JP7076504B2 - 言語決定装置、言語決定方法及び言語決定プログラム - Google Patents

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Description

本開示は、航空機から降りた人への案内表示を行う際の言語を決定する技術に関する。
空港には航空機から降りた人に対する案内表示を行う表示装置が設けられている。空港には、様々な国から来た航空機が到着する。そのため、空港には、母国語の異なる多くの人がおり、案内表示で使用される言語によっては、案内表示を見た人が案内表示の内容を理解することが困難な場合ある。
特許文献1には、航空機の出発地及び到着地と、乗客の国籍といった情報に基づき、使用する言語を決定することが記載されている。
特表2016-524189号公報
特許文献1に記載された技術では、航空機から降りた人の移動が考慮されていない。そのため、航空機から降りてから表示装置が設置された表示エリアに到着するまでにかかった時間が想定よりも長い場合、あるいは短い場合には、適切な言語を使用して案内表示を行うことができない可能性がある。
本開示は、適切な言語を使用して案内表示を行えるようにすることを目的とする。
本開示に係る言語決定装置は、
航空機の到着スポットから表示装置が設置された表示エリアまでの間の通路に設置されたカメラによって取得された画像データである通路データに含まれる人の数から特定される、前記通路における前記航空機から降りた人の分布情報を取得する分布取得部と、
前記表示エリアを撮影するカメラによって取得された画像データであるエリアデータに含まれる人における各通路データに含まれる人の数と、前記分布取得部によって取得された前記分布情報とから、前記表示エリアにいる前記航空機から降りた人の数を推定する推定部と、
前記推定部によって推定された人の数に応じて前記表示装置に表示する情報の言語を決定する言語決定部と
を備える。
本開示では、エリアデータに含まれる人における各通路データに含まれる人の数と、通路における航空機から降りた人の分布情報とから、表示エリアにいる航空機から降りた人の数を推定し、推定された人の数に応じて表示する情報の言語を決定する。これにより、航空機から降りた人の移動が考慮され、適切な言語を使用して案内表示を行えるようになる。
実施の形態1に係る言語決定システム100の構成図。 実施の形態1に係る言語決定装置10の構成図。 実施の形態1に係る群衆解析装置20の構成図。 実施の形態1に係る空港のレイアウト例を示す図。 実施の形態1に係るスポット情報131の説明図。 実施の形態1に係る表示装置情報132の説明図。 実施の形態1に係る出発地情報133の説明図。 実施の形態1に係る言語決定装置10の動作を示すフローチャート。 実施の形態1に係る空港CDMの説明図。 実施の形態1に係る分布情報の説明図。 実施の形態1に係る推定処理の説明図。 実施の形態1に係る推定処理の説明図。 実施の形態1に係る言語決定処理の説明図。 実施の形態1に係る群衆解析装置20の動作を示すフローチャート。 変形例1に係る言語決定装置10の構成図。 変形例1に係る群衆解析装置20の構成図。
実施の形態1.
***構成の説明***
図1を参照して、実施の形態1に係る言語決定システム100の構成を説明する。
言語決定システム100は、言語決定装置10と、群衆解析装置20と、1台以上の表示装置30と、1台以上のカメラ41と、1台以上のカメラ42とを備える。
言語決定装置10と群衆解析装置20とは、伝送路51を介して接続されている。また、言語決定装置10は、表示装置30と、表示装置30が設置された表示エリアを撮影する各カメラ41と、伝送路52を介して接続されている。群衆解析装置20は、航空機の到着スポットから表示装置が設置された表示エリアまでの間の通路に設置された各カメラ42と、伝送路53を介して接続されている。伝送路51,52,53は、具体例としては、インターネット又はLAN(Local Area Network)である。
図2を参照して、実施の形態1に係る言語決定装置10の構成を説明する。
言語決定装置10は、コンピュータである。
言語決定装置10は、プロセッサ11と、メモリ12と、ストレージ13と、通信インタフェース14とのハードウェアを備える。プロセッサ11は、信号線を介して他のハードウェアと接続され、これら他のハードウェアを制御する。
言語決定装置10は、機能構成要素として、情報取得部111と、分布取得部112と、推定部113と、言語決定部114とを備える。言語決定装置10の各機能構成要素の機能はソフトウェアにより実現される。
