場合、タイマによってフィードバックメッセージの再送を制御する。
本開示の実施例は、ネットワーク側機器に応用されるランダムアクセス方法を更に提供する。図4は、本開示の実施例に係る別のランダムアクセス方法のフローチャートであり、図4に示すように、以下のステップを含む。
ステップ401において、端末機器から送信された第1メッセージを受信する。
本開示の実施例において、第1メッセージは、異なるアクセスプロセスの異なるメッセージであり、例えば競合ランダムアクセスプロセスのMsg1又はMsg3など、又は2段階ランダムアクセスプロセスのMsg1などである。
ステップ402において、目標設定情報が運ばれた応答メッセージを前記端末機器に送信する。ここで、前記目標設定情報の少なくとも一部の設定情報と、端末機器が前記応答メッセージを受信する前に取得可能なパラメータである関連パラメータとの間に関連関係が存在する。
本開示の実施例において、上記応答メッセージは、第1メッセージに対応する応答メッセージである。例えば、第1メッセージが競合ランダムアクセスプロセスにおけるMsg1である場合には、応答メッセージは、競合ランダムアクセスプロセスにおけるMsg2であり、第1メッセージが競合ランダムアクセスプロセスにおけるMsg3である場合、応答メッセージは、競合ランダムアクセスプロセスにおけるMsg4であり、第1メッセージが2段階ランダムアクセスプロセスにおけるMsg1である場合、応答メッセージは、2段階ランダムアクセスプロセスにおけるMsg2である。
上記目標設定情報は、プリアンブル識別子、タイミングアドバンス、Msg2のフィードバックメッセージ伝送リソースを指示する上りリソース割当情報、端末機器識別子、競合解決識別子、及び無線接続設定情報の少なくとも一方を含むが、それらに限られない。
なお、上記目標設定情報は、複数の設定情報を含んでもよい。例えば、上記目標設定情報は、複数のプリアンブル識別子、複数のタイミングアドバンス、複数のMsg2のフィードバックメッセージ伝送リソースを指示する上りリソース割当情報、複数の端末機器識別子、複数の競合解決識別子、及び複数の無線接続設定情報等の少なくとも一方を含む。
上記関連パラメータは、端末機器が前記応答メッセージを受信する前に取得可能なパラメータであり、例えばプリアンブル識別子や競合解決識別子などである。これにより、端末機器は、前記関連関係に基づいて、前記目標設定情報のうち、前記端末機器の目標関連パラメータに関連する設定情報を取得することができる。例えば、上りリソース割当情報が競合解決識別子に関連付けられ、端末機器は、ある競合解決識別子について競合解決を判断すると、該競合解決識別子に関連する上りリソース割当情報を、Msg2のフィードバック情報の送信に用いる。
本開示の実施例に係るランダムアクセス方法において、端末機器から送信された第1メッセージを受信し、目標設定情報が運ばれた応答メッセージを前記端末機器に送信し、ここで、前記目標設定情報の少なくとも一部の設定情報と、端末機器が前記応答メッセージを受信する前に取得可能なパラメータである関連パラメータとの間に関連関係が存在する。それによって、各端末機器は、対応する設定情報を関連パラメータに基づいて取得することができ、ランダムアクセスプロセスで複数の端末機器間の衝突発生確率を減少する。
任意選択で、前記第1メッセージは、2段階アクセス手順におけるMsg1であり、前記応答メッセージは、2段階アクセス手順におけるMsg2である。
任意選択で、前記目標設定情報は、プリアンブル識別子、タイミングアドバンス、Msg2のフィードバックメッセージ伝送リソースを指示する上りリソース割当情報、端末機器識別子、競合解決識別子、及び無線接続設定情報の少なくとも一方を含む。
本開示の実施例において、上記プリアンブル識別子(Preamble ID)は、ランダムアクセスプリアンブル識別子と呼ばれてもよい。上記タイミングアドバンスは、TA(Timing Advance)である。
上記上りリソース割当情報は、上りグラント(UL grant)、HARQフィードバックリソース又はPUCCHリソースなどの指示情報を含む。
任意選択で、前記上りリソース割当情報は、データチャネルの上りリソース割当情報及び制御チャネルの上りリソース割当情報の少なくとも一方を含む。
本開示の実施例において、上記データチャネルの上りリソース割当情報は、PUSCHの上りグラントを含み、上記制御チャネルの上りリソース割当情報は、HARQフィードバックリソース又はPUCCHリソースの指示情報を含む。
任意選択で、Msg2フィードバック情報のためのリソース設定情報がネットワーク側機器によって(例えば前記ステップS100で)予め設定された場合、上記上りリソース割当情報は、Msg2フィードバック情報のためのリソース設定情報の一部又はすべてのリソースの指示情報である。例えば、PUCCH送信にネットワーク側機器が予めサブフレーム0/2/4/6/8を設定すると、上記上りリソース割当情報は、更にサブフレーム0をPUCCH送信に用いると指示する。
上記端末機器識別子(UE識別子)は、C-RNTIである。上記競合解決識別子(UE Contention Resolution ID)は、競合解決に用いられる。本開示の実施例は、競合解決識別子をMsg2に運ぶことで、シグナリングオーバーヘッドを節約することができる。
上記無線接続設定情報は、無線リソース制御確立メッセージ(RRC Setupメッセージ)である。
なお、上記目標設定情報は、複数の設定情報を含んでもよい。例えば、上記目標設定情報は、複数のプリアンブル識別子、複数のタイミングアドバンス、複数のMsg2のフィードバックメッセージ伝送リソースを指示する上りリソース割当情報、複数の端末機器識別子、複数の競合解決識別子、及び複数の無線接続設定情報等の少なくとも一方を含む。
なお、端末機器がMsg1でプリアンブル(Preamble)識別子を送信してから、初めてMsg2にプリアンブル識別子を運ぶことができる。
任意選択で、前記関連パラメータは、プリアンブル識別子及び競合解決識別子の少なくとも一方を含む。
本開示の実施例において、プリアンブル識別子及び競合解決識別子は、いずれも端末機器が前記応答メッセージを受信する前に取得可能なパラメータである。実際の応用において、Msg2に運ばれるプリアンブル識別子は、通常、端末機器から送信されるMsg1に運ばれるプリアンブル識別子であり、Msg2に運ばれる競合解決識別子は、Msg1のコードストリームに基づいて得られる競合解決識別子である。よって、端末機器は、前記応答メッセージを受信する前に、プリアンブル識別子及び競合解決識別子を取得することができる。
以下、目標設定情報の少なくとも一部の設定情報と、関連パラメータとの間に関連関係が存在することについて、例を挙げて説明する。
1.タイミングアドバンスの関連方式
タイミングアドバンスは、プリアンブル識別子に関連する。
この実施形態において、端末機器は、Msg1で送信したプリアンブル識別子を、Msg2に運ばれるプリアンブル識別子から識別し、Msg1で送信したプリアンブル識別子に関連するタイミングアドバンスを、該プリアンブル識別子に対応するMsg1のランダムアクセス信号(例えば物理ランダムアクセスチャネルPRACH(Physical Random Access Channel))から算出されるものと決定し、該タイミングアドバンスを、例えば該Msg1のデータ(例えばPUSCH)の再送、該Msg1に対応するMsg2のフィードバック情報の送信、端末機器が接続状態に入るためのデータ送信など、該Msg1に対応する後続の信号送信に用いる。
