JP7081658B2 - 情報処理装置、データ管理システム、データ管理方法及びデータ管理プログラム - Google Patents

情報処理装置、データ管理システム、データ管理方法及びデータ管理プログラム Download PDF

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Description

本発明は、情報処理装置、データ管理システム、データ管理方法及びデータ管理プログラムに関し、特に、異なる複数の用途のファイル内のデータを管理するための情報処理装置、データ管理システム、データ管理方法及びデータ管理プログラムに関する。
近年、情報システムの大規模化及び複雑化に伴い、情報システムから収集すべき収集対象のデータの種類が多様化している。また、収集対象のデータの収集元によってデータフォーマットが異なる。そこで、特許文献1から3には、ログデータに関して共通フォーマットに変換する技術が開示されている。
特許文献1には、各種サーバからログ情報を収集し、収集したログ情報について、統計処理を行う際の入力データとなるデータセットに変換して統計処理を行い、統計処理の結果を表示形式で保存する技術が開示されている。また、特許文献2には、多種多様なログファイルを共通フォーマットにするために必要なログフォーマットを自動生成するログフォーマット変換装置に関する技術が開示されている。特許文献2にかかるログフォーマット変換装置は、ログフォーマット生成用知識とログの文字列パターンから規則性を抽出して、ログフォーマットを自動生成する。また、特許文献3には、複数種類のフォーマットのログメッセージに対してフォーマット変換を行って、ログメッセージのフォーマットの共通化を行う技術が開示されている。
特開平10-312323号公報 特開2007-249694号公報 特開2009-009448号公報
しかしながら、特許文献1から3では、異なる複数の用途のファイル内のデータを統一的に管理することができないという問題点がある。その理由は、特許文献1から3は、ログファイルという特定用途のファイルを対象にしてフォーマットを統一するものであるためである。そして、異なる複数の用途のファイルについては、レコードや属性の質が異なるため、フォーマットの統一には適さないためである。
本開示は、このような問題点を解決するためになされたものであり、異なる複数の用途のファイル内のデータを統一的に管理するための情報処理装置、データ管理システム、データ管理方法及びデータ管理プログラムを提供することを目的とする。
本開示の第1の態様にかかる情報処理装置は、
情報システムから収集され、かつ、複数種類のフォーマットのそれぞれで記述された複数の収集ファイルのそれぞれの中から、各収集ファイルに対応する前記フォーマットに基づいて、属性とデータの組を抽出する抽出部と、
前記抽出されたデータに対応する前記収集ファイル内の位置を示す位置情報を特定する第1の特定部と、
前記抽出されたデータについて、対応する前記属性と、前記特定された位置情報と、前記収集ファイルのファイル識別情報と、を対応付けた管理レコードをデータベースに登録する登録部と、
を備える。
本開示の第2の態様にかかるデータ管理システムは、
複数種類のフォーマットのそれぞれで記述された複数の収集ファイルを情報システムから収集して記憶装置に保存する収集部と、
前記記憶装置内の前記複数の収集ファイルのそれぞれの中から、各収集ファイルに対応する前記フォーマットに基づいて、属性とデータの組を抽出する抽出部と、
前記抽出されたデータに対応する前記収集ファイル内の位置を示す位置情報を特定する第1の特定部と、
前記抽出されたデータについて、対応する前記属性と、前記特定された位置情報と、前記収集ファイルのファイル識別情報と、を対応付けた管理レコードをデータベースに登録する登録部と、
を備える。
本開示の第3の態様にかかるデータ管理方法は、
コンピュータが、
情報システムから収集され、かつ、複数種類のフォーマットのそれぞれで記述された複数の収集ファイルのそれぞれの中から、各収集ファイルに対応する前記フォーマットに基づいて、属性とデータの組を抽出し、
前記抽出されたデータに対応する前記収集ファイル内の位置を示す位置情報を特定し、
前記抽出されたデータについて、対応する前記属性と、前記特定された位置情報と、前記収集ファイルのファイル識別情報と、を対応付けた管理レコードをデータベースに登録する。
本開示の第4の態様にかかるデータ管理プログラムは、
情報システムから収集され、かつ、複数種類のフォーマットのそれぞれで記述された複数の収集ファイルのそれぞれの中から、各収集ファイルに対応する前記フォーマットに基づいて、属性とデータの組を抽出する処理と、
前記抽出されたデータに対応する前記収集ファイル内の位置を示す位置情報を特定する処理と、
前記抽出されたデータについて、対応する前記属性と、前記特定された位置情報と、前記収集ファイルのファイル識別情報と、を対応付けた管理レコードをデータベースに登録する処理と、
をコンピュータに実行させる。
本開示により、異なる複数の用途のファイル内のデータを統一的に管理するための情報処理装置、データ管理システム、データ管理方法及びデータ管理プログラムを提供することができる。
本実施の形態1にかかる情報処理装置の構成を示すブロック図である。 本実施の形態1にかかるデータ管理方法の流れを説明するためのフローチャートである。 本実施の形態2にかかるデータ管理システムを含む全体構成を示すブロック図である。 本実施の形態2にかかる収集ファイルの概念を説明する図である。 本実施の形態2にかかる設定ファイルの例を説明する図である。 本実施の形態2にかかる設定ファイルの例を説明する図である。 本実施の形態2にかかるデータ管理装置の構成を示すブロック図である。 本実施の形態2にかかる出力定義情報の例を説明する図である。 本実施の形態2にかかる出力定義情報の例を説明する図である。 本実施の形態2にかかる管理レコードの例を説明する図である。 本実施の形態2にかかる管理レコードの他の例を説明する図である。 本実施の形態2にかかるデータ登録処理の流れを説明するためのフローチャートである。 本実施の形態2にかかる管理端末における表示画面及び出力情報の例を説明する図である。 本実施の形態2にかかるデータ出力処理の流れを説明するためのフローチャートである。 本実施の形態3にかかる管理端末における表示画面及び出力情報の例を説明する図である。 本実施の形態4にかかる管理端末における表示画面及び出力情報の例を説明する図である。 本実施の形態5にかかる管理端末における表示画面及び出力情報の例を説明する図である。
以下では、本開示の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。各図面において、同一又は対応する要素には同一の符号が付されており、説明の明確化のため、必要に応じて重複説明は省略される。
<実施の形態1>
図1は、本実施の形態1にかかる情報処理装置1の構成を示すブロック図である。情報処理装置1は、異なる複数の用途のファイル内のデータを統一的に管理するためのコンピュータシステムである。そして、情報処理装置1は、複数台のコンピュータにより実現したものであってもよい。
情報処理装置1は、複数の収集ファイルを入力とし、処理対象とする。ここで、複数の収集ファイルは、情報システム(不図示)から収集されたファイルである。尚、情報システムは、コンピュータ、通信機器、ストレージ等により構成されたシステムである。情報システムは、例えば、ネットワークを介して所定のサービスを提供するサービス提供システムや企業内の業務システム等である。
また、複数の収集ファイルは、複数種類のフォーマットのそれぞれで記述された電子データである。つまり、各収集ファイルは、複数種類のフォーマットのいずれかによりデータが記述されたファイルである。そして、各収集ファイルに適用されるフォーマットの種類は、少なくとも2以上である。収集ファイルは、例えば、サーバの設定ファイル、ログファイル、又は、所定のコマンドの実行結果を含むインベントリファイル等である。そして、複数の収集ファイルには、特定の用途について単にフォーマットが異なるだけではなく、異なる複数の用途のファイルが含まれる。また、フォーマットとは、少なくともデータを記述するためのルールを定義した情報であり、例えば、データ間の区切り文字等である。また、フォーマットは、各データに対応する複数の属性の種類や、属性の並び順、属性間の位置関係等の構成の規定を含むものでも良い。そのため、複数の収集ファイルには、対応するフォーマットに基づく各属性に対応するデータの集合を含む複数のデータレコードが含まれるものとする。
情報処理装置1は、抽出部11と、特定部12と、登録部13と、データベース14とを備える。抽出部11は、複数の収集ファイルのそれぞれの中から、各収集ファイルに対応するフォーマットに基づいて、属性とデータの組を抽出する。ここで、属性とは、対応するデータの性質や特性を示す情報、パラメータの種類やパラメータ名の文字列等を示すものである。また、属性には、フォーマットによっては、要素、プロパティ等と呼ばれるものも含まれる。
特定部12は、第1の特定部の一例であり、抽出部11により抽出されたデータに対応する収集ファイル内の位置を示す位置情報を特定する。ここで、位置情報とは、対応する収集ファイル内で、抽出されたデータが属するデータレコードを識別する情報、及び、対応する属性における当該データレコード内の位置関係を含む。尚、位置情報は、収集ファイル内のアドレス値等であってもよい。
登録部13は、抽出されたデータ1411について、対応する属性1412と、特定された位置情報1413と、対応する収集ファイルのファイル識別情報1414と、を対応付けた管理レコード141をデータベース14に登録する。
ここで、上述した抽出部11、特定部12及び登録部13は、情報処理装置1内の制御部(不図示)が本実施の形態にかかるデータ管理プログラムを読み込み実行することにより、実現される。
データベース14は、情報処理装置1の内部の記憶装置(不図示)に保存されるデータの集合である。但し、当該記憶装置は、情報処理装置1と接続された外部装置であってもよい。データベース14は、複数の管理レコード141を管理する。管理レコード141は、データ1411と、属性1412と、位置情報1413と、ファイル識別情報1414とが対応付けられた情報である。そして、属性1412、位置情報1413及びファイル識別情報1414の組合せが管理レコード141又はデータ1411を一意に特定するための主キーである。尚、データベース14は、例えば、上述した制御部により所定のデータベース管理プログラムを読み込み実行することで、上述した記憶装置内のデータを管理することで実現される。また、データベース14は、分散管理するものであってもよい。
