JP7096092B2 - 連結パイプおよび連結パイプの製造方法 - Google Patents
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Description
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、製造性および接合強度に優れた連結パイプを提供するものである。
すなわち、本発明によれば、以下に示す連結パイプおよび連結パイプの製造方法が提供される。
[1]
樹脂製パイプAと、上記樹脂製パイプAの長手方向に連結された樹脂製パイプZと、を備えるA-Z型の連結パイプであって、
上記樹脂製パイプAの一端a1と上記樹脂製パイプZの一端z1との係合部の周縁部に、熱可塑性樹脂成形体が形成されており、上記熱可塑性樹脂成形体によって上記係合部が一体的に樹脂接合されている連結パイプ。
[2]
樹脂製パイプAと、上記樹脂製パイプAの長手方向に連結された1本以上の樹脂製パイプMと、上記樹脂製パイプMの長手方向に連結された樹脂製パイプZと、を備えるA-M-Z型の連結パイプであって、
少なくとも一つの係合部の周縁部に、熱可塑性樹脂成形体が形成されており、上記熱可塑性樹脂成形体によって上記係合部が一体的に樹脂接合されている連結パイプ。
[3]
上記樹脂製パイプMが2本以上の樹脂製パイプを含む上記[2]に記載の連結パイプ。
[4]
上記樹脂製パイプMが、直胴形状である上記[2]または[3]に記載の連結パイプ。
[5]
上記熱可塑性樹脂成形体が射出成形体である上記[1]乃至[4]のいずれか一つに記載の連結パイプ。
[6]
上記係合部が、突き合わせ嵌合によって形成されている上記[1]乃至[5]のいずれか一つに記載の連結パイプ。
[7]
上記係合部が、周縁方向に1個以上のキー溝構造を有する上記[1]乃至[6]のいずれか一つに記載の連結パイプ。
[8]
上記熱可塑性樹脂成形体がポリアミド系樹脂を含む上記[1]乃至[7]のいずれか一つに記載の連結パイプ。
[9]
上記樹脂製パイプAおよび上記樹脂製パイプZがポリアミド系樹脂を含む上記[1]乃至[8]のいずれか一つに記載の連結パイプ。
[10]
上記ポリアミド系樹脂が、メタキシリレンジアミンとアジピン酸から得られるポリアミド系樹脂を含む上記[8]または[9]に記載の連結パイプ。
[11]
上記熱可塑性樹脂成形体が、無機充填剤、難燃剤、および着色剤からなる群から選ばれる一又は二以上の添加剤を含有する上記[1]乃至[10]のいずれか一つに記載の連結パイプ。
[12]
樹脂製パイプAと、上記樹脂製パイプAの長手方向に連結された樹脂製パイプZと、を備えるA-Z型の連結パイプを製造するための製造方法であって、
上記樹脂製パイプAの一端a1と上記樹脂製パイプZの一端z1との係合部の周縁部に、熱可塑性樹脂または熱可塑性樹脂組成物を射出成形することによって上記係合部を一体的に樹脂接合する工程を含む連結パイプの製造方法。
[13]
樹脂製パイプAと、上記樹脂製パイプAの長手方向に連結された1本以上の樹脂製パイプMと、上記樹脂製パイプMの長手方向に連結された樹脂製パイプZと、を備えるA-M-Z型の連結パイプを製造するための製造方法であって、
少なくとも一つの係合部の周縁部に、熱可塑性樹脂または熱可塑性樹脂組成物を射出成形することによって上記係合部を一体的に樹脂接合する工程を含む連結パイプの製造方法。
<A-Z型連結パイプ>
A-Z型連結パイプは、パイプAと、パイプZとが長手方向、すなわち直列方向に連結されており、パイプAの一端(断面)a1とパイプZの一端(断面)z1との係合部の周縁部に、熱可塑性樹脂成形体を成形(例えば、射出成形)することによって上記係合部が一体的に樹脂接合された連結パイプである。
本実施形態に係るA-Z型連結パイプは、成形時に重合反応熱が発生せず、空気中でも安定で、人体有毒性も低い熱可塑性樹脂または熱可塑性樹脂組成物を使用し、さらに温度制御が容易な樹脂成形法(射出成形)を使用するため、製造性に優れている。さらに、係合部の周縁部に熱可塑性樹脂成形体を一様に形成できるため、接合部全体を均一に強度補強することが可能である。したがって、本実施形態に係るA-Z型連結パイプは、製造性および接合強度に優れている。
