JP7073887B2 - Tensioner mounting structure - Google Patents
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Description
本発明は、テンショナ取り付け構造に関する。 The present invention relates to a tensioner mounting structure.
一般に、内燃機関においては、クランクシャフトに駆動スプロケットが固定されており、この駆動スプロケットに伝動チェーンが巻き掛けられている。また、内燃機関のシリンダブロックには、伝動チェーンの走行をガイドするためのチェーンガイドや、チェーンガイドに付勢力を与えることで伝動チェーンの張力を調整するテンショナが取り付けられている。 Generally, in an internal combustion engine, a drive sprocket is fixed to a crankshaft, and a transmission chain is wound around the drive sprocket. Further, the cylinder block of the internal combustion engine is equipped with a chain guide for guiding the traveling of the transmission chain and a tensioner for adjusting the tension of the transmission chain by applying an urging force to the chain guide.
特許文献1のテンショナは、略有底筒状のテンショナボディを有している。テンショナボディの内部空間である収容穴には、有底円筒状のプランジャが挿入されている。プランジャは、当該プランジャの開口側がテンショナボディの底側を向くように挿入されている。また、テンショナボディの収容穴には、プランジャに付勢力を与える圧縮ばねが収容されている。圧縮ばねは、テンショナボディの収容穴の底面とプランジャとの間に配置されている。 The tensioner of Patent Document 1 has a tensioner body having a substantially bottomed cylindrical shape. A bottomed cylindrical plunger is inserted into the accommodation hole, which is the internal space of the tensioner body. The plunger is inserted so that the opening side of the plunger faces the bottom side of the tensioner body. In addition, a compression spring that gives a biasing force to the plunger is accommodated in the accommodating hole of the tensioner body. The compression spring is located between the bottom of the accommodating hole in the tensioner body and the plunger.
特許文献1のテンショナにおいて、テンショナボディには、テンショナの外部からテンショナボディにおける収容穴の内部へとオイル供給孔が連通している。また、プランジャの周壁には、プランジャの外部から当該プランジャの内部空間であるリザーブ室へとプランジャ貫通孔が貫通している。内燃機関の駆動に伴ってオイル供給孔へとオイルが供給されると、テンショナボディの内周面とプランジャの外周面との間、及びプランジャ貫通孔を介して、プランジャのリザーブ室へとオイルが供給される。 In the tensioner of Patent Document 1, an oil supply hole communicates with the tensioner body from the outside of the tensioner to the inside of the accommodating hole in the tensioner body. Further, in the peripheral wall of the plunger, a plunger through hole penetrates from the outside of the plunger to the reserve chamber which is the internal space of the plunger. When oil is supplied to the oil supply hole as the internal combustion engine is driven, the oil flows into the reserve chamber of the plunger between the inner peripheral surface of the tensioner body and the outer peripheral surface of the plunger and through the through hole of the plunger. Will be supplied.
特許文献1のテンショナにおいて、内燃機関の停止後にはオイルの供給が停止する。そして、プランジャのリザーブ室内のオイルは、テンショナボディの内周面とプランジャの外周面との間を介して徐々にテンショナの外部へと流出し、プランジャのリザーブ室のオイルが少なくなる。仮に、プランジャのリザーブ室のオイルが過度に少なくなると、内燃機関の再始動時に、プランジャが適正に動作しないおそれがある。 In the tensioner of Patent Document 1, the oil supply is stopped after the internal combustion engine is stopped. Then, the oil in the reserve chamber of the plunger gradually flows out of the tensioner through the space between the inner peripheral surface of the tensioner body and the outer peripheral surface of the plunger, and the oil in the reserve chamber of the plunger is reduced. If the oil in the reserve chamber of the plunger is excessively low, the plunger may not operate properly when the internal combustion engine is restarted.
