JP7083142B2 - 移動装置、駆動制御方法、及び駆動制御プログラム - Google Patents

移動装置、駆動制御方法、及び駆動制御プログラム Download PDF

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Description

本発明は、移動装置、駆動制御方法、及び駆動制御プログラムに関する。
従来、ロボットの移動方法として、移動ロボット自身が移動環境を示す地図情報に基づいて、自身のセンサで走行路を妨げる障害物を検知し当該障害物を回避可能な回避経路を生成しながら走行する方法が知られている。
これに関し、特許文献1には、移動ロボットに搭載されたレーザレンジファインダ(又はカメラ)による距離計測の結果得られた地形データを用いて地形図を生成し、生成された地形図に対して障害物領域が尾根、走行可能領域が谷となるようなポテンシャル場を生成しそのポテンシャル値が所定値以上となる領域を障害物領域、所定値以下となる領域を走行可能領域として再定義し、その走行可能領域に移動ロボットの経路を生成する技術が記載されている。
特開平7-129238号公報
ここで、障害物の中には、例えば、ドア、椅子及び机等の動かされる可能性がある動的障害物と、壁等のほとんど動かされる可能がない又は動かされない静的障害物と、が含まれている。動的障害物が配置された領域においては、動的障害物が動かされたり、取り除かれたりすることにより、移動ロボットが当該領域を通過することができるようになる。
しかしながら、特許文献1に記載の技術においては、移動ロボットの移動経路において障害物が配置されている場合、障害物が配置されている領域については移動ロボットが通過できないことを前提としており、障害物が動かされたり、取り除かれたりすることは全く想定されていない。よって、障害物が配置された領域であっても現時点で通過可能であるか否かを含む当該領域の状況に応じて適切に移動を制御することができなかった。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、移動経路に沿って移動する移動装置であって構造物が配置された領域の状況に応じて適切に移動することができる移動装置、駆動制御方法及び駆動制御プログラムを提供することを目的の一つとする。
本発明の一側面に係る移動装置は、第1地点から第2地点までの移動経路に沿って移動する移動装置であって、前記移動経路を示す移動経路情報と、前記移動経路の少なくとも一部を含む所定の範囲に配置された一以上の構造物の配置位置を示す配置位置情報と、を含む地図情報を取得する取得部と、前記移動経路に配置された前記構造物を検出する検出部と、前記検出部の検出結果に基づいて、前記移動装置が前記移動経路における当該構造物が配置された第1領域を通過可能であるか否かを判断する通過可否判断部と、前記第1領域を通過可能である場合に、前記第1領域を通過するように前記移動装置を駆動する駆動制御部と、を備える。
上記移動装置においては、前記検出部の検出結果と前記地図情報とに基づいて、前記第1領域を通過可能な距離を測定する距離測定部を更に備えてもよい。
上記移動装置においては、前記検出部は、前記構造物を含むように前記移動装置の周囲を撮像する撮像部を備え、前記通過可否判断部は、前記撮像部により前記構造物を撮像することにより得られた第1画像情報に基づいて前記第1領域を通過可能であるか否かを判断し、前記距離測定部は、前記第1画像情報と前記地図情報とに基づいて、前記第1領域を通過可能な距離を測定してもよい。
上記移動装置においては、前記検出部は、前記構造物を含む所定の範囲に対して送信波を照射する照射部を備え、前記通過可否判断部は、照射された前記送信波の反射波に基づいて前記第1領域を通過可能か否か判断し、前記距離測定部は、前記反射波と前記地図情報とに基づいて、前記第1領域を通過可能な距離を測定してもよい。
上記移動装置においては、前記移動経路には前記移動装置が通過することを許容し、且つ、前記移動装置が停止することを禁止する第2領域が設定されてもよい。
上記移動装置においては、前記第2領域は、前記第1領域に隣接するように設定されてもよい。
上記移動装置においては、ユーザからの指示を受け付ける受付部を更に備え、前記駆動制御部は、前記移動装置が前記第1領域を通過した後に前記移動経路上の所定の位置に停止している場合であって、前記指示を受け付けるときに前記移動装置の移動を再開してもよい。
上記移動装置においては、前記距離測定部は、前記移動装置からユーザまでの距離に基づいて決定される前記移動装置の現在位置に対する前記ユーザの相対位置を決定し、前記駆動制御部は、前記移動装置が前記第1領域を通過した後に前記移動経路上の所定の位置に停止している場合であって、決定された前記ユーザの相対位置が予め設定された前記移動物体に対する前記ユーザの相対位置と一致するときに、前記移動装置の移動を再開してもよい。