2.競合解決識別子の関連方式
競合解決識別子は、プリアンブル識別子に関連する。
この実施形態において、端末機器は、Msg1で送信したプリアンブル識別子を、Msg2に運ばれるプリアンブル識別子から識別し、Msg1で送信したプリアンブル識別子に関連する競合解決識別子を、競合解決に用いる。
任意選択で、同一のプリアンブル識別子は、複数の競合解決識別子に関連付けられてもよい。端末機器は、送信したプリアンブル識別子に関連する全ての競合解決識別子を競合解決に用いる。
なお、競合解決識別子が任意のプリアンブル識別子に関連付けられていない場合、端末機器は、受信した1つ又は複数の競合解決識別子を全て競合解決に用いる。
3.上りリソース割当情報の関連方式
上りリソース割当情報は、競合解決識別子に関連する。
この実施形態において、端末機器は、ある競合解決識別子について競合解決を判断すると、該競合解決識別子に関連する上りリソース割当情報を、Msg2のフィードバック情報の送信に用いる。
上りリソース割当情報は、プリアンブル識別子に関連する。
この実施形態において、端末機器は、Msg1で送信したプリアンブル識別子を、Msg2に運ばれるプリアンブル識別子から識別し、Msg1で送信したプリアンブル識別子に関連する上りリソース割当情報を、Msg2のフィードバック情報の送信に用いる。
4.端末機器識別子の関連方式
端末機器識別子は、競合解決識別子に関連する。
この実施形態において、端末機器は、ある競合解決識別子に対して競合解決を判断すると、該競合解決識別子に関連する端末機器識別子(UE識別子)を接続状態UEの識別子とする。
端末機器識別情報は、プリアンブル識別しに関連する。
この実施形態において、端末機器は、Msg1で送信したプリアンブル識別子を、Msg2に運ばれるプリアンブル識別子から識別し、Msg1で送信したプリアンブル識別子に関連する端末機器識別子(UE識別子)を接続状態端末機器の識別子とする。
5.無線接続設定情報の関連方式
無線接続設定情報は、競合解決識別子に関連する。
この実施形態において、端末機器は、ある競合解決指標について競合解決を判断すると、該競合解決指標に関連する無線接続設定情報を、接続状態の端末機器の無線接続設定情報とする。
無線接続設定情報は、プリアンブル識別子に関連する。
この実施形態において、端末機器は、Msg1で送信したプリアンブル識別子を、Msg2に運ばれるプリアンブル識別子から識別し、Msg1で送信したプリアンブル識別子に関連する無線接続設定情報を接続状態の端末機器の無線接続設定情報とする。
任意選択で、接続状態の端末機器については、端末機器が受信したMsg2の端末機器識別子と接続状態の端末機器の識別子とが一致すれば、端末機器は、ランダムアクセスプロセスの競合解決が成功したと見なす。実際の応用において、接続状態の端末機器にはC-RNTIが割り当てられており、Msg2にC-RNTI(例えば、物理下り制御チャネルPDCCH (Physical Downlink Control Channel)内のC-RNTI)が運ばれる場合、端末機器は、Msg2にC-RNTIが運ばれたと決定すると、競合解決に成功したと見なす。
なお、競合解決識別子は、通常、唯一であるため、本開示の実施例において、競合解決識別子と目標設定情報の少なくとも一部の設定情報とを関連付けることによって、更に端末機器間の衝突確率を減少させることができる。
なお、上記関連方式は、実際のニーズに応じて任意に組み合わせてもよく、本開示の実施例において、これについて限定しない。
任意選択で、前記の目標設定情報が運ばれた応答メッセージを前記端末機器に送信することは、具体的には、目標設定情報が運ばれたMsg2をHARQ方式で前記端末機器に送信する。
本開示の実施例において、端末機器は、Msg2を伝送するために、他の下りデータ送信のHARQプロセスのうちの1つを共有してもよいし、他の下りデータ送信とは独立したHARQプロセスを用いてもよい。
任意選択で、他の下りデータ送信のHARQプロセスとは独立したHARQプロセスを用いてMsg2を送信する場合、HARQプロセス識別子を必要としなくてもよい。共有HARQプロセスを用いてMsg2を送信する場合、例えばHARQ process ID0などのプロトコルで予め定義されたHARQプロセス識別子(HARQ Process ID)を用いてもよく、又はPDCCH内の下り制御情報DCI(Downlink Control Information)によってHARQプロセス識別子を指示してもよい。
本開示の実施例は、目標設定情報が運ばれたMsg2をHARQ方式で前記端末機に送信することによって、Msg2送信の成功率を向上させることができる。
任意選択で、前記の目標設定情報が運ばれた応答メッセージを前記端末機器に送信することの後に、前記方法は、前記端末機器から送信された前記Msg2に対するフィードバックメッセージを受信することを更に含む。
本開示の実施例において、前記Msg2に対するフィードバックメッセージは、端末機器がMsg2を受信した後に送信したフィードバックメッセージを指す。
任意選択で、前記フィードバックメッセージは、制御チャネルフィードバック情報及びデータチャネルフィードバックメッセージの少なくとも一方を含む。
本開示の実施例において、制御チャネルでフィードバックするようにネットワーク側機器が設定した場合、HARQ ACK情報などの制御チャネルフィードバック情報は、端末機器からフィードバックされるが、データチャネルでフィードバックするようにネットワーク側機器が設定した場合、PUSCHに運ばれる制御情報などのデータチャネルフィードバック情報は、端末機器からフィードバックされる。任意選択で、端末機器のフィードバックメッセージは、プロトコルで予め定義されてもよい。
任意選択で、前記データチャネルフィードバックメッセージは、物理上り共有チャネルPUSCHの端末機器識別子及びセル無線ネットワーク一時識別子C-RNTIの少なくとも一方を含む。
本開示の実施例において、PUSCHの端末機器識別子は、PUSCHのC-RNTIスクランブルコードである。
なお、MAC CE又はRRCメッセージでC-RNTIを送信した場合、上記データチャネルフィードバック情報は、C-RNTIを含む。
任意選択で、端末機器がデータチャネル(例えばPUSCH)でフィードバックする場合、該データチャネルのデータは、HARQプロセスで送信される。ここで、HARQの設定情報は、ネットワーク側によって設定される(DCIで指示されるか、RRCで設定される)か、プロトコルで予め定義される。
具体的には、上記HARQの設定情報は、HARQプロセス識別子及びHARQ冗長バージョン識別子の少なくとも一方を含む。
上記HARQプロセス識別子は、HARQプロセスを一意に識別する。具体的には、上記HARQプロセス識別子は、他の上りデータ送信とは独立したHARQプロセス識別子であってもよいし、他の上りデータ送信と共有されたHARQプロセス識別子であってもよく、この場合、そのHARQプロセス識別子をMsg2内の上りクグラント(UL Grant)によって指示する。
上記HARQ冗長バージョン識別子は、RV0のような、プロトコルで予め定義された冗長バージョン識別子であってもよく、ネットワーク側機器がMsg2内の上りグラント(UL Grant)によって指示するHARQ冗長バージョン識別子であってもよい。
