JP7100255B2 - 情報処理装置およびプログラム - Google Patents
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Description
1つの側面では、本発明は、コントローラの活性保守を可能にしてサービス中断の抑止を図った情報処理装置およびプログラムを提供することを目的とする。
[第1の実施の形態]
第1の実施の形態について図1を用いて説明する。図1は情報処理装置の一例を説明するための図である。情報処理装置1-1は、制御装置1と記憶装置2を備える。制御装置1は、モジュールma、mbを有し、モジュールmaは、制御部1aおよび記憶部1a1を含み、モジュールmbは、制御部1bおよび記憶部1b1を含む。
図1に示す例を用いて動作について説明する。なお、以下のステップS1a、S2a、S3aは、記憶部1a1から起動情報の読み出しが可であるときの動作を示している。また、ステップS1b、S2b、S3bは、記憶部1a1から起動情報の読み出しが不可であるときの動作を示している。
〔ステップS2a〕記憶部1b1が交換対象となった場合、記憶部1b1から新記憶部1b11への載せ替えが行われたモジュールmb-1が、制御装置1に搭載される。
〔ステップS2b〕記憶部1b1が交換対象となった場合、記憶部1b1から新記憶部1b11への載せ替えが行われたモジュールmb-1が、制御装置1に搭載される。
次に第2の実施の形態について説明する。第2の実施の形態は、図1に示した情報処理装置1-1の機能をストレージシステムに適用したものである。図2はストレージシステムの構成の一例を示す図である。ストレージシステム1-2は、ストレージ装置10-1と、DE(Disk Enclosure)2aを備え、例えば、記憶装置を多重化したRAID(Redundant Array of Inexpensive Disks)システムである。
図3は2台のCM構成でBUDが順番に故障したときの運用例を示す図である。システムの運用中、CM10bのBUD13bが故障したとする。この場合、BUD13bの故障に伴いCM10b全体の動作が停止されるとする。
ストレージシステム1-2では、ホストから記憶装置20へのデータ書込み要求があった場合、通常はライトバックモードによる書込みを行う。ライトバックモードは、メモリ12にデータを書き込んだ直後に書き込み完了となり、実際の記憶装置20への書き込みは、CM10のOS(Operating System)動作とは非同期に行われる。
システム内で冗長化されている複数のCMは、各BUDに格納されたファームウェアで起動するが、ファームウェア版数は同一であることが求められる。これは、ファームウェア版数によって機能仕様やインタフェース仕様に違いがある可能性があるので、版数の違いによって仕様の不整合が生じると、システムの正常運用ができなくなるからである。
図4はファームウェア版数の合わせ込み処理の一例を示す図である。起動に要するファームウェア版数をVer.1とする。また、CM10aがオンライン状態であり、CM10bが保守対象とする。
〔ステップS14〕CM10bは、オンライン状態になる。
図5は活性保守交換が不可となる理由を説明するための図である。ストレージシステム3は、ストレージ装置30-1と、DE4aを備える。ストレージ装置30-1は、2台のCM30a、30bを有し、CM30aは、BUD33aを含み、CM30bは、BUD33bを含むとする。
(CM30aの保守)
CM30aの運用中にBUD33aを保守する場合、ハードウェアの構造上、BUD33aのみを引き抜いて、代わりの保守BUDを搭載するという作業は行えない。したがって、BUD単体での保守交換ができないため、BUDの交換を行う場合は、CMの筐体抜き差しを伴うCM保守になる。
一方、CM30aは限定運用でそのまま稼動させておき、CM30b側のBUD33bを保守することが考えられる。この場合、CM30bを筐体から抜いて、故障したBUD33bから保守BUDへの載せ替えを行って、保守後のCM30bが筐体に挿入される。この場合、上述のようにファームウェアの合わせ込み処理が行われる。
図6はCMのハードウェア構成の一例を示す図である。CM10は、プロセッサ(コンピュータ)100によって装置全体が制御されている。プロセッサ100は、図2に示した、プロセッサ11a、11bの機能を実現する。