上記移動装置においては、発光素子及び音声出力部の少なくとも一方を含む通知部を更に備え、前記通知部は、前記検出部が前記構造物を検出したときに前記発光素子の発光及び音声出力の少なくとも一方に基づく通知を実行してもよい。
本発明の一側面に係る駆動制御方法は、第1地点から第2地点までの移動経路に沿って移動する移動装置の駆動を制御する駆動制御方法であって、前記移動経路を示す移動経路情報と、前記移動経路の少なくとも一部を含む所定の範囲に配置された一以上の構造物の配置位置を示す配置位置情報と、を含む地図情報を取得するステップと、前記移動経路に配置された前記構造物を検出するステップと、前記検出するステップの検出結果に基づいて、前記移動装置が前記移動経路における当該構造物が配置された第1領域を通過可能であるか否かを判断するステップと、前記第1領域を通過可能である場合に、前記第1領域を通過するように前記移動装置を駆動するステップと、を含む。
本発明の一側面に係る駆動制御プログラムは、第1地点から第2地点までの移動経路に沿って移動する移動装置の駆動を制御する駆動制御プログラムであって、コンピュータに、前記移動経路を示す移動経路情報と、前記移動経路の少なくとも一部を含む所定の範囲に配置された一以上の構造物の配置位置を示す配置位置情報と、を含む地図情報を取得する取得部と、前記移動経路に配置された前記構造物を検出する検出部と、前記検出部の検出結果に基づいて、前記移動装置が前記移動経路における当該構造物が配置された第1領域を通過可能であるか否かを判断する通過可否判断部と、前記第1領域を通過可能である場合に、前記第1領域を通過するように前記移動装置を駆動する駆動制御部と、を実現させる。
なお、本発明において、「部」、「装置」とは、単に物理的手段を意味するものではなく、その「部」、「装置」が有する機能をソフトウェアによって実現する場合も含む。また、1つの「部」、「装置」が有する機能が2つ以上の物理的手段や装置により実現されても、2つ以上の「部」、「装置」の機能が1つの物理的手段や装置により実現されても良い。
本発明によれば、移動経路に沿って移動する移動装置であって構造物が配置された領域の状況に応じて適切に移動することができる。
本発明に係る一実施形態における移動装置の構成図である。 本発明に係る一実施形態における移動装置のハードウェア構成を概略的に示す構成図である。 本発明に係る一実施形態における移動装置の機能的構成図である。 本発明に係る第1実施形態における移動制御処理のフローチャートの一例を示す図である。 本発明に係る第1実施形態における移動装置が、ドアが配置された領域を通過する場合の一例を示した図である。 本発明に係る第1実施形態における移動装置が、ドアが配置された領域を通過する場合の一例を示した図である。 本発明に係る第2実施形態における移動制御処理のフローチャートの一例を示す図である。一例を示す図である。 本発明に係る第2実施形態における移動装置が、ドアが配置された領域を通過する場合の一例を示した図である。 本発明に係る第2実施形態における移動装置が、ドアが配置された領域を通過する場合の一例を示した図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。ただし、以下に説明する実施形態は、あくまでも例示であり、以下に明示しない種々の変形や技術の適用を排除する意図はない。即ち、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲で種々変形(各実施例を組み合わせる等)して実施することができる。また、以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には同一又は類似の符号を付して表している。
[移動装置の構成]
図1は、本発明に係る移動装置の構成図である。図1に示すように、移動装置1は、例示的に、物体を撮像するカメラ12A(撮像部)と、例えば赤外線レーザー等を含む送信波を照射するレーザーレンジファインダ(以下、LRFという。)12B(照射部)と、カメラ12A及びLRF12Bの少なくとも一方から取得した情報と後述する地図情報とに基づいて移動装置1の移動を制御する中央処理装置10と、移動装置1の移動を実行する駆動部20と、を備える。
カメラ12Aは、人物並びに椅子、机、壁及びドア等の構造物を含むように移動装置1の周囲を撮像し、撮像された画像に対応する画像情報を出力する。カメラ12Aは、例えば単眼カメラ、ステレオカメラ、赤外線カメラ等の物体の情報として大きさ、形を捉える装置である。
LRF12Bは、人物及び構造物を含む所定の範囲に対して、例えば赤外線レーザー等を含む送信波を照射し、人物及び構造物を含む反射物からの反射波を受信する装置である。LRF12Bは、例えば送信波を照射する場合に各送信波の照射から反射波を受信するまでの時間に基づいて点群情報を生成し、中央処理装置10に当該点群情報を出力する。