任意選択で、前記方法は、前記端末機器から送信されたMsg2に対するフィードバックメッセージを受信しなかった場合、又は前記フィードバックメッセージが再送を指示する場合、前記Msg2を前記端末機器に再送することを更に含む。
一実施形態において、Msg2に対するフィードバックメッセージを前記端末機器から受信しなかった場合、端末機器がMsg2を受信する時間範囲(例えばランダムアクセス応答受信時間窓)内で前記Msg2を端末機器に再送する。
別の実施形態において、端末機器から送信されたMsg2に対するフィードバックメッセージが再送を指示する場合、前記Msg2を前記端末機器に再送する。例えば、端末機器は、Msg2のデータの復号に成功できなかった場合、フィードバックメッセージを送信して、Msg2の再送をネットワーク側機器に指示する。
本開示の実施例において、前記端末機器から送信されたMsg2に対するフィードバックメッセージを受信しなかった場合、又は前記フィードバックメッセージが再送を指示する場合、前記Msg2を前記端末機器に再送することによって、Msg2の送信成功率を向上させることができる。
任意選択で、前記の前記端末機器から送信されたMsg2に対するフィードバックメッセージを受信することの後に、前記方法は、前記フィードバックメッセージを再送するか否かを前記端末機器に指示する指示情報を、前記端末機器に送信することを更に含む。
本開示の実施例において、ネットワーク側機器は、端末機器から送信されたMsg2に対するフィードバックメッセージを受信した後に、前記フィードバックメッセージを再送するか否かを前記端末機器に指示する指示情報を前記端末機器に送信する。
例えば、端末機器がデータチャネル(例えばPUSCH)でフィードバックする(即ち、フィードバックメッセージを送信する)場合、ネットワーク側機器は、該データチャネルで送信されたデータの再送の要否を指示する指示メッセージを端末機器に送信する。ここで、上記指示情報は、端末機器識別子(例えばC-RNTI)を含む。例えば、C-RNTIによって識別されるPDCCHは、該データチャネルで送信されたデータの再送が必要であるか否かを指示する(例えば、PDCCHによって、特定のHARQプロセスの再送を指示する)。
本開示の実施例において、前記フィードバックメッセージを再送するか否かを前記端末機器に指示する指示情報を端末機器に送信することによって、フィードバックメッセージ送信の成功率を向上させつつ、システムリソースを節約することができる。
以下、例を参照しながら本開示の実施例に係るランダムアクセス方法を説明する。
図5を参照すると、本開示の実施例に係るランダムアクセス方法は、以下のステップを含む。
ステップS200において、ネットワーク側機器は、端末機器に対して2段階ランダムアクセスの設定情報を設定する。
上記設定情報は、Msg1の送信リソース情報とMsg2の受信リソース情報を含む。任意選択で、上記設定情報は、Msg2フィードバック情報のリソース設定情報を更に含む。
ステップS201において、端末機器は、Msg1をネットワーク側機器に送信する。
本ステップにおいて、端末機器は、2段階ランダムアクセス(2-Step RACH)プロセスをトリガした後、データ部分が運ばれたMsg1のみをネットワーク側機器に送信してもよいし、データ部分と制御部分が運ばれたMsg1をネットワーク側機器に送信してもよい。
ステップS202において、ネットワーク側機器は、Msg2を端末機器に送信する。
本ステップにおいて、Msg2は、プリアンブル識別子、タイミングアドバンス、Msg2のフィードバックメッセージ伝送リソースを指示する上りリソース割当情報、端末機器識別子、競合解決識別子、及び無線接続設定情報の少なくとも一方を含む。
ステップS203において、端末機器は、Msg2フィードバックメッセージをネットワーク側機器に送信する。
本ステップにおいて、上記Msg2フィードバックメッセージは、即ちMsg2に対するフィードバックメッセージである。
一実施形態において、端末機器は、競合解決に成功したと決定した場合、前記Msg2に対するフィードバックメッセージを前記ネットワーク側機器に送信し、それによって、競合解決に成功したことをネットワーク側機器に通知する。
別の実施形態において、端末機器は、前記Msg2の受信に成功した場合、前記Msg2に対するフィードバックメッセージを前記ネットワーク側機器に送信し、それによって、前記Msg2の受信に成功したことをネットワーク側機器に指示する。例えば、端末機器は、Msg2のデータ復号に成功した場合、ネットワーク側機器にフィードバックし、それによって、Msg2再送の停止をネットワーク側機器に通知して、システムリソースを節約することができる。
ステップS204において、ネットワーク側機器は、Msg2フィードバックメッセージに対する指示メッセージを端末機器に送信する。
本開示の実施例において、ネットワーク側機器は、Msg2に対するフィードバックメッセージを端末機器から受信すると、前記フィードバックメッセージを再送するか否かを前記端末機器に指示する指示情報を、前記端末機器に送信する。
例えば、端末機器がデータチャネル(例えばPUSCH)でフィードバックする(即ち、フィードバックメッセージを送信する)場合、ネットワーク側機器は、該データチャネルで送信されたデータの再送の要否を指示する指示メッセージを端末機器に送信する。ここで、上記指示情報は、端末機器識別子(例えばC-RNTI)を含む。
本開示の実施例に係るランダムアクセス方法は、2段階ランダムアクセス(即ち、2-Step RACH)プロセスで、端末機器がMsg2の受信に成功したか否かをネットワーク側機器にフィードバックすることを実現することができ、Msg2の受信が成功したか否かについての端末機器とネットワーク側機器の理解を一致させ、ネットワーク側によるその後のデータ送受信のスケジューリングを支援することができる。
図6は、本開示の実施例に係る端末機器の構造図である。図6に示すように、端末機器600は、第1送信モジュール601と、第1受信モジュール602と、取得モジュール603を含む。ここで、第1送信モジュール601は、第1メッセージをネットワーク側機器に送信する。第1受信モジュール602は、目標設定情報が運ばれた応答メッセージを前記ネットワーク側機器から受信し、ここで、前記目標設定情報の少なくとも一部の設定情報と、端末機器が前記応答メッセージを受信する前に取得可能なパラメータである関連パラメータとの間に関連関係が存在する。取得モジュール603は、前記目標設定情報のうち、前記端末機器の目標関連パラメータに関連する設定情報を、前記関連関係に基づいて取得する。
任意選択で、前記第1メッセージは、2段階アクセス手順におけるMsg1であり、前記応答メッセージは、2段階アクセス手順におけるMsg2である。
任意選択で、前記目標設定情報は、プリアンブル識別子、タイミングアドバンス、Msg2のフィードバックメッセージ伝送リソースを指示する上りリソース割当情報、端末機器識別子、競合解決識別子、及び無線接続設定情報の少なくとも一方を含む。
任意選択で、前記関連パラメータは、プリアンブル識別子及び競合解決識別子の少なくとも一方を含む。
任意選択で、前記上りリソース割当情報は、データチャネルの上りリソース割当情報及び制御チャネルの上りリソース割当情報の少なくとも一方を含む。
