JP7082161B2 - ユーザ装置及び無線通信システム - Google Patents

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Description

(関連出願の相互参照)
本発明は、2015年11月5日出願の「WIRELESS COMMUNICATION SYSTEM、 WIRELESS BASE STATION DEVICE、 AND USER EQUIPMENT」と題された米国仮出願第62/251198号の優先権を主張し、その内容のすべてを参照によりここに組み込むものとする。
本開示は、無線通信技術に関し、特に、MIMO(Multiple Input Multiple Output)技術を用いる無線通信システム、無線基地局及びユーザ装置に関する。
第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)のロングタームエボリューション(LTE)規格(以下、「標準規格」という)、特にそのリリース8~11では、無線基地局又はevolved Node-B(eNB)において、横方向に配列されているアンテナ素子を用いて水平ビームフォーミングを行う技術が採用されている。
標準規格のリリース13では、eNBに2次元(例えば垂直及び水平方向)に配列された多数のアンテナ素子が装備された3次元MIMO(3D-MIMO)に関する研究が進められている。配列されたアンテナ素子は、水平方向にビームフォーミングすることに加えて垂直方向にもビームフォーミングすることができる。垂直方向(仰角/傾斜角方向)及び水平方向(方位角方向)のビームフォーミングにより、システム特性が改善されることが期待される。
3GPP標準規格の用語によれば、8本以下の送信アンテナを有する3D-MIMOは、エレベーションビームフォーミング(elevation beam forming)と呼ばれる。8本以上(16、32、64又はそれ以上)の送信アンテナを有する3D-MIMOは、Full Dimension MIMO(FD-MIMO)と呼ばれる。FD-MIMOは、マッシブ(Massive) MIMOとも呼ばれる。
マッシブMIMOは、多数のeNBアンテナ素子を使用して鋭いビームを形成することによって、周波数利用効率を改善することができる。マッシブMIMOは、送信ビームフォーミングにおける空間分離性能を改善する。したがって、マッシブMIMOは、マルチユーザMIMO(MU-MIMO)の適用の効果を高めることが期待される。
LTE標準規格に従って実装されるシステムは、SU-MIMOベースのCSIフィードバックに基づいている。従って、そのようなシステムは、適切なUEペアリング、又はユーザ間干渉(Iu)を考慮したCSI推定を実行することができない。一方、マッシブMIMOシステムやその実装では、セル間干渉(Ic)に起因するフラッシュライト効果を低減することが、通信品質を向上させる観点から重要である。
図1は、ユーザ間干渉及びセル間干渉を示す図である。ユーザ装置(UE)30が、eNB20Aから信号Sを受信している間、eNB20Aからの他のUEへの信号が、UE30における信号Sの受信を妨げる干渉信号として働く。UE30がeNB20Aによって他のUEに送信される信号から受ける干渉を、ユーザ間干渉(Iu)と呼ぶ。一方、UE30がeNB20Aから信号Sを受信している間、eNB20Bからの信号が干渉信号として動作する。eNB20AとeNB20Bとの間の干渉を、セル間干渉(Ic)と呼ぶ。
一方、MIMOシステムのUEは、UE自体へのデータ送信に使用されるビーム、他の同時に接続されているユーザ(マルチユーザ(MU)MIMOで対となるUE)宛のデータに使用されるビーム、及び別のセルで使用されるビーム、を適切に制御することにより大きなシステムゲインを得ることができる。
しかしながら、アンテナ数が増加するに従って、送信ビームの幅が狭くなり、プリコーダ候補の数が増加する。この場合、プリコーダ選択に必要なフィードバック情報量の増加に応じて、送信ビーム制御のオーバーヘッドが増加する。
ユーザ間干渉及びセル間干渉を示す図である。 1つ以上の実施形態における使用に適した基地局(eNB)のブロック図である。 1つ以上の実施形態における使用に適したUEを示す構成図である。 1つ以上の実施形態における通信システムのシーケンス図である。 1つ以上の実施形態における通信システムのシーケンス図である。 1つ以上の実施形態における通信システムのシーケンス図である。 eNBが具備する2次元アンテナアレイを示す図である。 ビーム又は参照信号をグループに分割する第1の実施例を示す図である。 ビーム又は参照信号をグループに分割する第2の実施例を示す図である。
以下、図面を参照して、実施形態を説明する。図面に示されている同一又は類似の構成要素は、同一又は類似の参照信号によって示される。重複した説明は基本的に省略している。すべての図面は模式的なものであり、図面中の構成要素間の寸法比などは、1つ以上の実施形態の解釈を限定するものではない。このため、以下の記述を踏まえて具体的な寸法等を定めるものとする。当然のことながら、図面は、次元の関係及び比率が互いに異なる構成要素を含む。
1つ以上の実施形態は、より低いフィードバックオーバーヘッドを有するビームを使用するMIMOシステムにおいて、参照信号又は送信ビームの制御を達成する。
図2は、1つ以上の実施形態におけるeNB20のブロック図である。eNB20は、アンテナ21-1~21-Nと、アンテナ数に応じた数の無線周波数(RF)送信回路23-1~23-Nと、アンテナ数に応じた数の無線周波数(RF)受信回路24-1~24-Nと、を具備する。アンテナ21-1~21-Nは、2次元的な形状又は構成で配列されていてもよい。しかしながら、アンテナ21-1~21-Nは、代替的又は追加的に、1次元又は3次元の形状又は構成に配列されていてもよい。下りリンクユーザ共通チャネル生成部39は、eNB20のセル内に位置するすべてのユーザに送信される下りリンクユーザ共通信号を生成する。下りリンクユーザ共通信号は、同期信号、参照信号、及びディスカバリ信号を含む。リンクアダプタ/スケジューラ44は、UE30などのユーザ装置(UE)から送信されたフィードバック信号に基づいて、リンクアダプテーション及びUEに対するスケジューリング処理を行う。この点において、1つ以上の実施形態におけるリンクアダプタ/スケジューラ44はビーム選択部46を含む。ビーム選択部46は、UEからのビーム選択信号に基づいて、UEとの通信に使用されるビームを選択するように構成されてもよい。ビーム選択部46のアルゴリズムについては以下で説明される。
