JP7092271B2 - 脳波測定装置、装着方法およびキット - Google Patents

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Description

本発明は、脳波測定装置、装着方法およびキットに関する。
これまで脳波測定装置に関して様々な開発がなされてきた。この種の技術として、例えば、特許文献1に記載の技術が知られている。特許文献1に開示の脳波測定用電極(脳波電極保持具)は、頭部の周囲に配置する本体部と、前記本体部に取り付けられた複数の支持部と、少なくとも一部の前記支持部の先端側に設けられ、前記本体部の内側に支持された脳波電極と、を備える脳波電極保持具であって、前記本体部は、手指を挿通させて前記脳波電極に触れることができる大きさの開口部を有し、前記脳波電極は、基端側を前記支持部によって支持され、可撓性を有し弾性変形する可撓部と、前記可撓部の先端側に設けられ、頭表に接触させる電極部と、を有し、前記可撓部は、前記電極部を前記支持部の軸線から離間させる方向に移動させるまで変形でき、前記可撓部は、前記電極部に前記頭表との接触圧を加え、前記可撓部は、前記頭表に沿って略平行方向に移動させた前記電極部にも前記頭表との接触圧を加える。
特開2018-94054号公報
一般に、脳波測定装置は電極とヘッドセットが固定されているため、各電極を調整した後に一部の電極を調整する必要があると、一旦ヘッドセットを取り外して初めから調整等を行う必要があるという課題があり、改善した技術が求められていた。また、ヘッドセットの一部が被験者の頭部に当たり交換が必要となった場合には、やはりヘッドセット全体を取り外して別のサイズのヘッドセットに交換する必要があった。
特許文献1に開示技術も同様であって、頭皮と垂直方向には移動させることで圧力を調整することができるが、例えば、一部の電極に故障が発生した際前後左右方向には調整機能がなく、上述のようにある電極を調整すると、本来であれば位置を調整する必要のない電極も動いて再調整が必要になってしまい、調整作業が非常に手間であるという課題があった。
本発明はこのような状況に鑑みなされたものであって、脳波定装置において、装着状態を調整する作業を容易にする技術を提供することを目的とする。
本発明によれば、
頭部に装着されるフレームと、
前記フレームに取り付けられる電極部と、
を有し、
前記フレームは、複数に分割可能であって、
頭部に固定される固定用フレームと、前記固定用フレームと脱着可能に構成され前記電極部を装着する電極装着用フレームと、を有し、
前記電極装着用フレームは、頭部を覆う曲面であって、かつ、前記固定フレームによって形成された空間を埋めるように構成されている脳波測定装置が提供される。
また、本発明によれば、
上記の脳波測定装置を被験者に装着する装着方法であって、
前記被験者の頭部に前記固定用フレームを装着する装着工程と、
前記固定用フレームと前記頭部との装着状態を調整する調整工程と、
前記固定用フレームに、前記電極装着用フレームを取り付ける取り付け工程と、
を有する装着方法が提供される。
また、本発明によれば、
頭部に装着されるフレームと、
前記フレームに取り付けられる電極部と、
を有し、
前記フレームは、複数に分割可能であって、
頭部に固定される固定用フレームと、前記固定用フレームと脱着可能に構成され前記電極部を装着する電極装着用フレームと、を有する脳波測定装置のキットであって、
前記固定用フレームを頭部に装着する際に装着状態を調整するための緩衝材を有し、
前記緩衝材は、大きさ、厚さ、及び硬さのいずれかが異なる複数種類から選択可能に複数備わり、
前記電極装着用フレームは、頭部を覆う曲面であって、かつ、前記固定フレームによって形成された空間を埋めるように構成されている、
キットが提供される。
また、本発明によれば、
頭部に装着されるフレームと、
前記フレームに取り付けられる電極部と、
を有し、
前記フレームは、複数に分割可能であって、
頭部に固定される固定用フレームと、前記固定用フレームと脱着可能に構成され前記電極部を装着する電極装着用フレームと、を有する脳波測定装置のキットであって、
前記電極装着用フレームとして、形状又は構造の異なる複数種類を有しており、
選択された一の電極装着用フレームが前記固定用フレームに取り付けられ、