図2は、本実施の形態1にかかるデータ管理方法の流れを説明するためのフローチャートである。まず、抽出部11は、複数の収集ファイルのそれぞれの中から、各収集ファイルに対応するフォーマットに基づいて、属性とデータの組を抽出する(S11)。尚、フォーマットに関する情報は、予め情報処理装置1内の記憶装置に格納されてもよい。その場合、抽出部11は、処理対象の収集ファイルに応じてフォーマットを選択し、選択したフォーマットに該当するフォーマット情報を記憶装置から読み出し、当該フォーマット情報を用いて抽出を行っても良い。または、抽出部11は、予め複数のフォーマットの種類に応じた抽出ロジックが実装されていてもよい。
次に、特定部12は、ステップS11において抽出されたデータに対応する収集ファイル内の位置を示す位置情報を特定する(S12)。そして、登録部13は、前記抽出されたデータについて、対応する属性と、前記特定された位置情報と、対応する収集ファイルのファイル識別情報と、を対応付けた管理レコードをデータベース14に登録する(S13)。
このように、本実施の形態では、複数種類のフォーマットのそれぞれで記述された複数の収集ファイルのそれぞれの中から、データレコード単位ではなく、各データレコード内の複数の属性ごとのデータ単位に分割する。このとき、各データと対応する属性とを一対一の組として対応付ける。但し、データレコード内で同一の属性に対応するデータが複数含まれる場合がある。そのため、属性だけでは、データレコードに含まれるデータを一意に特定できない。そこで、抽出される各データについて、収集ファイル内での位置情報を特定する。そして、抽出される各データについて、属性、位置情報及びファイル識別情報を対応付けて、データベースに登録する。これにより、データが属する収集ファイルを特定し、ファイル内の位置も特定でき、その上で、データの特性を示す属性も特定できる。そのため、データベース内の各データについて、様々な要求に応じて選択して適宜加工を行うことができる。よって、本実施の形態により、異なる複数の用途のファイル内のデータを統一的に管理することができる。
ここで、特許文献1から3では、レコード単位でデータを管理し、レコード内の属性を異なるフォーマット間で対応付けることになる。そのため、データを利活用する際には、統一後のフォーマットの範囲でしか利用できない。それ故、統一後のフォーマットの形式に依存してしまう。これに対し、本実施の形態では、レコード単位ではなく、値(データ)単位まで分解して、各値に属性だけでなく、ファイル内で一意な識別子を付加することで、ファイル内の識別子と値との組合せで保管するものである。これにより、様々な観点で分割後のデータを利活用できる。
<実施の形態2>
本実施の形態2は、上述した実施の形態1の応用例である。本実施の形態2にかかる前記登録部は、前記管理レコードに前記収集ファイルの更新日時をさらに対応付けて前記データベースに登録するものである。これにより、同一の収集ファイルの更新履歴を管理できる。
さらに、本実施の形態2にかかる情報処理装置は、実施の形態1の情報処理装置1の構成に加え、以下の記憶部と、受付部と、第2の特定部と、取得部と、生成部と、出力部と、を備えることが望ましい。ここで、記憶部は、出力対象の複数の前記属性を含む出力定義と前記ファイル識別情報とを対応付けて記憶する。受付部は、前記収集ファイルに対応する第1のファイル識別情報を含む出力条件を受け付ける。第2の特定部は、前記第1のファイル識別情報に対応付けられた第1の出力定義を前記記憶部から特定する。取得部は、前記第1の出力定義に含まれる前記属性のいずれかと前記第1のファイル識別情報との組合せに該当する複数の第1の管理レコードを前記データベースから取得する。生成部は、前記第1の出力定義と前記複数の第1の管理レコード内の前記位置情報のそれぞれとに基づいて、前記複数の第1の管理レコード内のデータを連結して第1の出力情報を生成する。出力部は、前記第1の出力情報を出力する。これにより、収集ファイルを復元して出力することができる。よって、元の収集ファイルを保管する必要がなくなり、ストレージコストを低減することができる。
また、前記登録部は、前記抽出部により抽出された属性を、抽出元の収集ファイルごとにまとめて前記出力定義として生成し、当該抽出元の収集ファイルのファイル識別情報と当該生成された出力定義とを対応付けて前記記憶部へ登録することが望ましい。これにより、収集ファイル内で用いられる複数の属性の出力定義を自動生成できる。
また、前記生成部は、複数の第1の管理レコードのうち第1の出力定義に含まれる同一の属性に該当する複数のレコードについて、位置情報に基づいて異なる複数のグループに分類する。そして、前記生成部は、各グループに分類されたレコードごとに、出力情報を生成することが望ましい。これにより、元のデータレコードに対応するように出力情報を復元できる。
尚、前記複数の収集ファイルには、前記情報システムに含まれる第1の装置に対応する設定ファイルが含まれ、前記ファイル識別情報は、前記第1の装置の識別情報を含むものであるとよい。これにより、設定ファイル名が同一であっても、設定ファイルの対象となるホスト等により識別できる。
また、前記複数の収集ファイルには、前記情報システムに含まれる第2の装置に対するコマンド実行結果が含まれるとよい。これにより、情報システムに対する診断コマンドによる実行結果(インベントリ)についても統一的に管理できる。
また、前記複数の収集ファイルには、対応する前記フォーマットに基づく各属性に対応するデータの集合を含む複数のデータレコードが含まれるとよい。この場合、前記第1の特定部は、対応する前記収集ファイル内で、前記抽出されたデータが属するデータレコードを識別する情報、及び、対応する属性における当該データレコード内の位置関係を含めて前記位置情報として特定するとよい。これにより、位置情報を用いて正確に元のファイル内のデータレコードを復元できる。
また、本実施の形態2にかかるデータ管理システムは、以下の収集部と、抽出部と、第1の特定部と、登録部と、を備えるものといえる。ここで、収集部は、複数種類のフォーマットのそれぞれで記述された複数の収集ファイルを情報システムから収集して記憶装置に保存する。抽出部は、前記記憶装置内の前記複数の収集ファイルのそれぞれの中から、各収集ファイルに対応する前記フォーマットに基づいて、属性とデータの組を抽出する。第1の特定部は、前記抽出されたデータに対応する前記収集ファイル内の位置を示す位置情報を特定する。登録部は、前記抽出されたデータについて、対応する前記属性と、前記特定された位置情報と、前記収集ファイルのファイル識別情報と、を対応付けた管理レコードをデータベースに登録する。
図3は、本実施の形態2にかかるデータ管理システム3000を含む全体構成を示すブロック図である。図3は、外部システム1000と、情報システム2000と、データ管理システム3000とを示す。情報システム2000は、本実施の形態にかかるデータ管理システム3000の管理対象のデータを複数の収集ファイルにより提供するシステムである。尚、情報システム2000は、上述したサービス提供システムや企業内の業務システム等であってもよい。外部システム1000は、情報システム2000とネットワーク(不図示)を接続されているが、データ管理システム3000によるデータの管理対象外の情報システムである。また、情報システム2000とデータ管理システム3000とはネットワークNを介して接続されている。ここで、ネットワークNは、インターネット、専用線等の通信ネットワークである。
情報システム2000は、ルータ210と、AP(Application)サーバ220と、DB(DataBase)サーバ230と、スイッチ240と、GW(GateWay)サーバ250と、FW(FireWall)260と、ストレージ装置270とを備える。但し、情報システム2000の構成はこれらに限定されない。また、情報システム2000内の構成間の接続関係もこれに限定されない。情報システム2000は、コンピュータサーバ、ネットワーク機器、ストレージ装置等の少なくとも1以上を含むものであり、異なる複数の用途のファイルを提供できるものであればよい。
ルータ210は、外部システム1000及びAPサーバ220と接続され、情報システム2000内外の通信で通過する通信パケットのルーティングを行うネットワーク機器である。
APサーバ220は、ミドルウェアとしてのAPサーバが稼働し、また、当該APサーバ上で動作し、所定のサービスを提供するアプリケーションが稼働するコンピュータである。APサーバ220は、ルータ210及びスイッチ240と接続されている。APサーバ220は、設定ファイル221及びログファイル222を内部の記憶装置(不図示)内に保存している。尚、設定ファイル221及びログファイル222のそれぞれは、2以上であっても構わない。設定ファイル221は、例えば、OS(Operating System)、APサーバ又はアプリケーション等の設定値が属性ごとに定義されたファイルである。ログファイル222は、例えば、OS、APサーバ又はアプリケーション等のログメッセージを記録したファイルである。尚、APサーバ220は、複数台のコンピュータにより実現したものであってもよい。
DBサーバ230は、ミドルウェアとしてのDBサーバ(DB管理システム)が稼働し、ストレージ装置270に保存されたデータを管理するコンピュータである。DBサーバ230は、スイッチ240及びストレージ装置270と接続されている。DBサーバ230は、設定ファイル231及びログファイル232を内部の記憶装置(不図示)内に保存している。尚、設定ファイル231及びログファイル232は、のそれぞれは、2以上であっても構わない。設定ファイル231は、例えば、OS又はDBサーバ等の設定値が属性ごとに定義されたファイルである。ログファイル232は、例えば、OS又はDBサーバ等のログメッセージを記録したファイルである。尚、DBサーバ230は、複数台のコンピュータにより実現したものであってもよい。
