JP7073842B2 - 組成判定方法、組成判定装置 - Google Patents

組成判定方法、組成判定装置 Download PDF

Info

Publication number
JP7073842B2
JP7073842B2 JP2018063192A JP2018063192A JP7073842B2 JP 7073842 B2 JP7073842 B2 JP 7073842B2 JP 2018063192 A JP2018063192 A JP 2018063192A JP 2018063192 A JP2018063192 A JP 2018063192A JP 7073842 B2 JP7073842 B2 JP 7073842B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
measured
magnetic moment
composition
reference value
determination
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018063192A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019174298A (ja
Inventor
智大 吉田
孝一郎 槙
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Metal Mining Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Metal Mining Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Metal Mining Co Ltd filed Critical Sumitomo Metal Mining Co Ltd
Priority to JP2018063192A priority Critical patent/JP7073842B2/ja
Publication of JP2019174298A publication Critical patent/JP2019174298A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7073842B2 publication Critical patent/JP7073842B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Magnetic Means (AREA)

Description

本発明は、組成判定方法、組成判定装置に関する。
従来から各種化合物が実験的、または工業的に製造されているが、例えば製造時の温度や、原料の混合比等の条件に変動が生じると、得られる化合物の組成にも変動が生じる場合がある。
このため、製造した化合物を任意のタイミングでサンプリングし、目的組成になっているかを評価、判定することが従来からなされていた。
製造した化合物の組成を評価する方法として、例えばICP(Inductively Coupled Plasma)発光分光分析法が知られている(例えば特許文献1)。
特開2017-226576号公報
しかしながら、ICP発光分光分析法によれば、分析用の溶液を調製したり、検量線を作成する等の前処理が必要であり、分析に多くの時間を要していた。
そこで上記従来技術が有する問題に鑑み、本発明の一側面では、被測定物が目的組成であるかを容易に判定することができる組成判定方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため本発明の一態様によれば、
被測定物の磁気モーメントを測定する測定工程と、
前記被測定物について予め定めておいた磁気モーメントの基準値と、前記測定工程で測定した前記被測定物の磁気モーメントの測定値とを対比し、前記被測定物が目的組成になっているかを判定する、対比・判定工程と、を有する組成判定方法を提供する。
本発明の一態様によれば、被測定物が目的組成であるかを容易に判定することができる組成判定方法を提供することができる。
本発明の実施形態に係る組成判定方法のフロー図。 本発明の実施形態に係る組成判定装置の模式図。
以下、本発明を実施するための形態について説明するが、本発明は、下記の実施形態に制限されることはなく、本発明の範囲を逸脱することなく、下記の実施形態に種々の変形および置換を加えることができる。
[組成判定方法]
本実施形態の組成判定方法について以下に説明する。
本発明の発明者は、被測定物が目的組成であるかを容易に判定することができる組成判定方法について鋭意検討を行った。
被測定物の有する磁気モーメントの大きさの逆数の温度依存性は、被測定物の組成が変化するとその傾きaが変化する。これは、係る傾きaは、被測定物のもつスピンの大きさSとa∝[S(S+1)]―1の関係があり、被測定物の組成が変化することで、被測定物のスピンの状態が変化するためである。
そこで、被測定物について磁化測定を行い、被測定物の組成、具体的には被測定物のスピンの状態を反映した磁気モーメントを評価し、該磁気モーメントを用いることで被測定物が目的組成になっているかを判定できることを見出し、本発明を完成させた。
そこで、本実施形態の組成判定方法は、図1に示したフロー図に沿って実施することができ、以下の工程を有することができる。
被測定物の磁気モーメントを測定する測定工程(S11)。
被測定物について予め定めておいた磁気モーメントの基準値と、測定工程で測定した被測定物の磁気モーメントの測定値とを対比し、被測定物が目的組成になっているかを判定する、対比・判定工程(S12)。
