JP7083049B1 - 接舷支援システムおよび接舷支援方法 - Google Patents
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Abstract
Description
以下、実施形態に係る接舷支援システムについて、図1~図7を参照しながら詳しく説明する。
(構成)
図1は、実施形態に係る接舷支援システムの一例を示すブロック図である。
接舷支援システム100は、船舶1と、海上構造物20とを含む。海上構造物20とは、例えば、洋上風車やFPSO(floating production, storage and offloading、浮体式生産貯蔵積出設備)などの浮体式設備、大型船舶などである。海上構造物20には、出入口21が設けられている。出入口21は、例えば、人員の乗降口または物品の運搬に用いる搬入搬出口である。出入口21の近く(例えば、数メートル手前)には、船舶1の接舷目標位置である目標地点30が設定されている。目標地点30は、出入口21と同じ位置であってもよい。例えば、図1の海上構造物20は、洋上風車の設備であって、海上構造物20の直径は5~6m程度、出入口21の幅は1~1.5m程度である。
目標位置情報取得部11は、目標地点30および海上構造物20の位置情報を取得する。例えば、目標地点30の位置が予め分かっている場合、目標位置情報取得部11は、その位置の緯度、経度を取得する。また、操船中の船舶など、海上構造物20が移動する場合、目標位置情報取得部11は、海上構造物20によって送信された海上構造物20の緯度、経度を取得する。
操作受付部13は、運転員の操作を受け付ける。例えば、運転員が、制御装置10に対して、自動接舷制御の実行を指示する操作を行うと、操作受付部13は、この指示操作を受け付ける。
記憶部15は、船舶1の航行に必要な様々な情報を記憶する。
出力部16は、船舶1の制御に必要な情報等をディスプレイ等へ出力する。
<海上構造物が洋上風車の場合>
(自動接舷制御:第一設定条件)
まず、図2を参照して、船舶1が海上構造物20近傍まで移動するときの制御を説明する。船舶1a~1cは、それぞれ時刻Ta~Tc(Ta<Tb<Tc)における船舶1の位置および姿勢を示している。船舶1の運転状況が第一設定条件を満たすと、接舷制御部141は、第一設定条件下での自動接舷制御を開始する。自動接舷制御は、船舶1の運転状況が第一設定条件を満たすと、自動的に開始されてもよいし、船舶1が第一設定条件を満たすようになると、出力部16が「目標地点に近づきました。自動接舷制御を開始してください。」などのメッセージをディスプレイに表示し、運転員が、自動接舷制御の開始を指示する操作を行うと、この操作に基づいて開始されてもよい。第一設定条件とは、例えば、(α)船舶1の位置が海上構造物20から所定の距離R2の範囲内であること、(β)船舶1の位置が海上構造物20から見て、所定の範囲の方向に含まれていること、(γ)船舶1の船速が所定の範囲内であること、のうちの何れか又は複数である。(α)の距離R2には、例えば、50~100kmの間の値が設定される。(β)の所定の範囲の方向に存在するとは、例えば、海上構造物20の中心部と目標地点30を結ぶ直線の左右90度の範囲に船舶1が存在することである。(γ)の船速が所定の範囲内とは、例えば、船舶1の速度が、安全に接舷可能な速度(例えば、10knot以下)とみなせる速度となっていることである。第一設定条件は、(α)~(γ)の全てを備えている必要は無く、例えば(α)と(β)の条件だけでもよいし、(α)と(γ)の条件だけでもよいし、(α)の条件だけであってもよい。制御部14は、方位センサ3によってリアルタイムに計測された方位情報、測位センサ2によってリアルタイムに計測された船舶1の位置情報に基づく船舶1の現在位置と目標地点30(もしくは目標接舷位置)との間の距離に基づいて、船舶1が目標航路L1に沿って一定の速度(例えば、3~4knot)で移動するよう推進装置5を制御する。船舶1bに示すように、目標航路L1を外れると、制御部14は、船舶1が目標航路L1に復帰するよう推進装置5を制御する。これにより、船舶1cに示すように、船舶1が目標航路L1に復帰する。
制御部14は、船舶1の運転状況が所定の第二設定条件を満たすと、接舷制御部141は、次の(1)と(2)の制御を行う。第二設定条件とは、目標地点30からの距離に関する条件である。
