JP7101387B2 - シミュレーション装置、シミュレーション方法、プログラム - Google Patents
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Description
に関する。
シミュレーション結果を出力する出力装置と、
前記入力装置から入力されたシミュレーション条件に基づいて、大きさが異なる複数の
粒子を含む粉粒体の挙動を解析する処理装置とを有し、
前記処理装置は、
前記入力装置から入力されたシミュレーション対象の粉粒体の粒径分布を規定するパラメータの値、及び粒子を粗視化する基準となる粗視化係数の値に基づいて、粗視化された粉粒体の挙動をシミュレーションにより求め、
シミュレーションによって求められた粒子の挙動と、入力された粗視化係数の値とを関連付けて前記出力装置に出力するシミュレーション装置等に開示されているように、粉粒体についてのシミュレーション装置が開示されている。
複数の粒子を含む粉体の挙動を解析するためのシミュレーション装置であって、
前記粉体に関連するパラメータを含む第1パラメータを取得する第1パラメータ取得部と、
複数個の前記粒子から構成される粒子群を粗視化し、1個の粗視化粒子とした場合の、前記粗視化粒子についてのパラメータである第2パラメータを算出する第2パラメータ算出部と、
前記第1パラメータ、および前記第2パラメータに基づいて、前記粗視化粒子の挙動を解析する粗視化粒子挙動解析部と、を有し、
前記第2パラメータ算出部は、前記粒子群と前記粗視化粒子とで、重心および弾性エネルギーが一致しているとして、前記粒子群の弾性エネルギーと、前記粗視化粒子の弾性エネルギーとの関係を用いた特性方程式の解を用いて、前記第2パラメータを算出するシミュレーション装置を提供する。
1.第1の実施形態
[シミュレーション装置]
(1)粒子の粗視化、および粗視化粒子の粒子挙動の計算に用いるパラメータについて
(1-1)粒子の粗視化について
本実施形態のシミュレーション装置の詳細について説明する前に、本実施形態のシミュレーション装置で用いることができる、複数個の粒子から構成される粒子群の粗視化、および粗視化した粒子である粗視化粒子に関連するパラメータの算出方法について以下に説明する。
(1-2)粗視化粒子の粒子挙動の計算に用いるパラメータについて
そこで、本発明の発明者は、粗視化粒子に関するパラメータを決定する方法について検討を行った。計算にあたって、図1(A)に示した粗視化する前の複数個の粒子から構成される粒子群11が壁面12に衝突する場合と、図2(A)に示した粗視化粒子21が壁面12に衝突する場合とをモデルに用いた。以下の説明では壁面と粒子とが衝突する場合を例に粗視化粒子に関するパラメータを決定する方法を記載するが、粒子同士が衝突する場合でも同様の議論となるため説明を省略する。
(2)シミュレーション装置
本実施形態のシミュレーション装置は、複数の粒子を含む粉体の挙動を解析するためのシミュレーション装置であり、以下の部材を有することができる。
粉体に関連するパラメータを含む第1パラメータを取得する第1パラメータ取得部。
複数個の粒子から構成される粒子群を粗視化し、1個の粗視化粒子とした場合の、粗視化粒子についてのパラメータである第2パラメータを算出する第2パラメータ算出部。
第1パラメータ、および第2パラメータに基づいて、粗視化粒子の挙動を解析する粗視化粒子挙動解析部。
(A)受付部
受付部41は、処理装置42で実行される処理に関係するユーザーからのコマンドやデータの入力を受け付ける。受付部41としてはユーザーが操作を行い、コマンド等を入力するキーボードやマウス、ネットワークを介して入力を行う通信装置、CD-ROM、DVD-ROM等の各種記憶媒体から入力を行う読み取り装置などが挙げられる。
(B)処理装置
処理装置42は、第1パラメータ取得部421、第2パラメータ算出部422、粗視化粒子挙動解析部423を有することができる。なお、処理装置は、必要に応じてさらに任意の部材を有することができ、例えば初期設定部等を有することもできる。
(B-1)第1パラメータ取得部
