JP7095264B2 - 情報生成プログラム、単語抽出プログラム、情報処理装置、情報生成方法及び単語抽出方法 - Google Patents

情報生成プログラム、単語抽出プログラム、情報処理装置、情報生成方法及び単語抽出方法 Download PDF

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Description

本発明は、情報生成プログラム等に関する。
従来、CJK(中国語、日本語、韓国語)文字については、形態素解析を行い、形態素の区切りを認識してから、分割可能な単語の文字列を出力する。例えば、テキストから形態素の区切りを認識し、分割可能な単語の文字列を出力する従来技術とし、MeCabやChaSen等がある。MeCabやChaSen等の形態素解析では、形態素辞書にトライ木とDoubleArrayを適用し、2パスにて、分割可能な複数の単語候補を抽出する。そして、テキストの末尾に到達した後、単語HMM(Hidden Markov Model)やCRF(Conditional random field)により、スコアを演算し、スコア順にテキストを分割した単語群を出力する。
また、従来、かな漢字変換では、かな漢字変換特有の単語辞書に、前方一致インデックスを適用し、入力された先頭かな文字や確定後の先頭漢字をもとに、かな漢字変換が可能な単語候補を表示し、入力支援を行う。かな漢字変換が可能な単語候補は、例えば、単語HMMやCRFにより、スコアを演算し、スコア順に出力される。
なお、それぞれの単語HMMやCRFは、文字コード列で構成されている。
特開2000-231563号公報 特開2010-231149号公報
しかしながら、上述した従来技術では、かな漢字変換及び形態素解析が併存する場合に、かな漢字変換及び形態素解析のそれぞれの単語辞書の共通化や、単語の抽出と最尤推定を効率的に行うことができないという問題がある。
例えば、かな漢字変換に用いられる前方一致インデックスは、形態素解析に用いられるトライ木及びDoubleArrayと形式が異なるので、形態素解析に用いられない。すなわち、かな漢字変換に用いられる前方一致インデックスでは、分割可能な複数の単語候補を抽出することができない。したがって、かな漢字変換及び形態素解析の2つの目的を達するためには、単語辞書及び前方一致インデックス並びに、形態素辞書、トライ木及びDoubleArrayを混在させる必要があり、かな漢字変換が可能な単語候補を効率的に抽出することができない。また、形態素解析においても、テキストから分割可能な単語の文字列を効率的に抽出することができない。
また、かな漢字変換における単語候補は、例えば、単語HMMを用いて最尤推定されるが、単語HMMは、文字コード列で構成されているので、単語が増加すると、サイズが大きくなる。したがって、かな漢字変換において、単語の最尤推定にコストがかかってしまう。すなわち、かな漢字変換において、単語を効率的に最尤推定することができない。また、形態素解析においても、テキストから分割可能な単語の文字列を抽出し、最尤推定する場合であっても、同様である。
1つの側面では、かな漢字変換及び形態素解析のそれぞれの単語辞書の共通化や、単語の抽出と最尤推定を効率的に行うことを目的とする。
第1の案では、情報生成プログラムは、コンピュータに、形態素解析に用いられる辞書データを受け付け、受け付けた前記辞書データに基づき、前記辞書データに登録された単語に含まれる各文字と、前記単語の先頭の文字と、前記単語の末尾の文字と、のそれぞれの文字の相対位置を示すインデックス情報を生成する、処理を実行させる。
1つの態様によれば、かな漢字変換及び形態素解析のそれぞれの単語辞書の共通化や、単語の抽出と最尤推定を効率的に行うことができる。
図1は、本実施例に係る情報処理装置の処理の一例を説明するための図である。 図2は、本実施例に係る情報処理装置の構成を示す機能ブロック図である。 図3は、辞書データのデータ構造の一例を示す図である。 図4は、配列データのデータ構造の一例を示す図である。 図5は、オフセットテーブルのデータ構造の一例を示す図である。 図6は、インデックスのデータ構造の一例を示す図である。 図7は、上位インデックスのデータ構造の一例を示す図である。 図8は、インデックスのハッシュ化を説明するための図である。 図9は、インデックスデータのデータ構造の一例を示す図である。 図10は、ハッシュ化したインデックスを復元する処理の一例を説明するための図である。 図11は、単語候補を抽出する処理の一例を説明するための図である。 図12は、単語HMM生成処理の一例を説明するための図である。 図13は、単語HMMデータのデータ構造の一例を示す図である。 図14は、単語を推定する処理の一例を説明するための図である。 図15Aは、CJK単語を抽出する処理の一例を説明するための図(1)である。 図15Bは、CJK単語を抽出する処理の一例を説明するための図(2)である。 図16は、インデックス生成部の処理手順を示すフローチャートである。 図17は、単語HMM生成部の処理手順を示すフローチャートである。 図18は、単語候補抽出部の処理手順を示すフローチャートである。 図19は、単語抽出部の処理手順を示すフローチャートである。 図20は、単語推定部の処理手順を示すフローチャートである。 図21は、情報処理装置と同様の機能を実現するコンピュータのハードウェア構成の一例を示す図である。
以下に、本願の開示する情報生成プログラム、情報生成方法、情報処理装置及び単語抽出プログラム、単語抽出方法の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施例によりこの発明が限定されるものではない。
[実施例に係る情報生成処理]
図1は、本実施例に係る情報処理装置の処理の一例を説明するための図である。図1に示すように、情報処理装置は、かな漢字変換候補となる単語を抽出する場合に、下記の処理を実行する。例えば、文字列データ142は、CJK文字で構成された文書のデータであるものとする。CJK文字は中国語、日本語または韓国語の文字に対応する。また、辞書データ141は、形態素解析に用いられる辞書データと同じものである。
情報処理装置は、文字列データ142と、辞書データ141とを比較する。辞書データ141は、かな漢字変換候補となる単語(形態素)を定義したデータである。
情報処理装置は、文字列データ142を先頭から走査し、辞書データ141に定義された単語にヒットした文字列を抽出し、配列データ143に格納する。
配列データ143は、文字列データ142に含まれる文字列のうち、辞書データ141に定義された単語を有する。各単語の区切りには、<US(unit separator)>を登録する。例えば、情報処理装置は、文字列データ142と、辞書データ141とを比較により、辞書データ141に登録された「アメリカ」、「アメリカ先住民」、「アメリカ先住民族」が順にヒットした場合には、ヒットした単語の読み仮名を図1に示す配列データ143を生成する。
情報処理装置は、配列データ143を生成すると、配列データ143に対応するインデックス144´を生成する。インデックス144´は、文字と、オフセットとを対応づけた情報である。オフセットは、配列データ143上に存在する該当する文字の位置を示すものである。たとえば、文字「あ」が、配列データ143の先頭からn文字目に存在する場合には、インデックス144´の文字「あ」に対応する行(ビットマップ)において、オフセットnの位置にフラグ「1」が立つ。
また、本実施例におけるインデックス144´は、単語の「先頭」、「末尾」、<US>の位置も、オフセットと対応づける。たとえば、単語「あめりか」の先頭は「あ」、末尾は「か」となる。単語「あめりか」の先頭「あ」が、配列データ143の先頭からn文字目に存在する場合には、インデックス144´の先頭に対応する行において、オフセットnの位置にフラグ「1」が立つ。単語「あめりか」の末尾「か」が、配列データ143の先頭からn文字目に存在する場合には、インデックス144´の「末尾」に対応する行において、オフセットnの位置にフラグ「1」が立つ。
また、「<US>」が、配列データ143の先頭からn文字目に存在する場合には、インデックス144´の「<US>」に対応する行において、オフセットnの位置にフラグ「1」が立つ。
情報処理装置は、インデックス144´を参照することで、文字列データ142に含まれる単語を構成する文字の位置、文字の先頭、末尾、区切り(<US>)を把握することができる。また、文字列データ142のうち、インデックス144´から判断可能な先頭から末尾までに含まれる文字列は、変換候補となる単語であると言える。
ここで、情報処理装置は、変換対象の文字列データとして、例えば、「あめ」を受け付けるとする。すると、情報処理装置は、インデックス144´を基にして、先頭から末尾までの文字列を区切りの単位として、受け付けた変換対象の文字列データを先頭に含む変換候補となる単語を抽出する。図1に示す抽出結果には、単語「アメリカ」、「アメリカ先住民」、「アメリカ先住民族」が抽出されている。
上記のように、情報処理装置は、文字列データ142および辞書データ141を基にして、辞書データ141の単語(形態素)に関するインデックス144´を生成し、各単語について、先頭と末尾とを判別可能なフラグを設定する。そして、情報処理装置は、インデックス144´を利用することで、文字列データ142から変換候補となる単語を抽出する。
