JP7089780B2 - 情報処理装置 - Google Patents
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Description
「RPA」とは、AI(人工知能)やルールエンジン等の技術が適用されたソフトウェアのロボットが、主にホワイトカラーのデスクワーク(例えば定型作業)を代行して自動化する概念をいう。
RPAによれば、企業等における業務の効率化、生産性の向上、人的ミスの防止、コスト削減、人材不足の解消等を実現させることが期待されており、関連する技術も提案されている(例えば特許文献1)。
即ち、上記1つ目の問題として、RPAの対象とする業務の選定や整理を行うノウハウが存在しないため、費用対効果を予測することができない。また、上記2つ目の問題として、RPAのソフトウェアを使いこなすことができる人材を確保することができない。また、上記3つ目の問題として、RPAのソフトウェアのライセンス料金が高額である。このような問題が存在するため、RPAを導入した多くの企業等では、実際の業務にRPAを定着させることができていない。
このため、上記3つの問題、即ち、費用対効果の問題、人材リソースの問題、及び投資費用等の問題を解決させるRPAの技術の開発が望まれている。
1以上のソフトウェアのロボットの夫々を示す情報を管理する管理手段と、
前記管理手段により管理されている前記情報を、ユーザに選択可能に提示する制御を実行する第1提示制御手段と、
前記提示制御手段により前記ユーザに提示された前記情報のうち、1の前記情報が当該ユーザにより指定された場合に、これを受付ける受付手段と、
前記受付手段により前記指定が受付けられた前記1の前記情報を、前記ユーザに提示する制御を実行する第2提示制御手段と、
前記ユーザの指示に基づいて、第1提示制御手段により前記ユーザに提示された前記情報により示される前記ソフトウェアのロボットを稼働させる制御を実行する稼働制御手段と、
を備える。
図1では、フェーズ1乃至3の夫々における本プラットフォームについて、その位置づけと、利用されるデータの取り扱いと、利用対象となるユーザと、提供価値と、活用されるテクノロジーの夫々が一覧化されている。
フェーズ1の本プラットフォームで利用されるデータの取り扱いは、「SaaS間のデータ連携」である。ここで、「SaaS(Software as a Service)」とは、インターネット経由で必要な機能を必要な分だけサービスとして利用できるソフトウェアのことをいう。つまり、フェーズ1の本プラットフォームは、複数のアプリケーションソフトウェア(以下、「アプリ」と呼ぶ)の相互間のデータ連携を実現させる。
フェーズ1の本プラットフォームの利用対象となるユーザは、「業務部門担当者」である。つまり、フェーズ1の本プラットフォームのユーザは、パートやアルバイトを含む、業務部門の担当者レベルの者となる。
フェーズ1の本プラットフォームの提供価値は、「業務工数削減(人件費、残業代)」である。つまり、フェーズ1の本プラットフォームは、企業等における人件費や残業代を抑えることを主目的として提供される。
フェーズ1の本プラットフォームに活用されるテクノロジーは、RPA、及びAPI(Application Programming Interface)である。
フェーズ2の本プラットフォームで利用されるデータの取り扱いは、「業務プロセスの最適化」である。つまり、フェーズ2の本プラットフォームは、複数のアプリの最適化を実現させる。
フェーズ2の本プラットフォームの利用対象となるユーザは、「業務部門マネージャー」である。つまり、フェーズ2の本プラットフォームのユーザは、業務部門のマネジメントを行う者である。
フェーズ2の本プラットフォームの提供価値は、「コスト削減(SaaS利用料)」である。つまり、フェーズ2の本プラットフォームは、SaaSの利用に費やされているコストを削減することが主目的となる。また、フェーズ2の本プラットフォームは、図1に示すコスト削減の他にも、例えば以下のような点で提供価値を見出すことができる。
即ち、業界毎の標準業務フローを実装させた本プラットフォームを提供することで、ユーザの業務の標準化を図ることができる。
また、業務フローを自由に設計したり、カスタマイズしたりすることができる機能を本プラットフォームに実装させることで、ユーザにとって最適となる業務フローを本プラットフォームに適用することができる。
