JP7075854B2 - 超音波診断装置及び表示方法 - Google Patents

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Description

本発明は超音波診断装置及び表示方法に関し、特に、超音波画像を利用した計測に関する。
医療の分野において超音波診断装置が活用されている。超音波診断装置は、生体への超音波の送受波により得られたデータに基づいて超音波画像を形成し、それを表示する装置である。例えば、産科においては、超音波診断を利用して胎児が定期的に検査される。具体的には、胎児の断面を表す断層画像上において組織のサイズが計測される。典型的には、大横径(BPD:Biparietal Diameter)、腹囲長(AC:Abdominal Circumference)、大腿骨長(FL:Femur Length)が計測される。それらの計測値に基づいて胎児の体重が推定される。検査時には、週数(妊娠週数)から求められる標準値に対して計測値がどの程度離れているのかも判断される。
特許文献1は、断層画像に現れた組織要素ごとに認識を行って複数の要素の位置関係等に基づいて断面の適正度を算出する超音波診断装置が開示されている。特許文献2には、注目組織である確率を色相によって表示する超音波診断装置が開示されている。
国際公開2016/194161号公報 特開平10-258050号公報
断層画像に現れる組織断面は超音波プローブの位置及び姿勢によって変わり得る。超音波プローブの操作を支援するために、超音波プローブの位置及び姿勢の適正さを示す情報をユーザーに提供することが望まれる。加えて、組織の計測を前提として計測値を事前に評価するための情報をユーザーに提供することが望まれる。なお、特許文献1及び特許文献2には計測値を事前に評価するための情報をユーザーに提供する技術は記載されていない。
本発明の目的は、ユーザーによる超音波プローブの操作を支援することにある。あるいは、本発明の目的は、ユーザーに対して断面を評価するための情報及び計測値を事前に評価するための情報を提供することにある。
本発明に係る超音波診断装置は、断層画像が注目組織計測用の基準断面を表す画像である確率を示す第1評価値を演算する第1評価部と、前記断層画像に含まれる注目組織に対して計測を行って計測値を求める計測部と、前記計測値に基づいてそれを評価するための第2評価値を演算する第2評価部と、前記断層画像と共に、前記第1評価値及び前記第2評価値に応じて表示態様が変化するインジケータを表示する表示処理部と、を含むことを特徴とするものである。
本発明に係る方法は、胎児の断面を表す断層画像が注目組織計測用の基準断面を表す画像である確率を示す断面評価値を演算する工程と、前記断層画像に含まれる注目組織に対して仮計測を行って仮計測値を求める工程と、実週数及び前記仮計測値に基づいて計測評価値を演算する工程と、前記断面評価値及び前記計測評価値に応じて表示態様が変化するインジケータを表示する工程と、を含むことを特徴とするものである。
本発明によれば、インジケータの参照を通じて、ユーザーによる超音波プローブの操作を支援できる。あるいは、本発明によれば、ユーザーに対して断面を評価する情報及び計測値を事前に評価するための情報を提供できる。
実施形態に係る超音波診断装置を示すブロック図である。 胎児計測を説明するための図である。 大横径(BPD)の仮計測方法の一例を示す図である。 腹囲長(AC)の仮計測方法の一例を示す図である。 大腿骨長(FL)の仮計測方法の一例を示す図である。 テーブルセットの一例を示す図である。 第1表示例を示す図である。 インジケータの変化を示す図である。 第2表示例を示す図である。 インジケータの第2例を示す図である。 インジケータの第3例を示す図である。 インジケータの第4例を示す図である。 インジケータの第5例を示す図である。 第2インジケータの変形例を示す図である。 第3表示例を示す図である。 動作例を示すフローチャートである。 第4表示例を示す図である。 第5表示例を示す図である。
以下、実施形態を図面に基づいて説明する。
(1)実施形態の概要
実施形態に係る超音波診断装置は、第1評価部、計測部、第2評価部及び表示処理部を有する。第1評価部は、断層画像が注目組織計測用の基準断面を表す画像である確率を示す第1評価値を演算する。計測部は、断層画像に含まれる注目組織に対して計測を行って計測値を求めるものである。第2評価部は、計測値に基づいてそれを評価するための第2評価値を演算する。表示処理部は、断層画像と共に、第1評価値及び第2評価値に応じて表示態様が変化するインジケータを表示する。
上記構成によれば、断層画像と共にインジケータが表示される。インジケータは、第1評価値及び第2評価値を示すものであるので、インジケータの観察を通じて、現在表示されている断層画像が基準断面に相当することの可能性を評価でき、また、現在表示されている断層画像に含まれる注目組織の計測値が週数等から見て妥当なものであるのか否かを判断することが可能となる。つまり、2つの評価値の参照を通じて、超音波プローブの位置及び姿勢の適正度、換言すれば、計測を行うに相応しい断面か否か、を総合的に判断することが可能となる。実施形態において、注目組織は、例えば、胎児における組織、胎児以外の生体における組織である。
