JP7097186B2 - Brackets for blinds - Google Patents
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Description
本発明は、ブラインド用ブラケットに関する。特に、ブラインドの上部に取り付けたヘッドボックスなどの支持枠を着脱自在に支持すると共に、窓枠の上面又は天井に固定できるブラインド用ブラケットの構造に関する。 The present invention relates to a bracket for blinds. In particular, the present invention relates to a structure of a blind bracket that can be detachably supported a support frame such as a head box attached to the upper part of the blind and can be fixed to the upper surface or the ceiling of the window frame.
ブラインドは、一般に、窓の内側に配置されている。ブラインドは、外から室内が見えないように窓を覆い隠すことができ、太陽光又は風を遮ることができる。ブラインドは、スラットと呼ばれる細長い複数の帯板をラダーコードで繋いでいる。又、ブラインドは、チルトポール(操作棒)又は操作コードを操作することで、複数のスラットの傾斜角度を一斉に調整できる。これにより、ブラインドは、外界の光の採り入れを任意に調整すると共に室外からの熱の入流や視線をカットすることができる。 Blinds are generally placed inside the window. Blinds can cover windows so that the room cannot be seen from the outside, and can block sunlight or wind. Blinds connect a plurality of elongated strips called slats with a ladder cord. In addition, the blind can adjust the tilt angles of a plurality of slats all at once by operating the tilt pole (operation rod) or the operation code. As a result, the blind can arbitrarily adjust the intake of light from the outside world and cut off the inflow of heat from the outside and the line of sight.
ブラインドは、支持枠としてC形チャンネル状のヘッドボックスを上部に取り付けている。ヘッドボックスは、複数のラダーコードを介して、複数のスラットを吊り下げている。又、ヘッドボックスは、チルトポール又は操作コードを介して、スラットを角度調整するためのメカニズムを内部に配置している。ブラケットと呼ばれる支持金具で、ヘッドボックスを二点以上支持すると共に、ブラケットを窓枠の上面又は天井に固定することで、ブラインドを窓の内側に配置できる。 The blind has a C-shaped channel-shaped headbox attached to the upper part as a support frame. The headbox suspends a plurality of slats via a plurality of ladder cords. Further, the headbox internally arranges a mechanism for adjusting the angle of the slats via a tilt pole or an operation code. Blinds can be placed inside the window by supporting the headbox at two or more points with a support bracket called a bracket and fixing the bracket to the upper surface of the window frame or the ceiling.
このような、ブラインド用ブラケットとしては、専用の治具を用いることなく、簡単な操作によって、ヘッドボックスに着脱自在なブラインド用ブラケットが開示されている(例えば、特許文献1参照)。 As such a blind bracket, a blind bracket that can be attached to and detached from the head box by a simple operation without using a dedicated jig is disclosed (see, for example, Patent Document 1).
図17は、従来技術によるブラインド用ブラケットの構成を示す左側面図であり、図17(A)は、ブラケットに対してヘッドボックスを取り付けた状態図、図17(B)は、ブラケットからヘッドボックスを取り外す過程の状態図である。図18は、従来技術によるブラインド用ブラケットの構成を示す斜視分解組立図である。 17A and 17B are left side views showing the configuration of a blind bracket according to the prior art, FIG. 17A is a state diagram in which a headbox is attached to the bracket, and FIG. 17B is a bracket to headbox. It is a state diagram of the process of removing. FIG. 18 is a perspective exploded assembly view showing the configuration of the blind bracket according to the prior art.
なお、図17(A)、図17(B)、及び、図18は、特許文献1の第1図から第3図に相当している。
17 (A), 17 (B), and 18 correspond to FIGS. 1 to 3 of
図17又は図18を参照すると、従来技術によるブラインド用ブラケット(以下、ブラケットと略称する)9は、L字状に屈曲したブラケット本体91、帯板状のスライド部材92、及び、圧縮コイルばね93を備えている。
Referring to FIG. 17 or FIG. 18, the conventional blind bracket (hereinafter abbreviated as bracket) 9 has an L-shaped
図17又は図18を参照すると、ブラケット本体91は、折り曲げ加工自在なステンレスなどの金属板からなり、上面板91hと背面板91vを有している。上面板91hと背面板91vは、略直角に折り曲げている。上面板91hは、対向する一対の第1折り曲げ片911・911で側面を構成している。同様に、背面板91vは、対向する一対の第2折り曲げ片912・912で側面を構成している。
Referring to FIG. 17 or FIG. 18, the bracket
図18を参照すると、上面板91hは、丸穴91cを中央部に開口している。締結部材である木ねじなどを丸穴91cに挿通し、この木ねじを図示しない窓枠の上面又は天井に締結することで、ブラケット本体91を図示しない窓枠の上面又は天井に固定できる。又、背面板91vは、丸穴91dを開口している。木ねじなどを丸穴91dに挿通し、この木ねじを図示しない略垂直な壁面に締結することで、ブラケット本体91を図示しない略垂直な壁面に固定できる。
Referring to FIG. 18, the
図17又は図18を参照すると、一対の第1折り曲げ片911・911には、矩形の係止穴91kを開口している。一対の第1折り曲げ片911・911の間に、スライド部材92を導入すると、後述する一対のランス92r・92rが係止穴91kに係合することで、ブラケット本体91から脱落困難にスライド部材92を保持できる。又、一対の第1折り曲げ片911・911は、鉤状の爪部91nを前端部に形成している。
Referring to FIG. 17 or FIG. 18, a
図17又は図18を参照すると、スライド部材92は、硬質の合成樹脂を成形している。スライド部材92は、上面板91hの内壁及び一対の第1折り曲げ片911・911の内壁とスライド自在に、ブラケット本体91の内部に挿入できる。なお、一対の第1折り曲げ片911・911には、スライド部材92を抱持できるように、上面板91hに対向する対向片913を更に設けている。
Referring to FIG. 17 or FIG. 18, the
図18を参照すると、スライド部材92は、相反する向きに向かう一対のランス92r・92rを側面に有している。一対の第1折り曲げ片911・911の開口側から、背面板91vに向かって、スライド部材92をブラケット本体91の内部に挿入すると、一対のランス92r・92rを内側に向かって弾性変形できる。そして、一対のランス92r・92rが係止穴91kに到達すると、一対のランス92r・92rが弾性復帰することで、ランス92rを係止穴91kに係止できる。
Referring to FIG. 18, the
図17又は図18を参照すると、スライド部材92は、可動爪92nを後端部に形成している。スライド部材92をブラケット本体91の内部に保持した状態では、可動爪92nは、爪部91nと対向配置されている。又、スライド部材92は、長穴92hを中央部に開口している(図18参照)。長穴92hは、ブラケット本体91を木ねじなどで固定するときに、木ねじとの干渉を回避するためのものである。更に、スライド部材92は、切り欠き溝92dを後端部に切り欠いている。切り欠き溝92dには、圧縮コイルばね93が保持されている。
Referring to FIG. 17 or FIG. 18, the
図17又は図18を参照すると、圧縮コイルばね93は、その一端面が切り欠き溝92dの奥壁に当接し、他端面が背面板91vの内壁に当接した状態で、ブラケット本体91の内部に配置されている。圧縮コイルばね93は、スライド部材92をブラケット本体91から押し出す力を付勢している。
Referring to FIG. 17 or FIG. 18, the
図17又は図18を参照して、スライド部材92をブラケット本体91の内部に組み込んだ状態では、圧縮コイルばね93は、スライド部材92をブラケット本体91から押し出す力を付勢しているが、ランス92rが係止穴91kに係止しているので、ブラケット本体91に対してスライド部材92は静止している。
With reference to FIG. 17 or 18, in a state where the
図17(B)を参照して、支持枠としてのヘッドボックス8aの上部に形成した一方のフランジ8fを一対の爪部91n・91nに係合し、ヘッドボックス8aを時計方向に回動すると、ヘッドボックス8aの上部に形成した他方のフランジ8fが可動爪92nの前面を押すことで、ブラケット本体91に対して、スライド部材92を背面板91vに向かってスライドできる。
With reference to FIG. 17B, one
図17(A)を参照して、ヘッドボックス8aの他方のフランジ8fが一対の第1折り曲げ片911・911の下端縁に当接した状態では、圧縮コイルばね93の付勢力により、ブラケット本体91に対して、スライド部材92が前方にスライドするので、可動爪92nで他方のフランジ8fを係止できる。これにより、一対の爪部91n・91nと可動爪92nでヘッドボックス8aを支持できる。
With reference to FIG. 17A, in a state where the
一方、ヘッドボックス8aからブラケット9を取り外すときは、図17(A)に示した状態から、スライド部材92の前部に形成した操作ボタン92bを押すことで、一対の爪部91n・91nと可動爪92nの間隔が拡がり、図17(B)に示すように、ヘッドボックス8aを反時計方向に回動することで、ヘッドボックス8aからブラケット9を取り外すことができる。
On the other hand, when removing the
このように、従来技術によるブラインド用ブラケットは、専用の治具を用いることなく、簡単な操作によって、ヘッドボックスに着脱できる。 As described above, the blind bracket according to the prior art can be attached to and detached from the head box by a simple operation without using a dedicated jig.