また、ユーザにとって最適となる業務フローをAI(人工知能)が自動提案する機能を実装させた本プラットフォームを提供することで、ユーザの業務の改革を図ることができる。
また、ユーザの業務のノウハウに基づいて、業務フローの診断と、問題の明確化と、改善方法の提案とをAI(人工知能)が自動で行う機能を実装させた本プラットフォームを提供することで、ユーザの業務の継続的な改善の自動化を図ることができる。
また、業界毎の標準業務フローを整理して、本プラットフォームに適用させることで、業界全体の標準化の推進を図ることができる。
フェーズ2の本プラットフォームに活用されるテクノロジーは、RPA、API、及びiPaaSである。ここで、「iPaaS(integration Platform-as-a-Service)」とは、クラウドデータとアプリのホスティング、開発、及び統合の管理を行う技術のことをいう。
フェーズ3の本プラットフォームで利用されるデータの取り扱いは、「業務プロセスデータと経営データとの連携」である。つまり、フェーズ3の本プラットフォームは、企業等の業務プロセスを示すデータと、企業等の経営判断に必要となるデータとの連携を実現させる。
フェーズ3の本プラットフォームの利用対象となるユーザは、社内的には「データコンサルタント」であり、社外的には「コンサルタント」である。つまり、フェーズ3の本プラットフォームのユーザは、企業等のデータを統括するデータアナリスト、及び企業等のコンサルタントである。
フェーズ3の本プラットフォームの提供価値は、「生産性向上(売上、原価、粗利)」である。つまり、フェーズ3の本プラットフォームは、企業等の売上をアップさせ、売上原価を抑えることで粗利(売上総利益)をアップさせることが主目的となる。また、フェーズ3の本プラットフォームは、図1に示す生産性向上(売上、原価、粗利)の他にも、例えば以下のような点で提供価値を見出すことができる。
即ち、業務データの分析をAI(人工知能)が高度に自動化させる機能を実装させた本プラットフォームを提供することで、業務指示のスピードを向上させることができるので、市場の動きに迅速に対応できることが可能となる。
また、経営判断に有用な情報を、業務データに基づいてAI(人工知能)が自動で作成する機能を実装させた本プラットフォームを提供することで、経営判断の精度を高め、事業の成功可能性を向上させることができる。
また、他の関連データ(例えばビッグデータ)にAI(人工知能)を適用させるとともに、新しいビジネスニーズの抽出や評価をAI(人工知能)が自動で行う機能を実装させた本プラットフォームを提供することで、事業の拡大や新規事業の創出の成功率を高めることができる。さらに、この新しいビジネスニーズの抽出や評価をAI(人工知能)が自動で行う仕組みを、新たなサービスとして提供することができる。これにより、世の中の新規事業創出のサポートが可能となる。その結果、社会を豊かにするサービスを提供することができるので、社会生活を営む人々全員の幸せな生活の実現に貢献することができる。
フェーズ3の本プラットフォームに活用されるテクノロジーは、RPA、API、iPaaS、及びAI(人工知能)である。
企業等の業務の自動化の程度が「レベル1(アシスト)」の段階では、RPAが活用され、企業等の業務のうち、単発で生じる作業が自動化される。レベル1の段階では、例えばPC(パーソナルコンピュータ)作業の自動化が実現される。
企業等の業務の自動化の程度が「レベル2(部分自動化)」の段階では、OCR(Optical Character Recognition)が活用され、企業等の業務における複数の作業がつながって自動化される。レベル2の段階では、例えば紙媒体の情報のデジタル化が実現される。
企業等の業務の自動化の程度が「レベル3(条件付き自動化)」の段階では、ルールエンジンが活用され、企業等の業務うち、特定の業務のプロセスが自動化される。レベル3の段階では、例えば定型判断の自動化が実現される。
企業等の業務の自動化の程度が「レベル4(高度自動化)」の段階では、AI(人工知能)が活用され、基本的に企業等の全ての業務が自動化され、緊急時においてのみ人が介入する状態となる。レベル4の段階では、例えば画像認識、音声認識等の判断の自動化が実現される。
企業等の業務の自動化の程度が「レベル5(完全自動化)」の段階では、IoTが活用され、企業等の全ての業務が自動化され、人の介入も不要となる。レベル5の段階では、例えばモノのデジタル化が実現される。
