JP7070994B2 - 処理装置、処理方法及びプログラム - Google Patents
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Description
非識別加工がなされた個人情報である加工後個人情報の特定リスクを、
前記個人情報の価値を示す個人情報価値と、
前記個人情報が漏えいした時の精神的苦痛レベル及び経済的損失レベルに基づき決定される機微情報度と、
前記非識別加工による情報損失の程度を示す情報損失度、及び、前記加工後個人情報において同一の内容を示す人の数kfの少なくとも一方に基づき決定される本人特定容易度と、
に基づき算出する算出手段と、
前記算出手段により算出された前記特定リスクを出力する出力手段と、
を有する処理装置が提供される。
コンピュータが、
非識別加工がなされた個人情報である加工後個人情報の特定リスクを、
前記個人情報の価値を示す個人情報価値と、
前記個人情報が漏えいした時の精神的苦痛レベル及び経済的損失レベルに基づき決定される機微情報度と、
前記非識別加工による情報損失の程度を示す情報損失度、及び、前記加工後個人情報において同一の内容を示す人の数kfの少なくとも一方に基づき決定される本人特定容易度と、
に基づき算出する算出工程と、
前記算出工程で算出された前記特定リスクを出力する出力工程と、
を実行する処理方法が提供される。
コンピュータを、
非識別加工がなされた個人情報である加工後個人情報の特定リスクを、
前記個人情報の価値を示す個人情報価値と、
前記個人情報が漏えいした時の精神的苦痛レベル及び経済的損失レベルに基づき決定される機微情報度と、
前記非識別加工による情報損失の程度を示す情報損失度、及び、前記加工後個人情報において同一の内容を示す人の数kfの少なくとも一方に基づき決定される本人特定容易度と、
に基づき算出する算出手段、
前記算出手段により算出された前記特定リスクを出力する出力手段、
として機能させるプログラムが提供される。
本実施形態の処理装置は、非特許文献1に開示の「漏洩個人情報の価値を算出するモデル」において、本人特定容易度の算出方法を独自の手法とした算出モデルに基づき、非識別加工がなされた個人情報である加工後個人情報の特定リスクを算出する。以下、詳細に説明する。
本実施形態の処理装置10は第1の実施形態と同様な手法で特定リスクを算出するが、算出方法がより具体化される。以下、詳細に説明する。
算出部11は、予め定められた所定値(例:500ポイント)を個人情報価値として決定する。項目の内容に関わらず、個人情報価値は一律所定値となる。
算出部11は、図6のEP図の関係に基づき、項目「年令」に対応するx及びyの値を特定する。そして、算出部11は、決定したx及びyの値と、図5の算出式に基づき、項目「年令」の機微情報度を決定する。
まず、情報損失度を決定する処理を説明する。算出部11は、特許文献2に開示の手法で、「No.1」の人の非識別加工後の項目「年令」の値「80~84才」の情報損失量を算出し、所定のルールに基づきその情報損失量を正規化(例:0~1に正規化)することで、情報損失度を算出することができる。特許文献2には、非識別加工後の値に基づき、その値の情報損失量を算出する方法を開示している。この方法を採用した場合、「No.1」乃至「No.6」の人の非識別加工後の項目「年令」の情報損失量は、各々の値に応じたものとなる。その他、特許文献2は、項目ごとに情報損失量を算出する方法を開示している。すなわち、複数の人の値全体を考慮して、各項目の情報損失量を算出する。算出部11は、この方法を用いて項目「年令」の情報損失量を算出してもよい。この方法を採用した場合、「No.1」乃至「No.6」の人の非識別加工後の「年令」の情報損失量は同じ値となる。
本実施形態の処理装置10は、算出部11による算出結果に基づき、加工後個人情報を外部に提供することの可否を判定し、判定結果を出力する点で、第1及び第2の実施形態と異なる。以下、詳細に説明する。
本実施形態の処理装置10は、同一の内容を示すデータが予め設定された設定値ks以上となるように情報を加工するK-匿名化技術で非識別加工がなされた加工後個人情報を処理対象とする。そして、処理装置10は、同一の個人情報を互いに異なる設定値ksに基づき加工した複数の加工後個人情報を評価し、その中から外部への提供を推奨する加工後個人情報を決定する。その他の構成は、第1乃至第3の実施形態と同様である。以下、詳細に説明する。