図19は、従来技術によるブラインド用ブラケットを用いて、横型ブラインドを傾斜面に取り付けた状態を示す正面図である。 FIG. 19 is a front view showing a state in which a horizontal blind is attached to an inclined surface by using a blind bracket according to the prior art.
図19を参照すると、ブラインドBndは、複数のラダーコードCdを介して、複数のスラットStをヘッドボックス8aから吊り下げている。複数のラダーコードCdは、ボトムレールRbを下端部に係留している。一対のブラケット9・9は、ヘッドボックス8aの両端部を支持している。一対のブラケット9・9は、窓枠の上面又は天井などの固定面Fsに固定されている。
Referring to FIG. 19, the blind Bnd suspends a plurality of slats St from the
図19を参照すると、従来技術によるブラケット9は、窓枠の上面又は天井などの固定面Fsに固定されているが、固定面Fsが水平面に対して傾斜しているため、ブラインドBndが傾斜した状態で設置されている。このため、スラットStの片下がりが発生し、スラットStの昇降動作や駆動部品の耐久性能に影響を及ぼす心配があった。
Referring to FIG. 19, the
窓枠の上面又は天井などの固定面Fsにブラインド用ブラケットを固定し、固定面Fsが水平面に対して傾斜している場合であっても、ヘッドボックスの水平状態を維持できる、ブラインド用ブラケットが求められていた。これにより、水平を維持した状態でブラインドを設置できる。 A blind bracket that fixes the blind bracket to the fixed surface Fs such as the upper surface of the window frame or the ceiling and can maintain the horizontal state of the head box even when the fixed surface Fs is inclined with respect to the horizontal plane. I was asked. This makes it possible to install the blinds while maintaining the level.
図20は、従来技術によるブラインド用ブラケットを用いて、ロールスクリーンを傾斜面に取り付けた状態を示す正面図である。 FIG. 20 is a front view showing a state in which a roll screen is attached to an inclined surface by using a blind bracket according to a conventional technique.
図20を参照すると、ロールスクリーンSrは、巻き取りパイプPr、シート状のスクリーンSc、及び、ウェイトバーWbを備えている。巻き取りパイプPrは、巻き取り機構を内部に備えている。巻き取り機構は、スクリーンScを巻き取ることができ、スクリーンScを引っ張ることで、巻き取り機構からスクリーンScを引き出すことができる。 Referring to FIG. 20, the roll screen Sr includes a take-up pipe Pr, a sheet-shaped screen Sc, and a weight bar Wb. The take-up pipe Pr is provided with a take-up mechanism inside. The winding mechanism can wind the screen Sc, and by pulling the screen Sc, the screen Sc can be pulled out from the winding mechanism.
又、図20を参照すると、ロールスクリーンSrは、一組のブラケット9、支持枠としてのセットフレーム8b、及び、一対のサイドプレートPs・Psを備えている。一対のサイドプレートPs・Psは、それらの一端部がセットフレーム8bの両端部に固定されている。又、一対のサイドプレートPs・Psは、それらの他端部が巻き取りパイプPrを回転自在に支持している。そして、巻き取りパイプPrとセットフレーム8bは、それらの長手方向に略平行に配置されている。
Further, referring to FIG. 20, the roll screen Sr includes a set of
図20を参照すると、一対のブラケット9・9は、セットフレーム8bの両端部を支持している。一対のブラケット9・9は、窓枠の上面又は天井などの固定面Fsに固定されている。
Referring to FIG. 20, the pair of
図20を参照すると、従来技術によるブラケット9は、窓枠の上面又は天井などの固定面Fsに固定されているが、固定面Fsが水平面に対して傾斜しているため、ロールスクリーンSrが傾斜した状態で設置されている。このため、巻き取りパイプPrの一方の回転支持部に、スクリーンSc及びウェイトバーWbの荷重が偏在し、スクリーンScに巻き乱れが発生し、巻き取りパイプPrの回転支持部の耐久性能に影響を及ぼす心配があった。
Referring to FIG. 20, the
窓枠の上面又は天井などの固定面Fsにブラインド用ブラケットを固定し、固定面Fsが水平面に対して傾斜している場合であっても、セットフレームの水平状態を維持できる、ブラインド用ブラケットが求められていた。これにより、水平を維持した状態でロールスクリーンを設置できる。そして、以上のことが本技術の課題といってよい。 A blind bracket that fixes the blind bracket to the fixed surface Fs such as the upper surface of the window frame or the ceiling and can maintain the horizontal state of the set frame even when the fixed surface Fs is inclined with respect to the horizontal plane. I was asked. As a result, the roll screen can be installed while maintaining the horizontal position. And the above can be said to be the problem of this technique.
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、ブラインドなどの遮蔽部材を吊り下げた支持枠を着脱自在に支持すると共に、窓枠の上面又は天井などの固定面に固定するためのブラインド用ブラケットであって、窓枠の上面又は天井などの固定面が傾斜面であっても、ブラインドなどの遮蔽部材の水平状態を維持できるブラインド用ブラケットを提供することを目的とする。 The present invention has been made in view of such a problem, in order to detachably support a support frame in which a shielding member such as a blind is suspended and to fix it to a fixed surface such as an upper surface of a window frame or a ceiling. It is an object of the present invention to provide a bracket for blinds, which can maintain a horizontal state of a shielding member such as a blind even if a fixed surface such as an upper surface of a window frame or a ceiling is an inclined surface.
本発明者は、支持枠を係止自在な係止部材と、係止部材と協働して、支持枠を着脱自在に支持するブラケット本体と、固定面に対してブラケット本体の水平度を調整自在な調整装置でブラインド用ブラケットを構成することで、窓枠の上面又は天井などの固定面が傾斜面であっても、ブラインドなどの遮蔽部材の水平状態を維持できると考え、これに基づいて、以下のような新たなブラインド用ブラケットを発明するに至った。 The present inventor adjusts the horizontality of the bracket body with respect to the locking member that can lock the support frame, the bracket body that supports the support frame detachably in cooperation with the locking member, and the fixed surface. By constructing the bracket for the blind with a flexible adjustment device, it is considered that the horizontal state of the shielding member such as the blind can be maintained even if the fixed surface such as the upper surface of the window frame or the ceiling is an inclined surface, and based on this. , Invented the following new blind brackets.
(1)本発明によるブラインド用ブラケットは、ブラインドを少なくとも含む遮蔽部材を吊り下げた支持枠を係止自在な係止部材と、前記係止部材と協働して、前記支持枠を着脱自在に支持するブラケット本体と、窓枠の上面又は天井を含む固定面に対して、前記ブラケット本体の水平度を調整自在な調整装置と、を備えている。 (1) The bracket for blinds according to the present invention has a locking member capable of locking a support frame for suspending a shielding member including at least a blind, and the support frame can be detachably attached and detached in cooperation with the locking member. It is provided with a bracket body that supports it, and an adjusting device that can adjust the levelness of the bracket body with respect to a fixed surface including the upper surface or the ceiling of the window frame.