実施形態において、注目組織は胎児における特定の組織であり、第2評価部は、実週数及び計測値に基づいて第2評価値を演算する。通常、産科での超音波診断に際しては、週数(推定週数と区別するため「実週数」を称する)が超音波診断装置に入力される。第2評価値は、実週数から見た計測値の一般的妥当性を示すものである。例えば、計測値に基づいて推定週数を演算し、実週数と推定週数との対比から第2評価値を演算するようにしてもよい。あるいは、実週数に基づいて標準値を演算し、標準値と計測値との対比から第2評価値を演算するようにしてもよい。計測値は、実施形態において、仮計測により得られた仮計測値である。仮計測は一般に本計測よりも簡易な計測であり、それは迅速かつ容易に行えるものである。第2評価値演算のための計測値を本計測値とすることも考えられる。その場合には後の本計測が省略される。
実施形態において、計測部は、断層画像内の注目組織に対して仮計測を行って仮計測値を求める仮計測部である。その場合、複数の断層画像の中からインジケータを参照したユーザーにより特定の断層画像が選択され、特定の断層画像に含まれる注目組織に対して本計測を行って本計測値が求められる。本計測に先立って仮計測を行い、仮計測結果が第2評価値に反映されれば、今後行われる本計測の妥当性を事前に評価できる。すなわち、実施形態に係る超音波診断装置は、断面の適正さ及び予想される計測結果の適正さという2つの観点から断層画像の評価を行って、その評価結果をユーザーに提供するものである。
実施形態において、仮計測部は、注目組織を包含しつつそれに接する囲み図形を生成する手段と、囲み図形に基づいて仮計測値を演算する手段と、を含む。一般に囲み図形を生成することは容易であり、そのような簡易な処理を基礎として仮計測値を演算するものである。
実施形態において、インジケータは、第1評価値に応じて表示態様が変化する第1インジケータと、第2評価値に応じて表示態様が変化する第2インジケータと、を含む。例えば、インジケータは、第1インジケータとして機能する第1部分と、それに対して合体された部分であって第2インジケータとして機能する第2部分と、からなる単一のシンボルによって構成される。この構成によれば、1つのシンボルを参照するだけで2つの評価値を同時に把握することが可能となる。
実施形態に係る表示方法は、胎児の断面を表す断層画像が注目組織計測用の基準断面を表す画像である確率を示す断面評価値を演算する工程と、断層画像に含まれる注目組織に対して仮計測を行って仮計測値を求める工程と、実週数及び仮計測値に基づいて計測評価値を演算する工程と、断面評価値及び計測評価値に応じて表示態様が変化するインジケータを表示する工程と、を含むものである。
この構成によれば、インジケータの参照によって、画像内容の面からの評価及び予想される計測結果の面からの評価を行える。よって、超音波プローブの操作あるいは胎児の計測を支援することが可能となる。上記表示方法は、ハードウエアの機能として又はソフトウエアの機能として実現され得る。後者の場合、表示方法を実行するプログラムが、ネットワークを介して又は可搬型記憶媒体を介して、超音波診断装置又は超音波画像処理装置へインストールされる。
(2)実施形態の詳細
図1には、実施形態に係る超音波診断装置の構成がブロック図として示されている。超音波診断装置は、病院等の医療機関に設置され、生体に対する超音波の送受波により得られた受信データに基づいて超音波画像を形成する医療用の装置である。実施形態に係る超音波診断装置は、産科において、胎児の超音波診断を行う装置であり、特に、BPD、AC及びFLを計測する機能、それらの計測値に基づいて胎児の体重を推定する機能、等を備えている。更に、以下に詳述するように、超音波プローブの操作又は胎児の計測を支援するための特別なインジケータを表示する機能を備えている。
図1において、超音波プローブ10は、超音波を送受波する手段又は送受波器として機能するものである。超音波プローブ10は、ユーザー(医師、検査技師等)によって保持される。胎児の超音波診断に際しては、超音波プローブの10の送受波面(音響レンズ表面)が被検者である母体における腹部表面に当接され、その状態で、胎児に対して超音波が送受波される。
超音波プローブ10は、一次元配列された複数の振動素子からなる振動素子アレイを備えている。振動素子アレイによって超音波ビーム14が形成され、超音波ビーム14の電子走査により走査面12が形成される。走査面12は観測面であり、換言すれば、二次元データ取込領域である。超音波ビームの電子走査方式として、電子セクタ走査方式、電子リニア走査方式等が知られている。超音波ビームのコンベックス走査が行われてもよい。超音波プローブ内に2D振動素子アレイを設け、生体内からボリュームデータが取得されてもよい。走査面12の電子的又は機械的な走査によりボリュームデータが取得される。
