JP7100547B2 - Jig for transporting machine tool parts - Google Patents
Jig for transporting machine tool parts Download PDFInfo
- Publication number
- JP7100547B2 JP7100547B2 JP2018171085A JP2018171085A JP7100547B2 JP 7100547 B2 JP7100547 B2 JP 7100547B2 JP 2018171085 A JP2018171085 A JP 2018171085A JP 2018171085 A JP2018171085 A JP 2018171085A JP 7100547 B2 JP7100547 B2 JP 7100547B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- machine tool
- holding member
- jig
- component
- component holding
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Handcart (AREA)
Description
本発明は、工作機械部品を搬送するため、その工作機械部品に対して取り付け可能な工作機械部品の運搬用治具に関する。 The present invention relates to a jig for transporting a machine tool part that can be attached to the machine tool part in order to transport the machine tool part.
工作機械を構成する部品は、一定時間の使用によって経年変化を生じ、或いは故障などによって交換が必要になる場合がある。工作機械において交換が必要になる部品は、小さな軽い部品から100kgを超える比較的大きな部品まで様々である。そうした工作機械部品を取り扱う際、例えば重量のある部品は全ての作業をクレーンなどで運搬することになる。しかし、クレーンの進入が不可能な狭い場所での作業になると、台車などを使用した工作機械部品の運搬が必要になる。その際、一般的な台車を使用した運搬は、工作機械部品の大きさや長さによって不安定になり、精密加工された工作機械部品を傷付けるおそれがある。また、狭い空間に台車を入れることが困難な場合もある。 The parts that make up a machine tool may change over time after being used for a certain period of time, or may need to be replaced due to a failure or the like. Parts that need to be replaced in machine tools range from small, light parts to relatively large parts that weigh more than 100 kg. When handling such machine tool parts, for example, for heavy parts, all the work is carried by a crane or the like. However, when working in a narrow space where a crane cannot enter, it is necessary to transport machine tool parts using a dolly or the like. At that time, transportation using a general trolley becomes unstable depending on the size and length of the machine tool parts, and there is a risk of damaging the precision-machined machine tool parts. In addition, it may be difficult to put a dolly in a narrow space.
次に、下記特許文献1には、大型収納棚やキャビネットなどの被運搬物を持ち上げて移動するための運搬用治具が開示されている。その搬送用治具は、車輪を有する支持基台上に、ジャッキの操作によって高さ調整が可能な連結基盤が設けられ、その連結基盤に対して搬送物を装着するためのアタッチメントが取り付けられている。アタッチメントは一対の部材からなり、連結基盤には支持枠体が固定され、運搬対象となる搬送物に着脱自在な装着体が取り付けられる。そして、ジャッキの操作によって支持枠体が上昇し、装着体と連結することにより搬送物が持ち上げられ、支持基台によって移動が可能になる。
Next,
前記特許文献1の従来例は、大型収納棚などを対象とする運搬用治具であるため、精密加工された工作機械部品を運搬するのに適してはいなかった。その運搬用治具は、ジャッキを有する支持基台に対してアタッチメントを介して部品を支持する構成であるため、構造が複雑であり、部品点数も多く、治具自体が大きくなりがちである。特に、工作機械部品の重量が重くなればそれに応じて運搬用治具も大きくなってしまい、工作機械部品の交換を行う際、狭い作業空間での使用が困難になる。加えて工作機械部品に対するアタッチメントの取り付け、支持基台との連結、そしてジャッキによる持ち上げの各作業内容も、狭い作業スペースには適していない。しかも、前述したように、一旦床に置いた状態から持ち上げる運搬方法は、精密加工された工作機械部品を傷付ける原因にもなり適切ではない。
Since the conventional example of
そこで、本発明は、かかる課題を解決すべく、工作機械部品の運搬用治具を提供することを目的とする。 Therefore, an object of the present invention is to provide a jig for transporting machine tool parts in order to solve such a problem.