上記課題を解決するため、本発明は、チェーンの走行をガイドするガイド部材と、前記ガイド部材に付勢力を与えるテンショナとを備えた内燃機関に適用されるテンショナ取り付け構造であって、前記テンショナは、一端が開口した柱状の収容穴を有するテンショナボディと、前記収容穴に当該収容穴の軸方向に摺動可能に挿入された筒状のプランジャと、前記収容穴の内部に配置され、前記プランジャを前記テンショナボディから突出する方向に付勢する付勢部材とを備え、前記ガイド部材は、前記プランジャの先端が当接する当接部材を備え、前記テンショナボディは、前記プランジャの先端が斜め上方を指向するように固定され、前記プランジャの周壁には、当該プランジャの外部から内部へとプランジャ貫通孔が貫通されており、前記プランジャ貫通孔は、前記テンショナボディの開口縁のうち、鉛直方向において最も下方に位置する箇所と同じ高さの水平面よりも下方に位置しており、前記プランジャの先端部は、当該プランジャの軸方向からの平面視で非円形状になっており、前記当接部材には、前記プランジャの先端部が嵌まる嵌合凹部が設けられており、前記嵌合凹部の内側壁面によって前記プランジャの周方向の回転が規制されている。 In order to solve the above problems, the present invention is a tensioner mounting structure applied to an internal combustion engine including a guide member for guiding the traveling of the chain and a tensioner for applying an urging force to the guide member. A tensioner body having a columnar accommodating hole with one end open, a tubular plunger inserted into the accommodating hole so as to be slidable in the axial direction of the accommodating hole, and a plunger arranged inside the accommodating hole. The guide member includes an abutting member with which the tip of the plunger abuts, and the tensioner body has the tip of the plunger diagonally upward. It is fixed so as to be oriented, and a plunger through hole is penetrated from the outside to the inside of the plunger in the peripheral wall of the plunger, and the plunger through hole is the most in the vertical direction among the opening edges of the tensioner body. It is located below the horizontal plane at the same height as the location located below, and the tip of the plunger has a non-circular shape in a plan view from the axial direction of the plunger, and is attached to the contact member. Is provided with a fitting recess into which the tip of the plunger fits, and the inner wall surface of the fitting recess regulates the rotation of the plunger in the circumferential direction.
上記の構成においては、テンショナボディの内周面とプランジャの外周面との間に存在するオイルの液面は、テンショナボディの開口縁のうちの最も下方に位置する箇所と同じ高さ位置にまで低下し得る。この状態にまでオイルの液面が低下しても、プランジャ貫通孔は、依然としてオイルの液面よりも下側に位置しており、プランジャのリザーブ室内には、プランジャ貫通孔を介して空気が流入しない。したがって、プランジャのリザーブ室内のオイルが外部へと流れ出にくく、リザーブ室内のオイルが過度に少なくなることを抑制できる。 In the above configuration, the oil level existing between the inner peripheral surface of the tensioner body and the outer peripheral surface of the plunger is at the same height as the lowermost portion of the opening edge of the tensioner body. Can be reduced. Even if the oil level drops to this state, the plunger through hole is still located below the oil level, and air flows into the plunger reserve chamber through the plunger through hole. do not do. Therefore, it is difficult for the oil in the reserve chamber of the plunger to flow out to the outside, and it is possible to prevent the oil in the reserve chamber from becoming excessively low.
テンショナ取り付け構造の一実施形態について、図1~図5を参照して説明する。なお、以下の説明では、内燃機関(テンショナ)が車両に搭載されているものとし、その車両の上下方向を内燃機関やテンショナ取り付け構造の上下方向として説明する。 An embodiment of the tensioner mounting structure will be described with reference to FIGS. 1 to 5. In the following description, it is assumed that the internal combustion engine (tensioner) is mounted on the vehicle, and the vertical direction of the vehicle is described as the vertical direction of the internal combustion engine and the tensioner mounting structure.
