JP7075275B2 - Beverage supply equipment - Google Patents
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Description
特許法第30条第2項適用 展示会名:HOSPEX Japan2017 開催場所:東京都江東区有明3-10-1 東京ビッグサイト 開催日:平成29年11月20日~22日
特許法第30条第2項適用 展示会名:第18回厨房設備機器展 開催場所:東京都江東区有明3-10-1 東京ビッグサイト 開催日:平成30年2月20日~23日
特許法第30条第2項適用 展示会名:メディセオ総合医療フェア2018 in京都 開催場所:京都市左京区岡崎成勝寺町9番地の1 みやこめっせ 開催日:平成30年3月11日
特許法第30条第2項適用 展示会名:2018サンキューフェア 開催場所:岡崎市高隆寺町町字峠1番地 岡崎中央総合公園 総合体育館 開催日:平成30年3月28日
特許法第30条第2項適用 76社にチラシを配布 配布期間:平成29年12月20日~平成30年4月26日Application of
本発明は、とろみを付けた飲料物を提供できる飲料供給装置に関する。 The present invention relates to a beverage supply device capable of providing a thickened beverage.
飲料供給装置の分野において、ミキシング装置を使って、粉末茶などの飲料の原料成分と湯水などの液体成分とを攪拌混合したのち、これをカップなどに注出することは周知技術である。また、飲料供給装置の分野において、1回の飲料供給動作を2段階に分けて行うことも公知であり、特許文献1に記載の飲料供給装置では、ミキシングボール内に原料成分と液体成分とを供給し、これらを攪拌羽根体で攪拌して飲料を生成したのち、これをカップ内に注出する動作を2回連続して行うことで飲料を作成している。特許文献2に記載の飲料供給装置も同様の動作を行うものとなっている。なお、これら特許文献1、2に記載の飲料供給装置では、ミキシングボール内に泡が残留することを防ぐことを目的として、2回に分けて同一のミキシングボール内において原料成分と液体成分とを攪拌している。
In the field of beverage supply equipment, it is a well-known technique to use a mixing device to stir and mix a raw material component of a beverage such as powdered tea and a liquid component such as hot water, and then pour this into a cup or the like. Further, in the field of a beverage supply device, it is also known that one beverage supply operation is performed in two stages. In the beverage supply device described in
本発明等は、高齢者などの嚥下障害者に提供される、とろみを付けた飲食物を提供できる飲料提供装置の開発に携わっており、そこでは介護現場の実情に鑑みて、少なくとも「とろみが付いた湯水」、「とろみが付いた茶などの飲料」、および「とろみが付いていない飲料(通常の茶)」を提供できる飲料供給装置を開発することを予定している。しかしながら、特にとろみが付いた茶などの飲料を、先のミキシング装置を具備する飲料供給装置で作成する場合には、固形の飲料成分(粉末茶など)がとろみ成分に取り込まれて、飲料内において飲料成分が均一に分散されず、飲料の味覚が損なわれるおそれがある。とろみ成分がダマとなって、咽喉ごしが悪くなり、飲料の味覚が損なわれるおそれもある。さらに、とろみが付いた湯水やとろみ付き飲料を提供したのちにとろみの無い飲料を提供するときに、前者の湯水や飲料の生成時のとろみ成分がカップへの注出流路に残留し、後者の飲料にとろみが付けられて、後者の飲料の味覚が損なわれるおそれもある。 The present invention and the like are involved in the development of a beverage providing device capable of providing thickened food and drink provided to elderly people with swallowing disorders, where at least "thickness is" in view of the actual situation at the nursing care site. We are planning to develop a beverage supply device that can provide "hot water with water", "beverages such as thickened tea", and "beverages without thickening (normal tea)". However, especially when a beverage such as thickened tea is prepared by a beverage supply device equipped with the above-mentioned mixing device, a solid beverage component (powdered tea or the like) is incorporated into the thickened component and is contained in the beverage. Beverage components may not be evenly dispersed and the taste of the beverage may be impaired. The thickening component may become lumpy, which may make the throat feel worse and impair the taste of the beverage. Furthermore, when a thickened hot water or a thickened beverage is provided and then a non-thickened beverage is provided, the former hot water or the thickened component at the time of producing the beverage remains in the pouring channel to the cup, and the latter. The beverage may be thickened and the taste of the latter beverage may be impaired.
本発明の目的は、とろみ付きの飲料を提供できる飲料提供装置において、飲料成分がとろみ成分に取り込まれて、飲料内における飲料成分の分散が不均一となる不具合や、とろみ成分がダマとなる不具合や、カップへの注出流路にとろみ成分が残留する不具合などが生じ難く、提供される飲料の味覚を良好に保持することができる、とろみ付きの飲料を提供できる飲料供給装置を得ることを目的とする。 An object of the present invention is a problem in a beverage providing device capable of providing a thickened beverage, in which a beverage component is incorporated into the thickened component and the dispersion of the beverage component in the beverage becomes uneven, or a problem in which the thickened component becomes lumpy. To obtain a beverage supply device that can provide a thickened beverage, which is unlikely to cause a problem that a thickened component remains in the pouring flow path to the cup and can maintain a good taste of the provided beverage. The purpose.