本発明に係る工作機械部品の運搬用治具は、工作機械部品の形状に合わせて形成された板材からなる部品保持部材と、前記部品保持部材とは別部材である取手部材と、前記部品保持部材の内側に固定された工作機械部品と接する部品保護部材と、前記部品保持部材の下面部に固定された車輪部材と、工作機械部品を前記部品保持部材と前記取手部材に対して一体にする取付け部材と、を有する。 The jig for transporting a machine tool part according to the present invention includes a part holding member made of a plate material formed according to the shape of the machine tool part , a handle member which is a member different from the part holding member, and the part holding. The part protection member in contact with the machine tool part fixed inside the member, the wheel member fixed to the lower surface of the part holding member, and the machine tool part are integrated with the part holding member and the handle member . It has a mounting member.
前記構成によれば、内側の部品保護部材を介して部品保持部材を工作機械部品に対して当て、その部品保持部材を取付け部材によって工作機械部品と一体にすることにより、その工作機械部品を部品保持部材の下面部に固定された車輪部材によって移動させることができる。 According to the above configuration, the part holding member is applied to the machine tool part via the inner part protecting member, and the part holding member is integrated with the machine tool part by the mounting member, so that the machine tool part is made into a part. It can be moved by a wheel member fixed to the lower surface portion of the holding member.
次に、本発明に係る工作機械部品の運搬用治具の一実施形態について、図面を参照しながら以下に説明する。本実施形態の運搬用治具は、例えば図1に示す加工機械ラインを構成する工作機械などに適している。図1は、機械ラインの正面図であるが、特に後述する部品交換時の状況が示されている。ここで説明する加工機械ライン1は、工作機械などの作業機がモジュール化されたものである。その加工モジュール5は、2台ずつがベース2の上に搭載され、工作機械などの作業機がそれぞれ機体カバーによって覆われている。特に加工機械ライン1では、2台の加工モジュール5が搭載されたベース2同士の間に、作業者が入ることができるように間隔をあけた作業スペース3が設けられている。
Next, an embodiment of a jig for transporting machine tool parts according to the present invention will be described below with reference to the drawings. The transport jig of this embodiment is suitable for, for example, a machine tool constituting the processing machine line shown in FIG. FIG. 1 is a front view of a machine line, and particularly shows a situation at the time of parts replacement, which will be described later. The
図2は、加工機械ライン1を構成する加工モジュール5の一つである工作機械の内部構造を示した側面図である。この工作機械10は、車輪を備えた可動ベッド11の上に組み付けられている。工作機械10の可動ベッド11上には、ワークに回転を与える主軸装置12が固定され、その横には駆動装置などを搭載したコラム13が立設されている。主軸装置12の回転軸(主軸)は、機体前後方向であって且つ水平である。本実施形態では、その主軸と平行な水平軸をZ軸、Z軸に直交する機体上下方向をX軸、そして機体幅方向をY軸とする。
FIG. 2 is a side view showing the internal structure of a machine tool, which is one of the