なお、情報処理装置は、かな漢字変換の場合に限定されず、形態素解析の場合においても、文字列データ142および辞書データ141を基にして、辞書データ141の登録項目に関するインデックス144´を生成し、各登録項目について、先頭と末尾とを判別可能なフラグを設定することができる。そして、情報処理装置は、インデックス144´を利用することで、先頭から末尾までの文字列を区切りの単位として、最長一致文字列を判定することで、文字列データ142から、分割可能な単語を抽出することができる。
図2は、本実施例に係る情報処理装置の構成を示す機能ブロック図である。図2に示すように、情報処理装置100は、通信部110と、入力部120と、表示部130と、記憶部140と、制御部150とを有する。
通信部110は、ネットワークを介して、他の外部装置と通信を行う処理部である。通信部110は、通信装置に対応する。例えば、通信部110は、外部装置から、辞書データ141、文字列データ142、教師データ146等を受信して、記憶部140に格納しても良い。
入力部120は、各種の情報を情報処理装置100に入力するための入力装置である。例えば、入力部120は、キーボードやマウス、タッチパネル等に対応する。
表示部130は、制御部150から出力される各種の情報を表示するための表示装置である。例えば、表示部130は、液晶ディスプレイやタッチパネルに対応する。
記憶部140は、辞書データ141、文字列データ142、配列データ143、インデックスデータ144、オフセットテーブル145、教師データ146及び単語HMMデータ147を有する。記憶部140は、フラッシュメモリ(Flash Memory)等の半導体メモリ素子や、HDD(Hard Disk Drive)等の記憶装置に対応する。
辞書データ141は、形態素解析から言うと、分割可能な候補(分割候補)となるCJK単語を定義する情報である。辞書データ141は、かな漢字変換から言うと、かな漢字変換が可能な単語候補となるCJK単語を定義する情報である。ここでは一例として、名詞のCJK単語を示すが、辞書データ141には、形容詞、動詞、副詞等のCJK単語が含まれている。また、動詞については、動詞の活用形が定義される。
図3は、辞書データのデータ構造の一例を示す図である。図3に示すように、辞書データ141は、読み仮名141a、CJK単語141b及び単語コード141cを対応付けて記憶する。読み仮名141aは、CJK単語141bの読み仮名である。単語コード141cは、CJK単語の文字コード列とは異なり、CJK単語を一意に表す、符号化されたコード(符号化コード)のことをいう。例えば、単語コード141cは、後述する教師データ146を基にして、文書のデータ中に出現するCJK単語の出現頻度のより高いCJK単語に対して、より短く割り当てられるコードを示す。なお、辞書データ141は、あらかじめ生成される。
文字列データ142は、処理対象となる文書のデータである。例えば、文字列データ142は、CJK文字で記載されたものとなる。一例として、文字列データ142には、「・・・アメリカの・・・アメリカ先住民を以降、インディアンと呼ぶようになった・・・アメリカ先住民族による・・・」が記載される。
図2に戻って、配列データ143は、文字列データ142に含まれる文字列のうち、辞書データ141に定義されたCJK単語の読み仮名を有する。なお、かな漢字変換を行う場合には、配列データ143は、CJK単語の読み仮名を有するが、形態素解析も行う場合には、配列データ143は、CJK単語及びCJK単語の読み仮名の2種類を有するものとする。以降、CJK単語の読み仮名を単に単語と記載する場合がある。
図4は、配列データのデータ構造の一例を示す図である。図4に示すように、配列データ143は、各CJK単語の読み仮名が<US>により分けられている。なお、配列データ143の上側に示す数字は、配列データ143の先頭「0」からのオフセットを示す。また、オフセットの上側に示す数字は、配列データ143の先頭の単語からシーケンシャルに振られた単語のNoを示す。
図2に戻って、インデックスデータ144は、後述するように、インデックス144´をハッシュ化したものである。インデックス144´は、文字と、オフセットとを対応付けた情報である。オフセットは、配列データ143上に存在する文字の位置を示すものである。例えば、文字「あ」が、配列データ143の先頭からn文字目に存在する場合には、インデックス144´の文字「あ」に対応する行(ビットマップ)において、オフセットnの位置にフラグ「1」が立つ。
また、インデックス144´は、単語の「先頭」、「末尾」、<US>の位置も、オフセットと対応付ける。例えば、単語「あめりか」の先頭は「あ」、末尾は「か」となる。単語「あめりか」の先頭「あ」が、配列データ143の先頭からn文字目に存在する場合には、インデックス144´の先頭に対応する行において、オフセットnの位置にフラグ「1」が立つ。単語「あめりか」の末尾「か」が、配列データ143の先頭からn文字目に存在する場合には、インデックス144´の「末尾」に対応する行において、オフセットnの位置にフラグ「1」が立つ。「<US>」が、配列データ143の先頭からn文字目に存在する場合には、インデックス144´の「<US>」に対応する行において、オフセットnの位置にフラグ「1」が立つ。
インデックス144´は、後述するようにハッシュ化され、インデックスデータ144として記憶部140に格納される。なお、インデックスデータ144は、後述するインデックス生成部151によって生成される。
図2に戻って、オフセットテーブル145は、インデックスデータ144の先頭のビットマップ、配列データ143及び辞書データ141から、各単語の先頭に対応するオフセットを記憶するテーブルである。なお、オフセットテーブル145は、インデックスデータ144を復元するときに生成される。
図5は、オフセットテーブルのデータ構造の一例を示す図である。図5に示すように、
オフセットテーブル145は、単語No145a、単語コード145b及びオフセット145cを対応付けて記憶する。単語No145aは、配列データ143上の各単語を先頭からシーケンシャルに振られたNoを表す。なお、単語No145aは、「0」からの昇順に振られる数字で示す。単語コード145bは、辞書データ141の単語コード141cに対応する。オフセット145cは、配列データ143の先頭からの単語の「先頭」の位置(オフセット)を表す。例えば、単語コード「108001h」に対応する単語「あめりか」が、配列データ143上の先頭から1単語目に存在する場合には、単語Noとして「1」が設定される。単語コード「108001h」に対応する単語「あめりか」の先頭「あ」が配列データ143の先頭から6文字目に位置する場合には、オフセットとして「6」が設定される。
図2に戻って、教師データ146は、かな漢字変換の精度向上のため、同音異義語を含む、大量の自然文を示すデータである。例えば、教師データ146は、コーパス等の大量の自然文のデータであっても良い。
単語HMMデータ147は、辞書データ141に登録された各CJK単語を特定する単語コードと、各CJK単語に対する、教師データ146に含まれるCJK単語の共起情報と、を含むデータである。共起情報には、例えば、共起単語や共起率が含まれる。単語HMMデータ147は、かな漢字変換において、受け付けられる文字又は文字列から、変換候補となる単語を抽出する際に用いられる。単語HMMデータ147は、形態素解析のテキスト分析においても、分割可能な複数の単語候補から、いずれかの単語を抽出する際に用いられる。なお、単語HMMデータ147のデータ構造の一例については、後述する。
図2に戻って、制御部150は、インデックス生成部151、単語HMM生成部152、単語候補抽出部153、単語抽出部154および単語推定部155を有する。制御部150は、CPU(Central Processing Unit)やMPA(Micro Processing Unit)等によって実現できる。また、制御部150は、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等のハードワイヤーロジックによっても実現できる。
インデックス生成部151は、形態素解析に用いられる辞書データ141に基づき、辞書データ141に登録された単語に含まれる各文字と、単語の先頭の文字と、単語の末尾の文字と、のそれぞれの文字の相対位置を示すインデックスデータ144を生成する。
例えば、インデックス生成部151は、文字列データ142を読み仮名にしたデータと、辞書データ141とを比較する。インデックス生成部151は、文字列データ142を読み仮名にしたデータを先頭から走査し、辞書データ141に登録されたCJK単語141bの読み仮名141aにヒットした文字列を抽出する。インデックス生成部151は、ヒットした文字列を配列データ143に格納する。インデックス生成部151は、次にヒットした文字列を配列データ143に格納する場合には、先の文字列の次に<US>を設定し、設定した<US>の次に、次にヒットした文字列を格納する。インデックス生成部151は、上記処理を繰り返し実行することで、配列データ143を生成する。
また、インデックス生成部151は、配列データ143を生成した後に、インデックス144´を生成する。インデックス生成部151は、配列データ143を先頭から走査し、CJK文字とオフセット、CJK文字列の先頭とオフセット、CJK文字列の末尾とオフセット、<US>とオフセットとを対応付けることで、インデックス144´を生成する。