ストレージ装置270は、DBサーバ230と接続された記憶装置である。ストレージ装置270は、DBサーバ230が管理するデータの集合が記憶されている。スイッチ240は、APサーバ220、DBサーバ230及びFW260と接続され、これらの間の通信で通過する通信データの中継を行うネットワーク機器である。FW260は、スイッチ240、GWサーバ250及びネットワークNと接続され、情報システム2000内とネットワークNとの通信の中継及び監視を行うネットワーク機器である。
GWサーバ250は、FW260と接続され、情報システム2000内とネットワークNとの間のプロトコルの変換を行うコンピュータである。GWサーバ250は、設定ファイル251及びログファイル252を内部の記憶装置(不図示)内に保存している。尚、設定ファイル251及びログファイル252のそれぞれは、2以上であっても構わない。設定ファイル251は、例えば、OS又はGWサーバ等の設定値が属性ごとに定義されたファイルである。ログファイル252は、例えば、OS又はGWサーバ等のログメッセージを記録したファイルである。尚、GWサーバ250は、複数台のコンピュータにより実現したものであってもよい。
尚、設定ファイル221、231及び251には、複数の設定内容のそれぞれをデータレコードとし、各データレコードに1以上の属性(設置項目)と1以上の設定値が設定されているものとする。但し、設定ファイル221等のそれぞれは、フォーマットが異なるものであってよい。また、設定ファイル221等のそれぞれは、情報システム2000に含まれる第1の装置に対応する設定ファイルということができる。
また、ログファイル222、232及び252は、適宜、追記により更新されるものとする。また、ログファイル222等のそれぞれは、フォーマットが異なるものであってよい。尚、ルータ210、スイッチ240、FW260及びストレージ装置270は、設定ファイル又はログファイルを内部の記憶装置(不図示)内に保存してもよく、これらを収集ファイルに含めても良い。
データ管理システム3000は、収集サーバ310と、データ管理装置320と、管理端末326とを備える。収集サーバ310は、ネットワークNを介して情報システム2000から複数の収集ファイルを収集し、保管する情報処理装置である。収集サーバ310は、ネットワークN及びデータ管理装置320と接続されている。そして、収集サーバ310は、複数台のコンピュータにより実現したものであってもよい。収集サーバ310は、収集部311と、収集DB312とを備える。
収集部311は、定期的又は管理者による管理端末326からの指示に応じて、ネットワークNを介して情報システム2000から複数の収集ファイルを収集する。例えば、収集部311は、ネットワークNを介してAPサーバ220から設定ファイル221及びログファイル222を取得し、収集DB312に保存する。また、収集部311は、ネットワークNを介してDBサーバ230から設定ファイル231及びログファイル232を取得し、収集DB312に保存する。また、収集部311は、ネットワークNを介してGWサーバ250から設定ファイル251及びログファイル252を取得し、収集DB312に保存する。尚、収集部311は、ネットワークNを介してルータ210、スイッチ240、FW260、ストレージ装置270から設定ファイル又はログファイルを取得し、収集DB312に保存してもよい。また、収集部311は、定期的又は管理者による管理端末326からの指示に応じて、ネットワークNを介して情報システム2000に含まれる第2の装置に対して所定の診断コマンドを発行する。そして、収集部311は、診断コマンドの応答であるコマンド実行結果をインベントリファイルとして収集DB312に保存する。例えば、収集部311は、ネットワークNを介して、ルータ210、APサーバ220、DBサーバ230、スイッチ240、GWサーバ250、FW260及びストレージ装置270の少なくとも1以上に対して、所定の診断コマンドを発行するものとする。尚、診断コマンドとは、例えば、PINGコマンド等であるが、これに限定されない。尚、収集部311は、収集サーバ310内の制御部(不図示)が所定の収集プログラムを読み込み実行することにより、実現される。
収集DB312は、収集サーバ310の内部の記憶装置(不図示)に保存されるデータの集合である。尚、当該記憶装置は、情報処理装置1と接続された外部装置であってもよい。収集DB312は、複数の収集ファイル313を管理する。複数の収集ファイル313には、設定ファイル221、231及び251、ログファイル222、232及び252、並びに、上述したインベントリファイルの少なくとも2以上が含まれる。そのため、複数の収集ファイル313は、異なる種類の設定ファイル、ログファイル、インベントリファイルが含まれ、異なる複数の用途のファイルであり、複数種類のフォーマットのそれぞれで記述されたファイルといえる。
図4は、本実施の形態2にかかる収集ファイルの概念を説明する図である。収集ファイル400は、上述した収集ファイル313を一般化したものである。収集ファイル400は、複数のレコード410、420、・・・4n0(nは2以上の自然数。)が記述されている。レコード410は、パラメータ名4111及びデータ4112の組、パラメータ名4121及びデータ4122の組、・・・が含まれる。つまり、データ4112は、パラメータ名4111に対応する設定値等である。同様に、データ4122は、パラメータ名4121に対応する設定値等である。また、収集ファイル400は、ファイル属性40としてファイルID41、対象ホスト42、最終更新日時43が設定されている。ファイルID41は、ファイル名やファイルの保存先のディレクトリ等の情報である。また、対象ホスト42は、収集ファイル400に記述されるレコード410等の提供元の機器の識別情報、つまりホストIDである。例えば、収集ファイル400が設定ファイル221の場合、対象ホスト42は、APサーバ220のマシン名、IP(Internet Protocol)アドレス等である。また、収集ファイル400がインベントリファイルの場合、対象ホスト42は、診断コマンドの実行先のホストとなる。ここで、ファイルID41及び対象ホスト42は、収集ファイル400のファイル識別情報の一例である。但し、対象ホスト42は、必須の構成ではない。最終更新日時43は、収集ファイル400が対象ホストにおいて最後に更新された年月日時分秒(又はミリ秒)を示すタイムスタンプである。尚、収集ファイル400がインベントリファイルの場合、最終更新日時43は、診断コマンドの実行時刻か、収集サーバ310における当該インベントリファイルの保存時刻である。
図5は、本実施の形態2にかかる設定ファイル400aの例を説明する図である。設定ファイル400aは、収集ファイル400の一例であり、各データレコードが改行文字で区切られ、データレコード内の複数の属性値がカンマで区切られたCSV(Comma-Separated Values)形式のファイルである。この場合、設定ファイル400aが対応するフォーマット情報には、例えば、区切り文字として改行文字、カンマ文字が定義されていることになる。また、当該フォーマット情報には、各データレコードの1つ目の属性がレコードID、2つ目の属性がパラメータ1、3つ目の属性がパラメータ2といった属性の種類及び並び順が定義されていてもよい。
図6は、本実施の形態2にかかる設定ファイル400bの例を説明する図である。設定ファイル400bは、収集ファイル400の一例であり、XML(eXtensible Markup Language)形式のファイルであることを示す。この場合、設定ファイル400bが対応するフォーマット情報には、例えば、XMLフォーマットである旨が定義されていることになる。また、当該フォーマット情報には、データレコードの要素が“record”、その子要素が“element1”、“element2”、“element1”の子要素が複数個の“element11”である旨が定義されていても良い。
図3に戻り説明を続ける。データ管理装置320は、上述した情報処理装置1の一例であり、収集サーバ310及び管理端末326と接続されているコンピュータである。データ管理装置320は、収集DB312から複数の収集ファイル313を読み出し、複数の管理レコード325をデータ管理DB324に登録する。また、データ管理装置320は、所定の契機又は管理者による管理端末326からの指示に応じて、所定の出力条件に基づきデータ管理DB324から一部の管理レコード325を取得し、所定の出力形式で管理端末326等へ出力する。また、データ管理装置320は、複数台のコンピュータにより実現したものであってもよい。データ管理装置320は、抽出部321と、特定部322と、登録部323と、データ管理DB324とを少なくとも備える。尚、データ管理装置320は、概略の構成を示すものであり、詳細な構成は図7を用いて後述する。
管理端末326は、データ管理システム3000の管理者が操作を行う端末装置であり、例えば、パーソナルコンピュータ等である。管理端末326は、ネットワーク等を介してデータ管理装置320と通信可能に接続されており、管理者の操作に応じデータ管理装置320へアクセスし情報の入力等を行う。尚、管理端末326は、収集サーバ310と接続されていてもよい。
図7は、本実施の形態2にかかるデータ管理装置500の構成を示すブロック図である。データ管理装置500は、図3のデータ管理装置320に相当するものである。データ管理装置500は、記憶部510と、データ管理DB520と、制御部530と、IF部540とを備える。尚、データ管理DB520は、データ管理装置500と接続された外部の記憶装置上で実現されてもよい。
記憶部510は、ハードディスク、フラッシュメモリ等の記憶装置である。記憶部510は、フォーマット情報511と、出力定義情報512と、期待値513と、プログラム514とを記憶する。フォーマット情報511は、上述した通り、設定ファイル221等、ログファイル222等、又は、インベントリファイルのフォーマットを定義した情報である。フォーマット情報511は、例えば、CSV、XML、JSON(JavaScript(登録商標) Object Notation)その他の形式を示す情報である。
出力定義情報512は、出力対象の複数の属性を含む出力定義と収集ファイルのファイル識別情報とを対応付けた情報である。出力定義情報512は、例えば、収集ファイルのフォーマットを再現して表示するための表示形式であるか、収集ファイルで用いられる一部の属性値を抽出して統計処理等を行うために出力するファイルフォーマット等である。または、出力定義情報512は、収集ファイルのデータ構造を定義した構成情報であってもよい。