ストレージ13には、言語決定装置10の各機能構成要素の機能を実現するプログラムが格納されている。このプログラムは、プロセッサ11によりメモリ12に読み込まれ、プロセッサ11によって実行される。これにより、言語決定装置10の各機能構成要素の機能が実現される。
ストレージ13は、スポット情報131と、表示装置情報132と、出発地情報133とを記憶する。
図3を参照して、実施の形態1に係る群衆解析装置20の構成を説明する。
群衆解析装置20は、コンピュータである。
群衆解析装置20は、プロセッサ21と、メモリ22と、ストレージ23と、通信インタフェース24とのハードウェアを備える。プロセッサ21は、信号線を介して他のハードウェアと接続され、これら他のハードウェアを制御する。
群衆解析装置20は、機能構成要素として、画像取得部211と、人数カウント部212と、分布特定部213とを備える。群衆解析装置20の各機能構成要素の機能はソフトウェアにより実現される。
ストレージ23には、群衆解析装置20の各機能構成要素の機能を実現するプログラムが格納されている。このプログラムは、プロセッサ21によりメモリ22に読み込まれ、プロセッサ21によって実行される。これにより、群衆解析装置20の各機能構成要素の機能が実現される。
プロセッサ11,21は、プロセッシングを行うIC(Integrated Circuit)である。プロセッサ11,21は、具体例としては、CPU(Central
Processing Unit)、DSP(Digital Signal Processor)、GPU(Graphics Processing Unit)である。
メモリ12,22は、データを一時的に記憶する記憶装置である。メモリ12,22は、具体例としては、SRAM(Static Random Access Memory)、DRAM(Dynamic Random Access Memory)である。
ストレージ13,23は、データを保管する記憶装置である。ストレージ13,23は、具体例としては、HDD(Hard Disk Drive)である。また、ストレージ13,23は、SD(登録商標,Secure Digital)メモリカード、CF(CompactFlash,登録商標)、NANDフラッシュ、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ブルーレイ(登録商標)ディスク、DVD(Digital Versatile Disk)といった可搬記録媒体であってもよい。
通信インタフェース14,24は、外部の装置と通信するためのインタフェースである。通信インタフェース14,24は、具体例としては、Ethernet(登録商標)、USB(Universal Serial Bus)、HDMI(登録商標,High-Definition Multimedia Interface)のポートである。
図1では、プロセッサ11は、1つだけ示されていた。しかし、プロセッサ11は、複数であってもよく、複数のプロセッサ11が、各機能を実現するプログラムを連携して実行してもよい。同様に、プロセッサ21は、複数であってもよく、複数のプロセッサ21が、各機能を実現するプログラムを連携して実行してもよい。
***動作の説明***
図4から図14を参照して、実施の形態1に係る言語決定システム100の動作を説明する。
実施の形態1に係る言語決定システム100の動作手順は、実施の形態1に係る言語決定方法に相当する。また、実施の形態1に係る言語決定システム100の動作を実現するプログラムは、実施の形態1に係る言語決定プログラムに相当する。
図4を参照して、実施の形態1に係る空港のレイアウト例を説明する。
空港には複数の到着スポットがある。図4では、到着スポットP1と到着スポットP4との2つの到着スポットがある。
各到着スポットに到着した航空機から降りた人は、通路を通って入国審査場へと向かう。入国審査場の手前には表示装置30が設置された表示エリアがある。表示装置30の付近には、表示エリアを撮影するカメラ41が設置されている。図4では、表示装置30aの付近にカメラ41aが設置されている。
また、各到着スポットから表示エリアまでの通路には、複数のカメラ42が設置されている。図4では、到着スポットP1から表示エリアまでの通路には、カメラ42a~42eが設置されており、到着スポットP4から表示エリアまでの通路には、カメラ42f~42jが設置されている。
図5を参照して、実施の形態1に係るスポット情報131を説明する。
スポット情報131は、航空機の到着スポット毎に、対応する表示装置30と、対応する表示装置30が設置された表示エリアまでの通路に設置されたカメラ42とを示す。