また、インデックス生成部151は、CJK文字列の先頭と単語Noとを対応付けることで、CJK文字列の先頭の上位インデックスを生成する。これにより、インデックス生成部151は、単語No等の粒度に対応した上位インデックスを生成することで、この後のキーワードを抽出する際の抽出領域の絞り込みを高速化できる。
図6は、インデックスのデータ構造の一例を示す図である。図7は、上位インデックスのデータ構造の一例を示す図である。図6に示すように、インデックス144´は、各CJK文字、<US>、先頭、末尾に対応するビットマップ21~31を有する。
例えば、配列データ143「あめりか<US>あめりかせんじゅうみんぞく<US>あ・・・」の中のCJK文字「あ」、「め」、「り」、「か」、「せ」、「ん」、・・・に対応するビットマップを、ビットマップ21~26とする。図6では、他のCJK文字に対応するビットマップの図示は省略する。
<US>に対応するビットマップをビットマップ29とする。文字の「先頭」に対応するビットマップをビットマップ30とする。文字の「末尾」に対応するビットマップをビットマップ31とする。
例えば、図4に示した配列データ143において、CJK文字「あ」が、配列データ143のオフセット「6、11、23」に存在している。このため、インデックス生成部151は、図6に示すインデックス144´のビットマップ21のオフセット「6、11、23」にフラグ「1」を立てる。配列データ143は、他のCJK文字、<US>についても同様に、フラグを立てる。
図4に示した配列データ143において、各CJK単語の先頭が、配列データ143のオフセット「6、11、23」に存在している。このため、インデックス生成部151は、図6に示すインデックス144´のビットマップ30のオフセット「6、11、23」にフラグ「1」を立てる。
図4に示した配列データ143において、各CJK単語の末尾が、配列データ143のオフセット「9、21、・・」に存在している。このため、インデックス生成部151は、図6に示すインデックス144´のビットマップ31のオフセット「9、21、・・」にフラグ「1」を立てる。
図7に示すように、インデックス144´は、CJK文字列の先頭に対応する上位ビットマップを有する。「あ」に対応する上位ビットマップを上位ビットマップ41とする。図4に示した配列データ143において、各CJK単語の先頭「あ」が、配列データ143の単語No「1、2、3」に存在している。このため、インデックス生成部151は、図7に示すインデックス144´の上位ビットマップ41の単語No「1、2、3」にフラグ「1」を立てる。
インデックス生成部151は、インデックス144´を生成すると、インデックス144´のデータ量を削減するため、インデックス144´をハッシュ化することで、インデックスデータ144を生成する。
図8は、インデックスのハッシュ化を説明するための図である。ここでは一例として、インデックスにビットマップ10が含まれるものとし、かかるビットマップ10をハッシュ化する場合について説明する。
例えば、インデックス生成部151は、ビットマップ10から、底29のビットマップ10aと、底31のビットマップ10bを生成する。ビットマップ10aは、ビットマップ10に対して、オフセット29ごとに区切りを設定し、設定した区切りを先頭とするフラグ「1」のオフセットを、ビットマップ10aのオフセット0~28のフラグで表現する。
インデックス生成部151は、ビットマップ10のオフセット0~28までの情報を、ビットマップ10aにコピーする。インデックス生成部151は、ビットマップ10aの29以降のオフセットの情報を下記のように処理する。
ビットマップ10のオフセット「35」にフラグ「1」が立っている。オフセット「35」は、オフセット「29+6」であるため、インデックス生成部151は、ビットマップ10aのオフセット「6」にフラグ「(1)」を立てる。なお、オフセットの1番目を0としている。ビットマップ10のオフセット「42」にフラグ「1」が立っている。オフセット「42」は、オフセット「29+13」であるため、インデックス生成部151は、ビットマップ10aのオフセット「13」にフラグ「(1)」を立てる。
ビットマップ10bは、ビットマップ10に対して、オフセット31ごとに区切りを設定し、設定した区切りを先頭するフラグ「1」のオフセットを、ビットマップ10bのオフセット0~30のフラグで表現する。
ビットマップ10のオフセット「35」にフラグ「1」が立っている。オフセット「35」は、オフセット「31+4」であるため、インデックス生成部151は、ビットマップ10bのオフセット「4」にフラグ「(1)」を立てる。なお、オフセットの1番目を0としている。ビットマップ10のオフセット「42」にフラグ「1」が立っている。オフセット「42」は、オフセット「31+11」であるため、インデックス生成部151は、ビットマップ10aのオフセット「11」にフラグ「(1)」を立てる。
インデックス生成部151は、上記処理を実行することで、ビットマップ10からビットマップ10a、10bを生成する。このビットマップ10a、10bが、ビットマップ10をハッシュ化した結果となる。
インデックス生成部151は、図6に示したビットマップ21~31に対してハッシュ化を行うことで、ハッシュ化後のインデックスデータ144を生成する。図9は、インデックスデータのデータ構造の一例を示す図である。例えば、図6に示したハッシュ化前のインデックス144´のビットマップ21に対して、ハッシュ化を行うと、図9に示したビットマップ21a及びビットマップ21bが生成される。図6に示したハッシュ化前のインデックス144´のビットマップ22に対して、ハッシュ化を行うと、図9に示したビットマップ22a及びビットマップ22bが生成される。図6に示したハッシュ化前のインデックス144´のビットマップ29に対して、ハッシュ化を行うと、図9に示したビットマップ29a及びビットマップ29bが生成される。図9において、その他のハッシュ化されたビットマップに関する図示を省略する。
ここで、ハッシュ化されたビットマップを復元する処理について説明する。図10は、ハッシュ化したインデックスを復元する処理の一例を説明するための図である。ここでは、一例として、ビットマップ10aとビットマップ10bとを基にして、ビットマップ10を復元する処理について説明する。ビットマップ10、10a、10bは、図8で説明したものに対応する。
ステップS10の処理について説明する。復元処理は、底29のビットマップ10aを基にして、ビットマップ11aを生成する。ビットマップ11aのオフセット0~28のフラグの情報は、ビットマップ10aのオフセット0~28のフラグの情報と同様となる。ビットマップ11aのオフセット29以降のフラグの情報は、ビットマップ10aのオフセット0~28のフラグの情報の繰り返しとなる。
ステップS11の処理について説明する。復元処理は、底31のビットマップ10bを基にして、ビットマップ11bを生成する。ビットマップ11bのオフセット0~30のフラグの情報は、ビットマップ10bのオフセット0~30のフラグの情報と同様となる。ビットマップ11bのオフセット31以降のフラグの情報は、ビットマップ10bのオフセット0~30のフラグの情報の繰り返しとなる。
ステップS12の処理について説明する。復元処理は、ビットマップ11aとビットマップ11bとのAND演算を実行することで、ビットマップ10を生成する。図10に示す例では、オフセット「0、5、11、18、25、35、42」において、ビットマップ11a及びビットマップ11bのフラグが「1」となっている。このため、ビットマップ10のオフセット「0、5、11、18、25、35、42」のフラグが「1」となる。このビットマップ10が、復元されたビットマップとなる。復元処理は、他のビットマップについても同様の処理を繰り返し実行することで、各ビットマップを復元し、インデックス144´を生成する。
図2に戻って、単語HMM生成部152は、形態素解析に用いられる辞書データ141と、教師データ146とに基づき、単語HMMデータ147を生成する。
例えば、単語HMM生成部152は、辞書データ141を基にして、教師データ146に含まれる各CJK単語を符号化する。単語HMM生成部152は、教師データ146に含まれる複数のCJK単語から順次CJK単語を選択する。単語HMM生成部152は、選択したCJK単語に対する、教師データ146に含まれる他のCJK単語の共起率を算出する。そして、単語HMM生成部152は、選択したCJK単語の単語コードと、他のCJK単語の単語コード及び共起率とを対応付けて単語HMMデータ147に格納する。単語HMM生成部152は、上記処理を繰り返し実行することで、単語HMMデータ147を生成する。
単語候補抽出部153は、かな漢字変換の場合に、インデックスデータ144を基にしてインデックス144´を生成し、インデックス144´を基にして、単語候補を抽出する処理部である。図11は、単語候補を抽出する処理の一例を説明するための図である。図11に示す例では、文字又は文字列の入力確定を示す操作を受け付けた後、新たに受け付けた文字列データが「あめ」であるとする。そして、単語候補抽出部153は、かかる文字列データの1番目の文字から順に、該当する文字の上位のビットマップ、さらに下位のビットマップを、インデックスデータ144から読み出して、下記の処理を実行する。
