JP7078233B2 - チューナブルアンテナおよび通信端末 - Google Patents

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    • H04B7/04Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas using two or more spaced independent antennas

Description

本願は、通信技術分野、特に、チューナブルアンテナおよび通信端末に関する。
現在、通信端末におけるIDおよびレイアウトはますますコンパクトになり、グローバルローミングの要件により、各携帯電話がサポートする必要のある周波数帯域の数が増加している。結果的に、アンテナコミッショニングおよびPCBレイアウトは非常に複雑である。
既存の通信端末にはチューナブルアンテナが使用され、当該チューナブルアンテナはネットワーク検索に基づいて周波数帯域を選択する。携帯電話は多くの周波数帯域を有する。チューナブルアンテナは同時にすべて周波数帯域をサポートする必要がなく、実際の動作周波数帯域に基づいて適合回路をチューニングすることのみが必要である。チューナブル無線周波数フロントエンド、例えば、チューナブルデュプレックスとチューナブルフィルタの場合、チューニングするために、1つの周波数帯域を2つの部分に分割してよい。その2つの部分はそれぞれ送信リンクと受信リンクである。リンク全体の独立チューニングと独立構造は実施可能である。しかしながら、現在のデュプレクサは、送信アンテナと受信アンテナを一体化して使用している。この場合、送信アンテナと受信アンテナの絶縁性を考慮する必要がある。動的チューニングを実行する場合、送信アンテナと受信アンテナの共通端の絶縁性を考慮する必要がある。結果的に、現行製品の要件を満たすのは難しい。
本願は、アンテナ絶縁性を改善するためのチューナブルアンテナおよび通信端末を提供する。
本願の第1態様においては、通信端末に適用されるチューナブルアンテナが提供される。チューナブルアンテナは、無線周波数集積回路を含み、ここで、無線周波数集積回路は、異なる周波数帯域の信号を送信するために使用され、さらに、第2アンテナと第1アンテナとを含み、ここで、第1アンテナは、信号を送信するために使用され、第2アンテナは、アンテナ信号を受信するために使用され、受信アンテナと第1アンテナとは、無線周波数集積回路に個別に接続されている。チューナブルを実現するため、周波数変調ブランチは複数の周波数帯域を有し、異なる周波数帯域での送信または受信を実施することができる。第1アンテナは第1周波数変調ブランチを介して無線周波数集積回路に接続されている。第2アンテナは第2周波数変調ブランチを介して無線周波数集積回路に接続されている。第1アンテナは第1周波数に対応し、第2アンテナは第2周波数に対応し、第1周波数と第2周波数は、特定周波数帯域において、それぞれ送信周波数と受信周波数である。上述の説明から分かるように、チューナブルアンテナが設計されている際に、第1アンテナと第2アンテナは個別に配置され、第1アンテナと第2アンテナはそれぞれ周波数変調ブランチを介して無線周波数集積回路に接続されている。従って、第1アンテナと第2アンテナ周波数帯域は個別に調節されてよい。これに加えて、第1アンテナと第2アンテナの間の絶縁性は、送信アンテナと受信アンテナとの間の絶縁性と、周波数変調ブランチの間の絶縁性とを含む。これによって、第2アンテナと第1アンテナの間の絶縁性が改善される。
周波数変調ブランチは具体的に配置される場合、実施に異なる方式が使用されてよい。第1周波数変調ブランチは、複数の第1周波数帯域ブランチを含み、ここで、複数の第1周波数帯域ブランチは、異なる周波数帯域に対応して、各第1周波数帯域ブランチの一端が第1セレクタスイッチを介して第1アンテナに接続され、他端が第2セレクタスイッチを介して無線周波数集積回路に接続される。
具体的に配置する間、1または複数の第1周波数変調ブランチがあってよい。例えば、2つの第1周波数変調ブランチがあり、2つの第1周波数変調ブランチは、1つの第1セレクタスイッチを介して第1アンテナに接続される。
アンテナの通信効果を向上させるために、チューナブルアンテナは、電力増幅器をさらに含み、ここで、電力増幅器の一端は無線周波数集積回路に接続され、他端は第2セレクタスイッチに電気的に接続される。無線周波数集積回路から送信された信号は、電力増幅器で増幅された後、第1アンテナに送信される。これにより、アンテナの性能が改善される。
フィルタは、第1周波数帯域ブランチが異なる周波数帯域に対応するように具体的に設定される場合に使用される。フィルタは、各第1周波数帯域ブランチに配置される。また、第1周波数帯域ブランチでのフィルタは、異なる周波数帯域に対応する。