第1パラメータ取得部421では、例えば解析の対象となる粉体に関連するパラメータを含む第1パラメータを取得できる。第1パラメータは、粉体に関連するパラメータ以外に、解析に要する各種パラメータを含むこともできる。第1パラメータは解析(シミュレーション)の内容に応じて選択できるため、その具体的な種類は特に限定されない。第1パラメータとしては、離散要素法計算に必要となる各種パラメータが挙げられ、具体的には例えば粒子径、粒子数、ヤング率、計算のTime step、ポワソン比、壁面との摩擦係数、粒子間の摩擦係数、転がり摩擦係数、密度等から選択された1種類以上が挙げられる。
(B-2)第2パラメータ算出部
既述のように、本実施形態のシミュレーション装置30では、計算量を抑制するため、粉体が有する複数個の粒子から構成される粒子群を、1個の粗視化粒子に粗視化し、粒子の数を少なくして計算を行うことができる。ただし、粗視化粒子は、粗視化前の粒子群を構成する個々の粒子とは質量等の各種パラメータが異なる。このため、粗視化粒子について、計算を行う際に必要となるパラメータの算出や、設定を行う必要がある。
(B-3)粗視化粒子挙動解析部
粗視化粒子挙動解析部423では、第1パラメータ取得部421により取得した第1パラメータ、および第2パラメータ算出部422で算出した第2パラメータを用いて、粗視化粒子の挙動を解析できる。具体的には離散要素法を用いて計算し、粗視化粒子の挙動を解析できる。粗視化粒子の挙動を解析することで、粉体の挙動を解析することができる。
(B-4)初期設定部
図示しない初期設定部は、解析対象となる粉体を構成する粒子の位置を初期化するとともに、解析の条件、例えば必要に応じて粉体を配置する領域の温度等を設定できる。なお、例えば粗視化粒子挙動解析部423で粗視化粒子の挙動を解析する際に用いるプログラム等に予め初期条件が設定されている場合や、第1パラメータ取得部421により取得する場合には、初期設定部は設けなくてもよい。
(C)出力部
出力部43は、ディスプレイ等を有することができる。粗視化粒子挙動解析部423で得られたシミュレーション結果を出力部43に出力できる。出力するシミュレーション結果の内容は特に限定されないが、例えば出力部43に粗視化された粒子の位置を時系列で画像として出力し、表示することができる。また、例えば出力部43に、粉体の温度分布の時系列変化を画像として出力し、表示することもできる。
[シミュレーション方法]
次に、本実施形態のシミュレーション方法について説明する。本実施形態のシミュレーション方法は、例えば既述のシミュレーション装置を用いて実施できる。このため、既に説明した事項の一部は説明を省略する。
複数個の粒子から構成される粒子群を粗視化し、1個の粗視化粒子とした場合の、粗視化粒子についてのパラメータである第2パラメータを算出する第2パラメータ算出工程(S2)。
第1パラメータ、および第2パラメータに基づいて、粗視化粒子の挙動を解析する粗視化粒子挙動解析工程(S3)。
そして、第2パラメータ算出工程(S2)は、粒子群の弾性エネルギーと、粗視化粒子の弾性エネルギーとの関係を用いた特性方程式の解を用いて、第2パラメータを算出できる。
(1)第1パラメータ取得工程(S1)
第1パラメータ取得工程(S1)では、解析の対象となる粉体に関連するパラメータを含む第1パラメータを取得できる。既述のシミュレーション装置を用いる場合、例えば第1パラメータ取得部421において、第1パラメータ取得工程を実施できる。
(2)第2パラメータ算出工程(S2)
本実施形態のシミュレーション方法では、計算量を抑制するため、粉体が有する複数個の粒子から構成される粒子群を、1個の粗視化粒子に粗視化し、粒子の数を少なくして計算を行うことができる。
(3)粗視化粒子挙動解析工程(S3)
粗視化粒子挙動解析工程(S3)では、第1パラメータ取得工程(S1)で得た第1パラメータ、および第2パラメータ算出工程(S2)で算出した第2パラメータを用いて、粗視化粒子の挙動を解析できる。具体的には離散要素法を用いて計算し、粗視化粒子の挙動を解析できる。粗視化粒子の挙動を解析することで、粉体の挙動を解析することができる。
(4)初期設定工程