本発明に係る飲料供給装置は、飲料を抽出する給茶装置4と、給茶装置4が収納される給茶機本体2と、給茶機本体2に形成されて、カップ18が配されるカップステーション21と、給茶機本体2の前面に配された飲料の種類を選択するための複数個の押しボタン7A~7Lで構成される操作部8とを備える。押しボタン7A~7Lは、ユーザーがとろみ付き飲料を選択するための押しボタン7A、7B、7D、7F、7G、7Iと、ユーザーがとろみが付いた湯水を選択するための押しボタン7C・7Hと、ユーザーが温水を選択するための押しボタン7Eと、ユーザーが冷水を選択するための押しボタン7Jとを備える。給茶装置4は、とろみ成分を含むとろみ液を生成するとろみ液生成部と、粉末茶である飲料成分を含む濃飲料液を生成する濃飲料液生成部と、冷水又は温水の液体成分を供給する給液装置15とを備える。とろみ液生成部は、とろみ成分の粉末原料成分が貯留され、搬出指令に従ってとろみ成分の粉末原料成分を搬出するキャニスター12(12B・12C)と、各キャニスター12(12B・12C)に応じて配置された原料シュート13と、原料シュート13に接続され、キャニスター12(12B・12C)から搬出されたとろみ成分の粉末原料成分と、給液装置15から供給された液体成分とを混合してとろみ液を生成するミキシングボール16(16B・16C)と、ミキシングボール16(16B・16C)内でとろみ成分の粉末原料成分と液体成分との混合撹拌を行う撹拌体17とで構成される。濃飲料液生成部は、飲料成分の粉末原料成分が貯留され、搬出指令に従って飲料成分の粉末原料成分を搬出するキャニスター12(12A・12D)と、各キャニスター12(12A・12D)に応じて配置された原料シュート13と、原料シュート13に接続され、キャニスター12(12A・12D)から搬出された飲料成分の粉末原料成分と、給液装置15から供給された液体成分とを混合して濃飲料液を生成するミキシングボール16(16A・16D)と、ミキシングボール16(16A・16D)内で飲料成分の粉末原料成分と液体成分との混合撹拌を行う撹拌体17とで構成される。ユーザーにより温水を選択するための押しボタン7E、或いは冷水を選択するための押しボタン7Jが押圧操作されると、給液装置15からカップ18に温水、或いは冷水が供給されるように構成される。ユーザーによりとろみが付いた湯水を選択するための押しボタン7C・7Hが押圧操作されると、とろみ液生成部を構成する一つのキャニスター12(12B・12C)から、当該キャニスター12(12B・12C)に対応するミキシングボール16(16B・16C)に向けてとろみ成分が供給されるとともに、給液装置15から温水、或いは冷水の液体成分が当該ミキシングボール16(16B・16C)に供給され、当該ミキシングボール16(16B・16C)内にとろみ成分を含むとろみ液が生成され、当該とろみ液がカップ18に供給されるように構成される。ユーザーによりとろみが付いた飲料物を選択するための押しボタン7A、7B、7D、7F、7G、7Iが押圧操作されると、とろみ液生成部を構成する一つのキャニスター12(12B・12C)から、当該キャニスター12(12B・12C)に対応するミキシングボール16(16B・16C)に向けてとろみ成分が供給されるとともに、給液装置15から温水、或いは冷水の液体成分が当該ミキシングボール16(16B・16C)に供給され、当該ミキシングボール16(16B・16C)内にとろみ成分を含むとろみ液が生成され、加えて濃飲料液生成部を構成するキャニスター12(12A・12D)から飲料成分の粉末原料成分が、当該キャニスター12(12A・12D)に対応するミキシングボール16(16A・16D)に供給されるとともに、給液装置15から液体成分が当該ミキシングボール16(16A・16D)に供給されて、当該ミキシングボール16(16A・16D)内に飲料成分を含む濃飲料液が生成され、これらとろみ液と濃飲料液とがカップ18内で混合されることで、とろみ付き飲料が生成されるように構成されていることを特徴とする。
The beverage supply device according to the present invention is formed in a tea supply device 4 for extracting a beverage, a tea supply machine
より具体的には、ユーザーによりとろみが付いた飲料物を選択するための押しボタン7A、7B、7D、7F、7G、7Iが押圧操作されたとき、とろみ液生成部を構成するミキシングボール16(16B・16C)内で生成されたとろみ液をカップ18内に流下させたのちに、濃飲料液生成部を構成するミキシングボール16(16A・16D)内で生成された濃飲料液をカップ18内に流下させて、濃飲料液の自重により両液をカップ18内で攪拌混合させることで、とろみ付き飲料が生成されるように構成することができる。
More specifically, when the
複数個のミキシングボール16の下方には、各ミキシングボール16から流下された飲料を受け止めて、カップ18に案内する集合ロート19が配置されており、集合ロート19を介して、とろみ液、および濃飲料液がカップ18内に流下されるように構成することができる。
Below the plurality of
集合ロート19は、左右方向に長く形成され、底壁の左右方向の中央部に、各ミキシングボール16から流下された飲料を流下させる注出口20が形成されており、複数個のミキシングボール16は、集合ロート19の上方に左右方向に沿って列設されており、左右方向の中央寄りに位置するミキシングボール16が、とろみ液を生成するためのミキシングボール16とすることが望ましい。
The
とろみが付いた湯水、及びとろみ付き飲料の飲料供給回数(N)を積算し、当該飲料供給回数(N)が所定回数に至ると、少なくともとろみ液の生成を担うミキシングボール16(16B・16C)からカップ18に至る、とろみ液の注出経路に対する洗浄動作が行われるように構成することが望ましい。
The number of times (N) of beverages supplied with thickened hot water and thickened beverages is accumulated, and when the number of times the beverages are supplied (N) reaches a predetermined number of times, at least the mixing ball 16 (16B / 16C) responsible for producing the thickened liquid. It is desirable to configure it so that a cleaning operation is performed on the thickening liquid pouring path from the to the