スイッチが具体的に配置される場合、第1セレクタスイッチおよび第2セレクタスイッチは、それぞれ一極多投スイッチである。第1セレクタスイッチの不動端が第1アンテナに接続され、可動端が各第1周波数帯域ブランチに1対1の対応関係で接続される。第2セレクタスイッチの不動端は電力増幅器に電気的に接続され、可動端は各第2周波数帯域ブランチに1対1の対応関係で接続される。異なる周波数帯域ブランチは、一極多投スイッチを使用することにより選択される。
第2アンテナは、複数の周波数帯域の信号が受信できるような全周波数アンテナである。
第2アンテナが実装される場合、第2周波数変調ブランチは、複数の第2周波数帯域ブランチを含み、複数の第2周波数帯域ブランチは、異なる周波数帯域に対応する。各第2周波数帯域ブランチの一端は無線周波数集積回路に接続され、他端は第3セレクタスイッチを介して任意に第2アンテナに接続される。
周波数変調ブランチに加えて、別の方式が使用されてよい。例えば、第1周波数変調ブランチは、チューナブルフィルタを含む。
同様に、第2周波数変調ブランチには、チューナブルフィルタが使用されてもよい。
本願で開示されたチューナブルアンテナは、第1アンテナおよび第2アンテナに加えて、第3アンテナをさらに含む。第3アンテナが具体的に配置される場合、第3アンテナは、第2周波数変調ブランチを介して無線周波数集積回路に接続される。第2周波数変調ブランチは、第3アンテナは異なる周波数帯域に対応することができるように、複数の周波数帯域を有する。
第3周波数変調ブランチが具体的に配置される場合、第2周波数変調ブランチは、複数の第2周波数帯域ブランチを含み、複数の第2周波数帯域ブランチは、異なる周波数帯域に対応する。各第2周波数帯域ブランチの一端は無線周波数集積回路に接続され、他端は第4セレクタスイッチを介して任意に第3アンテナに接続される。第4セレクタスイッチを使用することにより、第3アンテナに対応する周波数帯域が選択される。
具体的に配置する間、第4セレクタスイッチは、一極多投セレクタスイッチであってよい。第4セレクタスイッチに対応する可動端および不動端は、それぞれ、第3アンテナおよび第2周波数帯域ブランチに接続されている。
第2態様においては、通信端末が提供され、ここで、通信端末は、上述の説明のいずれか1つに従ったチューナブルアンテナを含む。チューナブルアンテナを設計する際には、第1アンテナと第2アンテナは、それぞれ周波数変調ブランチを介して無線周波数集積回路に接続される。従って、第1アンテナと第2アンテナ周波数帯域を個別に調節することができる。これにより、第2アンテナと第1アンテナとの間の絶縁性が改善される。
先行技術におけるアンテナの模式構造図である。
本願の実施形態に係る周波数帯域の模式図である。
本願の実施形態に係るチューナブルアンテナの模式進化図である。
本願の実施形態に係るチューナブルアンテナの模式構造図である。
本願の実施形態に係るチューナブルアンテナの模式構造図である。
本願の実施形態に係るチューナブルアンテナの模式構造図である。
本願の実施形態に係るチューナブルアンテナの模式構造図である。
本願の実施形態に係るチューナブルアンテナの模式構造図である。
本願の実施形態に係るチューナブルアンテナの模式構造図である。
本願の目的、技術的解決手段および利点をより明確にするべく、以下では添付図面を参照しながら、本願をさらに詳細に説明する。
本願の本実施形態で提供されるチューナブルアンテナの理解を容易にするために、チューナブルアンテナの応用シナリオを最初に説明する。チューナブルアンテナは、通信端末に適用され、通信端末は、基地局または信号塔などの一般的な通信端末であってよい。
図1は、先行技術におけるチューナブルアンテナの構造を示す。アンテナは無線周波数集積回路1を含む。無線周波数集積回路1はメインアンテナ2に接続され、メインアンテナ2は送信アンテナと受信アンテナの両方として使用される。具体的な接続の間、電力増幅器5を使用することにより複数の並列デュプレクサ3に無線周波数集積回路1が接続される。異なるデュプレクサ3は、セレクタスイッチ4を使用することにより選択されて接続される。図1から見て分かるように、デュプレクサは送信アンテナと受信アンテナが一体化したものを使用し、この場合、送信アンテナと受信アンテナの絶縁性を考慮する必要がある。動的チューニングを実行する場合、送信アンテナと受信アンテナの共通端の絶縁性を考慮する必要がある。結果的に、現行製品の要件を満たすのは難しい。