図8は、本実施の形態2にかかる出力定義情報512aの例を説明する図である。出力定義情報512aは、収集ファイルがCSV形式である場合の出力形式等を定義した情報である。例えば、出力定義情報512aは、出力定義ID、ファイルID、カラム順序1から3を属性とするテーブルである。カラム順序1から3には、属性名(パラメータ名)を示す文字列が設定される。また、カラム順序1から3は、属性の順序を示す。尚、カラム順序は、2以上であればよい。
図9は、本実施の形態2にかかる出力定義情報512bの例を説明する図である。出力定義情報512bは、収集ファイルがXML形式である場合の出力形式等を定義した情報である。例えば、出力定義情報512bは、出力定義ID、ファイルID、親ノード、ノード名、「繰り返し」(可否)を属性とするテーブルである。ノード名は、1つの出力定義ID及びファイルIDあたりに、所属する要素、属性、パラメータの名称を示す文字列である。親ノードは、ノード名の親ノードを示す。つまり、親ノードは、子ノードのリンク先を示す。また、「繰り返し」は、該当ノードが繰り返し設定されることを許可するか否かを示すフラグ情報である。尚、出力定義情報512bは、これに限定されない。
図7に戻り説明を続ける。期待値513は、所定の収集ファイル内の所定の属性に対応するデータとの比較対象の値である。プログラム514は、データ管理プログラムの一例であり、本実施の形態にかかるデータ管理処理が実装されたコンピュータプログラムである。尚、フォーマット情報511、出力定義情報512、期待値513は、管理端末326からの入力された情報であってもよい。
データ管理DB520は、図3のデータ管理DB324に対応し、図1のデータベース14の一例である。データ管理DB520は、例えば、KVS(Key-Value Store)である。そして、データ管理DB520は、複数台のストレージ装置に分散して管理されてもよい。但し、データ管理DB520は、リレーショナルデータベースその他のデータベースシステムにより実現されてもよい。
データ管理DB520は、管理レコード521、522・・・を管理する。管理レコード521は、データ5211と、属性5212と、位置情報5213と、ファイルID5214と、対象ホスト5215と、最終更新日時5216とが対応付けられた情報である。尚、管理レコード522も同様の構成である。データ管理DB520がKVSの場合、例えば、属性5212、位置情報5213、ファイルID5214、対象ホスト5215及び最終更新日時5216の組がKEYであり、データ5211がVALUEである。但し、KEYは少なくとも、位置情報5213、ファイルID5214及び最終更新日時5216の組であればよい。また、ファイルID5214の代わりに対象ホスト5215を用いても良い。
データ5211は、上述したデータ1411の一例であり、図4のデータ4112等に対応する情報である。属性5212は、上述した属性1412の一例であり、図4のパラメータ名4111等に対応する情報である。位置情報5213は、上述した位置情報1413の一例である。つまり、位置情報5213は、対応する収集ファイル内で、抽出されたデータが属するデータレコードを識別する情報、及び、対応する属性における当該データレコード内の位置関係を含む。データレコードを識別する情報とは、例えば、レコードID等である。データレコード内の位置関係とは、例えば、図8におけるカラム順序の番号や、図9のノードの階層構造、階層番号、ノードの接続関係等である。ファイルID5214及び対象ホスト5215は、上述したファイル識別情報1414の一例であり、図4のファイルID41及び対象ホスト42に対応する情報である。最終更新日時5216は、図4の最終更新日時43に対応する情報である。
図10は、本実施の形態2にかかる管理レコードの例を説明する図である。ここでは、上述した図5の設定ファイル400aに対応する管理コードの例を示す。ここで、管理レコードのKEY52aは、最終更新日時、ファイルID、対象ホスト、レコードID、位置関係及び属性名の組とする。尚、ファイルID及び対象ホストは、ファイル識別情報52a1ということができ、レコードID及び位置関係は、位置情報52a2ということができる。また、管理レコードのVALUE52bは、データとする。
図11は、本実施の形態2にかかる管理レコードの他の例を説明する図である。ここでは、上述した図6の設定ファイル400bに対応する管理コードの例を示す。ここで、位置関係は、要素の階層構造を示す情報であるが、これに限定されない。
図7に戻り説明を続ける。制御部530は、CPU等のプロセッサ及びメモリを含むものであり、データ管理装置500の各構成を制御する。制御部530のプロセッサは、記憶部510からプログラム514をメモリへ読み込み、プログラム514を実行する。これにより、制御部530は、抽出部531、第1の特定部532、登録部533、受付部534、第2の特定部535、取得部536、生成部537及び出力部538の機能を実現する。
抽出部531は、図1の抽出部11の一例であり、図3の抽出部321に対応する。抽出部531は、収集DB312内の複数の収集ファイル313のそれぞれの中から、各収集ファイルに対応するフォーマット情報511に基づいて、属性5212とデータ5211の組を抽出する。
第1の特定部532は、図1の特定部12の一例であり、図3の特定部322に対応する。第1の特定部532は、抽出部531により抽出されたデータに対応する収集ファイル内の位置を示す位置情報5213を特定する。特に、第1の特定部532は、対応する収集ファイル内で、抽出部531により抽出されたデータが属するデータレコードを識別する情報、及び、対応する属性における当該データレコード内の位置関係を含めて位置情報5213として特定する。
登録部533は、図1の登録部13の一例であり、図3の登録部323に対応する。登録部533は、前記抽出されたデータ5211について、対応する属性5212と、前記特定された位置情報5213と、収集ファイルのファイルID5214及び対象ホスト5215と、を対応付けた管理レコード521を生成する。また、登録部533は、管理レコード521に、収集ファイルの最終更新日時5216をさらに対応付けてデータ管理DB520に登録する。また、登録部533は、抽出部531により抽出された属性を、抽出元の収集ファイルごとにまとめて出力定義として生成する。そして、登録部533は、当該抽出元の収集ファイルのファイル識別情報と当該生成された出力定義とを対応付けて出力定義情報512として記憶部510へ登録する。
受付部534は、収集ファイルに対応する第1のファイル識別情報を含む出力条件を受け付ける。例えば、受付部534は、管理者により入力された出力条件を管理端末326から受信する。第2の特定部535は、第1のファイル識別情報に対応付けられた第1の出力定義(出力定義情報512)を記憶部510から特定する。取得部536は、第1の出力定義に含まれる属性のいずれかと第1のファイル識別情報との組合せに該当する複数の第1の管理レコードをデータ管理DB520から取得する。生成部537は、第1の出力定義と複数の第1の管理レコード内の位置情報5213のそれぞれとに基づいて、複数の第1の管理レコード内のデータを連結して第1の出力情報を生成する。特に、生成部537は、複数の第1の管理レコードのうち第1の出力定義に含まれる同一の属性に該当する複数のレコードについて、位置情報に基づいて異なる複数のグループに分類し、各グループに分類されたレコードごとに、出力情報を生成する。出力部538は、第1の出力情報を出力する。例えば、出力部538は、管理端末326に対して第1の出力情報を送信して、表示させる。または、出力部538は、外部の記憶装置等に第1の出力情報を出力して保存する。
IF部540は、データ管理装置500の外部との通信等を行うインタフェースである。例えば、IF部540は、管理端末326からの要求を受信し、制御部530へ出力する。また、IF部540は、制御部530から指示を受け付け、管理端末326へ出力する。また、IF部540は、制御部530からの指示に応じて収集DB312に対して収集ファイル313の読み出し要求を送信し、応答として受信した収集ファイル313を制御部530へ出力する。
図12は、本実施の形態2にかかるデータ登録処理の流れを説明するためのフローチャートである。まず、データ管理装置500は、所定のタイミング又は管理者による管理端末326からの指示に応じて、データ登録処理を開始する。そして、抽出部531は、収集DB312を参照し、登録対象の収集ファイル313があるか否かを判定する(S101)。例えば、収集DB312内で各収集ファイル313についてデータ登録処理済みか否かを示すフラグが管理されている場合、抽出部531は、当該フラグにより判定する。
ステップS101において登録対象の収集ファイル313があると判定した場合、抽出部531は、収集DB312から未登録の収集ファイル313を登録対象として取得する(S102)。そして、抽出部531は、取得した収集ファイル313の種類に応じて記憶部510の中から該当するフォーマット情報511を読み出す。抽出部531は、読み出したフォーマット情報511に基づき属性とデータの組を抽出する(S103)。詳細には、まず、抽出部531は、フォーマット情報511に定義されたデータレコードの区切り情報に基づき、収集ファイル313の中から1件分のデータレコードを抽出する。そして、抽出部531は、フォーマット情報511に定義された属性の区切り情報に基づき、抽出したデータレコードを複数のデータに分割する。そして、抽出部531は、フォーマット情報511に定義された属性の順序や位置関係に基づき、分割した各データと対応する位置の属性とを一組として抽出する。
例えば、取得した収集ファイルが図5の設定ファイル400aの場合、抽出部531は、設定ファイル400aの中から1行分のデータ(“R1, aaa, bbb”)をデータレコードとして抽出する。そして、抽出部531は、抽出したデータレコードをカンマ文字で分割して複数のデータとする。そして、抽出部531は、分割した1番目のデータ(“R1”)をレコードIDとの組、2番目のデータ(“aaa”)をparam1との組、3番目のデータ(“bbb”)をparam2との組として抽出する。