(2)前記調整装置は、前記固定面に対して、前記ブラケット本体の傾斜角度、又は、前記ブラケット本体の離間距離を変更するための操作手段を備えていることが好ましい。 (2) It is preferable that the adjusting device is provided with an operating means for changing the inclination angle of the bracket body or the separation distance of the bracket body with respect to the fixed surface.
(3)前記調整装置は、前記操作手段の回転運動をねじ部材との螺旋運動により直線運動に変換する単一ねじ機構を備え、前記単一ねじ機構は、中心部を前記ねじ部材の雄ねじ部に固定したダイヤルノブを有し、前記ダイヤルノブを回転することで、前記ブラケット本体に配置された第1部材を前記固定面に配置された第2部材に対して、進退自在又は傾動自在に移動させることが好ましい。 (3) The adjusting device includes a single screw mechanism that converts the rotary motion of the operating means into a linear motion by a spiral motion with the screw member, and the single screw mechanism has a central portion as a male screw portion of the screw member. By rotating the dial knob, the first member arranged on the bracket body can be moved forward and backward or tilted with respect to the second member arranged on the fixed surface. It is preferable to let it.
(4)前記調整装置は、前記操作手段の回転運動をねじ部材との螺旋運動により直線運動に変換する単一ねじ機構と、前記単一ねじ機構の直線運動の移動方向を前記直線運動の移動方向と交差する方向に移動させるくさび部材と、を備え、前記くさび部材は、前記ブラケット本体に配置された第1部材を前記固定面に配置された第2部材に対して、進退自在又は傾動自在に移動させることが好ましい。 (4) The adjusting device has a single screw mechanism that converts the rotational motion of the operating means into a linear motion by a spiral motion with a screw member, and the linear motion in the moving direction of the linear motion of the single screw mechanism. A wedge member that moves in a direction intersecting the direction is provided, and the wedge member is free to advance / retreat or tilt the first member arranged on the bracket body with respect to the second member arranged on the fixed surface. It is preferable to move to.
(5)前記調整装置は、前記第2部材と前記くさび部材が相互に連動する複数の連動機構を備え、これらの連動機構は、前記操作手段を互いに独立して操作できることが好ましい。 (5) It is preferable that the adjusting device includes a plurality of interlocking mechanisms in which the second member and the wedge member are interlocked with each other, and these interlocking mechanisms can operate the operating means independently of each other.
(6)前記ブラケット本体と前記調整装置を別体で構成していることが好ましい。 (6) It is preferable that the bracket main body and the adjusting device are separately configured.
(7)本発明によるブラインド用ブラケットの固定方法は、締結部材を用いて、ブラケット本体、及び、前記ブラケット本体の水平度を調整自在な調整装置を窓枠の上面又は天井を含む固定面に固定する第1工程と、ブラインドを少なくとも含む遮蔽部材を吊り下げた支持枠を、前記ブラケット本体及び係止部材を用いて支持する第2工程と、前記調整装置に備わる操作手段を操作して、前記固定面に対して、前記ブラケット本体の傾斜角度、又は、前記ブラケット本体の離間距離を変更する第3工程と、を含んでいる。 (7) In the method of fixing the blind bracket according to the present invention, the bracket main body and the adjusting device capable of adjusting the horizontality of the bracket main body are fixed to the upper surface of the window frame or the fixed surface including the ceiling by using a fastening member. The first step, the second step of supporting the support frame from which the shielding member including at least the blind is suspended by using the bracket body and the locking member, and the operating means provided in the adjusting device are operated. A third step of changing the inclination angle of the bracket body or the separation distance of the bracket body with respect to the fixed surface is included.
本発明によるブラインド用ブラケットは、ブラケット本体に対する調整装置の傾斜角度又は離間距離を調整することで、固定面が水平面に対して傾斜している場合であっても、支持枠を水平状態に支持できるため、ブラインド又はロールスクリーンなどの遮蔽部材を水平状態で設置できる。 The blind bracket according to the present invention can support the support frame in a horizontal state even when the fixed surface is tilted with respect to the horizontal plane by adjusting the tilt angle or the separation distance of the adjusting device with respect to the bracket body. Therefore, a shielding member such as a blind or a roll screen can be installed in a horizontal state.
以下、図面を参照して本発明を実施するための形態を説明する。
[第1実施形態]
(ブラインド用ブラケットの構成)
最初に、本発明の第1実施形態によるブラインド用ブラケットの構成を説明する。
Hereinafter, embodiments for carrying out the present invention will be described with reference to the drawings.
[First Embodiment]
(Structure of bracket for blinds)
First, the configuration of the blind bracket according to the first embodiment of the present invention will be described.
(全体構成)
図1から図6を参照すると、本発明の第1実施形態によるブラインド用ブラケット(以下、ブラケットと略称する)10は、係止部材となるスライド部材1、ブラケット本体2、及び、調整装置31を備えている。
(overall structure)
Referring to FIGS. 1 to 6, the blind bracket (hereinafter, abbreviated as bracket) 10 according to the first embodiment of the present invention includes a
図1から図6を参照すると、スライド部材1は、ブラインドBndを少なくとも含む遮蔽部材を吊り下げた支持部材としてのヘッドボックス8を係止できる(図15又は図19参照)。スライド部材1は、可動爪1nを後端部に形成している。
Referring to FIGS. 1 to 6, the
図1から図6を参照すると、ブラケット本体2は、スライド部材1の可動爪1nと協働して、ヘッドボックス8を着脱自在に支持する一対の鉤状の爪部21n・21nを前端部に形成している。
Referring to FIGS. 1 to 6, the bracket
図1から図6を参照すると、調整装置31は、窓枠の上面又は天井を含む固定面Fsに対して、ブラケット本体2の水平度を調整できる。
Referring to FIGS. 1 to 6, the adjusting
第1実施形態によるブラケット10は、ブラケット本体2に対する調整装置31の傾斜角度又は離間距離を調整することで、固定面Fsが水平面に対して傾斜している場合であっても、ヘッドボックス8を水平状態に支持できるため、ブラインドBnd又はロールスクリーンRsなどの遮蔽部材を水平状態で設置できる(図15又は図16参照)。
The
(ブラケット本体の構成)
次に、実施形態によるブラケット本体2の構成を説明する。図1から図6を参照すると、ブラケット本体2は、折り曲げ加工自在なステンレスなどの金属板からなり、上面板21hと背面板21vを有している。上面板21hと背面板21vは、略直角に折り曲げている。上面板21hは、対向する一対の第1折り曲げ片211・211で側面を構成している。同様に、背面板21vは、対向する一対の第2折り曲げ片212・212で側面を構成している。