本実施形態のシミュレーション方法は、例えばさらに初期設定工程を有することもできる。初期設定工程では、解析対象となる粉体を構成する粒子の位置を初期化するとともに、解析の条件、例えば必要に応じて粉体を配置する領域の温度等を設定できる。なお、例えば粗視化粒子挙動解析工程で粗視化粒子の挙動を解析する際に用いるプログラム等に予め初期条件が設定されている場合や、第1パラメータ取得工程により取得する場合には、初期設定工程は実施しなくてもよい。
(5)出力工程
本実施形態のシミュレーション方法は、例えばさらに出力工程を有することができる。出力工程では、例えば粗視化粒子挙動解析工程(S3)で得られたシミュレーション結果を、出力部へ出力できる。出力するシミュレーション結果の内容は特に限定されないが、例えば出力部に粗視化された粒子の位置を時系列で画像として出力し、表示することができる。また、例えば出力部に、粉体の温度分布の時系列変化を画像として出力し、表示することもできる。
[プログラム]
次に、本実施形態のプログラムについて説明する。
2.第2の実施形態
[シミュレーション装置]
(1)粒子の粗視化、および粗視化粒子の粒子挙動の計算に用いるパラメータについて
第2の実施形態では、接線方向の運動方程式に関して、オーバーラップ量を算出する際に、回転については角運動量と回転エネルギーが粗視化前後で一致すると仮定する点がここまで説明した第1の実施形態の場合と異なる。また、回転方向の運動方程式に関して、上述のようにして求めたオーバーラップ量を用いてトルクを算出できる。これにより計算量を抑制したまま、粗視化後の粒子群の挙動についてより精度よく解析可能になる。
(1-1)オーバーラップ量について
通常、接線方向のオーバーラップ量は接触開始から接触終了までの速度の接線方向の成分vt(以下の式中ではvtの上に矢印で示されたもの)の時間積分を用いて以下のように求められる。ここでtは時間、ベクトルr(以下の式中ではrの上に矢印で示されたもの)は、粒子群11を構成する粒子の中心から接触点までのベクトル、ベクトルω(以下の式中ではωの上に矢印で示されたもの)は粒子群11の回転ベクトルを示す。
(1-2)回転方向の運動方程式について
ここまで説明した接線方向のオーバーラップ量から接線方向の力を算出し、トルクを計算できる。各粒子間や、粒子と壁間での転がり摩擦は粒子にかかる垂直抗力と接触半径の積に比例するトルクが発生するとした。それぞれの転がり摩擦は各粒子で発生するので、粗視化粒子全体での転がり摩擦抵抗は以下の式(44)のように表せる。
本実施形態のシミュレーション装置においても、第2パラメータ算出部は、粒子群の弾性エネルギーと、粗視化粒子の弾性エネルギーとの関係を用いた特性方程式の解を用いて、第2パラメータを算出できる。ただし、接線方向の運動方程式を用いる場合において、オーバーラップ量に関して、回転については角運動量と回転エネルギーが粗視化前後で一致すると仮定し算出できる。また、回転方向の運動方程式を用いる場合において、トルクの算出を行う際に、上記接線方向の運動方程式を用いる場合に算出したオーバーラップ量を用いることができる。
[シミュレーション方法]
本実施形態のシミュレーション方法においても、第2パラメータ算出工程では、粗視化前の粒子群の弾性エネルギーと、粗視化粒子の弾性エネルギーとの関係を用いて導出した特性方程式の解を用いて、第2パラメータを算出できる。ただし、接線方向の運動方程式を用いる場合において、オーバーラップ量に関して、回転については角運動量と回転エネルギーが粗視化前後で一致すると仮定し算出できる。また、回転方向の運動方程式を用いる場合において、トルクの算出を行う際に、上記接線方向の運動方程式を用いる場合に算出したオーバーラップ量を用いることができる。
[プログラム]
本実施形態のプログラムにおいても、第2パラメータ算出部では、粗視化前の粒子群の弾性エネルギーと、粗視化粒子の弾性エネルギーとの関係を用いて導出した特性方程式の解を用いて、第2パラメータを算出できる。ただし、接線方向の運動方程式を用いる場合において、オーバーラップ量に関して、回転については角運動量と回転エネルギーが粗視化前後で一致すると仮定し算出できる。また、回転方向の運動方程式を用いる場合において、トルクの算出を行う際に、上記接線方向の運動方程式を用いる場合に算出したオーバーラップ量を用いることができる。