これにより、レベル2乃至レベル5の夫々に事業機会を提供することになるため、広大な事業機会(ロボットトランスフォーメーション)が広がっていくことが期待される。
本サービスは、クラウドサービス提供者Cのアプリ、又はアプリ間のデータ連携で発生する周辺業務を行う仮想のロボット200(以下、「RoboRobo200」と呼ぶ)を、ユーザU(例えば企業等)に提供するサービスである。
即ち、本サービスによれば、ユーザUは、クラウドサービスの利用により生じる雑務を解消することができる。その結果、余剰時間の創出や、人件費の軽減化に寄与させることができる。
また、従来のRPA市場では、十分なノウハウが存在しないため、企業等により独自に開発された、いわゆる「野良ロボット」が多発している。これに対して、本サービスでは、ノウハウを有する上級エンジニア人材により、企業等の各業務レベルで利用可能な高品質のRoboRobo200が開発される。
これにより、上述した費用対効果の問題、人材リソースの問題、及び投資費用等の問題を解決させることができる。
即ち、本サービスの第1の特徴は、RPAソフトウェアのライセンスを必要としない「RaaS(Robotics as a Service)」である。即ち、クラウドサービス提供者Cと、ロボットサービス提供者Rとが協力することで、ユーザUは必要な時に適切な料金を支払うだけでRoboRobo200を利用することができる。
本サービスの第2の特徴は、「高機能」である。即ち、RoboRobo200の充実した機能により、RoboRobo200に煩雑な業務を行わせることもできる。
本サービスの第3の特徴は、「管理画面」である。即ち、図示はしないが、RoboRobo200の管理画面(ロボットセンター)に一覧表示されたスタートボタンを押下するだけで、RoboRobo200を起動させることができる。
具体的には例えば、人事(例えば人材発掘、採用管理、給与計算、労務管理、勤怠管理等)、財務会計(経理、経費精算等)、営業・マーケティング、販売・生産管理、コラボレーション、データ管理・分析等、各種各様な分野に属するクラウドサービス提供者Cの夫々と、ロボットサービス提供者Rとの連携が実現される。
また、クラウドサービス提供者Cの中には、特定の業界(例えば小売、飲食、教育、ヘルスケア、製造業、エネルギー等)に特化したSaaSを、クラウドサービスを介してユーザUに提供する者も存在する。
即ち、クラウドサービス提供者Cは、ユーザUとの間で、クラウドサービスの利用契約を締結する。そして、ユーザUからクラウドサービス提供者Cに対して、サービス利用料が支払われる。
その一方で、クラウドサービス提供者Cと、ロボットサービス提供者Rとの間で、ロボットサービス提供者RがユーザUに「ロボットサービス(本サービス)」を販売するという販売代理店契約が締結される。そして、クラウドサービス提供者Cからロボットサービス提供者Rに対する卸料金として、ユーザUからクラウドサービス提供者Cに支払われたサービス利用料の一部が支払われる。
また、ロボットサービス提供者Cと、ユーザUとの間で、ロボットサービス(本サービス)の利用契約が締結される。
ロボットサービス提供者Rは、RoboRobo200の開発チームと、サポートチームとにより、ユーザUに本サービス(即ち販売代理店契約上の「ロボットサービス」)を提供(販売)する。なお、開発チームは、例えば上級エンジニアで構成される。サポートチームは、例えばロボットサービス提供者Rのパートナーとしての人材派遣会社から派遣されたサポートスタッフで構成される。
これに対して、進化後のフェーズ2の段階のRoboRobo200は、ユーザUによるRoboRobo200をドラック&ドロップする操作に基づいて稼働を開始する。フェーズ2の段階では、クラウドサービス提供者C(SaaSベンダ)により提供される複数種類のアプリ間におけるデータ連携が可能となる。
図5は、本発明の情報処理装置の一実施形態に係るサーバを含む、情報処理システムの構成の一例を示す図である。
管理サーバ1、SaaSサーバ2、及びユーザ端末3-1乃至3-nの夫々は、インターネット等の所定のネットワークNを介して相互に接続されている。
以下、ユーザ端末3-1乃至3-nの夫々を個々に区別する必要がない場合、これらをまとめて、「ユーザ端末3」の夫々と呼ぶ。
なお、以下、断りのない限り、「ユーザUがユーザ端末3を操作する」と表現している場合、それは、ユーザUが、ユーザ端末3のブラウザ機能により表示される専用サイトから本サービスを利用することを意味している。