主軸装置12は、回転自在に支持された主軸に対してワークを把持する主軸チャック14と従動プーリとが一体に形成され、スピンドルモータ15の回転がタイミングベルトを介して伝達されるよう構成されている。コラム13には複数の工具19を備えたタレット装置16が搭載され、ワークに対して工具19をZ軸方向とX軸方向に移動させるZ軸駆動装置17およびX軸駆動装置18が組み付けられている。この工作機械10は、工具19をZ軸方向とX軸方向とに移動させる2軸旋盤である。
The
こうした工作機械10について部品交換を行う場合、例えばZ軸駆動装置17を構成するZ軸スライド21は、ワークの加工精度に影響する重要部品であるため、キズなどに特に注意が必要である。そのZ軸スライド21は、タレット装置16が一体に組み付けられ、X軸駆動装置18側に固定されたZ軸ガイド22を摺動するものである。すなわち、Z軸方向に工具19を移動させるものであり、その摺動面にはミクロン単位の平面度や平行度の加工が施されている。そのため、部品交換の際に新しいZ軸スライド21には、衝突などを避けて傷をつけないようにするための最善の注意が必要である。
When replacing parts of such a
続いて、そのZ軸スライド21を運搬するための運搬用治具について説明する。工作機械10の部品は、作業者によって分解及び組み付け並びに運搬が行われるが、加工機械ライン1の作業スペース3は、作業者が身体を入れられる程度の幅しか設けられていない。そのため、一般的な台車を進入させることはできず、進入可能だとしても工作機械部品を傷つけずに運搬することは困難である。特に、100kgもの長尺部品であるZ軸スライド21を一人の作業者が、安定した状態を維持しながら運搬することは非常に難しい。本実施形態の運搬用治具は、そうした狭い作業スペース3での運搬や、重量のある工作機械部品を一人の作業者が運搬するのに優れたものである。
Subsequently, a transportation jig for transporting the Z-
図3及び図4は、Z軸スライド21を本実施形態の運搬用治具で運搬する状態を示した図であり、図3は、運搬時のZ軸スライド21の長手方向側面図であって、図4は運搬時のZ軸スライド21の長手方向の正面図である。そして、図5は、本実施形態の運搬用治具を示した斜視図である。この運搬用治具7は、被運搬物である工作機械部品つまりZ軸スライド21に一体的に取り付けられ、Z軸スライド21そのものを移動可能にするものである。そこで、長尺な部品であるZ軸スライド21には、長手方向の両端部に同じ構成の運搬用治具7が対称的に取り付けられる。
3 and 4 are views showing a state in which the Z-
運搬用治具7は、Z軸スライド21の形状に合わせて形成された部品保持部材31を有し、その下面部分にキャスタ32が固定され、上方側に延びるように取手部材33が設けられている。部品保持部材31は、研磨された摺動面211の反対側から、Z軸スライド21の下面213と背面215とを支えるようにしたものである。その部品保持部材31は、一定幅の短冊形状の鉄板がL字状に曲げ加工して形成されたものであり、角部には応力集中を避けるために湾曲部311が形成されている。そして、部品保持部材31の下面には、キャスタ32が運搬時のバランスが取れる位置に2個取り付けられている。
The
部品保持部材31は、Z軸スライド21に直接当たることによって傷をつけないように保護ブロック34が内側に固定されている。保護ブロック34は、樹脂材からなる直方体形状のブロックであり、部品保持部材31の底面部313と側面部315とに2個ずつ固定されている。そして、この部品保持部材31には、側面部315の外側に取手部材33が着脱可能に取り付けられる。すなわち、部品保持部材31と取手部材33は分離した別部材であり、図示するようにZ軸スライド21に固定する際に一体になるようにしたものである。
The
取手部材33は、鉄パイプを曲げ加工によってL字形にし、円形のままのハンドル部331と、つぶし加工によって平らに変形された固定部333とが形成されている。その固定部333には、取付け孔335が上下に2つ形成されている。一方、部品保持部材31の側面部315にも、2つの取付け孔335に重なるよう上下に取付け孔317が2つ形成されている。なお、部品保持部材31には、取付け孔317の隣に同じく2つのネジ孔318が形成されている。このネジ孔318は、別部材である部品保持部材31と取手部材33とを一体にして保管するため、取手部材33の取付け孔335を通したボルトを締め付けるためのものである。
The
運搬用治具7は、分離した2部品である部品保持部材31と取手部材33とが、Z軸スライド21への取り付け時に図示するような一体構造となる。そのためには、上下2つの取付け孔317,335が一致するように重ねられ、その取付け孔317,335を貫通させた取付けボルト35をZ軸スライド21に締結することにより一体的に組み付けられる。この部品保持部材31と取手部材33とは一部品として構成されたものであってもよいが、両者を接続させるための溶接を無くすため、本実施形態では2部品とした構成がとられている。そして、この2部品を工作機械部品に対して一体的に固定するため、取付けボルト35とZ軸スライド21に形成されているネジ穴が利用される。