プリコーディング乗算ユニット40は、リンクアダプタ/スケジューラ44によって生成されたプリコーディングベクトルを時間、周波数及びアンテナグループに基づいて切り替えることによって、下りリンクユーザ共通信号の信号系列を線形処理する。RF送信回路23-1~23-Nは、線形処理された下りユーザ共通信号を高周波信号に変換する。この高周波信号は、デュプレクサ22-1~22-Nを通過し、アンテナ21-1~21-Nから所望のビーム形状で所望の方向に送信される。
RF受信回路24-1~24-Nは、アンテナ21-1~21-Nで受信された上り信号を、デュプレクサ22-1~22-Nを介して受信する。受信信号がUE30によるプリコーディングベクトル(ビーム番号、参照信号番号等)の選択結果等のフィードバック制御情報を表す場合は、フィードバック制御情報はチャネル推定部45とフィードバック制御情報復調部43に供給される。復調の結果は、リンクアダプタ/スケジューラ44に入力される。プリコーディング乗算部40は、選択されたビーム(プリコーディングベクトル)に従ってUE30に送信されるデータをプリコーディングする。
受信信号がUE30からの上りリンク参照信号である場合は、例えば、受信信号とチャネル双対性(duality)とに基づいて、下りリンクチャネルが推定されてもよい。これに代えて、又はこれに加えて、受信信号から到来方向を推定して、その結果をリンクアダプタ/スケジューラ44に供給してもよい。推定された到来方向に応じて、リンクアダプタ/スケジューラ44は下りリンクプリコーディングベクトルを選択する。
送信データ信号は、直列-並列変換部25、チャネル符号部26-1~26-N、データ変調部27-1~27-N、及びコードワード対レイヤマッピングユニット28によって処理される。その後、プリコーディング乗算ユニット40が、結果として生じる送信データ信号を適切にプリコーディングする。参照信号がデータ信号に分配されて送信される場合は、マルチプレクサ42は、プリコーディングされた参照信号とデータ信号とを多重化し、その信号をアンテナ21-1~21-Nから所定のビーム形状で送信する。
なお、受信系列の受信タイミング推定処理、CP(サイクリックプレフィックス:Cyclic Prefix)除去処理、FFT処理及びIDFT処理、並びに、送信系列のIFFT処理及びCP付加処理等についての図及び説明は省略する。
図3は、1つ以上の実施形態のUE30のブロック図である。無線周波数(RF)受信回路52-1~52-Mは、アンテナ31-1~31-M及びデュプレクサ51-1~51-Mを介して下りリンクユーザ共通信号を受信する。
この点に関して、1つ以上の実施形態のプリコーディングベクトル選択部53は、ビーム選択部63を含む。ビーム選択部63の処理アルゴリズムについては以下で説明される。
フィードバック制御信号生成部56は、プリコーディングベクトル選択部53により選択されたプリコーディングベクトル(プリコーディング行列番号及びビーム番号)をフィードバックするためのフィードバック制御情報を生成する。フィードバック制御情報は、RF送信回路57-1~57-M及びデュプレクサ51-1~51Mを通過した後、アンテナ31-1~31-MからeNB20に送信される。
上りリンク参照信号生成部61は、eNB20への初期接続が確立されるときにeNB20に送信される参照信号、物理ランダムアクセスチャネル(PRACH)などを生成する。マルチプレクサ62は、参照信号と上りリンク共有チャネル(PUSCH)(図示せず)を多重化する。
RF受信回路52-1~52-Mは、eNB20からの下りデータ信号を受信する。このデータ信号は、フィードバック制御信号又は上りリンク参照信号に基づいてプリコードされ、送信される。チャネル推定部54のチャネル推定の結果に基づいて、データチャネル信号復調部58がデータ信号を復調し、チャネル復号部59が復調されたデータ信号を復号する。
図4は、1つ以上の実施形態における通信システムの第1のシーケンス図である。eNBは、例えば、アンテナアレイを使用して下りリンク参照信号を送信する。参照信号はビームフォーミングされてもされなくてもよく、単数でも複数でもよい。UEは、下りリンク参照信号を受信した後、その参照信号に基づいて適切なビーム制御プロセスを選択する。UEは、その選択結果を第1のビーム選択信号としてeNBに送信する。eNBは、UEから第1のビーム選択信号を受信すると、その第1のビーム選択信号に基づいてそのUEに使用されるビームを特定し、特定されたビームを使用してUEとの間でデータを送受信する。
図5は、1つ以上の実施形態における通信システムの第2のシーケンス図である。eNBは、例えば、アンテナアレイを使用して下りリンク参照信号を送信する。参照信号はビームフォーミングされてもされなくてもよく、単数でも複数でもよい。UEは、下りリンク参照信号を受信した後、その参照信号に基づいて適切なビーム制御プロセスを選択する。UEは、その選択結果を第1のビーム選択信号としてeNBに送信する。第2のシーケンス図によれば、UEは、第1のビーム選択信号に加えて、第2のビーム選択信号をeNBに送信する。この場合、UEは、第1の信号及び第2の信号を連続して送信してもよいし、第1の信号を送信した後、一定間隔をおいて第2の信号を送信してもよい。代替的又は追加的に、UEは、第1の信号及び第2の信号の間に下りリンク参照信号を送信してもよい。eNBは、UEから第1のビーム選択信号を受信すると、その第1のビーム選択信号に基づいてそのUEに使用されるビームを特定し、特定されたビームを使用してUEとの間でデータを送受信する。
図6は、1つ以上の実施形態における通信システムの第3のシーケンス図である。1つ以上の実施形態において、チャネル双対性を使用するビーム選択がどのように行われるかについての説明が有用であり得る。まず、UEが参照信号をeNBに送信する。eNBは、UEから参照信号を受信すると、参照信号に基づいてUEに使用されるビームを特定し、特定されたビームを用いてUEとの間でデータを送受信する。また、図4~図6は、プリコーダをどのように決定するかの例を示す。これらの例は一緒に組み合わせることができる。例えば、図4に示すように、プリコーダは、図6に示すチャネル双対性を用いたビーム選択後のフィードバックに基づいて決定されてもよい。