本発明に係る飲料供給装置においては、とろみ成分と飲料成分の両成分を含むとろみ付き飲料が選択されると、とろみ成分を含むとろみ液を一つのミキシングボール16(16B・16C)内で作成するとともに、飲料成分を含む濃飲料液を他のミキシングボール16(16A・16D)内で作成して、とろみ液と濃飲料液の両液をカップ18内で混合させることで、とろみ付き飲料が生成されるようにした。以上のように本発明に係る飲料供給装置においては、濃飲料液の状態で飲料成分をとろみ液に混合させるようにしたので、粉末成分である飲料成分が粉末のままでとろみ液に取り込まれることはなく、飲料内において飲料成分の分散が不均一となることを効果的に防ぐことができる。従って、提供されるとろみ付き飲料の味覚が損なわれることを防ぐこともできる。また、とろみ成分を予めとろみ液としたうえで、当該とろみ液と濃飲料液と混合するので、とろみ成分と飲料成分の両粉末成分が混ざり合って、とろみ成分がダマとなり、咽喉ごしが悪くなり、提供される飲料の味覚が損なわれることを防ぐこともできる。さらにとろみ成分を予めとろみ液としたうえでカップ18内に流下させるので、カップ18への注出流路にとろみ成分が残留する不具合は生じ難く、この点でも提供される飲料の味覚が損なわれることを防ぐことができる。
In the beverage supply device according to the present invention, when a thickened beverage containing both a thickened component and a beverage component is selected, a thickened liquid containing the thickened component is prepared in one mixing ball 16 (16B / 16C). At the same time, a concentrated beverage liquid containing a beverage component is prepared in another mixing ball 16 (16A / 16D), and both the thickened liquid and the concentrated beverage liquid are mixed in the
とろみ液をカップ18内に流下した後に、濃飲料液をカップ18内に流下させて、濃飲料液の自重により両液をカップ18内で攪拌混合させるようにしていると、攪拌具などを使って攪拌混合させる構成に比べて、装置構成の簡素化を図って飲料提供装置の低コスト化に貢献できる。また、一般的にとろみ成分を含むとろみ液の粘度は、濃飲料液の粘度よりも格段に高いため、低粘度の濃飲料液中に高粘度のとろみ液を流下させると、とろみ液の落下衝撃を受けて、濃飲料液はカップ18内で跳ねて分散しやすく、後から流下させたとろみ液と濃飲料液とを均一に混ざり合わせることは難しく、とろみ付き飲料の味覚が損なわれるおそれがある。後から入れるとろみ液の粘度が高い場合には、先にカップ18内に入れた濃飲料液が跳ねて、濃飲料液がカップ18から零れるおそれもある。これに対して本願発明のように、とろみ液をカップ18内に流下させた後に、濃飲料液をカップ18内に流下させるようにしていると、低粘度の濃飲料液を勢い良くカップ18内に入れて、該濃飲料液の自重により両液をカップ18内で均一に攪拌混合させることができるので、両液が分離することを防いで、提供される飲料の味覚が損なわれることを防ぐことができる。
After the thickened liquid flows down into the
複数個のミキシングボール16の下方に、各ミキシングボール16から流下された飲料を受け止めて、カップ18に案内する集合ロート19が配置されていると、カップ18への注出流路を単一化することができる。従って、複数の注出流路が設けられている形態における、カップ18の載置ミスの問題が生じることを防ぐことができる。さらに、とろみ付き飲料の生成時に、とろみ液、次いで濃飲料液の順に集合ロート19内に液体を供給するようにしていると、当該とろみ付き飲料の生成時に集合ロート19内にとろみ成分が残留することを、確実に防ぐことができる。
When a collecting
本発明においては、集合ロート19の底壁の左右方向の中央部にとろみ液等を流下させる注出口20を形成するとともに、左右方向の中央寄りに位置するミキシングボール16をとろみ液を生成するためのミキシングボール16としたので、集合ロート19内に供給された濃飲料液で、集合ロート19内に残留するとろみ成分を注出口20を介してカップ18内により確実に流下させることができる。とろみ液を生成するためのミキシングボール16から注出口20に至る流路距離を短くすることができるので、粘度の高いとろみ液をミキシングボール16から注出口20を経てカップ18内により確実且つ迅速に流下させることができる。
In the present invention, the
とろみが付いた湯水を生成する第1のモードと、とろみ付き飲料を生成する第2のモードと、とろみの無い飲料を生成する第3のモードとを備えると、一つの飲料供給装置で種々の飲料を提供することが可能となり、飲料提供装置の実用利便性の向上を図ることができる。 A first mode for producing thickened hot water, a second mode for producing thickened beverages, and a third mode for producing thickened beverages are provided in a single beverage supply device. Beverages can be provided, and the practical convenience of the beverage providing device can be improved.
とろみが付いた湯水、及びとろみ付き飲料の飲料供給回数(N)を積算し、当該飲料供給回数(N)が所定回数に至ると、少なくともとろみ液の生成を担うミキシングボール16(16B・16C)からカップ18に至る、とろみ液の注出経路に対する洗浄動作が行われるように構成されていると、カップ18への注出流路にとろみ成分が残留することを防ぐことができるので、提供される飲料の味覚が損なわれることを防ぐことができる。
The number of times (N) of beverages supplied with thickened hot water and thickened beverages is accumulated, and when the number of times the beverages are supplied (N) reaches a predetermined number of times, at least the mixing ball 16 (16B / 16C) responsible for producing the thickened liquid. If the cleaning operation is performed on the thickening liquid pouring path from the to the
(実施例) 図1ないし図5に本発明に係る飲料供給装置を給茶機に適用した実施例を示す。本実施例における前後、左右、上下とは、図2、3に示す交差矢印と、各矢印の近傍に表記した前後、左右、上下の表示に従う。図2に示すように、給茶機1は、四角箱状の給茶機本体2と、給茶機本体2の前面に開閉可能に取り付けられた扉体3とを備え、給茶機本体2内にお茶などの飲料を注出する給茶装置4が収納されている。