図1に示すように、内燃機関Eのクランクシャフトには、駆動スプロケット10が固定されている。この駆動スプロケット10には、伝動チェーン20が巻き掛けられている。伝動チェーン20は、駆動スプロケット10に加えて、吸気側従動スプロケット11と排気側従動スプロケット12にも巻き掛けられている。吸気側従動スプロケット11及び排気側従動スプロケット12は、駆動スプロケット10よりも上側に配置されている。また、吸気側従動スプロケット11及び排気側従動スプロケット12は、略同じ高さ位置で並んで配置されている。吸気側従動スプロケット11は、吸気弁を開閉するためのカムシャフトに連結されており、排気側従動スプロケット12は、排気弁を開閉するためのカムシャフトに連結されている。なお、図1では、駆動スプロケット10、吸気側従動スプロケット11、及び排気側従動スプロケット12を、概略的に円で図示している。
As shown in FIG. 1, a
内燃機関EにおけるシリンダブロックCBの外面には、伝動チェーン20の走行をガイドする固定ガイド部材30が固定されている。固定ガイド部材30は、駆動スプロケット10と排気側従動スプロケット12との間に位置している。固定ガイド部材30は、長尺でやや湾曲した形状(弓なり形状)になっており、湾曲の外側が内燃機関Eの中央側を向いている。固定ガイド部材30の湾曲の外側面には、伝動チェーン20が当接している。固定ガイド部材30は、その長手方向上側及び下側においてボルトBでシリンダブロックCBに固定されている。
A
内燃機関EにおけるシリンダブロックCBの外面には、伝動チェーン20の走行をガイドする揺動ガイド部材40が固定されている。揺動ガイド部材40は、駆動スプロケット10と吸気側従動スプロケット11との間に位置している。揺動ガイド部材40のガイド本体41は、長尺で湾曲した形状(弓なり形状)になっており、湾曲の外側が内燃機関Eの中央側を向いている。すなわち、ガイド本体41の湾曲の外側が、固定ガイド部材30の湾曲の外側と向き合っている。そして、ガイド本体41の湾曲の外側面には、伝動チェーン20が当接している。ガイド本体41の湾曲の内側からは、略柱状の当接部材42が突出している。揺動ガイド部材40におけるガイド本体41には、その長手方向下側において、ピンPNが挿通されている。揺動ガイド部材40は、ピンPNを中心として揺動可能な状態でシリンダブロックCBに取り付けられている。
A
内燃機関EのシリンダブロックCBの外面には、揺動ガイド部材40を押圧することにより当該揺動ガイド部材40を揺動させるテンショナ50が固定されている。図2に示すように、テンショナ50のテンショナボディ60は、有底筒状になっている。具体的には、テンショナボディ60の外形は略四角柱状になっている。そして、テンショナボディ60の内部空間である収容穴61は円柱状になっている。テンショナボディ60の収容穴61は、テンショナボディ60の軸線方向一方側の端面に開口している。
A
図1に示すように、テンショナボディ60の4つの外面のうちの1つの外面からは、板状の上側フランジ70が張り出している。上側フランジ70の厚み方向一方側の面は、テンショナボディ60の4つの外面のうち、上側フランジ70が張り出している外面に隣接する外面と面一となっている。なお、上側フランジ70の厚み方向一方側の面は、テンショナ50をシリンダブロックCBに取り付けた際、シリンダブロックCBに当接する。図2に示すように、上側フランジ70においては、当該上側フランジ70の厚み方向に上側ボルト孔71が貫通している。
As shown in FIG. 1, a plate-shaped
図1に示すように、テンショナボディ60の4つの外面のうち、上側フランジ70が張り出しているのとは反対側の外面からは、板状の下側フランジ75が張り出している。下側フランジ75の厚み方向一方側の面は、テンショナボディ60の4つの外面のうち、上側フランジ70と面一になっている外面と面一となっている。なお、下側フランジ75の厚み方向一方側の面は、テンショナ50をシリンダブロックCBに取り付けた際、シリンダブロックCBに当接する。図2に示すように、下側フランジ75には、当該下側フランジ75の厚み方向に下側ボルト孔76が貫通している。図1に示すように、テンショナボディ60は、上側フランジ70の上側ボルト孔71と下側フランジ75の下側ボルト孔76に挿通されたボルトBによって、シリンダブロックCBに固定されている。
As shown in FIG. 1, of the four outer surfaces of the
図2に示すように、テンショナボディ60は、収容穴61の開口が斜め上方を向くとともに収容穴61の開口が揺動ガイド部材40における当接部材42側を向くように固定されている。また、テンショナボディ60の周壁には、テンショナ50の外部から収容穴61の内部へとオイル供給孔62が貫通している。本実施形態では、オイル供給孔62は、テンショナボディ60におけるシリンダブロックCB側の外面から収容穴61の内部へ向かう方向(図2において紙面厚み方向)に延びている。そして、シリンダブロックCBの内部からのオイルがオイル供給孔62を介して、テンショナボディ60の収容穴61の内部へと供給される。