前記電極装着用フレームは、頭部を覆う曲面であって、かつ、前記固定フレームによって形成された空間を埋めるように構成されている、
キットが提供される。
本発明によれば、脳波測定装置において、装着状態を調整する作業を容易にする技術を提供することができる。
実施形態に係る、人の頭部に装着した状態の脳波測定装置を模式的に示す斜視図である。 実施形態に係る、フレームの斜視図である。 実施形態に係る、フレームの分解斜視図である。 実施形態に係る、脳波電極ユニットの正面図である。
<概要>
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。
図1は人の頭部99に装着した状態の脳波測定装置1を模式的に示す斜視図である。図2はフレーム10を示した斜視図である。図3はフレーム10の分解斜視図である。図4は脳波電極ユニット80の正面図である。
なお、図1~図4において、便宜的に、図中矢印で示す上下/前後/左右方向で説明する。また、内側とはフレーム10において頭部99に面する側(接する側)として、また外側とはその反対側(頭部99とは面しない側)として説明する。
脳波測定装置1は、人の頭部99に装着され、脳波を生体からの電位変動として検出し、検出した脳波を脳波表示装置(図示せず)に出力する。脳波表示装置は、脳波測定装置1が検出した脳波を取得して、モニタ表示したり、データ保存したり、周知の脳波解析処理を行う。
<脳波測定装置1の構造>
図1に示すように、脳波測定装置1は、フレーム10と、フレーム10に取り付けられた脳波電極ユニット80と、装着調整部材50(図中破線で示す)とを有する。図示では脳波電極ユニット80は1つのみ装着された状態を示しているが、後述するように複数設けられた各電極取付部39、49にそれぞれ取付可能となっている。電極取付部39、49は、例えば、10-20配置法にもとづいた位置に取付け孔として設けられている。なお、本実施形態では、それらの位置の一部のみに設けられている例を示している。また、電極取付部39、49は、十分な螺刻を設けるために、厚みを持った凸部で形成されて、取付け孔が形成されてもよい。また、固定用フレーム20の内側の所定箇所、本実施形態では頭部99の額部分、連結部21c(左右の側頭部の部分の位置)、頂頭部、後頭部部分の内側部分)には、装着調整部材50が取り付けられている。
<フレーム10の構成>
例えば、図3に示すように、フレーム10は、複数に分割可能であって、頭部99に装着され固定される固定用フレーム20と、固定用フレーム20に着脱可能な前分割フレーム30及び後分割フレーム40とを備える。なお、本実施形態では、特に言及しない限り左右対称の構成となっている。前分割フレーム30は、固定用フレーム20の前方側に取り付けられる。後分割フレーム40は、固定用フレーム20の後方側に取り付けられる。前分割フレーム30と後分割フレーム40とは互いに独立して固定用フレーム20に脱着される。
固定用フレーム20、前分割フレーム30及び後分割フレーム40は、例えばポリアミド樹脂のような硬質部材で形成されているが、これら材料に限る趣旨では無く、脳波検出に影響を及ぼさず、また装着性や作業性に適した材料であればよい。固定用フレーム20、前分割フレーム30及び後分割フレーム40は、異なる材料が用いられてもよい。
<固定用フレーム20の構造>
固定用フレーム20は、帯状の硬質部材を組み合わせて構成されており、周囲固定フレーム21と、頂部固定フレーム22とを備える。
周囲固定フレーム21は、頭部99の額、側頭部、後頭部に沿うように硬質部材を湾曲して設けられており、額側(前側)の前周囲固定フレーム21aと、後頭部側(後側)の後周囲固定フレーム21bとを備え、それらは左右の側頭部の部分に位置する二つの連結部21cで接続されている。前周囲固定フレーム21aの前側中央部分、左右の連結部21c及び後周囲固定フレーム21bの後側中央部分の計4箇所の内側部分には、内側部分に装着される装着調整部材50の装着状態を外側から押しつける等して調整するための調整用開口29が設けられている。
頂部固定フレーム22は、周囲固定フレーム21の両方の連結部21cから頭部99の頂頭部を沿うように湾曲して設けられている。
固定用フレーム20には、前分割フレーム30を脱着するための構造として、前側頭部嵌合部24と、前頭部嵌合部26と、前頂部嵌合部27とを備える。また、後分割フレーム40を脱着するための構造として、後側頭部嵌合部25と、後頂部嵌合部28と、後頭部嵌合部23とを備える。