なお、超音波プローブ10は、より詳しくは、振動素子アレイを備えたプローブヘッド、そこから引き出されたケーブル、その端部に設けられたコネクタを有する。そのコネクタが超音波診断装置本体側のコネクタに接続される。プローブヘッドが可搬型の送受波器を構成し、それがユーザーによって保持される。
送信部16は、送信時において、複数の振動素子に対して複数の送信信号を並列的に供給する送信ビームフォーマーであり、それは電子回路として構成される。受信部18は、受信時において、複数の振動素子から並列的に出力される複数の受信信号を整相加算(遅延加算)する受信ビームフォーマーであり、それは電子回路として構成される。受信部18は、複数のA/D変換器、検波回路等を備えている。受信部18での複数の受信信号の整相加算によりビームデータが生成される。ちなみに、1回の電子走査当たり、電子走査方向に並ぶ複数のビームデータが生成され、それらが受信フレームデータを構成する。個々のビームデータは深さ方向に並ぶ複数のエコーデータにより構成される。受信部18の後段にはビームデータ処理部が設けられているが、それは図示省略されている。
画像形成部20は、入力される受信フレームデータに基づいて、断層画像(Bモード断層画像)を形成する電子回路である。それはDSC(Digital Scan Converter)を有している。DSCは、座標変換機能、補間機能、フレームレート変換機能等を有する。画像形成部20は、ビーム走査方向に並ぶ複数のビームデータつまり受信フレームデ。ータに基づいて断層画像を形成する。断層画像のデータが表示処理部24、第1画像処理部26及び第2画像処理部28へ送られている。
第1画像処理部26は、第1評価値を演算する第1評価手段又は第1評価部として機能するものである。それは例えば画像処理プロセッサにより構成される。第1画像処理部26は、図示された構成例において、複数の要素認識器30a,30bを有し、また総合評価器32を有している。記憶部34内には、特定の計測値を計測するための基準断面ごとに、基準断面に相当する断層画像を認識するためのモデルが記憶されており、あるいは、基準断面に相当する断層画像に含まれる複数の組織要素を認識するための複数のモデルが記憶されている。個々のモデルは機械学習の結果として得られたものである。複数の要素認識器30a,30bは、後者の複数のモデルを利用して、入力された断層画像に含まれる複数の組織要素を認識する。例えば、個々の要素認識器30a,30bは、担当する組織要素の認識の結果として、座標(要素座標)及び尤度(認識確率)を出力する。複数の組織要素は、例えば、BPD計測の場合、頭部断面に現れる透明中隔腔、四丘体槽等である。断面全体が認識対象とされてもよい。
総合評価器32は、入力される複数の座標及び複数の尤度に基づいて、第1評価値(第1スコア、断面評価値)を演算する。第1評価値は、入力された断層画像が基準断面(計測断面)を表す画像である確率を示すものである。第1評価値の演算に際して、複数の座標の幾何学的関係が評価されてもよいし、複数の尤度の平均値又は総和が評価されてもよい。第1評価値が高ければ、現在表示されている断層画像が基準断面に相当する可能性が高いことになり、第1評価値が低ければ、現在表示されている断層画像が基準断面に相当する可能性が低いことになる。機械学習の結果として得られたモデルの利用に際しては、CNN(Convolutional Neural Network)等が利用されてもよい。組織要素の認識に際してパターンマッチング法等が採用されてもよい。演算された第1評価値が表示処理部24へ送られている(符号35を参照)。
第2画像処理部28は、第2評価値を演算する第2評価手段又は第2評価部として機能するものである。それは例えば画像処理プロセッサにより構成される。第1画像処理部26と第2画像処理部28が単一の画像処理プロセッサによって構成されてもよい。あるいは、後述する制御部52の実体をなすCPU及びプログラムによって、第1画像処理部26及び第2画像処理部28が構成されてもよい。
実施形態において、第2画像処理部28は、仮計測器38、メモリ40及び評価器44を有している。仮計測器38は、仮計測手段又は仮計測部として機能するものであり、断層画像に基づいて、注目組織に対する仮計測を行って仮計測値(仮BPD、仮AC、仮FL)を演算する。仮計測は、注目組織ごとに実行されるものであり、実施形態において、後述する本計測よりも簡易なものである。すなわち、仮計測は第2評価値(第2スコア、計測評価値)を求めるための簡易且つ迅速な計測である。
メモリ40にはテーブルセットが格納されている。テーブルセットは複数のテーブルにより構成され、具体的には、BPDについての標準値曲線、ACについての標準値曲線、及び、FLについての標準値曲線を示す3つのテーブルが格納されている。各標準値曲線に対して仮計測値を与えることにより週数(推定週数)を推定することが可能となる。あるいは、各標準値曲線に対して実週数42を与えることにより標準値を特定することが可能となる。メモリ40は、それを制御及び管理する部分を含めて、週数推定手段及び標準値特定手段として機能する。実週数は、後述する操作パネル54を利用してユーザーによって入力される。電子カルテから週数データが超音波診断装置へ入力されてもよいし、ネットワーク上のサーバーから週数データが超音波診断装置へ入力されてもよい。