As shown in FIG. 2, the
テンショナボディ60の収容穴61には、有底筒状のプランジャ80が収容穴61の軸方向に摺動可能に収容されている。プランジャ80の内部空間81は、当該プランジャ80の軸線方向一方側の端面に開口している。プランジャ80は、その開口が収容穴61の底側を向くように、テンショナボディ60の収容穴61に収容されている。
In the
プランジャ80の内部空間81は、プランジャ80の軸線方向一方側の端面に開口するバルブ収容室82と、プランジャ80の軸線方向においてバルブ収容室82に隣接するリザーブ室83とに大別できる。バルブ収容室82は円柱形状になっている。また、リザーブ室83も円柱形状になっていて、当該リザーブ室83の内径は、バルブ収容室82の内径よりも小さくなっている。その結果、バルブ収容室82とリザーブ室83と境界には、段差84が生じている。
The
プランジャ80におけるバルブ収容室82には、バルブ収容室82側からリザーブ室83側へのオイルの逆流を防止する逆止弁90が収容されている。本実施形態における逆止弁90は、第1弁保持体91、第2弁保持体92、及びこれらによって保持される球形の弁本体93によって構成されている。
The
第1弁保持体91の板状部91aは、平面視すると円環状になっている。板状部91aの外径は、バルブ収容室82の内径よりも小さく、リザーブ室83の内径よりも大きくなっている。また、板状部91aの円環の内縁からは、筒状の突出壁91bが突出している。第1弁保持体91は、突出壁91bがリザーブ室83とは反対側を向くように、配置されている。
The plate-shaped
第2弁保持体92の板状部92aは、平面視すると円環状になっている。第2弁保持体92の板状部92aの外径は、第1弁保持体91の外径と同じになっている。また、第2弁保持体92の板状部92aの内径は、第1弁保持体91の内径よりも大きくなっている。第2弁保持体92の板状部92aの円環の内縁からは、有底筒状の凹部92bが突出している。第2弁保持体92の凹部92bの突出長は、第1弁保持体91の突出壁91bの突出長よりも長くなっている。第2弁保持体92は、凹部92bの底面がリザーブ室83とは反対側を向くように、配置されている。なお、第2弁保持体92には、当該第2弁保持体92の厚み方向に図示しない孔が貫通している。これにより、第2弁保持体92の厚み方向にオイルが流通可能になっている。
The plate-shaped
上記第1弁保持体91の突出壁91bの突出先端と、第2弁保持体92の凹部92bの底面との間に挟まれるようにして、球形の弁本体93が配置されている。弁本体93の直径は、第1弁保持体91における突出壁91bの突出先端における内径よりも大きくなっている。したがって、弁本体93が第1弁保持体91における突出壁91bの突出先端に当接した状態では、当該突出壁91bの開口が弁本体93によって塞がれた状態になる。
The
テンショナボディ60の内部において当該テンショナボディ60の底面側には、プランジャ80をテンショナボディ60から突出する方向に付勢する付勢部材として、付勢ばね100が収容されている。付勢ばね100は、つるまきばねであり、その外径がバルブ収容室82の内径よりも小さく、リザーブ室83の内径よりも大きくなっている。付勢ばね100の軸線方向一方側の端は、バルブ収容室82の収容穴61の底面に当接している。また、付勢ばね100の軸線方向他方側の一部は、プランジャ80のバルブ収容室82に収容されている。そして、付勢ばね100の軸線方向他方側の端は、第2弁保持体92の板状部92a及び第1弁保持体91の板状部91aを介して、プランジャ80の段差84を付勢している。
Inside the
プランジャ80の外周面においては、プランジャ80の中心側に向ってオイル溝85が窪んでいる。オイル溝85は、プランジャ80の周方向の全周に亘って延びている。そして、オイル溝85の内面と収容穴61の内壁とによって、内部オイル通路86が区画されている。図2に示すように、オイル溝85の幅は、プランジャ80が収容穴61の最も底側に位置する場合に内部オイル通路86とオイル供給孔62とが連通するように定められている。また、図3に示すように、オイル溝85の幅は、プランジャ80が最も突出した場合にも内部オイル通路86とオイル供給孔62とが連通するように定められている。
On the outer peripheral surface of the
プランジャ80の周壁において、リザーブ室83と内部オイル通路86を連通するプランジャ貫通孔87が貫通している。ここで、収容穴61の開口縁のうち、鉛直方向に最も下方に位置する点を点Pとする。プランジャ貫通孔87は、点Pを通る水平面HPよりも下方となるように位置している。特にこの実施形態では、図3に示すように、プランジャ80が最も突出した場合であっても、プランジャ貫通孔87の全域が水平面HPよりも下方となるように、プランジャ貫通孔87の位置が定められている。
In the peripheral wall of the