また、例えば、取得した収集ファイルが図6の設定ファイル400bの場合、抽出部531は、設定ファイル400bの中から“record”タグで囲まれたデータを1件のデータレコードとして抽出し、データ“R1”とレコードIDとの組を抽出する。そして、抽出部531は、抽出したデータレコードを“element1”タグと“element2”タグとのそれぞれで囲まれたデータに分割する。そして、抽出部531は、分割した“element1”タグで囲まれたデータから、データ“ccc”と“element1”との組を抽出する。また、抽出部531は、分割した“element1”タグで囲まれたデータから、“element11”タグで囲まれたデータに分割する。そして、抽出部531は、“element11”タグで囲まれたデータから、データ“dd1”と“element11”との組を抽出する。同様に、抽出部531は、データ“dd2”と“element11”との組、データ“eee”と“element2”との組を抽出する。
また、ステップS102と共に、第1の特定部532は、収集ファイル内における各抽出データの位置情報を特定する(S104)。例えば、第1の特定部532は、抽出部531が収集ファイルからデータと属性の組を抽出する際に、レコードIDをメモリ等に保持し、また、位置関係をカウント等することにより、図10や図11に示すような位置情報52a2を特定する。
そして、登録部533は、抽出したデータ及び属性の組ごとに管理レコードを生成する(S105)。例えば、登録部533は、ステップS103で抽出したデータ及び属性の組に、ステップS104で特定した位置情報を対応付けて管理レコードとする。そして、登録部533は、当該管理レコードに、ステップS102において取得した収集ファイル313におけるファイルID41、対象ホスト42及び最終更新日時43を対応付ける。
その後、登録部533は、生成した管理レコードをデータ管理DB520に登録する(S106)。例えば、上述のように、ステップS103からS105をデータレコード単位で処理した場合、登録部533は、当該データレコード内のデータ数分の管理レコードを生成し、それぞれの管理レコードをデータ管理DB520に登録する。そして、制御部530は、取得した収集ファイル313内に未抽出のデータがないか否かを判定する(S107)。例えば、データレコード単位で処理した場合、未抽出のデータレコードがないか否かを判定する。
ステップS107において未抽出のデータ又はデータレコードがあると判定した場合、ステップS103からS107を繰り返す。ステップS107において未抽出のデータ又はデータレコードがないと判定した場合、制御部530は、取得した収集ファイル313に対応する出力定義情報512が記憶部510にないか否かを判定する(S108)。対応する出力定義情報512がないと判定した場合、登録部533は、ステップS103において抽出された属性をまとめて新たな出力定義として生成する。そして、登録部533は、生成した出力定義とステップS102において取得された収集ファイル313のファイル識別情報とを対応付けて出力定義情報512として記憶部510に登録する(S109)。
ステップS109の後、又は、ステップS108において対応する出力定義情報512があると判定した場合、ステップS101へ戻る。そして、ステップS101において登録対象の収集ファイル313があると判定した場合、ステップS102からS109を繰り返す。一方、ステップS101において登録対象の収集ファイル313がないと判定した場合、当該データ登録処理を終了する。
ここで、データ管理装置500は、例えば、WEBアプリケーションの機能を有するものとする。その場合、データ管理装置500は、出力条件の入力画面を生成し、管理端末326に対して、入力画面を送信する。管理端末326は、受信した入力画面を表示装置(不図示)に表示する。
図13は、本実施の形態2にかかる管理端末326における表示画面600及び出力情報630の例を説明する図である。尚、この時点では、表示画面600には、出力情報630は表示されていないものとする。表示画面600は、対象ファイル指定欄610と、表示ボタン620とを備える。対象ファイル指定欄610は、プルダウンにより出力対象のファイル識別情報の指定を受け付ける欄である。表示ボタン620は、押下に応じて対象ファイル指定欄610で指定されたファイル識別情報を含む出力条件をデータ管理装置500へ送信するためのボタンである。
ここで、管理端末326は、管理者から出力条件の入力又は選択の操作を入力装置(不図示)により受け付ける。例えば、管理端末326は、管理者から対象ファイル指定欄610に対象ファイルの指定操作を受け付ける。指定操作は、例えば、プルダウンである。そして、管理端末326は、管理者から表示ボタン620の押下操作を受け付ける。これに応じて、管理端末326は、対象ファイル指定欄610に指定された対象ファイルが示す第1のファイル識別情報(f3)を含む出力条件をデータ管理装置500へ送信する。
図14は、本実施の形態2にかかるデータ出力処理の流れを説明するためのフローチャートである。受付部534は、管理端末326から、第1のファイル識別情報を含む出力条件を受け付ける(S201)。次に、第2の特定部535は、受け付けた第1のファイル識別情報に対応付けられた出力定義情報512を記憶部510から特定する(S202)。例えば、第2の特定部535は、ファイルID“f3”に対応付けられた出力定義情報512bを特定する。そして、取得部536は、特定した出力定義情報512に含まれる属性のいずれかと第1のファイル識別情報との組合せに該当する複数の第1の管理レコードをデータ管理DB520から取得する(S203)。例えば、取得部536は、図11に示す管理レコードのうち最新のものを複数の第1の管理レコードとして取得する。
そして、生成部537は、出力定義情報512bと複数の第1の管理レコード内の位置情報52a2のそれぞれとに基づいて、複数の第1の管理レコード内のデータ(VALUE52b)を連結して第1の出力情報を生成する(S204)。特に、生成部537は、出力定義情報512bに含まれる同一の属性(例えば、“element1”等)に該当する複数のレコードについて、位置情報52a2(レコードID及び位置関係の組)に基づいて異なる複数のグループ(例えば、“R1”と“R2”)に分類する。そして、生成部537は、各グループに分類されたレコードごとに、出力情報を生成する。
そして、出力部538は、ステップS204において生成された各出力情報を管理端末326へ出力、つまり送信する(S205)。その後、管理端末326は、受信した出力情報を表示装置に表示する。例えば、図14の表示画面600のように、出力情報630が表示される。出力情報630は、レコードデータ631と632の2レコードが表示されていることを示す。つまり、レコードデータ631は、レコードR1に含まれる全ての属性及びデータの組がまとめられており、レコードデータ632は、レコードR2に含まれる全ての属性及びデータの組がまとめられている。尚、表示形式をこれに限定されない。そして、表示画面600において管理者が他の対象ファイルを指定することで、指定された対象ファイルに対応する出力定義に基づいて、対象ファイルに含まれるデータを読み出し、表示することができる。
このように、本実施形態では、異なる複数の用途、かつ、多様なフォーマットのデータを一元管理でき、収集データの活用が容易となる。例えば、収集ファイルとして設定ファイル、ログファイル、インベントリのいずれにも適用が可能である。また、上述したように、収集ファイルの内容を表示画面600により再現して表示することができる。そのため、元の収集ファイルの保存が不要となり、保存コストの低減、保存領域の有効活用ができる。
<実施の形態3>
本実施の形態3は、上述した実施の形態2の改良例である。ここで、上述した特許文献1から3における他の観点の課題を説明する。特許文献1から3では、様々なフォーマットのログファイルを共通のフォーマットに統一できるが、統一後の各データが共通フォーマットの形式に依存するため、収集データの利用態様が限定的であるという問題点がある。例えば、特許文献1から3では、同種の収集ファイルにおける特定の属性値の時系列での比較ができない。すなわち、特許文献1では、統計処理の結果が特定の表示形式で保存されているため、利用態様が限定的となる。また、特許文献2では、複数のフォーマットのログメッセージを共通化した特定のフォーマットに変換して保存するため、ログメッセージの利用態様が特定のフォーマットに依存してしまい限定的となる。また、特許文献3では、複数のフォーマットのログメッセージを共通化した特定のフォーマットに変換した上で一つの監視用ログファイルに保存している。そのため、監視用ログファイル内の各データの利用態様が特定のフォーマットに依存してしまい限定的となる。
そこで、本実施の形態3は、次のような構成を有する。すなわち、前記出力条件は、比較対象の2以上の時刻情報をさらに含む。そして、前記取得部は、前記第1の出力定義に含まれる前記属性のいずれか、及び、前記出力条件に含まれる前記2以上の時刻情報のいずれかに該当する複数の第2の管理レコードを前記データベースから取得する。そして、前記生成部は、前記複数の第2の管理レコード内のデータのうち、前記2以上の時刻情報のそれぞれに対応付けられたデータ同士を対比するように第2の出力情報を生成する。そして、前記出力部は、前記第2の出力情報を出力する。これにより、特定ファイル内の特定の属性のデータの更新履歴を比較できる。よって、利用態様の制限を緩和し、自由度を高めて、多様化することができる。利用態様の多様化としては、例えば、元の収集ファイルの形式に復元することに加え、特定の観点でのデータの抽出や絞り込み、同種の収集ファイルにおける特定の属性値の時系列での比較ができる。尚、本実施の形態3にかかるデータ管理装置の構成は、上記以外は実施の形態2と同様である。そのため、図示及び詳細な説明を省略する。
図15は、本実施の形態3にかかる管理端末326における表示画面600a及び出力情報630aの例を説明する図である。まず、実施の形態2と同様、当初は、表示画面600aには、出力情報630aが表示されていないものとする。表示画面600aは、表示画面600に加え、比較対象日時指定欄641及び642と、履歴比較表示ボタン650を備える。比較対象日時指定欄641及び642は、プルダウンにより比較対象の日時の指定を受け付ける欄である。ここでは、比較対象日時指定欄が2つであるが3以上であっても構わない。履歴比較表示ボタン650は、押下に応じて、対象ファイル指定欄610で指定されたファイル識別情報並びに比較対象日時指定欄641及び642で指定された2つの日時を含む出力条件をデータ管理装置500へ送信するためのボタンである。