任意選択で、前記端末機器は、前記の目標設定情報が運ばれたMsg2を前記ネットワーク側機器から受信することの後に、前記Msg2に対するフィードバックメッセージを前記ネットワーク側機器に送信する第2送信モジュールを更に含む。
任意選択で、前記フィードバックメッセージは、制御チャネルフィードバック情報及びデータチャネルフィードバックメッセージの少なくとも一方を含む。
任意選択で、前記データチャネルフィードバックメッセージは、物理上り共有チャネルPUSCHの端末機器識別子及びセル無線ネットワーク一時識別子C-RNTIの少なくとも一方を含む。
任意選択で、前記第2送信モジュールは、具体的には、競合解決が成功したと決定された場合、前記Msg2に対するフィードバックメッセージを前記ネットワーク側機器に送信し、又は、前記Msg2の受信に成功した場合、前記Msg2に対するフィードバックメッセージを前記ネットワーク側機器に送信する。
任意選択で、前記第2送信モジュールは、具体的には、前記Msg2に対するフィードバックメッセージをHARQ方式で前記ネットワーク側機器に送信する。
任意選択で、前記端末機器は、前記の前記Msg2に対するフィードバックメッセージを前記ネットワーク側機器に送信することの後に、前記フィードバックメッセージの再送を指示する第1指示情報を前記ネットワーク側機器から受信した場合、前記Msg2に対するフィードバックメッセージを前記ネットワーク側機器に再送する第3送信モジュールを更に含む。
任意選択で、前記端末機器は、前記フィードバックメッセージがデータチャネルフィードバックメッセージである場合、前記フィードバックメッセージの時刻起動タイマを前記ネットワーク側機器に送信する第1起動モジュールと、前記タイマがタイムアウトしていない場合、前記フィードバックメッセージの再送が不要であることを指示する第2指示情報を前記ネットワーク側機器から受信すると、前記タイマを停止する第1停止モジュールと、前記タイマがタイムアウトした場合、前記フィードバックメッセージを前記ネットワーク側機器に再送する第4送信モジュールとを更に含む。
任意選択で、前記端末機器は、前記フィードバックメッセージがデータチャネルフィードバックメッセージである場合、前記フィードバックメッセージの時刻起動タイマを前記ネットワーク側機器に送信する第2起動モジュールと、前記タイマがタイムアウトしていない場合、前記フィードバックメッセージの再送を指示する第1指示情報を前記ネットワーク側機器から受信すると、前記タイマを再起動し、前記フィードバックメッセージを前記ネットワーク側機器に再送する再起動モジュールと、前記タイマがタイムアウトした場合、前記ネットワーク側機器への前記フィードバックメッセージの再送を停止する第2停止モジュールとを更に含む。
本開示の実施例に係る端末機器600は、図3と図5の方法実施例で端末機器が実現した各プロセスを実現することができ、重複を避けるために、ここでは繰り返して述べない。
本開示の実施例に係る端末機器600は、第1送信モジュール601が第1メッセージをネットワーク側機器に送信し、第1受信モジュール602が、目標設定情報が運ばれた応答メッセージを前記ネットワーク側機器から受信し、ここで、前記目標設定情報の少なくとも一部の設定情報と、端末機器が前記応答メッセージを受信する前に取得可能なパラメータである関連パラメータとの間に関連関係が存在し、取得モジュール603が、前記目標設定情報のうち、前記端末機器の目標関連パラメータに関連する設定情報を、前記関連関係に基づいて取得することによって、ランダムアクセスプロセスで複数の端末機器間の衝突発生確率を減少することができる。
図7は、本開示の実施例に係るネットワーク側機器の構造図である。図7に示すように、ネットワーク側機器700は、端末機器から送信された第1メッセージを受信する第1受信モジュール701と、目標設定情報が運ばれた応答メッセージを前記端末機器に送信する第1送信モジュール702とを含み、ここで、前記目標設定情報の少なくとも一部の設定情報と、端末機器が前記応答メッセージを受信する前に取得可能なパラメータである関連パラメータとの間に関連関係が存在する。
任意選択で、前記第1メッセージは、2段階アクセス手順におけるMsg1であり、前記応答メッセージは、2段階アクセス手順におけるMsg2である。
任意選択で、前記目標設定情報は、プリアンブル識別子、タイミングアドバンス、Msg2のフィードバックメッセージ伝送リソースを指示する上りリソース割当情報、端末機器識別子、競合解決識別子、及び無線接続設定情報の少なくとも一方を含む。
任意選択で、前記関連パラメータは、プリアンブル識別子及び競合解決識別子の少なくとも一方を含む。
任意選択で、前記上りリソース割当情報は、データチャネルの上りリソース割当情報及び制御チャネルの上りリソース割当情報の少なくとも一方を含む。
任意選択で、前記第1送信モジュールは、具体的には、目標設定情報が運ばれたMsg2をHARQ方式で前記端末機器に送信する。
任意選択で、前記ネットワーク側機器は、前記の目標設定情報が運ばれた応答メッセージを前記端末機器に送信することの後に、前記端末機器から送信された前記Msg2に対するフィードバックメッセージを受信する第2受信モジュールを更に含む。
任意選択で、前記ネットワーク側機器は、前記端末機器から送信されたMsg2に対するフィードバックメッセージを受信しなかった場合、又は前記フィードバックメッセージが再送を指示する場合、前記Msg2を前記端末機器に再送する第2送信モジュールを更に含む。
任意選択で、前記フィードバックメッセージは、制御チャネルフィードバック情報及びデータチャネルフィードバックメッセージの少なくとも一方を含む。
任意選択で、前記データチャネルフィードバックメッセージは、物理上り共有チャネルPUSCHの端末機器識別子及びセル無線ネットワーク一時識別子C-RNTIの少なくとも一方を含む。
任意選択で、前記ネットワーク側機器は、前記の前記端末機器から送信されたMsg2に対するフィードバックメッセージを受信することの後に、前記フィードバックメッセージを再送するか否かを前記端末機器に指示する指示情報を、前記端末機器に送信する第3送信モジュールを更に含む。
本開示の実施例に係るネットワーク側機器700は、図4と図5の方法実施例でネットワーク側機器が実現した各プロセスを実現することができ、重複を避けるために、ここでは繰り返して述べない。
本開示の実施例に係るネットワーク側機器700は、第1受信モジュール701が端末機器から送信された第1メッセージを受信し、第1送信モジュール702が、目標設定情報が運ばれた応答メッセージを前記端末機器に送信し、ここで、前記目標設定情報の少なくとも一部の設定情報と、端末機器が前記応答メッセージを受信する前に取得可能なパラメータである関連パラメータとの間に関連関係が存在する。よって、各端末機器は、対応する設定情報を関連パラメータに基づいて取得することができ、ランダムアクセスプロセスで複数の端末機器間の衝突発生確率が減少する。
図8は、本開示の実施例に係る別の端末機器の構造図である。図8に示すように、該端末機器800は、ラジオ周波数ユニット801と、ネットワークモジュール802と、音声出力ユニット803と、入力ユニット804と、センサ805と、表示ユニット806と、ユーザ入力ユニット807と、インターフェイスユニット808と、メモリ809と、プロセッサ810と、電源811などの構成要素を含むが、これらに限定されない。図8に示される端末機器の構造は、端末を限定するものではなく、端末機器は、図示されるよりも多い又は少ない構成要素、又は特定の構成要素の組み合わせ、又は異なる構成要素の構成を含むことができることを、当業者は理解可能である。本開示の実施例において、端末機器は、携帯電話、タブレットパソコン、ノートパソコン、パームトップパソコン、車載端末、ウェアラブルデバイス及び歩数計などを含むが、それらに限定されない。
