JP7096602B2 - ボルト検査ボックス及びナット検査ボックス - Google Patents
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Description
2)、支持軸にて水平方向にスライドする蓋を閉めた状態で、180°回転してもボルト(ナット)が落下しないものであり、特に移動する時に有効である。
3)、蓋を透明にすることにより、中のボルトの頭やナットを目視することができ、変形やキズ等をチェックできる。
また、蓋を開いた状態で、ボルトの頭を手で触れてチェックできる。
4)、底面を開放することにより、蓋を閉めた状態で180°回転させ、ボルトのネジ部を直接チェックできる。
5)、挿入孔が、指定のボルト径に合うように設計されているため、異なるボルトが混入(挿入)されることはない。
6)、挿入棒により指定のナットの径に合うように設計されているため、異なるナットを挿入することはない。
7)、整列板を垂直方向に2箇所設けることにより、長いボルトでも整列できる。
8)、整列板を水平方向に少なくとも2箇所設けることにより、より多くのボルト及びナットの検査ができる。
2はBOX本体で、透明なアクリル板にて加工してなり、両側の2本の脚板2aの上部にボルトを複数本(指定された数)挿入する挿入孔2b1を穿設した整列板2bを設けると共に、前後に2枚の支持板2cを設けてあり、底面を開放してある。
3は透明なアクリル板にて加工してなる蓋で、一端に蝶ボルトによる支持軸3aにて水平方向に開閉可能に設けると共に、他端に切欠溝3bを形設してある。
なお、長いボルトを挿入する場合は、整列板2bの下方に別の整列板2ba
を設けるものである。
4は支持板2cに設けた固定ボルトで、前記切欠溝3bに挿入し固定するものである。(図1・図2)
まず、ボルト検査ボックス1における固定ボルト4を緩め、蓋3を支持軸3aを中心に水平方向に開く。
その後、整列板2b(整列板2ba)の各挿入孔2b1に、各種機械等から取り外した指定したボルトB(指定された数)を挿入する。
そして、目視にてボルトの頭Aをチェックし、変形やキズ等があれば必要に応じて取り除き、新しいボルトに入れ替える。
つまり、取り外したボルト数と取り付けるボルト数は一致する。
まず、ボルト検査ボックス1を前記の状態(蓋3を閉じた状態)反転(180°)し、ボルトB―――が上方にくるようにする。
この時、ボルトの頭Aは蓋3の底面に当接した状態になっている。
この状態で、ネジ部Nを目視して、変形やキズ等を検査すると共に、必要に応じて潤滑剤や焼き付き防止剤の塗布等を行うものである。
ボルト検査ボックス21は、前述ボルト検査ボックス1を水平方向に左右対称に二箇所設けたもので、支持軸23a・23aにて左右に開閉すべく、蓋23・23の後端内側接合部に案内部23d・23dを形成してある。(図5・図6)
このナット検査ボックス31は、基本的な構造はボルト検査ボックス1と同じであるが、異なる部位のみ説明する
挿入孔2b1(図1・図2)の変りにナットを挿入する挿入棒31b1―――を複数本(この実施例の場合、54本)立設してある。
なお、挿入棒31b1の径は、指定したナットNの径に合うもので、他のナットを混合させないものとする。(図7・図8)
このナット検査ボックス41は、前記ナット検査ボックス31を水平方向に左右対称に二箇所設けたもので支持軸41a・41aにて左右に開閉すべく、蓋43・43の後端内側接合部に案内部41d・41dを形成してある。(図9・図10)
また、大きさや挿入孔(挿入棒)の数やボルト(ナット)の大きさ(径)等、必要に応じて決めればよい。
さらに、目視にて問題が発生した時、色々な対応が可能となるものである。
2―――――BOX本体
2a――――脚板
2b――――整列板
2b1―――挿入孔
2c――――支持板
3―――――蓋
3a――――支持軸
3b――――切欠溝
4―――――固定ボルト
31――――ナット検査ボックス
N―――――ナット
31b1――挿入棒
Claims (9)
- BOX本体にボルトを複数本挿入する挿入孔を穿設した整列板を少なくとも1箇所設け、上面に開閉自在な蓋を設けると共に、
前記蓋が、一端に支持軸を設け、前記支持軸を中心に水平方向スライド開閉自在に設けてあり、
前記整列板から前記蓋までの垂直距離が前記ボルトの長さより短く設定されており、前記蓋を閉めた状態で180°回転しても前記挿入孔から前記ボルトが落下しないことを特徴とするボルト検査ボックス。 - 少なくとも前記蓋が透明であることを特徴とする請求項1記載のボルト検査ボックス。
- 前記挿入孔が、指定した前記ボルトの径に合うもので、他のボルトを混入させないことを特徴とする請求項1又は2記載のボルト検査ボックス。
- 前記BOX本体の底面が開放してなることを特徴とする請求項1、2又は3記載のボルト検査ボックス。
- 前記ボルトの頭部及びネジ部を目視できることを特徴とする請求項1、2、3又は4記載のボルト検査ボックス。
- BOX本体にナットを挿入する挿入棒を複数立設した整列板の上部に、開閉自在な蓋を設けると共に、前記挿入棒の先端部から前記蓋までの垂直距離が前記ナットの高さよりも短く設定されており、前記蓋を閉めた状態で180°回転しても前記挿入棒から前記ナットが落下しないことを特徴とするナット検査ボックス。
- 前記蓋が、一端に支持軸を設け、この支持軸を中心に水平方向スライド開閉自在に設けてあることを特徴とする請求項6記載のナット検査ボックス。
- 少なくとも前記蓋が透明であることを特徴とする請求項6又は7記載のナット検査ボックス。
- 前記挿入棒が、指定した前記ナットの径に合うもので、他のナットを混入させないことを特徴とする請求項6、7又は8記載のナット検査ボックス。
Applications Claiming Priority (2)
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JP2020068642A Active JP7096602B2 (ja) | 2019-03-18 | 2020-03-17 | ボルト検査ボックス及びナット検査ボックス |
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Country | Link |
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JP (1) | JP7096602B2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2000318829A (ja) | 1999-05-13 | 2000-11-21 | Westec:Kk | ネジ類整列治具及び該治具を用いたネジ類整列方法 |
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2020
- 2020-03-17 JP JP2020068642A patent/JP7096602B2/ja active Active
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2000318829A (ja) | 1999-05-13 | 2000-11-21 | Westec:Kk | ネジ類整列治具及び該治具を用いたネジ類整列方法 |
Also Published As
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---|---|
JP2020153520A (ja) | 2020-09-24 |
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