ここで、カメラ12Aの水平方向の測定視野角は例えば60度と比較的狭い。しかしながら、カメラ12Aの撮像処理に基づく画像情報は、画像に含まれる人物及び構造物の特徴点抽出等が可能であり、人物及び構造物の検出・特定処理に、より好適に用いられる。他方、LRF12Bの水平方向の測定視野角は例えば270度であり比較的広範囲にわたるので、LRF12Bからの点群情報は、移動装置1の周囲の状況の確認処理や移動物体の追跡処理に、より好適に用いられる。上記のとおり、カメラ12A及びLRF12Bは、それぞれ好適に用いられる処理は異なるが、後述するとおり、本実施形態においては、カメラ12A若しくはLRF12Bのいずれか一方から、又は、カメラ12A及びLRF12Bの双方から得られる情報を用いて(必要に応じて地図情報も用いて)、人物及び構造物の検出処理、移動装置1が移動経路における当該構造物が配置された領域を通過可能であるか否かを判断する通過可否判断処理、及び移動装置1の現在位置から当該領域を通過するための距離を測定する距離測定処理を行う。なお、各処理をより正確に実行するために、カメラ12A及びLRF12Bの双方から得られる情報を用いて(必要に応じて地図情報も用いて)、各処理を実行するように構成されてもよい。また、カメラ12A及びLRF12Bは、移動装置1の周囲の人物や構造物の位置、形状を検出するためのものであり、カメラ12A及びLRF12B以外の手段としては、超音波及びレーダー等が採用可能である。超音波及びレーダー等を、カメラ12A及びLRF12Bの代替手段として採用したり、補完手段として併用することも可能である。
駆動部20は、例えば左右の車軸に指示された移動用車輪であり、移動用車輪を回転させることにより前後に移動でき、且つ、旋回することができる。
図2は、本発明に係る一実施形態における移動装置のハードウェア構成を概略的に示す構成図である。図2に示すように、移動装置1は、例示的に、人物及び構造物を検出する、撮像部12Aと照射部12Bとを備えるセンサ12(検出部)と、ユーザからの指示を受け付ける受付部14と、発光素子及び音声出力部の少なくとも一方を含む通知部16と、移動装置1の移動制御処理に用いられる各種情報を記録する記録部18と、駆動部20と、移動装置1を動作させるための電源を供給する電源部22と、を備え、各構成要素が内部の中央処理装置10に接続されている。
中央処理装置10は、例えば、CPU、MPU等であって、記録部18に格納されたプログラムに従って動作する。記憶部18は、例えば、ROMやRAM、ハードディスク等の情報記録媒体で構成され、中央処理装置10によって実行されるプログラムを保持する情報記録媒体である。また、中央処理装置10は、中央処理装置10のワークメモリとしても動作する。なお、当該プログラムは、例えば、ネットワークを介して、移動装置1の外部からダウンロードされて提供されてもよいし、又は、CD-ROMやDVD-ROM等のコンピュータで読み取り可能な各種の情報記録媒体によって提供されてもよい。また、中央処理装置10は単体として構成される場合のほか、有線、無線等の通信ネットワークを介して移動装置1内外に分散して各機能の処理機構を配置し、複数の処理機構により協調して情報を処理することも可能である。
通知部16は、センサ12が例えばドア(構造物)を検出したときに、LED等を含む発光素子の発光及び音声出力の少なくとも一方に基づく通知を実行するように構成されている。具体的には、後述する通り、通知部16は、センサ12が閉扉状態のドアを検出する場合、当該ドアの開扉をユーザに要求するために通知を発する。
記録部18は、例えば、移動装置1の出発地(第1地点)から目的地(第2地点)までの移動経路を示す移動経路情報と、移動経路の少なくとも一部を含む所定の範囲に配置された一以上の構造物の配置位置を示す配置位置情報と、を含む地図情報を記録する。また、記録部18は、人物及び構造物を含む所定の範囲に対して送信波を照射するLRF12Bからの取得情報であって、所定の範囲内の反射物の位置を少なくとも含む範囲の取得情報を記録する。
記録部18は、あらかじめ、人物及び構造物の画像情報を記録する。なお、記録部18は、構造物の画像情報については、地図情報として当該構造物の配置位置と関連づけて記録してもよい。記録部18があらかじめ記録する人物及び構造物の画像情報は、後述するとおり、図3に示す物体特定部45が人物や構造物を特定する際に参照される情報であり、通過可否判断部47が、構造物が配置されている領域を移動装置が通過可能か否かを判断する際に参照される情報である。