まず、単語候補抽出部153は、インデックスデータ144から、先頭のビットマップを読み出し、読み出したビットマップを復元する。かかる復元処理は、図10で説明したので、その説明を省略する。単語候補抽出部153は、復元した先頭のビットマップと、配列データ143と、辞書データ141とを用いて、オフセットテーブル145を生成する。例えば、復元した先頭のビットマップに「1」が立っているオフセットを特定する。一例として、オフセット「6」に「1」が立っている場合、単語候補抽出部153は、配列データ143を参照してオフセット「6」のCJK単語と単語Noを特定し、辞書データ141を参照して特定したCJK単語の単語コードを抽出する。そして、単語候補抽出部153は、単語No、単語コード及びオフセットを対応付けてオフセットテーブル145に追加する。単語候補抽出部153は、上記処理を繰り返し実行することで、オフセットテーブル145を生成する。
ステップS30について説明する。単語候補抽出部153は、インデックスデータ144から、文字列データの1番目の文字「あ」の上位ビットマップを読み出し、読み出した上位ビットマップを復元した結果を上位ビットマップ60とする。かかる復元処理は、図10で説明したので、その説明を省略する。単語候補抽出部153は、上位ビットマップ60のフラグ「1」が立っている単語Noを特定し、オフセットテーブル145を参照して、特定した単語Noのオフセットを特定する。上位ビットマップ60では、単語No「1」にフラグ「1」が立っており、単語No「1」のオフセットが「6」であることを示す。
ステップS31について説明する。単語候補抽出部153は、インデックスデータ144から、文字列データの1番目の文字「あ」のビットマップ、先頭のビットマップを読み出す。単語候補抽出部153は、読み出した文字「あ」のビットマップについて、オフセット「6」付近の領域を復元し、復元した結果をビットマップ81とする。単語候補抽出部153は、読み出した先頭のビットマップについて、オフセット「6」付近の領域を復元し、復元した結果をビットマップ70とする。一例として、オフセット「6」を含む底分のビット「0」~「29」の領域のみが復元される。
単語候補抽出部153は、文字「あ」のビットマップ81と先頭のビットマップ70とのAND演算を実行することで、文字の先頭位置を特定する。文字「あ」のビットマップ81と先頭のビットマップ70とのAND演算の結果をビットマップ70Aとする。ビットマップ70Aでは、オフセット「6」にフラグ「1」が立っており、オフセット「6」がCJK単語の先頭であることを示す。
単語候補抽出部153は、先頭と文字「あ」に対する上位ビットマップ61を補正する。上位ビットマップ61では、文字「あ」のビットマップ81と先頭のビットマップ70とのAND演算の結果が「1」であるので、単語No「1」にフラグ「1」が立つ。
ステップS32について説明する。単語候補抽出部153は、先頭のビットマップ70Aを左に1つシフトすることで、ビットマップ70Bを生成する。単語候補抽出部153は、インデックスデータ144から、文字列データの2番目の文字「め」のビットマップを読み出す。単語候補抽出部153は、読み出した文字「め」のビットマップについて、オフセット「6」付近の領域を復元し、復元した結果をビットマップ82とする。
単語候補抽出部153は、文字「め」のビットマップ82と先頭のビットマップ70BとのAND演算を実行することで、単語No「1」に先頭から「あめ」が存在するかを判定する。文字「め」のビットマップ82と先頭のビットマップ70BとのAND演算の結果をビットマップ70Cとする。ビットマップ70Cでは、オフセット「7」にフラグ「1」が立っており、先頭No「1」に先頭から文字列「あめ」が存在することを示す。
単語候補抽出部153は、先頭と文字列「あめ」に対する上位ビットマップ62を補正する。上位ビットマップ62では、文字「め」のビットマップ82と先頭のビットマップ70BとのAND演算の結果が「1」であるので、単語No「1」にフラグ「1」が立つ。すなわち、入力確定後の文字列データ「あめ」は、単語No「1」が示す単語の先頭に存在していることがわかる。
単語候補抽出部153は、文字列データの1番目の文字「あ」の上位ビットマップ60から、フラグ「1」が立っている他の単語Noについても上記処理を繰り返し実行することで、先頭と文字列「あめ」に対する上位ビットマップ62を生成する。すなわち、上位ビットマップ62が生成されることで、入力確定後の文字列データ「あめ」が、どの単語の先頭に存在しているかがわかる。つまり、単語候補抽出部153は、入力確定後の文字列データ「あめ」を先頭に存在する単語候補を抽出する。
図2に戻って、単語推定部155は、単語HMMデータ147を基にして、抽出された単語候補から、かな漢字変換の候補となる単語を推定する。なお、単語HMMデータ147は、後述する単語HMM生成部152によって生成される。
ここで、単語HMMデータ147における生成処理の一例およびデータ構造の一例について、図12および図13を参照して説明する。図12は、単語HMM生成処理の一例を説明するための図である。
図12に示すように、単語HMM生成部152は、辞書データ141を基にして、教師データ146に含まれる各単語を符号化する。なお、教師データ146には、同音異義語として、例えば、「決裁」と「決済」が含まれる。教師データ146には、この同音意義語を含む自然文として、「クレジットカードを紛失した。そのため、決済ができない。」と、「社長は出張中だ。明日まで、決裁ができない。」と、が含まれる。辞書データ141は、形態素解析に用いられる辞書データと同じものである。辞書データ141は、CJK単語及び単語を符号化した単語コードを対応付けて記憶する。
単語HMM生成部152は、教師データ146に含まれる各単語に対する、教師データ146に含まれる他の単語の共起率を算出する。すなわち、単語HMM生成部152は、教師データ146に含まれる単語と、教師データ146に含まれる他の単語とが同時に出現する共起率を算出する。
単語HMM生成部152は、各単語の単語コードと、他の単語の単語コード及び共起率とを、含む単語HMMデータ147を生成する。
これにより、単語HMM生成部152は、単語コードごとの共起情報を生成するので、単語コードで示される単語候補から単語コードで示される他の単語の共起状況に応じて変換候補となる単語を抽出するので、単語の抽出コストを低減できる。すなわち、単語HMM生成部152は、単語コードごとの共起情報を生成するので、かな漢字変換において、変換候補となる単語の抽出コストを低減できる。また、従来の単語HMMは、可変長の文字列で構成されているため、サイズが大きいが、単語HMMデータ147は、可変長の文字列の代わりに単語コードで構成されているため、サイズの縮小が図れる。
図13は、単語HMMデータのデータ構造の一例を示す図である。図13に示すように、単語HMMデータ147は、単語コード147a及び共起単語コード147bを対応付けて記憶する。単語コード147aは、辞書データ141の単語コード141cに対応する。共起単語コード147bは、単語コード147aが示す単語に共起する単語に対応する単語コードのことをいう。なお、括弧内の数字は、共起率を表す。一例として、単語コード147aとして示される「108001h」の単語は、教師データ146の中で、共起単語コード147bとして示される「108F97h」の単語と37%の確率で共起する。単語コード147aとして示される「108001h」の単語は、教師データ146の中で、共起単語コード147bとして示される「108D19h」の単語と13%の確率で共起する。
図2に戻って、例えば、単語推定部155は、単語HMMデータ147に基づいて、単語候補抽出部153によって抽出された複数の単語候補に対する共起単語の共起率を取得する。単語推定部155は、各共起単語の共起率から、それぞれの共起単語の組み合わせについてスコア演算する。そして、単語推定部155は、スコア値の高い組み合わせの順に、かな漢字変換の候補として出力する。スコア順の高い方が、かな漢字変換の候補として高いものとなる。すなわち、単語推定部155は、かな漢字変換の候補となる単語を推定する。
図14は、単語を推定する処理の一例を説明するための図である。図14に示す例では、単語候補抽出部153が、図11のS32で説明したように、先頭と文字列「あめ」に対する上位ビットマップ62を生成したものとする。
図14に示すステップS33について説明する。単語推定部155が、先頭と文字列「あめ」に対する上位ビットマップ62に「1」が立っている単語Noを特定する。単語推定部155は、オフセットテーブル147を参照して、特定した単語Noに対応する単語コードを特定する。ここでは、「あめ」を含むCJK単語の単語コードとして単語No「1」の「108001h」が特定される。単語No「2」の「108002h」が特定される。単語No「3」の「108003h」が特定される。
単語推定部155は、単語HMMデータ147を参照し、特定した単語コードに対する他の共起単語の共起情報を取得する。共起情報には、例えば、共起単語の単語コードや共起率が含まれる。ここでは、単語推定部155は、特定した単語コード「108001h」に対する他の共起単語の共起情報(「108F97h」、(37%))、・・・(「108D19h」、(13%))を取得する。単語推定部155は、特定した単語コード「108002h」に対する他の共起単語の共起情報(「xxxxxxh」、(xx%))、・・・(「yyyyyyh」、(yy%))を取得する。単語推定部155は、特定した単語コード「108003h」に対する他の共起単語の共起情報(「zzzzzzh」、(zz%))、・・・(「vvvvvvh」、(vv%))を取得する。