図2に示すように、プランジャ80の突出側の先端部であるプランジャ先端部89は、揺動ガイド部材40の当接部材42に当接している。プランジャ先端部89の先端面は、プランジャ80の突出方向に凸の円弧面となっている。
As shown in FIG. 2, the
また、プランジャ先端部89は、円筒状の壁面を二面取りした形状をしている。具体的には、図4に示すように、プランジャ80を先端側から平面視すると、プランジャ先端部89の外縁は、円の両側の一部を直線的に切り欠いたような形状になっている。その結果として、プランジャ先端部89の外縁は、向かい合う一対の円弧状の円弧状縁89a、89dと、一対の円弧状縁89a、89dの両端同士を繋ぐ一対の直線状縁89b、89cとで構成されている。また、一対の直線状縁89b、89cは平行に延びている。すなわち、プランジャ先端部89は、プランジャ80の軸方向からの平面視で非円形状になっている。
Further, the
図2に示すように、当接部材42の突出先端側の端面である当接面においては、嵌合凹部としての嵌合溝43が窪んでいる。嵌合溝43は、当接部材42の端面において一方側の端から他方側の端に至るように直線的に延びている。嵌合溝43の嵌合底面43aは、プランジャ突出方向に凹の円弧状になっている。また、嵌合溝43の嵌合底面43aの曲率は、プランジャ先端部89の先端面の曲率と略同一となっている。
As shown in FIG. 2, a
図5に示すように、嵌合溝43の幅は、プランジャ先端部89における直線状縁89b、89cの間隔と略同じになっている。当接部材42の嵌合溝43にプランジャ80のプランジャ先端部89が嵌まった状態では、当接部材42における嵌合溝43の内側壁面43b(側面)に、プランジャ先端部89の直線状縁89b、89cが当接する。これにより、プランジャ80の周方向の回転が規制されている。
As shown in FIG. 5, the width of the
本実施形態の作用、特にテンショナ50に対するオイルの供給について説明する。
本実施形態では、内燃機関Eの駆動に伴って、テンショナボディ60のオイル供給孔62へとオイルが供給されると、オイルは、内部オイル通路86を介してプランジャ貫通孔87からプランジャ80のリザーブ室83へと流入する。さらに、オイルはリザーブ室83からバルブ収容室82へと流入する。そして、逆止弁90における第1弁保持体91の突出壁91bと弁本体93の間を押し広げながら流れ、逆止弁90における第2弁保持体92に設けられた孔を通過する。これにより、テンショナボディ60の収容穴61のうち、収容穴61の底とプランジャ80のバルブ収容室82との間の空間にオイルが流入する。その結果、収容穴61内の空間はオイルで充填される。
The operation of this embodiment, particularly the supply of oil to the
In the present embodiment, when the oil is supplied to the
内燃機関Eの停止後には、テンショナ50のオイル供給孔62に対するオイルの供給が停止する。そのため、収容穴61内のオイルは、テンショナボディ60の内周面とプランジャ80の外周面との間にある隙間のプランジャ80の突出側端部から徐々に外部に流出する。よって、オイルが外部に流出するにつれて、テンショナボディ60の内周面とプランジャ80の外周面との間に存在するオイルの液面は、徐々に低下する。そして、テンショナボディ60の内周面とプランジャ80の外周面との間に存在するオイルの液面が、テンショナボディ60の収容穴61とプランジャ80の隙間のプランジャ突出側端部の高さになるまで、収容穴61内のオイルは外部に流出する。すなわち、本実施形態では、テンショナボディ60の内周面とプランジャ80の外周面との間に存在するオイルの液面が最も下方となるときの高さは、テンショナボディ60における収容穴61の開口縁のうち鉛直方向に最も下方に位置する点Pと同じ高さとなる。
After the internal combustion engine E is stopped, the supply of oil to the
本実施形態の効果について説明する。
(1)本実施形態では、プランジャ80のプランジャ貫通孔87は、テンショナボディ60における収容穴61の開口縁のうち鉛直方向において最も下方に位置する点Pを通る水平面HPより下方となるように位置している。これにより、テンショナボディ60の内周面とプランジャ80の外周面との間に存在するオイルの液面が最も下方となった場合でも、プランジャ貫通孔87はオイルの中に没されているため、空気がプランジャ貫通孔87からリザーブ室83へと侵入することを抑制できる。その結果、プランジャ80のリザーブ室83内のオイルが外部に流出することを防ぎ、リザーブ室83内に貯留するオイル量の過度の低下を抑制できる。したがって、内燃機関Eの再始動時に、リザーブ室83内のオイル不足によるプランジャ80の不適切な動作を抑制できる。
The effect of this embodiment will be described.