なお、地図情報には、構造物が配置された位置又は領域の通過可能レベルを示す通過情報が含まれてもよい。例えば、通路等を示す位置又は領域は、特に問題なく通過可能であり、通過可能レベル1と設定され、ユーザ等が動かすことで移動装置の通過が可能となるドア、椅子及び机等の構造物が配置された位置又は領域は、通過可能レベル2と設定され、移動装置の通過が困難である壁等が配置された位置又は領域は、通過可能レベルが3と設定される。通過可否判断部47は、当該通過情報を更に参照することで、位置又は領域を移動装置が通過可能か否か判断するように構成されてもよい。
図3は、本発明に係る一実施形態における中央処理装置の機能的構成図である。図3に示すように、コンピュータの一例である、移動装置1の中央処理装置10は、機能的に、移動装置1の出発地(第1地点)から目的地(第2地点)までの移動経路を示す移動経路情報と、移動経路の少なくとも一部を含む所定の範囲に配置された一以上の構造物の配置位置を示す配置位置情報と、を含む地図情報を取得する情報取得部41(取得部)と、移動経路が複数ある場合に特定の経路を決定する経路決定部43と、図2に示すカメラ12Aにより人物及び構造物を撮像することにより得られた画像情報(第1画像情報)と、記録部18にあらかじめ記録されている人物及び構造物の画像情報と、を比較することにより、人物及び構造物を特定する物体特定部45と、図2に示すセンサ12の検出結果に基づいて、移動装置1が移動経路における当該構造物が配置された第1領域を通過可能であるか否かを判断する通過可否判断部47と、センサ12の検出結果と情報取得部41が取得した地図情報とに基づいて、第1領域を通過するための距離を測定する距離測定部49と、第1領域を通過可能である場合に、距離測定部49により測定された距離に基づいて第1領域を通過するように移動装置1を駆動する駆動制御部51と、を含んで構成されている。ここで、距離測定部49は、例えば、地図情報が示す地図上のどの位置に移動装置1が位置しているかを特定し、第1領域を通過するために各構造物や人物との距離を測定する。なお、中央処理装置10の上記各部は、例えば、メモリやハードディスク等を含む記録部18を用いたり、記録部18に格納されているプログラムをプロセッサが実行したりすることにより実現することができる。
[移動制御処理]
<第1実施形態>
第1実施形態においては、移動経路上を自律走行する移動装置において、移動経路に閉扉状態のドアが配置されている場合であって移動装置が、当該ドアが開扉したことを確認したときに当該ドアを通過し自律走行を再開する、移動装置の移動制御処理を説明する。
図4は、本発明に係る第1実施形態における移動制御処理のフローチャートの一例を示す図である。図5は、移動装置が、移動経路に配置されている閉扉状態のドアを検出したときにユーザに通知しユーザに当該ドアを開扉させ、当該ドアの開扉を確認したときに当該ドアを通過し自律走行を再開する、移動装置の移動制御処理を説明する図である。なお、図4のステップS1及びS3は、図5の時間T1に対応し、図4のステップS5は、図5の時間T1~T2に対応し、図4のステップS7は、図5の時間T2に対応し、図4のステップS9は、図5の時間T2~T3に対応し、図4のステップS11は、図5の時間T3~T4に対応し、図4のステップS13は、図5の時間T5に対応し、図4のステップS15は、図5の時間T5~T7に対応する。
(図4のステップS1/図5の時間T1)
図3に示す情報取得部41は、図5に示すように移動装置1の出発地A(第1地点)から目的地B(第2地点)までの移動経路Rを示す移動経路情報と、移動経路Rの少なくとも一部を含む所定の範囲に配置された一以上のドアDの配置位置を示す配置位置情報と、を含む地図情報を取得する。
(図4のステップS3/図5の時間T1)
図3に示す経路決定部43は、出発地Aから目的地Bまでの特定の移動経路Rを決定する。例えば、出発地Aから目的地Bまでの移動経路が複数ある場合に最短の移動経路を最適移動経路として決定する。また、出発地Aから目的地Bまでの移動経路が複数ある場合には、最もドアを通過する回数の少ない経路を最適移動経路として決定してもよい。ここで、経路決定部43は、記録部18が予め移動経路情報を記録していない場合は、出発地A及び目的地Bの位置情報に基づいて移動経路Rを生成した上で、最適な移動経路Rを決定するように構成されてもよい。
(図4のステップS5/図5の時間T1~T2)
図5に示す移動装置1は、決定された移動経路Rに沿って移動する。
(図4のステップS7/図5の時間T2)
図2に示すセンサ12は、構造物を検出したか否か判断する。センサ12が、移動経路R上で構造物を検出しない場合(Noの場合)は、ステップS20に進み、自律走行を継続する。他方、センサ12が移動経路Rに配置された構造物としてのドアDを検出する場合(Yesの場合)は、ステップS11に進む。具体的には、図3に示す物体特定部45は、図2に示すカメラ12Aにより人物及び構造物を撮像することにより得られた画像情報(第1画像情報)と、記録部18にあらかじめ記録されている人物及び構造物の画像情報と、を比較することにより、人物及び構造物を特定する。