図2に示すように、LTE帯域8を例に挙げて説明する。周波数範囲は880MHzから960MHzである。しかしながら、アンテナの送信周波数は880MHzから915MHzであり、アンテナの受信周波数は925MHzから960MHzである。先行技術において、チューニングは、(880-960)MHz、すなわち、図2の点線aで示すように、80Mの帯域幅で実行される必要がある。周波数帯域分割後にチューニングを実行する解決手段においても、10MHzのLTE帯域幅を考慮して、第1チャンネルを例として、チューニングは880MHzから925MHz、すなわち、図2の二点鎖線bで示すように、45Mの帯域幅で実行される必要がある。しかしながら、現在のデュプレクサは送信アンテナと受信アンテナが一体化したものを使用しているため、送信アンテナと受信アンテナの絶縁性を考慮する必要がある。動的チューニングを実行する場合、送信端と受信端の共通端の絶縁性を考慮する必要があり、帯域幅の要件を満たす必要がある。結果的に、最終チューニング効率はよくない場合があり、そして特に、エッジ周波数の効率が不満足である場合がある。従って、本願の本実施形態において、図3に示すように、2つの別個のフィルタ6は、先行技術における1つのデュプレクサ3を置き換えるために使用される。図2の実線で示すように、別個のフィルタ(一方のフィルタが送信に対応し、他方のフィルタ6が受信に対応する)が使用される場合、2つのフィルタ6に対応する周波数は図2の2つの実線の曲線cで示され、各フィルタ6に対応する帯域幅は10Mである。このように、送信と受信のための絶縁性とチューニングは個別に実施される。以下、添付図面を参照して、本願の本実施形態で提供されるチューナブルアンテナについて詳細に説明する。
本願で開示された解決手段は、チューナブルアンテナを提供する。チューナブルアンテナは、通信端末に適用される。以下、添付図面を参照して、本願の実施形態で提供されるチューナブルアンテナについて説明する。まず、図4は、本願の実施形態に係るチューナブルアンテナの構造を示す図である。チューナブルアンテナは、主に、無線周波数集積回路10、第1アンテナ20および第2アンテナ30を含む。無線周波数集積回路10は、第1アンテナ20へ信号を送信し、第2アンテナ30から信号を受信するために使用される。第1アンテナ20は第1周波数に対応し、第2アンテナ30は第2周波数に対応する。第1周波数と第2周波数は、特定周波数帯域において、それぞれ送信周波数と受信周波数である。より具体的には、第1アンテナ20は信号を送信するために使用され、第2アンテナ30は信号を受信するために使用され、第1アンテナ20と第2アンテナ30は両方ともメインアンテナである。特定周波数帯域は、以下の表に示すように、帯域1から帯域44までの任意周波数帯域であってよい。
Figure 0007078233000001
無線周波数集積回路10は、第1周波数変調ブランチを介して第1アンテナ20に接続される。第1周波数変調ブランチは、1つまたは2つあってよい。図4に示すように、第1周波数変調ブランチが2つある:第1周波数変調ブランチ50aaおよび第1周波数変調ブランチ50ab。この場合、無線周波数集積回路10は、第1周波数変調ブランチ50aおよび第1周波数変調ブランチ50bに接続される。これに加えて、第1アンテナ20は、セレクタスイッチを使用することにより、第1周波数変調ブランチ50aおよび第1周波数変調ブランチ50bに接続される。第1周波数変調ブランチ50aと第1周波数変調ブランチ50bは両方とも周波数変調ブランチであり、それぞれに異なる変調周波数に対応する。当然ながら、1つの第1周波数変調ブランチ50は代替的に使用されてよい。図5は、第1アンテナ20および無線周波数集積回路10において、1つの第1周波数変調ブランチ50を使用する場合の模式図である。1つの第1周波数変調ブランチ50を使用する原理は、第1周波数変調ブランチ50aと第1周波数変調ブランチ50bを使用する原理とは同様である。以下、第1周波数変調ブランチ50aと第1周波数変調ブランチ50bを使用することを一例として説明する。
第1周波数変調ブランチ50aと第1周波数変調ブランチ50bが使用される場合、異なる構造が実施に使用されてよい。図4は、第1周波数変調ブランチ50aと第1周波数変調ブランチ50bの具体的な構造を示す図である。以下、図4を参照して、第1周波数変調ブランチ50aと第1周波数変調ブランチ50bを説明する。
まず、第1周波数変調ブランチ50aと第1周波数変調ブランチ50bは両方とも複数の並列周波数帯域ブランチを含む。第1周波数変調ブランチ50aは、複数の並列第1周波数帯域ブランチ51aを含み、当該複数の並列第1周波数帯域ブランチ51aは異なる周波数帯域を有する。同様に、第1周波数変調ブランチ50bは、複数の並列第1周波数帯域ブランチ51bを含む。当該複数の並列第1周波数帯域ブランチ51bは異なる周波数帯域を有する。また、第1周波数帯域ブランチ51aに対応する周波数帯域も、第1周波数帯域ブランチ51bに対応する周波数帯域とは異なる。具体的な実施例では、第1周波数帯域ブランチ51aと第1周波数帯域ブランチ51bが異なる周波数帯域を有し、異なる第1周波数帯域ブランチ51aが異なる周波数帯域を有し、異なる第1周波数帯域ブランチ51bが異なる周波数帯域を有することは、異なるフィルタを配置することにより実施される。図4に示すように、フィルタは各第1周波数帯域ブランチ51aと各第1周波数帯域ブランチ51bに個別に配置される。異なる周波数帯域ブランチ(第1周波数帯域ブランチ51aと第1周波数帯域ブランチ51b)上のフィルタは、異なる周波数帯域に対応する。このように、異なる周波数帯域ブランチは、異なる周波数帯域に対応する。
