JP7099710B2 - 通信端末及び情報管理方法 - Google Patents

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Description

本開示は通信端末、コアネットワーク装置、通信システム、情報管理方法、及びプログラムに関する。
ネットワークスライス(network slice)は、特定のユースケースにおける通信サービスを実現する論理的なネットワーク機能の集合(collection)及びリソースの集合である。ネットワークスライシング(network slicing)は、一つの物理的なネットワークを複数のスライス(slice)へ分割する処理である。
非特許文献1にはUE(User Equipment)が、NSSAI(Network Slice Selection Assistance Information)を用いる処理が記載されている。具体的には、UEは、ネットワークスライスインスタンス(Network Slice Instances: NSIs)を選択することが記載されている。NSSAIは、複数のパラメータを含む。UEには、予めNSSAIが設定されている。
また、NSSAIは、SM(Session Management)-NSSAIの集合(collection)である。SM-NSSAIは、さらに、SST(Slice/Service type)及びSD(Slice Differentiator)を含む。
SSTは、ネットワークスライスの特徴(features)及びネットワークスライスの提供するサービスに関するネットワークの挙動(behaviour)を示す。SDは、ネットワークスライスインスタンスを選択する際に用いられるSSTを補足する(complement)情報である。
3GPP TR 23.799 V2.0.0 (2016-11)
ネットワークスライスを選択する際に用いられるNSSAIは、予めUEに設定される。そのため、UEが利用可能な新たなネットワークスライスもしくは新たなサービスが生成されても、UEが保持するNSSAIが更新されることはない。そのため、UEが、新たに生成されたネットワークスライスもしくはサービスを利用することができないという問題がある。
本開示の目的は、上述した課題を鑑み、新たに生成されたネットワークスライスもしくはサービスを利用することができる通信端末、情報管理方法、及び、プログラムを提供することにある。さらに、本開示の目的は、UEに対して新たに生成されたネットワークスライスもしくはサービスを利用させることができるコアネットワーク装置及び通信システムを提供することにある。
本開示の第1の態様にかかる通信端末は、コアネットワークにおいて管理されている自装置の加入者情報の変更もしくは自装置の位置の変更に伴い、前記コアネットワークからSM(Session Management)-NSSAI(Network Slice Selection Assistance Information)に関するパラメータを受信する通信部と、前記SM-NSSAIに関するパラメータを用いて、ネットワークスライスを選択するために管理しているNSSAIを更新する制御部と、を備える。
本開示の第2の態様にかかるコアネットワーク装置は、加入者情報管理装置において管理されている通信端末の加入者情報の変更もしくは前記通信端末の位置の変更に伴い、前記加入者情報管理装置からSM(Session Management)-NSSAI(Network Slice Selection Assistance Information)に関するパラメータを受信する通信部と、前記SM-NSSAIに関する情報を用いて、前記通信端末が利用するネットワークスライスを選択するために管理しているNSSAIを更新する制御部と、を備える。
本開示の第3の態様にかかる通信システムは、通信端末の加入者情報もしくは前記通信端末の位置の変更に伴い、SM(Session Management)-NSSAI(Network Slice Selection Assistance Information)に関するパラメータを前記通信端末へ送信する加入者情報管理装置と、前記SM-NSSAIに関するパラメータを受信し、前記SM-NSSAIに関するパラメータを用いて、ネットワークスライスを選択するために管理しているNSSAIを更新する前記通信端末と、を備える。
本開示の第4の態様にかかる通信端末の情報管理方法は、コアネットワークにおいて管理されている前記通信端末の加入者情報の変更もしくは前記通信端末の位置の変更に伴い、前記コアネットワークからSM(Session Management)-NSSAI(Network Slice Selection Assistance Information)に関するパラメータを受信し、前記SM-NSSAIに関するパラメータを用いて、ネットワークスライスを選択するために管理しているNSSAIを更新する。
本開示の第5の態様にかかるプログラムは、コアネットワークにおいて管理されている通信端末の加入者情報の変更もしくは前記通信端末の位置の変更に伴い、前記コアネットワークからSM(Session Management)-NSSAI(Network Slice Selection Assistance Information)に関するパラメータを受信し、前記SM-NSSAIに関するパラメータを用いて、ネットワークスライスを選択するために管理しているNSSAIを更新することをコンピュータに実行させる。
本開示により、新たに生成されたネットワークスライスもしくはサービスを利用することができる通信端末、情報管理方法、及び、プラグラムを提供することができる。さらに、UEに対して新たに生成されたネットワークスライスもしくはサービスを利用させることができるコアネットワーク装置及び通信システムを提供すること提供することができる。