(図4のステップS9/図5の時間T2~T3)
図5の時間T2に示すように、図2に示す通知部16は、センサ12がドアDを検出した場合であってドアDが閉扉状態であるときに、当該ドアDの開扉をユーザUに要求するために通知を発する。例えば、通知部16は、発光素子を発光させることでユーザUに通知を実行してもよいし、「ドアDを開けてください。」と音声出力により通知を実行してもよい。そして、図5の時間T3に示すように、ユーザUは、移動装置1からの通知に基づいてドアDを開けるためドアDの前まで進行する。
(図4のステップS11/図5の時間T3~T4)
図5の時間T3~T4に示すように、ユーザUがドアDを開ける。移動装置1は、ドアDが開いてドアDが配置されている領域R1を通過可能となるまでその場で待機する。
(図4のステップS13/図5の時間T5)
図3に示す通過可否判断部47は、センサ12の検出結果に基づいてドアDが開いて移動装置1が、ドアDが配置されている領域R1を通過可能か否か判断する。例えば、通過可否判断部47は、図2に示すカメラ12AによりドアDを撮像することにより得られた画像情報(第1画像情報)に基づいて領域R1を通過可能であるか否かを判断する。より具体的には、通過可否判断部47は、図2に示す記録部18があらかじめ記録するドアDの閉扉状態の画像情報及びドアDの開扉状態の画像情報と、カメラ12AによりドアDを撮像することにより得られた画像情報(第1画像情報)と、を比較することにより、現時点でドアDが開扉状態となっており、領域R1を通過可能か否か判断する。
また、通過可否判断部47は、図2に示すLRF12BからドアDを含む所定の範囲に対して照射された送信波の反射波に基づいて、ドアDが配置されている領域R1を通過可能か否か判断する。具体的には、通過可否判断部47は、図2に示す記録部18があらかじめ記録する、人物及び構造物を含む所定の範囲に対して送信波を照射するLRF12Bからの取得情報であって、所定の範囲内の反射物の位置を少なくとも含む範囲の取得情報と、LRF12BからドアDを含む所定の範囲に対して照射された送信波の反射波に基づく情報と、を比較することによって移動装置1が領域R1を通過可能か否か判断する。より具体的には、通過可否判断部47は、取得情報に基づくとある位置にドアDが配置されていることが推定されるが、この推定位置からの反射波を受信できない場合は、ドアDは開いており、領域R1を通過可能であると判断する。
通過可否判断部47が、移動装置1が領域R1を通過可能ではないと判断する場合(Noの場合)は、ステップS11に戻る。他方、通過可否判断部47が、移動装置1が領域R1を通過可能であると判断する場合(Yesの場合)は、ステップS15に進む。
(図4のステップS15/図5の時間T5~T7)
図3に示す駆動制御部51は、移動装置1が領域R1を通過するように移動装置1を駆動する。駆動制御部51は、後述するとおり、距離測定部49が測定する、移動装置1が領域R1を通過可能な距離に基づいて、移動装置1を駆動してもよい。例えば、距離測定部49は、カメラ12AによりドアDを撮像することにより得られた画像情報(第1画像情報)と地図情報とに基づいて、移動装置1からドアDまでの距離、つまり、移動装置1が領域R1を通過するための最低限の距離を測定する。より具体的には、距離測定部49は、カメラ12AがドアDを撮像することにより得られた画像情報に基づくドアDの第1特徴点情報に対して、地図情報として記録部18に予め記録されているドアDの第2特徴点情報と、当該第2特徴点情報を取得する際の撮像距離と、の関係を参照することで、移動装置1からドアDまでの距離を測定する。なお、距離測定部49は、移動装置1からドアDまでの距離ではなく、移動装置1からドアDを通過した(ドアDの後ろの)所定の位置までの距離を測定してもよい。
また、距離測定部49は、LRF12Bより照射された送信波の反射波と地図情報とに基づいて移動装置1からドアDまでの距離を測定する。より具体的に、距離測定部49は、LRF12Bからの各送信波の照射から反射波を受信するまでの時間に基づいて点群情報を生成し、当該点群情報と地図情報とに基づいて移動装置1からドアDまでの距離、つまり、移動装置1が領域R1を通過するための最低限の距離を測定する。なお、距離測定部49は、各送信波の反射波を受信し、反射波の強度に基づいて生成した情報と地図情報とに基づいて当該距離を測定する。なお、距離測定部49は、移動装置1からドアDまでの距離ではなく、移動装置1からドアDを通過した(ドアDの後ろの)所定の位置までの距離を測定してもよい。
