JP7083868B2 - 情報処理装置 - Google Patents
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Description
図1は、水路を説明するための図である。
図2は、監視システムのシステム構成を説明するための図である。
図3は、図1および図2に示した場所R1における塵芥80の状態を表した模式図である。
図5は、動体検知と領域検知とを説明するための図である。
図6は、サーバ装置10の機能的構成を説明するための図である。
塵芥領域検知部111と、第1領域分離部112と、第2領域分離部113との処理について説明する。
塵芥領域検知部111は、学習済みモデルによる検知処理を実行する。以下では、学習済みモデルの利用に先立ち、当該学習済みモデルの生成方法を説明する。すなわち、学習段階を説明する。
図7を参照して、学習用データ410として、複数の画像データを利用する。各画像データに対して、ピクセル単位で塵芥80であることを示すラベルを付ける。ラベル付けがされた画像データを学習することにより、学習済みモデル420が生成される。学習済みモデル420は、典型的には、ディープニューラルネットワーク構造と、パラメーターとで構成される。学習済みモデル420は、典型的には、逆誤差伝搬法を用いて生成される。なお、学習済みモデル420は、サーバ装置10で生成されてもよいし、他の装置で生成されてもよい。
図8は、フレーム画像に対するデータ処理を説明するための図である。詳しくは、図8は、塵芥領域検知部111による処理と、第1領域分離部112による処理と、第2領域分離部113による処理との概要を示した模式図である。
学習済みモデルで検知した塵芥の領域を塵芥滞留領域と塵芥流動領域とに分離するには、「動体検知により流動する塵芥を検知して、かつ当該検知結果と学習済みモデルの結果と合成する」といった手法が考えられる。
第1領域分離部112による密なオプティカルフローを用いたマスク生成について、具体的に説明すると以下のとおりである。なお、密なオプティカルフローは、オープンソースのコンピュータビジョン向けライブラリであるOpenCV(Open Source Computer Vision Library)を用いることにより実現できる。
(1)概要
判定部114(図6参照)による判定処理と予測部115による予測処理とについて説明する。
濃霧等の特殊な気象条件とならない限り、水面上に取り付けた監視カメラ30の映像(フレーム画像)において確実に映るのは水面である。スクリーン60のうち水面下の部分に対する塵芥の付着状況は、濁り、光の反射等で映像に映らないことも想定される。それゆえ、映像に映る水面上の塵芥だけで、スクリーン60のうち水面下の部分も含めた塵芥の付着状況を推定する必要がある。以下、図11~図13に基づき、この点について説明する。
判定部114が、スクリーン60への塵芥の付着状況を判定に加えて、濁り判定を行う構成について説明する。判定部114は、塵芥滞留領域の面積と、塵芥流動領域の面積とに基づき濁り判定を行う。
図16(A)は、監視カメラ30によって撮像されたフレーム画像240を示した図である。図16(A)を参照して、水が濁っていることがわかる。また、塵芥は視認できない。
図17を参照して、判定部114は、本例では、スクリーン占有率が80%以上であって、かつ水面全体の面積(画面における水面領域(水面部分)の面積)に対する、塵芥滞留領域の面積と塵芥流動領域の面積との和(以下、「面積和」とも称する)の割合が30%未満であることを条件に、スクリーン占有率に基づいた塵芥のスクリーン60への付着状況の判定を行う。
再び図6を参照して、報知部150による報知処理について説明する。
図18は、サーバ装置10の処理の流れを表したフロー図である。なお、当該フロー図では、濁り検知の処理については記載していない。
図19は、サーバ装置10のハードウェア構成を説明するための図である。
Claims (17)
- スクリーンが設置された取水口を有する水路のうち前記取水口が設けられた場所が撮像されたことに基づき、前記撮像により得られた画像データを取得する取得手段と、
前記画像データ内における塵芥の領域を検知する領域検知手段と、
前記画像データの全ての画素に対して移動方向と移動距離とを算出するオプティカルフローを用いて、前記画像データ内の領域を静領域と動領域とに分離する第1の分離手段と、
検知された前記塵芥の領域を、前記静領域に含まれる第1の領域と、前記動領域に含まれる第2の領域とに分離する第2の分離手段と、
前記第2の分離手段による分離結果に基づく報知を行う報知手段とを備える、情報処理装置。 - 前記領域検知手段は、学習済みモデルであり、