また、ユーザUは、本サービスの利用者向けの専用のアプリがインストールされたユーザ端末3を用いて本サービスを利用することもできる。
RAM13には、CPU11が各種の処理を実行する上において必要なデータ等も適宜記憶される。
出力部17は、液晶等のディスプレイやスピーカ等により構成され、各種情報を画像や音声として出力する。
記憶部18は、DRAM(Dynamic Random Access Memory)等で構成され、各種データを記憶する。
通信部19は、インターネットを含むネットワークNを介して他の装置(例えば図5のSaaSサーバ2、及びユーザ端末3等)との間で通信を行う。
また、リムーバブルメディア30は、記憶部18に記憶されている各種データも、記憶部18と同様に記憶することができる。
「RoboRobo提供処理」とは、上述の本サービスを提供するために実行される処理のことをいう。
以下、図7を参照して、本実施形態に係る管理サーバ1において実行される、RoboRobo提供処理を実行するための機能的構成について説明する。
また、管理サーバ1の記憶部18の一領域にはロボットDB181と、ベンダDB182と、ユーザDB183とが設けられている。ロボットDB181には、開発チームにより開発されたRoboRobo200に関するあらゆる情報(以下、「ロボット情報」と呼ぶ)が、RoboRobo200-1乃至200-m(mは1以上の整数値)の夫々を一意に特定可能なID等に対応付けられて管理されている。ベンダDB182には、ロボットサービス提供者Rとの間で販売代理店契約を結んでいるクラウドサービス提供者C(SaaSベンダ)に関するあらゆる情報(以下、「ベンダ情報」と呼ぶ)が、クラウドサービス提供者Cを一意に特定可能なID等に対応付けられて管理されている。ユーザDB183には、本サービスの利用者であるユーザUに関するあらゆる情報(以下、「ユーザ情報」と呼ぶ)が、ユーザUを一意に特定可能なID等に対応付けられて管理されている。
また、管理部101は、ロボットサービス提供者Rとの間で販売代理店契約を結んでいるクラウドサービス提供者C1乃至Cr(rは1以上の整数値)の夫々のベンダ情報を、ベンダDB182に記憶させて管理する。
また、管理部101は、本サービスの提供を受けるユーザU1乃至Unの夫々のユーザ情報を、ユーザDB183に記憶させて管理する。
具体的には、提示制御部102は、RoboRobo200-1乃至200-mの夫々のロボット情報を、ユーザ端末3に選択可能に表示する制御を実行する。
これにより、ユーザUは、ユーザ端末3に提示されたRoboRobo200-1乃至200-mの中から、所望のRoboRoboを選択して指定することができる。
具体的には、提示制御部102は、ユーザUにより指定されたRoboRobo200を、ユーザ端末3に表示させる制御を実行する。
これにより、ユーザUは、所望のRoboRobo200をユーザ端末3に表示させることができる。
具体的には、提示制御部102は、サービス料の決済が完了したRoboRobo200を、ユーザ端末3に表示させる制御を実行する。
これにより、ユーザUは、決済が完了した所望のRoboRobo200をユーザ端末3に表示させることができる。
具体的には、受付部103は、ユーザUに提示されたRoboRobo200-1乃至200-mのうち、ユーザUによりRoboRobo200-k(kは1以上m以下の整数値)の指定がなされた場合に、これを受付ける。
具体的には、決済支援部104は、前記受付部103により指定が受付けられたRoboRobo200-kを、ユーザ端末3に提示することで生じるサービス料の決済の支援を行う。
具体的には、稼働制御部105は、ユーザUによるユーザ端末3に対する操作に基づいて、ユーザ端末3に表示されたされたRoboRobo200-kを稼働させる制御を実行する。
これにより、ユーザUは、ユーザ端末3に対する簡単な操作することで、RoboRobo200を容易に稼働させることが可能となる。
具体的には、稼働制御部105は、ユーザUによるユーザ端末3に対する操作に基づいて、ユーザ端末3に表示され稼働しているRoboRobo200の稼働を停止させる制御を実行する。
これにより、ユーザUは、ユーザ端末3を操作することで、稼働中のRoboRobo200の稼働を停止させることができる。
図8に示すRoboRobo200が行うサービス(業務)の内容は、求人メディアからの求職者データを連携させるというものである。また、ユーザUからロボットサービス提供者Rに支払われるサービス料は、「月額〇〇〇円~〇〇〇円」となっている。