1. 非識別加工がなされた個人情報である加工後個人情報の特定リスクを、
前記個人情報の価値を示す個人情報価値と、
前記個人情報が漏えいした時の精神的苦痛レベル及び経済的損失レベルに基づき決定される機微情報度と、
前記非識別加工による情報損失の程度を示す情報損失度、及び、前記加工後個人情報において同一の内容を示す人の数kfの少なくとも一方に基づき決定される本人特定容易度と、
に基づき算出する算出手段と、
前記算出手段により算出された前記特定リスクを出力する出力手段と、
を有する処理装置。
2. 1に記載の処理装置において、
前記算出手段は、
前記情報損失度に基づき前記本人特定容易度を決定し、
前記情報損失度が大きい程、前記本人特定容易度は低くなる処理装置。
3. 1又は2に記載の処理装置において、
前記算出手段は、
前記数kfに基づき前記本人特定容易度を決定し、
前記数kfが大きい程、前記本人特定容易度は低くなる処理装置。
4. 1から3のいずれかに記載の処理装置において、
前記算出手段は、前記情報損失度及び前記数kfの少なくとも一方に加えて、前記個人情報の項目に応じて定まる特定係数に基づき、前記本人特定容易度を決定する処理装置。
5. 1から4のいずれかに記載の処理装置において、
前記加工後個人情報は複数の項目を含み、
前記算出手段は、
前記項目ごとに、該項目の、前記個人情報価値、前記機微情報度及び前記本人特定容易度に基づき項目毎特定リスクを算出し、
前記複数の項目各々の前記項目毎特定リスクに基づき、前記特定リスクを算出する処理装置。
6. 1から5のいずれかに記載の処理装置において、
前記加工後個人情報は複数の人の情報を含み、
前記算出手段は、
前記人毎に、該人の、前記個人情報価値、前記機微情報度及び前記本人特定容易度に基づき人毎特定リスクを算出し、
前記複数の人各々の前記人毎特定リスクに基づき、前記特定リスクを算出する処理装置。
7. 1から6のいずれかに記載の処理装置において、
一方の軸を前記特定リスクとし、他方の軸を前記情報損失度としたグラフ上における前記加工後個人情報のプロット位置と、基準位置との距離に基づき、前記加工後個人情報を外部に提供することの可否を判定する判定手段をさらに有し、
前記出力手段は、前記判定手段による前記判定の結果を出力する処理装置。
8. 7に記載の処理装置において、
前記非識別加工では、同一の内容を示すデータが予め設定された設定値ks以上となるように前記個人情報を加工し、
前記算出手段は、前記設定値ksが互いに異なる複数の前記加工後個人情報各々に対して前記特定リスクを算出し、
前記判定手段は、複数の前記加工後個人情報の中の、前記距離が所定条件を満たし、かつ、前記距離が最小である前記加工後個人情報を、外部への提供を推奨する前記加工後個人情報として決定し、
前記出力手段は、前記判定手段により決定された前記加工後個人情報を通知する処理装置。
9. コンピュータが、
非識別加工がなされた個人情報である加工後個人情報の特定リスクを、
前記個人情報の価値を示す個人情報価値と、
前記個人情報が漏えいした時の精神的苦痛レベル及び経済的損失レベルに基づき決定される機微情報度と、
前記非識別加工による情報損失の程度を示す情報損失度、及び、前記加工後個人情報において同一の内容を示す人の数kfの少なくとも一方に基づき決定される本人特定容易度と、
に基づき算出する算出工程と、
前記算出工程で算出された前記特定リスクを出力する出力工程と、
を実行する処理方法。
10. コンピュータを、
非識別加工がなされた個人情報である加工後個人情報の特定リスクを、
前記個人情報の価値を示す個人情報価値と、
前記個人情報が漏えいした時の精神的苦痛レベル及び経済的損失レベルに基づき決定される機微情報度と、
前記非識別加工による情報損失の程度を示す情報損失度、及び、前記加工後個人情報において同一の内容を示す人の数kfの少なくとも一方に基づき決定される本人特定容易度と、
に基づき算出する算出手段、
前記算出手段により算出された前記特定リスクを出力する出力手段、
として機能させるプログラム。
2A メモリ
3A 入出力I/F
4A 周辺回路
5A バス
10 処理装置
11 算出部
12 出力部
13 判定部
Claims (15)
- 非識別加工がなされた個人情報である加工後個人情報の特定リスクを、
前記個人情報の価値を示す個人情報価値と、