評価器44は、第2評価値を演算する手段として機能する。評価器44は、実週数と推定週数を比較することにより、あるいは、仮計測値と標準値とを比較することにより、第2評価値を演算する。その場合、実週数を中心として適正範囲を定め、推定週数が適正範囲内に入っているか否かを判断し、その判断結果を第2評価値としてもよい。あるいは、実週数に対応する標準値を中心として適正範囲を定め、仮計測値が適正範囲内に入っているか否かを判断し、その判断結果を第2評価値としてもよい。第2評価値の演算に際して、推定週数(又は仮計測値)が適正範囲の下側に外れる場合と、推定週数(又は仮計測値)が適正範囲の上側に外れる場合とを区別するようにしてもよい。演算された第2評価値は表示処理部24へ送られている(符号45を参照)。
計測部48は、本計測手段又は本計測部として機能するものである。計測部48は、BPD計測に適合する断層画像上において、定められたルールに従って、BPDの計測を実行し、AC計測に適合する断層画像上において、定められたルールに従って、ACの計測を実行し、また、FL計測に適合する断層画像上において、定められたルールに従って、FLの計測を実行する。計測部48は、他の計測を行う機能も有している。各計測に適合する断層画像か否かの判断に際しては、後述するインジケータがユーザーにより参照される。すなわち、第1評価値及び第2評価値に基づいて、各断層画像の内容の適正度が評価される。各計測の結果である本計測値は表示処理部24に送られ、また体重演算部50に送られている。
体重演算部50は、計測されたBPD、AC及びFLを所定の計算式(例えば特許文献1を参照)に代入することにより、胎児の体重を推定するものである。体重を示す数値情報は表示処理部24へ送られている。
表示処理部24は、表示処理用のプロセッサにより構成され、それはグラフィック画像生成機能、カラー演算機能、画像合成機能等を有している。実施形態において、表示処理部24はインジケータ生成器36を有している。インジケータ生成器36は、インジケータ生成手段又はインジケータ生成部として機能するものであり、それは断層画像と共に表示されるインジケータを生成する。インジケータは、第1評価値及び第2評価値を示す表示要素(シンボル、オブジェクト)である。そのようなインジケータとして、第1評価値を示す第1インジケータ及び第2評価値を示す第2インジケータが独立して生成されてもよい。あるいは、そのようなインジケータとして、第1評価値を示す第1部分及び第2評価値を示す第2部分からなる単一のインジケータが生成されてもよい。
画像記憶部46には、時系列順で形成された断層画像列が格納される。また、その画像記憶部46には、断層画像ごとに生成されたインジケータ(あるいはインジケータを含むグラフィック画像)が格納される。画像形成部20の後段に設けられた画像記憶部22に断層画像列が格納されてもよい。あるいは、画像形成部20の前段に設けられた画像記憶部に断層画像列に相当するフレームデータ列が格納されてもよい。いずれにしても、個々の断層画像(個々のフレームデータ)に対して個々のインジケータが対応付けられつつ、各インジケータが格納される。複数の断層画像に対して1つのインジケータが対応付けられてもよい。画像記憶部46及び画像記憶部22はリングバッファとして機能するシネメモリとして構成される。
表示器47には、動画像又は静止画像としての断層画像が表示され、同時にインジケータが表示される。また、表示器47には、画像認識結果、実週数、推定週数、計測値、体重等も表示される。表示器47はLCD、有機EL表示デバイス等によって構成される。
制御部52は、制御手段として機能し、図1に示されている各構成の動作を制御するものである。制御部52は、実施形態において、CPU及びプログラムによって構成される。制御部52に接続された操作パネル54は入力デバイスであり、それは複数のスイッチ、複数のボタン、トラックボール、キーボード等を有する。操作パネル54を利用して週数が入力される。
胎児の超音波検査は画像取得工程と画像計測工程とに大別される。画像取得工程では、動画像としての複数の断層画像が取得され、それが表示される。それと並行して、第1画像処理部26、第2画像処理部28、及び、インジケータ生成器36が機能し、個々の断層画像ごとに第1評価値及び第2評価値が演算され、それらを表現するインジケータが生成され、それが個々の断層画像と一緒に表示される。ユーザーは、動画像として表示される断層画像及び動的に変化するインジケータを参照しながら、個々の計測に適する断層画像を取得できるように超音波プローブの位置及び姿勢を調整する。その過程において、動画像として複数フレームにわたる断層画像が保存され、また動的に変化する複数フレームにわたるインジケータが保存される。その後、フリーズ操作により、送受信を停止した状態となり、その状態で画像計測工程が実行される。なお、インジケータの表示が間欠的に行われてもよい。例えば、表示期間と非表示期間とを繰り返し設定し、表示期間においてインジケータが表示されてもよい。また、マニュアルで指示された表示期間において、又は、自動的に判定された表示期間において、インジケータが表示されてもよい。インジケータの表示条件についてはユーザーが任意に定め得る。