(Structure of bracket body)
Next, the configuration of the bracket
図1から図4を参照すると、上面板21hは、一組の長穴21cを中央部に開口している(図1(A)参照)。木ねじ又はコンクリートねじなどの締結部材Swをいずれか一方の長穴21cに挿通し、調整装置31を介して、締結部材Swを図示しない窓枠の上面又は天井に締結することで、ブラケット本体21を図示しない窓枠の上面又は天井に固定できる(図3又は図4(B)参照)。又、背面板21vは、複数の長穴21dを開口している(図2(A)又は図5(A)参照)。締結部材Swをいずれか一つ又は全ての長穴21dに挿通し、この木ねじを図示しない略垂直な壁面に締結することで、ブラケット本体21を図示しない略垂直な壁面に固定できる。
Referring to FIGS. 1 to 4, the
図1(A)又は図2(B)を参照すると、一対の第1折り曲げ片211・211には、矩形の係止穴21kを開口している。一対の第1折り曲げ片211・211の間に、スライド部材1を導入すると、後述する一対のランス12r・12rが係止穴21kに係合することで、ブラケット本体2から脱落困難にスライド部材1を保持できる。又、一対の第1折り曲げ片211・211は、鉤状の爪部21nを前端部に形成している。
Referring to FIG. 1A or FIG. 2B, a
(スライド部材の構成)
次に、実施形態によるスライド部材1の構成を説明する。図1から図8を参照すると、スライド部材1は、硬質の合成樹脂を成形している。スライド部材1は、上面板21hの内壁及び一対の第1折り曲げ片211・211の内壁とスライド自在に、ブラケット本体2の内部に挿入できる。なお、一対の第1折り曲げ片211・211には、スライド部材1を抱持できるように、上面板21hに対向する対向片113を更に設けている(図3参照)。
(Structure of slide member)
Next, the configuration of the
図1(A)又は図2(B)を参照すると、スライド部材1は、相反する向きに向かう一対のランス12r・12rを側面に有している。一対の第1折り曲げ片211・211の開口側から、背面板21vに向かって、スライド部材1をブラケット本体2の内部に挿入すると、一対のランス12r・12rを内側に向かって弾性変形できる。そして、一対のランス12r・12rが係止穴21kに到達すると、一対のランス12r・12rが弾性復帰することで、ランス12rを係止穴21kに係止できる。
Referring to FIG. 1 (A) or FIG. 2 (B), the
図1又は図2及び図5又は図6を参照すると、スライド部材1は、可動爪1nを後端部に形成している。スライド部材1をブラケット本体2の内部に保持した状態では、可動爪1nは、爪部21nと対向配置されている。又、スライド部材1は、長穴12hを中央部に開口している(図3参照)。図3を参照して、長穴12hは、ブラケット本体2を締結部材Swで固定するときに、締結部材Swとの干渉を回避するためのものである。更に、スライド部材1は、切り欠き溝を後端部に切り欠いている。この切り欠き溝には、圧縮コイルばね1sが保持されている(図3参照)。
Referring to FIG. 1 or 2 and FIG. 5 or FIG. 6, the
図3を参照すると、圧縮コイルばね1sは、その一端面が切り欠き溝の奥壁に当接し、他端面が上面板21hから内部に突出した折り曲げ片に当接した状態で、ブラケット本体2の内部に配置されている。圧縮コイルばね1sは、スライド部材1をブラケット本体2から押し出す力を付勢している。
Referring to FIG. 3, the
図1又は図2及び図5又は図6を参照して、スライド部材1をブラケット本体2の内部に組み込んだ状態では、圧縮コイルばね1sは、スライド部材1をブラケット本体2から押し出す力を付勢しているが、ランス12rが係止穴21kに係止しているので(図1(A)又は図2(B)参照)、ブラケット本体2に対してスライド部材1は静止している。
With reference to FIG. 1 or 2 and FIG. 5 or FIG. 6, when the
図3又は図4(B)を参照して、圧縮コイルばね1sの付勢力に抗して、スライド部材1の前部に形成した操作ボタン12bを押すと、ブラケット本体2に対して、可動爪1nが背面板21vに向かうことで、一対の爪部21n・21nと可動爪1nの間隔を拡げることができる。そして、一対の爪部21n・21nと可動爪1nの間に、ヘッドボックス8を導入できる(図17参照)。
With reference to FIG. 3 or FIG. 4B, when the
図3又は図4(B)を参照して、一対の爪部21n・21nと可動爪1nの間に、ヘッドボックス8を導入した状態から(図17参照)、操作ボタン12bを解放すると、圧縮コイルばね1sの付勢力で、一対の爪部21n・21nと可動爪1nが相対的に近づき、ヘッドボックス8を吊り下げ可能に支持できる(図17参照)。一方、操作ボタン12bを押すと、ブラケット本体2からヘッドボックス8を取り外すことができる。
With reference to FIG. 3 or FIG. 4B, when the
図1から図6を参照すると、このように、第1実施形態によるブラケット10は、係止部材となるスライド部材1とブラケット本体2が協働して、ヘッドボックス8を着脱自在に支持できる(図17参照)。
Referring to FIGS. 1 to 6, as described above, in the
(調整装置の構成)
次に、第1実施形態による調整装置31の構成を説明する。図1から図6を参照すると、調整装置31は、矩形板状の第1部材31f、矩形の第2部材31m、及び、四つの操作手段となる円板状のダイヤルノブ31dを備えている。
(Structure of adjustment device)
Next, the configuration of the adjusting
図1から図3を参照すると、第1部材31fは、ブラケット本体2の上面板21hに載置できる。第1部材31fは、その四隅部にねじ部材31sを回転自在に立設している(図3又は図4(B)参照)。
Referring to FIGS. 1 to 3, the
図1から図3を参照すると、ダイヤルノブ31dは、その中心部をねじ部材31sの雄ねじ部に固定している(図3又は図4(B)参照)。ねじ部材31sは、その雄ねじ部が第2部材31mに形成した雌ねじ部fsと螺合している(図3又は図4(B)参照)。ダイヤルノブ31dを回転すると、ねじ部材31sとの螺旋運動により、第2部材31mを昇降自在な直線運動に変換できる。又、複数のダイヤルノブ31dは、互いに独立して操作できる。
Referring to FIGS. 1 to 3, the
図1から図3を参照すると、このように、ねじ部材31sと第2部材31mは、回転運動をねじ部材との螺旋運動により直線運動に変換する単一ねじ機構を構成している。ダイヤルノブ31dは、固定面Fsに対して、ブラケット本体2の傾斜角度、又は、ブラケット本体2の離間距離を変更するための操作手段を構成しているダイヤルノブ31dは、指などとの滑りを抑制するため、筋目ローレットを外周に形成することが好ましい。
Referring to FIGS. 1 to 3, the
図3又は図4(B)を参照すると、第2部材31mは、その一方の面を固定面Fsに当接できる。又、図2又は図3を参照すると、第2部材31mは、四角錐台状の凸部311を他方の面の中央部から突出している。第2部材31mは、凸部311の先端面が第1部材31fの他方の面に近接した状態で配置されている。
With reference to FIG. 3 or FIG. 4B, the
図3又は図4(B)を参照すると、第1部材31fは、締結部材Swのねじ部を逃げる逃げ穴h1を中央部に開口している。同様に、第2部材31mは、締結部材Swのねじ部を逃げる逃げ穴h2を中央部に開口している。締結部材Swを用いて、調整装置31を介して、ブラケット本体2を固定面Fsに固定できる。
Referring to FIG. 3 or FIG. 4B, the
図3に示した状態から、左側に配置されたダイヤルノブ31dを一方の方向に回転すると、ブラケット本体2に配置された第1部材31fを、固定面Fsに配置された第2部材31mに対して、離反する方向に移動できる(図4(B)参照)。つまり、第2部材31mに対して、第1部材31fを傾動できる。一方、左側に配置されたダイヤルノブ31dを他方の方向に回転すると、第2部材31mに対して、第1部材31fを初期の状態に復帰できる(図3参照)。
When the
図3を参照して、締結部材Swを用いて、調整装置31を介して、ブラケット本体2を固定面Fsに比較的緩く固定した状態から、図4(B)を参照して、奥側に配置された一組のダイヤルノブ31d・31dを操作して、第2部材31mに向かって第1部材31fを上昇すると共に、手前側に配置された一組のダイヤルノブ31d・31dを操作して、第2部材31mに対して第1部材31fを下降することで、固定面Fsに配置された第2部材31mに対して、第1部材31fを前後方向に傾動できる。
With reference to FIG. 3, the bracket
図4(B)を参照すると、調整装置31は、複数のダイヤルノブ31dを操作することで、固定面Fsに配置された第2部材31mに対して、第1部材31fを前後方向に傾動できる。これより、固定面Fsが前後方向に傾斜している場合であって、この傾斜角度を相殺するように、ブラケット本体2を前後方向に水平状態で配置できる。図4(A)に示すように、調整装置31を介することなく、ブラケット本体2を固定面Fsに直接固定した状態では、固定面Fsが前後方向に傾斜を補正することは困難であった。
Referring to FIG. 4B, the adjusting
図3を参照して、締結部材Swを用いて、調整装置31を介して、ブラケット本体2を固定面Fsに比較的緩く固定した状態から、図5(A)を参照して、右側に配置された一組のダイヤルノブ31d・31dを操作して、第2部材31mに向かって第1部材31fを上昇すると共に、左側に配置された一組のダイヤルノブ31d・31dを操作して、第2部材31mに対して第1部材31fを下降することで、固定面Fsに配置された第2部材31mに対して、第1部材31fを左右方向に傾動できる。
With reference to FIG. 3, the bracket
図5(B)を参照すると、調整装置31は、複数のダイヤルノブ31dを操作することで、固定面Fsに配置された第2部材31mに対して、第1部材31fを左右方向に傾動できる。これより、固定面Fsが左右方向に傾斜している場合であっても、この傾斜角度を相殺するように、ブラケット本体2を左右方向に水平状態で配置できる。
Referring to FIG. 5B, the adjusting
このように、第1実施形態によるブラケット10は、固定面Fsが左右方向に傾斜している場合であっても、ブラケット本体2を左右方向に水平状態で配置できるので、ヘッドボックス8の長手方向に、一対のブラケット10・10を取り付けることで、ブラインドBndを水平状態で配置できる(図15参照)。