前側頭部嵌合部24は、左右の連結部21cのそれぞれに、前周囲固定フレーム21aと頂部固定フレーム22との間においてそれらと略面一に斜め上方向に向けて所定長だけ板状(リブ状)に延出している。前側頭部嵌合部24は、後述する前分割フレーム30の前側頭部嵌合部35と嵌合・固定される。
前頭部嵌合部26は、前周囲固定フレーム21aの最前部分(すなわち額の位置)から上側(頂頭部側)に向けて略面一で所定長だけ板状(リブ状)に延出している。前頭部嵌合部26は、後述する前分割フレーム30の前頭部嵌合部34と嵌合・固定される。
前頂部嵌合部27は、頂部固定フレーム22の頂頭部から前側(すなわち額側)に向けて略面一で所定長だけ板状(リブ状)に延出している。前頂部嵌合部27は、後述する前分割フレーム30の前頂部嵌合部33と嵌合・固定される。
後側頭部嵌合部25は、左右の連結部21cのそれぞれに、後周囲固定フレーム21bと頂部固定フレーム22との間においてそれらと略面一で斜め上方向に向けて所定長だけ板状(リブ状)に延出している。後側頭部嵌合部25は、後述する後分割フレーム40の後側頭部嵌合部45と嵌合・固定される。
後頂部嵌合部28は、頂部固定フレーム22の頂頭部から後側(すなわち後頭部側)に向けて略面一で所定長だけ板状(リブ状)に延出している。後頂部嵌合部28は、後述する後分割フレーム40の後頂部嵌合部43と嵌合・固定される。
後頭部嵌合部23は、後周囲固定フレーム21bの最後方部分(すなわち後頭部の位置)から上側(頂頭部側)に向けて略面一で所定長だけ板状(リブ状)に延出している。後頭部嵌合部23は、後述する後分割フレーム40の後頭部嵌合部44と嵌合・固定される。
<前分割フレーム30の構造>
前分割フレーム30は、硬質部材によって所定厚さで頭部99の前頭部の形状に沿うように内側に湾曲した曲面で形成されている。前分割フレーム30は、前フレーム本体31と、固定用フレーム20との複数の嵌合固定構造(前頂部嵌合部33と、前頭部嵌合部34と、前側頭部嵌合部35)とを備える。
複数の嵌合固定構造として、前フレーム本体31の左右の下側後方部分には、前側頭部嵌合部35が、一段外側にオフセットして所定長だけ板状(リブ状)に延出している。前側頭部嵌合部35は、前述した固定用フレーム20の前側頭部嵌合部24と嵌合・固定される。
具体的には、前側頭部嵌合部35と前側頭部嵌合部24と段差形状の嵌め合わせを用いた脱着機構により固定される。その固定が外れないように、前側頭部嵌合部35と前側頭部嵌合部24のそれぞれに設けられて貫通孔を一致させてネジ11(図1参照)で固定する。なお、以下に説明する他の部位における固定用フレーム20と前分割フレーム30との嵌合・固定にも同様の脱着機構が用いられる。
同様に、前フレーム本体31の下側前方部分に前頭部嵌合部34が、後側上方部分に前頂部嵌合部33が、それぞれ一段外側にオフセットして所定長だけ板状(リブ状)に延出している。前頭部嵌合部34は、前述した脱着機構により、前周囲固定フレーム21aの前頭部嵌合部26と嵌合・固定する。また、前頂部嵌合部33は、前述した脱着機構により、頂部固定フレーム22の前頂部嵌合部27と嵌合・固定する。
また、前フレーム本体31には、10-20配置法にもとづいた所定位置、具体的には電極配置Fz、F3、F4の3箇所に、電極取付部39が取付け孔として設けられている。それら電極取付部39には、螺刻されたネジ穴が形成されており、脳波電極ユニット80が取り付けられる。
<後分割フレーム40の構造>
後分割フレーム40は、硬質部材によって所定厚さで頭部99の前頭部の形状に沿うように内側に湾曲した曲面で形成されている。後フレーム本体41は、固定用フレーム20との複数の嵌合固定構造(後頂部嵌合部43、後頭部嵌合部44と、後側頭部嵌合部45)とを備える。
後フレーム本体41の左右の下側後方部分には、後側頭部嵌合部45が、一段外側にオフセットして所定長だけ板状(リブ状)に延出している。後側頭部嵌合部45は、前述した脱着機構により、固定用フレーム20の後側頭部嵌合部25と嵌合・固定される。