ここで、例えば、管理端末326は、管理者から比較対象日時指定欄641及び642のそれぞれに比較対象の日時の指定を受け付ける。そして、管理端末326は、管理者から履歴比較表示ボタン650の押下操作を受け付ける。これに応じて、管理端末326は、対象ファイル指定欄610で指定されたファイル識別情報(f1)並びに比較対象日時指定欄641及び642に指定された2つの日時を含む出力条件をデータ管理装置500へ送信する。
受付部534は、管理端末326から、第1のファイル識別情報及び2つの時刻情報を含む出力条件を受け付ける(S201)。第2の特定部535は、上記同様に、出力定義情報512を特定する(S202)。そして、取得部536は、出力定義情報512に含まれる属性のいずれか、及び、出力条件に含まれる2つの時刻情報のいずれかに該当する複数の第2の管理レコードをデータ管理DB520から取得する(S203)。例えば、取得部536は、図10に示す2つの最終更新日時のそれぞれに対応する管理レコードを第2の管理レコードとして取得する。
そして、生成部537は、複数の第2の管理レコード内のデータのうち、2つの時刻情報のそれぞれに対応付けられたデータ同士を対比するように第2の出力情報を生成する(S204)。そして、出力部538は、第2の出力情報を出力、つまり送信する(S205)。その後、管理端末326は、受信した第2の出力情報を表示装置に表示する。例えば、図15の表示画面600aのように、出力情報630aが表示される。出力情報630aは、同一のレコードID“R1”について、更新日時が異なるレコードデータ631a及び632aが対比するように表示されていることを示す。
このように、本実施の形態により、同一ファイルについての更新履歴の比較を行うことができる。
<実施の形態4>
本実施の形態4は、上述した実施の形態2又は3の改良例である。本実施の形態4にかかる前記出力条件は、第1の属性におけるデータの期待値をさらに含む。そして、前記取得部は、前記第1の属性に該当する第3の管理レコードを前記データベースから取得する。そして、前記生成部は、前記第3の管理レコード内のデータと前記期待値とを対比するように第3の出力情報を生成する。そして、前記出力部は、前記第3の出力情報を出力する。これにより、期待値と実際の設定値の比較が可能となる。そのため、利用態様をさらに多様化することができる。尚、本実施の形態4にかかるデータ管理装置の構成は、上記以外は実施の形態2又は3と同様である。そのため、図示及び詳細な説明を省略する。
図16は、本実施の形態4にかかる管理端末326における表示画面600b及び出力情報630bの例を説明する図である。まず、実施の形態2と同様、当初は、表示画面600bには、出力情報630bが表示されていないものとする。表示画面600bは、表示画面600に加え、比較対象属性指定欄660と、期待値比較表示ボタン670とを備える。尚、表示画面600bは、表示画面600aを改良したものであってもよい。比較対象属性指定欄660は、プルダウンにより、期待値と比較するための対象の属性の指定を受け付ける欄である。ここでは、比較対象属性指定欄が1つであるが、2以上であっても構わない。比較対象属性指定欄660に加えて、当該属性における期待値の入力を受け付ける欄を有しても構わない。期待値比較表示ボタン670は、押下に応じて、対象ファイル指定欄610で指定されたファイル識別情報並びに比較対象属性指定欄660で指定された属性を含む出力条件をデータ管理装置500へ送信するためのボタンである。
ここで、例えば、管理端末326は、管理者から比較対象属性指定欄660に期待値と比較するための対象の属性の指定を受け付ける。そして、管理端末326は、管理者から期待値比較表示ボタン670の押下操作を受け付ける。これに応じて、管理端末326は、対象ファイル指定欄610で指定されたファイル識別情報(f3)並びに比較対象属性指定欄660に指定された属性(element2)を含む出力条件をデータ管理装置500へ送信する。尚、期待値の入力を受け付けていた場合、管理端末326は、さらに入力された期待値を送信する。
受付部534は、管理端末326から、第1のファイル識別情報及び第1の属性を含む出力条件を受け付ける(S201)。ここで、受付部534は、出力条件に含まれる第1の属性(element2)に対応する期待値513を特定するものとする。そのため、受付部534は、ステップS201において、第1のファイル識別情報、並びに、比較対象の第1の属性及びその期待値の指定を出力条件として受け付けるものといえる。第2の特定部535は、上記同様に、出力定義情報512を特定する(S202)。
そして、取得部536は、第1の属性(element2)に該当する第3の管理レコードをデータ管理DB520から取得する(S203)。そして、生成部537は、第3の管理レコード内のデータと期待値513とを対比するように第3の出力情報を生成する(S204)。そして、出力部538は、第3の出力情報を出力、つまり送信する(S205)。
その後、管理端末326は、受信した第3の出力情報を表示装置に表示する。例えば、図16の表示画面600bのように、出力情報630bが表示される。出力情報630bは、レコードデータ631b及び632bが含まれる。レコードデータ631bは、ファイルID“f3”におけるレコードID“R1”に対応するレコードであり、レコードデータ632bは、ファイルID“f3”におけるレコードID“R2”に対応するレコードである。レコードデータ631bは、比較対象の属性として指定された“element2”の実際の設定値“eee”と期待値633b“eee”とを対比するように表示されていることを示す。また、レコードデータ632bは、比較対象の属性として指定された“element2”の実際の設定値“ee2”と期待値634b“EEE”とを対比するように表示されていることを示す。
このように、本実施の形態により、期待値と実際の設定値の比較が可能となり、利用態様をさらに多様化することができる。
<実施の形態5>
本実施の形態5は、上述した実施の形態2、3又は4の改良例である。本実施の形態5にかかる前記出力条件は、前記第1のファイル識別情報にかかる前記収集ファイルと前記フォーマットが共通するファイルの第2のファイル識別情報をさらに含む。そして、前記第2の特定部は、前記第2のファイル識別情報に対応付けられた第2の出力定義を前記記憶部からさらに特定する。そして、前記取得部は、前記第2の出力定義に含まれる前記属性のいずれかと前記第2のファイル識別情報との組合せに該当する複数の第4の管理レコードを前記データベースからさらに取得する。そして、前記生成部は、前記第2の出力定義と前記複数の第4の管理レコード内の前記位置情報のそれぞれとに基づいて、前記複数の第4の管理レコード内のデータを連結して第4の出力情報を生成する。そして、前記出力部は、前記第1の出力情報と対比するように、前記第4の出力情報を出力する。これにより、ホスト情報を複数選択してホスト単位の比較が可能となる。そのため、同質の属性についてファイルの横断的な比較が可能となり、利用態様をさらに多様化することができる。尚、本実施の形態5にかかるデータ管理装置の構成は、上記以外は実施の形態2、3又は4と同様である。そのため、図示及び詳細な説明を省略する。
図17は、本実施の形態5にかかる管理端末326における表示画面600c及び出力情報630cの例を説明する図である。まず、実施の形態2と同様、当初は、表示画面600cには、出力情報630cが表示されていないものとする。表示画面600cは、表示画面600に加え、比較対象ホスト指定欄681及び682と、ホスト比較表示ボタン690とを備える。尚、表示画面600cは、表示画面600a又は600bを改良したものであってもよい。比較対象ホスト指定欄681及び682は、プルダウンにより、比較対象のホストの指定を受け付ける欄である。ここでは、比較対象ホスト欄が2つであるが3以上であっても構わない。ホスト比較表示ボタン690は、押下に応じて、比較対象ホスト指定欄681及び682で指定された2つのホストIDを含む出力条件をデータ管理装置500へ送信するためのボタンである。
ここで、例えば、管理端末326は、管理者から比較対象ホスト指定欄681及び682のそれぞれに比較対象のホスト(host1及びhost4)の指定を受け付ける。尚、図17では、対象ファイル指定欄610にファイルが指定されていないものとする。そして、管理端末326は、管理者からホスト比較表示ボタン690の押下操作を受け付ける。これに応じて、管理端末326は、比較対象ホスト指定欄681及び682に指定された2つのホストIDを含む出力条件をデータ管理装置500へ送信する。尚、ホストIDは、上述の通り、ファイル識別情報の一例であるため、出力条件には、第1及び第2のファイル識別情報が含まれていることとなる。
受付部534は、管理端末326から、第1及び第2のファイル識別情報(host1及びhost4)を含む出力条件を受け付ける(S201)。第2の特定部535は、第1及び第2のファイル識別情報のそれぞれに対応付けられた第1及び第2の出力定義を記憶部510から特定する(S202)。そして、取得部536は、上記同様、複数の第1の管理レコードを取得する(S203)。また、取得部536は、第2の出力定義に含まれる属性のいずれかと第2のファイル識別情報との組合せに該当する複数の第4の管理レコードをデータ管理DB520からさらに取得する。そして、生成部537は、上記同様、第1の出力情報を生成する(S204)。また、生成部537は、第2の出力定義と複数の第4の管理レコード内の位置情報のそれぞれとに基づいて、複数の第4の管理レコード内のデータを連結して第4の出力情報を生成する。そして、出力部538は、第1の出力情報と対比するように、第4の出力情報を出力、つまり送信する(S205)。
その後、管理端末326は、受信した第1及び第4の出力情報を対比するように表示装置に表示する。例えば、図17の表示画面600cのように、出力情報630cが表示される。出力情報630cは、異なるホスト(host1及びhost4)に対応するレコードデータ631c及び632cが対比されるように表示されていることを示す。