ここで、図5に示すように、移動経路Rには、領域R1に隣接するように領域R2が設定されている。領域R2は、移動装置1が通過することを許容し、且つ、移動装置1が停止することを禁止する領域である。この領域R2は、ドアDの開閉作業に必要な領域であり、この領域に移動装置1が停止してしまうとドアDを閉扉させることができなくなることを防止するために設けられた領域である。この領域R2が設定される場合は、駆動制御部51は、移動装置1が領域R1及びR2を通過するように移動装置1を駆動する。なお、領域R2のような領域は単一の領域である必要はなく、複数の領域を含むものであってもよい。
移動装置1が、ドアDが配置された領域R1と停止禁止領域R2とを通過すると、ステップS5に戻り、移動経路Rに沿って自律移動を再開する。なお、図5の時間T7に示すように、ユーザUは移動装置1が領域R1及びR2を通過したことを確認すると、ドアDを閉扉する。
(図4のステップS20)
移動装置1が目的地Bに到着する場合(Yesの場合)、移動制御処理を終了する。他方、移動装置が目的地に到着しない場合(Noの場合)、ステップS5に戻り、引き続き移動経路Rに沿って自律移動を継続する。
図6は、移動装置が、移動経路に配置されている閉扉状態のドアを検出したときに壁の向こう側にいるユーザに通知しユーザに当該ドアを開扉させ、当該ドアの開扉を確認したときに当該ドアを通過し自律走行を再開する、移動装置の移動制御処理を説明する図である。図6においては、図5と異なる点について特に説明する。
図6の時間T2に示すように、図2の通知部16は、センサ12がドアDを検出した場合であってドアDが閉扉状態であるときに、当該ドアDの開扉をドアDの向こう側にいるユーザUに要求するために通知を発する。例えば、通知部16は、ドアDの向こう側にいるユーザUに聞こえるような音量で「ドアDを開けてください。」と音声出力により通知を実行する。そして、図6の時間T3~T4に示すように、ユーザUは、移動装置1からの通知に基づいてドアDを開けるためドアDの前まで進行した後、ドアDを開扉する。
そして、図6の時間T5~T6に示すように、図3に示す駆動制御部51は、通過可否判断部47によりドアDが配置されている領域R1を通過可能であると判断された場合、距離測定部49により測定された移動装置1からドアDまでの距離に基づいて、移動装置1が領域R1を通過するように移動装置1を駆動する。
<第2実施形態>
第2実施形態においては、移動経路上を、ユーザを先導しながら、又は、ユーザに追従しながら走行する移動装置において、移動経路に閉扉状態のドアが配置されている場合であって移動装置が、当該ドアが開扉したことを確認したときに当該ドアを通過し、移動を再開する、移動装置の移動制御処理を説明する。第2実施形態においては、第1実施形態と異なる点において説明する。特に、図7の説明については、図4と異なる点について主に説明する。
図7は、本発明に係る第2実施形態における移動制御処理のフローチャートの一例を示す図である。図8は、ユーザを先導する移動装置が、移動経路に配置されている閉扉状態のドアを検出したときにユーザに通知しユーザに当該ドアを開扉させ、当該ドアの開扉を確認したときに当該ドアを通過し、ユーザの先導走行を再開する、移動装置の移動制御処理を説明する図である。
(図7のステップS9/図8の時間T2~T3)
図8の時間T2に示すように、図2に示す通知部16は、図2に示すセンサ12がドアDを検出した場合であってドアDが閉扉状態であるときに、当該ドアDの開扉を先導対象であるユーザUに要求するために通知を発する。そして、図8の時間T3に示すように、ユーザUは、移動装置1からの通知に基づいてドアDを開けるためにドアDの前まで進行する。
(図7のステップS15/図8の時間T5~T6)
先導対象であるユーザUによりドアDが開扉され、移動装置1が、ドアDが配置された領域R1と停止禁止領域R2とを通過する。
(図7のステップS17/図8の時間T6)
図3に示す駆動制御部51は、ドアDの閉扉に邪魔にならない位置で移動装置1が待機するように制御する。このように、移動装置1は、図8の時間T2において、ユーザUを先導するための先導走行を停止し、ユーザUを先導することなく、後述するとおり、ユーザUがドアDを開扉し、移動装置1が、ドアDが配置された領域R1と停止禁止領域R2とを通過し、ドアDの閉扉に邪魔にならない位置まで迅速に移動する。
(図7のステップS19/図8の時間T7~T9)
まず、図8の時間T7~T8に示すように、ユーザUは移動装置1が領域R1及びR2を通過したことを確認すると、ドアDを閉扉し、待機している移動装置1から所定の距離離れた所定の位置(先導走行位置)に移動する。そして、図8の時間T9に示すように、移動装置1は、ユーザUが所定の先導走行位置に到達した場合に、先導移動を再開する。具体的に、移動装置1の距離測定部49は、移動装置1からユーザUまでの距離に基づいて決定される移動装置1の現在位置に対するユーザUの相対位置を決定し、駆動制御部51は、移動装置1が決定されたユーザUの相対位置が、例えば記録部18に記録されている、予め設定された移動物体1に対するユーザUの相対位置と一致するときに、移動装置1の移動を再開する。