ここで、ラジオ周波数ユニット801は、第1メッセージをネットワーク側機器に送信し、目標設定情報が運ばれた応答メッセージを前記ネットワーク側機器から受信し、ここで、前記目標設定情報の少なくとも一部の設定情報と、端末機器が前記応答メッセージを受信する前に取得可能なパラメータである関連パラメータとの間に関連関係が存在する。プロセッサ810は、前記目標設定情報のうち、前記端末機器の目標関連パラメータに関連する設定情報を、前記関連関係に基づいて取得する。
本開示の実施例において、各端末機器は、対応する設定情報を関連パラメータに基づいて取得することができ、ランダムアクセスプロセスで複数の端末機器間の衝突発生確率が減少する。
任意選択で、前記第1メッセージは、2段階アクセス手順におけるMsg1であり、前記応答メッセージは、2段階アクセス手順におけるMsg2である。
任意選択で、前記目標設定情報は、プリアンブル識別子、タイミングアドバンス、Msg2のフィードバックメッセージ伝送リソースを指示する上りリソース割当情報、端末機器識別子、競合解決識別子、及び無線接続設定情報の少なくとも一方を含む。
任意選択で、前記関連パラメータは、プリアンブル識別子及び競合解決識別子の少なくとも一方を含む。
任意選択で、前記上りリソース割当情報は、データチャネルの上りリソース割当情報及び制御チャネルの上りリソース割当情報の少なくとも一方を含む。
任意選択で、前記プロセッサ810は、更に、前記の目標設定情報が運ばれたMsg2を前記ネットワーク側機器から受信することの後に、前記Msg2に対するフィードバックメッセージを前記ネットワーク側機器に送信する。
任意選択で、前記フィードバックメッセージは、制御チャネルフィードバック情報及びデータチャネルフィードバックメッセージの少なくとも一方を含む。
任意選択で、前記データチャネルフィードバックメッセージは、物理上り共有チャネルPUSCHの端末機器識別子及びセル無線ネットワーク一時識別子C-RNTIの少なくとも一方を含む。
任意選択で、前記プロセッサ810は、更に、競合解決が成功したと決定された場合、前記Msg2に対するフィードバックメッセージを前記ネットワーク側機器に送信し、又は、前記Msg2の受信に成功した場合、前記Msg2に対するフィードバックメッセージを前記ネットワーク側機器に送信する。
任意選択で、前記プロセッサ810は、更に、前記Msg2に対するフィードバックメッセージをHARQ方式で前記ネットワーク側機器に送信する。
任意選択で、前記プロセッサ810は、更に、前記の前記Msg2に対するフィードバックメッセージを前記ネットワーク側機器に送信することの後に、前記フィードバックメッセージの再送を指示する第1指示情報を前記ネットワーク側機器から受信した場合、前記Msg2に対するフィードバックメッセージを前記ネットワーク側機器に再送する。
任意選択で、前記プロセッサ810は、更に、前記フィードバックメッセージがデータチャネルフィードバックメッセージである場合、前記フィードバックメッセージの時刻起動タイマを前記ネットワーク側機器に送信し、前記タイマがタイムアウトしていない場合、前記フィードバックメッセージの再送が不要であることを指示する第2指示情報を前記ネットワーク側機器から受信すると、前記タイマを停止し、前記タイマがタイムアウトした場合、前記フィードバックメッセージを前記ネットワーク側機器に再送する。
任意選択で、前記プロセッサ810は、更に前記フィードバックメッセージがデータチャネルフィードバックメッセージである場合、前記フィードバックメッセージの時刻起動タイマを前記ネットワーク側機器に送信し、前記タイマがタイムアウトしていない場合、前記フィードバックメッセージの再送を指示する第1指示情報を前記ネットワーク側機器から受信すると、前記タイマを再起動し、前記フィードバックメッセージを前記ネットワーク側機器に再送し、前記タイマがタイムアウトした場合、前記ネットワーク側機器への前記フィードバックメッセージの再送を停止する。
なお、本開示の実施例において、ラジオ周波数ユニット801は、情報の送受信又は通話中で信号の送受信に用いられ、具体的に、基地局から下りデータを受信した後、プロセッサ810による処理に供し、また、上りデータを基地局に送信する。一般に、ラジオ周波数ユニット801は、アンテナ、少なくとも1つの増幅器、トランシーバ、結合器、低雑音増幅器、デュプレクサなどを含むが、それらに限定されない。また、ラジオ周波数ユニット801は、無線通信システムを介してネットワークや他の機器と通信を行うこともできる。
端末機器は、ネットワークモジュール802を介して、電子メールの送受信、ウェブページの閲覧、ストリーミングメディアへのアクセスを支援するなど、無線ブロードバンドインターネットアクセスをユーザに提供する。
音声出力ユニット803は、ラジオ周波数ユニット801やネットワークモジュール802が受信した音声データや、メモリ809に記憶された音声データを音声信号に変換して音声として出力することができる。また、音声出力ユニット803は、端末機器800が実行する特定の機能に関する音声(例えば、呼出信号着信音、メッセージ着信音等)を出力してもよい。音声出力ユニット803は、スピーカ、ブザー及びレシーバなどを含む。
入力ユニット804は、音声や映像の信号を受信することに用いられる。入力ユニット804は、ビデオキャプチャモード又は画像キャプチャモードでカメラなどの画像キャプチャ装置によって取得された静止画又は動画の画像データを処理するグラフィックスプロセッサGPU(Graphics Processing Unit)8041と、マイク8042とを含む。処理された画像フレームは、表示ユニット806上に表示される。グラフィックスプロセッサ8041で処理された画像フレームは、メモリ809(又は他の記憶媒体)に記憶されるか、又はラジオ周波数ユニット801又はネットワークモジュール802を介して送信される。マイク8042は、音声を受信し、音声データに加工することができる。処理された音声データは、電話通話モードの場合、ラジオ周波数ユニット801を介して移動体通信基地局に送信可能な形式に変換して出力することができる。
端末機器800は、光センサ、モーションセンサ及び他のセンサのような少なくとも1つのセンサ805を更に含む。具体的には、光センサは、周辺光センサ及び近接センサを含む。周辺光センサは、周辺光の明暗に応じて表示パネル8061の輝度を調節し、近接センサは、端末機器800が耳に移動したときに表示パネル8061及び/又はバックライトを消灯する。モーションセンサの1種として、加速度計センサは、様々な方向(一般的には3軸)の加速度の大きさを検出でき、静止時は重力の大きさ及び方向を検出でき、端末機器姿勢の識別(例えば、縦横画面切替、関連ゲーム、磁力計姿勢キャリブレーション)、振動識別関連機能(例えば、歩数計、ストローク)などに用いることができる。センサ805は、指紋センサ、圧力センサ、虹彩センサ、分子センサ、ジャイロスコープ、気圧計、湿度計、温度計、赤外線センサなどを更に含むことができるが、ここでは枚挙しない。
