JP7092184B2 - 製品検出装置、方法およびプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、正常と判定されている製品の中から、正常パターンからずれている製品を検出する製品検出装置、製品検出方法および製品検出プログラムに関する。
センサから取得した時系列データから、機器の異常を自動検出する技術がある。例えば、特許文献1には、過去に蓄積したセンサのデータを用いて、監視対象に対する異常判定を行うシステムが記載されている。また、特許文献1には、時系列データを分割してセグメントデータを切り出すことが記載されている。
また、機械学習を用いて、時系列データから異常を自動検知する技術として、再帰型ニューラルネットワークがある。再帰型ニューラルネットワークによって異常を検知する場合、異常データおよび正常データの両方のデータを使った学習が必要である。
また、特許文献2には、入力データから潜在変数を推論し、予め学習されたモデルに基づいて、その潜在変数から復元データを生成し、入力データと復元データのずれに基づいて、その入力データが正常であるか否かを判定する異常検出方法が記載されている。
国際公開第WO2011/036809号 国際公開第WO2017/094267号
何らかの検査によって正常であると判定された製品であっても、品質にはばらつきが生じる。そのため、正常と判定された製品の中から、正常パターンからずれた製品を見分けたいというニーズがある。正常と判定された製品であっても、正常パターンからずれた製品は、将来、故障する可能性があり、そのような故障の可能性のある製品を予測することが望まれているためである。
しかし、再帰型ニューラルネットワークによって正常と判定された製品の中から、正常パターンからずれた製品を判定することは困難であった。これは、正常パターンからずれた製品を検出しようとする製品の集合は、全て、正常と判定された製品であり、何に着目すれば品質のばらつきを把握できるのかが不明であることが多かったためである。また、そのため、品質のばらつきを示す値を明確に定義することができなかった。その結果、正常と判定された製品の中から、正常パターンからずれた製品を判定することは困難であった。
そこで、本発明は、正常と判定されている製品である正常製品の中から、正常パターンからずれている正常製品を検出することができる製品検出装置、製品検出方法および製品検出プログラムを提供することを目的とする。
本発明による製品検出装置は、正常製品の時系列データから、データを抽出するための第1のウィンドウのサイズと、第1のウィンドウを用いて抽出されたデータを前半データと後半データと分割するための第2のウィンドウおよび第3のウィンドウそれぞれのサイズと、第1のウィンドウをスライドさせるときのスライドサイズとの組合せであるウィンドウデータを複数個、記憶するウィンドウデータ記憶手段と、ウィンドウデータが順次、選択され、複数の正常製品それぞれの時系列データから、第1のウィンドウ、第2のウィンドウおよび第3のウィンドウを用いて得られた前半データと後半データとの組の集合を教師データとして、前半データから後半データを復元するためのモデルを学習する学習手段と、選択されたウィンドウデータに基づいて得られた前半データと後半データとの組毎に、モデルに前半データを適用することによって、後半データの復元データを生成する復元データ生成手段と、選択されたウィンドウデータに基づいて得られた後半データと復元データとの差分を、正常製品毎に計算する差分計算手段とを備え、差分計算手段が、1つのウィンドウデータが選択されているときに、正常製品毎に、後半データと復元データとの差分を複数個、計算し、複数個の差分に基づいて正常製品に対応する1つの差分である製品差分を導出し、正常製品毎に計算された製品差分に基づいて、所定の条件を満たすウィンドウデータを決定するウィンドウデータ決定手段と、ウィンドウデータ決定手段によって決定されたウィンドウデータに対応する正常製品毎の製品差分に基づいて、複数の正常製品の中から、所定の正常製品を検出する検出手段とを備えることを特徴とする。
また、本発明による製品検出方法は、正常製品の時系列データから、データを抽出するための第1のウィンドウのサイズと、第1のウィンドウを用いて抽出されたデータを前半データと後半データと分割するための第2のウィンドウおよび第3のウィンドウそれぞれのサイズと、第1のウィンドウをスライドさせるときのスライドサイズとの組合せであるウィンドウデータを複数個、記憶するウィンドウデータ記憶手段を備えたコンピュータが、ウィンドウデータが順次、選択され、複数の正常製品それぞれの時系列データから、第1のウィンドウ、第2のウィンドウおよび第3のウィンドウを用いて得られた前半データと後半データとの組の集合を教師データとして、前半データから後半データを復元するためのモデルを学習し、選択したウィンドウデータに基づいて得た前半データと後半データとの組毎に、モデルに前半データを適用することによって、後半データの復元データを生成し、選択したウィンドウデータに基づいて得た後半データと復元データとの差分を、正常製品毎に計算し、後半データと復元データとの差分を正常製品毎に計算する際に、1つのウィンドウデータが選択されているときに、正常製品毎に、後半データと復元データとの差分を複数個、計算し、複数個の差分に基づいて正常製品に対応する1つの差分である製品差分を導出し、正常製品毎に計算した製品差分に基づいて、所定の条件を満たすウィンドウデータを決定し、決定したウィンドウデータに対応する正常製品毎の製品差分に基づいて、複数の正常製品の中から、所定の正常製品を検出することを特徴とする。
また、本発明による製品検出プログラムは、正常製品の時系列データから、データを抽出するための第1のウィンドウのサイズと、第1のウィンドウを用いて抽出されたデータを前半データと後半データと分割するための第2のウィンドウおよび第3のウィンドウそれぞれのサイズと、第1のウィンドウをスライドさせるときのスライドサイズとの組合せであるウィンドウデータを複数個、記憶するウィンドウデータ記憶手段を備えたコンピュータに搭載される製品検出プログラムであって、コンピュータに、ウィンドウデータが順次、選択され、複数の正常製品それぞれの時系列データから、第1のウィンドウ、第2のウィンドウおよび第3のウィンドウを用いて得られた前半データと後半データとの組の集合を教師データとして、前半データから後半データを復元するためのモデルを学習する学習処理、選択されたウィンドウデータに基づいて得られた前半データと後半データとの組毎に、モデルに前半データを適用することによって、後半データの復元データを生成する復元データ生成処理、および、選択されたウィンドウデータに基づいて得られた後半データと復元データとの差分を、正常製品毎に計算する差分計算処理を実行させ、差分計算処理で、1つのウィンドウデータが選択されているときに、正常製品毎に、後半データと復元データとの差分を複数個、計算させ、複数個の差分に基づいて正常製品に対応する1つの差分である製品差分を導出させ、正常製品毎に計算された製品差分に基づいて、所定の条件を満たすウィンドウデータを決定するウィンドウデータ決定処理、および、ウィンドウデータ決定処理で決定されたウィンドウデータに対応する正常製品毎の製品差分に基づいて、複数の正常製品の中から、所定の正常製品を検出する検出処理を実行させることを特徴とする。