図7は、eNB20が送信可能な2次元ビームの16個の候補を示す。1つ以上の実施形態は、4×4行列に配列されたビーム候補を含む。しかしながら、1つ以上の実施形態では、そのような例に限定されない。ビーム配列は異なっていてもよく、最密充填配列などであってもよい。ビーム候補は有限(離散)である必要はない。説明の便宜上、eNB20から送信可能なビームを符号1~15で示す。図7において、ハッチングの種類は受信特性の高低を表している。図7において、最も受信特性の良いグループには、ビーム2、3、6、7が含まれるものとし、その中でもビーム6が最も受信特性が良いものとする。また、受信特性が2番目に高いグループには、ビーム1、4、9、15が含まれるものとし、3番目に高い受信特性を有するグループにはビーム0、5、10、11が含まれるものとし、受信特性が最も低いグループにはビーム8、12、13、14が含まれるものとする。ビーム12は、これらのビームの中で最も受信特性が低いと仮定する。なお、同一の受信特性グループに属するビームが、必ずしも同一の受信強度を有する必要はない。
次に、ビーム選択に基づいてプリコーダを決定する方法について説明する。まず、UE30のビーム選択部63がUE30との通信にどのビームが望ましいかをeNB20に伝えるためのアルゴリズムについて説明する。この実施例では、UE30は、ビームフォーミングされたCSI-RSの中で最も受信特性が良いビームを表す指標を用いて第1のビーム選択信号を送信する。このために、UE30は、ビーム番号を用いて第1のビーム選択信号を送信してもよい。例えば、受信状況が図7のような場合、UEは、ビーム番号6をeNBに送信する。この場合、16の選択可能なビーム候補があるので、4ビットが必要である。代替的に又は追加的に、UE30は、ビームフォーミングされたCSI-RSの中で最も受信特性が良好な複数(例えば任意に選択される、2、3、4、5、6など)のビーム番号を送信してもよい。例えば、UE30は、アンテナ素子に対応するビーム番号2、3、6、7などのビーム番号を使用して、第1のビーム選択情報を送信してもよい。この場合は16の選択可能ビーム候補を表すビーム番号から4つのビーム番号が送信されるので、16ビットを必要とする。代替的又は追加的に、UE30が、ビーム番号6、2、7、3等のように、受信特性の高い順に選択される、ビームを表す所定の数(例えば、任意に選択された2、3、4、5、6個などであってもよい)のインデックスを使用して第1のビーム選択情報を送信する方法を採用してもよい。代替的に又は追加的に、UE30は、ビットマップを使用して第1のビーム選択情報を送信してもよい。例えば、UE30は、ビーム番号2、3、6、7を送信するためにビットマップ[0011001100000000]を送信する。この場合は16の選択可能なビーム候補があるので、16ビットを必要とする。このようなビットマップの使用は、いくつのビームが選択されているかにかかわらず、CSIフィードバックビットの数を維持することを可能にする。
一方、UE30と同一のアンテナアレイに同時に接続された他のUE(以下、同時接続UEと称する)が存在する状況において、UE30は、UE30の通信に望ましいビームをeNBに知らせるのではなく、当該他のUEに望ましいビームを決定する。すなわち、この方法は、UE30の通信に必要なビームを選択する方法とは逆の方法であり、UE30は、干渉を低減するためにビームフォーミング利得が低いビームを送信する必要がある。この場合、UE30は、ビームフォーミングされたCSI-RSの中で受信特性が最も低いビームを表すインデックスを用いて第1のビーム選択信号を送信する。例えば、受信状況が図7のような場合、UEは、ビーム番号12をeNBにフィードバックする。この場合は、16の選択可能なビーム候補があるので、4ビットを必要とする。代替的に又は追加的に、UE30は、ビームフォーミングされたCSI-RSの中で最も受信特性が低い複数のビームを送信してもよい。例えば、UE30は、ビーム番号8、12、13、14などのビーム番号を使用して第1のビーム選択情報を送信してもよい。この場合は、4つのビーム番号が16の選択可能ビーム候補を表すビーム番号から送信されるので、16ビットを必要とする。
代替的又は追加的に、UE30が、受信特性の昇順で選択された、所定の数(例えば、任意に選択された2、3、4、5、6など)のビームを示すインデックスを使用して(ビーム番号12、13、8、14などを使用して)、第1のビーム選択情報を送信する方法を採用してもよい。代替的又は追加的に、UE30は、ビットマップを使用して第1のビーム選択情報を送信してもよい。例えば、UE30は、ビーム番号8、12、13、14を送信するためにビットマップ[0000000010001110]を送信する。この場合は16の選択可能なビーム候補があるので、16ビットを必要とする。このようなビットマップの使用は、いくつのビームが選択されているかにかかわらず、CSIフィードバックビットの数を維持することを可能にする。
次に、図5の第2のシーケンス図を用いて説明する。UE30が第1のビーム選択情報及び第2のビーム選択情報をeNBに送信する方法について説明する。この例では、UE30は、当該UEの通信に必要なビームを表すインデックスを用いて第1のビーム選択情報を送信し、同時接続UEに必要なビームを表すインデックスを用いて第2のビーム選択情報を送信する。具体的には、UEは、ビームフォーミングされたCSI-RSの中で最も受信特性が良いビームを表すインデックスと、ビームフォーミングされたCSI-RSの中で受信特性が最も低いビームを表すインデックスを送信する。例えば、UE30は、ビーム番号を用いて第1のビーム選択情報及び第2のビーム選択情報を送信してもよい。例えば、受信状況が図7の場合、UE30は、第1のビーム選択情報を最も受信特性の良いビーム番号6を用いてeNBに送信し、第2のビーム選択情報を、最も受信特性の低いビーム番号12を用いてeNBに送信する。この例ではビーム番号(参照信号番号等)を送るには、選択可能なビーム候補が16個あるので8ビットが必要である。