具体的には例えば、RoboRobo200を利用するユーザUがA社であり、複数の転職希望者が求人メディアMを介してA社を含む複数の企業に応募した場合を想定する。求人メディアMは、A社に応募した1以上の転職希望者Hの夫々から提供されている応募に関する情報(以下、「応募者情報」と呼ぶ)をA社に提供する。ここで、従来であれば、A社の事務担当者は、求人メディアMから提供された応募者情報を採用管理クラウドサービスに入力(転記)し、所望する応募者(転職希望者H)に対しスカウトメールを送信することになる。ただし、A社に応募した転職希望者Hが多い場合には、入力(転記)作業が膨大となる。そこでA社は、本サービスを利用して、RoboRobo200に入力(転記)作業を行わせる。これにより、A社は、事務担当者の余剰時間の創出や、人件費の軽減化に寄与させることができる。
本サービスによれば、これらの採用業務のうち、応募者情報を受付ける業務と、転職希望者Hにスカウトメールや面接結果メールを送信する業務と、人事情報システムに入社者情報を提供する業務と、採用管理システムから進捗分析レポートを出力する業務との夫々をRoboRobo200に行わせることができる。
本サービスによれば、これらの人事・労務業務のうち、採用管理システムにより提供される入社者情報を人事情報システムに登録する業務と、入退社に伴うアクセス権の付与や廃棄を人事データベース(DB)に登録する業務とをRoboRobo200に行わせることができる。
本サービスによれば、これらの会計経理業務のうち、会計システムからインターネットバンキングに入金する業務をRoboRobo200に行わせることができる。具体的には例えば、通勤定期券の区間チェックをRoboRobo200に行わせることもできる。
本サービスによれば、これらの営業販売業務のうち、顧客情報を、APIを介してCRMシステムに登録する業務をRoboRobo200に行わせることができる。
本サービスによれば、リスクチェックをRoboRobo200に行わせることができる。
ボタンB2-1が押下されると、画面が自動的にスクロールして、図12に示すGUIのうち、「RoboRobo採用」と表記された欄が表示される。これにより、ユーザUは、採用業務にRoboRobo200を活用することができる。
ボタンB2-2が押下されると、画面が自動的にスクロールして、図12に示すGUIのうち、「RoboRobo労務管理」と表記された欄が表示される。これにより、ユーザUは、人事・労務業務のうち労務管理にRoboRobo200を活用することができる。
ボタンB2-3が押下されると、画面が自動的にスクロールして、図13に示すGUIのうち、「RoboRoboリクルーティング」と表記された欄が表示される。これにより、ユーザUは、採用業務のうちリクルーティングにRoboRobo200を活用することができる。
ボタンB2-4が押下されると、画面が自動的にスクロールして、図13に示すGUIのうち、「RoboRoboスカウトメール」と表記された欄が表示される。これにより、ユーザUは、採用業務のうちスカウトメールの送信作業にRoboRobo200を活用することができる。
ボタンB2-5が押下されると、画面が自動的にスクロールして、図13に示すGUIのうち、「RoboRobo経理」と表記された欄が表示される。これにより、ユーザUは、会計経理業務にRoboRobo200を活用することができる。
ボタンB2-6が押下されると、画面が自動的にスクロールして、図13に示すGUIのうち、「RoboRobo権限変更」と表記された欄が表示される。これにより、ユーザUは、人事・労務業務のうち権限変更作業にRoboRobo200を活用することができる。
ボタンB2-7が押下されると、画面が自動的にスクロールして、図14に示すGUIのうち、「RoboRoboリスクチェック」と表記された欄が表示される。これにより、ユーザUは、法務業務のうちリスクチェックにRoboRobo200を活用することができる。
ボタンB2-8が押下されると、画面が自動的にスクロールして、図13に示すGUIのうち、「RoboRobo経理」と表記された欄が表示される。これにより、ユーザUは、会計経理業務のうち経費計算作業にRoboRobo200を活用することができる。