(測定工程)
測定工程では、被測定物の磁気モーメントを測定することができる。
磁気モーメントを測定する方法は特に限定されるものではなく、各種磁化測定装置を用いて測定することができる。例えば振動試料型磁力計や、SQUID(Superconducting QUantum Interference Device)磁力計、磁気天秤等を用いて測定することができる。特にコストを低減する観点から、測定工程では振動試料型磁力計、または磁気天秤を用いることが好ましい。
また、磁気モーメントは、被測定物の温度により変化する場合がある。このため、対比・判定工程で用いる基準値の評価温度にあわせて被測定物の磁化測定を行う際の温度を設定することが好ましい。
なお、測定工程で被測定物について、複数の温度で磁気モーメントを測定しておくこともできる。この場合、例えば対比・判定工程では測定工程で被測定物を測定した温度に対応する複数の基準値を用いて対比・判定することができる。
(対比・判定工程)
対比・判定工程では、被測定物について予め定めておいた磁気モーメントの基準値と、測定工程で測定した被測定物の磁気モーメントの測定値とを対比することができる。そして、対比の結果から、被測定物が目的組成になっているか否かを判定できる。
具体的には、被測定物の磁気モーメントの測定値が基準値と等しい場合、もしくは基準値(基準範囲)の範囲内にある場合に、被測定物が目的組成になっていると判定することができる。また、被測定物の磁気モーメントの測定値が基準値と等しくない場合、もしくは基準値(基準範囲)の範囲内にない場合には、被測定物が目的組成になっていないと判定することができる。
被測定物について予め定めておいた磁気モーメントの基準値の設定方法は特に限定されるものではない。
例えば、予めICP等を用いて目的組成になっていることが分かっている試料について磁気モーメントを測定し、該測定値を基準値とすることができる。また、例えば過去に良品とされた試料について磁気モーメントを測定し、測定した試料の測定値が分布している領域を基準値とすることもできる。
また、基準値として、被測定物の組成から算出した磁気モーメントを用いることもできる。
目的組成の化合物が有する磁気モーメントの大きさは、理論的に計算可能である。計算方法について、非水系電解質二次電池用正極活物質として用いられている、リチウム金属複合酸化物の一種であるLiNi0.8Mn0.1Co0.1を例に説明する。
係るリチウム金属複合酸化物において、遷移金属元素は酸素の八面体に囲まれているために結晶場によるエネルギー分裂を受け、5つの3d軌道はeとtの2つに分裂する。これにより、Niは高エネルギーのe軌道にスピン1個が残り、1.1μの磁気モーメントをもつ。そして、Mnが3個のスピンを平行にもち、隣のNiは高スピン状態で2個のスピンをもつ。Mnから電子が供給されるため、一部のNiの磁気モーメントは1.7μに上昇している。
常磁性状態での試料の磁気モーメントは、各元素の磁気モーメントに組成比をかけ、足し合わせたものとなる。上記のように、Niの磁気モーメントは組成により1.1μBから1.7μの間の値をとる。そのため、NiとMnの組成比をNi:Mn=n:mとすると、リチウム金属複合酸化物の常磁性状態の磁気モーメントは1.1μ(n―m)+(3.1μ+1.7μ)mと表すことが可能である。
従って、既述のリチウム金属複合酸化物の場合、理論上の磁気モーメントは1.1μ×(0.8-0.1)+(3.1μ+1.7μ)×0.1=1.25μとなり、係る値を基準値として用いることができる。
なお、化合物を製造する場合、組成について一定の幅を有することが許容されるのが一般的である。このため、基準値についても1点の数値に限定されるものではなく、幅をもった数値とすることもできる。そこで、被測定物の組成から理論上の磁気モーメントを算出した場合、係る値のみではなく、製造上許容できる組成の数値範囲を基準値として用いることもできる。
この様に基準値に幅をもたせる場合、対比・判定工程では、測定工程で測定した被測定物の磁気モーメントの測定値が、基準値として定めた範囲内にあれば、被測定物が目的組成になっていると判定することができる。
本実施形態の組成判定方法により評価する被測定物は特に限定されるものではないが、例えば非水系電解質二次電池用正極活物質であるリチウム金属複合酸化物等、組成の変動により特性に大きな変化が生じる化合物等を被測定物とすることが好ましい。
以上に説明した本実施形態の組成判定方法によれば、被測定物の磁気モーメントを測定し、測定値と基準値とを対比、判定するのみで被測定物が目的組成であるかを容易に判定することができる。
また、測定工程(S11)では磁気モーメントを測定するものであり、他の磁気特性等を評価する場合と比較して、非常にコンパクトな装置を用いることができる。また、測定時に要する磁場も過度に大きくする必要が無いため、電気代等も低減でき、低コストで評価、判定することができる。
[組成判定装置]
次に、本実施形態の組成判定装置の構成例について説明する。
本実施形態の組成判定装置では、既述の組成判定方法を実施し、被測定物が目的組成であるかを判定することができる。このため、既に説明した事項については一部説明を省略する。
本実施形態の組成判定装置の構成例を図2に示す。
図2に示すように、本実施形態の組成判定装置20は、磁気モーメント測定部21と、対比・判定部22とを有することができる。
磁気モーメント測定部21では、被測定物の磁気モーメントを測定することができる。