画像計測工程では、ユーザー操作に従って、保存されている複数の断層画像が順次読み出され、それらが順次表示される。その際には個々のインジケータも読み出されて表示される。インジケータを参照しながら及び断層画像の内容を評価しながら、計測に適する断層画像が探索される。計測に適する断層画像が特定された場合、その断層画像に対して本計測が実行される。
以上のような一連の過程が計測ごとに実行される。複数の計測を実行するための複数の断層画像列が連続して取得され、その後に複数の計測が連続して実行されてもよい。複数の計測値は画面上に表示される。複数の計測値に基づいて胎児の体重が演算される。その体重も画面上に表示される。
次に、図2以降の各図を参照しながら、実施形態に係る超音波診断装置の動作及び画像処理を具体的に説明する。
図2には、胎児計測が例示されている。母体56の表面上に超音波プローブ10が当接され、その位置及び向きの調整により、走査面12が胎児57の頭部を横切る位置に設定されている。BPD計測用の頭部の断層画像60には頭部の輪郭62が現れている。また、断層画像60には、正中線78の両側に存在する透明中隔腔64及び四丘体槽66が現れている。BPDの計測に際しては、正中線78に直交する最大径がマーカー68,70により特定される。その最大径がBPDである。より正確には、頭蓋骨の上部において、頭蓋骨の外側エッジ上にマーカー68が設定され、頭蓋骨の下部において、頭蓋骨の内側エッジ上にマーカー70が設定される。その際、必要に応じて、正中線に沿った直線上の2点がマーカー74,76によって特定される。各マーカー68,70,74,76の位置は、ポインティングデバイスであるトラックボールのユーザー操作によって決定される。
AC計測用の腹部の断層画像60には腹部の輪郭が現れている。また、断層画像60には、臍静脈82、胃胞84、脊柱86及び大動脈88が現れている。輪郭上において、例えば、マーカー90,92により短軸長が指定され、またマーカー94,96により長軸長が指定される。それらのマーカー90~96によって近似楕円98が定義され、その周囲長としてACが特定される。
FL計測用の大腿部の断層画像100には大腿骨106が現れている。その両端がマーカー102,104によって指定される。それらの間の距離がFLとなる。以上の各マーカーの指定をユーザーが行ってもよいし、その指定を自動的に行わせてもよい。上記で説明した方法以外の方法で各計測値が計測されてもよい。
図3乃至図5を用いて、上記の仮計測器が実行する仮計測の方法について説明する。図3に示されているように、BPD計測に先立って、胎児における頭部の断層画像が表示される。図示された断層画像110には頭部の輪郭112が含まれ、その輪郭112を囲むように矩形の囲み図形114が自動的に生成されている。囲み図形114の生成に際しては公知の各種の技術を利用し得る。囲み図形114の短辺の長さ116としてBPD仮計測値が求められる。
図4に示されているように、AC計測に先立って、胎児における腹部の断層画像が表示される。図示された断層画像118には腹部の輪郭120が含まれ、その輪郭120を囲むように矩形の囲み図形122が自動的に生成されている。囲み図形122に内接する楕円124が自動的に生成され、その楕円の長さとしてAC仮計測値が求められる。
続いて、図5に示されているように、FL計測に先立って、胎児における大腿部の断層画像が表示される。図示された断層画像126には大腿部中の大腿骨が含まれ、それを囲むように矩形の囲み図形128が自動的に生成されている。囲み図形128の長辺の長さ130が仮FL計測値となる。以上にあげた方法以外の方法によって各仮計測値が演算されてもよい。
図6にはテーブルセットの一例が示されている。テーブルセット132は、図示の例において、3つのテーブル134,136,138により構成されている。テーブル134は、週数とBPD標準値との関係を示す曲線140を有している。また、+1.5SD(SD:標準偏差)を示す曲線142及び-1.5SDを示す曲線144を有している。例えば、BPDの仮計測値b1が求められた場合、仮計測値b1を曲線140に与えることにより、それに対応する推定週数a1を特定することが可能となる。また、その推定週数a1を中心として一定の幅Δaを有する標準範囲(a2からa3の間の区間)を特定することが可能となる。例えば、実週数が標準範囲に含まれていれば第2評価値が1となり、実週数が標準範囲に含まれていなければ第2評価値が0となる。