[実験例1]
[比較例1-1]
直方体の容器内に充填した粉体層の温度変化について、表1に示したパラメータを用いて、離散要素法計算により底部から加熱を行った場合の解析を行った。解析により求めた容器内の粉体層の平均温度の変化を図6に示す。なお、反発係数を0.1、摩擦係数を0.7、転がり摩擦係数を0.001とした。
粗視化倍率αを2とし、8個の粒子から構成される粒子群を1個の粗視化粒子とした点以外は比較例1-1と同様の条件で、直方体の容器内に充填した粉体層の温度変化について解析を行った。なお、粗視化粒子としたため、表1に示すように、粒子の粒径を変更しているが、粒径以外は比較例1-1と同じパラメータを用いて、解析を行った。解析により求めた容器内の粉体層の平均温度の変化を図6に示す。
[実施例1-1]
粗視化倍率αを2とし、既述のシミュレーション装置を用いて、直方体の容器内に充填した粉体層の温度変化について解析を行った。
[実験例2]
[比較例2-1]
回転体であるキルン内の粉体の挙動について、表3に示したパラメータを用いて、離散要素法計算により解析を行った。なお、反発係数を0.75、摩擦係数を0.3、転がり摩擦係数を0.5とした。
解析により求めたキルン内の粉体の動きを図8に、解析により求めたキルン内の粉体の温度分布を図11に、解析により求めたキルン内の粉体の平均温度を図13にそれぞれ示す。
粗視化倍率αを4とし、64個の粒子から構成される粒子群を1個の粗視化粒子とした点以外は比較例2-1と同様の条件で、回転体であるキルン内の粉体の挙動について解析を行った。なお、表3に示すように、粒径以外は比較例2-1と同じパラメータを用いて、解析を行った。解析により求めたキルン内の粉体の動きを図9に、解析により求めたキルン内の粉体の温度分布を図12に、解析により求めたキルン内の粉体の平均温度を図13にそれぞれ示す。
[実施例2-1]
粗視化倍率αを4とし、既述のシミュレーション装置を用いて、回転体であるキルン内の粉体の挙動について解析を行った。
11A、11B 粒子
21 粗視化粒子
30 シミュレーション装置
421 第1パラメータ取得部
422 第2パラメータ算出部
423 粗視化粒子挙動解析部
S1 第1パラメータ取得工程
S2 第2パラメータ算出工程
S3 粗視化粒子挙動解析工程
Claims (10)
- 複数の粒子を含む粉体の挙動を解析するためのシミュレーション装置であって、
前記粉体に関連するパラメータを含む第1パラメータを取得する第1パラメータ取得部と、
複数個の前記粒子から構成される粒子群を粗視化し、1個の粗視化粒子とした場合の、前記粗視化粒子についてのパラメータである第2パラメータを算出する第2パラメータ算出部と、
前記第1パラメータ、および前記第2パラメータに基づいて、前記粗視化粒子の挙動を解析する粗視化粒子挙動解析部と、を有し、
前記第2パラメータ算出部は、前記粒子群と前記粗視化粒子とで、重心および弾性エネルギーが一致しているとして、前記粒子群の弾性エネルギーと、前記粗視化粒子の弾性エネルギーとの関係を用いた特性方程式の解を用いて、前記第2パラメータを算出するシミュレーション装置。 - 複数の粒子を含む粉体の挙動を解析するためのシミュレーション装置であって、
前記粉体に関連するパラメータを含む第1パラメータを取得する第1パラメータ取得部と、
複数個の前記粒子から構成される粒子群を粗視化し、1個の粗視化粒子とした場合の、前記粗視化粒子についてのパラメータである第2パラメータを算出する第2パラメータ算出部と、
前記第1パラメータ、および前記第2パラメータに基づいて、前記粗視化粒子の挙動を解析する粗視化粒子挙動解析部と、を有し、
前記第2パラメータ算出部は、前記粒子群と前記粗視化粒子とで、重心、角運動量、および回転エネルギーが一致しているとして、前記粒子群の弾性エネルギーと、前記粗視化粒子の弾性エネルギーとの関係を用いた特性方程式の解を用いて、前記第2パラメータを算出するシミュレーション装置。 - 前記第2パラメータは、前記粗視化粒子の熱伝導率を含んでおり、