実施の形態1にかかる通信端末の構成図である。 実施の形態2にかかるNSSAI更新処理の流れを示す図である。 実施の形態2にかかるNSSAI更新処理の流れを示す図である。 実施の形態2にかかるNSSAI更新処理の流れを示す図である。 実施の形態2にかかるNSSAI更新処理の流れを示す図である。 実施の形態2にかかるNSSAI更新処理の流れを示す図である。 実施の形態2にかかるNSSAI更新処理の流れを示す図である。 実施の形態2にかかるNSSAI更新処理の流れを示す図である。 実施の形態2にかかるNSSAI更新処理の流れを示す図である。 実施の形態3にかかるAMFの構成図である。 実施の形態3にかかるNSSAI更新処理の流れを示す図である。 実施の形態3にかかるNSSAI更新処理の流れを示す図である。 実施の形態3にかかるNSSAI更新処理の流れを示す図である。 実施の形態3にかかるNSSAI更新処理の流れを示す図である。 実施の形態3にかかるNSSAI更新処理の流れを示す図である。 実施の形態3にかかるNSSAI更新処理の流れを示す図である。 実施の形態3にかかるNSSAI更新処理の流れを示す図である。 実施の形態3にかかるNSSAI更新処理の流れを示す図である。 実施の形態4にかかるNSSAI更新処理の流れを示す図である。 実施の形態4にかかるNSSAI更新処理の流れを示す図である。 実施の形態4にかかるNSSAI更新処理の流れを示す図である。 実施の形態4にかかるNSSAI更新処理の流れを示す図である。 実施の形態4にかかるNSSAI更新処理の流れを示す図である。 実施の形態4にかかるNSSAI更新処理の流れを示す図である。 実施の形態4にかかるNSSAI更新処理の流れを示す図である。 実施の形態4にかかるNSSAI更新処理の流れを示す図である。 実施の形態5にかかるNSSAI更新処理の流れを示す図である。 実施の形態5にかかるNSSAI更新処理の流れを示す図である。 実施の形態5にかかるNSSAI更新処理の流れを示す図である。 実施の形態5にかかるNSSAI更新処理の流れを示す図である。 それぞれの実施の形態にかかる通信端末の構成図である。 それぞれの実施の形態にかかるAMF構成図である。
(実施の形態1)
以下、図面を参照して本開示の実施の形態について説明する。はじめに、図1を用いて実施の形態1にかかる通信端末10の構成例について説明する。通信端末10は、プロセッサがメモリに格納されたプログラムを実行することによって動作するコンピュータ装置であってもよい。通信端末10は、例えば、携帯電話端末、スマートフォン端末、タブレット型端末であってもよい。また、通信端末10は、IoT(Internet of Things)端末、もしくは、MTC(Machine Type Communication)端末であってもよい。
通信端末10は、通信部11及び制御部12を有している。通信部11及び制御部12は、プロセッサがメモリに格納されたプログラムを実行することによって処理が実行されるソフトウェアもしくはモジュールであってもよい。もしくは、通信部11及び制御部12は、回路もしくはチップ等のハードウェアであってもよい。
通信部11は、SM(Session Management)-NSSAI(Network Slice Selection Assistance Information)に関するパラメータを受信する。例えば、通信部11は、コアネットワークにおいて管理されている通信端末10の加入者情報の変更もしくは通信端末10の位置の変更に伴い、コアネットワークからSM-NSSAIに関するパラメータを受信する。
SM-NSSAIに関するパラメータは、例えば、SM-NSSAIを識別する情報を含んでもよい。または、SM-NSSAIに関するパラメータは、SST(Slice/Service type)もしくはSD(Slice Differentiator)を含んでもよい。SM-NSSAIに関するパラメータは、コアネットワークにおいて管理されている通信端末10の加入者情報の変更もしくは通信端末10の位置の変更に伴い更新もしくは変更される。
例えば、通信端末10が、新たなネットワークスライスを利用したサービスの提供を希望する場合、通信端末10のSM-NSSAIに関するパラメータが変更される。また、通信端末10が移動し、移動先のエリアにおいて提供されているネットワークスライスが、移動前のエリアにおいて提供されているネットワークスライスと異なることがある。このような場合にも、通信端末10のSM-NSSAIに関するパラメータが変更される。
制御部12は、SM-NSSAIに関するパラメータを用いて、ネットワークスライスを選択するために管理しているNSSAIを更新する。NSSAIは、SM-NSSAIの集合(collection)である。SM-NSSAIは、さらに、SST及びSDを含む。これより、SM-NSSAIの識別情報、SST、及びSDのいずれかが変更された場合、通信端末10において管理されているNSSAIに関する情報も変更される。また、通信端末10は、情報管理方法を実行する。具体的には、通信端末10は、コアネットワークにおいて管理されている通信端末10の加入者情報の変更もしくは通信端末10の位置の変更に伴い、コアネットワークからSM-NSSAIに関するパラメータを受信する。次に、通信端末10は、SM-NSSAIに関するパラメータを用いて、ネットワークスライスを選択するために管理しているNSSAIを更新する。
以上説明したように、通信端末10は、コアネットワーク側から、SM-NSSAIが変更された際に、SM-NSSAIを受信することができる。これより、通信端末10は、保持しているNSSAIに関する情報を更新もしくは変更することができる。
(実施の形態2)
続いて、図2及び図3を用いて、3GPPにおいて定義されている通信システムにおいて実行される、NSSAI更新処理の流れについて説明する。また、図2以降においては、UE20、NG(Next Generation) (R)AN((Radio) Access Network)21を有する通信システムにおいて実行される処理について説明する。さらに、図2以降においては、AMF(Access and Mobility Management Function)エンティティ22において実行される処理について説明する。さらに、図2以降においては、UDM(Unified Data Management)エンティティ23を有する通信システムにおいて実行される処理について説明する。さらに、図2以降においては、PCF(Policy Control Function)エンティティ24を有する通信システムにおいて実行される処理について説明する。AMFエンティティ22は、以降、AMF22とする。UDMエンティティ23は、以降、UDM23とする。PCFエンティティ24は、以降、PCF24とする。