(1) In the present embodiment, the plunger through
(2)本実施形態では、特に、プランジャ80がテンショナボディ60における収容穴61から最も突出した場合であっても、プランジャ80のプランジャ貫通孔87が水平面HPよりも下方に位置している。よって、プランジャ80が突出している際に、急に内燃機関Eが停止した場合であっても、プランジャ貫通孔87はオイルの中に没されているため、空気がプランジャ貫通孔87からリザーブ室83へと侵入することを抑制できる。したがって、プランジャ80が軸方向に摺動可能な範囲内においてどの位置にあったとしても、上述した(1)の効果が得られる。
(2) In the present embodiment, in particular, even when the
(3)本実施形態では、プランジャ80のプランジャ先端部89は、円筒状の壁面を二面取りした形状となっている。そして、プランジャ先端部89が嵌まる嵌合溝43の内側壁面43b間に、二面取りした平面部が嵌まる。これにより、テンショナボディ60への複雑な加工を不要とし、より簡単な構造でプランジャ80の周方向への回転を規制することができる。したがって、プランジャ80が周方向に回転することに伴ってプランジャ貫通孔87の高さ位置が変化してしまい、当該プランジャ貫通孔87が水平面HPよりも上側に配置されてしまうことがない。
(3) In the present embodiment, the
上記実施形態は以下のように変更して実施することができる。本実施形態及び以下の変更例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて実施することができる。
・駆動スプロケット10、吸気側従動スプロケット11、排気側従動スプロケット12及び伝動チェーンの配置は、上記実施形態の例に限らない。例えば、各従動スプロケットの配置関係が逆になっていてもよい。また、これらのスプロケットに巻き掛けられる伝動チェーンではなく、他の部材を巻き掛けられる伝動チェーンに対して上記実施形態のテンショナ50を適用してもよい。
The above embodiment can be modified and implemented as follows. The present embodiment and the following modified examples can be implemented in combination with each other within a technically consistent range.