図3、図4を参照して、第二設定条件下での自動接舷制御について説明する。図3の船舶1d~1eは、それぞれ時刻Td~Te(図2のTc<Td<Te)における船舶1の位置および姿勢を示している。また、計測範囲RRd,RReは、接舷用センサ4がレーザやレーダの場合に、それぞれ、船舶1d,1eから接舷用センサ4によって対象物を検知できる範囲の一例である。船舶1が自動接舷制御の第二設定条件を満たすと、接舷制御部141は、3~4knotの船速を、1~2knotあるいはそれ以下の速度へ徐々に低下させる。例えば、目標地点30が、出入口21の手前の洋上に設定されている場合、接舷制御部141は、船速を1~2knotへ低下させながら、目標地点30に船舶1の船首が合うように船舶1を移動させ、その位置にて、船舶1の姿勢を保持できるよう、船舶1の速度を海象状況に応じた適切な速度に制御する。あるいは、自動接舷制御が開始されると、接舷制御部141は、3~4knotの船速を、任意に加減速して、船舶1を目標地点30へ近づける。例えば、海象条件に応じて自動接舷制御に適した速度に加減速することで、船舶1を精度よく目標地点30まで移動し、その位置で保持することができる。
船舶1が自動接舷制御の第二設定条件を満たすと、位置関係解析部142は、接舷用センサ4が計測した情報に基づき、船舶1と対象物との位置関係を解析する。対象物とは、例えば、海上構造物20である。具体的には、位置関係解析部142は、船舶1から対象物までの距離と船舶1から対象物への方角を解析する。ここで、図4を参照する。例えば、接舷用センサ4がレーザやレーダの場合、接舷制御部141は、レーザやレーダ等のビームV1を所定の方向(例えば、船首方位、又は、発射方向が調節できる場合は対象物が存在する方向)へ発射する。発射方向に対象物(海上構造物20)が存在する場合、ビームV1は対象物で反射され、接舷用センサ4は、その反射光、反射波を受信する。位置関係解析部142は、発射から受信までの時間によって船舶1から対象物(海上構造物20)までの距離を計測する。また、位置関係解析部142は、公知の方法により、受信した反射光、反射波の到来角度を算出し、到来角度に基づいて、船舶1から対象物(海上構造物20)への方角を解析する。また、接舷用センサ4がカメラの場合、接舷制御部141は、カメラに撮影指示を行い、カメラを向けた方向の所定範囲を撮影する。位置関係解析部142は、公知の画像解析方法によってカメラが撮影した画像を解析し、船舶1から対象物までの距離および方角を解析する。また、接舷用センサ4がソナーの場合、接舷制御部141は、ソナーに指示を行い、ソナーを向けた方向の所定範囲に音波を発信して対象物(海上構造物20)の水中部分からの反射波を受信し、位置関係解析部142は、発信から受信までの時間によって船舶1から対象物(海上構造物20)までの距離を計測する。目標とする構造物が海中にある場合、例えば、水中に沈めたアンカーや水中機器等を目標物とする場合、水中にセンサ(ソナー等)を設置することによって、測位センサ2の代替として、自動接舷制御を行う。本制御を応用し、水中で移動中の作業ロボット等を目標とし、距離を一定に保持する用途で用いることも可能である。
これにより、陸に着岸する場合のように、着岸可能な範囲から任意に着岸位置を選択して着岸するのではなく、海上構造物20のような限定的な大きさの対象物を目印として1点の目標地点30を対象として接舷を行う場合でも、精度よく船舶1の船首方位を所定方向へ向けて、目標地点30へ接舷することができる。目標地点30を目標物にする場合もある。
目標地点30へ接舷し、所定の方向へ船舶1の船首方位を向けることができると、接舷制御部141は、自動接舷制御を終了する。出力部16は「接舷制御が完了しました。手動で運転してください」といったメッセージを出力し、接舷制御部141は、自動接舷制御を停止してもよく、操作者が手動で自動接舷制御をOFFにしてもよい。
図1~図4の例では、静止している海上構造物20へ接舷する場合を例に説明を行った。海上構造物20は、操船中の大型船舶であってもよい。図5を用いて、操船中の大型船舶20aが海上構造物であって、目標地点30が大型船舶20aの左舷に設定されている場合における自動接舷制御について説明する。図5の船舶1f~1gは、それぞれ時刻Tf~Tg(Tf<Tg)における船舶1の位置および姿勢を示している。大型船舶20aは、衛星測位システムを利用して、自分自身の位置情報を測位する。大型船舶20aは、測位した位置情報に基づいて、目標地点30の位置情報を算出し、算出した目標地点30の位置情報を船舶1へ送信する。船舶1では、制御装置10の目標位置情報取得部11が、目標地点30の位置情報を取得する。第二設定条件が成立した後、接舷制御部141は、第二設定条件下での自動接舷制御を開始する。接舷制御部141は、予め定められた目標地点30における船首方位の目標角度θに基づいて、船舶1fに示すように、船舶1の船首方位と目標地点30における大型船舶20aの接線がなす角度を、接舷時の目標角度θに合わせるよう船舶1の姿勢を調整する。姿勢を調整が完了すると、接舷制御部141は、船舶1の船首方位を保ったまま、矢印51の方向へ船舶1をスライドさせる。船舶1が、船舶1gによって示される位置に移動すると、接舷制御部141は、自動接舷制御を停止する。