代替的又は追加的に、UEは、ビームフォーミングされたCSI-RSの中で最も受信特性が良いビームと関連する複数のビーム番号(複数のビーム番号は、例えば、2、3、4、5、6のビーム番号などであり、例えば、任意に決定される)と、ビームフォーミングされたCSI-RSの中で最も受信特性が低いビームと関連する複数のビーム番号(複数のビーム番号は、例えば、2、3、4、5、6のビーム番号などであり、例えば、任意に決定される)と、を送信してもよい。図7に示すように、受信品質が最も高いビーム番号はビーム番号2、3、6、7などを用いて示され、受信品質が最も低いビーム番号はビーム番号8、12、13、14などを用いて示され、それらはアンテナ素子に対応している。この例では、第1の選択情報に関連する4つのビーム番号の組と第2の選択情報に関連する4つのビーム番号の組との合計8つのビーム番号が、16の選択可能なビーム候補の中から送信されるので、32ビットが必要となる。代替的又は追加的に、UEが、第1のビーム選択情報及び第2のビーム選択情報を、受信特性の降順又は昇順に選択された所定の数(例えば、任意に決定された2、3、4、5、6など)のビームを表示するインデックスを用いて送信する方法を採用してもよい。例えば所定の数のビームが4つで、受信特性の降順又は昇順のビームを示すビーム番号が6、2、7、3であってもよい。代替的又は追加的に、UEはビットマップを使用して第1のビーム選択情報及び第2のビーム選択情報を送信してもよい。例えば、第1の選択情報及び第2の選択情報に対してビーム番号2、3、6、7及びビーム番号8、12、13、14をそれぞれ送信するために、UEは、ビットマップ[0000000001100110]及び[0011100010000000]を送ってもよい(右端のビットは第1ビット、左端のビットは第16ビットとする)。この例では、各情報セットに対して16の選択可能ビーム候補が存在するので、合計32ビットが必要である。このようなビットマップの使用は、いくつのビームが選択されているかにかかわらず、CSIフィードバックビットの数を維持することを可能にする。この点で、複数のユーザにとって必要なビームを認識することは、必要なビームを表すビットセットを有するビットマップを使用することによって達成することができる。
また、各ビームの受信品質は、ビーム選択信号を用いて様々なレベルに従って評価されてもよい。例えば、各ビームに2ビットを与えた場合、受信品質を4つのレベル(レベル0~レベル3)で評価できる。具体的には、レベルは、1つのビーム選択信号(例えば、第1のビーム選択信号)のみを用いて行うなど、ビーム毎の受信品質を表現する。この例では、16ビーム(第1の受信特性に対して8ビーム、第2の受信特性に対して8ビーム)が選択され、各ビームの受信品質を表すために64ビットが必要とされる。
さらに、情報は、上記の項目の組み合わせで送信されてもよい。例えば、受信特性が最も良いビームを表すビームインデックス(又は参照信号インデックスなど)と、受信特性が最も低いビームを示すビームインデックスを示すビットマップとを、参照インデックス又は番号及びビットマップを用いて送信してもよい。例えば、最も受信特性が良いビーム(例えば、ビームインデックス6)を表すビーム番号と、最も受信特性が悪いビーム(例えば、ビームインデックス2、3、4及び8)を表すビーム番号とを、参照番号とビットマップを用いて送信してもよい。具体的には、参照番号「6」と、ビットマップ「[0000000010001110]」を送信することにより、本例ではデータ量を削減することができる。この場合、「6」を表すための4ビットと、ビットマップのために16ビットが必要であり、合計20ビットとなる。
なお、これらの例では、同じビームフォーミングされたCSI-RSを使用して、高い受信特性及び低い受信特性に関するフィードバック情報を決定することができる。
上述の説明では、1つのセル内にある同時接続UEの例について説明されているが、これらの例は、セル間干渉(Ic)を低減するために適用することができる。例えば、UE30及び/又は1つ以上のUEは、隣接セルからビームフォーミングされたCSI-RSを受信するように構成され、ビームフォーミングされたCSI-RSの受信品質(受信強度)を隣接セルにフィードバックすることができる。例えば、より高い受信強度を有する1つ以上のビームが送信される場合、どのビームがより大きな干渉を引き起こすかを特定することが可能である。さらに、例えば、受信強度の低い1つ以上のビームが送信される場合、干渉が小さいビームを特定することができる。前述の例は、既に説明した1つ以上の実施形態に適用可能であるので、それらの詳細な説明は省略する。
この点で、端末(例えば、UE)が、端末自体、同時接続端末及び別のセルに対して1つのビームを選択する場合、端末は、上述のように、「所望のビーム」及び「望ましくないビーム」のいずれかを送信することができる。ビーム選択は、NZP(非ゼロパワー:Non Zero Power)CSI-RS、又はゼロパワー(ZP)CSI-RS(干渉測定リソース(IMR))を使用して実行されてもよい。例えば、ビーム選択は、複数の干渉信号の受信強度の比較に基づいて行ってもよい。ゼロパワーリソースにおける受信品質(例えば、受信パワー)に基づいて、「所望のビーム」及び/又は「望ましくないビーム」が選択されてもよい。この例では、CSI又は干渉測定のためのZP CSI-RSリソースを構成し、UEに送信してもよい。複数のZP CSI-RSは、リソースグループとしてグルーピングすることができる。例えば、ZP CSI-RSリソースの一部を、所望のビームを選択するために使用することができる。ZP CSI-RSリソースの一部は、他の同時接続ユーザ(例えば、UE)宛のビームを選択するために使用されてもよい。ZP CSI-RSリソースの一部は、他のセルからのビームを選択するために使用されてもよい。この例では、グルーピングは、上位レイヤ及び/又は下位レイヤでシグナリングされてもよい。当業者であれば、「レイヤ」とは、階層化プロトコルアーキテクチャ(layered protocol architecture)(例えば、OSI7階層アーキテクチャ)における特定のレイヤを指し、「下位(lower)」レイヤは、例えば、物理層(PHY)(レイヤ1)等のアーキテクチャの低レイヤを指し、「上位レイヤ」は下位レイヤより「上位」のレイヤ(例えば、レイヤ2~7、又はより上位)を指すことは、認識されるであろう。