また、実週数a4を曲線140に与えることにより、BPDの標準値b2を特定し得る。それを中心として一定の幅Δbを有する標準範囲(b3からb4の間の区間)を特定することが可能となる。例えば、仮計測値が標準範囲に含まれていれば第2評価値が1となり、仮計測値が標準範囲に含まれていなければ第2評価値が0となる。よって、断層画像の観察に際して、第2評価値を参照することにより、本計測を行った場合に得られる本計測値が実際の週数から見て一般的妥当性を有するのか否かを事前に判断することが可能となる。例えば、仮計測値が一般的に見てかなり小さい場合や仮計測値から判断された推定週数が実週数から解離している場合には、断層画像それ自体が計測用の断層画像として適当でないことを判断することが可能となる。
テーブル136は、週数とAC標準値との関係を示す曲線(曲線セット)を有している。テーブル138は、週数とFL標準値との関係を示す曲線(曲線セット)を有している。各曲線は数値列として又は関数として構成され得る。+1.5SDを示す曲線及び-1.5SDを示す曲線を利用して標準範囲が定義されてもよい。標準範囲が他のパラメータに従って適応的に設定されてもよい。
図7には、第1表示例が示されている。表示画像150には断層画像152が含まれ、その断層画像152には腹部の断面が現れている。腹部の輪郭154を包摂するように囲み図形156が生成されており、それに内接する楕円の長さとしてAC仮計測値が演算される。表示画像150において、断層画像の左側には、実週数164が表示されており、また、推定週数165が表示されている。推定週数165はAC仮計測値に基づいて推定されたものである。AC仮計測値と実週数に対応する標準値とが表示されてもよい。図示の例では、メッセージ166も表示されている。例えば、認識対象となっている要素についての認識を行えない状況においてその旨がメッセージ166として表示されてもよい。
断層画像152の右側には、第1例に係るインジケータ158が表示されている。インジケータ158は、第1インジケータ160と、第2インジケータ162とからなるものである。第1インジケータ160はその表示態様により第1評価値の大小を示すものであり、第2インジケータ162はその表示態様により第2評価値の大小を示すものである。なお、保存された断層画像列を示すサムネイル画像168,170を表示するようにしてもよい。あるいは、第1評価値及び第2評価値を総合して最良の断層画像が取得された場合に、それをサムネイル画像として表示するようにしてもよい。
図8には、第1例に係るインジケータの表示態様の変化が示されている。例えば、第1インジケータは、図8の左側に示すように変化する(符号160A~160Dを参照)。第1インジケータは、3つのボックス172a,172b,172cにより構成され、第1評価値の大小によって着色表現されるボックス数が切り替えられている。例えば、着色表現されたボックス数が多いほど、第1評価値が良好であることを認識できる。その際に色相も変化させてもよい。第1インジケータの参照を通じて、断層画像の適正度を直感的に把握することが可能となる。
図8の右側には第2インジケータの表示態様の変化が示されている(符号162A~162Cを参照)。図示の例では表示態様が三段階に変化しているが、二段階の変化であってもよいし、四段階以上の変化であってもよい。第2評価値の大小に応じて第2インジケータの輝度が変化している。例えば、輝度が高い程、第2評価値が良好であることを認識できる。その際に色相も変化させてもよい。第2インジケータの参照を通じて、実週数を考慮したところでの仮計測値の一般的妥当性を判断することが可能となる。
図9には、第2表示例が示されている。なお、既に説明した要素には同一符号を付しその説明を省略する。このことは今後説明する他の図においても同様である。
表示画像176には腹部の断面を表した断層画像178が含まれる。その右側には第2例に係るインジケータ184が表示されている。インジケータ184は第1インジケータとして機能する第1部分186と第2インジケータとして機能する第2部分188とからなる一体化された単一のオブジェクトである。第2部分188は模式的な胎児像としてのシンボルであり、その外側を囲む枠が第1部分186である。第1部分186の表示態様と第2部分188の表示態様は互いに独立して変化し得る。
具体的には、図10に示されるように、インジケータの表示態様として、4つの表示態様がある。(A)に示す表示態様においては、第1色相を有する(あるいは輝度の低い)第1部分186Aが表示され、また、第3色相を有する(あるいは輝度の低い)第2部分188Aが表示されている。(B)に示す表示態様においては、第1部分186Aと、第4色相を有する(あるいは輝度の高い)第2部分188Bが表示されている。(C)に示す表示態様においては、第2色相を有する(あるいは輝度の高い)第1部分186Bが表示されており、また上記第2部分188Aが表示されている。(D)に示す表示態様においては、第1部分186B及び第2部分188Bが表示されている。