本発明によれば、正常と判定されている製品である正常製品の中から、正常パターンからずれている正常製品を検出することができる。
本発明の第1の実施形態の製品検出装置の例を示すブロック図である。 データ切り出し部が第1のウィンドウを用いて時系列データからデータを切り出す処理を示す模式図である。 データ切り出し部が切り出しデータを前半データと後半データとに分割する処理を示す模式図である。 第1のウィンドウのスライドを示す模式図である。 本発明の製品検出装置の処理経過の例を示すフローチャートである。 ステップS102の処理経過の例を示すフローチャートである。 ステップS103の処理経過の例を示すフローチャートである。 後半データを復元するためのモデルの学習を示す模式図である。 ステップS104の処理経過の例を示すフローチャートである。 復元データの生成を示す模式図である。 ステップS105の処理経過の例を示すフローチャートである。 後半データと復元データとの差分が小さい場合および大きい場合を示す模式図である。 ステップS107の処理経過の例を示すフローチャートである。 製品差分の度数分布の一例を示す模式図である。 2つのウィンドウデータに対応する製品差分の度数分布の違いを示す模式図である。 座標(0,Y)および各ウィンドウデータに対応する座標(x,y)の例を示す模式図である。 ステップS108の処理経過の例を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態の製品検出装置の例を示すブロック図である。 本発明の各実施形態に係るコンピュータの構成例を示す概略ブロック図である。 本発明の製品検出装置の概要を示すブロック図である。
以下、本発明の実施形態を図面を参照して説明する。以下の説明では、正常と判定されている製品を正常製品と記す。正常製品であるか否かの判定は、予め行われているものとする。また、正常製品であるか否かの判定方法は、特に限定されない。本発明は、複数の正常製品の中から、正常パターンからずれている正常製品を検出する。
実施形態1.
図1は、本発明の第1の実施形態の製品検出装置の例を示すブロック図である。本発明の第1の実施形態の製品検出装置100は、時系列データ記憶部1と、データ切り出し部2と、分割済みデータ記憶部3と、学習部4と、モデル記憶部5と、復元データ生成部6と、復元データ記憶部7と、差分計算部8と、製品差分記憶部9と、ウィンドウデータ記憶部10と、ウィンドウデータ決定部11と、決定ウィンドウデータ記憶部12と、製品検出部13とを備える。
時系列データ記憶部1は、複数の正常製品の時系列データを記憶する記憶装置である。時系列データは、時間経過に伴う数値の変化を表すデータであり、例えば、時間経過順に並べられた時刻に数値を対応付けたデータである。この数値が何を表す数値であるのかは、特に限定されない。正常製品の種類に応じた数値を含む時系列データを、時系列データ記憶部1に予め記憶させておけばよい。また、時系列データは、正常製品から直接得られたデータであってもよく、あるいは、正常製品をモニタするセンサから得られたデータであってもよい。
なお、予め、個々の正常製品には識別情報が割り当てられ、時系列データには正常製品の識別情報が対応付けられているものとする。
ウィンドウデータ記憶部10は、ウィンドウデータを複数個記憶する記憶装置である。1つのウィンドウデータは、第1のウィンドウのサイズと、第2のウィンドウのサイズと、第3のウィンドウのサイズと、第1のウィンドウをスライドさせるときのスライドサイズ(スライド量)との組合せである。
第1のウィンドウは、時系列データからデータを切り出すためのウィンドウである。第2のウィンドウおよび第3のウィンドウはそれぞれ、第1のウィンドウを用いて切り出されたデータを、前半データと後半データとに分割するためのウィンドウである。第2のウィンドウは前半データに対応し、第3のウィンドウは後半データに対応する。第1のウィンドウのサイズは、第2のウィンドウのサイズと、第3のウィンドウのサイズを合わせたサイズになっている。
なお、「データを切り出す。」という表現は、「データを抽出する。」という表現で表すこともできる。
データ切り出し部2は、ウィンドウデータ記憶部10に記憶されている複数のウィンドウデータを、順次、1つずつ選択する。そして、データ切り出し部2は、複数の正常製品それぞれの時系列データから、選択したウィンドウデータに応じた第1のウィンドウを用いてデータを切り出す。さらに、データ切り出し部2は、切り出したデータを、ウィンドウデータに応じた第2のウィンドウおよび第3のウィンドウを用いて、前半データと後半データとに分割する。データ切り出し部2は、第2のウィンドウの右端と第3のウィンドウの左端を重ねて、第1のウィンドウを用いて切り出したデータから、第2のウィンドウおよび第3のウィンドウを用いてデータを切り出すことで、第1のウィンドウを用いて切り出したデータを、前半データと後半データとに分割する。以下、第1のウィンドウを用いて切り出したデータを、切り出しデータと称する場合がある。
なお、予め、個々のウィンドウデータには識別情報が割り当てられ、各ウィンドウデータは、ウィンドウデータの識別情報とともに、ウィンドウデータ記憶部10に記憶されているものとする。
データ切り出し部2は、1つの正常製品の時系列データから、第1のウィンドウを用いてデータを切り出し、切り出しデータを前半データと後半データとに分割する動作を、第1のウィンドウをスライドサイズに従ってスライドさせながら繰り返す。そして、データ切り出し部2は、第1のウィンドウをスライドできなくなったならば、その時系列データからのデータの切り出しを終了する。
図2は、データ切り出し部2が第1のウィンドウを用いて時系列データからデータを切り出す処理を示す模式図である。なお、図2に示す例において、時系列データ40は、時間経過順に並べられた時刻に、センサが正常製品をモニタすることによって得た数値(センサ値)を対応付けたデータである。この点は、後述の図3および図4においても同様である。データ切り出し部2は、第1のウィンドウ31のサイズで時系列データ40からデータを切り出す。この結果、切り出しデータ41が得られる。
図3は、データ切り出し部2が切り出しデータ41を前半データと後半データとに分割する処理を示す模式図である。データ切り出し部2は、第2のウィンドウ32の右端と第3のウィンドウ33の左端を重ねて、第2のウィンドウ32のサイズおよび第3のウィンドウ33のサイズで切り出しデータ41からデータを切り出すことによって、切り出しデータ41を、前半データ42と、後半データ43とに分割する。なお、図面において、第2のウィンドウ32を一点鎖線で示し、第3のウィンドウ33を破線で示す。