また、パイプAの一端a1とパイプZの一端z1の断面形状は周方向に接点部(重なり部)を持つ限りは特段の制限を受けないが、好ましくは両者の一端a1と一端z1は同一形状であり、連結した際に段差が発生しないような断面形状を有す。パイプAの一端a1とパイプZの一端z1の、短手方向(断面形状が略円形である場合は、半径方向)に投影した際の断面部の形状は、通常は長手方向に対して垂直である。
樹脂製パイプAおよび樹脂製パイプZの長手方向のパイプ形状は特に制限されない。
凹部5には、キー溝8が形成されていることが好ましい。このようなキー溝8にキーを差し込むことによって、成形時の樹脂製パイプ同士の滑り回転を防止できるとともに、嵌合状態を金型内で位置固定する位置合わせにも役立てられる。
A-(M)n-Z型連結パイプは、樹脂製パイプAと、n本の樹脂製パイプMと、樹脂製パイプZと、がこの順に長手方向に連結、すなわち直列連結された、A-(M)n-Z型の連結パイプ(ここで、nは1以上の整数を示す)である。本実施形態に係るA-(M)n-Z型連結パイプにおいては、樹脂製パイプMの本数nは、連結パイプの総延長にも拠るが、例えば1本以上、好ましくは1~5本、より好ましくは1~3本である。本数nが増加すると射出成形時の金型構造が複雑化し、結果的に煩雑な操作につながり生産効率の低下をもたらす場合があるので好ましくない。なお、以下の説明ではパイプMが2本以上の複数本介在する場合は、パイプAに連結されるが側から、M1、M2、M3、・・・と呼び、パイプZに連結される側からは、パイプMn、パイプMn-1と呼ぶ場合がある。
凹部5には、キー溝8が形成されていることが好ましい。このようなキー溝8にキーを差し込むことによって、成形時の樹脂製パイプ同士の滑り回転を防止できるとともに、嵌合状態を金型内で位置固定する位置合わせにも役立てられる。
パイプMは、中空型パイプであっても非中空型パイプであってもよい。中空型パイプの場合は、一方の一端m1とパイプMの他方の他端m2の、長手方向に投影した際の断面形状が、通常は同一形状であり、例えば、略円形、略楕円形、略オバール形、略半円形、または略角形のいずれかである。パイプの機械強度やパイプ製造の容易さから、略円形、略オバール系または略角形が好ましく用いられる。非中空型パイプとしては、一端a1とパイプZの一端z1の、長手方向に投影した際の断面形状が、H型、山形、溝形(チャンネル型)、リップ溝型を例示できる。これらの中では溝形が好ましい。
樹脂製パイプMが2本以上の複数本の場合は、長さ、内径および外径が同一な樹脂製パイプMが好んで用いられる。樹脂製パイプMの形状は特に制限されないが、通常は直胴形状である。
<熱可塑性樹脂>
本実施形態に係るパイプ間係合部に成形される熱可塑性樹脂とは、樹脂成分として熱可塑性樹脂を含み、必要に応じて無機充填剤、難燃剤、および着色剤からなる群から選ばれる一又は二以上の添加剤をさらに含む熱可塑性樹脂組成物である。
熱可塑性樹脂種としては、線膨張係数が適度な範囲にあり(例えば、1.0×10-4/K以下)、かつ射出成形法により、係合部に設けられた凹部5にリング状に成形しうるものであれば特に限定されないが、例えば、ポリオレフィン系樹脂、極性基含有ポリオレフィン系樹脂、ポリメタクリル酸メチル樹脂等のポリメタクリル系樹脂、ポリアクリル酸メチル樹脂等のポリアクリル系樹脂、ポリスチレン樹脂、ポリビニルアルコール-ポリ塩化ビニル共重合体樹脂、ポリビニルアセタール樹脂、ポリビニルブチラール樹脂、ポリビニルホルマール樹脂、ポリメチルペンテン樹脂、無水マレイン酸-スチレン共重合体樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリフェニレンエーテル樹脂、ポリエーテルエーテルケトン樹脂、ポリエーテルケトン樹脂等の芳香族ポリエーテルケトン、ポリエステル系樹脂、ポリウレタン樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリアミドイミド樹脂、ポリイミド樹脂、ポリエーテルイミド樹脂、スチレン系エラストマー、ポリオレフィン系エラストマー、ポリウレタン系エラストマー、ポリエステル系エラストマー、ポリアミド系エラストマー、アイオノマー、アミノポリアクリルアミド樹脂、イソブチレン無水マレイン酸コポリマー、ABS、ACS、AES、AS、ASA、MBS、エチレン-塩化ビニルコポリマー、エチレン-酢酸ビニルコポリマー、エチレン