このように第2例では、単一のシンボルにおける2つの部分を利用して2つの評価値が表現されている。よって、単一のシンボルを見るだけで、2つの評価値の大小を直感することができ、あるいは、シンボル全体の表示態様から現状の状態を直感することが可能となる。
図11には、インジケータの第3例が示されている。この第3例では、単一の円形のマークによってインジケータ190が構成されている。インジケータ190の内部の色相(第1色相又は第2色相)によって第1評価値の大小(良否)が表現され、インジケータ190における枠192の表示の有無によって第2評価値の大小(良否)が表現されている。第2評価値を色相で表現し且つ枠の有無で第1評価値を表現してもよい。
図12には、インジケータの第4例が示されている。この第4例では、単一の円形のマークによってインジケータが構成されており、ここではインジケータの内部の色相によって第1評価値の大小が表現されている。符号194a,194,194bで示すように、インジケータのサイズの大小によって第2評価値の大小が表現されている。第2評価値を色相で表現し且つ第1評価値をサイズの大小で表現してもよい。
図13には、インジケータの第5例が示されている。この第5例では、マークの形態の変化によって、すなわち、(A)に示す四角形196と(B)に示す円形198によって、第1評価値の大小が表現され、それらの色相によって第2評価値の大小が表現されている。第2評価値を形態の違いによって表現し、第1評価値を色相の違いによって表現するようにしてもよい。
図14には、第2インジケータの変形例が示されている。例えば、実週数から求められる標準値を中心として、-1.5SDから+1.5SDまでの範囲が標準範囲と定義され、仮計測値が標準範囲よりも下側か(第2評価値=1)、標準範囲内か(第2評価値=2)、標準範囲よりも上側か(第2評価値=3)、が判断される。第2評価値が1の場合、(A)に示すように左側のボックス200aが着色表現され、第2評価値が2の場合、(B)に示すように中央のボックス200bが着色表現され、第2評価値が3の場合、(C)に示すように右側のボックス200cが着色表現される。このような変形例によれば、仮計測値と標準範囲との関係を具体的に認識することが可能となる。
図15には第3表示例が示されている。第3表示例は本計測実行後の表示画像を示すものである。その表示画像には2つの断層画像202,204が含まれる。いずれの断層画像202,204も計測対象となった断層画像であるが、右側の断層画像204には様々な情報が付加されている。図示の例では、臍静脈206についての認識スコア(尤度)206A、胃胞208についての認識スコア(尤度)210、大動脈212についての認識スコア(尤度)212A、及び、脊柱214についての認識スコア214Aが表示されている。よって、断面認識に際しての要素認識の内分けを個別的に把握することが可能となる。また、本計測によって求められた近似楕円218及び本計測値であるAC28も表示されている。
なお、個々の要素の名称を付記するようにしてもよい。シェーマ、前回検査時の断層画像、等を参照画像として表示するようにしてもよい。個別スコアは、一定のフレーム数間隔で更新するようにしてもよいし、個別スコアがある程度高い場合にその表示を行うようにしてもよい。第1評価値が一定値以上となった場合に自動的にフリーズ状態へ遷移させるようにしてもよい。
次に、図16を用いて、図1に示した超音波診断装置の動作について説明する。S10では、計測開始ボタンがON操作されたか否かが判断されている。計測開始ボタンがON操作された場合、S12において、現在表示されている断層画像に基づいて第1評価値及び第2評価値が演算される。S14では、第1評価値及び第2評価値に基づいてインジケータが生成され、それが表示される。S16でフリーズボタンのON操作が判断されるまで、S12及びS14の工程が個々の断層画像に対して適用される。
S18では、フリーズ後において、シネメモリに格納されている断層画像列がレビューされる。その場合、各断層画像と共に表示される各インジケータを参照することによって、計測に相応しい特定の断層画像が選択される。その時点でS20において自動計測ボタンがON操作される。S22では、実際に自動計測(本計測)が実行される。S24では計測結果(本計測値)が保存される。S26では他の計測を実行するか否かが判断される。他の計測を行う場合には処理がS10へ移行する。
図17には第4表示例が示されている。レビューに際しては、図17に示されているようにスケール224を表示してもよい。スケール224に沿って表示された第1マーカー226は、第1評価値(又は、第1評価値及び第2評価値)が最も良好となった時相を示すものであり、その時相に対応する断層画像222が表示されている。第2マーカー228は図示の例では2番目に優良な第1評価値(又は、第1評価値及び第2評価値)が生じた時相を示すものである。必要に応じて、第2マーカー228に対して所定の操作を与えることにより、その時相に対応する断層画像を表示させることが可能である。第4表示例では計測値(本計測値)230が数値として表示されている。これは断層画像222に対して自動計測を行って得られたものである。