図5では、図4に対応する情報が示されている。到着スポットP1については、対応する表示装置30として表示装置30aが示されており、通路に設置されたカメラ42としてカメラ42a~42eが示されている。到着スポットP4については、対応する表示装置30として表示装置30aが示されており、通路に設置されたカメラ42としてカメラ42f~42jが示されている。
図6を参照して、実施の形態1に係る表示装置情報132を説明する。
表示装置情報132は、表示装置30毎に、対応するカメラ41を示す。
図6では、図4に対応する情報が示されている。表示装置30aについては、対応するカメラ41としてカメラ41aが示されている。
図7を参照して、実施の形態1に係る出発地情報133を説明する。
出発地情報133は、航空機の出発地毎に、国と、言語とを示す。国は、出発地が属する国である。言語は、出発地の便の乗客の多くが使用する言語である。言語は、出発地における公用語である可能性が高いが、公用語に限るものではない。出発地の便の乗客が使用する言語が複数ある場合には、複数の言語が設定される。
図8を参照して、実施の形態1に係る言語決定装置10の動作を説明する。
図8の処理は、空港CDM(Collaborative Decision Making)における着陸実績時刻が入力されたことをトリガとして実行される。
空港CDMは、空港運用に係るステークホルダー間の協調的意思決定を実現するためのシステムである。図9に示すように、空港CDMでは、航空機識別ID(IDentifier)と、航空機型式と、到着スポットと、出発地と、目的地と、着陸予定時刻と、着陸実績時刻と、インブロック予定時刻と、インブロック実績時刻とが管理される。航空機識別IDは、航空機の識別情報であり、エアラインと番号との組合せで表される。航空機型式は、ボーイング787又はエアバスA350といった航空機の型である。到着スポットは、航空機が到着する到着スポットである。出発地は、航空機が出発した空港である。目的地は、航空機が到着する空港である。着陸予定時刻は、航空機が着陸する予定時刻である。着陸実績時刻は、航空機が実際に着陸した時刻である。インブロック予定時刻は、到着して停止する予定時刻である。インブロック実績時刻は、実際に到着して停止した時刻を示す。
(ステップS11:情報取得処理)
情報取得部111は、着陸実績時刻が入力された空港CDMのレコードから、航空機識別IDと、到着スポットと、出発地とを取得する。情報取得部111は、スポット情報131を参照して、取得された到着スポットに対応する表示装置30及びカメラ42を取得する。情報取得部111は、表示装置情報132を参照して、特定された表示装置30に対応するカメラ41を取得する。情報取得部111は、出発地情報133を参照して、取得された出発地に対応する言語を取得する。
(ステップS12:解析指示処理)
分布取得部112は、ステップS11で取得されたカメラ42の識別子を群衆解析装置20に送信して、航空機から降りた人の分布の解析を群衆解析装置20に指示する。すると、群衆解析装置20によって航空機から降りた人の分布が解析され、分布情報が送信される。群衆解析装置20の処理については後述する。
分布取得部112は、群衆解析装置20によって送信された分布情報を取得する。分布情報は、ステップS11で取得された到着スポットから表示エリアまでの通路における航空機から降りた人の分布を示す。具体的には、分布情報は、図10に示すように、通路における各地点にいる人の数を表す。
(ステップS13:推定処理)
推定部113は、表示エリアを撮影するカメラ41によって取得された画像データであるエリアデータに含まれる人における、通路に設置された各カメラ41によって取得された画像データである各通路データに含まれる人を特定する。そして、推定部113は、特定された人の数と、ステップS12で取得された分布情報とから、表示エリアにいる航空機から降りた人の数を推定する。
なお、後述する着陸実績判定処理(ステップS15)で処理がステップS11に戻され、複数の航空機についての分布情報が取得されている場合には、推定部113は、複数の航空機それぞれを対象の航空機に設定する。そして、推定部113は、エリアデータに含まれる人における対象の航空機についての各通路データに含まれる人の数と、対象の航空機についての分布情報とから、表示エリアにいる対象の航空機から降りた人の数を推定する。
具体的には、推定部113は、エリアデータに含まれる人における対象の航空機についての各通路データに含まれる人から、対象の航空機についての分布情報のどの部分の人が表示エリアにいるかを推定する。つまり、推定部113は、エリアデータに含まれる人から、各通路データに含まれる人を検出して、対象の航空機についての分布情報のどの部分の人が表示エリアにいるかを推定する。そして、推定部113は、表示エリアにいる対象の航空機から降りた人の数は、分布情報における推定された部分の人数であると推定する。