表示ユニット806は、ユーザが入力した情報やユーザに提供した情報を表示するために用いられる。表示ユニット806は、液晶ディスプレイLCD(Liquid Crystal Display)、有機発光ダイオードOLED(Organic Light-Emitting Diode)などからなる表示パネル8061を含んでもよい。
ユーザ入力ユニット807は、数字や文字情報の入力を受け付け、ユーザによる端末機器の構成や機能制御に関するキー信号の入力を行うことに用いられる。具体的に、ユーザ入力ユニット807は、タッチパネル8071と、その他の入力機器8072とを含む。タッチパネル8071は、タッチスクリーンとも呼ばれ、その上又は付近でのユーザのタッチ操作を取得可能である(例えばユーザが指やスタイラスなどの任意の適切な物体や付属部材を用いたタッチパネル8071の上又はタッチパネル8071の付近での操作)。タッチパネル8071は、タッチ検出装置とタッチコントローラの2つの部分を含む。ここで、タッチ検出装置は、ユーザのタッチ方位を検出し、タッチ操作による信号を検出してタッチコントローラに伝達する。タッチコントローラは、タッチ検出装置からのタッチ情報を受信し、それを接点座標に変換してプロセッサ810に送り、プロセッサ810からの命令を受信して実行する。なお、タッチパネル8071は、抵抗膜式、静電容量式、赤外線、表面弾性波など、種々の方式を用いて実現することができる。ユーザ入力ユニット807は、タッチパネル8071の他に、他の入力機器8072を含んでもよい。具体的に、他の入力機器8072は、物理的なキーボード、機能キー(例えば、音量調節キー、スイッチキーなど)、トラックボール、マウス、レバーを含むが、ここでは枚挙しない。
更に、タッチパネル8071は、表示パネル8061に重ねられる。タッチパネル8071は、その上又はその近くでタッチ操作を検出すると、プロセッサ810に送信して、タッチイベントのタイプを決定する。次いで、プロセッサ810は、タッチイベントのタイプに応じて、対応する視覚的出力を表示パネル8061に提供する。図8では、タッチパネル8071と表示パネル8061は、独立した2つの部品として端末の入出力機能を実現するが、実施例によっては、タッチパネル8071と表示パネル8061を一体化して端末機器800の入出力機能を実現することもでき、具体的にここでは限定しない。
インターフェイスユニット808は、外部装置と端末機器800とを接続するためのインタフェースである。例えば、外部装置は、有線又は無線ヘッドホンポート、外部電源(又はバッテリ充電器)ポート、有線又は無線データポート、メモリカードポート、識別モジュールを有する装置を接続するためのポート、オーディオ入出力(I/O)ポート、ビデオI/Oポート、ヘッドホンポート等を含む。インターフェイスユニット808は、外部装置から入力(例えば、データ情報、電力など)を受信し、受信した入力を端末機器800内の1つ以上の要素に伝送するために使用されてもよく、又は端末機器800と外部装置との間でデータを伝送するために使用されてもよい。
メモリ809は、ソフトウェアプログラム及び様々なデータを格納するために使用される。メモリ809は、オペレーティングシステム、少なくとも1つの機能に必要なアプリケーション(例えば、音声再生機能、画像再生機能など)などを格納することができるプログラム格納領域と、データ格納領域とを主に含んでもよい。データ格納領域は、音声データや電話帳など、携帯電話機の使用に応じて作成されたデータを記憶することができる。更に、メモリ809は、高速ランダムアクセスメモリを含んでもよく、少なくとも1つの磁気ディスク記憶装置、フラッシュメモリデバイス、又は他の揮発性固体記憶デバイスなどの不揮発性メモリを含んでもよい。
プロセッサ810は、端末機器の制御センタであり、各種インタフェースや回線を用いて端末機器全体の各部を接続し、メモリ809に格納されたソフトウェアプログラム及び/又はモジュールを実行、メモリ809に格納されたデータを呼び出して端末機器の各種機能及び処理データを実行し、端末機器全体の監視を行う。プロセッサ810は、1つ以上の処理ユニットを含んでもよい。任意選択で、プロセッサ810は、オペレーティングシステム、ユーザインターフェース及びアプリケーションなどを主に処理するアプリケーションプロセッサと、ワイヤレス通信を主に処理するモデムプロセッサとを統合することができる。上述のモデムプロセッサは、プロセッサ810に統合されなくてもよいことが理解される。
端末機器800は、各構成要素に電力を供給するためのバッテリのような電源811を更に含んでもよい。選択可能に、電源811は、電源管理システムを介してプロセッサ810に論理的に接続されてもよく、電源管理システムを介して充電、放電、及び消費電力管理などを管理する機能を実現してもよい。
また、端末機器800は、図示しない機能モジュールを更に含んでもよく、ここでの説明は省略する。
任意選択で、本開示の実施例は、プロセッサ810と、メモリ809と、メモリ809に格納されて前記プロセッサ810で動作可能なコンピュータプログラムを含む端末機器を更に提供し、該コンピュータプログラムがプロセッサ810によって実行されると、上記ランダムアクセス方法の実施例の各プロセスが実現され、且つ同じ技術効果を奏することもできるので、重複を避けるために、ここでは繰り返して記載しない。
本開示の実施例は、コンピュータプログラムが格納されているコンピュータ読み取り可能な記憶媒体を更に提供し、該コンピュータプログラムがプロセッサによって実行されると、上記ランダムアクセス方法の実施例の各プロセスが実現され、且つ同じ技術効果を奏することもできるので、重複を避けるために、ここでは繰り返して記載しない。ここで、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、例えば、ROM(Read-Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、磁気ディスク又は光ディスクなどなどである。
図9は、本開示の実施例に係る別のネットワーク側機器の構造図である。該ネットワーク側機器は、ソースノード又は目標ノードである。図9に示すように、ネットワーク側機器900は、プロセッサ901と、メモリ902と、バスインタフェース903と、トランシーバ904を含む。ここで、プロセッサ901、メモリ902及びトランシーバ904は、いずれもバスインタフェース903に接続される。
ここで、本開示の実施例において、ネットワーク側機器900は、メモリ902に格納されてプロセッサ901で実行可能なコンピュータプログラムを更に含む。コンピュータプログラムがプロセッサ901によって実行されると、端末機器から送信された第1メッセージを受信するステップと、目標設定情報が運ばれた応答メッセージを前記端末機器に送信するステップとが実現され、ここで、前記目標設定情報の少なくとも一部の設定情報と、端末機器が前記応答メッセージを受信する前に取得可能なパラメータである関連パラメータとの間に関連関係が存在する。
任意選択で、前記第1メッセージは、2段階アクセス手順におけるMsg1であり、前記応答メッセージは、2段階アクセス手順におけるMsg2である。
任意選択で、前記目標設定情報は、プリアンブル識別子、タイミングアドバンス、Msg2のフィードバックメッセージ伝送リソースを指示する上りリソース割当情報、端末機器識別子、競合解決識別子、及び無線接続設定情報の少なくとも一方を含む。