ユーザUは、図15に示す画面から、「応募者情報転記ロボ」の詳細情報として、「応募者情報転記ロボ」ができることや、「応募者情報転記ロボ」の使い方等を確認して、「カートに入れる」と表記されたボタンB5を押下する。「応募者情報転記ロボ」のレンタルの申込みを行わない場合には、「戻る」と表記されたボタンB5を押下する。
ボタンB5が押下されると、図16に示す画面に画面が遷移して、カートに「応募者情報転記ロボ」が追加された旨を示すメッセージが表示される。これにより、ユーザUは、「応募者情報転記ロボ」のレンタルの申込みを行うことができる。ここで、「このRoboRoboの設定画面へ」と表記されたボタンB6が押下されると、図17に示す設定画面に画面が遷移する。
ユーザUは、図17及び図18に示す画面から、「応募者情報転記ロボ」の設定、「応募者情報転記ロボ」により作成されたデータの入手等を行うことができる。
具体的には、図17及び図18に示すように、空の設定ファイルの入手(STEP1)、完成した設定ファイルのアップロード(STEP2)、「応募者情報転記ロボ」が動くタイミングの設定(STEP3)を行うことができる。
また、図18に示すように、「応募者情報転記ロボ」のオンデマンドでの実行、「応募者情報転記ロボ」を動かすスケジュールの設定、及び設定済みのスケジュールの一時停止や削除を行うこともできる。
なお、ユーザUがログイン操作を行っていない場合には、RoboRobo200の設定を行うことができないようにすることができる。
ユーザUは、無料体験をしたうえでRoboRobo200の利用を開始することができるが、利用の開始にあたり、有料に変更されるため、決済情報を登録する必要がある。このため、ユーザUは、「決済情報のご確認」と表記されたボタンB7を押下することで、決済情報の登録を行う。これにより、ユーザUは、RoboRobo200を業務に活用することができる。
ユーザUは、データ入手したいファイルの左端に表示されているチェック欄を押下して、「ダウンロード」と表記されたボタンB8-1乃至B8-3を夫々押下することで、所望のデータをダウンロードすることができる。
また、ユーザUは、「一括ダウンロード」と表記されたボタンB9を押下することで、RoboRobo200により作成されたデータのすべてをダウンロードすることができる。
ユーザUは、画面中央に表示された名称(図21の例では「応募者情報転記ロボ」)のRoboRobo200の動きを一時的に停止させたい場合には、「一時停止」と表記されたボタンB10を押下する。これにより、RoboRobo200の動きを一時的に停止させることができる。
以上のように、ユーザUは、ユーザ端末3に表示されるGUIから、RoboRobo200を容易に利用することができる。
例えば、図7の例において、上述のRoboRobo提供処理は管理サーバ1側で行われる構成となっているが、これに限定されず、ユーザ端末3側でRoboRobo提供処理の少なくとも一部が行われてもよい。
即ち、RoboRobo提供処理の実行に必要となる機能ブロックは、管理サーバ1側が備える構成となっているが、これは例示に過ぎない。管理サーバ1側に配置された機能ブロックの少なくとも一部を、ユーザ端末3側が備える構成としてもよい。
具体的には例えば、企業の社員による経費申請は、通常月単位であり、所定の締め日が月毎に存在する。従来、経費精算担当者は、毎月手動でアナウンスメールを作成して、社員全員に予約配信していた。また、経費精算担当者は、社員が経費申請を失念しないように、毎週複数回(例えば毎週月曜日の朝と、木曜日の朝等)手動でリマインドメールを作成して、社員全員に配信していた。
そこで、ロボットサービス提供者Rは、企業の社内システムに登録されている経費申請の締め日を示す情報取得してスケジューリングすることでアナウンスメールとリマインドメールとの夫々の配信を自動で行うRoboRobo200を開発する。これにより、上記業務の自動化を図ることができる。
具体的には例えば、図11に示す画面に、会員登録に必要となるメールアドレスを入力する欄や、本サービスと提携しているクラウドサービスの一覧を設けてもよい。
また、図15に示す画面には、RoboRobo200の一例である「応募者情報転記ロボ」を示す情報が表示されているが、表示された情報は一例に過ぎない。図15に示す画面に表示された情報の他、例えばユーザUが利用を希望する求人メディアMや採用管理システム(ATS/Applicant Tracking System)を選択する欄、ユーザUが利用を希望する求人メディアMを選択する欄、ユーザUが希望する料金プランを選択する欄等が設けられていてもよい。
また、図16に示す画面には、RoboRobo200の一例である「応募者情報転記ロボ」がカートに追加された旨を示すメッセージが表示されているが、表示された情報は一例に過ぎない。図16に示す画面に表示された情報の他、例えば図示はしないが、「最近閲覧したRoboRoboとおすすめRoboRobo」といった表記や、「カートのRoboRoboとよく一緒に働いているRoboRobo」といった表記とともに、RoboRobo200を示すアイコンを表示させてもよい。これにより、ユーザUに対するレコメンドを行うことができるので、ユーザUがRoboRobo200の追加レンタルを検討することを期待することができる。
また、1つの機能ブロックは、ハードウェア単体で構成してもよいし、ソフトウェア単体で構成してもよいし、それらの組み合わせで構成してもよい。
コンピュータは、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータであってもよい。
また、コンピュータは、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能なコンピュータ、例えばサーバの他汎用のスマートフォンやパーソナルコンピュータであってもよい。
また、本明細書において、システムの用語は、複数の装置や複数の手段等より構成される全体的な装置を意味するものとする。
即ち、本発明が適用される情報処理装置(例えば図7の管理サーバ1)は、
1以上のソフトウェアのロボット(例えばRoboRobo200)の夫々を示す情報を管理する管理手段(例えば図7の管理部101)と、
前記管理手段により管理されている前記情報を、ユーザ(例えば図5のユーザU)に選択可能に提示する制御を実行する第1提示制御手段(例えば図7の提示制御部102)と、
前記提示制御手段により前記ユーザに提示された前記情報のうち、1の前記情報(例えばRoboRobo200を示す情報)が当該ユーザにより指定された場合に、これを受付ける受付手段(例えば図7の受付部103)と、
前記受付手段により前記指定が受付けられた前記1の前記情報を、前記ユーザに提示する制御を実行する第2提示制御手段(例えば図7の提示制御部102)と、
前記ユーザの指示に基づいて、第1提示制御手段により前記ユーザに提示された前記情報により示される前記ソフトウェアのロボットを稼働させる制御を実行する稼働制御手段(例えば図7の稼働制御部105)と、
を備える。
Claims (1)
- 1以上のソフトウェアのロボットの夫々を示す情報を管理する管理手段と、
前記管理手段により管理されている前記情報を、ユーザに選択可能に提示する制御を実行する第1提示制御手段と、
前記第1提示制御手段により前記ユーザに提示された前記情報のうち、1の前記情報が当該ユーザにより指定された場合に、これを受付ける受付手段と、
前記受付手段により前記指定が受付けられた前記1の前記情報を、前記ユーザに提示する制御を実行する第2提示制御手段と、
前記ユーザの指示に基づいて、前記第1提示制御手段により前記ユーザに提示された前記情報により示される前記ソフトウェアのロボットを稼働させる制御を実行する稼働制御手段と、
前記ソフトウェアのロボットを稼働させるために必要となる総合的な対価の決済の支援を行う決済支援手段と、
を備え、
前記稼働制御手段は、
前記ソフトウェアのロボットを稼働させる制御として、インターネット経由で利用できるサービスとしてのアプリケーションソフトウェアを連携させて行う所定の作業を、前記ソフトウェアのロボットに行わせる制御を実行し、
前記決済支援手段は、
前記ソフトウェアのロボットの使用に必要となる第1対価と、当該ソフトウェアのロボットによる前記アプリケーションソフトウェアの使用に必要となる第2対価とを含む前記総合的な対価の決済を行うための支援を行う、
情報処理装置。
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Non-Patent Citations (1)
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西村 崇,ニュース&リポート:RPAさらに手軽に、月10万円台も/クラウド型の新サービス相次ぐ,日経コンピュータ,日本,日経BP社,2018年9月13日,第973号,p.14,ISSN 0285-4619 |
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