このように、本実施の形態により、同質の属性についてファイルの横断的な比較が可能となり、利用態様をさらに多様化することができる。
<その他の実施の形態>
尚、上述の実施の形態では、ハードウェアの構成として説明したが、これに限定されるものではない。本開示は、任意の処理を、CPU(Central Processing Unit)にコンピュータプログラムを実行させることにより実現することも可能である。
上述の例において、プログラムは、様々なタイプの非一時的なコンピュータ可読媒体(non-transitory computer readable medium)を用いて格納され、コンピュータに供給することができる。非一時的なコンピュータ可読媒体は、様々なタイプの実体のある記録媒体(tangible storage medium)を含む。非一時的なコンピュータ可読媒体の例は、磁気記録媒体(例えばフレキシブルディスク、磁気テープ、ハードディスクドライブ)、光磁気記録媒体(例えば光磁気ディスク)、CD-ROM(Read Only Memory)、CD-R、CD-R/W、DVD(Digital Versatile Disc)、半導体メモリ(例えば、マスクROM、PROM(Programmable ROM)、EPROM(Erasable PROM)、フラッシュROM、RAM(Random Access Memory))を含む。また、プログラムは、様々なタイプの一時的なコンピュータ可読媒体(transitory computer readable medium)によってコンピュータに供給されてもよい。一時的なコンピュータ可読媒体の例は、電気信号、光信号、及び電磁波を含む。一時的なコンピュータ可読媒体は、電線及び光ファイバ等の有線通信路、又は無線通信路を介して、プログラムをコンピュータに供給できる。
なお、本開示は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。また、本開示は、それぞれの実施の形態を適宜組み合わせて実施されてもよい。
上記の実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載され得るが、以下には限られない。
(付記A1)
情報システムから収集され、かつ、複数種類のフォーマットのそれぞれで記述された複数の収集ファイルのそれぞれの中から、各収集ファイルに対応する前記フォーマットに基づいて、属性とデータの組を抽出する抽出部と、
前記抽出されたデータに対応する前記収集ファイル内の位置を示す位置情報を特定する第1の特定部と、
前記抽出されたデータについて、対応する前記属性と、前記特定された位置情報と、前記収集ファイルのファイル識別情報と、を対応付けた管理レコードをデータベースに登録する登録部と、
を備える情報処理装置。
(付記A2)
前記登録部は、
前記管理レコードに前記収集ファイルの更新日時をさらに対応付けて前記データベースに登録する
付記A1に記載の情報処理装置。
(付記A3)
出力対象の複数の前記属性を含む出力定義と前記ファイル識別情報とを対応付けて記憶する記憶部と、
前記収集ファイルに対応する第1のファイル識別情報を含む出力条件を受け付ける受付部と、
前記第1のファイル識別情報に対応付けられた第1の出力定義を前記記憶部から特定する第2の特定部と、
前記第1の出力定義に含まれる前記属性のいずれかと前記第1のファイル識別情報との組合せに該当する複数の第1の管理レコードを前記データベースから取得する取得部と、
前記第1の出力定義と前記複数の第1の管理レコード内の前記位置情報のそれぞれとに基づいて、前記複数の第1の管理レコード内のデータを連結して第1の出力情報を生成する生成部と、
前記第1の出力情報を出力する出力部と、
をさらに備える
付記A1又はA2に記載の情報処理装置。
(付記A4)
前記出力条件は、比較対象の2以上の時刻情報をさらに含み、
前記取得部は、前記第1の出力定義に含まれる前記属性のいずれか、及び、前記出力条件に含まれる前記2以上の時刻情報のいずれかに該当する複数の第2の管理レコードを前記データベースから取得し、
前記生成部は、前記複数の第2の管理レコード内のデータのうち、前記2以上の時刻情報のそれぞれに対応付けられたデータ同士を対比するように第2の出力情報を生成し、
前記出力部は、前記第2の出力情報を出力する
付記A2に従属する付記A3に記載の情報処理装置。
(付記A5)
前記出力条件は、第1の属性におけるデータの期待値をさらに含み、
前記取得部は、前記第1の属性に該当する第3の管理レコードを前記データベースから取得し、
前記生成部は、前記第3の管理レコード内のデータと前記期待値とを対比するように第3の出力情報を生成し、
前記出力部は、前記第3の出力情報を出力する
付記A3又はA4に記載の情報処理装置。
(付記A6)
前記出力条件は、前記第1のファイル識別情報にかかる前記収集ファイルと前記フォーマットが共通するファイルの第2のファイル識別情報をさらに含み、
前記第2の特定部は、前記第2のファイル識別情報に対応付けられた第2の出力定義を前記記憶部からさらに特定し、
前記取得部は、前記第2の出力定義に含まれる前記属性のいずれかと前記第2のファイル識別情報との組合せに該当する複数の第4の管理レコードを前記データベースからさらに取得し、
前記生成部は、前記第2の出力定義と前記複数の第4の管理レコード内の前記位置情報のそれぞれとに基づいて、前記複数の第4の管理レコード内のデータを連結して第4の出力情報を生成し、
前記出力部は、前記第1の出力情報と対比するように、前記第4の出力情報を出力する
付記A3乃至A5のいずれか1項に記載の情報処理装置。
(付記A7)
前記登録部は、
前記抽出部により抽出された属性を、抽出元の収集ファイルごとにまとめて前記出力定義として生成し、当該抽出元の収集ファイルのファイル識別情報と当該生成された出力定義とを対応付けて前記記憶部へ登録する
付記A3乃至A6のいずれか1項に記載の情報処理装置。
(付記A8)
前記生成部は、
前記複数の第1の管理レコードのうち前記第1の出力定義に含まれる同一の前記属性に該当する複数のレコードについて、前記位置情報に基づいて異なる複数のグループに分類し、各グループに分類されたレコードごとに、前記出力情報を生成する
付記A3乃至A7のいずれか1項に記載の情報処理装置。
(付記A9)
前記複数の収集ファイルには、前記情報システムに含まれる第1の装置に対応する設定ファイルが含まれ、
前記ファイル識別情報は、前記第1の装置の識別情報を含む、
付記A1乃至A8のいずれか1項に記載の情報処理装置。
(付記A10)
前記複数の収集ファイルには、前記情報システムに含まれる第2の装置に対するコマンド実行結果が含まれる
付記A1乃至A9のいずれか1項に記載の情報処理装置。
(付記A11)
前記複数の収集ファイルには、対応する前記フォーマットに基づく各属性に対応するデータの集合を含む複数のデータレコードが含まれ、
前記第1の特定部は、対応する前記収集ファイル内で、前記抽出されたデータが属するデータレコードを識別する情報、及び、対応する属性における当該データレコード内の位置関係を含めて前記位置情報として特定する
付記A1乃至A10のいずれか1項に記載の情報処理装置。
(付記B1)
複数種類のフォーマットのそれぞれで記述された複数の収集ファイルを情報システムから収集して記憶装置に保存する収集部と、
前記記憶装置内の前記複数の収集ファイルのそれぞれの中から、各収集ファイルに対応する前記フォーマットに基づいて、属性とデータの組を抽出する抽出部と、
前記抽出されたデータに対応する前記収集ファイル内の位置を示す位置情報を特定する第1の特定部と、
前記抽出されたデータについて、対応する前記属性と、前記特定された位置情報と、前記収集ファイルのファイル識別情報と、を対応付けた管理レコードをデータベースに登録する登録部と、
を備える
データ管理システム。
(付記B2)
前記登録部は、
前記管理レコードに前記収集ファイルの更新日時をさらに対応付けて前記データベースに登録する
付記B1に記載のデータ管理システム。
(付記B3)
出力対象の複数の前記属性を含む出力定義と前記ファイル識別情報とを対応付けて記憶する記憶部と、
前記収集ファイルに対応する第1のファイル識別情報を含む出力条件を受け付ける受付部と、
前記第1のファイル識別情報に対応付けられた第1の出力定義を前記記憶部から特定する第2の特定部と、
前記第1の出力定義に含まれる前記属性のいずれかと前記第1のファイル識別情報との組合せに該当する複数の第1の管理レコードを前記データベースから取得する取得部と、
前記第1の出力定義と前記複数の第1の管理レコード内の前記位置情報のそれぞれとに基づいて、前記複数の第1の管理レコード内のデータを連結して第1の出力情報を生成する生成部と、
前記第1の出力情報を出力する出力部と、
をさらに備える
付記B1又はB2に記載のデータ管理システム。
(付記C1)
コンピュータが、
情報システムから収集され、かつ、複数種類のフォーマットのそれぞれで記述された複数の収集ファイルのそれぞれの中から、各収集ファイルに対応する前記フォーマットに基づいて、属性とデータの組を抽出し、
前記抽出されたデータに対応する前記収集ファイル内の位置を示す位置情報を特定し、
前記抽出されたデータについて、対応する前記属性と、前記特定された位置情報と、前記収集ファイルのファイル識別情報と、を対応付けた管理レコードをデータベースに登録する
データ管理方法。
(付記D1)
情報システムから収集され、かつ、複数種類のフォーマットのそれぞれで記述された複数の収集ファイルのそれぞれの中から、各収集ファイルに対応する前記フォーマットに基づいて、属性とデータの組を抽出する処理と、
前記抽出されたデータに対応する前記収集ファイル内の位置を示す位置情報を特定する処理と、
前記抽出されたデータについて、対応する前記属性と、前記特定された位置情報と、前記収集ファイルのファイル識別情報と、を対応付けた管理レコードをデータベースに登録する処理と、
をコンピュータに実行させるデータ管理プログラム。
以上、実施の形態を参照して本願発明を説明したが、本願発明は上記によって限定されるものではない。本願発明の構成や詳細には、発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