The arrangement of the
・テンショナボディ60のオイル供給孔62の設置位置は、変更が可能である。ただし、オイル供給孔62におけるテンショナボディ60の外部側の開口は、水平面HPよりも上方にあり、オイルが、オイル供給孔62からテンショナ外部へと流出することを防ぐ必要がある。このようにオイル供給孔62からオイルが外部へ流出しない場合、オイル供給孔62は、下側フランジ75側、すなわち鉛直下方に開口するように配置することも可能である。この構成では、オイル供給孔62は水平面HPよりも下方に位置することにより、オイル供給孔62は常にオイルの中に没しているため、オイル供給孔62を介してリザーブ室83の中のオイルと空気の置換が発生しないようにできる。
-The installation position of the
・プランジャ先端部89の先端面はプランジャ80の突出部側に凸の円弧面でなくてもよい。例えば、プランジャ先端部89の先端面が平面状であってもよい。また、揺動ガイド部材40における当接部材42の嵌合底面43aはプランジャ先端部89の先端面に対応した形状とし、プランジャ先端部89の先端面と面接触させることが望ましいが、プランジャ先端部89の先端面に対応した形状となっていなくてもよい。
The tip surface of the
・プランジャ先端部89の外縁は、平面視で非円形状になっていればよく、例えば円の一部に突出部を設けたような形状や、楕円状であってもよいし、多角形状であってもよい。
-The outer edge of the
・当接部材42における嵌合溝43は、必ずしも溝状である必要はない。プランジャ先端部89が嵌合できる形状であれば、例えば平面視四角形状の凹部(嵌合凹部)であってもよい。
The
・揺動ガイド部材40において、ガイド本体41から当接部材42が突出しているが、ガイド本体41と当接部材42との間に、他の部材が介在されていてもよい。また、ガイド本体41において嵌合溝が窪んでいて、この嵌合溝にプランジャ先端部89が嵌まっていてもよい。この場合、ガイド本体41が当接部材としても機能する。
In the
・プランジャ80のプランジャ貫通孔87の位置は、少なくともプランジャ80が最もテンショナボディ60の底面側に位置しているときに、水平面HPよりも下方であればよい。例えば、プランジャ80のプランジャ貫通孔87の位置は、プランジャ80が最も突出したときに水平面HPよりも下方でなくてもよい。内燃機関Eが停止すると、内燃機関E周辺の温度は下降する。そのため、伝動チェーン20の全長は、熱収縮により短くなる傾向があり、これにより、伝動チェーン20は、内燃機関Eの駆動時と比べて強い張力を有することとなる。そして、伝動チェーン20の張力により、プランジャ80はテンショナボディ60の収容穴61の底側に押される。そのため、プランジャ80がテンショナボディ60の収容穴61の底側に移動した状態において、プランジャ貫通孔87が水平面HPよりも下方に位置していれば、内燃機関Eが停止したときに、テンショナ50におけるリザーブ室83内のオイルが過度に少なくなることは抑制できる。
The position of the plunger through
・プランジャ80の形状は円筒状でなくてもよい。例えばプランジャ80の形状は多角形の筒状であってもよい。なお、例えば、テンショナボディ60の収容穴61が円筒状である場合、プランジャ80の形状は多角形であっても周方向に回転し得る。したがって、上記実施形態のように、プランジャ80のプランジャ先端部89と、揺動ガイド部材40の当接部材42との嵌合関係により、プランジャ80の周方向の回転を規制することが好適である。
-The shape of the
・付勢ばね100は、つるまきばねでなくてもよい。例えば板ばねであっても、プランジャ80をテンショナボディ60から突出する方向に付勢できればよい。
・逆止弁90の構造は、上記実施形態の例に限らない。例えば弁本体93と第2弁保持体92の凹部92bの底面との間にばねを挟んでもよい。
-The
The structure of the
・プランジャ80の外周面に、プランジャ80の中心側に向かってオイル溝85が窪んでいることにより、オイル溝85の内面と収容穴61の内壁とによって、内部オイル通路86が区画されているが、収容穴61の内壁を内周壁の外側に向かってオイル溝85を設けてもよい。これにより、内部オイル通路86は、プランジャ80の外壁と収容穴61のオイル溝の内壁とによって区画されてもよい。さらに、オイル溝85が設けられていなくても、プランジャ80の外径と収容穴61の内径との間に相応の差があれば、プランジャ80の外周面と収容穴61の内周面との間をオイルが速やかに流通できる。
The
10…駆動スプロケット、11…吸気側従動スプロケット、12…排気側従動スプロケット、20…伝動チェーン、30…固定ガイド部材、40…揺動ガイド部材、41…ガイド本体、42…当接部材、43…嵌合溝、43a…嵌合底面、43b…内側壁面、50…テンショナ、60…テンショナボディ、61…収容穴、62…オイル供給孔、70…上側フランジ、71…上側ボルト孔、75…下側フランジ、76…ボルト孔、80…プランジャ、81…内部空間、82…バルブ収容室、83…リザーブ室、84…段差、85…オイル溝、86…内部オイル通路、87…プランジャ貫通孔、89…プランジャ先端部、89a…円弧状縁、89b…直線状縁、89c…直線状縁、89d…円弧状縁、90…逆止弁、91…第1弁保持体、91a…板状部、91b突出壁、92…第2弁保持体、92a…板状部、92b…凹部、100…付勢ばね、B…ボルト、CB…シリンダブロック、E…内燃機関、HP…水平面、P…点、PN…ピン。
10 ... Drive sprocket, 11 ... Intake side driven sprocket, 12 ... Exhaust side driven sprocket, 20 ... Transmission chain, 30 ... Fixed guide member, 40 ... Swing guide member, 41 ... Guide body, 42 ... Contact member, 43 ... Fitting groove, 43a ... Fitting bottom surface, 43b ... Inner wall surface, 50 ... Tensioner, 60 ... Tensioner body, 61 ... Storage hole, 62 ... Oil supply hole, 70 ... Upper flange, 71 ... Upper bolt hole, 75 ... Lower side Flange, 76 ... Bolt hole, 80 ... Plunger, 81 ... Internal space, 82 ... Valve accommodation chamber, 83 ... Reserve chamber, 84 ... Step, 85 ... Oil groove, 86 ... Internal oil passage, 87 ... Plunger through hole, 89 ... Flange tip, 89a ... arc-shaped edge, 89b ... straight edge, 89c ... straight edge, 89d ... arc-shaped edge, 90 ... check valve, 91 ... first valve holder, 91a ... plate-shaped part, 91b protrusion Wall, 92 ... 