単語推定部155は、特定した単語コードに対する共起情報に基づき、それぞれの共起単語の組み合わせについてスコア演算する。例えば、単語推定部155は、特定した単語コードごとに、対応する共起単語コード及び共起率を取得する。単語推定部155は、特定した単語コードごとに、対応する共起単語コードが示す共起単語のうち入力確定された文字又は文字列に含まれる(又は含む)共起単語の共起率を用いてスコア演算する。
単語推定部155は、スコア値が高い組み合わせの順に、組み合わせに対する単語コードが示すCJK単語をかな漢字変換の候補として推定し、出力する。すなわち、単語推定部155は、入力確定された文字又は文字列及び新たに受け付けた文字又は文字列に対応するかな漢字変換の候補のCJK単語を推定する。
これにより、単語推定部155は、単語コードを用いることで、かな漢字変換における単語HMMのスコア演算において、単語コードに依存した単語HMMへのアクセスを効率化できる。言い換えれば、単語推定部155は、単語コードを用いることで、かな漢字変換における単語HMMのスコア演算において、特定した単語から他の単語の共起状況に応じた単語を抽出するコストを低減できる。
図2に戻って、単語抽出部154は、形態素解析の場合に、インデックスデータ144を基にしてインデックス144´を生成し、インデックス144´を基にして、複数の分割可能なCJK単語を抽出する処理部である。なお、単語抽出部154が、インデックスデータ144を基にして、インデックス144´を生成する処理の一例は、図10で説明したので、その説明を省略する。
単語抽出部154は、インデックス144´を生成した後に、インデックス144´を基にして、分割可能なCJK単語を抽出する。図15A及び図15Bは、CJK単語を抽出する処理の一例を説明するための図である。図15A及び図15Bに示す例では、文字列データ142に「アメリカ先住民の・・・」が含まれており、かかる文字列データ142の1番目の文字から順に、該当する文字のビットマップ、インデックス144´から読み出して、下記の処理を実行する。
ステップS20について説明する。単語抽出部154は、インデックス144´から、先頭のビットマップ30、末尾のビットマップ31、文字「ア」のビットマップ21を読み出す。単語抽出部154は、先頭のビットマップ30と文字「ア」のビットマップ21とのAND演算を実行することで、文字の先頭位置を特定する。先頭のビットマップ30と文字「ア」のビットマップ21とのAND演算の結果をビットマップ30Aとする。ビットマップ30Aでは、オフセット「6、11、19」にフラグ「1」が立っており、オフセット「6、11、19」が、CJK単語の先頭であることを示す。
単語抽出部154は、末尾のビットマップ31と文字「ア」のビットマップ21とのAND演算を実行することで、文字の末尾位置を特定する。末尾のビットマップ31と文字「ア」のビットマップ21とのAND演算の結果をビットマップ31Aとする。ビットマップ31Aには、フラグ「1」が立っていないため、「ア」に末尾候補が存在しないことを示す。
ステップS21について説明する。単語抽出部154は、文字「ア」のビットマップ21を左に1つシフトすることで、ビットマップ21Aを生成する。単語抽出部154は、インデックス144´から、文字「メ」のビットマップ22を読み出す。単語抽出部154は、ビットマップ21Aとビットマップ22とのAND演算を実行することで、文字列「アメ」に対応するビットマップ50を生成する。
単語抽出部154は、末尾のビットマップ31と文字列「アメ」のビットマップ50とのAND演算を実行することで、文字の末尾位置を特定する。末尾のビットマップ31と文字列「アメ」のビットマップ50とのAND演算の結果をビットマップ31Bとする。ビットマップ31Bには、フラグ「1」が立っていないため、文字列「アメ」に末尾候補が存在しないことを示す。
ステップS22について説明する。単語抽出部154は、文字列「アメ」のビットマップ50を左に一つシフトすることで、ビットマップ50Aを生成する。単語抽出部154は、インデックス144´から、文字「り」のビットマップ23を読み出す。単語抽出部154は、ビットマップ50Aとビットマップ23とのAND演算を実行することで、文字列「アメリ」に対応するビットマップ51を生成する。
単語抽出部154は、末尾のビットマップ31と文字列「アメリ」のビットマップ51とのAND演算を実行することで、文字の末尾位置を特定する。末尾のビットマップ31と文字列「アメリ」のビットマップ51とのAND演算の結果をビットマップ31Cとする。ビットマップ31Cには、フラグ「1」が立っていないため、文字列「アメリ」に末尾候補が存在しないことを示す。
ステップS23について説明する。単語抽出部154は、文字列「アメリ」のビットマップ51を左に一つシフトすることで、ビットマップ51Aを生成する。単語抽出部154は、インデックス144´から、文字「カ」のビットマップ24を読み出す。単語抽出部154は、ビットマップ51Aとビットマップ24とのAND演算を実行することで、文字列「アメリカ」に対応するビットマップ52を生成する。
単語抽出部154は、末尾のビットマップ31と文字列「アメリカ」のビットマップ52とのAND演算を実行することで、文字の末尾位置を特定する。末尾のビットマップ31と文字列「アメリカ」のビットマップ52とのAND演算の結果をビットマップ31Dとする。ビットマップ31Dには、フラグ「1」が立っているため、文字列「アメリカ」に末尾候補「カ」が存在することを示す。単語抽出部154は、ステップS20で特定した先頭の文字「ア」から、ステップS23で判定した末尾の文字「カ」までの文字列「アメリカ」を分割候補のCJK単語として抽出する。
ステップS24について説明する。単語抽出部154は、文字列「アメリカ」のビットマップ52を左に一つシフトすることで、ビットマップ52Aを生成する。単語抽出部154は、インデックス144´から、文字「先」のビットマップ25を読み出す。単語抽出部154は、ビットマップ52Aとビットマップ25とのAND演算を実行することで、文字列「アメリカ先」に対応するビットマップ53を生成する。
単語抽出部154は、末尾のビットマップ31と文字列「アメリカ先」のビットマップ53とのAND演算を実行することで、文字の末尾位置を特定する。末尾のビットマップ31と文字列「アメリカ先」のビットマップ53とのAND演算の結果をビットマップ31Eとする。ビットマップ31Eには、フラグ「1」が立っていないため、文字列「アメリカ先」に末尾候補が存在しないことを示す。
ステップS25について説明する。単語抽出部154は、文字列「アメリカ先」のビットマップ53を左に一つシフトすることで、ビットマップ53Aを生成する。単語抽出部154は、インデックス144´から、文字「住」のビットマップ26を読み出す。単語抽出部154は、ビットマップ53Aとビットマップ26とのAND演算を実行することで、文字列「アメリカ先住」に対応するビットマップ54を生成する。
単語抽出部154は、末尾のビットマップ31と文字列「アメリカ先住」のビットマップ54とのAND演算を実行することで、文字の末尾位置を特定する。末尾のビットマップ31と文字列「アメリカ先住」のビットマップ54とのAND演算の結果をビットマップ31Fとする。ビットマップ31Fには、フラグ「1」が立っていないため、文字列「アメリカ先住」に末尾候補が存在しないことを示す。
ステップS26について説明する。単語抽出部154は、文字列「アメリカ先住」のビットマップ54を左に一つシフトすることで、ビットマップ54Aを生成する。単語抽出部154は、インデックス144´から、文字「民」のビットマップ27を読み出す。単語抽出部154は、ビットマップ54Aとビットマップ27とのAND演算を実行することで、文字列「アメリカ先住民」に対応するビットマップ55を生成する。
単語抽出部154は、末尾のビットマップ31と文字列「アメリカ先住民」のビットマップ55とのAND演算を実行することで、文字の末尾位置を特定する。末尾のビットマップ31と文字列「アメリカ先住民」のビットマップ55とのAND演算の結果をビットマップ31Gとする。ビットマップ31Gには、フラグ「1」が立っているため、文字列「アメリカ先住民」に末尾候補「民」が存在することを示す。単語抽出部154は、ステップS20で特定した先頭の文字「ア」から、ステップS26で判定した末尾の文字「民」までの文字列「アメリカ先住民」を分割候補のCJK単語として抽出する。
ステップS27について説明する。単語抽出部154は、文字列「アメリカ先住民」のビットマップ55を左に一つシフトすることで、ビットマップ55Aを生成する。単語抽出部154は、インデックス144´から、文字「族」のビットマップ28を読み出す。単語抽出部154は、ビットマップ55Aとビットマップ28とのAND演算を実行することで、文字列「アメリカ先住民族」に対応するビットマップ56を生成する。
単語抽出部154は、末尾のビットマップ31と文字列「アメリカ先住民族」のビットマップ56とのAND演算を実行することで、文字の末尾位置を特定する。末尾のビットマップ31と文字列「アメリカ先住民族」のビットマップ56とのAND演算の結果をビットマップ31Hとする。ビットマップ31Hには、フラグ「1」が立っているため、文字列「アメリカ先住民族」に末尾候補「族」が存在することを示す。単語抽出部154は、ステップS20で特定した先頭の文字「ア」から、ステップS27で判定した末尾の文字「族」までの文字列「アメリカ先住民族」を分割候補のCJK単語として抽出する。