図4は、第1のウィンドウのスライドを示す模式図である。データ切り出し部2は、第1のウィンドウ31を、選択したウィンドウデータに応じたスライドサイズに従って時刻軸方向にスライドさせ、時系列データ40から切り出しデータ41を切り出し、切り出しデータ41を、前半データ42と後半データ43とに分割する。データ切り出し部2は、この処理を、時系列データ40において第1のウィンドウをスライドできなくなるまで繰り返す。
データ切り出し部2は、この処理を、複数の正常製品の時系列データに対して、それぞれ実行する。
また、データ切り出し部2は、前半データ42と後半データ43との組を得ると、その組を、選択しているウィンドウデータの識別情報、および、処理対象とした時系列データに対応する正常製品の識別情報と対応づけて、分割済みデータ記憶部3に記憶させる。
分割済みデータ記憶部3は、前半データ42と後半データ43との組の集合を記憶する記憶装置である。
学習部4は、データ切り出し部2が直近に選択したウィンドウデータに基づいて得られた前半データ42と後半データ43との組の集合(すなわち、直近に選択されたウィンドウデータの識別情報に対応付けられている前半データ42と後半データ43との組の集合)を教師データとし、前半データから後半データを復元するためのモデルを、機械学習によって学習(生成)する。学習部4は、生成したモデルを、直近に選択されたウィンドウデータの識別情報と対応付けてモデル記憶部5に記憶させる。
モデル記憶部5は、学習部4が生成したモデルを記憶する記憶装置である。
復元データ生成部6は、直近に選択されたウィンドウデータの識別情報に対応付けられているモデルをモデル記憶部5から読み込み、また、そのウィンドウデータの識別情報に対応付けられている前半データと後半データとの組を全て、分割済みデータ記憶部3から読み込む。そして、復元データ生成部6は、前半データと後半データとの組毎に、モデルに前半データを適用することによって、後半データを復元する。復元された後半データを、復元データと記す。すなわち、復元データ生成部6は、前半データと後半データとの組毎に、モデルに前半データを適用することによって、後半データの復元データを生成する。復元データ生成部6は、この処理を、正常製品毎(換言すれば、正常製品の識別情報毎)に実行する。復元データ生成部6は、生成した復元データを、直近に選択されたウィンドウデータの識別情報、および、正常製品の識別情報と対応付けて、復元データ記憶部7に記憶させる。
復元データ記憶部7は、復元データ生成部6が生成した復元データを記憶する記憶装置である。
差分計算部8は、直近に選択されたウィンドウデータの識別情報に対応付けられている各後半データを分割済みデータ記憶部3から読み込み、その各後半データに対応する各復元データを復元データ記憶部7から読み込む。後半データに対応する復元データとは、その後半データと組をなす前半データに基づいて生成された復元データである。
そして、差分計算部8は、正常製品毎(換言すれば、正常製品の識別情報毎)に、後半データと復元データとの差分を計算する。既に説明したように、データ切り出し部2は、第1のウィンドウをスライドさせながら、前半データと後半データとの組を生成していく。従って、1つの正常製品について、後半データは複数存在し、その複数の後半データそれぞれに対して復元データが存在する。すなわち、1つの正常製品について、後半データと復元データとの組は複数存在する。従って、差分計算部8は、1つの正常製品について、まず、後半データと復元データとの差分を、複数個、計算する。このとき、差分計算部8は、差分を数値として計算する。例えば、差分計算部8は、一組の後半データと復元データから差分を求める場合、同一時刻同士の数値の差の二乗の平均値を、その後半データと復元データとの差分として計算してもよい。ただし、差分を数値として計算する方法は、この方法に限定されず、他の方法で差分を計算してもよい。
差分計算部8は、1つの正常製品について、後半データと復元データとの差分を、複数個、計算した後、その複数個の差分に基づいて、その正常製品に対応する1つの差分を導出する。例えば、差分計算部8は、その複数個の差分の平均値を計算し、その平均値を、その正常製品に対応する1つの差分として定めてもよい。また、例えば、差分計算部8は、その複数個の差分の最大値を特定し、その最大値を、その正常製品に対応する1つの差分として定めてもよい。以下、複数個の差分に基づいて導出した、1つ正常製品に対応する1つの差分を製品差分と記す。
差分計算部8は、上記のように、正常製品毎に、後半データと復元データとの差分を複数個、計算し、その複数個の差分に基づいて製品差分を導出する。差分計算部8は、製品差分を、直近に選択されたウィンドウデータの識別情報、および、正常製品の識別情報と対応付けて、製品差分記憶部9に記憶させる。
製品差分記憶部9は、差分計算部8が導出した製品差分を記憶する記憶装置である。
ウィンドウデータ決定部11は、正常製品毎に導出された製品差分に基づいて、ウィンドウデータ記憶部10に記憶されている複数のウィンドウデータの中から、所定の条件を満たすウィンドウデータを1つ決定する。ウィンドウデータ決定部11がウィンドウデータを決定する処理の詳細については、後述する。ウィンドウデータ決定部11は、決定したウィンドウデータを、決定ウィンドウデータ記憶部12に記憶させる
決定ウィンドウデータ記憶部12は、ウィンドウデータ決定部11によって決定されたウィンドウデータを記憶する記憶装置である。
製品検出部13は、ウィンドウデータ決定部11によって決定されたウィンドウデータを、決定ウィンドウデータ記憶部12から読み込む。そして、製品検出部13は、そのウィンドウデータに基づいて得られた正常製品毎の製品差分に基づいて、複数の正常製品の中から、所定の正常製品を検出する。より具体的には、製品検出部13は、そのウィンドウデータに基づいて得られた正常製品毎の製品差分の中から、正常製品の数に対する所定の割合(例えば、5%)の個数に該当する製品差分を、製品差分の大きい順に選択し、選択した製品差分に対応する正常製品を検出する。
製品検出部13は、製品差分の大きい正常製品を検出していると言える。従って、製品検出部13によって検出された正常製品は、正常パターンからずれた正常製品であると言える。
データ切り出し部2、学習部4、復元データ生成部6、差分計算部8、ウィンドウデータ決定部11、および、製品検出部13は、例えば、製品検出プログラムに従って動作するコンピュータのCPU(Central Processing Unit )によって実現される。この場合、CPUが、コンピュータのプログラム記憶装置等のプログラム記録媒体から製品検出プログラムを読み込み、そのプログラムに従って、データ切り出し部2、学習部4、復元データ生成部6、差分計算部8、ウィンドウデータ決定部11、および、製品検出部13として動作すればよい。