さらにまた、入出力インタフェース102は、周辺機器を接続するための通信インタフェースとしても機能する。例えば、入出力インタフェース102は、レーザ光等を利用して、光ディスクに記録されたデータの読み取りを行う光学ドライブ装置を接続することができる。光ディスクには、Blu-rayDisc(登録商標)、CD-ROM(Compact Disc Read Only Memory)、CD-R(Recordable)/RW(Rewritable)等がある。
DE2a内の記憶装置20-1、・・・、20-nには、I/O制御対象のデータ以外の制御情報等を格納しておくためのシステムエリアが設けられる。
図8はBUDに格納される情報の一例を示す図である。BUD13には、例えば、ファームウェアd1、構成ファイルd2、ファームアーカイブd3、ログデータd4およびバックアップ情報d5が格納される。
図9は保守BUDに格納される情報の一例を示す図である。保守BUD14は、故障したBUD13に代わって保守対象のCM10に載せ替えられるBUDである。保守BUD14に格納されている情報は、CM10を起動するためのファームウェアd1が格納されているのみで、その他の情報は空の状態である(その他の情報は、システム運用中に共有化されて保守BUD14に随時格納されていく)。
図10は稼動側のCMのファームウェア版数合わせ込み処理の一例を示す図である。2台のCM構成のうち、CM10bはBUD13bの故障により動作が停止し、その後、CM10aのBUD13aが故障してCM10aは限定運用になっているとする。そして、CM10bが抜き出されて、故障BUD13bから保守BUD14に載せ替えられたCM10b(保守CM10b)がストレージ装置10-1に挿入されたとする。
〔ステップS23〕プロセッサ11aは、保守CM10bからの応答を受信すると、ファームウェアの読み出し元になるBUD13aが正常か否かを判定する。BUD13aが正常でない場合はステップS24へ処理が進み、BUD13aが正常な場合はステップS25へ処理が進む。
〔ステップS25〕プロセッサ11aは、BUD13aからファームウェアを読み出す。
〔ステップS27〕プロセッサ11aは、保守CM10bからの応答(書込み完了通知)を待つ。
〔ステップS31〕保守CM10b内のプロセッサ11bは、CM10aから送信されるファームウェア適用指示を待つ。
〔ステップS33〕プロセッサ11bは、受信準備完了通知をCM10aへ送信する。
〔ステップS35〕プロセッサ11bは、ファームウェアを受信すると、BUD13bにファームウェアを書き込む。
図12は全BUD故障時の保守におけるファームウェア版数合わせ込み処理の流れを示す図である。CM10bを保守対象とした場合のファームウェア版数合わせ込み処理の流れを示している。なお、システムを稼動するファームウェア版数をVer.1とする。また、故障BUDからの載せ替え後の保守BUDに書き込まれているファームウェア版数をVer.2とする。
〔ステップS44〕CM10bは、オンライン状態になる。
〔ステップS54〕CM10aは、オンライン状態になる。
記憶装置20に設けたファームウェアを格納しておくシステムエリア20aは、BUD13とは異なりCM10とは直接接続されておらず、CM10とDE2aとを繋ぐ中継モジュールを介してCM10に接続される。
システムエリア20aは、上述したように、少なくとも2台以上の記憶装置20に設けられて冗長化されている。したがって、運用中にシステムエリア20aを有している1台の記憶装置20が故障した場合、冗長性がなくなることになる。
システムエリア20aへのファームアーカイブへの格納タイミングは、基本的にはファームウェアを更新したタイミングで行われる。
〔ステップS63〕プロセッサ11aは、更新後のファームアーカイブから更新後のファームウェアを抽出し、BUD13のファームウェア領域に、更新後のファームウェアを格納する。
〔ステップS65〕プロセッサ11aは、更新後のファームウェアで起動するために、CM10a内のモジュールの電源のオフ(再起動を行うためのパワーダウン)を行い、所定時間後に電源をオンする電源自律制御を行う。
〔ステップS67〕プロセッサ11aは、更新後のファームウェアで起動したCM10aで、CM10bおよびDE2aとの通信を再開する。
〔ステップS71〕プロセッサ11bは、CM10bの電源のオフ/オンを行う(上述と同じ電源自律制御)。
〔ステップS73〕プロセッサ11bは、更新後のファームウェアで起動したCM10bで、CM10aおよびDE2aとの通信を再開する。
前記制御装置が入出力制御の対象とするデータと、前記起動情報とを格納する記憶装置と、
を備え、