同様に、後フレーム本体41の下側後方の部分に後頭部嵌合部44が、上側前方部分に後頂部嵌合部43が、それぞれ一段外側にオフセットして所定長だけ板状(リブ状)に延出している。後頭部嵌合部44は、前述した脱着機構により、後周囲固定フレーム21bの後頭部嵌合部23と嵌合・固定する。後頂部嵌合部43は、前述した脱着機構により、頂部固定フレーム22の後頂部嵌合部28と嵌合・固定する。
後分割フレーム40には、10-20配置法にもとづいた所定位置、具体的には電極配置Pz、P3、P4、O1、O2の5箇所に、電極取付部49が取付け孔として設けられている。それら電極取付部49には、螺刻されたネジ穴が形成されており、脳波電極ユニット80が取り付けられる。
なお、固定用フレーム20と前分割フレーム30との脱着機構や固定用フレーム20と後分割フレーム40との脱着機構として、上記の嵌合機構に限らず、面ファスナー機構、螺合機構、マグネット接合機構、サムターン機構等の各種の機構を用いることができる。また、固定箇所に応じて、異なる機構を用いることもできる。
また、上記脱着機構(嵌合機構)はネジ11で固定されたが、このとき一方(特に前分割フレーム30や後分割フレーム40側)のネジ穴を長孔としてネジ固定位置を可変とすることで前分割フレーム30や後分割フレーム40の取り付け位置を調整可能とし、それによって、脳波電極ユニット80の位置を調整するようにしてもよい。面ファスナー機構やマグネット接合機構を用いた場合においても、接合位置を調整することで同様の調整が可能である。
<装着調整部材50の構造>
装着調整部材50は、例えば、頭部99と固定用フレーム20との間に配置される緩衝部材と、緩衝部材の頭部99への当接状態(押圧状態)を調整する調整機構とを備える。本実施の形態では、装着調整部材50は、固定用フレーム20の額部分、連結部21c(左右の側頭部の部分の位置)、頂頭部、後頭部部分の内側の計5カ所に設けられている。また、上述のように、頂頭部を除く固定用フレーム20の所定の4カ所(前周囲固定フレーム21aの前側中央部分、左右の連結部21c及び後周囲固定フレーム21bの後側中央部分)の内側部分には、調整機構による緩衝部材の装着状態を調整するための調整用開口29が設けられている。
緩衝部材は、例えば板状の固定用ゴム、より具体的にはNBR(スポンジゴム)から成る。調整機構は、固定用ゴムを頭部99に押しつける押圧調整手段である。より具体的には、ノブ付きボルトやネジ等であって、固定用フレーム20の内側に取り付けられた緩衝部材を、固定用フレーム20を貫通する調整用開口29を通して突出させ、突出量を調整することで、押しつけ状態、すなわち装着状態を調整する。なお、押圧調整手段の代わりに、サイズや硬さの異なる緩衝部材を複数組み合わせて、装着状態が適切になるように調整してもよい。
<脳波電極ユニット80>
図4に脳波電極ユニット80の正面図を示す。脳波電極ユニット80は略円柱状の胴部81と、その一端側(図中下側)に設けられた電極突起部83とを有する。胴部81の側面部分には螺刻が設けられ、上述した電極取付部39、49に設けられたネジ孔にネジ嵌合される。
脳波電極ユニット80の一端(図示上側の端部)には信号取出部が形成されている。脳波電極ユニット80の他端(図示下側の端部)には電極突起部83が設けられている。電極突起部83は、例えば所定形状のゴム状の弾性体(シリコーンゴムなど)の構造に、導電性の電極部材を設け、電極部材で検出した信号を信号線で信号取出部から取り出すようになっている。
電極突起部83が呈するゴム状の弾性体の所定形状は、例えば、円柱状の基部から、複数の突起部が円環状に延出する形状である。突起部に導電性の電極部材が設けられる。
脳波電極ユニット80を電極取付部39、49にネジ嵌合する際に、頭部99側への突出量を調整することで、頭皮(頭部99)と電極突起部83との接触圧力を調整することができる。
<脳波測定装置の装着・調整方法>
以上の構成の脳波測定装置1について、頭部99への装着・調整方法について説明する。
まず装着工程として、検査担当者は、被験者の頭部99に固定用フレーム20を装着する。このとき、固定用フレーム20の内側の所定箇所(本実施形態では額部分、連結部21c(左右の側頭部の部分の位置)、頂頭部、後頭部部分の内側部分)には、装着調整部材50の緩衝部材(スポンジゴム等)が取り付けられている。
次に、調整工程として、検査担当者は、固定用フレーム20と頭部99の装着状態を調整する。上述したように、押圧調整手段を用いて緩衝部材(スポンジゴム等)を頭部99に押しつける圧力を調整する。必要に応じて、異なるサイズ・形状の緩衝部材に取り替える。