次に、本発明の処理経過について説明する。図5は、本発明の製品検出装置100の処理経過の例を示すフローチャートである。以下の説明では、既に説明した事項については、適宜、説明を省略する。
まず、データ切り出し部2は、ウィンドウデータ記憶部10に記憶されている複数のウィンドウデータの中から、未だ選択されていないウィンドウデータを1つ選択し、そのウィンドウデータを読み込む(ステップS101)。
次に、データ切り出し部2は、各時系列データから、前半データと後半データとの組を得る(ステップS102)。
図6は、ステップS102の処理経過の例を示すフローチャートである。ステップS102において、データ切り出し部2は、複数の正常製品の時系列データをそれぞれ、時系列データ記憶部1から読み込む(ステップS201)。
そして、データ切り出し部2は、各時系列データから、第1のウィンドウを用いてデータを切り出し、切り出しデータを前半データと後半データとに分割する(ステップS202)。具体的には、ステップS202では、データ切り出し部2は、時系列データ毎に、以下の処理を行う。データ切り出し部2は、選択したウィンドウデータに応じた第1のウィンドウのサイズで時系列データからデータを切り出す。そして、データ切り出し部2は、第2のウィンドウの右端と第3のウィンドウの左端を重ねて、第2のウィンドウのサイズおよび第3のウィンドウのサイズでそのデータ(切り出しデータ)からデータを切り出すことによって、切り出しデータを前半データと後半データとに分割する。さらに、データ切り出し部2は、第1のウィンドウを、選択したウィンドウデータに応じたスライドサイズに従ってスライドさせ、同様の処理を繰り返す。時系列データにおいて、第1のウィンドウをスライドできなくなったら、処理を終了する。
データ切り出し部2は、ステップS202で得られた前半データと後半データとの組をそれぞれ、分割済みデータ記憶部3に記憶させる(ステップS203)。このとき、データ切り出し部2は、前半データと後半データとの組を、選択しているウィンドウデータの識別情報、および、処理対象とした時系列データに対応する正常製品の識別情報と対応づけて、分割済みデータ記憶部3に記憶させる。
ステップS203で、ステップS102が終了する。
ステップS102に続いて、学習部4は、前半データから後半データを復元するためのモデルを学習する(ステップS103)。
図7は、ステップS103の処理経過の例を示すフローチャートである。ステップS103において、学習部4は、直近のステップS101(図5参照)で選択されたウィンドウデータの識別情報に対応付けられている前半データと後半データとの組の集合を、分割済みデータ記憶部3から読み込む(ステップS301)。
次に、学習部4は、前半データと後半データとの組の集合を教師データとして、前半データから後半データを復元するためのモデルを、機械学習によって学習する(ステップS302)。図8は、後半データを復元するためのモデルの学習を示す模式図である。
ステップS302において、学習部4は、機械学習の手法として、オートエンコーダのように入力を再現することができる手法を用いてもよい。この手法の一例として、ディープラーニングがある。学習部4は、前半データから後半データを復元するためのモデルを、ディープラーニングによって生成してもよい。
次に、学習部4は、ステップS302で生成したモデルを、直近のステップS101(図5参照)で選択されたウィンドウデータの識別情報と対応付けてモデル記憶部5に記憶させる(ステップS303)。
ステップS303で、ステップS103が終了する。
ステップS103に続いて、復元データ生成部6は、復元データを生成する(ステップS104)。
図9は、ステップS104の処理経過の例を示すフローチャートである。ステップS104において、復元データ生成部6は、直近のステップS101(図5参照)で選択されたウィンドウデータの識別情報と対応付けられている前半データと後半データとの組を全て、分割済みデータ記憶部3から読み込む(ステップS401)。
次に、復元データ生成部6は、そのウィンドウデータの識別情報と対応付けられているモデルを、モデル記憶部5から読み込む(ステップS402)。このモデルは、直近のステップS302で学習されたモデルである。
次に、復元データ生成部6は、ステップS401で読み込んだ前半データと後半データとの組毎に、モデルに前半データを適用することによって、後半データの復元データを生成する(ステップS403)。図10は、復元データの生成を示す模式図である。復元データ生成部6は、正常製品毎(換言すれば、正常製品の識別情報毎)に、復元データの生成を実行する。
次に、復元データ生成部6は、生成した復元データを、直近のステップS101(図5参照)で選択されたウィンドウデータの識別情報、および、正常製品の識別情報と対応付けて、復元データ記憶部7に記憶させる(ステップS404)。
ステップS404で、ステップS104が終了する。
ステップS104に続いて、差分計算部8は、正常製品毎に製品差分を導出する(ステップS105)。
図11は、ステップS105の処理経過の例を示すフローチャートである。ステップS105において、差分計算部8は、直近のステップS101(図5参照)で選択されたウィンドウデータの識別情報に対応付けられている各後半データを分割済みデータ記憶部3から読み込み、その各後半データに対応する各復元データを復元データ記憶部7から読み込む(ステップS501)。
次に、差分計算部8は、正常製品毎(換言すれば、正常製品の識別情報毎)に、後半データと復元データとの差分を、複数個、計算する。一組の後半データと復元データから差分を求める場合、差分計算部8は、例えば、同一時刻同士の数値の差の二乗の平均値を、その後半データと復元データとの差分として計算する。図12は、後半データと復元データとの差分が小さい場合および大きい場合を示す模式図である。図12(a)は、後半データと復元データとの差分が小さい場合を示している。後半データがモデルによって予期し得る場合、差分は小さくなる。図12(b)は、後半データと復元データとの差分が大きい場合を示している。後半データがモデルによって予期し得ない場合、差分は大きくなる。
差分計算部8は、さらに、正常製品毎に、複数個の差分に基づいて製品差分を導出する(ステップS502)。1つの正常製品について、複数個の差分に基づいて製品差分を導出する場合、差分計算部8は、例えば、その複数個の差分の平均値を計算し、その平均値を、その正常製品の製品差分として定めてもよい。また、例えば、差分計算部8は、その複数個の差分の最大値を特定し、その最大値を、その正常製品の製品差分として定めてもよい。