As described above, in the
又、第1実施形態によるブラケット10は、固定面Fsが左右方向に傾斜している場合であっても、ブラケット本体2を左右方向に水平状態で配置できるので、ヘッドボックス8の長手方向に、一対のブラケット10・10を取り付けることで、ロールスクリーンSrを水平状態で配置できる(図16参照)。
Further, in the
図1から図6を参照すると、調整装置31は、固定面Fsに配置された第2部材31mに対して、第1部材31fを傾動できることに限定されない。第1部材31fに対する複数のダイヤルノブ31dの回転量を同じにすることで、固定面Fsに配置された第2部材31mに対して、第1部材31fを適宜な間隔で離間できる。
Referring to FIGS. 1 to 6, the adjusting
(ブラインド用ブラケットの作用)
次に、第1実施形態によるブラケット10の固定方法を説明しながら、ブラケット10の作用及び効果を説明する。
(Action of blind bracket)
Next, the operation and effect of the
最初に、図1から図5及び図15を参照して、締結部材Swを用いて、ブラケット本体2、及び、ブラケット本体2の水平度を調整自在な調整装置31を窓枠の上面又は天井を含む固定面Fsに固定する(第1工程)。
First, referring to FIGS. 1 to 5 and 15, the bracket
次に、図1から図3及び図15を参照して、ブラインドBndを少なくとも含む遮蔽部材を吊り下げたヘッドボックス8を、ブラケット本体2及び係止部材1を用いて、支持する(第2工程)。次に、調整装置31に備わる複数のダイヤルノブ31dを操作して、固定面Fsに対して、ブラケット本体2の傾斜角度、又は、ブラケット本体2の離間距離を変更する(第3工程)。以上で、一連の作業工程を終了する。
Next, with reference to FIGS. 1 to 3 and 15, the head box 8 in which the shielding member including at least the blind Bnd is suspended is supported by the bracket
図1から図6及び図15又は図16を参照すると、第1実施形態によるブラケット10は、調整装置31に備わる複数のダイヤルノブ31dを操作することで、ブラケット本体2に対する調整装置31の傾斜角度又は離間距離を調整できる。これにより、固定面Fsが水平面に対して傾斜している場合であっても、ヘッドボックス8を水平状態に支持できるため、ブラインドBnd又はロールスクリーンSrなどの遮蔽部材を水平状態で設置できる。なお、第1部材31fは、ブラケット本体2の上面板21hと一体的に形成するようにしても良い。
Referring to FIGS. 1 to 6 and 15 or 16, the
[第2実施形態]
(ブラインド用ブラケットの構成)
次に、本発明の第2実施形態によるブラインド用ブラケットの構成を説明する。
[Second Embodiment]
(Structure of bracket for blinds)
Next, the configuration of the blind bracket according to the second embodiment of the present invention will be described.
図7又は図8を参照すると、本発明の第2実施形態によるブラインド用ブラケット(以下、ブラケットと略称する)20は、係止部材となるスライド部材1、ブラケット本体2、及び、調整装置32を備えている。なお、スライド部材1及びブラケット本体2の構成は、第1実施形態で説明しているので、以下、説明を省略する。
Referring to FIG. 7 or FIG. 8, the blind bracket (hereinafter, abbreviated as bracket) 20 according to the second embodiment of the present invention includes a
(調整装置の構成)
次に、第2実施形態による調整装置32の構成を説明する。図7又は図8を参照すると、調整装置32は、一方の面を開口した箱状の第1部材32fと矩形の第2部材32mを備えている。又、調整装置32は、四つの操作手段となる送りねじ32sと一対一組のくさび部材32w・32wを備えている。
(Structure of adjustment device)
Next, the configuration of the adjusting
図7を参照すると、第1部材32fは、ブラケット本体2の上面板21hに載置できる。第1部材32fは、一対一組の送りねじ32s・32sを両側面に取り付けている(図8参照)。送りねじ32sは、その首部が第1部材32fの側面に回転自在に取り付けられている。又、送りねじ32sは、第1部材32fの側面から離脱困難に連結している。
Referring to FIG. 7, the
図8を参照すると、くさび部材32wは、第1部材32fの内部に配置している。くさび部材32wは、送りねじ32sのねじ部と螺合している。図示しないプラスドライバなどの工具を用いて、送りねじ32sを回転すると、送りねじ32sとの螺旋運動により、くさび部材32wを進退自在な直線運動に変換できる。又、複数の送りねじ32sは、互いに独立して操作できる。
Referring to FIG. 8, the
図8を参照すると、このように、送りねじ32sとくさび部材32wは、回転運動をねじ部材との螺旋運動により直線運動に変換する単一ねじ機構を構成している。
Referring to FIG. 8, as described above, the
図7又は図8を参照すると、第2部材32mは、その一方の面を固定面Fsに当接できる(図3又は図4参照)。又、図8を参照すると、第2部材32mは、四角錐台状の凸部321を他方の面の中央部から突出している。第2部材32mは、凸部321の先端面が第1部材32fの底面に近接した状態で配置されている。
Referring to FIG. 7 or FIG. 8, the
図8を参照すると、第1部材32fは、締結部材Swのねじ部を逃げる逃げ穴(図示せず)を中央部に開口している。同様に、第2部材32mは、締結部材Swのねじ部を逃げる逃げ穴(図示せず)を中央部に開口している。締結部材Swを用いて、調整装置32を介して、ブラケット本体2を固定面Fsに固定できる。
Referring to FIG. 8, the
図7又は図8を参照して、送りねじ32sを一方の方向に回転すると、くさび部材32wを第1部材32fの側面に向かって後退できる。一方、送りねじ32sを他方の方向に回転すると、くさび部材32wを第1部材32fの中央部に向かって進出できる。
By rotating the
図8を参照すると、くさび部材32wは、斜面322を端部に形成している。一方、第2部材32mの凸部321は、斜面322と摺動自在な斜面を形成している。送りねじ32sを一方の方向に回転すると、くさび部材32wが第1部材32fの側面に向かって後退することで、第2部材32mの一方の端部を下降できる。送りねじ32sを他方の方向に回転すると、くさび部材32wが第1部材32fの中央部に向かって進出することで、第2部材32mの一方の端部を上昇できる。
Referring to FIG. 8, the
図8を参照すると、このように、第2実施形態による調整装置32は、第2部材32mとくさび部材32wが相互に連動する複数の連動機構を備えている。そして、これらの連動機構は、複数の送りねじ32sを互いに独立して操作できる。
Referring to FIG. 8, as described above, the adjusting
図8(B)を参照して、右側に配置された一組のくさび部材32w・32wを第1部材32fの側面に向かって後退すると共に、左側に配置された一組のくさび部材32w・32wを第1部材32fの中央部に向かって進出することで、第1部材32fに対して、第2部材32mを時計方向に傾動できる。
With reference to FIG. 8B, a set of
図8を参照すると、調整装置32は、複数の送りねじ32sを操作することで、第1部材32fに対して、第2部材32mを左右方向に傾動できる。これより、固定面Fsが左右方向に傾斜している場合であっても、この傾斜角度を相殺するように、ブラケット本体2を左右方向に水平状態で配置できる。
Referring to FIG. 8, the adjusting
このように、第2実施形態によるブラケット20は、固定面Fsが左右方向に傾斜している場合であっても、ブラケット本体2を左右方向に水平状態で配置できるので、ヘッドボックス8の長手方向に、一対のブラケット20・20を取り付けることで、ブラインドBndを水平状態で配置できる(図15参照)。
As described above, in the
又、第2実施形態によるブラケット20は、固定面Fsが左右方向に傾斜している場合であっても、ブラケット本体2を左右方向に水平状態で配置できるので、ヘッドボックス8の長手方向に、一対のブラケット20・20を取り付けることで、ロールスクリーンSrを水平状態で配置できる(図16参照)。
Further, in the
図7又は図8を参照すると、調整装置32は、第1部材32fに対して、第2部材32mを傾動できることに限定されない。複数の送りねじ32sの送り量を同じにすることで、第1部材32fに対して、第2部材32mを適宜な間隔で離間できる。
Referring to FIG. 7 or FIG. 8, the adjusting
(ブラインド用ブラケットの作用)
次に、第2実施形態によるブラケット20の作用及び効果を説明する。図7又は図8及び図15又は図16を参照すると、第2実施形態によるブラケット20は、調整装置32に備わる複数の送りねじ32sを操作することで、ブラケット本体2に対する調整装置32の傾斜角度又は離間距離を調整できる。これにより、固定面Fsが水平面に対して傾斜している場合であっても、ヘッドボックス8を水平状態に支持できるため、ブラインドBnd又はロールスクリーンSrなどの遮蔽部材を水平状態で設置できる。
(Action of blind bracket)
Next, the operation and effect of the
第1実施形態によるブラケット10と第2実施形態によるブラケット20を対比すると、第1実施形態によるブラケット10は、第2部材31mに対して、第1部材31fを前後方向又は左右方向に傾動できるのに対し、第2実施形態によるブラケット20は、第2部材32mに対して、第1部材32fを左右方向のみ傾動できるという違いがある。
Comparing the
[第3実施形態]
(ブラインド用ブラケットの構成)
次に、本発明の第3実施形態によるブラインド用ブラケットの構成を説明する。
[Third Embodiment]
(Structure of bracket for blinds)
Next, the configuration of the blind bracket according to the third embodiment of the present invention will be described.