単語抽出部154は、文字列「アメリカ先住民族」のビットマップ56を左に一つシフトすることで、ビットマップ56Aを生成する。単語抽出部154は、文字列「の」に対応するビットマップは、インデックス144´に存在しないため、フラグが全て「0」のビットマップ29を生成する。この場合には、単語抽出部154は、ひとつ前のビットマップ56を「アメリカ先住民族の」のビットマップとする。
単語抽出部154は、ステップS20~ステップS27までの処理を実行することで、文字列データ142に含まれる分割可能なCJK単語「アメリカ」、「アメリカ先住民」、「アメリカ先住民族」を抽出する。単語抽出部154は、抽出した各CJK単語の情報を、抽出結果として記憶部140に格納する。
この後、単語推定部155は、辞書データ141を参照して、抽出したCJK単語に対応する単語コードを特定する。単語推定部155は、単語HMMデータ147を参照し、特定した単語コードに対する他の共起単語の共起情報を取得する。共起情報には、例えば、共起単語の単語コードや共起率が含まれる。単語推定部155は、特定した単語コードに対する共起情報に基づき、それぞれの共起単語の組み合わせについてスコア演算し、スコア値が高い組み合わせの順に、組み合わせに対する単語コードが示すCJK単語を分割候補として推定し、出力する。すなわち、単語推定部155は、文字列データから分割単語候補のCJK単語を推定する。
これにより、単語抽出部154は、単語コードを用いることで、形態素解析のテキスト分析における単語HMMのスコア演算において、単語コードに依存した単語HMMへのアクセスを効率化できる。
次に、本実施例に係る情報処理装置100の処理手順の一例について説明する。図16は、インデックス生成部の処理手順を示すフローチャートである。図16に示すように、情報処理装置100のインデックス生成部151は、文字列データ142と辞書データ141のCJK単語とを比較する(ステップS201)。
インデックス生成部151は、ヒットした文字列(CJK単語)を配列データ143に登録する(ステップS202)。インデックス生成部151は、配列データ143を基にして、各文字(CJK文字)のインデックス144´を生成する(ステップS203)。インデックス生成部151は、インデックス144´をハッシュ化し、インデックスデータ144を生成する(ステップS204)。
図17は、単語HMM生成部の処理手順を示すフローチャートである。図17に示すように、情報処理装置100の単語HMM生成部152は、形態素解析に用いられる辞書データ141と教師データ146とを受け付けると、辞書データ141を基にして、教師データ146に含まれる各単語を符号化する(ステップS101)。
単語HMM生成部152は、教師データ146に含まれる各単語に対する、教師データ146に含まれる他の単語の共起情報を算出する(ステップS102)。
単語HMM生成部152は、各単語の単語コードと、他の単語の共起情報と、を含む単語HMMデータ147を生成する(ステップS103)。すなわち、単語HMM生成部152は、各単語の単語コードと、他の単語の単語コード及び共起率とを、含む単語HMMデータ147を生成する。
図18は、単語候補抽出部の処理手順を示すフローチャートである。図18に示すように、情報処理装置100の単語候補抽出部153は、文字又は文字列の入力確定後、新たな文字又は文字列を受け付けたか否かを判定する(ステップS301)。新たな文字又は文字列を受け付けていないと判定した場合には(ステップS301;No)、単語候補抽出部153は、新たな文字又は文字列を受け付けるまで、判定処理を繰り返す。
一方、新たな文字又は文字列を受け付けたと判定した場合には(ステップS301;Yes)、単語候補抽出部153は、一時領域nに1を設定する(ステップS302)。単語候補抽出部153は、ハッシュ化されたインデックスデータ144から、先頭からn番目の文字の上位ビットマップを復元する(ステップS303)。
単語候補抽出部153は、オフセットテーブル145を参照して、上位ビットマップから「1」が存在する単語Noに対応するオフセットを特定する(ステップS304)。そして、単語候補抽出部153は、先頭からn番目の文字に対応するビットマップの、特定したオフセット付近の領域を復元し、第1ビットマップに設定する(ステップS305)。単語候補抽出部153は、先頭ビットマップの、特定したオフセット付近の領域を復元し、第2ビットマップに設定する(ステップS306)。
単語候補抽出部153は、第1ビットマップと第2ビットマップとを「AND演算」し、先頭からn番目までの文字の上位ビットマップを補正する(ステップS307)。例えば、単語候補抽出部153は、AND結果が「0」である場合には、先頭からn番目までの文字の上位ビットマップの単語Noに対応する位置にフラグ「0」を設定することで、上位ビットマップを補正する。
そして、単語候補抽出部153は、受け付けた文字が終了か否かを判定する(ステップS308)。受け付けた文字が終了であると判定した場合には(ステップS308;Yes)、単語候補抽出部153は、抽出結果を記憶部140に保存する(ステップS309)。そして、単語候補抽出部153は、単語候補抽出処理を終了する。一方、受け付けた文字が終了でないと判定した場合には(ステップS308;No)、単語候補抽出部153は、第1ビットマップと、第2ビットマップとを「AND演算」したビットマップを新たな第1ビットマップに設定する(ステップS310)。
単語候補抽出部153は、第1ビットマップを左に1ビット分シフトする(ステップS311)。単語候補抽出部153は、一時領域nに1を加算する(ステップS312)。単語候補抽出部153は、先頭からn番目の文字に対応するビットマップのオフセット付近の領域を復元し、新たな第2ビットマップに設定する(ステップS313)。そして、単語候補抽出部153は、第1ビットマップと第2ビットマップとのAND演算をすべく、ステップS307に移行する。
図19は、単語抽出部の処理手順を示すフローチャートである。図19に示すように、情報処理装置100の単語抽出部154は、ハッシュ化されたインデックスデータ144からインデックス144´を復元する(ステップS401)。
単語抽出部154は、文字列データ142の先頭から1番目の文字のビットマップを第1ビットマップに設定し、先頭から2番目の文字のビットマップを第2ビットマップに設定する(ステップS402)。
単語抽出部154は、第1ビットマップと先頭ビットマップとを「AND演算」し、演算結果に「1」が存在する場合に、第1ビットマップに対応する文字を先頭文字として特定する(ステップS403)。
単語抽出部154は、第1ビットマップと末尾ビットマップとを「AND演算」し、演算結果に「1」が存在する場合に、第1ビットマップに対応する文字を、末尾文字として特定し、分割候補を抽出する(ステップS404)。
単語抽出部154は、文字列データ142の終端に到達した場合には(ステップS405,Yes)、抽出結果を記憶部140に保存する(ステップS406)。そして、単語抽出部154は、単語抽出処理を終了する。
一方、文字列データ142の終端に到達していない場合には(ステップS405,No)、単語抽出部154は、第1ビットマップを左に一つシフトする(ステップS407)。単語抽出部154は、第1ビットマップと第2ビットマップとを「AND演算」したビットマップを新たな第1ビットマップに設定する(ステップS408)。
単語抽出部154は、第2ビットマップの文字の次の文字に対応するビットマップを、新たな第2ビットマップに設定し(ステップS409)、ステップS403に移行する。
図20は、単語推定部の処理手順を示すフローチャートである。図20では、かな漢字変換の場合に処理される単語推定部155の処理手順について説明する。ここでは、単語候補抽出部153によって抽出された抽出結果として、例えば先頭からn番目までの文字の上位ビットマップが保存されているとする。
図20に示すように、情報処理装置100の単語推定部155は、単語HMMデータ147に基づいて、単語候補抽出部153によって抽出された抽出結果に含まれる複数の単語候補に対する他の共起単語の共起率を取得する(ステップS501)。例えば、単語推定部155は、オフセットテーブル145を参照して、先頭からn番目までの文字列の上位ビットマップから「1」が存在する単語Noに対応する単語コードを特定する。単語推定部155は、単語HMMデータ147を参照して、特定した単語コードに対する他の共起単語の共起情報を取得する。共起情報には、例えば、共起単語の単語コード及び共起率が含まれる。
単語推定部155は、複数の単語候補に対する各共起単語の共起率に基づき、それぞれの共起単語の組み合わせについてスコア演算する(ステップS502)。例えば、単語推定部155は、特定した単語コードごとに、対応する共起単語コードが示す共起単語のうち入力確定された文字又は文字列に含まれる(又は含む)共起単語の共起率を用いてスコア演算する。
単語推定部155は、スコア値が高い組み合わせの順に、組み合わせに対する単語候補が示すCJK単語をかな漢字変換の候補として出力する(ステップS503)。すなわち、単語推定部155は、入力確定された文字又は文字列及び新たに受け付けた文字又は文字列に対応するかな漢字変換の候補のCJK単語を推定し、スコアの高い順に出力する。