第1周波数帯域ブランチ51aの数と第1周波数帯域ブランチ51bの数とでは、第1周波数帯域ブランチ51aの数と第1周波数帯域ブランチ51bの数とが異なってよい。図4に示すように、4つの第1周波数帯域ブランチ51aがあり、4つの第1周波数帯域ブランチ51bがある。当然ながら、他の異なる数のブランチが代替的に使用されてよい。例えば、第1周波数帯域ブランチ51aが3つあり、第1周波数帯域ブランチ51bが5つあるか、または他の異なる数のブランチがある。
無線周波数集積回路10が第1周波数変調ブランチ50aまたは第1周波数変調ブランチ50bを使用することにより第1アンテナ20に接続される場合、特定の配置方式は以下のとおりである:無線周波数集積回路10が第1電力増幅器60aを使用することにより第1周波数変調ブランチ50aに接続される。第1電力増幅器60aは、第2セレクタスイッチ52aを介して、複数の第1周波数帯域ブランチ51aの1つに接続される。複数の第1周波数帯域ブランチ51aの他端は、第1セレクタスイッチ90に接続され、さらに、第1セレクタスイッチ90を介してメイン送信回路10に接続される。図4に示す構造において、第1セレクタスイッチ90および第2セレクタスイッチ52aは両方とも一極多投スイッチである。第1セレクタスイッチ90の可動端は、第1アンテナ20に接続される。複数の不動端が設けられ、複数の不動端は、第1周波数帯域ブランチ51aと第1周波数帯域ブランチ51bとに1対1の対応関係で接続される。第2セレクタスイッチ52aの可動端は、第1電力増幅器60aに接続される。第2セレクタスイッチ52aは、4つの不動端を有し、4つの不動端はそれぞれ4つの第1周波数帯域ブランチ51aに接続される。無線周波数集積回路10が第1周波数変調ブランチ50aを介して第1アンテナ20に接続される場合、第1セレクタスイッチ90と第2セレクタスイッチ52aは、同じ第1周波数帯域ブランチ51aを選択し、信号経路は以下の順になるようになっている:無線周波数集積回路10-第1電力増幅器60a-第2セレクタスイッチ52a-1つの第1周波数帯域ブランチ51a-第1セレクタスイッチ90-第1アンテナ20。
依然として図4を参照し、同様に、第1周波数変調ブランチ50bについては、無線周波数集積回路10は、第2電力増幅器60bを介して第1周波数変調ブランチ50bに接続される。第2電力増幅器60bは、第2セレクタスイッチ52bを介して複数の第1周波数帯域ブランチ51bに接続される。複数の第1周波数帯域ブランチ51bの他端は、第1セレクタスイッチ90を介して第1アンテナ20に接続される。第2セレクタスイッチ52bも一極多投スイッチであり、図4において、具体的には一極四投スイッチである。また、第2セレクタスイッチ52bの可動端は、第2電力増幅器60bに接続され、第2セレクタスイッチ52bの4つの不動端のそれぞれは、1つの第1周波数帯域ブランチ51bに接続される。無線周波数集積回路10が第1周波数変調ブランチ50bを介して第1アンテナ20に接続される場合、第2セレクタスイッチ52bと第1セレクタスイッチ90は、同じ第1周波数帯域ブランチ51bを選択し、信号経路は以下の順になるようになっている:無線周波数集積回路10-第2電力増幅器60b-第2セレクタスイッチ52b-1つの第1周波数帯域ブランチ51b-第1セレクタスイッチ90-第1アンテナ20。
図5は、1つの第1チューナブル周波数帯域ブランチ50を使用する場合を示す図である。この場合、無線周波数集積回路10は、電力増幅器60に接続される。電力増幅器60は、第2セレクタスイッチ52に接続される。第2セレクタスイッチ52は、複数の第1周波数帯域ブランチ51に接続される。複数の第1周波数帯域ブランチ51の他端は、第1セレクタスイッチ90に接続される。第1セレクタスイッチ90は、第1アンテナ10に接続される。第1周波数変調ブランチ50は、複数の第1周波数帯域ブランチ51を含み、当該複数の並列第1周波数帯域ブランチ51は、異なる周波数帯域を有する。第1周波数帯域ブランチ51は、具体的には、異なるフィルタを配置することにより実装される。図4に示すように、各第1周波数帯域ブランチ51にはフィルタが配置されており、異なる周波数帯域ブランチが異なる周波数帯域に対応するように、異なる第1周波数帯域ブランチ51に配置されたフィルタは、異なる周波数帯域に対応する。各第1周波数帯域ブランチ51の一端は、第1セレクタスイッチ90の不動端に接続され、他端は、第2セレクタスイッチ52の不動端に接続される。第2セレクタスイッチ52の可動端は、電力増幅器60に接続され、第1セレクタスイッチ90の可動端は、第1アンテナ20に接続される。使用中は、第1セレクタスイッチ90と第2セレクタスイッチ52が同一周波数帯域ブランチ51を選択する。無線周波数集積回路10の送信信号は、以下の経路を介して送信される:電力増幅器60-第2セレクタスイッチ52-第1周波数帯域ブランチ51-第1セレクタスイッチ90-第1アンテナ20。