任意選択で、前記関連パラメータは、プリアンブル識別子及び競合解決識別子の少なくとも一方を含む。
任意選択で、前記上りリソース割当情報は、データチャネルの上りリソース割当情報及び制御チャネルの上りリソース割当情報の少なくとも一方を含む。
任意選択で、コンピュータプログラムがプロセッサ901によって実行されると、目標設定情報が運ばれたMsg2をHARQ方式で前記端末機器に送信することに用いられる。
任意選択で、前記の目標設定情報が運ばれた応答メッセージを前記端末機器に送信することの後に、前記方法は、前記端末機器から送信された前記Msg2に対するフィードバックメッセージを受信することを更に含む。
任意選択で、コンピュータプログラムがプロセッサ901によって実行されると、更に、前記端末機器から送信されたMsg2に対するフィードバックメッセージを受信しなかった場合、又は前記フィードバックメッセージが再送を指示する場合、前記Msg2を前記端末機器に再送することに用いられる。
任意選択で、前記フィードバックメッセージは、制御チャネルフィードバック情報及びデータチャネルフィードバックメッセージの少なくとも一方を含む。
任意選択で、前記データチャネルフィードバックメッセージは、物理上り共有チャネルPUSCHの端末機器識別子及びセル無線ネットワーク一時識別子C-RNTIの少なくとも一方を含む。
任意選択で、コンピュータプログラムがプロセッサ901によって実行されると、更に、前記の前記端末機器から送信されたMsg2に対するフィードバックメッセージを受信することの後に、前記フィードバックメッセージを再送するか否かを前記端末機器に指示する指示情報を、前記端末機器に送信することに用いられる。
本開示の実施例において、各端末機器は、対応する設定情報を関連パラメータに基づいて取得することができ、ランダムアクセスプロセスで複数の端末機器間の衝突発生確率が減少する
任意選択で、本開示の実施例は、プロセッサ901と、メモリ902と、メモリ902に格納されて前記プロセッサ901で動作可能なコンピュータプログラムを含むネットワーク側機器を更に提供し、該コンピュータプログラムがプロセッサ901によって実行されると、上記ランダムアクセス方法の実施例の各プロセスが実現され、且つ同じ技術効果を奏することもできるので、重複を避けるために、ここでは繰り返して記載しない。
本開示の実施例は、コンピュータプログラムが格納されているコンピュータ読み取り可能な記憶媒体を更に提供し、該コンピュータプログラムがプロセッサによって実行されると、上記ランダムアクセス方法の実施例の各プロセスが実現され、且つ同じ技術効果を奏することもできるので、重複を避けるために、ここでは繰り返して記載しない。ここで、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、例えば、ROM(Read-Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、磁気ディスク又は光ディスクなどなどである。
なお、本明細書において、「含む」や「含有する」又はそれ以外のあらゆる変形用語は、非排他的に含むことを意味する。よって、一連の要素を含むプロセス、方法、モノ又は装置は、それらの要素を含むだけではなく、明確に列挙されていない他の要素を更に含み、又はこのようなプロセス、方法、モノ又は装置に固有の要素を更に含む。特に限定されない限り、「…を1つ含む」の表現によって限定される要素について、当該要素を含むプロセス、方法、モノ又は装置に他の同一要素の存在を除外しない。
以上の実施形態の記載から、上記実施例の方法が、ソフトウェアに必須の汎用ハードウェアプラットフォームの形態で実現され、もちろんハードウェアによっても実現されてもよく、多くの場合では前者がより好適な実施形態であることは、当業者にとって自明である。このような理解に基づき、本開示の技術手段の実質的又は従来技術に貢献した部分は、ソフトウェアプロダクトの形式で現れる。当該コンピュータソフトウェアプロダクトは、記憶媒体(例えばROM/RAM、磁気ディスク、光ディスク)に記憶され、本開示の各実施例の方法を1台の端末機器(携帯電話、コンピュータ、サーバー、空調機又はネットワークデバイスなど)に実行させるいくつかの指令を含む。
以上、本開示の実施例を図面に基づいて記載したが、本開示は、上記の具体的な実施形態に限定されるものではない。上記の具体的な実施形態は、例示的なものであり、限定的なものではない。本開示のヒントを受け、当業者が本開示の趣旨及び特許請求の範囲から逸脱することなくなしえる多くの形態は、すべて本開示の保護範囲に含まれる。

Claims (19)

  1. 端末機器に応用されるランダムアクセス方法であって、
    第1メッセージをネットワーク側機器に送信し、
    目標設定情報が運ばれた応答メッセージを前記ネットワーク側機器から受信し、ここで、前記目標設定情報の少なくとも一部の設定情報と、端末機器が前記応答メッセージを受信する前に取得可能なパラメータである関連パラメータとの間に関連関係が存在し、
    前記目標設定情報のうち、前記端末機器の目標関連パラメータに関連する設定情報を、前記関連関係に基づいて取得し、
    前記第1メッセージは、2段階アクセス手順におけるMsg1であり、前記応答メッセージは、2段階アクセス手順におけるMsg2であり、
    前記目標設定情報は、Msg2のフィードバックメッセージ伝送リソースを指示する上りリソース割当情報を含み、
    前記関連パラメータは、プリアンブル識別子及び競合解決識別子の少なくとも一方を含み、
    前記の目標設定情報が運ばれたMsg2を前記ネットワーク側機器から受信することの後に、
    前記方法は、前記Msg2に対するフィードバックメッセージを前記ネットワーク側機器に送信することを更に含む、
    ランダムアクセス方法。
  2. 記目標設定情報は、プリアンブル識別子、タイミングアドバンス、端末機器識別子、競合解決識別子、及び無線接続設定情報の少なくとも一方を更に含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記端末機器は、Msg2に運ばれるプリアンブル識別子が、Msg1で送信したプリアンブル識別子であると判断し、
    前記端末機器の動作は、
    該プリアンブル識別子に関連する競合解決識別子を競合解決に用いること、又は、該プリアンブル識別子に関連する上りリソース割当情報をMsg2のフィードバック情報の送信に用いること、又は、該プリアンブル識別子に関連する端末機器識別子を端末機器の識別子とすること、又は、該プリアンブル識別子に関連する無線接続設定情報を端末機器の無線接続設定情報とすることの少なくとも一方を含む、請求項2に記載の方法。
  4. 前記端末機器が競合解決識別子に基づいて競合解決を判断した後、端末機器の動作は、
    該競合解決識別子に関連する上りリソース割当情報をMsg2のフィードバック情報の送信に用いること、又は、該競合解決識別子に関連する端末機器識別子を接続状態UEの識別子とすること、又は、該競合解決識別子に関連する無線接続設定情報を端末機器の無線接続設定情報とすることの少なくとも一方を含む、請求項2又は3に記載の方法。
  5. 前記上りリソース割当情報は、データチャネルの上りリソース割当情報及び制御チャネルの上りリソース割当情報の少なくとも一方を含む、請求項2に記載の方法。