前記第2パラメータ算出部は、前記特性方程式の解を用いて、前記熱伝導率を算出する請求項1または請求項2に記載のシミュレーション装置。 - 回転体内での、前記粉体の挙動を解析する請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のシミュレーション装置。
- 複数の粒子を含む粉体の挙動を解析するためのシミュレーション方法であって、
前記粉体に関連するパラメータを含む第1パラメータを取得する第1パラメータ取得工程と、
複数個の前記粒子から構成される粒子群を粗視化し、1個の粗視化粒子とした場合の、前記粗視化粒子についてのパラメータである第2パラメータを算出する第2パラメータ算出工程と、
前記第1パラメータ、および前記第2パラメータに基づいて、前記粗視化粒子の挙動を解析する粗視化粒子挙動解析工程と、を有し、
前記第2パラメータ算出工程は、前記粒子群と前記粗視化粒子とで、重心および弾性エネルギーが一致しているとして、前記粒子群の弾性エネルギーと、前記粗視化粒子の弾性エネルギーとの関係を用いた特性方程式の解を用いて、前記第2パラメータを算出するシミュレーション方法。 - 複数の粒子を含む粉体の挙動を解析するためのシミュレーション方法であって、
前記粉体に関連するパラメータを含む第1パラメータを取得する第1パラメータ取得工程と、
複数個の前記粒子から構成される粒子群を粗視化し、1個の粗視化粒子とした場合の、前記粗視化粒子についてのパラメータである第2パラメータを算出する第2パラメータ算出工程と、
前記第1パラメータ、および前記第2パラメータに基づいて、前記粗視化粒子の挙動を解析する粗視化粒子挙動解析工程と、を有し、
前記第2パラメータ算出工程は、前記粒子群と前記粗視化粒子とで、重心、角運動量、および回転エネルギーが一致しているとして、前記粒子群の弾性エネルギーと、前記粗視化粒子の弾性エネルギーとの関係を用いた特性方程式の解を用いて、前記第2パラメータを算出するシミュレーション方法。 - 前記第2パラメータは、前記粗視化粒子の熱伝導率を含んでおり、
前記第2パラメータ算出工程では、前記特性方程式の解を用いて、前記熱伝導率を算出する請求項5または請求項6に記載のシミュレーション方法。 - 複数の粒子を含む粉体の挙動を解析するためのプログラムであって、
コンピュータを、
前記粉体に関連するパラメータを含む第1パラメータを取得する第1パラメータ取得部と、
複数個の前記粒子から構成される粒子群を粗視化し、1個の粗視化粒子とした場合の、前記粗視化粒子についてのパラメータである第2パラメータを算出する第2パラメータ算出部と、
前記第1パラメータ、および前記第2パラメータに基づいて、前記粗視化粒子の挙動を解析する粗視化粒子挙動解析部と、して機能させ、
前記第2パラメータ算出部では、前記粒子群と前記粗視化粒子とで、重心および弾性エネルギーが一致しているとして、前記粒子群の弾性エネルギーと、前記粗視化粒子の弾性エネルギーとの関係を用いた特性方程式の解を用いて、前記第2パラメータを算出させるプログラム。 - 複数の粒子を含む粉体の挙動を解析するためのプログラムであって、
コンピュータを、
前記粉体に関連するパラメータを含む第1パラメータを取得する第1パラメータ取得部と、
複数個の前記粒子から構成される粒子群を粗視化し、1個の粗視化粒子とした場合の、前記粗視化粒子についてのパラメータである第2パラメータを算出する第2パラメータ算出部と、
前記第1パラメータ、および前記第2パラメータに基づいて、前記粗視化粒子の挙動を解析する粗視化粒子挙動解析部と、して機能させ、
前記第2パラメータ算出部では、前記粒子群と前記粗視化粒子とで、重心、角運動量、および回転エネルギーが一致しているとして、前記粒子群の弾性エネルギーと、前記粗視化粒子の弾性エネルギーとの関係を用いた特性方程式の解を用いて、前記第2パラメータを算出させるプログラム。 - 前記第2パラメータは、前記粗視化粒子の熱伝導率を含んでおり、
前記第2パラメータ算出部は、前記特性方程式の解を用いて、前記熱伝導率を算出する請求項8または請求項9に記載のプログラム。
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