図4に示すチューナブルアンテナにおいて、第1周波数変調ブランチ50aに用いられるフィルタと、第1周波数変調ブランチ50bに用いられるフィルタは、非チューナブルフィルタである。本願の本実施形態において、チューナブルフィルタが代替的に使用されてよい。図6に示すように、第1周波数変調ブランチ50aおよび第1周波数変調ブランチ50bの両方のフィルタは、対応する周波数帯域に対応できるように調節されるチューナブルフィルタである。図6に示すチューナブルフィルタが使用される場合、各チューナブルフィルタは、第1アンテナ20の異なる周波数帯域に対応するように、異なるチューナブル周波数帯域および異なるチューナブル範囲に対応することが理解されるべきである。
図4における第1電力増幅器60aおよび第2電力増幅器60bは、要件に基づいて配置されてよい。電力増幅を必要としない場合には、第1電力増幅器60aと第2電力増幅器60bとは、配置されなくてよい。
図4に示す第1周波数変調ブランチ50aおよび第1周波数変調ブランチ50bの構造に加えて、図7に示す構造は代替的に使用されてよい。図7に示す構造では、第1周波数変調ブランチ50aはチューナブルフィルタを有するブランチであり、第1周波数変調ブランチ50bもチューナブルフィルタを有するブランチである。この場合、第1周波数変調ブランチ50aと第1周波数変調ブランチ50bのそれぞれは単一ブランチである。具体的な接続の間、図7に示すように、無線周波数集積回路10は、第1電力増幅器60aを介して第1周波数変調ブランチ50aに接続され、第2電力増幅器60bを介して第1周波数変調ブランチ50bに接続される。第1セレクタスイッチ90は、単極二投スイッチである。第1セレクタスイッチ90の不動端は、第1周波数変調ブランチ50aと第1周波数変調ブランチ50bとの間で1対1の対応関係にあり、第1セレクタスイッチ90の可動端は第1アンテナ20に接続される。第1周波数変調ブランチ50aと第1周波数変調ブランチ50bは、第1セレクタスイッチ90を使用することにより選択されて無線周波数集積回路10に接続される。また、第1周波数変調ブランチ50aに設けられたチューナブルフィルタと第1周波数変調ブランチ50bに設けられたチューナブルフィルタとを調節することにより、対応する周波数帯域が調節される。第1周波数変調ブランチ50aを一例として挙げると、チューナブルフィルタの共振点を調節することにより、第1周波数変調ブランチ50aは、図4の異なる第1周波数帯域ブランチに相当するものであってよい。従って、第1周波数変調ブランチ50a全体の構造は、1つのチューナブルフィルタを使用することにより簡素化される。具体的に設定する間、図4では、第1周波数変調ブランチ50aのチューナブルフィルタは、第1アンテナ20の中間周波数と高周波数を調節するために使用され、第1周波数変調ブランチ50bのチューナブルフィルタは、第1アンテナ20の低周波数を調節するために使用される。当然ながら、第1周波数変調ブランチ50a上のチューナブルフィルタは、第1アンテナ20の低周波数を調節するために代替的に使用されてもよく、第1周波数変調ブランチ50b上のチューナブルフィルタは、第1アンテナ20の中間周波数と高周波数を調節するために代替的に使用されてもよい。
図8に示すように、1つのチューナブルフィルタが配置されている1つの第1周波数変調ブランチ50は、周波数帯域を調節するために代替的に使用されてよい。この場合、セレクタスイッチは不要であり、送信回路全体は、無線周波数集積回路10と、無線周波数集積回路に接続された電力増幅器60と、電力増幅器に接続された第1周波数変調ブランチ50と、第1周波数変調ブランチ50に接続された第1アンテナ20とのみを含む。使用中、無線周波数集積回路10の送信信号は以下の経路を介して送信される:電力増幅器60-第1周波数変調ブランチ50-第1アンテナ20。送信中、チューナブルフィルタは、送信信号に対応する周波数帯域に調節されている。
上述の説明から分かるように、配置された第1周波数変調ブランチ50aと配置された第1周波数変調ブランチ50bは、メイン送信アンテナ周波数帯域を個別に制御することが可能である。依然として、図4を参照すると、第2アンテナ30が配置されている場合、本願の本実施形態で提供されているチューナブルアンテナを用いて、周波数帯域を個別に制御することもできる。