つづいて、電極装着用フレーム取付工程として、検査担当者は、前分割フレーム30及び後分割フレーム40を固定用フレーム20に取り付ける。前分割フレーム30及び後分割フレーム40の取り付け順番はいずれが先でもよい。上述のように、脱着機構(嵌合機構およびネジ固定)によって、前分割フレーム30及び後分割フレーム40が固定用フレーム20に取り付けられる。
また、必要に応じて検査担当者は交換工程を行う。すなわち前分割フレーム30及び後分割フレーム40が固定用フレーム20に取り付けられた際に、頭部99への装着状態に調整が必要な場合、また、取り付けられている脳波電極ユニット80の調整・交換が必要な場合などに、検査担当者は、調整等の対象となる前分割フレーム30又は後分割フレーム40を取りはずす。つづいて、検査担当者は、別の前分割フレーム30や後分割フレーム40に交換したり、前分割フレーム30や後分割フレーム40に取り付けられている脳波電極ユニット80を交換したりする。交換後、固定用フレーム20に再度取り付ける。
ここで、頭部99に装着したままで脳波電極ユニット80の位置調整や交換作業を行うと、対象外の脳波電極ユニット80の頭皮への接触状態を変えてしまい、再度の調整が必要になることもある。しかしながら、本実施形態では、頭部99から取り外した状態で脳波電極ユニット80の交換作業を行うことで、交換等の対象外の脳波電極ユニット80の取付状態や測定状態等に悪影響を与えることがない。
<キットA:装着調整部材50(緩衝部材)>
上述した装着状態の調整幅を広げるために装着調整部材50の緩衝部材は複数種類からなるキットAとして提供される。すなわち、緩衝部材は、大きさ、厚さ、及び硬さのいずれかが異なる複数種類が用意され、それらから選択可能になっている。
すなわち、被験者の頭部99の形状や毛髪の状態等に応じて、適切な緩衝部材を選択することで、安定した脳波測定が可能となる。
<キットB:前分割フレーム30、後分割フレーム40>
また、上述した装着状態の調整幅を広げるために、電極装着用フレームである前分割フレーム30や後分割フレーム40は、形状又は構造の異なる複数種類が用意されたキットBとして提供される。すなわち、それらから適切な前分割フレーム30や後分割フレーム40が選択されて固定用フレーム20に取り付けられる。より具体的には、前分割フレーム30や後分割フレーム40において、硬質材料が異なったり、湾曲の程度が異なっていたり、さらに、電極取付部39、49の位置が異なっていたり、電極取付部39、49が設けられたものや設けられていなかったりする。これにより、フレーム10の装着状態や脳波電極ユニット80の接触状態等を最適化できる。なお、キットとして、固定用フレーム20についてもサイズ等が異なる複数種類が用意されてもよい。
以上、本発明の実施形態を図面を参照して説明したが、これらは本発明の例示であり、上記以外の様々な構成(変形例)を採用することもできる。例えば、電極装着用フレームとして、前分割フレーム30と後分割フレーム40の二つに分割された構成を例示したが、さらにそれらが複数に分割可能であってもよい。例えば、前分割フレーム30の前フレーム本体31が左右や上下に分離可能で、独立して取り外すことができてもよい。これにより左右や上下それぞれの電極取付部39に取り付けられる脳波電極ユニット80を別個に交換・調整可能となる。
<脳波測定装置10の特徴・機能>
本実施形態の脳波測定装置1の特徴・機能を纏めると次の通りである。
(1)脳波測定装置1は、
頭部99に装着されるフレーム10と、
フレーム10に取り付けられる脳波電極ユニット80(電極部)と、
を有し、
フレーム10は、複数に分割可能であって、
頭部99に固定される固定用フレーム20と、固定用フレーム20と脱着可能に構成され脳波電極ユニット80(電極部)を装着する前分割フレーム30及び後分割フレーム40(電極装着用フレーム)と、を有する。
固定用フレーム20と脱着可能に構成され脳波電極ユニット80(電極部)を装着する前分割フレーム30及び後分割フレーム40(電極装着用フレーム)を有することで、脳波電極ユニット80(電極部)の調整作業や交換作業が容易になり、また、調整等が不要な脳波電極ユニット80に影響を与えることがなく、作業効率が向上する。