図9から図11を参照すると、本発明の第3実施形態によるブラインド用ブラケット(以下、ブラケットと略称する)30は、係止部材となるスライド部材1、ブラケット本体2、及び、調整装置33を備えている。なお、スライド部材1及びブラケット本体2の構成は、第1実施形態で説明しているので、以下、説明を省略する。
Referring to FIGS. 9 to 11, the blind bracket (hereinafter, abbreviated as bracket) 30 according to the third embodiment of the present invention includes a
(調整装置の構成)
次に、第3実施形態による調整装置33の構成を説明する。図7又は図8を参照すると、調整装置32は、一方の面を開口した箱状の第1部材33fと矩形の第2部材33mを備えている。又、調整装置32は、第1部材33fの各側面に設けられる四つの操作手段となる送りねじ33sと一対一組のくさび部材(図示せず)を備えている。
(Structure of adjustment device)
Next, the configuration of the adjusting
図9を参照すると、第1部材33fは、ブラケット本体2の上面板21hに載置できる。第1部材32fは、一対一組の送りねじ32s・32sを両側面及び前後面に取り付けている。送りねじ33sは、その首部が第1部材32fの側面及び前後面に回転自在に取り付けられている。又、送りねじ33sは、第1部材32fの側面及び前後面から離脱困難に連結している。
Referring to FIG. 9, the
図9から図11を参照すると、図示しないくさび部材は、第1部材33fの内部に配置している。これらのくさび部材は、送りねじ33sのねじ部と螺合している。図示しないプラスドライバなどの工具を用いて、送りねじ33sを回転すると、送りねじ33sとの螺旋運動により、くさび部材を進退自在な直線運動に変換できる。又、複数の送りねじ33sは、互いに独立して操作できる。
Referring to FIGS. 9 to 11, the wedge member (not shown) is arranged inside the
図9から図11を参照すると、このように、送りねじ33sと図示しないくさび部材は、回転運動をねじ部材との螺旋運動により直線運動に変換する単一ねじ機構を構成している。
Referring to FIGS. 9 to 11, the
図9から図11を参照すると、第2部材33mは、その一方の面を固定面Fsに当接できる(図3又は図4参照)。又、第2部材33mは、四角錐台状の凸部(図示せず)を他方の面の中央部から突出している。第2部材33mは、図示しない凸部の先端面が第1部材33fの底面に近接した状態で配置されている。
Referring to FIGS. 9 to 11, the
図9から図11を参照すると、第1部材33fは、締結部材Swのねじ部を逃げる逃げ穴(図示せず)を中央部に開口している。同様に、第2部材33mは、締結部材Swのねじ部を逃げる逃げ穴33hを中央部に開口している。締結部材Swを用いて、調整装置33を介して、ブラケット本体2を固定面Fsに固定できる(図3又は図4参照)。
Referring to FIGS. 9 to 11, the
図9から図11を参照して、送りねじ33sを一方の方向に回転すると、図示しないくさび部材を第1部材33fの側面に向かって後退できる。一方、送りねじ33sを他方の方向に回転すると、図示しないくさび部材を第1部材33fの中央部に向かって進出できる。
With reference to FIGS. 9 to 11, when the
図8を類照すると、図示しないくさび部材は、斜面を端部に形成している。一方、第2部材33mの凸部は、くさび部材の斜面と摺動自在な斜面を形成している。送りねじ33sを一方の方向に回転すると、くさび部材が第1部材33fの側面に向かって後退することで、第2部材33mの一方の端部を下降できる。送りねじ33sを他方の方向に回転すると、くさび部材が第1部材33fの中央部に向かって進出することで、第2部材33mの一方の端部を上昇できる。
By analogy with FIG. 8, the wedge member (not shown) has a slope formed at the end. On the other hand, the convex portion of the
図9から図11を参照すると、このように、第3実施形態による調整装置33は、第2部材33mと図示しないくさび部材が相互に連動する複数の連動機構を備えている。そして、これらの連動機構は、複数の送りねじ33sを互いに独立して操作できる。
Referring to FIGS. 9 to 11, as described above, the adjusting
図10(A)を参照して、第1部材33fの左側に配置された一組のくさび部材を第1部材33fの側面に向かって後退すると共に、第1部材33fの右側に配置された一組のくさび部材を第1部材33fの中央部に向かって進出することで、第1部材32fに対して、固定面Fsに配置された第2部材33mを反時計方向に傾動できる。
With reference to FIG. 10A, a set of wedge members arranged on the left side of the
図10(A)を参照すると、調整装置33は、複数の送りねじ33sを操作することで、第1部材32fに対して、固定面Fsに配置された第2部材33mを左右方向に傾動できる。これより、固定面Fsが左右方向に傾斜している場合であっても、この傾斜角度を相殺するように、ブラケット本体2を左右方向に水平状態で配置できる。
Referring to FIG. 10A, the adjusting
このように、第3実施形態によるブラケット30は、固定面Fsが左右方向に傾斜している場合であっても、ブラケット本体2を左右方向に水平状態で配置できるので、ヘッドボックス8の長手方向に、一対のブラケット30・30を取り付けることで、ブラインドBndを水平状態で配置できる(図15参照)。
As described above, in the
又、第3実施形態によるブラケット30は、固定面Fsが左右方向に傾斜している場合であっても、ブラケット本体2を左右方向に水平状態で配置できるので、ヘッドボックス8の長手方向に、一対のブラケット30・30を取り付けることで、ロールスクリーンSrを水平状態で配置できる(図16参照)。
Further, in the
図10(B)を参照して、第1部材33fの奥側に配置された一組のくさび部材を第1部材33fの側面に向かって後退すると共に、第1部材33fの手前側に配置された一組のくさび部材を第1部材33fの中央部に向かって進出することで、第1部材33fに対して、固定面Fsに配置された第2部材33mを前後方向に傾動できる。
With reference to FIG. 10B, a set of wedge members arranged on the back side of the
図10を参照すると、調整装置33は、第1部材33fに対して、固定面Fsに配置された第2部材33mを傾動できることに限定されない。複数の送りねじ33sの送り量を同じにすることで、第1部材33fに対して、固定面Fsに配置された第2部材33mを適宜な間隔で離間できる。
Referring to FIG. 10, the adjusting
(ブラインド用ブラケットの作用)
次に、第3実施形態によるブラケット20の作用及び効果を説明する。図9から図11及び図15又は図16を参照すると、第3実施形態によるブラケット30は、調整装置33に備わる複数の送りねじ33sを操作することで、ブラケット本体2に対する調整装置33の傾斜角度又は離間距離を調整できる。これにより、固定面Fsが水平面に対して傾斜している場合であっても、ヘッドボックス8を水平状態に支持できるため、ブラインドBnd又はロールスクリーンSrなどの遮蔽部材を水平状態で設置できる。
(Action of blind bracket)
Next, the operation and effect of the
[第4実施形態]
(ブラインド用ブラケットの構成)
次に、本発明の第4実施形態によるブラインド用ブラケットの構成を説明する。
[Fourth Embodiment]
(Structure of bracket for blinds)
Next, the configuration of the blind bracket according to the fourth embodiment of the present invention will be described.