2nd valve holder, 92a ... Plate-shaped part, 92b ... Recess, 100 ... Bounce spring, B ... Bolt, CB ... Cylinder block, E ... Internal combustion engine, HP ... Horizontal plane, P ... Point, PN ... pin.
Claims (1)
前記テンショナは、
一端が開口した柱状の収容穴を有するテンショナボディと、
前記収容穴に当該収容穴の軸方向に摺動可能に挿入された筒状のプランジャと、
前記収容穴の内部に配置され、前記プランジャを前記テンショナボディから突出する方向に付勢する付勢部材とを備え、
前記ガイド部材は、
前記プランジャの先端が当接する当接部材を備え、
前記テンショナボディは、前記プランジャの先端が斜め上方を指向するように固定され、
前記プランジャの周壁には、当該プランジャの外部から内部へとプランジャ貫通孔が貫通されており、
前記プランジャが前記テンショナボディから最も突出した状態で、前記プランジャ貫通孔は、前記テンショナボディの開口縁のうち、鉛直方向において最も下方に位置する箇所と同じ高さの水平面よりも下方に位置しており、
前記プランジャの先端部は、当該プランジャの軸方向からの平面視で非円形状になっており、
前記当接部材には、前記プランジャの先端部が嵌まる嵌合凹部が設けられており、前記嵌合凹部の内側壁面によって前記プランジャの周方向の回転が規制されている
テンショナ取り付け構造。 It is a tensioner mounting structure applied to an internal combustion engine provided with a guide member for guiding the running of the chain and a tensioner for giving an urging force to the guide member.
The tensioner is
A tensioner body with a columnar storage hole with one end open,
A cylindrical plunger inserted into the accommodation hole so as to be slidable in the axial direction of the accommodation hole,
It is provided with an urging member which is arranged inside the accommodating hole and urges the plunger in a direction protruding from the tensioner body.
The guide member is
A contact member with which the tip of the plunger abuts is provided.
The tensioner body is fixed so that the tip of the plunger points diagonally upward.
A plunger through hole is penetrated from the outside to the inside of the plunger in the peripheral wall of the plunger.
With the plunger most protruding from the tensioner body, the plunger through hole is located below the horizontal plane at the same height as the lowest point in the vertical direction of the opening edge of the tensioner body. Plumb bob
The tip of the plunger has a non-circular shape in a plan view from the axial direction of the plunger.
A tensioner mounting structure in which the contact member is provided with a fitting recess into which the tip end portion of the plunger is fitted, and the rotation of the plunger in the circumferential direction is restricted by the inner wall surface of the fitting recess.
Priority Applications (1)
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Citations (2)
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JP2015215082A (en) | 2014-05-13 | 2015-12-03 | 株式会社椿本チエイン | Chain tensioner |
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-
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- 2018-04-25 JP JP2018084236A patent/JP7073887B2/en active Active
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