差分計算部8は、正常製品毎に導出した製品差分を製品差分記憶部9に記憶させる(ステップS503)。このとき、差分計算部8は、各製品差分を、直近のステップS101(図5参照)で選択されたウィンドウデータの識別情報、および、正常製品の識別情報と対応付けて、製品差分記憶部9に記憶させる。
ステップS503で,ステップS105が終了する。
ステップS105に続いて、ウィンドウデータ記憶部10に記憶されている複数のウィンドウデータの中に、まだ、ステップS101で選択されていないウィンドウデータがあるか否かを判定する(ステップS106)。
未選択のウィンドウデータがある場合(ステップS106のYes)、製品検出装置100は、ステップS101以降の処理を繰り返す。
未選択のウィンドウデータがない場合(ステップS106のNo)、ウィンドウデータ決定部11は、正常製品毎に導出された製品差分に基づいて、所定の条件を満たすウィンドウデータを1つ決定する(ステップS107)。ステップS107では、ウィンドウデータ決定部11は、正常パターンからずれた正常製品と正常パターンからずれていない正常製品とを区別するのに適したウィンドウデータを1つ選択する。
ステップS101~S106の繰り返し処理によって、各正常製品の製品差分は、ウィンドウデータ毎に導出され、製品差分記憶部9に記憶されている。
図13は、ステップS107の処理経過の例を示すフローチャートである。ステップS107において、ウィンドウデータ決定部11は、まず、ウィンドウデータ毎に(換言すれば、ウィンドウデータの識別情報毎に)、各正常製品の製品差分を製品差分記憶部9から読み込む(ステップS601)。
次に、ウィンドウデータ決定部11は、ウィンドウデータ毎に、各製品差分を、製品差分が大きい方のグループと製品差分が小さい方のグループの2つのグループに分ける(ステップS602)。製品差分が大きい方のグループを第1のグループと記し、製品差分が小さい方のグループを第2のグループと記す。
ステップS602において、ウィンドウデータ決定部11は、正常製品毎に1つずつ導出された製品差分の中から、正常製品の数に対する所定の割合(例えば、5%)の個数に該当する製品差分を、製品差分の大きい順に選択し、選択した製品差分が第1のグループに属すると定める。また、ウィンドウデータ決定部11は、選択した製品差分以外の製品差分が第2のグループに属すると定める。以下、上記の所定の割合が5%である場合を例にして説明するが、上記の所定の割合は5%に限定されない。本例では、製品差分の総数のうち、5%が第1のグループに属し、95%が第2のグループに属する。
このように、各製品差分を第1のグループおよび第2のグループに分けた場合における製品差分の度数分布の一例を図14に示す。図14では、製品差分が正規分布に従う場合における製品差分の度数分布を例示している。
ステップS101で選択されるウィンドウデータが異なれば、導出される製品差分も異なる。従って、ウィンドウデータが異なれば、製品差分の度数分布も異なる。図15は、2つのウィンドウデータに対応する製品差分の度数分布の違いを示す模式図である。正常製品は全て、予め正常であると判定されている。従って、大部分の正常製品の製品差分は0に近い値であると予想される。図15に示す例では、ウィンドウデータbに対応する製品差分の度数分布では、0から離れた値となっている製品差分の度数が多い。従って、図15に例示するウィンドウデータbは、正常パターンからずれた正常製品を検出する上で適切ではない。
また、全ての製品差分が0に近い値になるようなウィンドウデータも、正常パターンからずれた製品を検出する上で、適切ではない。全ての製品差分が0に近い値であると、正常パターンからずれた正常製品の製品差分と、正常パターンからずれていない正常製品の製品差分とを区別できないためである。
以上のことから、0に近い値の製品差分の数が多く、また、0から離れた値となっている製品差分も存在するような度数分布が、正常パターンからずれた正常製品を検出する上で好ましい。例えば、図15に例示するウィンドウデータaに対応する度数分布(製品差分の度数分布)が得られることが好ましい。
ウィンドウデータ決定部11は、そのような好ましい度数分布が得られるウィンドウデータを、以下に説明する処理で決定する。
ステップS602の次に、ウィンドウデータ決定部11は、ウィンドウデータ毎に(換言すれば、ウィンドウデータの識別情報毎に)、第1のグループに属する製品差分の分散と、第2のグループに属する製品差分の分散とを計算する(ステップS603)。
さらに、ウィンドウデータ決定部11は、各ウィンドウデータにおける第1のグループに属する製品差分の分散と、第2のグループに属する製品差分の分散とに基づいて、1つのウィンドウデータを決定する(ステップS604)。
ステップS604において、ウィンドウデータ決定部11は、ウィンドウデータ毎の第1のグループに属する製品差分の分散のうちの最大値(Yとする)を、第1のグループに属する製品差分の分散の理想値とする。また、ウィンドウデータ決定部11は、0を、第2のグループに属する製品差分の分散の理想値とする。そして、ウィンドウデータ決定部11は、第1のグループに属する製品差分の分散とその分散の理想値Yとの差、および、第2のグループに属する製品差分の分散とその分散の理想値(0)との差に基づいて、ウィンドウデータを決定する。ここで、ウィンドウデータ決定部11は、第1のグループに属する製品差分の分散、および、第2のグループに属する製品差分の分散がそれぞれ理想値に近くなるようなウィンドウデータを1つ特定する。
上記の動作をより具体的に説明する。ウィンドウデータ毎の第1のグループに属する製品差分の分散のうちの最大値をYとする。また、1つのウィンドウデータに対応する第1のグループに属する製品差分の分散をyとし、そのウィンドウデータに対応する第2のグループに属する製品差分の分散をxとする。ウィンドウデータ決定部11は、ウィンドウデータ毎に、座標(0,Y)と座標(x,y)との距離(例えば、ユークリッド距離)を計算し、その距離が最小であるという条件を満たすウィンドウデータを決定する。
例えば、3つのウィンドウデータA,B,Cがあるとする。ウィンドウデータAに対応する第1のグループに属する製品差分の分散が“10”であり、第2のグループに属する製品差分の分散が“3”であるとする。また、ウィンドウデータBに対応する第1のグループに属する製品差分の分散が“11”であり、第2のグループに属する製品差分の分散が“2”であるとする。また、ウィンドウデータCに対応する第1のグループに属する製品差分の分散が“12”であり、第2のグループに属する製品差分の分散が“4”であるとする。
本例では、第1のグループに属する製品差分の分散のうちの最大値Yは、“12”である。従って、第1のグループに属する製品差分の分散の理想値は“12”である。また、第2のグループに属する製品差分の分散の理想値は“0”である。従って、上記の座標(0,Y)は、(0,12)である。また、ウィンドウデータAに対応する上記の座標(x,y)は、(3,10)である。ウィンドウデータBに対応する上記の座標(x,y)は、(2,11)である。ウィンドウデータCに対応する上記の座標の座標(x,y)は、(4,12)である。図16は、座標(0,Y)および各ウィンドウデータに対応する座標(x,y)の例を示す模式図である。