この出願は、2018年3月30日に出願された日本出願特願2018-067081を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。
1 情報処理装置
11 抽出部
12 特定部
13 登録部
14 データベース
141 管理レコード
1411 データ
1412 属性
1413 位置情報
1414 ファイル識別情報
1000 外部システム
2000 情報システム
210 ルータ
220 APサーバ
221 設定ファイル
222 ログファイル
230 DBサーバ
231 設定ファイル
232 ログファイル
240 スイッチ
250 GWサーバ
251 設定ファイル
252 ログファイル
260 FW
270 ストレージ装置
N ネットワーク
3000 データ管理システム
310 収集サーバ
311 収集部
312 収集DB
313 収集ファイル
320 データ管理装置
321 抽出部
322 特定部
323 登録部
324 データ管理DB
325 管理レコード
326 管理端末
400 収集ファイル
410 レコード
4111 パラメータ名
4112 データ
4121 パラメータ名
4122 データ
420 レコード
4n0 レコード
40 ファイル属性
41 ファイルID
42 対象ホスト
43 最終更新日時
400a 設定ファイル
400b 設定ファイル
500 データ管理装置
510 記憶部
511 フォーマット情報
512 出力定義情報
512a 出力定義情報
512b 出力定義情報
513 期待値
514 プログラム
520 データ管理DB
521 管理レコード
5211 データ
5212 属性
5213 位置情報
5214 ファイルID
5215 対象ホスト
5216 最終更新日時
522 管理レコード
52a KEY
52a1 ファイル識別情報
52a2 位置情報
52b VALUE
530 制御部
531 抽出部
532 第1の特定部
533 登録部
534 受付部
535 第2の特定部
536 取得部
537 生成部
538 出力部
540 IF部
600 表示画面
600a 表示画面
600b 表示画面
600c 表示画面
610 対象ファイル指定欄
620 表示ボタン
630 出力情報
631 レコードデータ
632 レコードデータ
630a 出力情報
631a レコードデータ
632a レコードデータ
630b 出力情報
631b レコードデータ
632b レコードデータ
633b 期待値
634b 期待値
630c 出力情報
631c レコードデータ
632c レコードデータ
641 比較対象日時指定欄
642 比較対象日時指定欄
650 履歴比較表示ボタン
660 比較対象属性指定欄
670 期待値比較表示ボタン
681 比較対象ホスト指定欄
682 比較対象ホスト指定欄
690 ホスト比較表示ボタン

Claims (10)

  1. 情報システムから収集され、かつ、複数種類のフォーマットのそれぞれで記述された複数の収集ファイルのそれぞれの中から、各収集ファイルに対応する前記フォーマットに基づいて、属性とデータの組を抽出する抽出部と、
    前記抽出されたデータに対応する前記収集ファイル内の位置を示す位置情報を特定する第1の特定部と、
    前記抽出されたデータについて、対応する前記属性と、前記特定された位置情報と、前記収集ファイルのファイル識別情報と、を対応付けた管理レコードをデータベースに登録する登録部と、
    を備え
    前記複数種類のフォーマットの少なくとも一部は、データレコード内で同一の属性に対応する複数のデータが含まれ、
    前記第1の特定部は、前記抽出されたデータについて、同一の属性に対応する複数のデータのそれぞれの位置関係を一意に特定するように前記位置情報を特定す
    情報処理装置。
  2. 前記登録部は、
    前記管理レコードに前記収集ファイルの更新日時をさらに対応付けて前記データベースに登録する
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 出力対象の複数の前記属性を含む出力定義と前記ファイル識別情報とを対応付けて記憶する記憶部と、
    前記収集ファイルに対応する第1のファイル識別情報を含む出力条件を受け付ける受付部と、
    前記第1のファイル識別情報に対応付けられた第1の出力定義を前記記憶部から特定する第2の特定部と、
    前記第1の出力定義に含まれる前記属性のいずれかと前記第1のファイル識別情報との組合せに該当する複数の第1の管理レコードを前記データベースから取得する取得部と、
    前記第1の出力定義と前記複数の第1の管理レコード内の前記位置情報のそれぞれとに基づいて、前記複数の第1の管理レコード内のデータを連結して第1の出力情報を生成する生成部と、
    前記第1の出力情報を出力する出力部と、
    をさらに備える
    請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  4. 前記出力条件は、比較対象の2以上の時刻情報をさらに含み、
    前記取得部は、前記第1の出力定義に含まれる前記属性のいずれか、及び、前記出力条件に含まれる前記2以上の時刻情報のいずれかに該当する複数の第2の管理レコードを前記データベースから取得し、
    前記生成部は、前記複数の第2の管理レコード内のデータのうち、前記2以上の時刻情報のそれぞれに対応付けられたデータ同士を対比するように第2の出力情報を生成し、
    前記出力部は、前記第2の出力情報を出力する
    請求項2に従属する請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 前記出力条件は、第1の属性におけるデータの期待値をさらに含み、
    前記取得部は、前記第1の属性に該当する第3の管理レコードを前記データベースから取得し、
    前記生成部は、前記第3の管理レコード内のデータと前記期待値とを対比するように第3の出力情報を生成し、
    前記出力部は、前記第3の出力情報を出力する
    請求項3又は4に記載の情報処理装置。
  6. 前記出力条件は、前記第1のファイル識別情報にかかる前記収集ファイルと前記フォーマットが共通するファイルの第2のファイル識別情報をさらに含み、
    前記第2の特定部は、前記第2のファイル識別情報に対応付けられた第2の出力定義を前記記憶部からさらに特定し、
    前記取得部は、前記第2の出力定義に含まれる前記属性のいずれかと前記第2のファイル識別情報との組合せに該当する複数の第4の管理レコードを前記データベースからさらに取得し、
    前記生成部は、前記第2の出力定義と前記複数の第4の管理レコード内の前記位置情報のそれぞれとに基づいて、前記複数の第4の管理レコード内のデータを連結して第4の出力情報を生成し、
    前記出力部は、前記第1の出力情報と対比するように、前記第4の出力情報を出力する
    請求項3乃至5のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  7. 前記登録部は、
    前記抽出部により抽出された属性を、抽出元の収集ファイルごとにまとめて前記出力定義として生成し、当該抽出元の収集ファイルのファイル識別情報と当該生成された出力定義とを対応付けて前記記憶部へ登録する
    請求項3乃至6のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  8. 複数種類のフォーマットのそれぞれで記述された複数の収集ファイルを情報システムから収集して記憶装置に保存する収集部と、
    前記記憶装置内の前記複数の収集ファイルのそれぞれの中から、各収集ファイルに対応する前記フォーマットに基づいて、属性とデータの組を抽出する抽出部と、
    前記抽出されたデータに対応する前記収集ファイル内の位置を示す位置情報を特定する第1の特定部と、
    前記抽出されたデータについて、対応する前記属性と、前記特定された位置情報と、前記収集ファイルのファイル識別情報と、を対応付けた管理レコードをデータベースに登録する登録部と、
    を備え
    前記複数種類のフォーマットの少なくとも一部は、データレコード内で同一の属性に対応する複数のデータが含まれ、
    前記第1の特定部は、前記抽出されたデータについて、同一の属性に対応する複数のデータのそれぞれの位置関係を一意に特定するように前記位置情報を特定す
    データ管理システム。
  9. コンピュータが、
    情報システムから収集され、かつ、複数種類のフォーマットのそれぞれで記述された複数の収集ファイルのそれぞれの中から、各収集ファイルに対応する前記フォーマットに基づいて、属性とデータの組を抽出し、
    前記抽出されたデータに対応する前記収集ファイル内の位置を示す位置情報を特定し、
    前記抽出されたデータについて、対応する前記属性と、前記特定された位置情報と、前記収集ファイルのファイル識別情報と、を対応付けた管理レコードをデータベースに登録し、
    前記複数種類のフォーマットの少なくとも一部は、データレコード内で同一の属性に対応する複数のデータが含まれ、
    前記抽出されたデータについて、同一の属性に対応する複数のデータのそれぞれの位置関係を一意に特定するように前記位置情報を特定する
    データ管理方法。
  10. 情報システムから収集され、かつ、複数種類のフォーマットのそれぞれで記述された複数の収集ファイルのそれぞれの中から、各収集ファイルに対応する前記フォーマットに基づいて、属性とデータの組を抽出する処理と、
    前記抽出されたデータに対応する前記収集ファイル内の位置を示す位置情報を特定する処理と、
    前記抽出されたデータについて、対応する前記属性と、前記特定された位置情報と、前記収集ファイルのファイル識別情報と、を対応付けた管理レコードをデータベースに登録する処理と、
    をコンピュータに実行させ
    前記複数種類のフォーマットの少なくとも一部は、データレコード内で同一の属性に対応する複数のデータが含まれ、
    前記特定する処理は、前記抽出されたデータについて、同一の属性に対応する複数のデータのそれぞれの位置関係を一意に特定するように前記位置情報を特定す
    データ管理プログラム。
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