(Example) FIGS. 1 to 5 show an example in which the beverage supply device according to the present invention is applied to a tea dispenser. The front / rear, left / right, and up / down in this embodiment follow the crossing arrows shown in FIGS. As shown in FIG. 2, the
扉体3の下方には、給茶装置4の注出口20に臨んで開口する注出開口5が形成され、扉体3の注出開口5の上方にはフロントパネル6が装着されている。フロントパネル6には、押しボタン7A~7Lで構成された操作部8が配置されている。図5に示すように、操作部8は、提供する飲料の種類等を選択するためのものであり、右方には上方から順に「温かいとろみ付きの煎茶(薄め)」(7A)、「温かいとろみ付きの煎茶(濃いめ)」(7B)、「とろみ付きの湯」(7C)、「温かいとろみ付きのほうじ茶(薄め)」(7D)、「お湯」(7E)を選択できる押しボタンが列設され、左方には上方から順に「冷たいとろみ付きの煎茶(薄め)」(7F)、「冷たいとろみ付きの煎茶(濃いめ)」(7G)、「とろみ付きの水」(7H)、「冷たいとろみ付きのほうじ茶(薄め)」(7I)、「冷水」(7J)を選択できる押しボタンが列設されている。最下方には、「とろみなし」を選択できる押しボタン(7K)と、洗浄動作を実行させるための押しボタン(7L)とが設けられている。符号9A~9Dは「とろみ付煎茶(薄め)」、「とろみ付煎茶(濃いめ)」、「とろみ付水(薄め)」、「とろみ付ほうじ茶(薄め)」などの飲料の種類が書かれた表示部を示しており、ユーザーは、これら表示部9A~9Dの記載に基づいて飲料の種別を確認したうえで、その左右に位置するいずれの押しボタン(7A~7J)からなる飲料選択ボタンを押圧することで、ホットタイプ或いはコールドタイプの飲料を選択することができる。また飲料の選択前に押しボタン7Kを押圧することでとろみ無しの飲料を選択することができる。また、押しボタン7Lを押圧することで、任意のタイミングで強制的に洗浄動作を実行することができる。なお、「濃いめ」、「薄め」とは、とろみの強弱を意味している。
A pouring
より詳しくは、給茶機1は、とろみ付きの湯、或いはとろみ付きの水を生成する第1モードと、とろみ付きの煎茶、或いはとろみ付きのほうじ茶を生成する第2モードと、とろみのない通常の煎茶やほうじ茶を提供する第3モードと、とろみのない湯、或いは水を提供する第4モードとを備えている。つまり、「とろみ付きのお湯」(7C)、或いは「とろみ付きの冷水」(7H)の押しボタンが押圧操作されたときには第1モードとなり、「温かいとろみ付きの煎茶(薄め)」(7A)、「温かいとろみ付きの煎茶(濃いめ)」(7B)、「温かいとろみ付きのほうじ茶」(7D)、「冷たいとろみ付きの煎茶(薄め)」(7F)、「冷たいとろみ付きの煎茶(濃いめ)」(7G)、或いは「冷たいとろみ付きのほうじ茶」(7I)の押しボタンが押圧操作されたときには第2モードとなり、上記のとろみ付き飲料を選択する押しボタン(7A、7B、7D、7F、7G、7I)が押圧される前に、「とろみなし」を選択する押しボタン(7K)が押圧操作されたときには第3モードとなり、「お湯」(7E)、或いは「冷水」(7J)の押しボタンが押圧操作されたときには第4モードとなるように設定されている。
More specifically, the
図1において給茶装置4は、全体の制御を担う制御装置10と、粉末原料成分11(図3参照)を貯留し、制御装置10からの搬出指令に従って粉末原料成分11を搬出するキャニスター12(12A~12D)と、各キャニスター12A~12Dの前方に配置された原料シュート13(13A~13D)と、制御装置10からの供給指令に従って冷水や温水などの液体成分を供給する給液装置15と、原料シュート13に接続され、キャニスター12から搬出された粉末原料成分11と、給液装置15から供給された液体成分とを混合して飲料を生成するミキシングボール16(16A~16D)と、各ミキシングボール16内に配置されて、粉末原料成分11と液体成分との混合攪拌を行う攪拌体17と、各ミキシングボール16から流下された飲料を受け止めて、カップ18に案内する集合ロート19とで構成される。集合ロート19の底面には注出口20が突設されており、この注出口20から流下された飲料が、カップステーション21内に配されたカップ18内に供給される。カップステーション21は、扉体3の注出開口5に対応して給茶機本体2内に設けられた箱体であり、その底面にはスノコが配されている。注出口20から流下された飲料のうち、カップ18で受け止められなかった飲料は、スノコ、排水流路22を介して装置の外部に排出、或いは図外の排水タンクに貯められる。
In FIG. 1, the tea supply device 4 stores the
キャニスター12には、粉末茶(粉末煎茶)、粉末ほうじ茶、およびとろみ成分の粉末原料成分11が収容されている。本実施例の給茶機1では、4つのキャニスター12のうち、右端のキャニスター12Aには粉末茶が収容され、中央の2つのキャニスター12B・12Cにはとろみ成分が収容され、左端のキャニスター12Dには粉末ほうじ茶が収容されている。図3に示すように、キャニスター12の下端には、モータ25で回転される供給スクリュー26が配置されている。制御装置10からの搬出指令を受けると、所定時間モータ25が回転することで、所定量の粉末原料成分11を原料シュート13に繰り出して供給することができる。中央の2つのキャニスター12B・12Cのモータ25の回転時間は異なるものに設定されており、搬出指令を受けたときの右方のキャニスター12Bからのとろみ成分の搬出量は、左方のキャニスター12Cのそれよりも多くなるように設定されている。
The
図3に示すように、各ミキシングボール16は、円形の底壁部27と、この底壁部27の周縁から上方に立設された周壁部28とからなる有底円筒状のボール部29と、ボール部29の上方開口を塞ぐ蓋体30とで構成される。底壁部27は中央部が下窄まりのテーパー状に形成されており、底壁部27の最下方には飲料の流出を許す流出口31が開口されている。蓋体30には、原料シュート13のほか、攪拌体17の回転軸34と、湯・水用ノズル60を受け入れる開口が形成されている。
As shown in FIG. 3, each mixing
ミキシングボール16内に配置されて、粉末原料成分11と液体成分との混合攪拌を担う攪拌体17は、モータ33の出力軸に連結された回転軸34と、回転軸34の下方に配された円盤状の攪拌羽根35とで構成される。攪拌羽根35の底面には、複数本のリブ状の翼体36が膨出形成されている。攪拌羽根35の回転時には、翼体36が飲料を跳ね飛ばすことで飲料の流出口31からの流下が抑えられ、攪拌羽根35の回転が停止することで飲料は流出口31から流下される。
The stirring
集合ロート19は、各ミキシングボール16A~16Dに対応する4つの有底容器状の液受部を有する左右横長の成形品であり、その左右方向の中央部に注出口20が突設されている。