前記個人情報が漏えいした時の精神的苦痛レベル及び経済的損失レベルに基づき決定される機微情報度と、
前記非識別加工による情報損失の程度を示す情報損失度に基づき決定され、前記情報損失度が大きいほど低くなる本人特定容易度と、
に基づき算出する算出手段と、
前記算出手段により算出された前記特定リスクを出力する出力手段と、
を有する処理装置。 - 非識別加工がなされた個人情報である加工後個人情報の特定リスクを、
前記個人情報の価値を示す個人情報価値と、
前記個人情報が漏えいした時の精神的苦痛レベル及び経済的損失レベルに基づき決定される機微情報度と、
前記非識別加工による情報損失の程度を示す情報損失度、及び、前記加工後個人情報において同一の内容を示す人の数kfの少なくとも一方に基づき決定される本人特定容易度と、
に基づき算出する算出手段と、
前記算出手段により算出された前記特定リスクを出力する出力手段と、
を有し、
前記加工後個人情報は複数の項目を含み、
前記算出手段は、
前記項目ごとに、該項目の前記個人情報価値、前記機微情報度及び前記本人特定容易度に基づき項目毎特定リスクを算出し、
前記複数の項目各々の前記項目毎特定リスクに基づき、前記特定リスクを算出する処理装置。 - 非識別加工がなされた個人情報である加工後個人情報の特定リスクを、
前記個人情報の価値を示す個人情報価値と、
前記個人情報が漏えいした時の精神的苦痛レベル及び経済的損失レベルに基づき決定される機微情報度と、
前記非識別加工による情報損失の程度を示す情報損失度、及び、前記加工後個人情報において同一の内容を示す人の数kfの少なくとも一方に基づき決定される本人特定容易度と、
に基づき算出する算出手段と、
前記算出手段により算出された前記特定リスクを出力する出力手段と、
を有し、
前記加工後個人情報は複数の人の情報を含み、
前記算出手段は、
前記人毎に、該人の前記個人情報価値、前記機微情報度及び前記本人特定容易度に基づき人毎特定リスクを算出し、
前記複数の人各々の前記人毎特定リスクに基づき、前記特定リスクを算出する処理装置。 - 非識別加工がなされた個人情報である加工後個人情報の特定リスクを、
前記個人情報の価値を示す個人情報価値と、
前記個人情報が漏えいした時の精神的苦痛レベル及び経済的損失レベルに基づき決定される機微情報度と、
前記非識別加工による情報損失の程度を示す情報損失度、及び、前記加工後個人情報において同一の内容を示す人の数kfの少なくとも一方に基づき決定される本人特定容易度と、
に基づき算出する算出手段と、
一方の軸を前記特定リスクとし、他方の軸を前記情報損失度としたグラフ上における前記加工後個人情報のプロット位置と、基準位置との距離に基づき、前記加工後個人情報を外部に提供することの可否を判定する判定手段と、
前記算出手段により算出された前記特定リスクと、前記判定手段による前記判定の結果を出力する出力手段と、
を有する処理装置。 - 請求項4に記載の処理装置において、
前記非識別加工では、同一の内容を示すデータが予め設定された設定値ks以上となるように前記個人情報を加工し、
前記算出手段は、前記設定値ksが互いに異なる複数の前記加工後個人情報各々に対して前記特定リスクを算出し、
前記判定手段は、複数の前記加工後個人情報の中の、前記距離が所定条件を満たし、かつ、前記距離が最小である前記加工後個人情報を、外部への提供を推奨する前記加工後個人情報として決定し、
前記出力手段は、前記判定手段により決定された前記加工後個人情報を通知する処理装置。 - 請求項2から5のいずれか1項に記載の処理装置において、
前記算出手段は、
前記数kfに基づき前記本人特定容易度を決定し、
前記数kfが大きい程、前記本人特定容易度は低くなる処理装置。 - 請求項1から6のいずれか1項に記載の処理装置において、
前記算出手段は、前記個人情報の項目に応じて定まる特定係数にさらに基づき、前記本人特定容易度を決定する処理装置。 - コンピュータが、
非識別加工がなされた個人情報である加工後個人情報の特定リスクを、
前記個人情報の価値を示す個人情報価値と、
前記個人情報が漏えいした時の精神的苦痛レベル及び経済的損失レベルに基づき決定される機微情報度と、
前記非識別加工による情報損失の程度を示す情報損失度に基づき決定され、前記情報損失度が大きいほど低くなる本人特定容易度と、
に基づき算出する算出工程と、
前記算出工程で算出された前記特定リスクを出力する出力工程と、