図4に示すように、本願の本実施形態で提供されるチューナブルアンテナでは、無線周波数集積回路10は、第2周波数変調ブランチ70を使用することにより第2アンテナ30に接続されている。第2周波数変調ブランチ70が配置されている場合、第2周波数変調ブランチ70は、複数の第2周波数帯域ブランチ71を含む。また、複数の第2周波数帯域ブランチ71は、異なる周波数帯域に対応する。各第2周波数帯域ブランチ71の一端は、無線周波数集積回路10に接続され、他端は、第3セレクタスイッチ72を使用することにより任意に第2アンテナ30に接続される。第3セレクタスイッチ72も一極多投スイッチである。依然として、図4を参照すると、第2周波数変調ブランチ70は、5つの第2周波数帯域ブランチ71を含み、異なる第2周波数帯域ブランチ71は、異なる周波数帯域に対応する。具体的に配置する間、各第2周波数帯域ブランチ71には1つのフィルタが配置され、異なるフィルタは異なる周波数帯域に対応する。異なるフィルタは、異なる第2周波数帯域ブランチ71に対応する周波数帯域を制御するように配置される。第3セレクタスイッチ72は、一極多投スイッチであり、図4に示す構造の一極五投スイッチに対応する。また、第3セレクタスイッチ72の可動端が第2アンテナ30に接続されており、第3セレクタスイッチ72の各不動端は、1つの第2周波数帯域ブランチ71に対応する。接続時には、第3セレクタスイッチ72を使用することにより、1つの第2周波数帯域ブランチ71が選択される。この場合、信号接続は以下のとおりになる:第2アンテナ30-第3セレクタスイッチ72-第2周波数帯域ブランチ71-無線周波数集積回路10。
第2周波数帯域ブランチ71上のフィルタは、図4に示す非チューナブルフィルタであってもよいし、図5に示すチューナブルフィルタであってもよい。図5に示すチューナブルフィルタが使用される場合、第2周波数帯域ブランチ71上のチューナブルフィルタは、第2アンテナ30の異なる周波数帯域に対応するように、異なる調整範囲を有する。
当然ながら、本願の本実施形態で提供される第2周波数変調ブランチ70は、図4の構造に限定されず、図7の構造を代替的に使用してよいことが理解されるべきである。この場合、第2周波数変調ブランチ70は、チューナブルフィルタを有するブランチである。第2アンテナ30が異なる周波数帯域に対応するように、チューナブルフィルタの共振点が調節される。第3アンテナ40と無線周波数集積回路10とを接続するチューナブルフィルタは、1つのチューナブルフィルタであってもよいし、2つのチューナブルフィルタを並列に接続したものであってもよい。図7に示すように、並列に接続された2つのチューナブルフィルタが使用される。この場合、第3セレクタスイッチ72は、第2アンテナ30に接続する異なるチューナブルフィルタを選択するように対応して配置される。当然ながら、2つのチューナブルフィルタが選択される場合、2つのチューナブルフィルタは、異なる調整周波数帯域に対応し、第2アンテナ30の高周波数、中間周波数、および低周波数に個別に対応する。詳しくは、第1アンテナ20に対応する2つのチューナブルフィルタの説明を参照されたい。詳細は本明細書には説明されない。
図8に示すように、1つの第1周波数変調ブランチ50および1つの第2周波数変調ブランチ40があってよい。また、第1周波数変調ブランチ50と第2周波数変調ブランチ40のそれぞれには、チューナブルフィルタが配置される。この場合、セレクタスイッチは不要であり、無線周波数集積回路10は、第1周波数変調ブランチ50と第2周波数変調ブランチ40とに直接接続される。第1周波数変調ブランチ50は、第1アンテナ20に接続される。第2周波数変調ブランチ40は、第2アンテナ30に接続される。使用中、受信信号は以下の経路を介して受信される:第2アンテナ30-第2周波数変調ブランチ40-無線周波数集積回路10。信号受信時には、チューナブルフィルタは、送信信号に対応する周波数帯域に調節される。例えば、帯域8周波数帯域の信号を受信する場合、チューナブルフィルタを925MHz~935MHzに調節する。信号送信中、無線周波数集積回路10の送信信号は以下の経路を介して送信される:電力増幅器60-第1周波数変調ブランチ50-第1アンテナ20。送信中、チューナブルフィルタは、送信信号に対応する周波数帯域に調節される。例えば、帯域8周波数帯域に対応する信号を送信する場合には、チューナブルフィルタを880MHz~890MHzに調節する。
図7および図8に示すチューナブルアンテナは、第2アンテナ30が1つあり、第2アンテナ30は全周波数アンテナである。当然ながら、第2アンテナ30は複数あってよく、例えば、2つの第2アンテナ30、3つの第2アンテナ30、または、異なる数の第2アンテナ30があってもよい。この場合、異なる第2アンテナ30は、異なる周波数帯域に対応する。図9は、2つの第2アンテナ30を示しており、ここで、一方の第2アンテナ30の一方のチューナブルフィルタに対応する周波数帯域が帯域2+帯域4であり、他方周波数変調ブランチのチューナブルフィルタに対応する周波数帯域が帯域1+帯域3であり、他方の第2アンテナ30に対応する周波数帯域が帯域7であることを示している。上述の具体的な周波数帯域は、具体的な例であることが理解されるべきである。本願の本実施形態で提供される第2アンテナ30は、代替的に、別の異なる周波数帯域に対応してよい。例えば、3つの第2アンテナを使用する場合、3つの第2アンテナは、それぞれ高周波数帯域、中間周波数帯域、低周波数帯域に対応する。