AMF22、UDM23、及びPCF24は、コアネットワークを構成する。AMF22、UDM23、及びPCF24は、コアネットワーク装置と称されてもよい。UE20、NG (R)AN21、AMF22、UDM23、及びPCF24は、プロセッサがメモリに格納されたプログラムを実行することによって動作するコンピュータ装置であってもよい。
UE20は、3GPPにおいて通信端末の総称として用いられる。NG (R)AN21は、例えば、5Gと称される次世代アクセスネットワークを示す。もしくは、NG (R)AN21は、アクセスネットワークに配置される通信装置、例えば、基地局等の装置であってもよい。NG (R)AN21は、無線アクセスネットワークであってもよく、固定通信を用いたアクセスネットワークであってもよい。
AMF22は、UE20に関するモビリティ管理を行う。さらに、AMF22は、UDM23もしくはPCF24と連携してUE20に関する認証処理を行う。UDM23は、UE20の加入者データを管理する。PCF24は、通信システムにおけるポリシー情報を管理する。UDM23は、加入者情報管理装置と称されてもよい。加入者情報管理装置は、UDM23及びUDR(User Data Repository)を含んでもよい。UDRは、UE20の加入者情報を蓄積する。
図2及び図3は、UE20においてネットワークスライスに関する情報を更新する処理の流れを示している。ネットワークスライスに関する情報は、例えば、NSSAIであってもよい。
はじめに、UE20は、Subscription update requestメッセージをAMF22へ送信する(S1)。Subscription update requestメッセージは、UE20の加入者情報の変更もしくは更新を要求する要求メッセージである。Subscription update requestメッセージは、UE ID、UE Capabilities、New Service Capabilities、及びOld NSSAIを含む。UE IDは、UE20を識別する情報である。UE IDは、例えば、IMSI(International Mobile Subscriber Identity)、TMSI(Temporary Mobile Subscriber Identity)、GUTI(Globally Unique Temporary Identiifer)、もしくはTemp IDであってもよい。UE Capabilitiesは、例えば、UE20において実行される暗号化及び完全性保証に用いられるアルゴリズム情報を示す情報であってもよい。また、UE Capabilitiesは、UE20が1つの無線周波数帯に対応するsingle radioか、2つの無線周波数帯に対応するdual radioかを示す情報を含んでもよい。また、UE Capabilitiesは、low-cost-deviceであるか、固定端末(fixed terminal)か、バッテリー制限(battery constrain)を伴う端末であるか、を示す情報を含んでもよい。UE20において実行される暗号化及び完全性保証に用いられるアルゴリズム情報を示す情報は、例えば、UE Security Capabilitiesと称されてもよい。
New Service Capabilitiesは、UE20が希望するサービスに関する情報を含んでもよい。サービスに関する情報は、例えば、サービス内容、サービス仕様等に関する情報であってもよい。
Old NSSAIは、現在、UE20が管理しているNSSAIに関する情報である。Old NSSAIは、例えば、NSSAIを識別する情報であってもよい。
次に、AMF22は、要求メッセージの完全性を確認する(verify)(S2)。次に、AMF22は、UE ID、UE Security capabilities、及び加入者情報を認証する(verify)(S3)。AMF22は、UE Security capabilitiesを含むUE capabilitiesを認証してもよい。
次に、AMF22は、UDM23へSubscription Update requestメッセージを送信する(S4)。UDM23は、UE20が新たに生成(subscribe)されたネットワークスライスへ接続することができるか否かを判定する(S5)。次に、UDM23は、UE20が新たに生成されたネットワークスライスへ接続することができる場合、UE20の加入者情報を更新する(S6)。例えば、UDM23は、UE20に関連付けられているSM-NSSAI及びSDを更新する。
次に、UDM23は、AMF22へNSSAI Update Requestメッセージを送信する(S7)。NSSAI Update Requestメッセージは、New SM-NSSAI、New SD、及びUE IDを含む。New SM-NSSAI及びNew SDは、更新後のSM-NSSAI及びSDを示す。
次に、AMF22は、UDM23から受信したNSSAI Update RequestメッセージをUE20へ転送する(S8)。
次に、UE20は、New SM-NSSAI及びNew SDを用いて、保持しているNSSAIを更新する(S9)。つまり、UE20は、New SM-NSSAI及びNew SDを用いて、Old NSSAIを更新する。次に、UE20は、AMF22へNSSAI Update Responseメッセージを送信する(S10)。NSSAI Update Responseメッセージは、UE ID及び更新後のNSSAI(Updated NSSAI)を含む。次に、AMF22は、UE20から受信したNSSAI Update ResponseメッセージをUDM23へ転送する(S11)。
次に、UDM23は、UE20の加入者情報及びUE20に関するポリシー情報を更新するために、PCF24と相互に通信する(interact)。UDM23は、UDR(User Data Repository)を介してPCF24と通信する。例えば、UDM23は、UDRからUE20の加入者情報を抽出し、抽出した加入者情報をPCF24へ送信する。