前記学習済みモデルは、前記画像データを入力として受け付け、前記塵芥の領域を示す情報を出力する、請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記画像データにおける前記第1の領域の位置と、前記画像データにおける前記スクリーンの位置とに基づき、前記スクリーンへの前記塵芥の付着状況を判定する判定手段をさらに備える、請求項1または2に記載の情報処理装置。
- 前記判定手段は、前記第1の領域のうち前記スクリーンと前記水路の水面との交線に沿った部分領域の前記交線の方向の第1の長さに基づいて、前記スクリーンへの前記塵芥の付着状況を判定する請求項3に記載の情報処理装置。
- 前記判定手段は、前記スクリーンの前記交線の方向の第2の長さに対する前記第1の長さの割合に基づき、前記スクリーンへの前記塵芥の付着状況を判定する、請求項4に記載の情報処理装置。
- 前記判定手段は、前記割合が第1の閾値以上である場合には、前記スクリーン全体に前記塵芥が付着していると判定する、請求項5に記載の情報処理装置。
- 前記判定手段は、前記割合が前記第1の閾値以上である場合、前記画像データ内の水面領域に対する前記塵芥の領域の割合が第2の閾値以上であるときには、前記水路に濁りが発生していると判定する、請求項6に記載の情報処理装置。
- 前記第2の領域の面積に基づき、前記スクリーンに対する前記塵芥の付着状況を予測する予測手段をさらに備える、請求項1から7のいずれか1項に記載の情報処理装置。
- 前記予測手段は、前記第2の領域の面積の値と前記塵芥が前記スクリーン全体に付着する時間との関係を示した参照用データに基づき、前記スクリーン全体に前記塵芥が付着するまでの時間を予測する、請求項8に記載の情報処理装置。
- 前記報知は、前記情報処理装置が前記第1の領域と前記第2の領域とを異なる表示態様で表示することである、請求項1から9のいずれか1項に記載の情報処理装置。
- 前記報知は、判定された前記塵芥の付着状況を外部の端末装置に通知することである、請求項3から7のいずれか1項に記載の情報処理装置。
- 前記報知は、予測された前記塵芥の付着状況を外部の端末装置に通知することである、請求項8または9に記載の情報処理装置。
- 撮像装置と、サーバ装置と、端末装置とを備えた監視システムであって、
前記撮像装置は、スクリーンが設置された取水口を有する水路のうち前記取水口が設けられた場所を撮像し、かつ前記撮像により得られた画像データを前記サーバ装置に送信し、
前記サーバ装置は、
前記撮像装置から、前記画像データを受信し、
学習済みモデルを用いて、前記画像データ内における塵芥の領域を検知し、
前記画像データの全ての画素に対して移動方向と移動距離とを算出するオプティカルフローを用いて、前記画像データ内の領域を静領域と動領域とに分離し、
検知された前記塵芥の領域を、前記静領域に含まれる第1の領域と、前記動領域に含まれる第2の領域とに分離し、
前記塵芥の領域の分離結果に基づく情報を前記端末装置に送信し、
前記端末装置は、前記情報を前記サーバ装置から受信し、かつ前記情報に基づく出力を行う、監視システム。 - スクリーンが設置された取水口を有する水路のうち前記取水口が設けられた場所が撮像されたことに基づき、前記撮像により得られた画像データを取得するステップと、
前記画像データ内における塵芥の領域を検知するステップと、
前記画像データの全ての画素に対して移動方向と移動距離とを算出するオプティカルフローを用いて、前記画像データ内の領域を静領域と動領域とに分離するステップと、
検知された前記塵芥の領域を、前記静領域に含まれる第1の領域と、前記動領域に含まれる第2の領域とに分離するステップと、
前記第1の領域と前記第2の領域とへの分離結果に基づく報知を行うステップとを備える、情報処理方法。 - 前記画像データにおける前記第1の領域の位置と、前記画像データにおける前記スクリーンの位置とに基づき、前記スクリーンへの前記塵芥の付着状況を判定するステップをさらに備える、請求項14に記載の情報処理方法。
- 前記第2の領域の面積に基づき、前記スクリーンに対する前記塵芥の付着状況を予測するステップをさらに備える、請求項14または15に記載の情報処理方法。
- 情報処理装置を制御するプログラムであって、
スクリーンが設置された取水口を有する水路のうち前記取水口が設けられた場所が撮像されたことに基づき、前記撮像により得られた画像データを取得するステップと、
前記画像データ内における塵芥の領域を検知するステップと、
前記画像データの全ての画素に対して移動方向と移動距離とを算出するオプティカルフローを用いて、前記画像データ内の領域を静領域と動領域とに分離するステップと、
検知された前記塵芥の領域を、前記静領域に含まれる第1の領域と、前記動領域に含まれる第2の領域とに分離するステップと、
前記第1の領域と前記第2の領域とへの分離結果に基づく報知を行うステップとを、前記情報処理装置のプロセッサに実行させる、プログラム。
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