フィードバック情報の選択の基準は、グループごとに構成することができる。例えば、ZP CSI-RSにおいて最も高い受信品質のビーム情報を所望のビームに対してフィードバックする指示が構成され得る。別の例として、悪い受信品質ビーム情報をフィードバックする指示が、ユーザ間干渉を決定するのに有用な情報を提供するためのZP CSI-RSメッセージに含まれてもよい。また、上記及び下記の実施例はBI(Beam Index)に基づく送信方法を例に説明したが、PMI(Preferred Matrix Index)に基づく送信方法などを用いてもよい。また、上述の実施例において、ビームフォーミングされたCSI-RSを用いた例を説明したが、プリコーディングされないCSI-RS、他の上り/下り参照信号、同期信号を用いてもよい。代替的に又は追加的に、実施例は、メジャメントレポート情報及びハンドオーバー関連情報などのセル選択情報に基づく送信方法を使用して実施されてもよい。代替的に又は追加的に、上述の実施例は、チャネル双対性を用いて得られる情報を用いて実行されてもよい。例えば、同時接続UEが所望するPMIは、ビットマップを使用して送信されてもよい。
図8は、ビームや参照信号等をグループに分けた第1の例を示す図である。ビームはグループに分けられ、ビームグループを表すインデックスが送信されるという構成でもよい。図8に示すように、ビーム番号0~3は、ビームグループ1(「BG1」)に属するものとして分類され、ビーム番号4~7は、ビームグループ2(「BG2」)に属するものとして分類され、ビーム番号8~11は、ビームグループ3(「BG3」)に属するものとして分類され、ビーム番号12~15は、ビームグループ4(「BG4」)に属すると分類される。このグルーピングは、フィードバック情報量の削減などを可能にする。第1の例では、グループピングは行に基づいている。しかしながら、グループピングはこのケースに限定されない。例えば、グループピングは列に基づいてもよい。
図9は、ビームをグループに分けた第2の例を示す図である。第2の例では、ビームは、左上のグループ、右上のグループ、左下のグループ、及び右下のグループの4つのグループに分けられる。図9に示すように、ビーム番号0、1、4、5は、ビームグループ1(「BG1」)に属するものとして分類され、ビーム番号2、3、6、7は、ビームグループ2(「BG2」)に属するものとして分類され、ビーム番号8、9、12、13は、ビームグループ3(「BG3」)に属するものとして分類され、ビーム番号10、11、14、15は、ビームグループ4(「BG4」)に属するものとして分類される。このグルーピングは、フィードバック情報量の削減などを可能にする。
図8及び図9に示す例では、ビームは4つのグループに分けられる。グルーピングはこのケースに限定されない。ビームは、アンテナ素子の数を考慮して、2、3、4、5、6又はそれ以上のグループに分けてもよい。
ビームがビームグループに分けられる場合、UEはビームがどのようにビームグループに関連付けられているかを知る必要がある。関連付けは、送信せずに暗黙的に使用されるように予め決定されてもよい。さらに、各グループは、連続するビームインデックスを含んでもよい。代替的に又は追加的に、eNBが関連付けをUEに明示的に送信してもよい。例えば、eNBは、各ビームグループに属するビームの数を送信してもよい。例えば、eNBが各ビームグループに属するビームの数が4であることをUEに知らせた場合、UEは4つのグループから1つのグループを選択する。代替的又は追加的に、eNBはビームグループの総数を送信してもよい。代替的に又は追加的に、eNBは、各ビームについて、グループインデックスを送信してもよい。代替的又は追加的に、eNBは、各グループについて、ビームインデックスを送信してもよい。例えば、eNBは、MIB(Master Information Block)、SIB(System Information Block)、RRC(Radio Resource Control)又はDCI(Downlink Control Information)を用いて関連付けを送信してもよい。
UEによって送信されるCSIは、ビームグループの情報に基づいてフィードバックされてもよい。例えば、フィードバックされる情報には、グループ内の選択可能なビームの数が制限されていることが含まれてもよい。この場合、選択可能なビームの数は、アンテナの構成に応じて、1、2、3、又は4などに固定されていてもよい。さらに、UEは、MIB、SIB、RRC、MAC、CE又はDCIによって選択可能なビームの数を送信することができる。
また、UEによって送信される情報は、上述したビーム選択に関する情報であってもよく、その情報に付随するCSIを含んでもよい。例えば、UEは、ビームインデックスをeNBに送信するとともに、そのビームインデックスに関するCSIをeNBにフィードバックしてもよい。UEは、CSIを差分(例えば、差分CQI)としてフィードバックしてもよい。ビームは、互いに異なるCSI-RS構成として特定されてもよい。
さらに、eNBが、CSIを上位レイヤシグナリング又は下位レイヤシグナリングのどちらで送信するかを特定してもよい。一例として、eNBは、所望のビームに対してCSIを送信するが、ユーザ間干渉及びセル間干渉に対してはCSIを送信しなくてもよい。代替的又は追加的に、ビームは、互いに異なるAPとして特定されてもよい(又は、ビームは、互いに異なるAPにそれぞれ適用されてもよい)。代替的又は追加的に、ビームは異なる方法を用いて特定されてもよい。
上述した1つ以上の実施形態は、所望のビーム、同時接続ユーザで使用されるビーム、及び別のセルで使用されるビームに関する。UEがどの情報をeNBにフィードバックするかを、eNBがUEに指示してもよい。この例において、eNBは、上位レイヤのみをシグナリングに使用してもよいし、下位レイヤのみをシグナリングに使用してもよいし、上位レイヤと下位レイヤの両方をシグナリングに使用してもよい。上述のように、「レイヤ」は、階層化プロトコルアーキテクチャにおける特定のレイヤ、及びそのレイヤの相対的な位置を指す。