The
Z軸スライド21は、図2に示すように工作機械10の一部として組み付けるため、予め背面215側にネジ穴217が形成されている。本実施形態の運搬用治具7は、ネジ穴217のように予め工作機械部品に形成されている構造を利用して取り付けるようにしたものである。また、工作機械部品にはネジ穴の他にも所謂バカ孔と言われる通し孔が形成されているものがある。そのような工作機械部品の場合には、通し孔を貫通させた取付けボルトとナットとの締め付けにより運搬用治具が一体に取り付けられるようにしてもよい。この点、本実施形態の運搬用治具7は、取付けボルト35をネジ穴217に締め付けることにより、Z軸スライド21に対して部品保持部材31および取手部材33を一体にする構成がとられている。
Since the Z-
運搬用治具7は、Z軸スライド21に直接取り付けられ、工作機械部品そのものを移動体としてしまうものである。そして、作業スペース3のように狭い空間での運搬を可能にするため、運搬用治具7は、工作機械部品の外形から大きくはみ出さないように構成されている。しかし、工作機械部品そのものを移動体とする場合、運搬中に工作機械部品が直接何かに衝突してしまうことがあり得る。そこで、運搬用治具7は、突き出し量が大きくならないようにしながらも、工作機械部品を保護するためのバンパー部材36が設けられている。
The
運搬用治具7のバンパー部材36は、運搬時において進行方向先端となる、Z軸スライド21の長手方向端部を保護するように構成されている。バンパー部材36は、衝突時に自らが変形して衝撃を吸収できるように、薄肉の鉄板によって形成されている。そのバンパー部材36は、部品保持部材31の下面に固定され、底面部313の幅方向に片側にだけ突き出し、更に上方に湾曲して折り曲げられた保護部361が形成されている。よって、運搬用治具7が取り付けられた場合には、その保護部361がZ軸スライド21の長手方向端部から突き出している。
The
続いて、Z軸スライド21の交換作業に伴って行う、運搬用治具7を使用した運搬について説明する。工作機械10からZ軸スライド21を取り外す場合、コラム13に簡易クレーン装置41が固定され、図1に示すようにZ軸スライド21が吊下げられる。図6は、簡易クレーン装置41によって吊下げられ、運搬用治具7が取り付けられた状態のZ軸スライド21を示した斜視図である。Z軸スライド21の吊下げには吊下げ治具42が使用される。吊下げ治具42は、一対の固定プレート421がロッド422によって連結されている。固定プレート421は、Z軸スライド21の長手方向端面に予め形成されているネジ穴219(図4参照)を利用し、そこにボルトによって締結される。
Subsequently, the transportation using the
吊下げ治具42が取り付けられたZ軸スライド21は、フック411にプレート43を介して連結され、簡易クレーン装置41によって吊下げられた状態となり、そこに運搬用治具7が取り付けられる。作業者は、部品保持部材31と取手部材33との取付け孔317,335に取付けボルト35を通した取付け準備状態の運搬用治具7を持ち、吊下げられたZ軸スライド21に対する取り付けを行う。例えば、一人の作業者によってZ軸スライド21の両端に行う2個の運搬用治具7が1個ずつ順番に取り付けられる。
The Z-
その作業者は、運搬用治具7を持ち上げ、Z軸スライド21の取り付け位置に保護ブロック34を当てるようにして配置させる。具体的には、一方の手で部品保持部材31を下から支え、他方の手で取付け孔317,335を通した取付けボルト35を押えながら部品保持部材31と取手部材33とが連結された状態を維持する。そして、運搬用治具7を支えた状態のまま、Z軸スライド21のネジ穴217に対する取付けボルト35の締め付けを行い、Z軸スライド21に運搬用治具7を固定させる。このようにしてZ軸スライド21には、長手方向両端部に一対の運搬用治具7が図6に示すように一体的に取り付けられる。
The operator lifts the
本実施形態の運搬用治具7は、重さが2~3kg程度である。そのため、簡易クレーン装置41によって適当な高さに吊るしたZ軸スライド21に対し、一人の作業者でも取り付けることができる。しかも、取付け構造がZ軸スライド21のネジ穴217に取付けボルト35を締め付けるだけの簡単な作業であり、狭い作業スペース3内でも容易に行うことができる。更に、運搬用治具7が工作機械部品のから大きくはみ出さないように作られているため、運搬用治具7を取り付けたZ軸スライド21を床面に降ろし、簡易クレーン装置41から離した後の運搬も、狭い作業スペース3からスムーズに移動させることができる。
The