具体例を説明する。到着スポットP1に到着した航空機が対象の航空機であったとする。到着スポットP1から表示エリアまでの通路に設置されたカメラ42a~42eのうち、エリアデータにはカメラ42bによって取得された通路データに含まれる人だけが含まれており、他のカメラ42によって取得された通路データに含まれる人は含まれていなかったとする。この場合には、図11に示すように、推定部113は、表示エリアには、分布情報のカメラ42bが設置された位置の人がいると推定する。そして、推定部113は、表示エリアにいる対象の航空機から降りた人の数は、分布情報のカメラ42bが設置された位置の人数であると推定する。
他の具体例を説明する。到着スポットP1に到着した航空機が対象の航空機であったとする。到着スポットP1から表示エリアまでの通路に設置されたカメラ42a~42eのうち、エリアデータにはカメラ42bによって取得された通路データに含まれる人の半数と、カメラ42cによって取得された通路データに含まれる人の半数とだけが含まれていたとする。この場合には、図12に示すように、推定部113は、表示エリアには、分布情報のカメラ42bが設置された位置とカメラ42cが設置された位置との中間の位置の人がいると推定する。そして、推定部113は、表示エリアにいる対象の航空機から降りた人の数は、分布情報のカメラ42bが設置された位置とカメラ42cが設置された位置との中間の位置の人数であると推定する。
(ステップS14:言語決定処理)
言語決定部114は、ステップS13で推定された表示エリアにいる複数の航空機それぞれから降りた人の数に応じて表示装置に表示する情報の言語を決定する。そして、言語決定部114は、決定された言語で示した案内情報を表示装置30に表示する。
具体的には、言語決定部114は、複数の航空機それぞれに割り当てられた言語と、複数の航空機それぞれから降りた人の数とに応じて使用する言語を決定する。実施の形態1では、航空機に割り当てられた言語は、航空機の出発地に対応する言語である。ステップS11で出発地情報133を参照することにより、航空機の出発地に対応する言語は特定されている。
実施の形態1では、言語決定部114は、複数の航空機それぞれに割り当てられた言語について、複数の航空機それぞれから降りた人の数に応じて使用する時間を決定する。この際、言語決定部114は、降りた人の数が多い航空機に割り当てられた言語ほど長い時間になるように、複数の言語について使用する時間を決定する。そして、言語決定部114は、決定された時間毎に使用する言語を変更して、案内情報を表示装置30に表示する。
なお、航空機に割り当てられた言語に加えて、到着空港の所在地の公用語についても一定時間使用されるようにしてもよい。
図13に示すように、ステップS13で、表示エリアには、到着スポットP1に到着した航空機Xから降りた人が90人であり、到着スポットP4に到着した航空機Yから降りた人は60人であると推定されたとする。航空機Xに割り当てられた言語は、英語であり、航空機Yに割り当てられた言語は、韓国語であるとする。また、到着空港の所在地の公用語は、日本語であるとする。
この場合には、言語決定部114は、例えば、英語と韓国語と日本語とについて、単位時間を90:60:150(=90+60)に分けた時間を割り当てる。単位時間が1分であるとすると、英語には18秒、韓国語には12秒、日本語には30秒が割り当てられる。そして、言語決定部114は、案内情報を英語で18秒間表示し、案内情報を韓国語で12秒間表示し、案内情報を日本語で30秒間表示し、案内情報を英語で18秒間表示し・・・と言語の変更を繰り返す。
(ステップS15:着陸実績判定処理)
情報取得部111は、新たな着陸実績時刻が入力されたか否かを判定する。
情報取得部111は、新たな着陸実績時刻が入力された場合には、処理をステップS11に戻す。一方、情報取得部111は、新たな着陸実績時刻が入力されていない場合には、処理をステップS16に進める。
(ステップS16:時間判定処理)
推定部113は、ステップS13の処理が実行されてから基準時間が経過したか否かを判定する。
推定部113は、基準時間が経過した場合には、処理をステップS13に戻す。一方、推定部113は、基準時間が経過していない場合には、処理をステップS15に戻す。
なお、ステップS13で表示エリアにいる対象の航空機から降りた人の数が0人になった場合には、以降の処理において、対象の航空機については処理対象から外してもよい。あるいは、ステップS13で表示エリアにいる対象の航空機から降りた人の数が基準回数連続して0人になった場合には、以降の処理において、対象の航空機については処理対象から外してもよい。