eNBがUEにフィードバックするように指示する情報は、UEが受信した1つ以上のビーム又は参照信号のビーム品質を含んでもよい。例えば、フィードバックには、1つ以上のビーム若しくは参照信号の良好な受信品質に関する情報、1つ以上のビーム若しくは参照信号の悪い受信品質に関する情報、又はそれらの組み合わせが含まれていてもよい。複数のゼロパワー(ZP)CSI-RSリソースグループが構成されている場合に、eNBは、グループUE測定が行われるグループに関連付けられるUEに、フィードバックするよう指示してもよい。リソースグループという用語は、所望のビーム、同時接続ユーザ、及び別のセルを含む。
次に、UEが送信するビーム又は参照信号の数について説明する。「ビーム」という用語が本明細書で使用されるが、以下の説明では、「ビーム」という用語は、より一般的には参照信号などをも指すことができることを当業者は理解するであろう。いくつかの実施形態では、このように送信されるビームの数は固定の数であってもよい。代替的に又は追加的に、eNBは、MIB、SIB、RRC、MAC CE、及び/又はDCIメカニズムを使用して、UEによって使用されるビームの数を指定して送信してもよい。
代替的又は追加的に、UEは、受信品質の閾値に基づいてビームを送信するように構成されてもよい。例えば、UEは、受信されたビームの受信品質を検出し、ある閾値より大きい利得を達成するビームを送信するように構成されてもよい。具体的には、UE及び/又はシステムは、UEがあるデシベル(dB)の閾値以上の利得を達成するビームを受信した場合に、UEがそのビームの全部又は一部を送信するように、構成されてもよい。代替的又は追加的に、UEは、ノイズレベルに基づいてビームを送信するように構成されてもよい。例えば、UE及び/又はシステムは、ビームを受信したとき、ある閾値を超えるノイズレベルを有するビームのすべて又は一部を送信するように構成されてもよい。
また、送信されるビーム又は参照信号は、最も強いビーム又は最も弱いビームからの閾値範囲に基づいて、決定することができる。例えば、UEは、最も強いビームから20dBの範囲内のすべてのビームを送信してもよい。さらに、UEにとって所望のビームの数は、同時に接続されるユーザにとって所望のビームの数とは異なっていてもよい。
さらに、UEは、広帯域又は狭帯域を用いて送信を実行してもよい。例えば、UEは、UEの信号成分を広帯域で送信し、干渉成分を狭帯域で送信してもよい。さらに、UEは、各サブフレームセットに対してUEによって選択されたビームを送信してもよい。
次に、受信特性の定義について説明する。受信特性は、受信された信号の品質関連、強度関連、特性などとして定義できる。ここで、受信特性は、RSRP(参照信号受信パワー:Reference Signal Received Power)、RSRQ(参照信号受信品質:Reference Signal Received Quality)、RSSI(受信信号強度:Received Signal Strength Indicator)、又はCSI-RSRP(チャネル状態情報-参照信号受信パワー:Channel State Information-Reference Signal Received Power)で定義されてもよい。代替的又は追加的に、RRM(無線リソースメジャメント:Radio Resource Measurement)のメジャメント結果を受信特性として用いてもよい。代替的に又は付加的に、受信特性は、ビームフォーミングされたCSI-RS、非プリコーディングCSI-RS、他の参照信号、又は同期信号のチャネル推定の結果に基づいて決定されてもよい。例えば、受信特性は、CSI-RSに基づいて算出された、BI(ビームインデックス:Beam Index)、RI(ランク指標:Rank Indicator)、PMI(プリコーディングマトリクス指標:Precoding Matrix Indictor)、CQI(チャネル品質指標:Channel Quality Indicator)などのチャネル品質情報に基づいて決定されてもよい。
この点ついて、例えば、UEは上記の例に基づいて、当該UE、同時接続ユーザ、及び隣接セルのいずれかのプリコーダを決定することができるが、UEは、プリコーダが適用される実際の信号又はビームのCSI(例えば、CQI)を知ることはできない。
なお、以下に説明する手法は、必ずしも上記手法を適用する手法に限定されるものではない。例えば、プリコーダは、チャネル双対性に基づいて、又はPMIベースのフィードバック情報に基づいて決定されてもよい。
次に、ユーザ間干渉及びセル間干渉の両方又はいずれかを考慮してCSIを推定する例について説明する。前提条件は、図1において、eNB20Aからビーム番号6が所望信号として選択されており、ビーム番号12がユーザ間干渉信号として選択されているものとする。この場合のCSIの推計方法について説明する。
この点で、ビーム番号6及びビーム番号12は、空間多重化されて送信されてもよい。例えば、UE30は、TM9(Transmission Mode9)と同様に、受信信号からUE30宛のCSI-RS(例えば、ビーム番号6)を減算することにより干渉成分を算出してもよい。代替的又は追加的に、UE30は、ビーム番号12でチャネル推定を実行することによって干渉信号を計算してもよい。本実施例によれば、異なる干渉計算方法を切り替えるために、以下に示す(式1)を使用して干渉ベクトル又は成分
Figure 0007082161000001
を決定することができる。
Figure 0007082161000002
また、例えば、ビーム番号6とビーム番号12を互いに異なるAP(アンテナポート)、RS(参照信号)として多重化してもよい。言い換えれば、ビーム6及びビーム12は、AP15、16として多重化されてもよい。具体的には、どのAPが信号成分を表し、どのAPが干渉成分を表すかは、構成されたCSI-RS(MIB、SIB、RRC、MAC CE及び/又はDCI)に対応して送信されてもよい。この点で、複数の所望の信号及び複数の干渉信号を構成することができる。例えば、AP15及び16が所望の信号として送信され、AP17及び18が干渉信号として送信されてもよい。例えば、AP15及び16は、2つの1-TxCSIとして、又は単一の2-TxCSIとして動作することができる。干渉は、上述したのと同じ方法で処理され、送信されてもよい。さらに、互いに独立した疑似コロケーション情報を各APで構成することができる。