また、運搬の際にはキャスタ32からZ軸スライド21に振動が伝わるが、運搬用治具7は、樹脂からなる保護ブロック34が当てられているZ軸スライド21に対しキズなどを生じさせない。更に、運搬時に衝突が生じたとしても、バンパー部材36によってZ軸スライド21が保護される。本実施形態の運搬用治具7には取手部材33が組み付けられているが、取手部材33が有ることにより、作業者は運搬時の取り扱いが便利になる。一方で、取手部材33を取り外した状態であってもZ軸スライド21の運搬は可能であり、特に本実施形態では部品保持部材31と取手部材33が別部材である。そのため、取手部材33を組み付けないことにより、運搬用治具の取り付け作業が更に簡単になり、運搬時の被運搬物をよりコンパクトにできる。
Further, during transportation, vibration is transmitted from the
ところで、工作機械部品には、Z軸スライド21の他にも様々なものがあるが、本実施形態の運搬用治具は被運搬物に応じて設計変更することにより対応可能である。例えば、図7は、工作機械10のスピンドルモータ15を運搬する運搬用治具を示した斜視図である。スピンドルモータ15は、モータ軸151の軸線方向に見た場合に左右対称であるため、運搬時のバランスを考慮して、一対の運搬用治具8が長手方向に沿って支持するように構成されている。具体的に、運搬用治具8は、スピンドルモータ15の寸法に合わせて部品保持部材51が形成され、その下面部分に2個のキャスタ52が固定され、側面部分には上方側に延びるように取手部材53が取り付けられるようになっている。
By the way, there are various machine tool parts other than the Z-
スピンドルモータ15には、突き出したモータ軸151側端部に組み付け用のネジ穴が四隅に形成されている。運搬用治具8は、そのスピンドルモータ15をモータ軸151側から下側にかけて支えるようにしたものであり、内側には樹脂材からなる保護ブロック54が固定されている。そして、スピンドルモータ15を幅方向の両側から保護するようにバンパー部材56が設けられている。こうした運搬用治具8の取り付けは、作業者が部品保持部材51および取手部材53に形成された取付け孔に取付けボルト55を通した取付け準備状態の運搬用治具8を持ち、吊下げ状態のスピンドルモータ15に対して位置合わせした後、取付けボルト55を締め付けることによって完了する。
The
また、本実施形態の運搬用治具は、工作機械10とは異なる工作機械の工作機械部品にも対応可能である。図8は、別の工作機械に組み込まれたテーブル101を運搬する運搬用治具を示した斜視図である。テーブル101にも組み付け用のネジ穴が形成されている。運搬用治具9は、そのネジ穴を利用して取り付けるものであり、テーブル101の寸法に合わせて部品保持部材61が形成され、その下面部分にはバンパー部材66と2個のキャスタ62が固定され、内側には樹脂材からなる保護ブロック64が固定されている。そして、部品保持部材61と取手部材63とに形成された取付け孔に取付けボルト65を通してネジ穴に締め付けることにより、運搬用治具9がテーブル101に対して一体に取り付けられる。
Further, the transport jig of the present embodiment can be used for machine tool parts of a machine tool different from the
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明はこれに限定されることなく、その趣旨を逸脱しない範囲で様々な変更が可能である。
例えば、前記実施形態では、工作機械部品に対して一対の運搬用治具を取り付けるようにしたが、工作機械部品によっては4個のキャスタを取り付けた一つの運搬用治具であってもよい。
また、部品保持部材や取手部材などの形状は前記実施形態と異なるものであてもよい。
Although one embodiment of the present invention has been described above, the present invention is not limited to this, and various modifications can be made without departing from the spirit of the present invention.
For example, in the above embodiment, a pair of transport jigs are attached to the machine tool parts, but depending on the machine tool parts, one transport jig to which four casters are attached may be used.
Further, the shapes of the component holding member, the handle member, and the like may be different from those of the above-described embodiment.
1…加工機械ライン 5…加工モジュール 3…作業スペース 7…運搬用治具 10…工作機械 21…Z軸スライド 31…部品保持部材 32…キャスタ 33…取手部材 34…保護ブロック 35…取付けボルト 36…バンパー部材
1 ...