[実施例の効果]
次に、本実施例に係る情報処理装置100の効果について説明する。情報処理装置100は、形態素解析に用いられる辞書データ141を受け付ける。情報処理装置100は、受け付けた辞書データ141に基づき、辞書データ141に登録された単語に含まれる各文字と、単語の先頭の文字と、単語の末尾の文字と、のそれぞれの文字の相対位置を示すインデックスデータ144を生成する。かかる構成によれば、情報処理装置100は、かな漢字変換及び形態素解析のそれぞれの辞書データ141を共通化することができ、辞書データ141に基づき生成されるインデックスデータ144を用いて、単語の抽出と最尤推定を効率的に行うことが可能となる。
また、情報処理装置100は、文字又は文字列の入力確定を示す操作を受け付けた後、新たに文字又は文字列の入力を受け付ける。情報処理装置100は、生成したインデックスデータ144に基づき、辞書データ141に登録された単語のうち、受け付けた文字又は文字列を含む単語を特定する。情報処理装置100は、辞書データ141に登録された各単語を特定する単語情報と、各単語に対する他の単語の共起情報と、を含む単語HMMデータ147を記憶する記憶部140を参照して、特定した単語のうち、いずれかの単語を抽出する。かかる構成によれば、情報処理装置100は、辞書データ141に基づき生成されるインデックスデータ144を用いて、かな漢字変換の変換候補となる単語の抽出と最尤推定を効率的に行うことができる。
また、情報処理装置100は、複数の単語候補に分割される処理対象のテキストデータを受け付ける。情報処理装置100は、生成したインデックスデータ144に基づき、辞書データ141に登録された単語のうち、受け付けたテキストデータに含まれる単語を特定する。情報処理装置100は、辞書データ141に登録された各単語を特定する単語情報と、各単語に対する他の単語の共起情報と、を含む単語HMMデータ147を記憶する記憶部140を参照して、特定した単語のうち、いずれかの単語を抽出する。かかる構成によれば、情報処理装置100は、辞書データ141に基づき生成されるインデックスデータ144を用いて、形態素解析の分割候補となる単語の抽出と最尤推定を効率的に行うことができる。
また、情報処理装置100は、形態素解析に用いられる辞書データ141と、教師データ146と、を受け付ける。そして、情報処理装置100は、辞書データ141と、教師データ146とに基づき、辞書データ141に登録された各単語を特定する単語コードと、各単語に対する教師データ146に含まれる単語の共起情報と、を含む単語HMMデータ147を生成する。かかる構成によれば、情報処理装置100は、かな漢字変換及び形態素解析が併存する場合に、かな漢字変換が可能な単語候補を効率的に抽出することができる。例えば、情報処理装置100は、単語コードごとの共起情報を生成するので、単語コードで示される単語候補から単語コードで示される他の単語の共起状況に応じて変換候補となる単語を抽出することで、単語の抽出コストを低減できる。すなわち、情報処理装置100は、かな漢字変換において、変換候補となる単語の抽出コストを低減できる。また、従来の単語HMMは、可変長の文字列で構成されているため、サイズが大きいが、単語HMMデータ147は、可変長の文字列の代わりに単語コードで構成されているため、サイズの縮小が図れる。
また、情報処理装置100は、文字又は文字列の入力確定を示す操作を受け付けた後、新たに文字又は文字列の入力を受け付ける。情報処理装置100は、形態素解析に用いられる辞書データ141に登録された単語に含まれる各文字と、単語の先頭の文字と、単語の末尾の文字と、のそれぞれの文字の相対位置を示すインデックスデータ144を参照して、以下の処理を行う。情報処理装置100は、インデックスデータ144を参照して、辞書データ141に登録された単語のうち、受け付けた文字又は文字列を含む単語を特定する。そして、情報処理装置100は、生成した単語HMMデータ147に基づき、特定した単語の単語コードを用いて、特定した単語のうち、いずれかの単語を抽出する。かかる構成によれば、情報処理装置100は、単語コードを用いることで、かな漢字変換における単語HMMのスコア演算において、単語コードに依存した単語HMMへのアクセスを効率化できる。言い換えれば、情報処理装置100は、単語コードを用いることで、かな漢字変換における単語HMMのスコア演算において、特定した単語から他の単語の共起状況に応じた単語を抽出するコストを低減できる。また、情報処理装置100は、インデックスデータ144と、単語HMMデータ147とを用いることにより、形態素解析に用いられる辞書データ141を用いて、かな漢字変換を行うことができる。すなわち、情報処理装置100は、かな漢字変換用の単語辞書の代わりに、形態素解析用の単語辞書(辞書データ141)を用いることができる。このため、情報処理装置100は、単語辞書のデータ量を削減することができる。
また、情報処理装置100は、複数の単語候補に分割される処理対象のテキストデータを受け付ける。情報処理装置100は、形態素解析に用いられる辞書データ141に登録された単語に含まれる各文字と、単語の先頭の文字と、単語の末尾の文字と、のそれぞれの文字の相対位置を示すインデックスデータ144を参照して、以下の処理を行う。情報処理装置100は、辞書データ141に登録された単語のうち、受け付けたテキストデータに含まれる単語を特定する。そして、情報処理装置100は、生成した単語HMMデータ147に基づき、特定した単語の単語コードを用いて、特定した前記単語のうち、いずれかの単語を抽出する。かかる構成によれば、情報処理装置100は、単語コードを用いることで、形態素解析のテキスト分析における単語HMMのスコア演算において、単語コードに依存した単語HMMへのアクセスを効率化できる。
次に、上記実施例に示した情報処理装置100と同様の機能を実現するコンピュータのハードウェア構成の一例について説明する。図21は、情報処理装置と同様の機能を実現するコンピュータのハードウェア構成の一例を示す図である。
図21に示すように、コンピュータ200は、各種演算処理を実行するCPU201と、ユーザからのデータの入力を受け付ける入力装置202と、ディスプレイ203とを有する。また、コンピュータ200は、記憶媒体からプログラム等を読み取る読み取り装置204と、有線又は無線ネットワークを介して他のコンピュータとの間でデータの授受を行うインターフェース装置205とを有する。また、コンピュータ200は、各種情報を一時記憶するRAM206と、ハードディスク装置207とを有する。そして、各装置201~207は、バス208に接続される。
ハードディスク装置207は、単語HMM生成プログラム207a、インデックス生成プログラム207b、変換候補抽出プログラム207c及び単語抽出プログラム207dを有する。CPU201は、単語HMM生成プログラム207a、インデックス生成プログラム207b、単語候補抽出プログラム207c、単語抽出プログラム207d及び単語推定プログラム207eを読み出してRAM206に展開する。
インデックス生成プログラム207aは、インデックス生成プロセス206aとして機能する。単語HMM生成プログラム207bは、単語HMM生成プロセス206bとして機能する。単語候補抽出プログラム207cは、単語候補抽出プロセス206cとして機能する。単語抽出プログラム207dは、単語抽出プロセス206dとして機能する。単語推定プログラム207eは、単語推定プロセス206eとして機能する。
インデックス生成プロセス206aの処理は、インデックス生成部151の処理に対応する。単語HMM生成プロセス206bの処理は、単語HMM生成部152の処理に対応する。単語候補抽出プロセス206cの処理は、単語候補抽出部153の処理に対応する。単語抽出プロセス206dの処理は、単語抽出部154の処理に対応する。単語推定プロセス206eの処理は、単語推定部155の処理に対応する。
なお、各プログラム207a、207b、207c、207d、207eについては、必ずしも最初からハードディスク装置207に記憶させておかなくても良い。たとえば、コンピュータ200に挿入されるフレキシブルディスク(FD)、CD-ROM、DVDディスク、光磁気ディスク、ICカード等の「可搬用の物理媒体」に各プログラムを記憶させておく。そして、コンピュータ200が各プログラム206a、206b、206c、206d、206eを読み出して実行するようにしても良い。
100 情報処理装置
110 通信部
120 入力部
130 表示部
140 記憶部
141 辞書データ
142 文字列データ
143 配列データ
144 インデックスデータ
145 オフセットテーブル
146 教師データ
147 単語HMMデータ
150 制御部
151 インデックス生成部
152 単語HMM生成部
152 インデックス生成部
153 単語候補抽出部
154 単語抽出部
155 単語推定部

Claims (13)

  1. コンピュータに、
    形態素解析に用いられる辞書データと処理対象の文書データとを比較し、
    ヒットした単語を文字列データに登録し、
    前記文字列データに基づき、前記文字列データに登録された単語に含まれる各文字、単語の先頭および単語の末尾ごとのビットマップであって文字列データの中の位置毎の存否を表すビットマップからなるインデックス情報を生成する
    処理を実行させることを特徴とする情報生成プログラム。