図12から図14を参照すると、本発明の第4実施形態によるブラインド用ブラケット(以下、ブラケットと略称する)40は、係止部材となるスライド部材1、ブラケット本体2、及び、調整装置34を備えている。なお、スライド部材1及びブラケット本体2の構成は、第1実施形態で説明しているので、以下、説明を省略する。
Referring to FIGS. 12 to 14, the blind bracket (hereinafter, abbreviated as bracket) 40 according to the fourth embodiment of the present invention includes a
(調整装置の構成)
次に、第4実施形態による調整装置34の構成を説明する。図12から図14を参照すると、調整装置34は、矩形板状の第1部材34fと四つの帯板状の第2部材34mを備えている。又、調整装置34は、四つの操作手段となる円板状のダイヤルノブ34dと四つの送りねじ34sを備えている。
(Structure of adjustment device)
Next, the configuration of the adjusting
図12から図14を参照すると、第1部材34fは、ブラケット本体2の上面板21hに載置できる。第1部材34fは、送りねじ34sを四隅部に立設している。第1部材34fは、送りねじ34sの基端部と回転自在に連結しているが、送りねじ34sを脱落困難に保持している。
Referring to FIGS. 12 to 14, the
又、図12から図14を参照すると、第1部材34fは、一対の案内ブロック341・341を上面から突出している。これらの案内ブロック341・341は、矩形に切り欠いた切り欠き部を有している。これらの切り欠き部は、第2部材34mを回転困難に互いに独立して昇降自在に案内できる。
Further, referring to FIGS. 12 to 14, the
図12から図14を参照すると、第2部材34mは、雌ねじ部fsを中央部に設けている。雌ねじ部fsは、送りねじ34sと螺合している。又、ダイヤルノブ34dは、その中心部が送りねじ34sの基端部側に固定されている。ダイヤルノブ34dと送りねじ34sは、一体となって回転できる。ダイヤルノブ34dを回転すると、送りねじ34sとの螺旋運動により、第2部材34mを昇降自在な直線運動に変換できる。又、複数のダイヤルノブ34dは、互いに独立して操作できる。
Referring to FIGS. 12 to 14, the
図12から図14を参照すると、このように、第2部材34mとダイヤルノブ34dは、ダイヤルノブ34dの回転運動を送りねじ34sとの螺旋運動により直線運動に変換する単一ねじ機構を構成している。ダイヤルノブ34dは、指などとの滑りを抑制するため、筋目ローレットを外周に形成することが好ましい。
Referring to FIGS. 12 to 14, the
図12から図14を参照すると、第1部材34fは、締結部材Swのねじ部を逃げる逃げ穴34hを中央部に開口している(図3又は図4(B)参照)。締結部材Swを用いて、調整装置34を介して、ブラケット本体2を固定面Fsに固定できる。
Referring to FIGS. 12 to 14, the
図12から図14を参照して、ダイヤルノブ34dを一方の方向に回転すると、第2部材34mを第1部材34fに向かって下降できる。一方、ダイヤルノブ34dを他方の方向に回転すると、第2部材34mを第1部材34fから離反する方向に上昇できる。
With reference to FIGS. 12 to 14, when the
図13を参照すると、正面から見て右側に配置された一組のダイヤルノブ34d・34dを一方の方向に回転し、右側に配置された一組の第2部材34m・34mが第1部材34fに向かって下降している。一方、正面から見て左側に配置された一組のダイヤルノブ34d・34dを他方の方向に回転し、左側に配置された一組の第2部材34m・34mが第1部材34fから離反する方向に上昇している。
Referring to FIG. 13, a set of
図13を参照すると、調整装置34は、複数のダイヤルノブ34dを操作することで、第1部材34fに対して、第2部材34mの左右の上昇量を異ならせることで、固定面Fsに対して第1部材34fを左右方向に相対的に傾動できる。これより、固定面Fsが左右方向に傾斜している場合であっても、この傾斜角度を相殺するように、ブラケット本体2を左右方向に水平状態で配置できる。
Referring to FIG. 13, the adjusting
このように、第4実施形態によるブラケット40は、固定面Fsが左右方向に傾斜している場合であっても、ブラケット本体2を左右方向に水平状態で配置できるので、ヘッドボックス8の長手方向に、一対のブラケット40・40を取り付けることで、ブラインドBndを水平状態で配置できる(図15参照)。
As described above, in the
又、第4実施形態によるブラケット40は、固定面Fsが左右方向に傾斜している場合であっても、ブラケット本体2を左右方向に水平状態で配置できるので、ヘッドボックス8の長手方向に、一対のブラケット40・40を取り付けることで、ロールスクリーンSrを水平状態で配置できる(図16参照)。
Further, in the
図14を参照すると、奥側に配置された一組のダイヤルノブ34d・34dを一方の方向に回転し、奥側に配置された一組の第2部材34m・34mが第1部材34fに向かって下降している。一方、手前側に配置された一組のダイヤルノブ34d・34dを他方の方向に回転し、手前側に配置された一組の第2部材34m・34mが第1部材34fから離反する方向に上昇している。
Referring to FIG. 14, a set of
図14を参照すると、調整装置34は、複数のダイヤルノブ34dを操作することで、第1部材34fに対して、第2部材34mの前後の上昇量を異ならせることで、固定面Fsに対して第1部材34fを前後方向に相対的に傾動できる。これより、固定面Fsが前後方向に傾斜している場合であっても、この傾斜角度を相殺するように、ブラケット本体2を前後方向に水平状態で配置できる。
Referring to FIG. 14, the adjusting
図12から図14を参照すると、調整装置34は、第1部材34fに対して、第2部材34mを相対的に傾動できることに限定されない。第1部材31fに対する複数のダイヤルノブ34dの上昇量を同じにすることで、第1部材34fに対して、第2部材34mを適宜な間隔で離間できる。
Referring to FIGS. 12 to 14, the adjusting
(ブラインド用ブラケットの作用)
次に、第4実施形態によるブラケット20の作用及び効果を説明する。
(Action of blind bracket)
Next, the operation and effect of the
図12から図16を参照すると、第4実施形態によるブラケット40は、調整装置34に備わる複数のダイヤルノブ34dを操作することで、ブラケット本体2に対する調整装置34の傾斜角度又は離間距離を調整できる。これにより、固定面Fsが水平面に対して傾斜している場合であっても、ヘッドボックス8を水平状態に支持できるため、ブラインドBnd又はロールスクリーンSrなどの遮蔽部材を水平状態で設置できる。
Referring to FIGS. 12 to 16, the
本発明によるブラインド用ブラケットは、以下の効果を奏することができる。
(1)ブラケット本体に対する調整装置の傾斜角度又は高さを調整することで、固定面の水平度が維持されていない場合であっても、ブラケット本体を水平に固定することができるため、ブラインドの水平を維持した状態で設置できる。
(2)操作手段を操作することで調整装置の傾斜角度又は高さを調整でき、ブラケット本体を固定面に合わせた状態を目視での調整が可能となるため、ブラケットの高さや角度の調整が容易となる。
(3)操作手段の回転操作を第2部材の昇降動作に変換しているので、調整量が把握し易くなり、その微調整も容易となる。
(4)連動機構を複数設け、独立して調整可能とすることで、ブラケット本体の傾斜角度や高さ設定の自由度に幅を持たせることができる。
The bracket for blinds according to the present invention can exert the following effects.