-酢酸ビニル-塩化ビニルグラフトポリマー、エチレン-ビニルアルコールコポリマー、塩素化ポリ塩化ビニル樹脂、塩素化ポリエチレン樹脂、塩素化ポリプロピレン樹脂、カルボキシビニルポリマー、ケトン樹脂、非晶性コポリエステル樹脂、ノルボルネン樹脂、フッ素プラスチック、ポリテトラフルオロエチレン樹脂、フッ素化エチレンポリプロピレン樹脂、PFA、ポリクロロフルオロエチレン樹脂、エチレンテトラフルオロエチレンコポリマー、ポリフッ化ビニリデン樹脂、ポリフッ化ビニル樹脂、ポリアリレート樹脂、熱可塑性ポリイミド樹脂、ポリ塩化ビニリデン樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂、ポリ酢酸ビニル樹脂、ポリサルホン樹脂、ポリパラメチルスチレン樹脂、ポリアリルアミン樹脂、ポリビニルエーテル樹脂、ポリフェニレンオキシド樹脂、ポリフェニレンスルフィド(PPS)樹脂、ポリメチルペンテン樹脂、オリゴエステルアクリレート、キシレン樹脂、マレイン酸樹脂、ポリヒドロキシブチレート樹脂、ポリスルホン樹脂、ポリ乳酸樹脂、ポリグルタミン酸樹脂、ポリカプロラクトン樹脂、ポリエーテルスルホン樹脂、ポリアクリロニトリル樹脂、スチレン-アクリロニトリル共重合体樹脂等が挙げられる。これらの熱可塑性樹脂は一種単独で使用してもよいし、二種以上混合したアロイとして使用してもよい。
さらには、ガラス繊維やカーボン繊維等の無機充填剤で強化したものでも良い。好ましい強化樹脂組成物はガラス繊維強化ナイロン6である。なお、熱可塑性樹脂組成物が上記充填材を含む場合、その含有量は、熱可塑性樹脂100質量部に対して、好ましくは1質量部以上100質量部以下であり、より好ましくは5質量部以上90質量部以下であり、特に好ましくは10質量部以上80質量部以下である。
本実施形態に係る樹脂製パイプA、樹脂製パイプZおよび樹脂製パイプMを構成するパイプ材料は、パイプ間係合部に射出成形される上記熱可塑性樹脂として例示した樹脂種並びに樹脂組成物がそのまま使用可能である。これらの中でも、熱可塑性樹脂としては、パイプの機械的強度に優れるという理由から、ポリオレフィン系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリアセタール系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、フッ素系樹脂、ポリアリーレンエーテル系樹脂、ポリアリーレンスルフィド系樹脂、ABS樹脂から選択される一種または二種以上の熱可塑性樹脂が好適に用いられる。単独種の樹脂を用いる場合は、ポリアミド系樹脂およびポリエステル系樹脂が好ましく、ポリアミド系樹脂が特に好ましい。アロイとしてはポリアミド系樹脂とポリアリーレンエーテル系樹脂のアロイを好適例として挙げることができる。
<A-Z型の連結パイプ>
本実施形態に係るA-Z型の連結パイプの製造方法は、樹脂製パイプAの一端a1と樹脂製パイプZの一端z1と、の係合部の周縁部に、熱可塑性樹脂または熱可塑性樹脂組成物を射出成形することによって上記係合部を一体的に樹脂接合する工程を含む連結パイプの製造方法である。
具体的には、移動金型および固定金型との間で形成された上記係合部、好ましくは相欠き継ぎ嵌合部6に作られた凹部5に、溶融状態にある熱可塑性樹脂または熱可塑性樹脂組成物を射出充填後に室温に冷却した後、型開きすることによってA-Z型連結パイプを得る。より具体的には、上記凹部5に溶融状態にある熱可塑性樹脂または熱可塑性樹脂組成物が射出される射出ゲート付近に圧力センサを取り付けるとともに、上記射出ゲートから射出される溶融熱可塑性樹脂または熱可塑性樹脂組成物が、環状凹部内で最終的に合流する樹脂最終合流点に温度センサを取り付けて、上記圧力センサにより充填圧力を検知して、樹脂充填の保圧状態を制御するとともに、上記温度センサからのセンサ信号に基づいて上記樹脂最終合流点への樹脂充填状況をモニターする方法を例示できる。