また、移動装置1は、ユーザからの移動再開の指示を受け付ける場合に、先導移動を再開する。具体的に、移動装置1は、図2に示すように、ユーザUからの指示を受け付ける受付部14を更に備え、駆動制御部51は、移動装置1がユーザUからの指示を受け付けるときに移動装置1の移動を再開する。
図9は、ユーザに追従する移動装置が、移動経路に配置されている閉扉状態のドアを検出したときにユーザに通知しユーザに当該ドアを開扉させ、当該ドアの開扉を確認したときに当該ドアを通過し、ユーザの追従走行を再開する、移動装置の移動制御処理を説明する図である。
(図9の時間T2~T3)
図9の時間T2に示すように、図2に示す通知部16は、図2に示すセンサ12がドアDを検出した場合であってドアDが閉扉状態であるときに、当該ドアDの開扉を追従対象であるユーザUに要求するために通知を発する。そして、図9の時間T3に示すように、ユーザUは、移動装置1からの通知に基づいてドアDを開けるためにドアDの前まで進行する。
(図9の時間T5~T6)
追従対象であるユーザUによりドアDが開扉され、移動装置1が、ドアDが配置された領域R1と停止禁止領域R2とを通過する。
(図9の時間T6)
図3に示す駆動制御部51は、ドアDの閉扉に邪魔にならない位置で移動装置1が待機するように制御する。このように、移動装置1は、図9の時間T2において、ユーザUを追従するための追従走行を停止し、ユーザUを追従することなく、後述するとおり、ユーザUがドアDを開扉し、移動装置1が、ドアDが配置された領域R1と停止禁止領域R2とを通過し、ドアDの閉扉に邪魔にならない位置まで迅速に移動する。
(図9の時間T7~T9)
まず、図9の時間T7~T8に示すように、ユーザUは移動装置1が領域R1及びR2を通過したことを確認すると、ドアDを閉扉し、待機している移動装置1から所定の距離離れた所定の位置(追従走行位置)に移動する。そして、図9の時間T9に示すように、移動装置1は、ユーザUが所定の追従走行位置に到達した場合に、追従移動を再開する。また、移動装置1は、ユーザからの移動再開の指示を受け付ける場合に、追従移動を再開してもよい。
(効果)
以上、本発明の実施形態によれば、移動装置1からドアD(構造物)までの距離を測定し、センサ12の検出結果に基づいて、移動装置1が移動経路RにおけるドアDが配置された領域を通過可能であるか否かを判断し、当該領域を通過可能である場合に、測定された距離に基づいて当該領域を通過するように移動装置1を駆動する。よって、移動経路Rに沿って移動する移動装置1であって構造物が配置された領域の状況に応じて適切に移動することができる。
(他の変形例)
上記各実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するものではない。本発明はその趣旨を逸脱することなく、変更/改良(たとえば、各実施形態を組み合わせること、各実施形態の一部の構成を省略すること)され得るとともに、本発明にはその等価物も含まれる。例えば、出発地Aと目的地Bとは、互いに異なる地域や施設に配置されてもよいし、同一施設において異なるフロアや部屋に配置されてもよい。つまり、移動経路Rは、異なる地域や施設に跨って設定されてもよいし、同一施設において異なるフロアや部屋に跨って設定されてもよい。
1:移動装置
10:中央処理装置
12:センサ
12A:カメラ
12B:LRF
14:受付部
16:通知部
18:記録部
20:記録部
22:電源部
41:情報取得部
43:経路決定部
45:物体特定部
47:通過可否判断部
49:距離測定部
51:駆動制御部

Claims (10)

  1. 第1地点から第2地点までの移動経路に沿って移動する移動装置であって、
    前記移動経路を示す移動経路情報と、前記移動経路の少なくとも一部を含む所定の範囲に配置された一以上の構造物であって状態が変化する構造物の配置位置を示す配置位置情報と、を含む地図情報を取得する取得部と、
    前記移動経路に配置された前記構造物を検出する検出部と、
    前記検出部の検出結果に基づいて前記構造物の状態を判断し、判断した前記状態に応じて、前記移動装置が前記移動経路における当該構造物が配置された第1領域を通過可能であるか否かを判断する通過可否判断部と、
    前記第1領域を通過可能である場合に、前記第1領域を通過するように前記移動装置を駆動する駆動制御部と、を備え