対比・判定部22では、被測定物について予め定めておいた磁気モーメントの基準値と、磁気モーメント測定部で測定した被測定物の磁気モーメントの測定値とを対比し、被測定物が目的組成になっているかを判定することができる。
以下、各部について説明する。
(磁気モーメント測定部)
磁気モーメント測定部21では、被測定物の磁気モーメントを測定することができる。磁気モーメント測定部21は、被測定物について磁化測定を行い、磁気モーメントを測定できる手段であればよく、その具体的な構成は特に限定されるものではない。磁気モーメント測定部21は、例えば振動試料型磁力計や、SQUID(Superconducting QUantum Interference Device)磁力計、磁気天秤等の各種磁化測定装置から選択された1種以上を有することができる。特にコストを低減し、装置をコンパクトにする観点から、磁気モーメント測定部21は振動試料型磁力計、または磁気天秤を有することが好ましい。
なお、磁気モーメント測定部21では、後述する対比・判定部22で対比する際に用いる基準値に対応した温度で被測定物の磁気モーメントを測定できることが好ましい。このため、磁気モーメント測定部21は、被測定物の温度を調整する温調部や、温調部の温度を制御する制御部を有することが好ましい。ただし、これらの部材は既述の磁化測定装置に備えられた物を用いることもできる。
磁気モーメント測定部21は、化合物の製造ラインから、被測定物をサンプリングするサンプリング手段を有することもできる。この場合、磁気モーメント測定部21は、例えば化合物の製造ライン近傍に配置しておき、製造ラインで製造した化合物をサンプリング手段によりサンプリングし、自動的に被測定物の磁気モーメントを評価できるように構成することが好ましい。
(対比・判定部)
対比・判定部22では、既述の様に被測定物について予め定めておいた磁気モーメントの基準値と、磁気モーメント測定部で測定した被測定物の磁気モーメントの測定値とを対比し、被測定物が目的組成になっているかを判定することができる。
対比・判定部22は、例えばコンピュータの一種であり、CPU(Central Processing Unit)221と、記憶装置222とを有することができる。なお、記憶装置222としては、例えばRAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、NVRAM(Non-Volatile RAM)、HDD(Hard Disk Drive)等が挙げられる。
図2に示すように対比・判定部22は、被測定物の磁気モーメント測定部21での測定結果について、磁気モーメント測定部21とデータのやり取りができるように、磁気モーメント測定部21と、各種ケーブル23により接続しておくことができる。なお、係るケーブルは入力インターフェース223を介して対比・判定部22に接続しておくことができる。そして、磁気モーメント測定部21における被測定物についての測定結果と、記憶装置222に予め記憶されていた被測定物について予め定めておいた磁気モーメントの基準値とをCPU221において対比することができる。
そして、CPU221は、磁気モーメント測定部21で測定した被測定物の磁気モーメントの測定値が、被測定物について予め定めておいた磁気モーメントの基準値と等しい場合、もしくは基準値(基準範囲)の範囲内にある場合に、被測定物が目的組成を満たしていると判定することができる。また、CPU221は、磁気モーメント測定部21で測定した被測定物の磁気モーメントの測定値が、被測定物について予め定めておいた磁気モーメントの基準値と等しくない場合、もしくは基準値(基準範囲)の範囲内にない場合には、被測定物が目的組成を満たしていないと判定することができる。
基準値について組成判定方法で既に説明したため、ここでは説明を省略する。
基準値として被測定物の組成から算出した磁気モーメントを用いる場合、CPU221が被測定物の組成から磁気モーメントの値、すなわち理論値を算出することもできる。この場合、例えば入力インターフェース223に接続されたキーボード等から入力された被測定物の組成、及び記憶装置222に記憶されているデータベースを用いて、CPU221が、組成判定方法で説明した計算方法等により理論値を算出できる。
上述のように基準値として被測定物の組成から算出した磁気モーメント、すなわち理論値を用いる場合、例えば該理論値をそのまま基準値とすることもできる。また、該理論値に対して、定めた一定の割合の範囲を基準値(基準範囲)とすることもできる。
対比・判定部22は、既述の外部機器からの信号を受けるための入力インターフェース223や、判定結果を外部に出力するための出力インターフェース224等を有することもできる。出力インターフェース224は、例えば化合物の製造装置の制御装置等と接続しておき、対比・判定部22での判定結果を、該化合物の製造装置にフィードバック等することができる。
また、対比・判定部22は表示装置24と接続しておき、表示装置24に判定結果等を出力、表示させることもできる。
以上に説明した本実施形態の組成判定装置によれば、磁気モーメント測定部21で磁気モーメントを測定し、対比・判定部22において測定値と基準値とを対比、判定するのみで被測定物が目的組成であるかを容易に判定することができる。
また、磁気モーメント測定部21では磁気モーメントを測定するものであり、他の磁気特性等を評価する場合と比較して、非常にコンパクトな装置を用いることができる。また、磁気モーメントを測定する場合、測定時に要する磁場も過度に大きくする必要が無いため、電気代等も低減でき、低コストで評価、判定することが可能な装置とすることができる。
S11 測定工程
S12 対比・判定工程
20 組成判定装置
21 磁気モーメント測定部
22 対比・判定部