前記第1の制御部は、
前記第2の記憶部が新記憶部に交換された場合に、前記第1の記憶部から前記起動情報を読み出せるとき、前記新記憶部に前記第1の記憶部から読み出した前記起動情報を書き込み、
前記第1の記憶部から前記起動情報を読み出せないとき、前記新記憶部に前記記憶装置から読み出した前記起動情報を書き込む、
情報処理装置。
(付記3) 前記第1の制御部は、前記第1の記憶部が交換対象となった場合、前記第1の記憶部の載せ替え後の前記新記憶部に、前記第2の制御部に搭載されている前記新記憶部から読み出した前記起動情報を書き込み、書き込んだ前記起動情報にもとづいて起動する付記1記載の情報処理装置。
前記第1の記憶部から前記起動情報を読み出せるとき、新記憶部に前記第1の記憶部から読み出した前記起動情報を書き込み、
前記第1の記憶部から前記起動情報を読み出せないとき、前記新記憶部に前記記憶装置から読み出した前記起動情報を書き込む、
処理を前記第1の制御部内のコンピュータに実行させるプログラム。
(付記8) 起動時に要する起動情報を格納する第1の記憶部を含み、前記起動情報にもとづいて起動する第1の制御部を有する制御装置と、
前記制御装置が入出力制御の対象とするデータと、前記起動情報とを格納する記憶装置と、
を備え、
第2の記憶部を含み、前記起動情報にもとづいて起動する第2の制御部が前記制御装置に設置された場合、
前記第1の制御部は、
前記第1の記憶部から前記起動情報を読み出せるとき、前記第1の記憶部から読み出した前記起動情報を前記第2の記憶部に書き込み、
前記第1の記憶部から前記起動情報を読み出せないとき、前記記憶装置から読み出した前記起動情報を前記第2の記憶部に書き込む、
情報処理装置。
1 制御装置
1a、1b 制御部
1a1、1b1 記憶部
1b11 新記憶部
2 記憶装置
ma、mb モジュール
mb-1 交換後のモジュール
Claims (5)
- 起動情報を格納する第1の記憶部と、前記第1の記憶部から読み出した前記起動情報にもとづいて起動する第1の制御部と、前記起動情報を格納する第2の記憶部と、前記第2の記憶部から読み出した前記起動情報にもとづいて起動する第2の制御部とを有する制御装置と、
前記制御装置が入出力制御の対象とするデータと、前記起動情報とを格納する記憶装置と、
を備え、
前記第1の制御部は、
前記第2の記憶部が新記憶部に交換された場合に、前記第1の記憶部から前記起動情報を読み出せるとき、前記新記憶部に前記第1の記憶部から読み出した前記起動情報を書き込み、
前記第1の記憶部から前記起動情報を読み出せないとき、前記新記憶部に前記記憶装置から読み出した前記起動情報を書き込む、
情報処理装置。 - 前記第2の制御部は、前記新記憶部に書き込まれた前記起動情報にもとづいて起動する請求項1記載の情報処理装置。
- 前記第1の制御部は、前記第1の記憶部が交換対象となった場合、前記第1の記憶部の載せ替え後の前記新記憶部に、前記第2の制御部に搭載されている前記新記憶部から読み出した前記起動情報を書き込み、書き込んだ前記起動情報にもとづいて起動する請求項1記載の情報処理装置。
- 前記第1の制御部は、前記第2の記憶部と対になる前記第2の制御部の電源レベルを監視し、前記電源レベルの変動にもとづいて前記第2の記憶部が交換されたことを検出する請求項1記載の情報処理装置。
- 起動情報を格納する第1の記憶部と、前記第1の記憶部から読み出した前記起動情報にもとづいて起動する第1の制御部と、前記起動情報を格納する第2の記憶部と、前記第2の記憶部から読み出した前記起動情報にもとづいて起動する第2の制御部とを有する制御装置と、前記制御装置が入出力制御の対象とするデータと、前記起動情報とを格納する記憶装置と、を備えるシステムにおける前記第2の記憶部が交換された場合、
前記第1の記憶部から前記起動情報を読み出せるとき、新記憶部に前記第1の記憶部から読み出した前記起動情報を書き込み、
前記第1の記憶部から前記起動情報を読み出せないとき、前記新記憶部に前記記憶装置から読み出した前記起動情報を書き込む、
処理を前記第1の制御部内のコンピュータに実行させるプログラム。
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JP2018156359A JP7100255B2 (ja) | 2018-08-23 | 2018-08-23 | 情報処理装置およびプログラム |
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