セル間干渉は、例えばCSI-IMを用いて、推定されたユーザ間干渉と別途推定されたセル間干渉とを加算して総合干渉パワーを算出する方法を用いて推定することができる。上記の例では、AP16の推定結果と別途算出されたセル間干渉とを用いて干渉を推定してもよい。
一方、空間多重されたCSI-RS(複数ストリーム)の伝送は、信号ストリームの伝送よりもストリーム当たりのパワーが小さい可能性がある。パワー差(変化)は、UEに送信されてもよい。CSI-RSのパワーは、多重化されたストリームの数などの情報に基づいて暗黙的に計算されてもよい。さらに、UEは、パワーに関連する情報に基づいてCSIを計算してもよい。
次に、セル間干渉について説明する。eNB20Bからビーム番号3が送信された場合に生じるセル間干渉について説明する。例えば、eNB20Aのビーム番号6及び12に使用されているものと同じRE(リソースエレメント)を用いることにより、単一のRE内での干渉パワーを測定することができる。すなわち、TM9と同様に、受信信号からビーム番号6で表されるビームを減算して干渉成分を算出してもよいし、ビーム番号12で表されるビームに対してチャネル推定を行って干渉信号を算出してもよい。
上述の例では、UEが複数のビームインデックスを送信する例が示されている。しかしながら、実際のデータ伝送では、eNBは必ずしもUEによって送信されるすべてのビームを使用するとは限らない。考えられる1つの動作では、UEが良好な特性を有するビームを表すBIをフィードバックし、eNBはそのビームのうちのいずれかを使用する。
この例では、CSIフィードバック情報は、UEによってフィードバックされたBIのビームうち、どのビームが関連するかによって異なる。CSIフィードバック情報の計算において、CSIは、eNBがBIによって表されるいくつかのビームを使用すると仮定して計算する。CSIは、フィードバックされたビームの中で仮定される単一のビームに基づいて計算されてもよい。この点において、CSIは、単一の仮定されたビームとして、例えば、最良の特性を有するビームを用いることによって計算されてもよい。さらに、eNBは、CSI計算のためにどのビームが仮定されているかに関する情報、又はCSI計算のために仮定されたビームの情報を送信することができる。この場合、シグナリング情報の量を削減する方法としては、UEからの選択情報において、eNBによって指定可能なビームが制限されることが考えられる。さらに、eNBは、どのビームが仮定されているか、又はいくつのビームが仮定されているかの情報を示す固定値を送信してもよい。
マッシブMIMOなどの複数のアンテナを使用する技術では、ビーム幅が狭くなると、選択可能なビームの数が必然的に大幅に増加する。言い換えれば、所望のビーム、同時接続ユーザに使用されるビーム、及び他のセルで使用されるビームの組み合わせの数が指数関数的に増加する。このような状況では、さまざまな組み合わせすべてに対してCSIをフィードバックすることは困難である。例えば、3つのビームのそれぞれに対して100個のプリコーダ候補が存在する状態では、組み合わせ数は1,000,000(=100)になる。さらに、多数のビーム上のチャネル推定は、端末(例えば、UE)上の信号処理負荷の増加を引き起こす。
上記の事項を考慮すると、UEは、所望の信号及び干渉信号の受信品質(受信強度)をeNBに離散的にフィードバックすることができる。離散的にフィードバックされた情報に基づいて、eNBはCSIを再計算することができる。
フィードバックされる情報には、以下の値が含まれていてもよい。まず、受信レベルをフィードバックする方法の場合、アンカー又はベースラインの受信レベルを表す値と、アンカー又はベースラインの受信レベルとの差を表す値をフィードバックする。これには以下の例が含まれる。(例1)UEは、最大利得を達成するビームの受信レベルと、そのようなビームと別のビームとの間の受信レベル差をフィードバックする。(例2)UEは、所望の信号の受信レベルと、所望の信号と干渉信号との間の受信レベル差をフィードバックする。他の例も可能である。
代替的又は追加的に、UEは、所望の信号の受信品質及び干渉信号の受信品質をフィードバックしてもよい。例えば、UEは、異なるビームが適用される所望の信号の受信強度と、異なるビームが適用される干渉信号の受信強度とをフィードバックしてもよい。さらに、UEが異なるセルから干渉信号を受信した場合、UEは、それぞれの干渉信号の受信強度をフィードバックしてもよい。
さらに、干渉信号に関して、UEは、ユーザ間干渉及びセル間干渉の値又はレベルを別々に、及び共同してフィードバックしてもよい。特に、干渉成分に関して、UEは、構成された干渉推定リソースに基づいて単一のフィードバックを生成してもよい。
さらに、eNBからの信号の計算に適用されるランク、ビームインデックス、PMI、関連するCSI-RS構成番号、ユーザ間干渉信号及びセル間干渉信号をeNBが送信し、UEが対応するCSIをeNBにフィードバックするように、フィードバックが供給され得る。
一方、受信品質を容易に測定する方法として、受信強度が利用可能である。従来のシステムでは、eNBはRSシーケンスを端末に送信し、端末は、RSを用いてチャネル推定値に基づいてチャネル品質を推定する。この測定を単純化するために、eNBがRSシーケンスをUEに送信することなく、UEは、REの信号強度を推定しフィードバックしてもよい。特に、UEは、受信強度に基づいてUEが所望するビームを選択することができる。例えば、RS(及び関連する情報)を送信するRE位置のみがUEに送信され、UEがREに関する受信強度情報をフィードバックするようなシステムを採用してもよい。この点に関して、UEによってフィードバックされる情報は、受信強度情報、又は最大(最小)受信強度を達成するいくつかのリソースのリソース番号の一部又は全部であってもよい。一方、CSI-IM構成に関する情報のように、UEに送信される情報は、測定RE挿入の時間間隔、時間オフセット、及びサブフレーム内のRE位置を含んでもよい。例えば、受信強度測定リソースは、1-Tx CSI-RSにおけるREマッピングを使用してUEに送信されてもよい。別の例として、受信強度測定リソースは、2/4/8/16-Tx CSI-RSにおけるREマッピングを使用してUEに送信されてもよい。