The collecting
図1において給液装置15は、湯を供給する湯供給装置38と、冷水を供給する冷水供給装置39と、制御装置10からの分配指令を受けて、湯供給装置38および冷水供給装置39から送られてきた湯水をミキシングボール16、および集合ロート19に分配するディストリビュータ40とを含む。湯供給装置38および冷水供給装置39には、水道に接続された給水ライン41を介して水道水が供給される。湯供給装置38は、ヒータ42で所定温度に沸き上げた湯を貯湯する湯タンク43と、この湯タンク43内の湯をディストリビュータ40に供給する配湯ライン44と、湯タンク43から配湯ライン44に湯を汲み上げるポンプ45とで構成される。湯タンク43には、給水ライン41から湯タンク43に至る配水管46を介して水道水が供給される。配水管46内における水の流れは、電磁弁である第1給水弁47によりオンオフ制御されており、第1給水弁47を開くことで、配水管46を介して湯タンク43に水道水を供給することができる。
In FIG. 1, the
冷水供給装置39は、冷却水49が貯められた冷却用タンク50と、給水ライン41に接続されて、冷却用タンク50内を通ってディストリビュータ40に至る配水ライン51と、冷却水49を冷却する冷凍サイクル52とで構成される。冷凍サイクル52は、冷却用タンク50内に設けられて冷却水49を介して配水ライン51内の水を冷却する蒸発器53と、冷媒管54を介して蒸発器53に冷媒を供給する圧縮機、凝縮器等からなる冷凍装置55とで構成される。給水ライン41から配水ライン51への給水は第2給水弁56によりオンオフ制御され、配水ライン51内の流水は第3給水弁57によりオンオフ制御される。両給水弁56・57を開姿勢とすることで、配水ライン51内を流れる水は、冷却水49により冷却されて冷水とされ、ディストリビュータ40に向けて冷水を供給することができる。
The chilled
ディストリビュータ40の入口ポートには、配湯ライン44と配水ライン51とを連結してなる集合ライン58が接続され、ディストリビュータ40の出口ポートには、計5本の湯・水用パイプ59A~59Eが接続されている。これら湯・水用パイプ59A~59Eのそれぞれは、4つのミキシングボール16A~16Dの湯・水用ノズル60A~60Dと、集合ロート19の湯・水用ノズル60Eに至っている。
An
制御装置10は、制御プログラム等が記録されているROMと、制御プログラムに基づいて各部位に向けて制御信号を発して給茶機1の全体を制御する制御部と、制御部の動作領域となるRAMなどで構成される。RAMには、とろみが付いた湯水、及びとろみ付き飲料の飲料供給回数の積算値(N)のほか、当該積算値の比較対象となる洗浄基準回数(C)が格納されており、当該積算値(N)が洗浄基準回数(C)に至ると、とろみ液の注出経路を洗浄する洗浄動作が実行されるようになっている。また、制御装置10の制御部は、予め設定された時刻(例えば3時、9時、15時、21時の4回)に洗浄を行うように給茶機1を制御している。当該設定時刻毎の洗浄が行われた時には、給茶機1の動作は待機状態から電源がオン操作された状態にリセットされる。このように、本実施例の給茶機1では、押しボタン7Lが押圧操作されたとき、飲料供給回数が洗浄基準回数(C)に達したとき、および予め設定された時刻になったときにとろみ液の注出経路の洗浄が行われるようになっている。
The
以上のような構成からなる給茶機1の動作について、図4のフローチャートを使って説明する。待機状態から電源がオン操作されると、とろみが付いた湯水、及びとろみ付き飲料の飲料供給回数の積算値(N)を「0」に設定して(S1)、待機状態となる。この待機状態から飲料選択ボタン(押しボタン(7A~7J))が押圧操作され(S2でYES)、選択された飲料が「冷水」または「お湯」である場合には(S3でYES)、「冷水」或いは「お湯」を注出・提供して(S4)、S2に戻る。具体的には、冷水の場合には、給茶機1は第4のモードとなり、配水ライン51の両給水弁56・57を開操作して、ディストリビュータ40に向けて冷水を供給し、当該ディストリビュータ40により、冷水を湯・水用パイプ59Eに供給する。これにより、湯・水用ノズル60E、集合ロート19、注出口20を介して、カップステーション21に載置されたカップ18に冷水を給液することができる。お湯の場合には、ポンプ45を駆動して湯タンク43から配湯ライン44にお湯を汲み上げて、ディストリビュータ40、湯・水用ノズル60E、集合ロート19、注出口20を介して、カップステーション21に載置されたカップ18にお湯を給液することができる。
The operation of the
飲料選択ボタン(押しボタン(7A~7J))の押圧操作により選択された飲料が「冷水」や「お湯」ではなく(S3でNO)、「温かいとろみ付きの煎茶(薄め)」、「温かいとろみ付きの煎茶(濃いめ)」、「温かいとろみ付きのほうじ茶」、「とろみ付きのお湯」、「冷たいとろみ付きの煎茶(薄め)」、「冷たいとろみ付きの煎茶(濃いめ)」、「冷たいとろみ付きのほうじ茶」、および「とろみ付きの冷水」などの「とろみ付き飲料」である場合には(S5でYES)、とろみ液を調合する(S6)。具体的には、例えば「とろみ付きのお湯」に係る押しボタン(7C)が押圧操作された場合には、給茶機1は第1のモードとなり、キャニスター12Cの供給スクリュー26を回転操作して、ミキシングボール16C内にとろみ成分を供給するとともに、ポンプ45を駆動して、湯タンク43、配湯ライン44、ディストリビュータ40を介して、ミキシングボール16C内にお湯を供給し、所定時間攪拌体17を回転させて、とろみ成分とお湯とを攪拌させてとろみ液を調合する。次いで攪拌体17の回転を停止することにより、流出口31、集合ロート19、注出口20を介して、カップステーション21に載置されたカップ18にとろみ液を給液することができる。以上のようにとろみ付き飲料が選択され(S5)、とろみ液が調合されると(S6)、とろみ付き飲料の飲料供給回数の積算値(N)を1つ加算し(N+1)、当該飲料供給回数をRAMに保存する(S7)。
The beverage selected by pressing the beverage selection button (push button (7A-7J)) is not "cold water" or "hot water" (NO in S3), but "warm thickened sencha (thin)" and "warm thickening". Sencha with thick drink (thick), warm thickened roasted green tea, hot water with thickened water, cold thickened sencha (thin), cold thickened sencha (dark), cold thickened sencha In the case of "thickened beverage" such as "hojicha" and "thickened cold water" (YES in S5), the thickened liquid is prepared (S6). Specifically, for example, when the push button (7C) related to "thickened hot water" is pressed, the