図14を参照して、実施の形態1に係る群衆解析装置20の動作を説明する。
図14の処理は、図8のステップS12で航空機から降りた人の分布の解析が指示されると実行される。
(ステップS21:画像取得処理)
画像取得部211は、図8のステップS12で送信された識別子が示すカメラ42によって取得された画像データである通路データを取得する。航空機の到着スポットから表示装置30が設置された表示エリアまでの間の通路には、複数の箇所にカメラ42が設置されている。そのため、画像取得部211は、各カメラ42によって取得された通路データを取得する。
(ステップS22:人数カウント処理)
人数カウント部212は、ステップS21で取得された各通路データを対象の通路データに設定する。人数カウント部212は、対象の通路データに含まれる人の数をカウントする。
具体的には、人数カウント部212は、人の検出モデルを用いる等して、対象の通路データに含まれる人を検出する。そして、人数カウント部212は、検出された人の数をカウントする。
(ステップS23:分布特定処理)
分布特定部213は、ステップS22で特定された各通路データに含まれる人の数から、通路における航空機から降りた人の分布を特定する。
具体的には、分布特定部213は、各通路データに含まれる人の数を合計した合計人数を計算する。分布特定部213は、各カメラ42を対象のカメラ42として、航空機の乗客数を合計人数で除した値を、対象のカメラ42によって取得された通路データに含まれる人の数に乗じて、対象のカメラ42の設置位置付近にいる人の数を計算する。そして、分布特定部213は、各カメラ42の設置位置付近にいる人の数に基づく人の分布モデルを、分布情報として生成する。この際、分布特定部213は、各カメラ42の設置位置付近にいる人の画像データを、分布情報を含める。
分布特定部213は、分布情報を言語決定装置10に送信する。
***実施の形態1の効果***
以上のように、実施の形態1に係る言語決定装置10は、エリアデータに含まれる人における各通路データに含まれる人の数と、通路における航空機から降りた人の分布情報とから、表示エリアにいる航空機から降りた人の数を推定し、推定された人の数に応じて表示する情報の言語を決定する。これにより、航空機から降りた人の移動が考慮され、適切な言語を使用して案内情報の表示を行えるようになる。
***他の構成***
<変形例1>
実施の形態1では、各機能構成要素がソフトウェアで実現された。しかし、変形例1として、各機能構成要素はハードウェアで実現されてもよい。この変形例1について、実施の形態1と異なる点を説明する。
図15を参照して、変形例1に係る言語決定装置10の構成を説明する。
各機能構成要素がハードウェアで実現される場合には、言語決定装置10は、プロセッサ11とメモリ12とストレージ13とに代えて、電子回路15を備える。電子回路15は、各機能構成要素と、メモリ12と、ストレージ13との機能とを実現する専用の回路である。
図16を参照して、変形例1に係る群衆解析装置20の構成を説明する。
各機能構成要素がハードウェアで実現される場合には、群衆解析装置20は、プロセッサ21とメモリ22とストレージ23とに代えて、電子回路25を備える。電子回路25は、各機能構成要素と、メモリ22と、ストレージ23との機能とを実現する専用の回路である。
電子回路15,25としては、単一回路、複合回路、プログラム化したプロセッサ、並列プログラム化したプロセッサ、ロジックIC、GA(Gate Array)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field-Programmable Gate Array)が想定される。
各機能構成要素を1つの電子回路15,25で実現してもよいし、各機能構成要素を複数の電子回路15,25に分散させて実現してもよい。
<変形例2>
変形例2として、一部の各機能構成要素がハードウェアで実現され、他の各機能構成要素がソフトウェアで実現されてもよい。
プロセッサ11,21とメモリ12,22とストレージ13,23と電子回路15,25とを処理回路という。つまり、各機能構成要素の機能は、処理回路により実現される。
<変形例3>
実施の形態1では、図4に示すように、各到着スポットから表示エリアまでの通路に複数のカメラ42が設置されているものとした。しかし、各到着スポットから表示エリアまでの通路に設置されるカメラ42は1台だけでもよい。この場合には、群衆解析装置20は、1台のカメラ42によって時間間隔をあけて複数回撮影して得られた画像データを用いることにより、航空機から降りた人の分布を解析することが可能である。