  6. 前記の前記Msg2に対するフィードバックメッセージを前記ネットワーク側機器に送信することは、
    競合解決が成功したと決定された場合、前記Msg2に対するフィードバックメッセージを前記ネットワーク側機器に送信すること、又は、前記Msg2の受信に成功した場合、前記Msg2に対するフィードバックメッセージを前記ネットワーク側機器に送信することを含む、請求項2に記載の方法。
  7. 前記の前記Msg2に対するフィードバックメッセージを前記ネットワーク側機器に送信することは、
    前記Msg2に対するフィードバックメッセージをHARQ方式で前記ネットワーク側機器に送信することを含む、請求項6に記載の方法。
  8. 前記の前記Msg2に対するフィードバックメッセージを前記ネットワーク側機器に送信することの後に、
    前記フィードバックメッセージの再送を指示する第1指示情報を前記ネットワーク側機器から受信した場合、前記Msg2に対するフィードバックメッセージを前記ネットワーク側機器に再送することを更に含む、請求項6に記載の方法。
  9. ネットワーク側機器に応用されるランダムアクセス方法であって、
    端末機器から送信された第1メッセージを受信することと、
    目標設定情報が運ばれた応答メッセージを前記端末機器に送信することとを含み、
    ここで、前記目標設定情報の少なくとも一部の設定情報と、端末機器が前記応答メッセージを受信する前に取得可能なパラメータである関連パラメータとの間に関連関係が存在し、
    前記第1メッセージは、2段階アクセス手順におけるMsg1であり、前記応答メッセージは、2段階アクセス手順におけるMsg2であり、
    前記目標設定情報は、Msg2のフィードバックメッセージ伝送リソースを指示する上りリソース割当情報を含み、
    前記関連パラメータは、プリアンブル識別子及び競合解決識別子の少なくとも一方を含み、
    前記の目標設定情報が運ばれた応答メッセージを前記端末機器に送信することの後に、
    前記方法は、前記端末機器から送信された前記Msg2に対するフィードバックメッセージを受信することを更に含む、ランダムアクセス方法。
  10. 記目標設定情報は、プリアンブル識別子、タイミングアドバンス、端末機器識別子、競合解決識別子、及び無線接続設定情報の少なくとも一方を更に含む、請求項9に記載の方法。
  11. 前記上りリソース割当情報は、データチャネルの上りリソース割当情報及び制御チャネルの上りリソース割当情報の少なくとも一方を含む、請求項10に記載の方法。
  12. 第1送信モジュールと、第1受信モジュールと、取得モジュールを含む端末機器であって、
    第1送信モジュールは、第1メッセージをネットワーク側機器に送信し、
    第1受信モジュールは、目標設定情報が運ばれた応答メッセージを前記ネットワーク側機器から受信し、ここで、前記目標設定情報の少なくとも一部の設定情報と、端末機器が前記応答メッセージを受信する前に取得可能なパラメータである関連パラメータとの間に関連関係が存在し、
    取得モジュールは、前記目標設定情報のうち、前記端末機器の目標関連パラメータに関連する設定情報を、前記関連関係に基づいて取得し、
    前記第1メッセージは、2段階アクセス手順におけるMsg1であり、前記応答メッセージは、2段階アクセス手順におけるMsg2であり、
    前記目標設定情報は、Msg2のフィードバックメッセージ伝送リソースを指示する上りリソース割当情報を含み、
    前記関連パラメータは、プリアンブル識別子及び競合解決識別子の少なくとも一方を含み、
    前記端末機器は、
    前記の目標設定情報が運ばれたMsg2を前記ネットワーク側機器から受信することの後に、前記Msg2に対するフィードバックメッセージを前記ネットワーク側機器に送信する第2送信モジュールを更に含む
    端末機器。
  13. 前記目標設定情報は、プリアンブル識別子、タイミングアドバンス、端末機器識別子、競合解決識別子、及び無線接続設定情報の少なくとも一方を更に含む、請求項12に記載の端末機器。
  14. 前記端末機器は、Msg2に運ばれるプリアンブル識別子が、Msg1で送信したプリアンブル識別子であると判断し、
    前記端末機器の動作は、
    該プリアンブル識別子に関連する競合解決識別子を競合解決に用いること、又は、該プリアンブル識別子に関連する上りリソース割当情報をMsg2のフィードバック情報の送信に用いること、又は、該プリアンブル識別子に関連する端末機器識別子を端末機器の識別子とすること、又は、該プリアンブル識別子に関連する無線接続設定情報を端末機器の無線接続設定情報とすることの少なくとも一方を含む、請求項13に記載の端末機器。
  15. 前記端末機器が競合解決識別子に基づいて競合解決を判断した後、端末機器の動作は、
    該競合解決識別子に関連する上りリソース割当情報をMsg2のフィードバック情報の送信に用いること、又は、該競合解決識別子に関連する端末機器識別子を接続状態UEの識別子とすること、又は、該競合解決識別子に関連する無線接続設定情報を端末機器の無線接続設定情報とすることの少なくとも一方を含む、請求項13又は14に記載の端末機器。
  16. 端末機器から送信された第1メッセージを受信する第1受信モジュールと、
    目標設定情報が運ばれた応答メッセージを前記端末機器に送信する第1送信モジュールとを含み、
    ここで、前記目標設定情報の少なくとも一部の設定情報と、端末機器が前記応答メッセージを受信する前に取得可能なパラメータである関連パラメータとの間に関連関係が存在し、
    前記第1メッセージは、2段階アクセス手順におけるMsg1であり、前記応答メッセージは、2段階アクセス手順におけるMsg2であり、
    前記目標設定情報は、Msg2のフィードバックメッセージ伝送リソースを指示する上りリソース割当情報を含み、
    前記関連パラメータは、プリアンブル識別子及び競合解決識別子の少なくとも一方を含み、
    前記ネットワーク側機器は、前記の目標設定情報が運ばれた応答メッセージを前記端末機器に送信することの後に、前記端末機器から送信された前記Msg2に対するフィードバックメッセージを受信する第2受信モジュールを更に含む
    ネットワーク側機器。
  17. 前記目標設定情報は、プリアンブル識別子、タイミングアドバンス、端末機器識別子、競合解決識別子、及び無線接続設定情報の少なくとも一方を更に含む、請求項16に記載のネットワーク側機器。
  18. コンピュータプログラムが格納されているコンピュータ読み取り可能な記憶媒体であって、
    前記コンピュータプログラムがプロセッサによって実行されると、請求項1~8のいずれか1項に記載のランダムアクセス方法のステップが実現される、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
  19. コンピュータプログラムが格納されているコンピュータ読み取り可能な記憶媒体であって、
    前記コンピュータプログラムがプロセッサによって実行されると、請求項9~11のいずれか1項に記載のランダムアクセス方法のステップが実現される、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
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