次に、UDM23は、AMF22へ、Subscription Update Responseメッセージを送信する(S13)。次に、AMF22は、UDM23から受信したSubscription Update ResponseメッセージをUE20へ転送する(S14)。
続いて、図4及び図5を用いて、図2及び図3とは異なる、NSSAI更新処理の流れについて説明する。図4においては、AMF22は、ステップS23においてUE20の加入者情報の認証を行わず、UDM23が、ステップS25においてUE20の加入者情報の認証を行う。その他のステップについては、図2及び図3のステップS1~S14と同様であるため詳細な説明を省略する。
続いて、図6及び図7を用いて、図2及び図3とは異なる、NSSAI更新処理の流れについて説明する。図7は、ステップS47において、UDM23が、AMF22へ、SST及びNew SDを含むNSSAI Update Requestメッセージを送信する。つまり、UDM23は、ステップS46において、UE20の加入者情報として、SDを更新する。
さらに、ステップS48において、AMF22は、UDM23から受信したNSSAI Update RequestメッセージをUE20へ転送する。ステップS49において、UE20は、New SDを用いて保持しているNSSAIを更新する。つまり、UE20は、New SM-NSSAIの代わりに、New SDを用いてNSSAIを更新する。その他のステップについては、図2及び図3のステップS1~S14と同様であるため詳細な説明を省略する。
続いて、図8及び図9を用いて、図6及び図7とは異なる、NSSAI更新処理の流れについて説明する。図8においては、AMF22は、ステップS63においてUE20の加入者情報の認証を行わず、UDM23が、ステップS65においてUE20の加入者情報の認証を行う。その他のステップについては、図6及び図7のステップS41~S54と同様であるため詳細な説明を省略する。
以上説明したように、図2~図9の処理を実行することによって、UE20は、AMF22から、New SM-NSSAI及びNew SDの少なくとも一方を受信することができる。その結果、UE20は、保持しているNSSAI(つまり、Old NSSAI)を更新することができる。
(実施の形態3)
続いて、図10を用いて、実施の形態3にかかるAMF22の構成例について説明する。AMF22は、通信部31及び制御部32を有している。通信部31及び制御部32は、プロセッサがメモリに格納されたプログラムを実行することによって処理が実行されるソフトウェアもしくはモジュールであってもよい。もしくは、通信部31及び制御部32は、回路もしくはチップ等のハードウェアであってもよい。
通信部31は、UDM23から、UE20に関連付けられたSM-NSSAIに関するパラメータを受信する。例えば、通信部31は、UDM23において管理されているUE20の加入者情報の変更もしくはUE20の位置の変更に伴い、UDM23から、UE20に関連付けられたSM-NSSAIに関するパラメータを受信する。
制御部32は、UE20が利用するネットワークスライスを選択する際に用いるNSSAIを更新する。
続いて、図11及び図12を用いてNSSAI更新処理の流れについて説明する。ステップS81~S87は、図2のステップS1~S7と同様であるため詳細な説明を省略する。
図12においては、AMF22は、ステップS87において、UE20のUE ID、UE20に関連付けられたNew SM-NSSAI及びNew SDを受信する。次に、AMF22は、ステップS88において、UE20に関連付けられたNew SM-NSSAI及びNew SDを用いて、保持しているUE20に関連付けられたNSSAIを更新する。
図12のステップS89及びS90は、図3のステップS11及びS12と同様であるため詳細な説明を省略する。
図12においては、UDM23は、ステップS91において、AMF22へ、New NSSAIを含むSubscription Update Responseメッセージを送信する。さらに、AMF22は、ステップS92において、New NSSAIを含むSubscription Update Responseメッセージを送信する。
また、ステップS86の後に、UDM23が、UE20に関連付けて保持しているNSSAIを更新した場合、ステップS87~S89は省略されてもよい。
続いて、図13及び図14を用いて、図11及び図12とは異なる、NSSAI更新処理の流れについて説明する。図13においては、AMF22は、ステップS103においてUE20の加入者情報の認証を行わず、UDM23が、ステップS105においてUE20の加入者情報の認証を行う。その他のステップについては、図11及び図12のステップS81~S92と同様であるため詳細な説明を省略する。
続いて、図15及び図16を用いて、図11及び図12とは異なる、NSSAI更新処理の流れについて説明する。図16のステップS127において、UDM23が、AMF22へ、SST及びNew SDを含むNSSAI Update Requestメッセージを送信する。つまり、UDM23は、ステップS126において、UE20の加入者情報として、SDを更新する。
さらに、ステップS128において、AMF22は、New SDを用いて、UE20に関連付けて保持しているNSSAIを更新する。その他のステップについては、図11及び図12のステップS81~S92と同様であるため詳細な説明を省略する。
続いて、図17及び図18を用いて、図15及び図16とは異なる、NSSAI更新処理の流れについて説明する。図17においては、AMF22は、ステップS143においてUE20の加入者情報の認証を行わず、UDM23が、ステップS145においてUE20の加入者情報の認証を行う。その他のステップについては、図15及び図16のステップS121~S132と同様であるため詳細な説明を省略する。