「薄め」の飲料の押しボタンが選択されたとき、具体的には「とろみ付き煎茶(薄め)」に係る押しボタン(7A・7F)、「とろみ付き水(薄め)」に係る押しボタン(7C・7H)、或いは「とろみ付きほうじ茶(薄め)」に係る押しボタン(7D・7I)が押圧操作されたときには、キャニスター12Cからとろみ成分が供給されて、ミキシングボール16Cによりとろみ液が調合される。「濃いめ」の飲料の押しボタンが選択されたとき、具体的には「とろみ付き煎茶(濃いめ)」に係る押しボタン(7B・7G)が押圧操作されたときには、キャニスター12Bからとろみ成分が供給されて、ミキシングボール16Bによりとろみ液が調合される。
When the "thin" beverage push button is selected, specifically, the push button (7A / 7F) related to "thickened sencha (thin)" and the push button (7C) related to "thickened water (thin)". When the push button (7D / 7I) pertaining to 7H) or "thickened roasted green tea (thin)" is pressed, the thickening component is supplied from the
飲料選択ボタン(押しボタン(7A~7J))の押圧操作により選択された飲料が、煎茶やほうじ茶などを含む調合が必要な飲料である場合には(S8でYES)、煎茶やほうじ茶などの濃飲料液を調合する(S9)。具体的には、例えば「温かいとろみ付きの煎茶(薄め)」が選択された場合には、給茶機1は第2のモードとなり、キャニスター12Aの供給スクリュー26を回転操作して、ミキシングボール16A内に粉末茶を供給するとともに、ポンプ45を駆動して、湯タンク43、配湯ライン44、ディストリビュータ40を介して、ミキシングボール16A内にお湯を供給し、所定時間攪拌体17を回転させて、粉末茶とお湯とを攪拌させて濃飲料液である濃煎茶を調合する。次いで攪拌体17の回転を停止することにより、流出口31、集合ロート19、注出口20を介して、カップステーション21に載置されたカップ18に濃飲料液を給液することができる。以上より、先のS5、S6のステップによりカップ18内に供給されていたとろみ液に、濃飲料液を加えて、濃飲料液の自重により両液をカップ18内で攪拌混合させることで、とろみ付きの煎茶を生成することができる。なお、以上のような第2のモードにおいてミキシングボール16A~16Dに供給される冷水やお湯の水量は、後述する第3のモードにおける水量の約半分に設定されており、カップ18内に供給される液体の総量は、略均一となるように設定されている。
If the beverage selected by pressing the beverage selection button (push button (7A-7J)) is a beverage that requires preparation including sencha or roasted green tea (YES in S8), the beverage such as sencha or roasted green tea is concentrated. The beverage liquid is prepared (S9). Specifically, for example, when "warm thickened green tea (thin)" is selected, the
一方、例えば「温かい煎茶」が選択された場合には、給茶機1は第3のモードとなり、キャニスター12Aの供給スクリュー26を回転操作して、ミキシングボール16A内に粉末茶を供給するとともに、ポンプ45を駆動して、湯タンク43、配湯ライン44、ディストリビュータ40を介して、ミキシングボール16A内にお湯を供給し、所定時間攪拌体17を回転させて、粉末茶とお湯とを攪拌させて煎茶を調合する。次いで攪拌体17の回転を停止することにより、流出口31、集合ロート19、注出口20を介して、カップステーション21に載置されたカップ18に煎茶を給液する。
On the other hand, for example, when "warm green tea" is selected, the
以上のような飲料のカップ18への給液が終了すると、とろみが付いた湯水、及びとろみ付き飲料の飲料供給回数の積算値(N)をRAMから読み出し、当該積算値(N)と洗浄基準回数(C)とを比較し(S10)、積算値(N)が洗浄基準回数(C)に達すると、内部洗浄動作を実行する(S11)。具体的には、とろみ液の生成用のミキシングボール16B・16Cに対してお湯を流して、ミキシングボール16B・16Cから集合ロート19を介して注出口20に至る、とろみ液の注出経路を洗浄する。内部洗浄動作が終了すると(S11)、S1に戻って、積算値(N)をリセットする。
When the above-mentioned liquid supply to the
以上のように本実施例に係る給茶機1においては、とろみ成分と飲料成分の両成分を含むとろみ付き飲料が選択されると、とろみ成分を含むとろみ液を一つのミキシングボール16(16B・16C)内で作成してカップ18内に流下させたのち、飲料成分を含む濃飲料液を他のミキシングボール16(16A・16D)内で作成してカップ18内に流下させて、濃飲料液の自重により両液をカップ18内で攪拌混合させることで、とろみ付き飲料が生成されるようにしたので、飲料成分が粉末のままでとろみ液に取り込まれて、飲料内において飲料成分の分散が不均一となる不具合や、とろみ成分と飲料成分の両粉末成分が混ざり合って、とろみ成分がダマとなる不具合の発生を確実に防いで、提供される飲料の味覚が損なわれることを防ぐこともできる。さらに、とろみ液をカップ18内に流下した後に、濃飲料液をカップ18内に流下させるので、とろみ付き飲料の提供時にカップ18への注出流路にとろみ成分が残留する不具合は生じ難く、この点でも提供される飲料の味覚が損なわれることを防ぐことができる。
As described above, in the
図6に本発明の飲料供給装置の別実施例を示す。この別実施例に係る飲料供給装置(給茶機)では、集合ロート19の形態が先の実施例と相違する。それ以外の構成は先の実施例と同様であるので、同一の部材には同一の符号を付してその説明を省略する。
FIG. 6 shows another embodiment of the beverage supply device of the present invention. In the beverage supply device (tea dispenser) according to the other embodiment, the form of the