(2)固定用フレーム20と前分割フレーム30及び後分割フレーム40(電極装着用フレーム)は、固定用フレーム20が頭部99に装着された状態で、前分割フレーム30、後分割フレーム40(電極装着用フレーム)を脱着可能とする脱着機構を備える。
脱着機構として、例えば上述した、前側頭部嵌合部35と前側頭部嵌合部24と段差形状の嵌め合わせを用いた嵌合機構がある。さらに、その嵌合機構の固定が外れないように、前側頭部嵌合部35と前側頭部嵌合部24のそれぞれに設けられて貫通孔を一致させてネジ固定する。このような脱着機構を有することで、脱着作業が容易となり作業効率が向上する。
(3)脱着機構は、面ファスナー機構、嵌合機構、螺合機構、マグネット接合機構、サムターン機構の群から選ばれる1または2以上の機構である。
脱着機構として、これらの機構から最適なものを選択することで、最適な固定状態の維持と脱着性の両立を実現できる。
(4)前分割フレーム30と後分割フレーム40(電極装着用フレーム)は、脳波電極ユニット80(電極部)を取り付けた状態で、固定用フレーム20と脱着可能である。
固定用フレーム20が頭部99に装着された状態を維持できるので、固定用フレーム20を取り外して頭部99との装着状態を再調整するといった作業を回避できる。
(5)電極装着用フレームは、複数の分割フレーム(前分割フレーム30及び後分割フレーム40)で構成されており、
それぞれの分割フレーム(すなわち前分割フレーム30、後分割フレーム40)は、互いに独立して固定用フレーム20と脱着可能に構成されている。
分割フレームが、複数で構成されていることから、脱着部分を分割でき、調整対象外の構成(すなわちフレーム部分や脳波電極ユニット80)を極力そのままに維持することができる。
(6)固定用フレーム20は、頭部99への装着状態を調整する装着調整部材50(調整機構)を備える。
装着調整部材50として、例えばスポンジゴム等の緩衝部材及びそれを頭部99に押しつける調整手段(ネジ等)があり、適切な装着状態に調整できる。
(7)上述の脳波測定装置1を被験者に装着する装着方法であって、
被験者の頭部99に固定用フレーム20を装着する装着工程と、
固定用フレーム20と頭部99との装着状態を調整する調整工程と、
固定用フレーム20に、前分割フレーム30及び後分割フレーム40(電極装着用フレーム)を取り付ける取り付け工程と、を有する。
先に固定用フレーム20を装着・調整してから、脳波電極ユニット80が設けられた前分割フレーム30及び後分割フレーム40を取り付けるため、それぞれ独立した作業を行うことができ、他の作業への影響を排除できる。
(8)固定用フレーム20に取り付けられている前分割フレーム30及び後分割フレーム40(電極装着用フレーム)を取り外し、前分割フレーム30及び後分割フレームまたはそれらに取り付けられている脳波電極ユニット80(電極部)を取り替えて、取り外した前分割フレーム30及び後分割フレームを固定用フレーム20に着け直す交換工程を有する。
調整や交換作業が必要な対象(脳波電極ユニット80や前分割フレーム30、後分割フレーム40(電極装着用フレーム))のみを取り外して作業することができるので、対象外の構成に対する影響(再調整等の発生など)を排除できる。
(9)頭部99に装着されるフレーム10と、
フレーム10に取り付けられる脳波電極ユニット80(電極部)と、
を有し、
フレーム10は、複数に分割可能であって、
頭部99に固定される固定用フレーム20と、固定用フレーム20と脱着可能に構成され脳波電極ユニット80(電極部)を装着する前分割フレーム30及び後分割フレーム40(電極装着用フレーム)と、を有する脳波測定装置1のキットAであって、
固定用フレーム20を頭部99に装着する際に装着状態を調整するための装着調整部材50(例えば緩衝部材)を有し、
装着調整部材50は、大きさ、厚さ、及び硬さのいずれかが異なる複数種類から選択可能に複数備わる。
このような脳波測定装置1としてこのようなキットAを備えることで、最適な装着状態を実現でき、脳波電極ユニット80の調整後に、固定用フレーム20の装着状態の再調整が発生すると言った手間を排除できる。
(10) 頭部99に装着されるフレーム10と、
フレーム10に取り付けられる脳波電極ユニット80(電極部)と、
を有し、
フレーム10は、複数に分割可能であって、