Claims (3)

  1. 被測定物の磁気モーメントを測定する測定工程と、
    前記被測定物について予め定めておいた磁気モーメントの基準値と、前記測定工程で測定した前記被測定物の磁気モーメントの測定値とを対比し、前記被測定物が目的組成になっているかを判定する、対比・判定工程と、を有する組成判定方法。
  2. 前記基準値として、前記被測定物の組成から算出した磁気モーメントを用いる請求項1に記載の組成判定方法。
  3. 被測定物の磁気モーメントを測定する磁気モーメント測定部と、
    前記被測定物について予め定めておいた磁気モーメントの基準値と、前記磁気モーメント測定部で測定した前記被測定物の磁気モーメントの測定値とを対比し、前記被測定物が目的組成になっているかを判定する、対比・判定部と、を有する組成判定装置。
JP2018063192A 2018-03-28 2018-03-28 組成判定方法、組成判定装置 Active JP7073842B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018063192A JP7073842B2 (ja) 2018-03-28 2018-03-28 組成判定方法、組成判定装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018063192A JP7073842B2 (ja) 2018-03-28 2018-03-28 組成判定方法、組成判定装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019174298A JP2019174298A (ja) 2019-10-10
JP7073842B2 true JP7073842B2 (ja) 2022-05-24

Family

ID=68168701

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018063192A Active JP7073842B2 (ja) 2018-03-28 2018-03-28 組成判定方法、組成判定装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7073842B2 (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002510988A (ja) 1997-02-27 2002-04-09 ラポポルト、ウーリ 磁気に応答する物質を検出する方法および装置
WO2015068681A1 (ja) 2013-11-05 2015-05-14 株式会社Ihi 希土類永久磁石および希土類永久磁石の製造方法
WO2018168580A1 (ja) 2017-03-13 2018-09-20 日本電気株式会社 関係性探索システム、情報処理装置、方法およびプログラム