一般に、所望の信号と干渉信号は、受信レベル(及び伝送品質)が大きく異なる。例えば、希望信号の品質と干渉信号の品質をフィードバックする場合、所望信号の品質と干渉信号の品質とを別々に符号化することにより、品質をフィードバックする効率が向上する可能性がある。例えば、所望の信号の品質をアンカー及び差分を用いてフィードバックし、干渉信号の品質も同様にアンカー及び差分を用いてフィードバックしてもよい。場合によっては、異なるタイプの干渉を測定するために、干渉信号を別々に符号化することができる。
このようにチャネル品質を別々にフィードバックするために、チャネルフィードバックを2つ以上のグループに構成してもよい。例えば、UEは、このように構成された情報のセットを別々に符号化し、フィードバックしてもよい。
RE位置に関する情報は、受信品質測定のためのリソースは多重化されるので、PDSCHにレートマッチング又はパンクチャリングが適用される。
UEは、情報が所望の信号にあるのか干渉信号にあるのかを意識せずに情報をフィードバックしてもよい。代替的又は追加的に、REが所望の信号に関連するのか又は干渉信号に関連するのかに関する分類情報が送信されてもよい。
1つ以上の実施形態は、上述したように構成することができるが、MU-MIMOシステム及びSU-MIMOシステム以外の通信システムにも適用可能である。1つ以上の実施形態は、FDD(周波数分割複信)及びTDD(時分割複信)実装にさらに適用可能である。
参照信号がビームフォーミングされるか否かは、標準規格に従って明白になり得る。この観点から、ビーム選択という用語は、文字通りビーム選択を意味するだけでなく、RSリソース選択、セル選択、又はポート選択をも意味する。さらに、同期信号又は参照信号は、ビームフォーミングされる必要はない。
上述した1つ以上の実施形態は、上りリンク及び下りリンクに適用することができ、上りリンク、下りリンク、又は上りリンクと下りリンク両方の送信及び受信に適用することができる。
1つ以上の実施形態は、主に、LTE/LTE-A物理チャネル及び信号に基づいて説明されている。しかし、本発明はこれに限定されない。1つ以上の実施形態は、他のチャネル及び信号構造に適用することができる。1つ以上の実施形態は、例えば、無線規格の第5世代であるNew Radio(NR)の新しい参照信号又は同期信号のような新しい物理チャネル又は信号に適用され得る。
1つ以上の実施形態は、CSI-RSに基づくCSI取得方式を参照して主に説明することができる。代替的に又は追加的に、他の同期信号、参照信号、又は物理チャネル/信号を使用することができる。さらに、メジャメントRS(MRS)、モビリティRS(MRS)及びビームRS(BRS)のようなRRM測定又はビーム測定のための参照信号を使用することができる。
1つ以上の実施形態は、主にCSI取得に関して説明されている。しかしながら、代替的又は追加的に、1つ以上の実施形態は、初期セル接続、ハンドオーバーセル(セル再選択)、及びビーム管理に適用されてもよい。
なお、1つ以上の実施形態において、用語RBとサブキャリアは交換可能に使用されてもよい。また、用語「サブフレーム」と「シンボル」も交換可能に使用されてもよい。
以上説明したように、本発明の1つ以上の実施形態に係る無線通信システム、無線基地局及びユーザ装置によれば、開示された実施形態を実装するシステムにおける送信ビーム制御が、より少ないフィードバックオーバーヘッドで実現できる。
前述の1つ以上の実施形態に加えて、本明細書で開示される実施形態の要旨から逸脱しない他の実施形態も包含され得る。本発明は、本明細書において1つ以上の実施形態の開示に関して説明されているが、本発明の範囲は、開示される1つ以上の実施形態にのみ限定されるものではない。本発明の範囲は、本明細書に記載されるものよって限定されるではなく、添付の特許請求の範囲に記載されるものによって限定される。したがって、本発明は、特許請求の範囲の意味及び範囲内、並びに特許請求の範囲と均等の範囲内に入るすべての形態、配置、構成、実施形態などを網羅することを意図している。

Claims (4)

  1. 基地局から、Radio Resource Control(RRC)シグナリングを用いて送信される複数の参照信号の識別情報と、前記複数の参照信号と、を受信する受信部と、
    前記複数の参照信号の受信特性と、前記識別情報と、に基づいて前記複数の参照信号から少なくともつの参照信号を選択する制御部と
    前記識別情報に基づいて前記基地局に、前記少なくともつの参照信号を示すフィードバック情報を送する送信部と、を有し
    前記受信部は、前記基地局から、ユーザ装置がビームグループで構成されるかどうかを示す情報を受信し、
    前記情報に基づいて前記ユーザ装置がビームグループで構成される場合、前記制御部は、前記複数の参照信号から少なくともつの参照信号を選択することを特徴とするユーザ装置。
  2. 記複数の参照信号のそれぞれは、チャネル状態情報参照信号(CSI-RS)であることを特徴とする請求項に記載のユーザ装置。
  3. 基地局とユーザ装置とを有する無線通信システムであって、
    前記基地局は、前記ユーザ装置に、Radio Resource Control(RRC)シグナリングを用いて送信される複数の参照信号の識別情報と、前記複数の参照信号と、を送信し、
    前記ユーザ装置は、前記複数の参照信号の受信特性と、前記識別情報と、に基づいて、前記複数の参照信号から少なくとも2つの参照信号を選択し、
    前記ユーザ装置は、前記識別情報に基づいて、前記基地局に、前記少なくとも2つの参照信号を示すフィードバック情報を送信し、
    前記ユーザ装置は、前記基地局から、前記ユーザ装置がビームグループで構成されるかどうかを示す情報を受信し、
    前記情報に基づいて前記ユーザ装置がビームグループで構成される場合、前記ユーザ装置は、前記複数の参照信号から少なくとも1つの参照信号を選択することを特徴とする無線通信システム。
  4. 前記複数の参照信号のそれぞれは、チャネル状態情報参照信号(CSI-RS)であることを特徴とする請求項3に記載の無線通信システム。
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