ウィンドウデータ決定部11は、ウィンドウデータ毎に、座標(0,12)と座標(x,y)との距離を計算し、その距離が最小であるという条件をみたすウィンドウデータを決定する。座標(0,12)との距離が最小となる座標は(2,11)であるので、本例では、ウィンドウデータ決定部11は、(0,12)との距離が最小となるという条件を満たすウィンドウデータとして、“ウィンドウデータB”を決定する。
ステップS604の次に、ウィンドウデータ決定部11は、ステップS604で決定したウィンドウデータを、その識別情報とともに、決定ウィンドウデータ記憶部12に記憶させる(ステップS605)。
ステップS605で、ステップS107が終了する。
ステップS107に続いて、製品検出部13は、ステップS107で決定されたウィンドウデータに基づいて得られた各製品差分に基づいて、複数の正常製品の中から、正常パターンからずれた正常製品を検出する(ステップS108)。
図17は、ステップS108の処理経過の例を示すフローチャートである。ステップS108において、製品検出部13は、ステップS107で決定されたウィンドウデータを決定ウィンドウデータ記憶部12から読み込む(ステップS701)。
次に、製品検出部13は、そのウィンドウデータに対応する各製品差分を、製品差分記憶部9から読み込む(ステップS702)。
製品検出部13は、ステップS702で読み込んだ各製品差分に基づいて、パターンからずれた正常製品を特定する(ステップS703)。ステップS703において、製品検出部13は、ステップS702で読み込んだ各製品差分の中から、正常製品の数に対する所定の割合(例えば、5%)の個数に該当する製品差分を、製品差分の大きい順に選択し、選択した製品差分に対応する正常製品を特定する。
ステップS703で特定した正常製品が、正常パターンからずれた正常製品であると言える。
本実施形態によれば、ウィンドウデータが複数定められていて、製品検出装置100は、ウィンドウデータ毎に、各正常製品の製品差分を導出する。そして、製品検出装置100は、正常パターンからずれた正常製品を検出するのに適したウィンドウデータを決定する。具体的には、製品検出装置100は、製品差分の度数分布として、0に近い値の製品差分の数が多く、また、0から離れた値となっている製品差分も存在するような度数分布が得られるウィンドウデータを、複数のウィンドウデータの中から決定する。決定されたウィンドウデータに対応する各製品差分では、0に近い値の製品差分の数が多く、また、0から離れた値となっている製品差分も存在している。0から離れた値となっている製品差分は、正常パターンからずれていると言える。そして、製品検出部13は、そのように0から離れた値となっている製品差分を特定する。従って、本実施形態によれば、何らかの検査により正常と判定されている正常製品の中から、正常パターンからずれている正常製品を検出することができる。
実施形態2.
図18は、本発明の第2の実施形態の製品検出装置の例を示すブロック図である。図1に示す要素と同様の要素については、図1と同一の符号を付し、説明を省略する。本発明の第2の実施形態の製品検出装置100は、第1の実施形態の製品検出装置100(図1参照)が備える各要素に加えて、さらに、表示制御部14を備える。
表示制御部14は、ウィンドウデータ毎に製品差分の度数分布を、ディスプレイ装置(図18において図示略)に表示させる。例えば、表示制御部14は、1つのウィンドウデータに関して、図14に例示する製品差分の度数分布をディスプレイ装置上に表示する。表示制御部14は、他のウィンドウデータに関しても、それぞれ同様に、製品差分の度数分布をディスプレイ装置上に表示する。
表示制御部14がウィンドウデータ毎に製品差分の度数分布をディスプレイ装置上に表示することによって、ユーザは、ウィンドウデータ毎の製品差分の分布を視覚的に確認することができる。
また、表示制御部14は、決定ウィンドウデータ記憶部12に記憶されたウィンドウデータをディスプレイ装置に表示させてもよい。この場合、ユーザは、ウィンドウデータ決定部11によって決定されたウィンドウデータを視覚的に確認することができる。
また、表示制御部14は、製品検出部13が検出した正常製品(製品検出部13がステップS703で特定した正常製品)の識別情報をディスプレイ装置に表示させてもよい。この場合、ユーザは、正常パターンからずれたと判断された正常製品を視覚的に確認することができる。
表示制御部14は、例えば、製品検出プログラムに従って動作するコンピュータのCPUによって実現される。この場合、CPUが、コンピュータのプログラム記憶装置等のプログラム記録媒体から製品検出プログラムを読み込み、そのプログラムに従って、データ切り出し部2、学習部4、復元データ生成部6、差分計算部8、ウィンドウデータ決定部11、製品検出部13、および、表示制御部14として動作すればよい。
図19は、本発明の各実施形態に係るコンピュータの構成例を示す概略ブロック図である。コンピュータ1000は、CPU1001と、主記憶装置1002と、補助記憶装置1003と、インタフェース1004と、ディスプレイ装置1005とを備える。
本発明の各実施形態の製品検出装置100は、コンピュータ1000に実装される。製品検出装置100の動作は、製品検出プログラムの形式で補助記憶装置1003に記憶されている。CPU1001は、その製品検出プログラムを補助記憶装置1003から読み出して主記憶装置1002に展開し、その製品検出プログラムに従って、上記の各実施形態で説明した処理を実行する。
補助記憶装置1003は、一時的でない有形の媒体の例である。一時的でない有形の媒体の他の例として、インタフェース1004を介して接続される磁気ディスク、光磁気ディスク、CD-ROM(Compact Disk Read Only Memory )、DVD-ROM(Digital Versatile Disk Read Only Memory )、半導体メモリ等が挙げられる。また、プログラムが通信回線によってコンピュータ1000に配信される場合、配信を受けたコンピュータ1000がそのプログラムを主記憶装置1002に展開し、上記の処理を実行してもよい。
次に、本発明の概要について説明する。図20は、本発明の製品検出装置の概要を示すブロック図である。本発明の製品検出装置は、ウィンドウデータ記憶手段71と、学習手段73と、復元データ生成手段74と、差分計算手段75と、ウィンドウデータ決定手段76と、製品検出手段77とを備える。