Claims (6)
前記部品保持部材とは別部材である取手部材と、
前記部品保持部材の内側に固定された工作機械部品と接する部品保護部材と、
前記部品保持部材の下面部に固定された車輪部材と、
工作機械部品を前記部品保持部材と前記取手部材に対して一体にする取付け部材と、
を有する工作機械部品の運搬用治具。 A parts holding member made of a plate material formed according to the shape of a machine tool part,
A handle member that is a separate member from the component holding member,
A part protection member that comes into contact with a machine tool part fixed inside the part holding member, and
A wheel member fixed to the lower surface of the component holding member and
A mounting member that integrates machine tool parts with the part holding member and the handle member ,
Jig for transporting machine tool parts.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018171085A JP7100547B2 (en) | 2018-09-13 | 2018-09-13 | Jig for transporting machine tool parts |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018171085A JP7100547B2 (en) | 2018-09-13 | 2018-09-13 | Jig for transporting machine tool parts |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020040592A JP2020040592A (en) | 2020-03-19 |
JP7100547B2 true JP7100547B2 (en) | 2022-07-13 |
Family
ID=69797332
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018171085A Active JP7100547B2 (en) | 2018-09-13 | 2018-09-13 | Jig for transporting machine tool parts |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7100547B2 (en) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20060182566A1 (en) | 2005-01-13 | 2006-08-17 | Russo Thomas L | Carriage platform assembly |
JP2010247726A (en) | 2009-04-17 | 2010-11-04 | Nihon Form Service Co Ltd | Carrying device |
US20150344056A1 (en) | 2012-10-05 | 2015-12-03 | Michael Dallas Baird | Dolly system and method of use |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5759412Y2 (en) * | 1977-09-17 | 1982-12-18 | ||
JPS5950993U (en) * | 1982-09-28 | 1984-04-04 | 株式会社東芝 | Transport trolley |
JPS61142669U (en) * | 1985-02-27 | 1986-09-03 | ||
JPH0632262U (en) * | 1992-09-29 | 1994-04-26 | 延義 熊木 | Carriage device in the ceiling washer in the guest room |
EP2462549B1 (en) * | 2009-08-07 | 2019-10-02 | Eco-mail Development, LLC | Teired key communication system and method in support of controlled vendor message processing |
-
2018
- 2018-09-13 JP JP2018171085A patent/JP7100547B2/en active Active
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20060182566A1 (en) | 2005-01-13 | 2006-08-17 | Russo Thomas L | Carriage platform assembly |
JP2010247726A (en) | 2009-04-17 | 2010-11-04 | Nihon Form Service Co Ltd | Carrying device |
US20150344056A1 (en) | 2012-10-05 | 2015-12-03 | Michael Dallas Baird | Dolly system and method of use |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2020040592A (en) | 2020-03-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR101526251B1 (en) | Machine tool | |
ES2810825T3 (en) | Machine for machining workpieces | |
JP5988432B2 (en) | Machine tools for machining shaft-like workpieces | |
KR101304010B1 (en) | The device to assemble a rear axle support in heavy equipment | |
JP2016209989A (en) | Honing machine | |
WO2016151835A1 (en) | Mobile frame with casters and processing machinery line | |
JPS63278738A (en) | Pallet exchange device | |
CN102762335A (en) | Robot positioner | |
KR20100118079A (en) | Combined lathe and processing method of work | |
JP7100547B2 (en) | Jig for transporting machine tool parts | |
CN212599715U (en) | Material taking device of multifunctional laser precision cutting machine | |
JP5745004B2 (en) | Article conveying apparatus and machine tool | |
JPWO2016151836A1 (en) | Separate control panel transfer jig | |
ITFI20110111A1 (en) | "SUPPORT AND HANDLING SYSTEM OF PIECE-HOLDING TABLES FOR MACHINING CENTERS OR TOOL MACHINES AND WORKING CENTER INCLUDING THE SYSTEM" (CASE B) | |
CN209796698U (en) | Automatic tipping arrangement and turning device thereof | |
CN216781313U (en) | Oil cylinder welding assembly polishing rack | |
JP2864155B2 (en) | Pallet changer | |
JP2015182140A (en) | Tool exchange method of machine tool | |
JP2014078656A (en) | Housing cassette | |
KR100667004B1 (en) | Bar-like work processing method in machine tool, processing jig for performing the method, and support device for bar-like work processing | |
WO2013054443A1 (en) | Machine tool | |
TWM546278U (en) | Machine tool | |
JPH11221726A (en) | Plate work machining device | |
JP2006218616A (en) | Combined working machine | |
JPH01257552A (en) | Machining facility |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20210623 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20220512 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20220524 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20220606 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20220628 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20220701 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7100547 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |