JP7084483B2 - パンタグラフ - Google Patents
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Description
本発明は、車幅方向をy軸方向、車高方向をz軸方向として、架線に摺接して集電する、y軸方向に長手の集電舟と、集電舟を支持する舟支えと、z軸方向に屈伸自在に連結された上枠及び下枠を有し、上枠上端部において舟支えを支持する枠組と、枠組を支持する台枠とを備え、台枠に軸支されたメインシャフトにより枠組の下枠下端部が台枠に軸着され、メインシャフトの回動に伴う下枠の揺動に連動して上枠が揺動するパンタグラフに関する。
従来、この種のパンタグラフに関し、車両の車長方向をx軸方向として、車両に設置されるエア源からエアが供給されてx軸方向の駆動力が発生するアクチュエータと、アクチュエータの駆動力をx軸方向に伝達する駆動力伝達手段と、メインシャフト及び駆動力伝達手段に連結され、駆動力伝達手段から伝達される駆動力をメインシャフトを回動させるトルクに変換するカムとが設けられたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。このものでは、エアシリンダがアクチュエータとして設けられ、エアシリンダのピストンに連結されたピストンロッドにより駆動力伝達手段を構成し、ピストンロッドの並進移動に連動させてカムを回動させることによって、台枠に軸支されたメインシャフトに下枠が立ち上がるような方向のトルクが付加される。
特許文献1に記載されたエアシリンダを、昇降機構の小型・簡略化等を図るためにベロフラムを有するエアスプリングに交換することが考慮される。しかし、ベロフラムはエアシリンダに比べて剛性が低いため、エアスプリングをそのx軸方向一端部において台枠に軸着して片持ち式とし、ベロフラムをx軸方向に配置しようとする場合、たとえベロフラムの外周外側にx軸方向に延びる複数本のロッドを設け、ベロフラムの剛性不足を補ったとしても、ロッドは自重により下がるため、エアスプリングが下方に傾きやすい。その結果、ベロフラムの伸長時に発生する付勢力のx軸方向成分が小さくなり、下枠の立ち上がりに要する適正なトルクをメインシャフトに付加できないという問題がある。
本発明は、以上の点に鑑み、片持ち式のエアスプリングをアクチュエータとしてx軸方向一端部において台枠に軸着し、ベロフラムをx軸方向に配置しても、下枠の立ち上がりに要する適正なトルクをメインシャフトに付加できるパンタグラフを提供することをその課題としている。
上記課題を解決するために、本発明は、車両の車長方向をx軸方向、車幅方向をy軸方向、車高方向をz軸方向として、架線に摺接して集電する、y軸方向に長手の集電舟と、集電舟を支持する舟支えと、z軸方向に屈伸自在に連結された上枠及び下枠を有し、上枠上端部において舟支えを支持する枠組と、枠組を支持する台枠とを備え、台枠に軸支されたメインシャフトにより枠組の下枠下端部が台枠に軸着され、メインシャフトの回動に伴う下枠の揺動に連動して上枠が揺動するパンタグラフであって、車両に設置されるエア源からエアが供給されてx軸方向の駆動力が発生するアクチュエータと、アクチュエータの駆動力をx軸方向に伝達する駆動力伝達手段と、メインシャフト及び駆動力伝達手段に連結され、駆動力伝達手段から伝達される駆動力をメインシャフトを回動させるトルクに変換するカムとが設けられたものにおいて、x軸方向の内、メインシャフトに近づく方向をx軸プラス方向、メインシャフトから遠ざかる方向をx軸方向マイナス方向として、エアの給排に伴いx軸方向に伸縮するベロフラムを有し、ベロフラムのx軸プラス方向の端部に取着された第1取付板において台枠に片持ち式で軸着されたエアスプリングがアクチュエータとして設けられ、エアスプリングは、ベロフラムのx軸マイナス方向の端部に取着された第2取付板と、ベロフラムの外周外側に位置して第2取付板に連結された、x軸プラス方向に延びる複数本のロッドと、x軸プラス方向の端部に駆動力伝達手段が連結され、x軸マイナス方向の端部にロッドが連結されたアームと、第1取付板に軸着され、各ロッドをx軸方向に移動自在に支持するガイド部材とを備えていることを特徴とする。
本発明によれば、ロッドが、ガイド部材により支持されるため、自重によって下がることはなく、エアスプリングを所定の姿勢に保持できる。このため、片持ち式のエアスプリングをアクチュエータとしてx軸方向一端部において台枠に連結し、ベロフラムをx軸方向に配置しても、エアスプリングが下方に傾くことはなく、エアスプリングは下枠の立ち上がりに要する適正なトルクをメインシャフトに付加できる。
本発明においては、ガイド部材がローラであり、ローラはロッドに転接してロッドをx軸方向に支持することが望ましい。これによれば、ロッドを支持する際の摺動抵抗がローラにより小さくなり、また、第2取付板、ロッド及びアームに撓みが生じにくくなる。さらに、ロッドの平行度の確保が比較的容易となる。
図1及び図2を参照して、本実施形態のパンタグラフ1は、所謂シングルアーム形と呼ばれるものである。パンタグラフ1は、車両の車長方向をx軸方向、車幅方向をy軸方向、車高方向をz軸方向として、架線に摺接して集電する、y軸方向に長手の集電舟2と、集電舟2を支持する舟支え3と、z軸方向に屈伸自在に連結された上枠41及び下枠42を有し、上枠41の上端部において舟支え3を支持する枠組4と、枠組4を支持する台枠5とを備えている。パンタグラフ1では、台枠5に軸支されたメインシャフト6により枠組4の下枠42の下端部が台枠5に軸着され、メインシャフト6の回動に伴う下枠42の揺動に連動して上枠41が揺動する。
集電舟2は、すり板21と、舟体22と、y軸方向に所定の間隔を存して位置する一対のホーン23とを備えている。すり板21は、y軸方向中央部が上に凸となる曲面21aを有し、y軸方向一方端部と他方端部とに補助ホーン24が連結されている。舟体22は、y軸方向全長に亘ってz軸方向上方に開放された中空部を有し、すり板21を上記中空部に収納している。また、舟体22のy軸方向一方端部と他方端部には、すり板支持部22aが設けられ、すり板支持部22aに内蔵されたコイルスプリング等の弾性部材によってすり板21はz軸方向上方に付勢されて支持されている。一対のホーン23は、すり板支持部22aの内底部に連結され、一方のホーン23はすり板支持部22aのy軸方向一方端から外方に突出し、他方のホーン23はすり板支持部22aのy軸方向他方端から外方に突出している。両ホーン23には、x軸方向に貫通し、車両走行時にエアが流通する貫通穴23aが設けられている。
舟支え3の下端部は、枠組4の上枠41の上端部に装着された中空な頂部カバー43の内部に収納されている。枠組4では、上枠41の下端部と下枠42の上端部とが第1シャフト44を有するヒンジにより屈伸自在に連結されている。上枠41の下端部、下枠42の上端部、及び上記ヒンジは、中空なヒンジカバー45の内部に収納されている。また、枠組4では、上枠41及び下枠42は共に中空部材から構成され、集電舟2の姿勢を一定に保持する第1バランスリンクが上枠41の中空部に収納され、下枠42の揺動に連動させて上枠41を揺動させる第2バランスリンク7が下枠42の中空部に収納されている。上記第1バランスリンクでは、上端部が舟体3に軸着され、下端部が下枠42の上端部に軸着されている。第2バランスリンク7では、上端部が上枠41の下端部に軸着され、下端部が台枠5に軸着されている。
下枠42の下端部には、下枠42を挟んでy軸方向一方側と他方側とに、x軸方向に延びる第1連結プレート8が取着されている。この一対の連結プレート8の内、y軸方向一方側に位置する連結プレート81からy軸方向一方に延びるメインシャフト6が固定されると共に、y軸方向他方側に位置する連結プレート82からy軸方向他方に延びるメインシャフト6が固定されている。すなわち、メインシャフト6もy軸方向に一対のものとして設けられ、両メインシャフト6は同軸上に配置されている。台枠5には、y軸方向の一方端部と他方端部とにz軸方向上方に延びるメインシャフト支持部51が設けられている。各メインシャフト6は、連結プレート8から遠い方の端部においてメインシャフト支持部51に軸支されている。
また、パンタグラフ1には、車両に設置されるエア源からエアが供給されてx軸方向の駆動力が発生するアクチュエータ9としてのエアスプリング91と、アクチュエータ9の駆動力たるエアスプリング91の付勢力をx軸方向に伝達する駆動力伝達手段10としてのチェーン101と、メインシャフト6及びチェーン101に連結され、チェーン101から伝達される付勢力をメインシャフト6を回動させるトルクに変換するカム11とが設けられている。エアスプリング91は、x軸方向の内、メインシャフト6に近づく方向をx軸プラス(+)方向、メインシャフト6から遠ざかる方向をx軸マイナス(-)方向として、エアの給排に伴いx軸方向に伸縮するベロフラム91aを有し、ベロフラム91aのx軸プラス方向の端部に取着された第1取付板91bにおいて台枠5に片持ち式で軸着されている。第1取付板91bには、x軸プラス方向に延びる第1連結片91b1が第1取付板91bのy軸方向一方側と他方側とに一対として設けられている。一対の第1連結片91b1にはy軸方向に貫通するシャフト孔が同軸上に設けられている。台枠5のx軸マイナス方向の端部はz軸方向上方に向けて折曲され、この端部にもシャフト孔が設けられている。一対の第1連結片91b1の間に台枠5のx軸マイナス方向の端部を配置し、第2シャフト91b2を夫々のシャフト孔に挿設することによって、エアスプリング91が台枠5に片持ち式で軸着される。
また、エアスプリング91は、ベロフラム91aのx軸マイナス方向の端部に取着された第2取付板91cと、ベロフラム91aの外周外側に位置して第2取付板91cに連結された、x軸プラス方向に延びる複数本のロッド91dとを備えている。さらに、エアスプリング91は、x軸プラス方向の端部にチェーン101が連結され、x軸マイナス方向の端部にロッド91dが連結されたアーム91eと、第1取付板91bに軸着され、各ロッド91dをx軸方向に移動自在に支持するガイド部材91fとしてのローラ91f1とを備えている。ロッド91aは計4本が設けられている。すなわち、z軸方向の上下に所定の間隔を存して1本ずつが第2取付板91cのy軸方向一方と他方とに所定の間隔を存して配置されている。各ロッド91aのx軸プラス方向とマイナス方向との端部の外周にはねじ溝が刻設されている。第2取付板91cには、ロッド91aのx軸マイナス方向の端部に対置され、放射状に延びる第2連結片91c1が設けられている。各第2連結片91c1にはx軸方向に貫通する挿入穴が設けられ、この挿入穴にロッド91dのx軸マイナス方向の端部を挿入し、x軸プラス方向に向けて第1ナット12をねじ込むことによって各ロッド91dが第2取付板91cに連結される。アーム91eは、x軸マイナス方向の端部にy軸方向に延びる第2連結フレーム91e1をz軸方向上下に有し、z軸方向上側に位置する2本のロッド91aが上側の第2連結フレーム91e1に、z軸方向下側に位置する2本のロッド91aが下側の第2連結フレーム91e1に第2ナット13によって連結されている。
アーム91eのx軸プラス方向の端部には第3連結プレート91e2が設けられ、第3連結プレート91e2にチェーン101のx軸マイナス方向の端部が連結されている。チェーン101のx軸プラス方向の端部は、下に凸となるカム面を有するカム11のx軸プラス方向の端部に結節されている。ベロフラム91aの内部のエアを排気されてベロフラム91aが収縮しているときには、下枠42及び下枠42からz軸上方に位置する各部材の自重によりメインシャフト6は反時計回りに回動しようとするため、チェーン101には常時テンションが掛かる。このテンションによってチェーン101はカム11のカム面に押し付けられ、カム面から垂れ下がることがない。なお、カム11は、y軸方向一方に位置するメインシャフト6のy軸方向一方端部に固定された固定プレート14に締結されている。
ローラ91f1は、ロッド91aと同数の計4つが設けられている。すなわち、ローラ91f1は、z軸方向の上下に所定の間隔を存して1つずつが第1取付板91bのy軸方向一方と他方とに所定の間隔を存して配置されている。各ローラ91f1は、転動自在に第1取付板91bに軸着されている。z軸方向上側に位置するローラ91f1はロッド91dの下端部に転接し、z軸方向下側に位置するローラ91f1はロッド91dの上端部に転接する。こうして、ベロフラム91aの伸縮に伴うロッド91dのx軸プラス方向及びマイナス方向への並進移動をローラ91f1が支持する。上記の如く、ロッド91dが、ローラ91f1により支持されるため、自重によって下がることはなく、エアスプリング91を所定の姿勢に保持できる。このため、片持ち式のエアスプリング91をアクチュエータ9としてx軸プラス方向の端部において台枠5に連結し、ベロフラム91aをx軸方向に配置しても、エアスプリング91が下方に傾くことはなく、エアスプリング91は下枠42の立ち上がりに要する適正なトルクをメインシャフト6に付加できる。ガイド部材91fにはロッド91f1の他にブッシュ等を採用することもできる。しかし、ローラ91f1をガイド部材91fに採用することにより、ローラ91f1はロッド91dに転接してロッド91dをx軸方向に支持できる。このため、ロッド91dを支持する際の摺動抵抗がローラ91f1により小さくなり、また、第2取付板91c、ロッド91d及びアーム91eに撓みが生じにくくなる。さらに、ロッド91dの平行度の確保が、ガイド部材91fにブッシュ等を採用する場合に比べて容易となる。
エア源からエアがベロフラム91aに供給されると、ベロフラム91aはx軸マイナス方向に伸長する。このベロフラム91aの伸長によりロッド91d及びアーム91eがx軸マイナス方向に並進移動し、チェーン101もx軸プラス方向に並進移動する。そして、このチェーン101の並進移動がカム11により固定プレート14を介してメインシャフト6を回動させるトルクに変換され、メインシャフト6は時計回りに回動する。メインシャフト6が時計回りに回動すると、下枠42も時計方向に揺動し、この揺動に連動して上枠41は反時計方向に揺動するため、パンタグラフ1は持ち上げられる。一方、ベロフラム91aに充満していたエアを排気すると、ベロフラム91aが収縮するため、集電舟2の自重により上枠41が時計回りに揺動し、メインシャフト6が反時計方向に回動して下枠42が反時計回りに揺動する。こうして、パンタグラフ1は折り畳まれる。
なお、パタンだグラフ1では、エアスプリング91、チェーン101、カム11、メインシャフト6、及びこれらの周辺に位置する台枠5をz軸方向上方より覆い隠す中空な屋根カバー15を設けることができ、屋根カバー15の内部に収納できる。
以上、本発明の実施形態について図面を参照して説明したが、本発明はこれに限定されない。集電舟、舟支え、枠組、及び台枠の構成及び構造には任意のものを採用することができる。また、駆動力伝達部材、カム、及びアームについても同様である。さらに、ベロフラムへのエアの供給は、第1取付板又は第2取付板に給気ポートを設け、この給気ポートにエアチューブを接続することにより実現可能である。ベロフラムからのエアの排気についても同様である。
1…パンタグラフ、2…集電舟、3…舟支え、4…枠組、41…上枠、42…下枠、5…台枠、6…メインシャフト、9…アクチュエータ、91…エアスプリング、91a…ベロフラム、91b…第1取付板、91c…第2取付板、91d…ロッド、91e…アーム、91f…ガイド部材、91f1…ガイド部材91fとしてのローラ、10…駆動力伝達手段、101…駆動力伝達手段10としてのチェーン、11…カム。
Claims (2)
- 車両の車長方向をx軸方向、車幅方向をy軸方向、車高方向をz軸方向として、架線に摺接して集電する、y軸方向に長手の集電舟と、集電舟を支持する舟支えと、z軸方向に屈伸自在に連結された上枠及び下枠を有し、上枠上端部において舟支えを支持する枠組と、枠組を支持する台枠とを備え、台枠に軸支されたメインシャフトにより枠組の下枠下端部が台枠に軸着され、メインシャフトの回動に伴う下枠の揺動に連動して上枠が揺動するパンタグラフであって、
車両に設置されるエア源からエアが供給されてx軸方向の駆動力が発生するアクチュエータと、アクチュエータの駆動力をx軸方向に伝達する駆動力伝達手段と、メインシャフト及び駆動力伝達手段に連結され、駆動力伝達手段から伝達される駆動力をメインシャフトを回動させるトルクに変換するカムとが設けられたものにおいて、
x軸方向の内、メインシャフトに近づく方向をx軸プラス方向、メインシャフトから遠ざかる方向をx軸方向マイナス方向として、エアの給排に伴いx軸方向に伸縮するベロフラムを有し、ベロフラムのx軸プラス方向の端部に取着された第1取付板において台枠に片持ち式で軸着されたエアスプリングがアクチュエータとして設けられ、
エアスプリングは、ベロフラムのx軸マイナス方向の端部に取着された第2取付板と、ベロフラムの外周外側に位置して第2取付板に連結された、x軸プラス方向に延びる複数本のロッドと、x軸プラス方向の端部に駆動力伝達手段が連結され、x軸マイナス方向の端部にロッドが連結されたアームと、第1取付板に軸着され、各ロッドをx軸方向に移動自在に支持するガイド部材とを備えている
ことを特徴とするパンタグラフ。 - ガイド部材がローラであり、ローラはロッドに転接してロッドをx軸方向に支持することを特徴とする請求項1記載のパンタグラフ。
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