図18には第5表示例が示されている。表示画面の下段には第1評価値グラフ246及び第2評価値グラフ248が表示されている。マーカー250は、表示された断層画像236に対応する時相を示すものであり、同じく、マーカー252は、表示された断層画像238に対応する時相を示すものである。それらのマーカー250,252を移動させると、表示されている断層画像236,238の内容も変化する。符号232は断層画像列を示している。各部分240,242,244は折り畳まれた複数の断層画像に相当している。断層画像列232の中で、図示の例では、2つのマーカー250,252に対応する2つの断層画像が展開されている。このように、断層画像列に対応付けて第1評価値グラフ246及び第2評価値グラフ248を表示することにより、2つの評価値の変化を考慮しつつ、計測対象となる断層画像を選択することが可能となる。
実施形態においては、BPD、AC、FLが計測されていたが、他の計測値が計測されてもよい。第1評価値及び第2評価値に加えて第3評価値が演算され、それらの評価値が画像表示されてもよい。実施形態においては週数に基づいて第2評価値が演算されたが、週数以外の胎児成育情報に基づいて第2評価値が演算されてもよい。計測された第1計測値(例えばBPD)から推定週数を求めてそれに基づき第2評価値を演算し、第2計測値(例えばAC)の計測に際して当該第2評価値を参照するようにしてもよい。
10 超音波プローブ、20 画像形成部、24 表示処理部、26 第1画像処理部、28 第2画像処理部、36 インジケータ生成器。

Claims (5)

  1. 断層画像が注目組織計測用の基準断面を表す画像である確率を示す第1評価値を演算する第1評価部と、
    前記断層画像に含まれる注目組織に対して計測を行って計測値を求める計測部と、
    前記計測値に基づいてそれを評価するための第2評価値を演算する第2評価部と、
    前記断層画像と共に、前記第1評価値及び前記第2評価値に応じて表示態様が変化するインジケータを表示する表示処理部と、
    を含み、
    前記注目組織は胎児における特定の組織であり、
    前記第2評価部は、
    前記計測値に基づいて推定週数を演算する手段と、
    前記胎児についての実週数及び前記推定週数に基づいて前記第2評価値を演算する手段と、
    を含む、ことを特徴とする超音波診断装置。
  2. 請求項1記載の超音波診断装置において、
    前記計測部は、前記断層画像内の注目組織に対して仮計測を行って前記計測値として仮計測値を求める仮計測部であり、
    複数の断層画像の中から前記インジケータを参照したユーザーにより特定の断層画像が選択され、
    前記特定の断層画像に含まれる注目組織に対して本計測を行って本計測値を求める本計測部が設けられた、
    ことを特徴とする超音波診断装置。
  3. 請求項記載の超音波診断装置において、
    前記仮計測部は、
    前記注目組織を包含しつつそれに接する囲み図形を生成する手段と、
    前記囲み図形に基づいて前記仮計測値を演算する手段と、
    を含むことを特徴とする超音波診断装置。
  4. 断層画像が注目組織計測用の基準断面を表す画像である確率を示す第1評価値を演算する第1評価部と、
    前記断層画像に含まれる注目組織に対して計測を行って計測値を求める計測部と、
    前記計測値に基づいてそれを評価するための第2評価値を演算する第2評価部と、
    前記断層画像と共に、前記第1評価値及び前記第2評価値に応じて表示態様が変化するインジケータを表示する表示処理部と、
    を含み、
    前記インジケータは、前記第1評価値に応じて表示態様が変化する第1インジケータとして機能する第1部分と、それに対して合体された部分であって前記第2評価値に応じて表示態様が変化する第2インジケータとして機能する第2部分と、からなる単一のシンボルによって構成された、
    ことを特徴とする超音波診断装置。
  5. 動画像を構成する胎児の断面を表す断層画像が注目組織計測用の基準断面を表す画像である確率を示す断面評価値を演算する工程と、
    前記動画像を構成する断層画像に含まれる注目組織に対して仮計測を行って仮計測値を求める工程と、
    前記胎児についての実週数及び前記仮計測値から求められる推定週数の対比により、あるいは、前記胎児についての実週数から求められる標準値及び前記仮計測値の対比により、計測評価値を演算する工程と、
    前記動画像を構成する断層画像と共に、前記断面評価値及び前記計測評価値に応じて表示態様が変化するインジケータを表示する工程と、
    フリーズ操作後において、記憶された断層画像をそれに対応するインジケータと共に表示し、ユーザーにより選択された断層画像に含まれる前記注目組織に対して本計測を行って本計測値を求める工程と、
    を含むことを特徴とする表示方法。
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