    前記駆動制御部は、前記移動装置が前記第1領域を通過した後に前記移動経路上の所定の位置に停止している場合であって、前記移動装置からユーザまでの距離に基づいて決定される前記移動装置の現在位置に対する前記ユーザの相対位置が予め設定された前記移動物体に対する前記ユーザの相対位置と一致するときに、前記移動装置の移動を再開する、
    移動装置。
  2. 前記検出部の検出結果と前記地図情報とに基づいて、前記第1領域を通過可能な距離を測定する距離測定部を更に備える、
    請求項1に記載の移動装置。
  3. 前記検出部は、前記構造物を含むように前記移動装置の周囲を撮像する撮像部を備え、
    前記通過可否判断部は、前記撮像部により前記構造物を撮像することにより得られた第1画像情報に基づいて前記第1領域を通過可能であるか否かを判断し、
    前記距離測定部は、前記第1画像情報と前記地図情報とに基づいて、前記第1領域を通過可能な距離を測定する、
    請求項2に記載の移動装置。
  4. 前記検出部は、前記構造物を含む所定の範囲に対して送信波を照射する照射部を備え、
    前記通過可否判断部は、照射された前記送信波の反射波に基づいて前記第1領域を通過可能か否か判断し、
    前記距離測定部は、前記反射波と前記地図情報とに基づいて、前記第1領域を通過可能な距離を測定する、
    請求項2又は3に記載の移動装置。
  5. 前記移動経路には前記移動装置が通過することを許容し、且つ、前記移動装置が停止することを禁止する第2領域が設定されている、
    請求項1~4のいずれか一項に記載の移動装置。
  6. 前記第2領域は、前記第1領域に隣接するように設定されている、
    請求項5に記載の移動装置。
  7. ユーザからの指示を受け付ける受付部を更に備え、
    前記駆動制御部は、前記移動装置が前記第1領域を通過した後に前記移動経路上の所定の位置に停止している場合であって、前記指示を受け付けるときに前記移動装置の移動を再開する、
    請求項1~6のいずれか一項に記載の移動装置。
  8. 発光素子及び音声出力部の少なくとも一方を含む通知部を更に備え、
    前記通知部は、前記検出部が前記構造物を検出したときに前記発光素子の発光及び音声出力の少なくとも一方に基づく通知を実行する、
    請求項1~のいずれか一項に記載の移動装置。
  9. 第1地点から第2地点までの移動経路に沿って移動する移動装置の駆動を制御する駆動制御方法であって、
    前記移動経路を示す移動経路情報と、前記移動経路の少なくとも一部を含む所定の範囲に配置された一以上の構造物であって状態が変化する構造物の配置位置を示す配置位置情報と、を含む地図情報を取得するステップと、
    前記移動経路に配置された前記構造物を検出するステップと、
    前記検出するステップの検出結果に基づいて前記構造物の状態を判断し、判断した前記状態に応じて、前記移動装置が前記移動経路における当該構造物が配置された第1領域を通過可能であるか否かを判断するステップと、
    前記第1領域を通過可能である場合に、前記第1領域を通過するように前記移動装置を駆動するステップと、
    を含み、
    前記駆動するステップは、前記移動装置が前記第1領域を通過した後に前記移動経路上の所定の位置に停止している場合であって、前記移動装置からユーザまでの距離に基づいて決定される前記移動装置の現在位置に対する前記ユーザの相対位置が予め設定された前記移動物体に対する前記ユーザの相対位置と一致するときに、前記移動装置の移動を再開する、
    駆動制御方法。
  10. 第1地点から第2地点までの移動経路に沿って移動する移動装置の駆動を制御する駆動制御プログラムであって、
    コンピュータに、
    前記移動経路を示す移動経路情報と、前記移動経路の少なくとも一部を含む所定の範囲に配置された一以上の構造物であって状態が変化する構造物の配置位置を示す配置位置情報と、を含む地図情報を取得する取得部と、
    前記移動経路に配置された前記構造物を検出する検出部と、
    前記検出部の検出結果に基づいて前記構造物の状態を判断し、判断した前記状態に応じて、前記移動装置が前記移動経路における当該構造物が配置された第1領域を通過可能であるか否かを判断する通過可否判断部と、
    前記第1領域を通過可能である場合に、前記第1領域を通過するように前記移動装置を駆動する駆動制御部と、
    を実現させ
    前記駆動制御部は、前記移動装置が前記第1領域を通過した後に前記移動経路上の所定の位置に停止している場合であって、前記移動装置からユーザまでの距離に基づいて決定される前記移動装置の現在位置に対する前記ユーザの相対位置が予め設定された前記移動物体に対する前記ユーザの相対位置と一致するときに、前記移動装置の移動を再開する、
    駆動制御プログラム。
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