頭部99に固定される固定用フレーム20と、固定用フレーム20と脱着可能に構成され脳波電極ユニット80(電極部)を装着する前分割フレーム30及び後分割フレーム40(電極装着用フレーム)と、を有する脳波測定装置1のキットBであって、
前分割フレーム30及び後分割フレーム40(電極装着用フレーム)として、形状又は構造の異なる複数種類を有しており、
選択された一の前分割フレーム30や後分割フレーム40(電極装着用フレーム)が固定用フレーム20に取り付けられる。
前分割フレーム30や後分割フレーム40として、それぞれに複数種類用意したキットBとすることで、脳波電極ユニット80の調整を細かくできる。
この出願は、2020年3月4日に出願された日本出願特願2020-036643号を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。
以下、参考形態の例を付記する。
[1]
頭部に装着されるフレームと、
前記フレームに取り付けられる電極部と、
を有し、
前記フレームは、複数に分割可能であって、
頭部に固定される固定用フレームと、前記固定用フレームと脱着可能に構成され前記電極部を装着する電極装着用フレームと、を有する脳波測定装置。
[2]
前記固定用フレームと前記電極装着用フレームは、前記固定用フレームが頭部に装着された状態で、前記電極装着用フレームを脱着可能とする脱着機構を備える、[1]に記載の脳波測定装置。
[3]
前記脱着機構は、面ファスナー機構、嵌合機構、螺合機構、マグネット接合機構、サムターン機構の群から選ばれる1または2以上の機構である、[2]に記載の脳波測定装置。
[4]
前記電極装着用フレームは、前記電極部を取り付けた状態で、前記固定用フレームと脱着可能である、[1]から[3]までのいずれかに記載の脳波測定装置。
[5]
前記電極装着用フレームは、複数の分割フレームで構成されており、
それぞれの前記分割フレームは、互いに独立して前記固定用フレームと脱着可能に構成されている、[1]から[4]までのいずれかに記載の脳波測定装置。
[6]
前記固定用フレームは、頭部への装着状態を調整する調整機構を備える、[1]から[5]までのいずれかに記載の脳波測定装置。
[7]
[1]から[6]までのいずれかに記載の脳波測定装置を被験者に装着する装着方法であって、
前記被験者の頭部に前記固定用フレームを装着する装着工程と、
前記固定用フレームと前記頭部との装着状態を調整する調整工程と、
前記固定用フレームに、前記電極装着用フレームを取り付けるフレーム取付工程と、
を有する装着方法。
[8]
前記固定用フレームに取り付けられている前記電極装着用フレームを取り外し、前記電極装着用フレームまたは前記電極装着用フレームに取り付けられている前記電極部を取り替えて、前記電極装着用フレームを前記固定用フレームに着け直す交換工程を有する[7]に記載の装着方法。
[9]
頭部に装着されるフレームと、
前記フレームに取り付けられる電極部と、
を有し、
前記フレームは、複数に分割可能であって、
頭部に固定される固定用フレームと、前記固定用フレームと脱着可能に構成され前記電極部を装着する電極装着用フレームと、を有する脳波測定装置のキットであって、
前記固定用フレームを頭部に装着する際に装着状態を調整するための緩衝部材を有し、
前記緩衝部材は、大きさ、厚さ、及び硬さのいずれかが異なる複数種類から選択可能に備わる、
キット。
[10]
頭部に装着されるフレームと、
前記フレームに取り付けられる電極部と、
を有し、
前記フレームは、複数に分割可能であって、
頭部に固定される固定用フレームと、前記固定用フレームと脱着可能に構成され前記電極部を装着する電極装着用フレームと、を有する脳波測定装置のキットであって、
前記電極装着用フレームとして、形状又は構造の異なる複数種類を有しており、
選択された一の電極装着用フレームが前記固定用フレームに取り付けられる、
キット。
1 脳波測定装置
10 フレーム
11 ネジ
20 固定用フレーム
21 周囲固定フレーム
21a 前周囲固定フレーム
21b 後周囲固定フレーム
21c 連結部
22 頂部固定フレーム
23 後頭部嵌合部
24 前側頭部嵌合部
25 後側頭部嵌合部
26 前頭部嵌合部
27 前頂部嵌合部
28 後頂部嵌合部
29 調整用開口
30 前分割フレーム