以上説明したように、図11~図18の処理を実行することによって、AMF22は、UE20に関連付けて保持しているNSSAIを更新することができる。さらに、UE20は、AMF22において更新されたNSSAIを受信することができる。その結果、UE20は、保持しているNSSAI(つまり、Old NSSAI)を更新することができる。
(実施の形態4)
続いて、図19及び図20を用いて、NSSAI更新処理の流れについて説明する。図19及び図20は、コアネットワーク側の処理をトリガーとするNSSAIの更新処理を示している。はじめに、UDM23は、UE20の加入者情報を変更する(S161)。次に、UDM23は、UE20が新たに生成(subscribe)されたネットワークスライスへ接続することができるか否かを判定する(S162)。さらに、UDM23は、UE20の加入者情報の認証を行う(S162)。
次に、UDM23は、AMF22へ、NSSAI Update Requestメッセージを送信する(S163)。NSSAI Update Requestメッセージは、New SM-NSSAI、SST、New SD、及びUE IDを含む。次に、AMF22は、UE ID、及び新たなネットワークスライスへアクセスするために用いられるUE Security capabilitiesを認証する(verify)(S164)。AMF22は、UE Security capabilitiesを含むUE capabilitiesを認証してもよい。ステップS165~S171は、図3のステップS8~S14と同様であるため詳細な説明を省略する。ただし、ステップS170及びS171においては、Subscription Update Responseメッセージの代わりに、NSSAI Update Response Ackメッセージが用いられる。
続いて、図21及び図22を用いて、図19及び図20と異なる、NSSAI更新処理の流れについて説明する。図21は、ステップS183において、UDM23が、AMF22へ、SST及びNew SDを含むNSSAI Update Requestメッセージを送信する。つまり、UDM23は、ステップS181において、UE20の加入者情報として、SDを変更する。
さらに、ステップS185において、AMF22は、UDM23から受信したNSSAI Update RequestメッセージをUE20へ転送する。ステップS186において、UE20は、New SDを用いて保持しているNSSAIを更新する。その他のステップについては、図19及び図20のステップS161~S171と同様であるため詳細な説明を省略する。
続いて、図23及び図24を用いて、図19及び図20と異なる、NSSAI更新処理の流れについて説明する。ステップS201~S203は、図19のステップS161~S163と同様であるため詳細な説明を省略する。
次に、AMF22は、UE20へ、NSSAI Requestメッセージを送信する(S204)。次に、UE20は、NSSAI Requestメッセージに対する応答メッセージとして、AMF22へ、NSSAI Responseメッセージを送信する(S205)。NSSAI Responseメッセージは、Old NSSAIを含む。ステップS204及びS205は、省略されてもよい。
ステップS206~S210は、図12のステップS88~S92と同様であるため詳細な説明を省略する。ただし、ステップS209及びS210においては、Subscription Update Responseメッセージの代わりに、NSSAI Update Response Ackメッセージが用いられる。さらに、ステップS209において、UDM23は、NSSAI Update Responseメッセージに、UE IDを含めてもよい。また、ステップS202の後に、UDM23が、UE20に関連付けて保持しているNSSAIを更新した場合、ステップS203~S207は省略されてもよい。
続いて、図25及び図26を用いて、図23及び図24と異なる、NSSAI更新処理の流れについて説明する。図25は、ステップS223において、UDM23が、AMF22へ、SST及びNew SDを含むNSSAI Update Requestメッセージを送信する。
さらに、ステップS226において、AMF22は、New SDを用いて、UE20に関連付けられたNSSAIを更新する。ステップS227~S230は、図24のステップS207~210と同様であるため詳細な説明を省略する。
以上説明したように、図19~図26の処理を実行することによって、UE20もしくはAMF22は、UDM23において加入者情報が変更されたことをトリガーとして、UE20に関連付けて保持しているNSSAIを更新することができる。
(実施の形態5)
続いて、図27及び図28を用いて、NSSAI更新処理の流れについて説明する。はじめに、AMF22は、UE20の位置が変更されたことを検出する(S241)。次に、AMF22は、NSSAI Change RequiredメッセージをUDM23へ送信する(S242)。NSSAI Change Requiredメッセージは、UE20のUE ID、UE Location information、及びOld NSSAIを含む。
次に、UDM23は、UE20の移動先におけるネットワークスライスへ接続するために用いられるUE20のUE ID及びUE Security capabilitiesの認証を行う(S243)。さらに、UDM23は、UE20の新たな接続先となるネットワークスライスへ接続することができるか否かを判定する(S244)。
次に、UDM23は、AMF22へ、NSSAI Update Requestメッセージを送信する(S245)。NSSAI Update Requestメッセージは、New NSSAI及びUE IDを含む。次に、AMF22は、受信したNSSAI Update RequestメッセージをUE20へ転送する(S246)。
次に、UE20は、移動先において提供されている1以上のネットワークスライスを利用するためにNSSAIを更新する(S247)。ステップS248~S252は、図20のステップS167~S171と同様であるため詳細な説明を省略する。
次に、図29及び図30を用いて、NSSAI更新処理の流れについて説明する。ステップS261~S265は、図27及び図28におけるステップS241~S245と同様であるため詳細な説明を省略する。