本実施形態に係るA-(M)n-Z型の連結パイプの製造方法は、樹脂製パイプAの一端a1と樹脂製パイプMの一端m1との係合部、樹脂製パイプMの他端m2と他の樹脂製パイプMの一端m1との係合部、並びに他の樹脂製パイプMの他端m2と樹脂製パイプZの一端z1との係合部からなる合計(n+1)個の上記係合部のうち少なくとも一つの係合部、好ましくは相欠き継ぎ嵌合部6の周縁部(好ましくはすべての係合部の周縁部)に、熱可塑性樹脂または熱可塑性樹脂組成物を射出成形することによって上記係合部を一体的に樹脂接合する工程を含む連結パイプの製造方法である。具体的な射出接合方法は、連結箇所が1ヶ所から、パイプMの本数nの場合の(n+1)箇所に増加することを除けば、上記A-Z型連結パイプの製造方法に同一である。例えば、パイプMの本数が1本の場合(n=1)は、パイプA、パイプZを含むパイプの合計数は3となり、その場合の連結箇所は2か所である。射出ゲート数を二点に増やして、上記A-Z型連結パイプの製造方法に準じて射出成形することによって、A-(M)1-Z型連結パイプを容易に製造することができる。
2 樹脂製パイプZ
3 樹脂製パイプM
4 係合部
5 凹部
6 相欠き継ぎ嵌合部
71 環状溝
72 環状溝
8 キー溝
9 熱可塑性樹脂成形体
a1 一端
a2 他端
m1 一端
m2 他端
z1 一端
z2 他端
Claims (12)
- 樹脂製パイプAと、前記樹脂製パイプAの長手方向に連結された樹脂製パイプZと、を備えるA-Z型の連結パイプであって、
前記樹脂製パイプAの一端a1と前記樹脂製パイプZの一端z1との係合部の周縁部に、熱可塑性樹脂成形体が形成されており、前記熱可塑性樹脂成形体によって前記係合部が一体的に樹脂接合されており、
前記係合部が相欠き継ぎ嵌合によって形成されており、
相欠き継ぎ嵌合部に形成された凹部に前記熱可塑性樹脂成形体がマウントされている連結パイプ。 - 樹脂製パイプAと、前記樹脂製パイプAの長手方向に連結された1本以上の樹脂製パイプMと、前記樹脂製パイプMの長手方向に連結された樹脂製パイプZと、を備えるA-M-Z型の連結パイプであって、
少なくとも一つの係合部の周縁部に、熱可塑性樹脂成形体が形成されており、前記熱可塑性樹脂成形体によって前記係合部が一体的に樹脂接合されており、
前記係合部が相欠き継ぎ嵌合によって形成されており、
相欠き継ぎ嵌合部に形成された凹部に前記熱可塑性樹脂成形体がマウントされている連結パイプ。 - 前記樹脂製パイプMが2本以上の樹脂製パイプを含む請求項2に記載の連結パイプ。
- 前記樹脂製パイプMが、直胴形状である請求項2または3に記載の連結パイプ。
- 前記熱可塑性樹脂成形体が射出成形体である請求項1乃至4のいずれか一項に記載の連結パイプ。
- 前記係合部が、周縁方向に1個以上のキー溝構造を有する請求項1乃至5のいずれか一項に記載の連結パイプ。
- 前記熱可塑性樹脂成形体がポリアミド系樹脂を含む請求項1乃至6のいずれか一項に記載の連結パイプ。
- 前記樹脂製パイプAおよび前記樹脂製パイプZがポリアミド系樹脂を含む請求項1乃至7のいずれか一項に記載の連結パイプ。
- 前記ポリアミド系樹脂が、メタキシリレンジアミンとアジピン酸から得られるポリアミド系樹脂を含む請求項7または8に記載の連結パイプ。
- 前記熱可塑性樹脂成形体が、無機充填剤、難燃剤、および着色剤からなる群から選ばれる一又は二以上の添加剤を含有する請求項1乃至9のいずれか一項に記載の連結パイプ。
- 樹脂製パイプAと、前記樹脂製パイプAの長手方向に連結された樹脂製パイプZと、を備えるA-Z型の連結パイプを製造するための製造方法であって、
前記樹脂製パイプAの一端a1と前記樹脂製パイプZの一端z1との係合部の周縁部に、熱可塑性樹脂または熱可塑性樹脂組成物を射出成形することによって前記係合部を一体的に樹脂接合する工程を含み、
前記係合部が相欠き継ぎ嵌合によって形成されており、
相欠き継ぎ嵌合部に形成された凹部に前記熱可塑性樹脂成形体がマウントされている連結パイプの製造方法。 - 樹脂製パイプAと、前記樹脂製パイプAの長手方向に連結された1本以上の樹脂製パイプMと、前記樹脂製パイプMの長手方向に連結された樹脂製パイプZと、を備えるA-M-Z型の連結パイプを製造するための製造方法であって、
少なくとも一つの係合部の周縁部に、熱可塑性樹脂または熱可塑性樹脂組成物を射出成形することによって前記係合部を一体的に樹脂接合する工程を含み、
前記係合部が相欠き継ぎ嵌合によって形成されており、
相欠き継ぎ嵌合部に形成された凹部に前記熱可塑性樹脂成形体がマウントされている連結パイプの製造方法。
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