(1) By adjusting the tilt angle or height of the adjusting device with respect to the bracket body, the bracket body can be fixed horizontally even if the horizontality of the fixed surface is not maintained, so that the blind It can be installed while maintaining the level.
(2) The tilt angle or height of the adjusting device can be adjusted by operating the operating means, and the state where the bracket body is aligned with the fixed surface can be visually adjusted, so that the height and angle of the bracket can be adjusted. It will be easy.
(3) Since the rotation operation of the operating means is converted into the elevating operation of the second member, the adjustment amount can be easily grasped and the fine adjustment thereof can be easily performed.
(4) By providing a plurality of interlocking mechanisms so that they can be adjusted independently, it is possible to give a wide range of degrees of freedom in setting the tilt angle and height of the bracket body.
1 スライド部材(係止部材)
1n 可動爪
2 ブラケット本体
8a ヘッドボックス(支持枠)
10 ブラケット(ブラインド用ブラケット)
21n・21n 一対の爪部
31 調整装置
31d ダイヤルノブ
31f 第1部材
31m 第2部材
31s ねじ部材
Fs 固定面
Bnd ブラインド
1 Slide member (locking member)
1n
10 Brackets (brackets for blinds)
21n ・ 21n Pair of
Claims (9)
前記係止部材と協働して、前記支持枠を着脱自在に支持するブラケット本体と、
窓枠の上面又は天井を含む固定面に対して、前記ブラケット本体の前後方向の傾斜角度及び左右方向の傾斜角度を調整自在な調整装置と、を備えている、ブラインド用ブラケット。 A locking member that can freely lock the support frame that suspends the shielding member including at least the blinds,
A bracket body that detachably supports the support frame in cooperation with the locking member, and
A bracket for blinds, comprising an adjusting device capable of adjusting the tilt angle in the front-rear direction and the tilt angle in the left-right direction of the bracket body with respect to the upper surface of the window frame or the fixed surface including the ceiling.
前記単一ねじ機構は、中心部を前記ねじ部材の雄ねじ部に固定したダイヤルノブを有し、
前記ダイヤルノブを回転することで、前記ブラケット本体に配置された第1部材を前記固定面に配置された第2部材に対して、進退自在又は傾動自在に移動させる、請求項2記載のブラインド用ブラケット。 The adjusting device includes a single screw mechanism that converts the rotary motion of the operating means into a linear motion by a spiral motion with a screw member.
The single thread mechanism has a dial knob whose central portion is fixed to the male thread portion of the thread member.
The blind according to claim 2, wherein by rotating the dial knob, the first member arranged on the bracket body is moved forward and backward or tiltably with respect to the second member arranged on the fixed surface. bracket.
前記単一ねじ機構の直線運動の移動方向を前記直線運動の移動方向と交差する方向に移動させるくさび部材と、を備え、
前記くさび部材は、前記ブラケット本体に配置された第1部材を前記固定面に配置された第2部材に対して、進退自在又は傾動自在に移動させる、請求項2記載のブラインド用ブラケット。 The adjusting device includes a single screw mechanism that converts the rotary motion of the operating means into a linear motion by a spiral motion with a screw member.
A wedge member that moves the moving direction of the linear motion of the single screw mechanism in a direction intersecting the moving direction of the linear motion is provided.
The blind bracket according to claim 2, wherein the wedge member moves the first member arranged on the bracket body so as to be able to move forward and backward or tilt freely with respect to the second member arranged on the fixed surface.
これらの連動機構は、前記操作手段を互いに独立して操作できる、請求項4記載のブラインド用ブラケット。 The adjusting device includes a plurality of interlocking mechanisms in which the second member and the wedge member are interlocked with each other.
The blind bracket according to claim 4, wherein these interlocking mechanisms can operate the operating means independently of each other.
ブラインドを少なくとも含む遮蔽部材を吊り下げた支持枠を、前記ブラケット本体及び係止部材を用いて支持する第2工程と、
前記調整装置に備わる操作手段を操作して、前記固定面に対して、前記ブラケット本体の前後方向の傾斜角度及び左右方向の傾斜角度、並びに、前記ブラケット本体の離間距離を変更する第3工程と、を含んでいる、ブラインド用ブラケットの固定方法。 The first step of fixing the bracket body and the adjusting device capable of adjusting the tilt angle in the front-rear direction and the tilt angle in the left-right direction to the upper surface of the window frame or the fixed surface including the ceiling by using the fastening member. ,
The second step of supporting the support frame from which the shielding member including at least the blind is suspended by using the bracket body and the locking member, and
A third step of operating the operating means provided in the adjusting device to change the tilt angle of the bracket body in the front-rear direction and the tilt angle in the left-right direction with respect to the fixed surface, and the separation distance of the bracket body. How to secure the bracket for the blind, including.
前記係止部材と協働して、前記支持枠を着脱自在に支持するブラケット本体と、 A bracket body that detachably supports the support frame in cooperation with the locking member, and
窓枠の上面又は天井を含む固定面に対して、前記ブラケット本体の傾斜角度を調整自在な調整装置と、を備え、 A device for adjusting the tilt angle of the bracket body with respect to the upper surface of the window frame or the fixed surface including the ceiling is provided.
前記調整装置は、前記固定面に対して、前記ブラケット本体の傾斜角度、及び、前記ブラケット本体の離間距離を変更するための操作手段、及び前記操作手段の回転運動をねじ部材との螺旋運動により直線運動に変換する単一ねじ機構を備え、The adjusting device performs an operating means for changing the inclination angle of the bracket body and a separation distance of the bracket body with respect to the fixed surface, and a rotational motion of the operating means by a spiral motion with a screw member. Equipped with a single screw mechanism that converts to linear motion,
前記単一ねじ機構は、中心部を前記ねじ部材の雄ねじ部に固定したダイヤルノブを有し、 The single thread mechanism has a dial knob whose central portion is fixed to the male thread portion of the thread member.
前記ダイヤルノブを回転することで、前記ブラケット本体に配置された第1部材を前記固定面に配置された第2部材に対して、進退自在又は傾動自在に移動させる、ブラインド用ブラケット。 A blind bracket that rotates the dial knob to move the first member arranged on the bracket body to the second member arranged on the fixed surface so as to be able to move forward and backward or tilt freely.
前記係止部材と協働して、前記支持枠を着脱自在に支持するブラケット本体と、 A bracket body that detachably supports the support frame in cooperation with the locking member, and
窓枠の上面又は天井を含む固定面に対して、前記ブラケット本体の傾斜角度を調整自在な調整装置と、を備え、 A device for adjusting the tilt angle of the bracket body with respect to the upper surface of the window frame or the fixed surface including the ceiling is provided.
前記調整装置は、前記固定面に対して、前記ブラケット本体の傾斜角度、及び、前記ブラケット本体の離間距離を変更するための操作手段と、The adjusting device includes an operating means for changing the inclination angle of the bracket body and the separation distance of the bracket body with respect to the fixed surface.
前記操作手段の回転運動をねじ部材との螺旋運動により直線運動に変換する単一ねじ機構と、 A single screw mechanism that converts the rotary motion of the operating means into a linear motion by spiral motion with the screw member,
前記単一ねじ機構の直線運動の移動方向を前記直線運動の移動方向と交差する方向に移動させるくさび部材と、を備え、 A wedge member that moves the moving direction of the linear motion of the single screw mechanism in a direction intersecting the moving direction of the linear motion is provided.
前記くさび部材は、前記ブラケット本体に配置された第1部材を前記固定面に配置された第2部材に対して、進退自在又は傾動自在に移動させる、ブラインド用ブラケット。 The wedge member is a blind bracket that moves a first member arranged on the bracket body so as to be able to move forward / backward or tilt with respect to a second member arranged on the fixed surface.
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