ウィンドウデータ記憶手段71(例えば、ウィンドウデータ記憶部10)は、正常製品の時系列データから、データを抽出するための第1のウィンドウのサイズと、第1のウィンドウを用いて抽出されたデータを前半データと後半データと分割するための第2のウィンドウおよび第3のウィンドウそれぞれのサイズと、第1のウィンドウをスライドさせるときのスライドサイズとの組合せであるウィンドウデータを複数個、記憶する。
学習手段73(例えば、学習部4)は、ウィンドウデータが順次、選択され、複数の正常製品それぞれの時系列データから、第1のウィンドウ、第2のウィンドウおよび第3のウィンドウを用いて得られた前半データと後半データとの組の集合を教師データとして、前半データから後半データを復元するためのモデルを学習する。
復元データ生成手段74(例えば、復元データ生成部6)は、選択されたウィンドウデータに基づいて得られた前半データと後半データとの組毎に、モデルに前半データを適用することによって、後半データの復元データを生成する。
差分計算手段75(例えば、差分計算部8)は、選択されたウィンドウデータに基づいて得られた後半データと復元データとの差分を、正常製品毎に計算する。
ウィンドウデータ決定手段76(例えば、ウィンドウデータ決定部11)は、正常製品毎に計算された差分に基づいて、所定の条件を満たすウィンドウデータを決定する。
検出手段77(例えば、製品検出部13)は、ウィンドウデータ決定手段76によって決定されたウィンドウデータに基づいて得られた正常製品毎の差分に基づいて、複数の正常製品の中から、所定の正常製品を検出する。
そのような構成によって、正常と判定されている製品である正常製品の中から、正常パターンからずれている正常製品を検出することができる。
また、差分計算手段75が、1つのウィンドウデータが選択されているときに、正常製品毎に、後半データと復元データとの差分を複数個、計算し、複数個の差分に基づいて正常製品に対応する1つの差分である製品差分を導出し、ウィンドウデータ決定手段76が、ウィンドウデータ毎に、正常製品毎に1つずつ導出された製品差分の中から、正常製品の数に対する所定の割合の個数に該当する製品差分を、製品差分の大きい順に選択し、選択した製品差分が属する第1のグループと、選択した製品差分以外の製品差分が属する第2のグループとを定め、第1のグループに属する製品差分の分散と、第2のグループに属する製品差分の分散とを算出し、第1のグループに属する製品差分の分散と、第2のグループに属する製品差分の分散とに基づいて、ウィンドウデータを決定する構成であってもよい。
ウィンドウデータ決定手段76が、ウィンドウデータ毎の第1のグループに属する製品差分の分散のうちの最大値を、第1のグループに属する製品差分の分散の理想値とし、0を第2のグループに属する製品差分の分散の理想値とし、第1のグループに属する製品差分の分散と当該分散の理想値との差、および、第2のグループに属する製品差分の分散と当該分散の理想値との差に基づいて、ウィンドウデータを決定する構成であってもよい。
ウィンドウデータ決定手段76が、ウィンドウデータ毎の第1のグループに属する製品差分の分散のうちの最大値をYとし、1つのウィンドウデータに対応する第1のグループに属する製品差分の分散をyとし、そのウィンドウデータに対応する第2のグループに属する製品差分の分散をxとしたときに、ウィンドウデータ毎に座標(0,Y)と座標(x,y)との距離を計算し、その距離が最小であるという条件を満たすウィンドウデータを決定する構成であってもよい。
検出手段77が、ウィンドウデータ決定手段76によって決定されたウィンドウデータに基づいて得られた正常製品毎の製品差分の中から、正常製品の数に対する所定の割合の個数に該当する製品差分を、製品差分の大きい順に選択し、選択した製品差分に対応する正常製品を検出する構成であってもよい。
ウィンドウデータ毎に、製品差分の度数分布を表示する表示制御手段(例えば、表示制御部14)を備える構成であってもよい。
以上、実施形態を参照して本願発明を説明したが、本願発明は上記の実施形態に限定されるものではない。本願発明の構成や詳細には、本願発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
この出願は、2018年3月27日に出願された日本特許出願2018-059485を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。
産業上の利用の可能性
本発明は、正常と判定されている製品の中から、正常パターンからずれている製品を検出する製品検出装置に好適に適用される。
1 時系列データ記憶部
2 データ切り出し部
3 分割済みデータ記憶部
4 学習部
5 モデル記憶部
6 復元データ生成部
7 復元データ記憶部
8 差分計算部
9 製品差分記憶部
10 ウィンドウデータ記憶部
11 ウィンドウデータ決定部
12 決定ウィンドウデータ記憶部
13 製品検出部
14 表示制御部
100 製品検出装置

Claims (10)

  1. 正常製品の時系列データから、データを抽出するための第1のウィンドウのサイズと、前記第1のウィンドウを用いて抽出されたデータを前半データと後半データと分割するための第2のウィンドウおよび第3のウィンドウそれぞれのサイズと、第1のウィンドウをスライドさせるときのスライドサイズとの組合せであるウィンドウデータを複数個、記憶するウィンドウデータ記憶手段と、
    ウィンドウデータが順次、選択され、複数の正常製品それぞれの時系列データから、前記第1のウィンドウ、前記第2のウィンドウおよび前記第3のウィンドウを用いて得られた前半データと後半データとの組の集合を教師データとして、前半データから後半データを復元するためのモデルを学習する学習手段と、
    選択されたウィンドウデータに基づいて得られた前半データと後半データとの組毎に、前記モデルに前半データを適用することによって、後半データの復元データを生成する復元データ生成手段と、
    選択されたウィンドウデータに基づいて得られた後半データと復元データとの差分を、正常製品毎に計算する差分計算手段とを備え、
    前記差分計算手段は、
    1つのウィンドウデータが選択されているときに、正常製品毎に、後半データと復元データとの差分を複数個、計算し、複数個の差分に基づいて正常製品に対応する1つの差分である製品差分を導出し、
    正常製品毎に計算された製品差分に基づいて、所定の条件を満たすウィンドウデータを決定するウィンドウデータ決定手段と、
    前記ウィンドウデータ決定手段によって決定されたウィンドウデータに対応する正常製品毎の製品差分に基づいて、複数の正常製品の中から、所定の正常製品を検出する検出手段とを備える
    ことを特徴とする製品検出装置。
  2. ィンドウデータ決定手段は、
    ウィンドウデータ毎に、
    正常製品毎に1つずつ導出された製品差分の中から、正常製品の数に対する所定の割合の個数に該当する製品差分を、製品差分の大きい順に選択し、選択した製品差分が属する第1のグループと、選択した製品差分以外の製品差分が属する第2のグループとを定め、