次に、AMF22は、UE20へ、NSSAI Requestメッセージを送信する(S267)。次に、UE20は、NSSAI Requestメッセージに対する応答メッセージとして、AMF22へ、NSSAI Responseメッセージを送信する(S268)。NSSAI Responseメッセージは、Old NSSAIを含む。次に、AMF22は、UE20が移動先において提供されている1以上のネットワークスライスを利用するためにNSSAIを更新する(S269)。ステップS270~S273は、図26のステップS227~S230と同様であるため詳細な説明を省略する。
以上説明したように、図27~図30の処理を実行することによって、UE20もしくはAMF22は、AMF22においてUE20の位置情報が変更されたことをトリガーとして、UE20に関連付けて保持しているNSSAIを更新することができる。
続いて以下では、図31及び図32を用いて、上述の複数の実施形態で説明された通信端末10及びAMF22の構成例について説明する。
図31は、通信端末10の構成例を示すブロック図である。Radio Frequency(RF)トランシーバ1101は、eNBもしくはgNBと通信するためにアナログRF信号処理を行う。RFトランシーバ1101により行われるアナログRF信号処理は、周波数アップコンバージョン、周波数ダウンコンバージョン、及び増幅を含む。RFトランシーバ1101は、アンテナ1102及びベースバンドプロセッサ1103と結合される。すなわち、RFトランシーバ1101は、変調シンボルデータをベースバンドプロセッサ1103から受信し、送信RF信号を生成し、送信RF信号をアンテナ1102に供給する。変調シンボルデータは、OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)シンボルデータであってもよい。また、RFトランシーバ1101は、アンテナ1102によって受信された受信RF信号に基づいてベースバンド受信信号を生成し、これをベースバンドプロセッサ1103に供給する。
ベースバンドプロセッサ1103は、無線通信のためのデジタルベースバンド信号処理(データプレーン処理)とコントロールプレーン処理を行う。デジタルベースバンド信号処理は、(a) データ圧縮/復元、(b) データのセグメンテーション/コンカテネーション、(c) 伝送フォーマット(伝送フレーム)の生成/分解を含む。さらに、デジタルベースバンド信号処理は、(d) 伝送路符号化/復号化を含む。さらに、デジタルベースバンド信号処理は、(e) 変調(シンボルマッピング)/復調、及び(f) Inverse Fast Fourier Transform(IFFT)によるOFDMシンボルデータ(ベースバンドOFDM信号)の生成などを含む。一方、コントロールプレーン処理は、レイヤ1(e.g., 送信電力制御)、レイヤ2(e.g., 無線リソース管理、及びhybrid automatic repeat request(HARQ)処理)の通信管理を含む。さらに、コントロールプレーン処理は、レイヤ3(e.g., アタッチ、モビリティ、及び通話管理に関するシグナリング)の通信管理を含む。
例えば、LTEおよびLTE-Advancedの場合、ベースバンドプロセッサ1103によるデジタルベースバンド信号処理は、Packet Data Convergence Protocol(PDCP)レイヤを含んでもよい。さらに、デジタルベースバンド信号処理は、Radio Link Control(RLC)レイヤ、MACレイヤ、およびPHYレイヤの信号処理を含んでもよい。また、ベースバンドプロセッサ1103によるコントロールプレーン処理は、Non-Access Stratum(NAS)プロトコル、RRCプロトコル、及びMAC CEの処理を含んでもよい。
ベースバンドプロセッサ1103は、デジタルベースバンド信号処理を行うモデム・プロセッサ(e.g., Digital Signal Processor(DSP))を含んでもよい。さらに、ベースバンドプロセッサ1103は、コントロールプレーン処理を行うプロトコルスタック・プロセッサを含んでもよい。プロトコルスタック・プロセッサは、例えば、Central Processing Unit(CPU)、又はMicro Processing Unit(MPU)であってもよい。この場合、コントロールプレーン処理を行うプロトコルスタック・プロセッサは、後述するアプリケーションプロセッサ1104と共通化されてもよい。
アプリケーションプロセッサ1104は、CPU、MPU、マイクロプロセッサ、又はプロセッサコアとも呼ばれる。アプリケーションプロセッサ1104は、複数のプロセッサ(複数のプロセッサコア)を含んでもよい。アプリケーションプロセッサ1104は、メモリ1106又は図示されていないメモリから読み出されたシステムソフトウェアプログラム(Operating System(OS))を実行する。さらに、アプリケーションプロセッサは、様々なアプリケーションプログラムを実行することによって、通信端末10の各種機能を実現する。アプリケーションプログラムは、例えば、通話アプリケーション、WEBブラウザ、メーラ、カメラ操作アプリケーション、音楽再生アプリケーションであってもよい。
いくつかの実装において、図31に破線(1105)で示されているように、ベースバンドプロセッサ1103及びアプリケーションプロセッサ1104は、1つのチップ上に集積されてもよい。言い換えると、ベースバンドプロセッサ1103及びアプリケーションプロセッサ1104は、1つのSystem on Chip(SoC)デバイス1105として実装されてもよい。SoCデバイスは、システムLarge Scale Integration(LSI)またはチップセットと呼ばれることもある。