図6に示すように、別実施例に係る集合ロート19は、各ミキシングボール16A~16D、および湯・水用ノズル60Eに対応したガイド流路70A~70Eを備える点が、先の実施例に係る集合ロート19と相違する。より詳しくは、別実施例に係る集合ロート19は、各ミキシングボール16A~16Dの流出口31から流下された飲料を受け止めて、各飲料を注出口20に案内するガイド流路70A~70Dと、湯・水用ノズル60Eから流下された湯水を注出口20に案内するガイド流路70Eとを備えており、各飲料や湯水は、他の飲料等と混じることなく、各ガイド流路70A~70Dの終端に設けられた注出口20を介してカップ18内に供給されるようになっている。
As shown in FIG. 6, the
上記実施形態では、本発明の飲料供給装置を給茶機1に適用した例について説明したが、本発明は給茶機に限られず、コーヒーやスポーツドリンクを提供できる装置にも適用できる。装置本体内に配置されるキャニスター12やミキシングボール16の個数は4個に限られず、それ以上であっても、それ以下であってもよい。とろみ成分が格納されるキャニスター12は一つであってもよく、その場合には、キャニスター12からミキシングボール16へのとろみ成分の供給量を変更することで、とろみの強さに強弱を付けることができる。
In the above embodiment, an example in which the beverage supply device of the present invention is applied to the
1 飲料供給装置(給茶機)
11 粉末原料成分
12 キャニスター
13 原料シュート
15 給液装置
16 ミキシングボール
17 攪拌体
18 カップ
19 集合ロート
20 注出口
1 Beverage supply device (tea supply machine)
11 Powder
Claims (5)
押しボタン(7A~7L)は、ユーザーがとろみ付き飲料を選択するための押しボタン(7A、7B、7D、7F、7G、7I)と、ユーザーがとろみが付いた湯水を選択するための押しボタン(7C・7H)と、ユーザーが温水を選択するための押しボタン(7E)と、ユーザーが冷水を選択するための押しボタン(7J)とを備え、
給茶装置(4)は、とろみ成分を含むとろみ液を生成するとろみ液生成部と、粉末茶である飲料成分を含む濃飲料液を生成する濃飲料液生成部と、冷水又は温水の液体成分を供給する給液装置(15)とを備え、
とろみ液生成部は、とろみ成分の粉末原料成分が貯留され、搬出指令に従ってとろみ成分の粉末原料成分を搬出するキャニスター(12(12B・12C))と、各キャニスター(12(12B・12C))に応じて配置された原料シュート(13)と、原料シュート(13)に接続され、キャニスター(12(12B・12C))から搬出されたとろみ成分の粉末原料成分と、給液装置(15)から供給された液体成分とを混合してとろみ液を生成するミキシングボール(16(16B・16C))と、ミキシングボール(16(16B・16C))内でとろみ成分の粉末原料成分と液体成分との混合撹拌を行う撹拌体(17)とで構成され、
濃飲料液生成部は、飲料成分の粉末原料成分が貯留され、搬出指令に従って飲料成分の粉末原料成分を搬出するキャニスター(12(12A・12D))と、各キャニスター(12(12A・12D))に応じて配置された原料シュート(13)と、原料シュート(13)に接続され、キャニスター(12(12A・12D))から搬出された飲料成分の粉末原料成分と、給液装置(15)から供給された液体成分とを混合して濃飲料液を生成するミキシングボール(16(16A・16D))と、ミキシングボール(16(16A・16D))内で飲料成分の粉末原料成分と液体成分との混合撹拌を行う撹拌体(17)とで構成され、
ユーザーにより温水を選択するための押しボタン(7E)、或いは冷水を選択するための押しボタン(7J)が押圧操作されると、給液装置(15)からカップ(18)に温水、或いは冷水が供給されるように構成され、
ユーザーによりとろみが付いた湯水を選択するための押しボタン(7C・7H)が押圧操作されると、とろみ液生成部を構成する一つのキャニスター(12(12B・12C))から、当該キャニスター(12(12B・12C))に対応するミキシングボール(16(16B・16C))に向けてとろみ成分が供給されるとともに、給液装置(15)から温水、或いは冷水の液体成分が当該ミキシングボール(16(16B・16C))に供給され、当該ミキシングボール(16(16B・16C))内にとろみ成分を含むとろみ液が生成され、当該とろみ液がカップ(18)に供給されるように構成され、
ユーザーによりとろみが付いた飲料物を選択するための押しボタン(7A、7B、7D、7F、7G、7I)が押圧操作されると、とろみ液生成部を構成する一つのキャニスター(12(12B・12C))から、当該キャニスター(12(12B・12C))に対応するミキシングボール(16(16B・16C))に向けてとろみ成分が供給されるとともに、給液装置(15)から温水、或いは冷水の液体成分が当該ミキシングボール(16(16B・16C))に供給され、当該ミキシングボール(16(16B・16C))内にとろみ成分を含むとろみ液が生成され、加えて濃飲料液生成部を構成するキャニスター(12(12A・12D))から飲料成分の粉末原料成分が、当該キャニスター(12(12A・12D))に対応するミキシングボール(16(16A・16D))に供給されるとともに、給液装置(15)から液体成分が当該ミキシングボール(16(16A・16D))に供給されて、当該ミキシングボール(16(16A・16D))内に飲料成分を含む濃飲料液が生成され、これらとろみ液と濃飲料液とがカップ(18)内で混合されることで、とろみ付き飲料が生成されるように構成されていることを特徴とする飲料供給装置。 A tea supply device (4) for extracting a beverage, a tea supply machine main body (2) in which the tea supply device (4) is housed, and a tea supply machine main body (2) are formed, and a cup (18) is arranged. The cup station (21) and the operation unit (8) composed of a plurality of push buttons (7A to 7L) for selecting the type of beverage arranged on the front surface of the tea dispenser body (2). Prepare,
The push buttons (7A-7L) are push buttons (7A, 7B, 7D, 7F, 7G, 7I) for the user to select a thickened beverage, and push buttons for the user to select thickened hot water. (7C / 7H), a push button (7E) for the user to select hot water, and a push button (7J) for the user to select cold water.