31 前フレーム本体
33 前頂部嵌合部
34 前頭部嵌合部
35 前側頭部嵌合部
39、49 電極取付部
40 後分割フレーム
41 後フレーム本体
43 後頂部嵌合部
44 後頭部嵌合部
45 後側頭部嵌合部
50 装着調整部材
80 脳波電極ユニット
81 胴部
83 電極突起部
99 頭部

Claims (11)

  1. 頭部に装着されるフレームと、
    前記フレームに取り付けられる電極部と、
    を有し、
    前記フレームは、複数に分割可能であって、
    頭部に固定される固定用フレームと、前記固定用フレームと脱着可能に構成され前記電極部を装着する電極装着用フレームと、を有し、
    前記電極装着用フレームは、頭部を覆う曲面であって、かつ、前記固定フレームによって形成された空間を埋めるように構成されている、脳波測定装置。
  2. 前記電極装着用フレームは、前記電極部を脱着可能かつ頭部方向への突出量を調整可能に取り付ける請求項1に記載の脳波測定装置。
  3. 前記固定用フレームと前記電極装着用フレームは、前記固定用フレームが頭部に装着された状態で、前記電極装着用フレームを脱着可能とする脱着機構を備える、請求項1または2に記載の脳波測定装置。
  4. 前記脱着機構は、面ファスナー機構、嵌合機構、螺合機構、マグネット接合機構、サムターン機構の群から選ばれる1または2以上の機構である、請求項3に記載の脳波測定装置。
  5. 前記電極装着用フレームは、前記電極部を取り付けた状態で、前記固定用フレームと脱着可能である、請求項1から4までのいずれか1項に記載の脳波測定装置。
  6. 前記電極装着用フレームは、複数の分割フレームで構成されており、
    それぞれの前記分割フレームは、互いに独立して前記固定用フレームと脱着可能に構成されている、請求項1から5までのいずれか1項に記載の脳波測定装置。
  7. 前記固定用フレームは、頭部への装着状態を調整する調整機構を備える、請求項1から6までのいずれか1項に記載の脳波測定装置。
  8. 請求項1から7までのいずれか1項に記載の脳波測定装置を被験者に装着する装着方法であって、
    前記被験者の頭部に前記固定用フレームを装着する装着工程と、
    前記固定用フレームと前記頭部との装着状態を調整する調整工程と、
    前記固定用フレームに、前記電極装着用フレームを取り付けるフレーム取付工程と、
    を有する装着方法。
  9. 前記固定用フレームに取り付けられている前記電極装着用フレームを取り外し、前記電極装着用フレームまたは前記電極装着用フレームに取り付けられている前記電極部を取り替えて、前記電極装着用フレームを前記固定用フレームに着け直す交換工程を有する請求項8に記載の装着方法。
  10. 頭部に装着されるフレームと、
    前記フレームに取り付けられる電極部と、
    を有し、
    前記フレームは、複数に分割可能であって、
    頭部に固定される固定用フレームと、前記固定用フレームと脱着可能に構成され前記電極部を装着する電極装着用フレームと、を有する脳波測定装置のキットであって、
    前記固定用フレームを頭部に装着する際に装着状態を調整するための緩衝部材を有し、
    前記緩衝部材は、大きさ、厚さ、及び硬さのいずれかが異なる複数種類から選択可能に備わり、
    前記電極装着用フレームは、頭部を覆う曲面であって、かつ、前記固定フレームによって形成された空間を埋めるように構成されている、
    キット。
  11. 頭部に装着されるフレームと、
    前記フレームに取り付けられる電極部と、
    を有し、
    前記フレームは、複数に分割可能であって、
    頭部に固定される固定用フレームと、前記固定用フレームと脱着可能に構成され前記電極部を装着する電極装着用フレームと、を有する脳波測定装置のキットであって、
    前記電極装着用フレームとして、形状又は構造の異なる複数種類を有しており、
    選択された一の電極装着用フレームが前記固定用フレームに取り付けられ、
    前記電極装着用フレームは、頭部を覆う曲面であって、かつ、前記固定フレームによって形成された空間を埋めるように構成されている、
    キット。
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