しかしながら、1つの第2アンテナ30を使用するか、または複数の第2アンテナ30を使用するかにかかわらず、各第2アンテナ30は、チューナブルブランチを使用することにより無線周波数集積回路10に接続される。第2アンテナの構造は、上述した構造と同様であり、詳細は本明細書では説明されない。
上述の具体的な実施形態では、第1周波数変調ブランチ50a、第1周波数変調ブランチ50b、および第2周波数変調ブランチ70の2つの異なる特定の実施例が提供されていることが理解されるべきである。しかしながら、本願の本実施形態で提供されるチューナブルアンテナについては、周波数帯域チューニングを実施することができる任意の既知の解決手段を、本願の実施形態で提供される第1周波数変調ブランチ50a、第1周波数変調ブランチ50b、および第2周波数変調ブランチ70に適用することができる。本発明の解決手段は、図4~図9に示す特定の実施形態に限定されるものではない。例えば、1つの第1周波数変調ブランチが使用されてよく、周波数変調ブランチには非チューナブルフィルタが使用されるが、使用済みの第2周波数変調ブランチにはチューナブルフィルタが使用される。
依然として、図4~図9を参照すると、上述した第1アンテナ20および第2アンテナ30に加えて、本願の本実施形態で提供されるチューナブルアンテナは、第3アンテナ40をさらに含む。第3アンテナ40は、ダイバーシティアンテナである。具体的な接続の間、第3アンテナ40は、第3周波数変調ブランチ80を介して無線周波数集積回路10に接続される。第3周波数変調ブランチ80の構造は、第2周波数変調ブランチ70の構造と同様である。これに代えて、複数の並列第3周波数帯域ブランチ81を使用してよい。また、第3周波数帯域ブランチ81の一端は無線周波数集積回路10に接続され、他端は第4セレクタスイッチ82を使用することにより第3アンテナ40に接続される。図4に示すように、第4セレクタスイッチ82は、一極多投スイッチであり、具体的には、図4の一極五投スイッチである。また、第3アンテナ40には可動端が接続され、不動端はそれぞれ1対1の対応関係で5つ周波数帯域ブランチに接続される。接続時には、第4セレクタスイッチ82を使用することにより、異なる第3周波数帯域ブランチ81が選択される。当然ながら、第3周波数変調ブランチ80は、チューナブルフィルタを有する構造を代替的に使用してよく、第3周波数変調ブランチ80の構造は、図8に示されている。当然ながら、第3周波数帯域ブランチ80は、1つまたは2つあってもよい。
上述の説明から分かるように、本願の実施形態で提供されるチューナブルアンテナでは、周波数分割二重周波数の場合、メイン送信アンテナと第2アンテナ30のすべてのリンクが個別に制御される。無線周波数集積回路10の受信ポートからアンテナまでのリンクはチューニングでき、メイン送信アンテナと第2アンテナ30のリンクはすべて個別に制御され、個別にチューニングされる。アンテナの受信と送信の間の絶縁性は、第1アンテナと第1アンテナとの間の絶縁性と、第1周波数変調ブランチ50aと第1周波数変調ブランチ50bとの間の絶縁性とを含む。デュプレクサを使用することによってのみ絶縁性が実行される先行技術と比較して、本願の実施形態で提供されるチューナブルアンテナは、送信アンテナと受信アンテナ間の絶縁性を増加させる。また、本願の実施形態は、通信端末をさらに提供する。上記通信端末は、上述実施形態のいずれか1つに従ったチューナブルアンテナを含む。チューナブルアンテナを設計する場合、第1アンテナ20および第2アンテナ30は、それぞれ周波数変調ブランチを介して無線周波数集積回路10に接続される。従って、第1アンテナ20と第2アンテナ30周波数帯域を個別に調節することができる。これにより、第2アンテナ30と第1アンテナ20との間の絶縁性が向上する。
上述の説明は、本願の単なる特定の実施例にすぎず、本願の保護範囲を限定することを意図してはいない。本願に開示された技術的範囲内で当業者により容易に考え出される、あらゆる変形または置換は、本願の保護範囲に含まれることになる。従って、本願の保護範囲は特許請求の範囲の保護範囲に従うことになる。

Claims (11)

  1. 無線周波数集積回路と、個別に前記無線周波数集積回路に接続された第1周波数変調ブランチと、を備える、通信端末に適用されるチューナブルアンテナであって、前記チューナブルアンテナは、第1アンテナをさらに備え、前記第1アンテナは、前記第1周波数変調ブランチを介して前記無線周波数集積回路に接続され、
    前記チューナブルアンテナは、第2アンテナをさらに備えて、前記第2アンテナは、第2周波数変調ブランチを介して前記無線周波数集積回路に接続されて、