The tea supply device (4) has a thickening liquid generating unit that generates a thickening liquid containing a thickening component, a concentrated drinking liquid generating unit that produces a concentrated drinking liquid containing a beverage component that is powdered tea, and a liquid component of cold water or hot water. Equipped with a liquid supply device (15) to supply
In the thickening liquid generation unit, the canister (12 (12B / 12C)) and each canister (12 (12B / 12C)) in which the powder raw material component of the thickening component is stored and the powder raw material component of the thickening component is carried out according to the carry-out instruction. The raw material chute (13) arranged accordingly, the powder raw material component of the thickening component connected to the raw material chute (13) and carried out from the canister (12 (12B, 12C)), and supplied from the liquid supply device (15). Mixing of the powder raw material component of the thickening component and the liquid component in the mixing ball (16 (16B / 16C)) and the mixing ball (16 (16B / 16C)) that mixes the liquid component to generate a thickening liquid. It is composed of a stirring body (17) for stirring.
In the concentrated beverage liquid generation unit, a canister (12 (12A / 12D)) in which the powder raw material component of the beverage component is stored and the powder raw material component of the beverage component is carried out in accordance with the carry-out instruction, and each canister (12 (12A / 12D)). From the raw material chute (13) arranged according to the above, the powder raw material component of the beverage component connected to the raw material chute (13) and carried out from the canister (12 (12A, 12D)), and the liquid supply device (15). A mixing ball (16 (16A / 16D)) that mixes the supplied liquid component to generate a concentrated beverage liquid, and a powder raw material component and a liquid component of the beverage component in the mixing ball (16 (16A / 16D)). Consists of a stirrer (17) that mixes and stirs
When the push button (7E) for selecting hot water or the push button (7J) for selecting cold water is pressed by the user, hot water or cold water is discharged from the liquid supply device (15) to the cup (18). Configured to be supplied,
When the push button (7C / 7H) for selecting the thickened hot water is pressed by the user, the canister (12) (12B / 12C) constituting the thickening liquid generating unit is pressed. The thickening component is supplied toward the mixing ball (16 (16B / 16C)) corresponding to (12B / 12C)), and the liquid component of hot water or cold water is the mixing ball (16) from the liquid supply device (15). (16B ・ 16C)), a thickening liquid containing a thickening component is generated in the mixing ball (16 (16B ・ 16C)), and the thickening liquid is supplied to the cup (18).
When the push buttons (7A, 7B, 7D, 7F, 7G, 7I) for selecting a thickened beverage by the user are pressed, one canister (12 (12B. The thickening component is supplied from 12C)) to the mixing ball (16 (16B / 16C)) corresponding to the canister (12 (12B / 12C)), and hot or cold water is supplied from the liquid supply device (15). The liquid component of the above is supplied to the mixing ball (16 (16B, 16C)), and a thickening liquid containing the thickening component is generated in the mixing ball (16 (16B, 16C)), and in addition, a concentrated beverage liquid generation unit is generated. From the constituent canisters (12 (12A, 12D)), the powder raw material components of the beverage components are supplied to and supplied to the mixing balls (16 (16A, 16D)) corresponding to the canisters (12 (12A, 12D)). The liquid component is supplied from the liquid device (15) to the mixing ball (16 (16A, 16D)), and a concentrated beverage liquid containing the beverage component is generated in the mixing ball (16 (16A, 16D)). A beverage supply device characterized in that a thickened beverage and a concentrated beverage liquid are mixed in a cup (18) to produce a thickened beverage.
集合ロート(19)を介して、とろみ液、および濃飲料液がカップ(18)内に流下されるようになっている、請求項1又は2記載の飲料供給装置。 Below the plurality of mixing balls (16), a gathering funnel (19) that receives the beverage flowed down from each mixing ball (16) and guides it to the cup (18) is arranged.
The beverage supply device according to claim 1 or 2, wherein the thickening liquid and the concentrated beverage liquid are allowed to flow down into the cup (18) through the collecting funnel (19).
複数個のミキシングボール(16)は、集合ロート(19)の上方に左右方向に沿って列設されており、
左右方向の中央寄りに位置するミキシングボール(16(16B・16C))が、とろみ液を生成するためのミキシングボール(16)とされている、請求項3記載の飲料供給装置。 The collecting funnel (19) is formed long in the left-right direction, and a spout (20) for flowing the beverage flowed down from each mixing ball (16) is formed in the central portion in the left-right direction of the bottom wall.
A plurality of mixing balls (16) are arranged in a row above the gathering funnel (19) along the left-right direction.
The beverage supply device according to claim 3 , wherein the mixing ball (16 (16B / 16C)) located near the center in the left-right direction is a mixing ball (16) for producing a thickening liquid.
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