次に図6を参照して接舷支援システム100の動作について説明する。
図6は、実施形態に係る接舷支援システムの動作の一例を示すフローチャートである。記憶部15には、予め、接舷時の船首方位を規定する情報(例えば、図3の正対、図5の角度θ)が登録されている。目標位置情報取得部11は、目標地点30の位置情報(緯度、経度)と海上構造物20の位置情報とを取得し、これらの位置情報を記憶部15へ登録する(ステップS1)。なお、海上構造物が大型船舶20aなどの移動体の場合、目標地点30の位置情報も変化するため、以下の処理を行う一方で、目標位置情報取得部11が、逐次、海上構造物20から目標地点30の位置情報を取得するようにする。
コンピュータもしくは制御装置(プログラマブルコントローラ等)900(以下、コンピュータ900と記載する。)は、CPU901、主記憶装置902、補助記憶装置903、入出力インタフェース904、通信インタフェース905を備える。
上述の制御装置10は、コンピュータ900に実装される。そして、上述した各機能は、プログラムの形式で補助記憶装置903に記憶されている。CPU901は、プログラムを補助記憶装置903から読み出して主記憶装置902に展開し、当該プログラムに従って上記処理を実行する。また、CPU901は、プログラムに従って、記憶領域を主記憶装置902に確保する。また、CPU901は、プログラムに従って、処理中のデータを記憶する記憶領域を補助記憶装置903に確保する。
実施形態に記載の接舷支援システム、接舷支援方法は、例えば以下のように把握される。
これにより、海上構造物又はその近傍に設定された目標地点への接舷を自動的に行うことができる。
自動接舷制御の実行に適した運転状況となったときに、自動的に又は手動により、自動接舷制御を開始することで効率よく、船舶を接舷させることができる。
海上構造物20又はその近傍の目標地点へ接舷する場合、船首方位への要求が設けられる場合があるが、船舶1の接舷位置だけではなく、船首方位への要求が満たされることを担保することができる。
第2情報が取得できる位置へ船舶を移動させ、第2情報が取得できる方位へ船首方位を制御することで、船舶を精度よく接舷するために必要な第2情報を取得できるようになる。
これにより、精度のよい接舷制御に必要な船舶と海上構造物との距離および船舶から海上構造物への方向を得ることができる。
接舷用センサ4が計測した情報に基づく船舶と海上構造物の位置関係を示す第2情報を用いることで、精度よく船舶の位置を制御することができる。
例えば、船舶の速度を減速することで、精度よく船舶の位置を制御することができる。また、例えば、海象条件に応じて接舷制御に適した速度に加減速することで、船舶を目的地点まで移動し、その位置で保持する。
状況に応じてセンサを使い分けることで、船舶1を目標地点まで航行し、目標地点に接舷することができる。
左右のウォータージェットを制御することによって、船舶を任意の位置へ移動させ、任意の方向に船首方位を向けることができる。これにより自動接舷制御を実現することができる。
2・・・測位センサ
3・・・方位センサ
4・・・接舷用センサ
5、5A、5B、5C・・・推進装置
10・・・制御装置
11・・・目標位置情報取得部
12・・・センサ情報取得部
13・・・操作受付部
14・・・制御部
141・・・接舷制御部
142・・・位置関係解析部
15・・・記憶部
16・・・出力部
20・・・海上構造物
21・・・出入口
30・・・目標地点
100・・・接舷支援システム
900・・・コンピュータもしくは制御装置(プログラマブルコントローラ等)
901・・・CPU
902・・・主記憶装置
903・・・補助記憶装置
904・・・入出力インタフェース
905・・・通信インタフェース
Claims (11)
- 船舶の位置および方位を示す第1情報と、前記船舶と所定の目標物との位置関係を示す第2情報と、を取得する取得部と、
前記船舶の動作を制御する制御部と、を備え、