  2. 文字又は文字列の入力確定を示す操作を受け付けた後、新たに文字又は文字列の入力を受け付け、
    生成した前記インデックス情報に基づき、前記文字列データに登録された単語のうち、受け付けた前記文字又は文字列を含む単語を特定し、
    前記辞書データと、同音異義語を含む多くの文章を示すテキストデータとに基づき、前記テキストデータに含まれる各単語について、単語の情報と、他の単語の情報と、単語と他の単語の共起率とを含む共起単語情報を記憶する記憶部を参照して、特定した前記単語のうち、いずれかの単語を抽出する
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報生成プログラム。
  3. 該特定する処理は、前記インデックス情報および前記文字列データに基づき、受け付けた文字列の各文字のビットマップおよび先頭のビットマップを用いた論理演算を実行することで、前記文字列データに登録された単語のうち、受け付けた前記文字又は文字列を含む単語を特定する
    ことを特徴とする請求項2に記載の情報生成プログラム。
  4. 生成したインデックス情報をハッシュ化し、
    ハッシュ化されたインデックス情報から、文字列データを用いて、受け付けた文字列の各文字のビットマップおよび先頭のビットマップについて前記文字列の先頭文字が出現する位置近辺を復元し、
    復元した各文字のビットマップおよび先頭のビットマップを用いて、前記文字列データに登録された単語のうち、受け付けた前記文字又は文字列を含む単語を特定する
    ことを特徴とする請求項2に記載の情報生成プログラム。
  5. 複数の単語候補に分割される処理対象のテキストデータを受け付け、
    生成した前記インデックス情報に基づき、前記文字列データに登録された単語のうち、受け付けた前記テキストデータに含まれる単語を特定し、
    前記辞書データと、同音異義語を含む多くの文章を示すテキストデータとに基づき、前記テキストデータに含まれる各単語について、単語の情報と、他の単語の情報と、単語と他の単語の共起率とを含む共起単語情報を記憶する記憶部を参照して、特定した前記単語のうち、いずれかの単語を抽出する
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報生成プログラム。
  6. 該特定する処理は、前記インデックス情報および前記文字列データに基づき、受け付けたテキストデータの各文字のビットマップおよび先頭のビットマップを用いた論理演算を実行することで、前記文字列データに登録された単語のうち、受け付けた前記テキストデータに含まれる単語を特定する
    ことを特徴とする請求項5に記載の情報生成プログラム。
  7. 生成したインデックス情報をハッシュ化し、
    ハッシュ化されたインデックス情報から、前記文字列データを用いて、受け付けたテキストデータの各文字のビットマップおよび先頭のビットマップについて前記受け付けたテキストデータの先頭文字が出現する位置近辺を復元し、
    復元した各文字のビットマップおよび先頭のビットマップを用いて、前記文字列データに登録された単語のうち、受け付けた前記テキストデータに含まれる単語を特定する
    ことを特徴とする請求項5に記載の情報生成プログラム。
  8. コンピュータに、
    文字又は文字列の入力確定を示す操作を受け付けた後、新たに文字又は文字列の入力を受け付けると、形態素解析に用いられる辞書データと処理対象の文書データとを比較した結果、ヒットした単語を登録した文字列データに登録された単語に含まれる各文字、単語の先頭および単語の末尾ごとのビットマップであって文字列データの中の位置毎の存否を表すビットマップからなるインデックス情報を記憶する記憶部を参照して、前記登録された単語のうち、新たに受け付けた前記文字又は前記文字列を含む単語を特定し、
    前記辞書データと、同音異義語を含む多くの文章を示すテキストデータとに基づき、前記テキストデータに含まれる各単語について、単語の情報と、他の単語の情報と、単語と他の単語の共起率とを含む共起単語情報を記憶する記憶部を参照して、特定した前記単語に対する他の単語の共起情報を取得し、
    取得した前記共起情報と、前記入力確定された前記文字又は前記文字列とに基づき、特定した前記単語のうち、いずれかの単語を抽出する
    処理を実行させることを特徴とする単語抽出プログラム。
  9. コンピュータに、
    複数の単語候補に分割される処理対象のテキストデータを受け付け、
    形態素解析に用いられる辞書データと処理対象の文書データとを比較した結果、ヒットした単語を登録した文字列データに登録された単語に含まれる各文字、単語の先頭および単語の末尾ごとのビットマップであって文字列データの中の位置毎の存否を表すビットマップからなるインデックス情報を記憶する記憶部を参照して、前記文字列データに登録された単語のうち、受け付けた前記テキストデータに含まれる単語を特定し、
    前記辞書データと、同音異義語を含む多くの文章を示すテキストデータとに基づき、前記テキストデータに含まれる各単語について、単語の情報と、他の単語の情報と、単語と他の単語の共起率とを含む共起単語情報を記憶する記憶部を参照して、特定した前記単語のうち、いずれかの単語を抽出する
    処理を実行させることを特徴とする単語抽出プログラム。
  10. 形態素解析に用いられる辞書データと、同音異義語を含む多くの文章を示すテキストデータとに基づき、前記テキストデータに含まれる各単語について、単語と他の単語の共起率を算出し、各単語の情報と、他の単語の情報と、共起率とを含む共起単語情報を生成する第1の生成部と、
    前記辞書データと処理対象の文書データとを比較した結果、ヒットした単語を登録した文字列データに登録された単語に含まれる各文字、単語の先頭および単語の末尾ごとのビットマップであって文字列データの中の位置毎の存否を表すビットマップからなるインデックス情報を生成する第2の生成部と、
    文字又は文字列の入力確定を示す操作を受け付けた後、新たに文字又は文字列の入力を受け付けた場合に、前記第2の生成部によって生成された前記インデックス情報に基づき、前記文字列データに登録された単語のうち、受け付けた前記文字又は文字列を含む単語を特定し、前記第1の生成部によって生成された共起単語情報を参照して、特定した前記単語のうち、いずれかの単語を抽出する第1の抽出部と、
    テキストデータを受け付けた場合に、前記第2の生成部によって生成された前記インデックス情報に基づき、前記文字列データに登録された単語のうち、受け付けた前記テキストデータに含まれる単語を特定し、前記第1の生成部によって生成された共起単語情報を参照して、特定した前記単語のうち、いずれかの単語を抽出する第2の抽出部と、
    を有することを特徴とする情報処理装置。
  11. コンピュータが、
    形態素解析に用いられる辞書データと処理対象の文書データとを比較し、
    ヒットした単語を文字列データに登録し、
    前記文字列データに基づき、前記文字列データに登録された単語に含まれる各文字、単語の先頭および単語の末尾ごとのビットマップであって文字列データの中の位置毎の存否を表すビットマップからなるインデックス情報を生成する
    処理を実行することを特徴とする情報生成方法。
  12. コンピュータが、
    文字又は文字列の入力確定を示す操作を受け付けた後、新たに文字又は文字列の入力を受け付けると、形態素解析に用いられる辞書データと処理対象の文書データとを比較した結果、ヒットした単語を登録した文字列データに登録された単語に含まれる各文字、単語の先頭および単語の末尾ごとのビットマップであって文字列データの中の位置毎の存否を表すビットマップからなるインデックス情報を記憶する記憶部を参照して、前記登録された単語のうち、新たに受け付けた前記文字又は前記文字列を含む単語を特定し、
    前記辞書データと、同音意義語を含む多くの文章を示すテキストデータとに基づき、前記テキストデータに含まれる各単語について、単語の情報と、他の単語の情報と、単語と他の単語の共起率とを含む共起単語情報を記憶する記憶部を参照して、特定した前記単語に対する他の単語の共起情報を取得し、
    取得した前記共起情報と、前記入力確定された前記文字又は前記文字列とに基づき、特定した前記単語のうち、いずれかの単語を抽出する
    処理を実行することを特徴とする単語抽出方法。
  13. コンピュータが、
    複数の単語候補に分割される処理対象のテキストデータを受け付け、
    形態素解析に用いられる辞書データと処理対象の文書データとを比較した結果、ヒットした単語を登録した文字列データに登録された単語に含まれる各文字、単語の先頭および単語の末尾ごとのビットマップであって文字列データの中の位置毎の存否を表すビットマップからなるインデックス情報を記憶する記憶部を参照して、前記文字列データに登録された単語のうち、受け付けた前記テキストデータに含まれる単語を特定し、
    前記辞書データと、同音意義語を含む多くの文章を示すテキストデータとに基づき、前記テキストデータに含まれる各単語について、単語の情報と、他の単語の情報と、単語と他の単語の共起率とを含む共起単語情報を記憶する記憶部を参照して、特定した前記単語のうち、いずれかの単語を抽出する
    処理を実行することを特徴とする単語抽出方法。
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