    前記第1アンテナは、第1周波数に対応し、前記第2アンテナは、第2周波数に対応し、前記第1周波数および前記第2周波数は、それぞれ特定周波数帯域における送信周波数および受信周波数であり、
    前記第1周波数変調ブランチは、複数の第1周波数帯域ブランチを有し、前記複数の第1周波数帯域ブランチは、異なる周波数帯域に対応して、各第1周波数帯域ブランチの一端は第1セレクタスイッチを介して第1アンテナに接続され、他端が第2セレクタスイッチを介して前記無線周波数集積回路に接続され、
    2つの第1周波数変調ブランチがあり、前記2つの第1周波数変調ブランチは、1つの第1セレクタスイッチを介して前記第1アンテナに接続される、チューナブルアンテナ。
  2. 電力増幅器をさらに備え、前記電力増幅器の一端は前記無線周波数集積回路に接続され、他端は前記第2セレクタスイッチに電気的に接続される、請求項1に記載のチューナブルアンテナ。
  3. フィルタは各第1周波数帯域ブランチに配置される、請求項2に記載のチューナブルアンテナ。
  4. 前記第1セレクタスイッチおよび前記第2セレクタスイッチは、それぞれ一極多投スイッチであり、
    前記第1セレクタスイッチの不動端は第1アンテナに接続され、可動端は各第1周波数帯域ブランチに1対1の対応関係で接続されて、
    前記第2セレクタスイッチの不動端は電力増幅器に電気的に接続され、可動端は各第2周波数帯域ブランチに1対1の対応関係で接続される、請求項2まは3に記載のチューナブルアンテナ。
  5. 前記第2周波数変調ブランチは、複数の第2周波数帯域ブランチを含み、前記複数の第2周波数帯域ブランチは、異なる周波数帯域に対応して、各第2周波数帯域ブランチの一端が前記無線周波数集積回路に接続され、他端が第3セレクタスイッチを介して前記第2アンテナに任意に接続される、請求項1から4の何れか一項に記載のチューナブルアンテナ。
  6. 前記第1周波数変調ブランチは、チューナブルフィルタを有し、前記第2周波数変調ブランチは、チューナブルフィルタを含む、請求項1に記載のチューナブルアンテナ。
  7. 第3アンテナをさらに備えて、前記第3アンテナは、第3周波数変調ブランチを介して前記無線周波数集積回路に接続される、請求項1から6の何れか一項に記載のチューナブルアンテナ。
  8. 前記第3周波数変調ブランチは、複数の第3周波数帯域ブランチを含み、前記複数の第3周波数帯域ブランチは、異なる周波数帯域に対応して、各第3周波数帯域ブランチの一端が前記無線周波数集積回路に接続され、他端が第4セレクタスイッチを介して前記第3アンテナに任意に接続される、請求項7に記載のチューナブルアンテナ。
  9. 無線周波数集積回路と、個別に前記無線周波数集積回路に接続された第1周波数変調ブランチと、を備える、通信端末に適用されるチューナブルアンテナであって、前記チューナブルアンテナは、第1アンテナをさらに備え、前記第1アンテナは、前記第1周波数変調ブランチを介して前記無線周波数集積回路に接続され、
    前記チューナブルアンテナは、第2アンテナをさらに備えて、前記第2アンテナは、第2周波数変調ブランチを介して前記無線周波数集積回路に接続されて、
    前記第1アンテナは、第1周波数に対応し、前記第2アンテナは、第2周波数に対応し、前記第1周波数および前記第2周波数は、それぞれ特定周波数帯域における送信周波数および受信周波数であり、
    前記第2周波数変調ブランチは、複数の第2周波数帯域ブランチを含み、前記複数の第2周波数帯域ブランチは、異なる周波数帯域に対応して、各第2周波数帯域ブランチの一端が前記無線周波数集積回路に接続され、他端が第3セレクタスイッチを介して前記第2アンテナに任意に接続される、チューナブルアンテナ。
  10. 無線周波数集積回路と、個別に前記無線周波数集積回路に接続された第1周波数変調ブランチと、を備える、通信端末に適用されるチューナブルアンテナであって、前記チューナブルアンテナは、第1アンテナをさらに備え、前記第1アンテナは、前記第1周波数変調ブランチを介して前記無線周波数集積回路に接続され、
    前記チューナブルアンテナは、第2アンテナをさらに備えて、前記第2アンテナは、第2周波数変調ブランチを介して前記無線周波数集積回路に接続されて、
    前記第1アンテナは、第1周波数に対応し、前記第2アンテナは、第2周波数に対応し、前記第1周波数および前記第2周波数は、それぞれ特定周波数帯域における送信周波数および受信周波数であり、
    前記チューナブルアンテナは、第3アンテナをさらに備えて、前記第3アンテナは、第3周波数変調ブランチを介して前記無線周波数集積回路に接続される、チューナブルアンテナ。
  11. 請求項1から10の何れか一項に記載のチューナブルアンテナを備える通信端末。
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