10 言語決定装置、11 プロセッサ、12 メモリ、13 ストレージ、14 通信インタフェース、15 電子回路、111 情報取得部、112 分布取得部、113 推定部、114 言語決定部、131 スポット情報、132 表示装置情報、133 出発地情報、20 群衆解析装置、21 プロセッサ、22 メモリ、23 ストレージ、24 通信インタフェース、25 電子回路、211 画像取得部、212 人数カウント部、213 分布特定部、30 表示装置、41 カメラ、42 カメラ、51 伝送路、52 伝送路、53 伝送路。

Claims (3)

  1. 複数の航空機それぞれを対象の航空機として、前記対象の航空機の到着スポットから表示装置が設置された表示エリアまでの間の通路における複数の位置に設置された複数のカメラそれぞれによってある時点に取得された画像データである通路データに含まれる人の数から特定される、前対象の航空機から降りた人について前記通路の各位置にいる人数を示す分布情報を取得する分布取得部と、
    前記複数の航空機それぞれを対象の航空機として、前記表示エリアを撮影するカメラによって前記ある時点よりも後に取得された画像データであるエリアデータに含まれる人における前記対象の航空機についての各通路データに含まれる人の数の割合から前記通路におけるどの位置の人が前記表示エリアにいるかを推定し、前記分布取得部によって取得された前記分布情報が示す、推定された位置にいる人数を、前記表示エリアにいる前記対象の航空機から降りた人の数として推定する推定部と、
    前記推定部によって推定された人の数が多い航空機に割り当てられた言語ほど長い時間になるように、前記複数の航空機それぞれに割り当てられた言語で情報を前記表示装置に表示する時間を決定する言語決定部と
    を備える言語決定装置。
  2. コンピュータによって実現される分布取得部が、複数の航空機それぞれを対象の航空機として、前記対象の航空機の到着スポットから表示装置が設置された表示エリアまでの間の通路における複数の位置に設置された複数のカメラそれぞれによってある時点に取得された画像データである通路データに含まれる人の数から特定される、前対象の航空機から降りた人について前記通路の各位置にいる人数を示す分布情報を取得し、
    コンピュータによって実現される推定部が、前記複数の航空機それぞれを対象の航空機として、前記表示エリアを撮影するカメラによって前記ある時点よりも後に取得された画像データであるエリアデータに含まれる人における前記対象の航空機についての各通路データに含まれる人の数の割合から前記通路におけるどの位置の人が前記表示エリアにいるかを推定し、前記分布情報が示す、推定された位置にいる人数を、前記表示エリアにいる前対象の記航空機から降りた人の数として推定すると、
    コンピュータによって実現される言語決定部が、推定された人の数が多い航空機に割り当てられた言語ほど長い時間になるように、前記複数の航空機それぞれに割り当てられた言語で情報を前記表示装置に表示する時間を決定する言語決定方法。
  3. 複数の航空機それぞれを対象の航空機として、前記対象の航空機の到着スポットから表示装置が設置された表示エリアまでの間の通路における複数の位置に設置された複数のカメラそれぞれによってある時点に取得された画像データである通路データに含まれる人の数から特定される、前対象の航空機から降りた人について前記通路の各位置にいる人数を示す分布情報を取得する分布取得処理と、
    前記複数の航空機それぞれを対象の航空機として、前記表示エリアを撮影するカメラによって前記ある時点よりも後に取得された画像データであるエリアデータに含まれる人における前記対象の航空機についての各通路データに含まれる人の数の割合から前記通路におけるどの位置の人が前記表示エリアにいるかを推定し、前記分布取得処理によって取得された前記分布情報が示す、推定された位置にいる人数を、前記表示エリアにいる前対象の記航空機から降りた人の数として推定する推定処理と、
    前記推定処理によって推定された人の数が多い航空機に割り当てられた言語ほど長い時間になるように、前記複数の航空機それぞれに割り当てられた言語で情報を前記表示装置に表示する時間を決定する言語決定処理と
    を行う言語決定装置としてコンピュータを機能させる言語決定プログラム。
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Citations (5)

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