前記制御部は、前記取得部で取得される第1情報および第2情報と、前記目標物からの信号の受信または事前に登録される前記目標物の位置情報と、に基づいて、前記目標物に接近するよう前記船舶を航行させ、前記目標物と所定の位置関係にある海上に設けられた接舷位置に、前記船舶の船首方位を所定の方向に制御しつつ前記船舶を接舷する自動接舷制御を行うにあたって、
前記船舶の位置と前記目標物との距離が所定の第1距離以下となると、前記船舶の速度を所定の第1速度に制御するとともに、前記取得部で取得される第1情報と、前記目標物からの信号の受信または事前に登録される前記目標物の位置情報と、に基づいて、前記目標物に接近するよう前記船舶を航行させ、
前記船舶の位置と前記目標物との距離が所定の第1距離よりも短い距離である所定の第2距離以下となると、前記船舶の速度を前記第1速度よりも低速な所定の第2速度に制御しつつ、前記自動接舷制御を行う、
接舷支援システム。 - 前記制御部は、前記船首方位に前記目標物が存在するように前記船首方位を制御して前記船舶を接舷する、
請求項1に記載の接舷支援システム。 - 前記制御部は、前記船舶の位置が前記接舷位置から所定の範囲内となり、前記所定の方向と前記船首方位の差が所定の範囲内となると前記自動接舷制御を終了する、
請求項1または請求項2に記載の接舷支援システム。 - 前記制御部は、前記自動接舷制御を終了すると、手動運転に切り替える、
請求項3に記載の接舷支援システム。 - 検出範囲に指向性があり、前記検出範囲に存在する対象物を検知するセンサと、
前記センサが前記目標物を検出した情報に基づいて、前記船舶と前記目標物の位置関係を解析する解析部と、をさらに備え、
前記取得部は、前記解析部によって解析された位置関係を前記第2情報として取得し、
前記制御部は、前記自動接舷制御において、前記取得部が前記第2情報を取得できない場合、前記第1情報と前記目標物の位置情報と、に基づいて前記センサの検出範囲に前記目標物が入る位置へ前記船舶を移動させるとともに、前記センサの検出範囲に前記目標物が入る方向へ前記船首方位を制御する、
請求項1から請求項4の何れか1項に記載の接舷支援システム。 - 前記制御部は、
前記船舶の位置と前記目標物との距離が所定の第1距離以下となり、且つ、前記目標物の中心から見て前記中心と前記接舷位置を結ぶ直線の方向を基準として所定の角度範囲内に前記船舶が存在するか、又は、前記船舶の速度が前記第1速度よりも高速な所定の第3速度以下となると、前記船舶の速度を前記第1速度に低下させる制御を行う、
請求項1から請求項5の何れか1項に記載の接舷支援システム。 - 前記制御部は、
前記自動接舷制御において、前記船舶の位置と前記目標物との距離が所定値以上の場合、カメラによって取得された前記第2情報に基づいて、前記船舶の位置および前記船首方位を前記接舷位置に対して調整し、
前記船舶の位置と前記目標物との距離が所定値未満の場合、レーザ又はレーダによって取得された前記第2情報に基づいて、前記船舶の位置および前記船首方位を前記接舷位置に対して調整する、
請求項1から請求項6の何れか1項に記載の接舷支援システム。 - 前記第1情報を衛星測位システム、コンパス、ジャイロのうちの少なくとも1つで計測し、
前記第2情報をレーザ、レーダ、カメラ、ソナーのうちの少なくとも1つで計測する、
請求項1から請求項7の何れか1項に記載の接舷支援システム。 - 前記制御部は、前記船舶の左右のウォータージェットの出力を制御する、
請求項1から請求項8の何れか1項に記載の接舷支援システム。 - 前記目標物は、海上構造物または海中の構造物である、
請求項1に記載の接舷支援システム。 - 船舶の位置および方位を示す第1情報と、前記船舶と所定の目標物との位置関係を示す第2情報と、を取得し、
取得される前記第1情報および前記第2情報と、前記目標物からの信号の受信または事前に登録される前記目標物の位置情報と、に基づいて、前記目標物に接近するよう前記船舶を航行させ、
前記目標物と所定の位置関係にある海上に設けられた接舷位置に、前記船舶の船首方位を所定の方向に制御しつつ前記船舶を接舷する自動接舷制御を行うにあたって、
前記船舶の位置と前記目標物との距離が所定の第1距離以下となると、前記船舶の速度を所定の第1速度に制御するとともに、取得される前記第1情報と、前記目標物からの信号の受信または事前に登録される前記目標物の位置情報と、に基づいて、前記目標物に接近するよう前記船舶を航行させ、
前記船舶の位置と前記目標物との距離が所定の第1距離よりも短い距離である所定の第2距離以下となると、前記船舶の速度を前記第1速度よりも低速な所定の第2速度に制御しつつ、前記自動接舷制御を行う、
接舷支援方法。
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