メモリ1106は、揮発性メモリ若しくは不揮発性メモリ又はこれらの組合せである。メモリ1106は、物理的に独立した複数のメモリデバイスを含んでもよい。揮発性メモリは、例えば、Static Random Access Memory(SRAM)若しくはDynamic RAM(DRAM)又はこれらの組み合わせである。不揮発性メモリは、マスクRead Only Memory(MROM)、Electrically Erasable Programmable ROM(EEPROM)、フラッシュメモリ、若しくはハードディスクドライブである。又は不揮発性メモリは、これらの任意の組合せである。例えば、メモリ1106は、ベースバンドプロセッサ1103、アプリケーションプロセッサ1104、及びSoC1105からアクセス可能な外部メモリデバイスを含んでもよい。メモリ1106は、ベースバンドプロセッサ1103内、アプリケーションプロセッサ1104内、又はSoC1105内に集積された内蔵メモリデバイスを含んでもよい。さらに、メモリ1106は、Universal Integrated Circuit Card(UICC)内のメモリを含んでもよい。
メモリ1106は、上述の複数の実施形態で説明された通信端末10による処理を行うための命令群およびデータを含むソフトウェアモジュール(コンピュータプログラム)を格納してもよい。いくつかの実装において、ベースバンドプロセッサ1103又はアプリケーションプロセッサ1104は、当該ソフトウェアモジュールをメモリ1106から読み出して実行することで、上述の実施形態で説明された通信端末10の処理を行うよう構成されてもよい。
図32は、AMF22の構成例を示すブロック図である。図32を参照すると、AMF22は、ネットワークインタフェース1201、プロセッサ1202、及びメモリ1203を含む。ネットワークインタフェース1201は、通信システムを構成する他のネットワークノード装置と通信するために使用される。ネットワークインタフェース1201は、例えば、IEEE 802.3 seriesに準拠したネットワークインタフェースカード(NIC)を含んでもよい。
プロセッサ1202は、メモリ1203からソフトウェア(コンピュータプログラム)を読み出して実行することで、上述の実施形態においてシーケンス図を用いて説明されたAMF22の処理を行う。プロセッサ1202は、例えば、マイクロプロセッサ、MPU(Micro Processing Unit)、又はCPU(Central Processing Unit)であってもよい。プロセッサ1202は、複数のプロセッサを含んでもよい。
メモリ1203は、揮発性メモリ及び不揮発性メモリの組み合わせによって構成される。メモリ1203は、プロセッサ1202から離れて配置されたストレージを含んでもよい。この場合、プロセッサ1202は、図示されていないI/Oインタフェースを介してメモリ1203にアクセスしてもよい。
図32の例では、メモリ1203は、ソフトウェアモジュール群を格納するために使用される。プロセッサ1202は、これらのソフトウェアモジュール群をメモリ1203から読み出して実行することで、上述の実施形態において説明されたAMF22の処理を行うことができる。
図32を用いて説明したように、AMF22が有するプロセッサの各々は、図面を用いて説明されたアルゴリズムをコンピュータに行わせるための命令群を含む1又は複数のプログラムを実行する。
上述の例において、プログラムは、様々なタイプの非一時的なコンピュータ可読媒体(non-transitory computer readable medium)を用いて格納され、コンピュータに供給することができる。非一時的なコンピュータ可読媒体は、様々なタイプの実体のある記録媒体(tangible storage medium)を含む。非一時的なコンピュータ可読媒体の例は、磁気記録媒体(例えばフレキシブルディスク、磁気テープ、ハードディスクドライブ)、光磁気記録媒体(例えば光磁気ディスク)を含む。さらに、非一時的なコンピュータ可読媒体の例は、CD-ROM(Read Only Memory)、CD-R、CD-R/Wを含む。さらに、非一時的なコンピュータ可読媒体の例は、半導体メモリを含む。半導体メモリは、例えば、マスクROM、PROM(Programmable ROM)、EPROM(Erasable PROM)、フラッシュROM、RAM(Random Access Memory)を含む。また、プログラムは、様々なタイプの一時的なコンピュータ可読媒体(transitory computer readable medium)によってコンピュータに供給されてもよい。一時的なコンピュータ可読媒体の例は、電気信号、光信号、及び電磁波を含む。一時的なコンピュータ可読媒体は、電線及び光ファイバ等の有線通信路、又は無線通信路を介して、プログラムをコンピュータに供給できる。
なお、本開示は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。また、本開示は、それぞれの実施の形態を適宜組み合わせて実施されてもよい。
以上、実施の形態を参照して本願発明を説明したが、本願発明は上記によって限定されるものではない。本願発明の構成や詳細には、発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
この出願は、2017年1月27日に出願されたインド出願201711003072を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。
上記の実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下には限られない。
(付記1)
コアネットワークにおいて管理されている通信端末であって、
自装置の加入者情報の変更もしくは自装置の位置の変更に伴い、前記コアネットワークからSM(Session Management)-NSSAI(Network Slice Selection Assistance Information)に関するパラメータを受信する通信部と、
前記SM-NSSAIに関するパラメータを用いて、ネットワークスライスを選択するために管理しているNSSAIを更新する制御部と、を備える通信端末。
(付記2)
前記通信部は、
新たな前記SM-NSSAIを示すパラメータを受信し、
前記制御部は、
前記新たなSM-NSSAIを示すパラメータを用いて、前記NSSAIを更新する、付記1に記載の通信端末。