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5943349A (ja) * 1982-09-04 1984-03-10 Tanaka Kikinzoku Kogyo Kk 高純度金属片選別装置
JPH061261B2 (ja) * 1984-08-23 1994-01-05 株式会社島津製作所 低透磁率材パイプの評価装置
JP2008096329A (ja) * 2006-10-13 2008-04-24 Sanyo Special Steel Co Ltd 棒鋼群の検査方法
JP2012083247A (ja) * 2010-10-13 2012-04-26 Shimomura Tokushu Kako Kk 異材検出システム

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002510988A (ja) 1997-02-27 2002-04-09 ラポポルト、ウーリ 磁気に応答する物質を検出する方法および装置
WO2015068681A1 (ja) 2013-11-05 2015-05-14 株式会社Ihi 希土類永久磁石および希土類永久磁石の製造方法
WO2018168580A1 (ja) 2017-03-13 2018-09-20 日本電気株式会社 関係性探索システム、情報処理装置、方法およびプログラム

Non-Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
S. R. Liu et al.,Estimation of cation distribution in spinel ferrites Co1+xFe2-xO4(0.0<x<2.0) using the magnetic moments measured at 10K,Journal of Alloys and Compounds,2013年,581,pp.616-624

Also Published As

Publication number Publication date
JP2019174298A (ja) 2019-10-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Lee et al. Reversible anionic redox activities in conventional LiNi1/3Co1/3Mn1/3O2 cathodes
Sugiyama et al. Li diffusion in Li x CoO 2 probed by muon-spin spectroscopy
Keil et al. Calendar aging of NCA lithium-ion batteries investigated by differential voltage analysis and coulomb tracking
Xu et al. Operando visualization of kinetically induced lithium heterogeneities in single-particle layered Ni-rich cathodes
Haber et al. What can we learn from solid state NMR on the electrode–electrolyte interface?
Amalraj et al. Study of the nanosized Li2MnO3: Electrochemical behavior, structure, magnetic properties, and vibrational modes
Yang et al. Temperature-dependent lithium-ion diffusion and activation energy of Li1. 2Co0. 13Ni0. 13Mn0. 54O2 thin-film cathode at nanoscale by using electrochemical strain microscopy
Zanardi et al. Mixed-state fidelity and quantum criticality at finite temperature
Nanda et al. Local state‐of‐charge mapping of lithium‐ion battery electrodes
WO2014083813A1 (ja) 蓄電素子の性能低下検知装置、性能低下検知方法及び蓄電システム
Niemöller et al. Monitoring local redox processes in LiNi0. 5Mn1. 5O4 battery cathode material by in operando EPR spectroscopy
Niemöller et al. In operando EPR investigation of redox mechanisms in LiCoO2
US20200241076A1 (en) Battery detection method
Nozaki et al. Li diffusive behavior of garnet-type oxides studied by muon-spin relaxation and QENS
Haber et al. Structure and functionality of an alkylated Li x Si y O z interphase for high-energy cathodes from DNP-ssNMR spectroscopy
Gaudin et al. Cobalt (III) Effect on 27Al NMR Chemical Shifts in LiAl x Co1-x O2
Hishida et al. Empirical relationship between x-ray photoemission spectra and electrical conductivity in a colossal magnetoresistive manganite La1− xSrxMnO3
JP7073842B2 (ja) 組成判定方法、組成判定装置
Mukherjee et al. Sample Dependence of Magnetism in the Next-Generation Cathode Material LiNi0. 8Mn0. 1Co0. 1O2
Sanders et al. Quantitative operando 7Li NMR investigations of silicon anode evolution during fast charging and extended cycling
CN105738828A (zh) 一种电池容量精准测量方法
Senyshyn et al. Uniformity of flat Li-Ion Batteries studied by diffraction and imaging of X-rays and neutrons
Bo et al. Thin-film and bulk investigations of LiCoBO3 as a Li-ion battery cathode
He et al. Multi-scale analysis for accelerated degradation mechanisms of cylindrical LiFePO4/graphite batteries under distinct positions of jelly roll
Dupré et al. Characterization of interphases appearing on LiNi0. 5Mn0. 5O2 using 7Li MAS NMR

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20201225

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20211124

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20211207

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220412

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220425

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7073842

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150