    第1のグループに属する製品差分の分散と、第2のグループに属する製品差分の分散とを算出し、
    第1のグループに属する製品差分の分散と、第2のグループに属する製品差分の分散とに基づいて、ウィンドウデータを決定する
    請求項1に記載の製品検出装置。
  3. ウィンドウデータ決定手段は、
    ウィンドウデータ毎の第1のグループに属する製品差分の分散のうちの最大値を、第1のグループに属する製品差分の分散の理想値とし、
    0を第2のグループに属する製品差分の分散の理想値とし、
    第1のグループに属する製品差分の分散と当該分散の理想値との差、および、第2のグループに属する製品差分の分散と当該分散の理想値との差に基づいて、ウィンドウデータを決定する
    請求項2に記載の製品検出装置。
  4. ウィンドウデータ決定手段は、
    ウィンドウデータ毎の第1のグループに属する製品差分の分散のうちの最大値をYとし、1つのウィンドウデータに対応する第1のグループに属する製品差分の分散をyとし、前記ウィンドウデータに対応する第2のグループに属する製品差分の分散をxとしたときに、ウィンドウデータ毎に座標(0,Y)と座標(x,y)との距離を計算し、前記距離が最小であるという条件を満たすウィンドウデータを決定する
    請求項2または請求項3に記載の製品検出装置。
  5. 検出手段は、
    ウィンドウデータ決定手段によって決定されたウィンドウデータに基づいて得られた正常製品毎の製品差分の中から、正常製品の数に対する所定の割合の個数に該当する製品差分を、製品差分の大きい順に選択し、選択した製品差分に対応する正常製品を検出する
    請求項から請求項4のうちのいずれか1項に記載の製品検出装置。
  6. ウィンドウデータ毎に、製品差分の度数分布を表示する表示制御手段を備える
    請求項2から請求項5のうちのいずれか1項に記載の製品検出装置。
  7. 正常製品の時系列データから、データを抽出するための第1のウィンドウのサイズと、前記第1のウィンドウを用いて抽出されたデータを前半データと後半データと分割するための第2のウィンドウおよび第3のウィンドウそれぞれのサイズと、第1のウィンドウをスライドさせるときのスライドサイズとの組合せであるウィンドウデータを複数個、記憶するウィンドウデータ記憶手段を備えたコンピュータが、
    ウィンドウデータが順次、選択され、複数の正常製品それぞれの時系列データから、前記第1のウィンドウ、前記第2のウィンドウおよび前記第3のウィンドウを用いて得られた前半データと後半データとの組の集合を教師データとして、前半データから後半データを復元するためのモデルを学習し、
    選択したウィンドウデータに基づいて得た前半データと後半データとの組毎に、前記モデルに前半データを適用することによって、後半データの復元データを生成し、
    選択したウィンドウデータに基づいて得た後半データと復元データとの差分を、正常製品毎に計算し、
    後半データと復元データとの差分を正常製品毎に計算する際に、
    1つのウィンドウデータが選択されているときに、正常製品毎に、後半データと復元データとの差分を複数個、計算し、複数個の差分に基づいて正常製品に対応する1つの差分である製品差分を導出し、
    正常製品毎に計算した製品差分に基づいて、所定の条件を満たすウィンドウデータを決定し、
    決定したウィンドウデータに対応する正常製品毎の製品差分に基づいて、複数の正常製品の中から、所定の正常製品を検出する
    ことを特徴とする製品検出方法。
  8. コンピュータが
    ィンドウデータ毎に、
    正常製品毎に1つずつ導出した製品差分の中から、正常製品の数に対する所定の割合の個数に該当する製品差分を、製品差分の大きい順に選択し、選択した製品差分が属する第1のグループと、選択した製品差分以外の製品差分が属する第2のグループとを定め、
    第1のグループに属する製品差分の分散と、第2のグループに属する製品差分の分散とを算出し、
    第1のグループに属する製品差分の分散と、第2のグループに属する製品差分の分散とに基づいて、ウィンドウデータを決定する
    請求項7に記載の製品検出方法。
  9. 正常製品の時系列データから、データを抽出するための第1のウィンドウのサイズと、前記第1のウィンドウを用いて抽出されたデータを前半データと後半データと分割するための第2のウィンドウおよび第3のウィンドウそれぞれのサイズと、第1のウィンドウをスライドさせるときのスライドサイズとの組合せであるウィンドウデータを複数個、記憶するウィンドウデータ記憶手段を備えたコンピュータに搭載される製品検出プログラムであって、
    前記コンピュータに、
    ウィンドウデータが順次、選択され、複数の正常製品それぞれの時系列データから、前記第1のウィンドウ、前記第2のウィンドウおよび前記第3のウィンドウを用いて得られた前半データと後半データとの組の集合を教師データとして、前半データから後半データを復元するためのモデルを学習する学習処理、
    選択されたウィンドウデータに基づいて得られた前半データと後半データとの組毎に、前記モデルに前半データを適用することによって、後半データの復元データを生成する復元データ生成処理、および、
    選択されたウィンドウデータに基づいて得られた後半データと復元データとの差分を、正常製品毎に計算する差分計算処理を実行させ、
    前記差分計算処理で、
    1つのウィンドウデータが選択されているときに、正常製品毎に、後半データと復元データとの差分を複数個、計算させ、複数個の差分に基づいて正常製品に対応する1つの差分である製品差分を導出させ、
    正常製品毎に計算された製品差分に基づいて、所定の条件を満たすウィンドウデータを決定するウィンドウデータ決定処理、および、
    前記ウィンドウデータ決定処理で決定されたウィンドウデータに対応する正常製品毎の製品差分に基づいて、複数の正常製品の中から、所定の正常製品を検出する検出処理
    を実行させるための製品検出プログラム。
  10. コンピュータに
    ィンドウデータ決定処理で、
    ウィンドウデータ毎に、
    正常製品毎に1つずつ導出された製品差分の中から、正常製品の数に対する所定の割合の個数に該当する製品差分を、製品差分の大きい順に選択させ、選択した製品差分が属する第1のグループと、選択した製品差分以外の製品差分が属する第2のグループとを定めさせ、
    第1のグループに属する製品差分の分散と、第2のグループに属する製品差分の分散とを算出させ、
    第1のグループに属する製品差分の分散と、第2のグループに属する製品差分の分散とに基づいて、ウィンドウデータを決定させる
    請求項9に記載の製品検出プログラム。
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