(付記3)
前記通信部は、
SM-NSSAIに含まれる新たなSD(Slice Differentiator)を受信し、
前記制御部は、
前記新たなSDを示すパラメータを用いて、前記NSSAIを更新する、付記1又は2に記載の通信端末。
(付記4)
前記通信部は、
前記自装置の加入者情報の変更を要求する要求メッセージを前記コアネットワークへ送信する、付記1乃至3のいずれか1項に記載の通信端末。
(付記5)
前記要求メッセージは、
前記自装置が加入を希望する新たなネットワークスライスもしくは新たなサービスに関するパラメータを含む、付記4に記載の通信端末。
(付記6)
前記通信部は、
前記SM-NSSAIに関するパラメータを含むNSSAI Update Requestメッセージを受信する、付記1乃至5のいずれか1項に記載の通信端末。
(付記7)
加入者情報管理装置において管理されている通信端末の加入者情報の変更もしくは前記通信端末の位置の変更に伴い、前記加入者情報管理装置からSM(Session Management)-NSSAI(Network Slice Selection Assistance Information)に関するパラメータを受信する通信部と、
前記SM-NSSAIに関する情報を用いて、前記通信端末が利用するネットワークスライスを選択するために管理しているNSSAIを更新する制御部と、を備えるコアネットワーク装置。
(付記8)
前記通信部は、
新たな前記SM-NSSAIを示すパラメータを受信し、
前記制御部は、
前記新たなSM-NSSAIを示すパラメータを用いて、前記NSSAIを更新する、付記7に記載のコアネットワーク装置。
(付記9)
前記通信部は、
SM-NSSAIに含まれる新たなSD(Slice Differentiator)を受信し、
前記制御部は、
前記新たなSDを示すパラメータを用いて、前記NSSAIを更新する、付記7又は8に記載のコアネットワーク装置。
(付記10)
通信端末の加入者情報もしくは前記通信端末の位置の変更に伴い、SM(Session Management)-NSSAI(Network Slice Selection Assistance Information)に関するパラメータを前記通信端末へ送信する加入者情報管理装置と、
前記SM-NSSAIに関するパラメータを受信し、前記SM-NSSAIに関するパラメータを用いて、ネットワークスライスを選択するために管理しているNSSAIを更新する前記通信端末と、を備える通信システム。
(付記11)
前記加入者情報管理装置は、
新たな前記SM-NSSAIを示すパラメータを送信し、
前記通信端末は、
前記新たなSM-NSSAIを示すパラメータを用いて、前記NSSAIを更新する、付記10に記載の通信システム。
(付記12)
前記加入者情報管理装置は、
SM-NSSAIに含まれる新たなSD(Slice Differentiator)を送信し、
前記通信端末は、
前記新たなSDを示すパラメータを用いて、前記NSSAIを更新する、付記10又は11に記載の通信システム。
(付記13)
コアネットワークにおいて管理されている通信端末の情報管理方法であって、
前記通信端末の加入者情報の変更もしくは前記通信端末の位置の変更に伴い、前記コアネットワークからSM(Session Management)-NSSAI(Network Slice Selection Assistance Information)に関するパラメータを受信し、
前記SM-NSSAIに関するパラメータを用いて、ネットワークスライスを選択するために管理しているNSSAIを更新する、情報管理方法。
(付記14)
コアネットワークにおいて管理されている前記通信端末の加入者情報の変更もしくは前記通信端末の位置の変更に伴い、前記コアネットワークからSM(Session Management)-NSSAI(Network Slice Selection Assistance Information)に関するパラメータを受信し、
前記SM-NSSAIに関するパラメータを用いて、ネットワークスライスを選択するために管理しているNSSAIを更新することをコンピュータに実行させるプログラム。
10 通信端末
11 通信部
12 制御部
20 UE
21 NG (R)AN
22 AMF
23 UDM
24 PCF
31 通信部
32 制御部

Claims (2)

  1. コアネットワークにおいて管理されているUE(User Equipment)として動作する通信端末であって、
    UE mobility に基づいて、前記コアネットワークからSD(Slice Differentiator)を含むネットワークスライスに関連するSM(Session Management)-NSSAI(Network Slice Selection Assistance Information)を含む第1メッセージを受信する通信部と、
    前記受信した前記SM-NSSAIに基づいてSM-NSSAIの集合であるNSSAIを更新する制御部を備え、
    前記通信部は、
    記コアネットワークへ前記第1メッセージへの応答である第2メッセージであって、更新された前記NSSAIを含む前記第2メッセージを送信する、
    通信端末。
  2. コアネットワークにおいて管理されているUE(User Equipment)として動作する通信端末の情報管理方法であって、
    UE mobilityに基づいて、前記コアネットワークからSD(Slice Differentiator)を含むネットワークスライスに関連するSM(Session Management)-NSSAI(Network Slice Selection Assistance Information)を含む第1メッセージを受信し、
    受信した前記SM-NSSAIに基づいて、SM-NSSAIの集合であるNSSAIを更新し、
    記コアネットワークへ第1メッセージへの応答である第2メッセージであって、更新された前記NSSAIを含む前記第2メッセージを送信する、情報管理方法。
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