を実行する処理方法。 - コンピュータが、
非識別加工がなされた個人情報である加工後個人情報の特定リスクを、
前記個人情報の価値を示す個人情報価値と、
前記個人情報が漏えいした時の精神的苦痛レベル及び経済的損失レベルに基づき決定される機微情報度と、
前記非識別加工による情報損失の程度を示す情報損失度、及び、前記加工後個人情報において同一の内容を示す人の数kfの少なくとも一方に基づき決定される本人特定容易度と、
に基づき算出する算出工程と、
前記算出工程で算出された前記特定リスクを出力する出力工程と、
を実行し、
前記加工後個人情報は複数の項目を含み、
前記算出工程では、
前記項目ごとに、該項目の前記個人情報価値、前記機微情報度及び前記本人特定容易度に基づき項目毎特定リスクを算出し、
前記複数の項目各々の前記項目毎特定リスクに基づき、前記特定リスクを算出する処理方法。 - コンピュータが、
非識別加工がなされた個人情報である加工後個人情報の特定リスクを、
前記個人情報の価値を示す個人情報価値と、
前記個人情報が漏えいした時の精神的苦痛レベル及び経済的損失レベルに基づき決定される機微情報度と、
前記非識別加工による情報損失の程度を示す情報損失度、及び、前記加工後個人情報において同一の内容を示す人の数kfの少なくとも一方に基づき決定される本人特定容易度と、
に基づき算出する算出工程と、
前記算出工程で算出された前記特定リスクを出力する出力工程と、
を実行し、
前記加工後個人情報は複数の人の情報を含み、
前記算出工程では、
前記人毎に、該人の前記個人情報価値、前記機微情報度及び前記本人特定容易度に基づき人毎特定リスクを算出し、
前記複数の人各々の前記人毎特定リスクに基づき、前記特定リスクを算出する処理方法。 - コンピュータが、
非識別加工がなされた個人情報である加工後個人情報の特定リスクを、
前記個人情報の価値を示す個人情報価値と、
前記個人情報が漏えいした時の精神的苦痛レベル及び経済的損失レベルに基づき決定される機微情報度と、
前記非識別加工による情報損失の程度を示す情報損失度、及び、前記加工後個人情報において同一の内容を示す人の数kfの少なくとも一方に基づき決定される本人特定容易度と、
に基づき算出する算出工程と、
一方の軸を前記特定リスクとし、他方の軸を前記情報損失度としたグラフ上における前記加工後個人情報のプロット位置と、基準位置との距離に基づき、前記加工後個人情報を外部に提供することの可否を判定する判定工程と、
前記算出工程で算出された前記特定リスクと、前記判定工程での前記判定の結果を出力する出力工程と、
を実行する処理方法。 - コンピュータを、
非識別加工がなされた個人情報である加工後個人情報の特定リスクを、
前記個人情報の価値を示す個人情報価値と、
前記個人情報が漏えいした時の精神的苦痛レベル及び経済的損失レベルに基づき決定される機微情報度と、
前記非識別加工による情報損失の程度を示す情報損失度に基づき決定され、前記情報損失度が大きいほど低くなる本人特定容易度と、
に基づき算出する算出手段、
前記算出手段により算出された前記特定リスクを出力する出力手段、
として機能させるプログラム。 - コンピュータを、
非識別加工がなされた個人情報である加工後個人情報の特定リスクを、
前記個人情報の価値を示す個人情報価値と、
前記個人情報が漏えいした時の精神的苦痛レベル及び経済的損失レベルに基づき決定される機微情報度と、
前記非識別加工による情報損失の程度を示す情報損失度、及び、前記加工後個人情報において同一の内容を示す人の数kfの少なくとも一方に基づき決定される本人特定容易度と、
に基づき算出する算出手段、
前記算出手段により算出された前記特定リスクを出力する出力手段、
として機能させ、
前記加工後個人情報は複数の項目を含み、
前記算出手段は、
前記項目ごとに、該項目の前記個人情報価値、前記機微情報度及び前記本人特定容易度に基づき項目毎特定リスクを算出し、
前記複数の項目各々の前記項目毎特定リスクに基づき、前記特定リスクを算出するプログラム。 - コンピュータを、
非識別加工がなされた個人情報である加工後個人情報の特定リスクを、
前記個人情報の価値を示す個人情報価値と、
前記個人情報が漏えいした時の精神的苦痛レベル及び経済的損失レベルに基づき決定される機微情報度と、
前記非識別加工による情報損失の程度を示す情報損失度、及び、前記加工後個人情報において同一の内容を示す人の数kfの少なくとも一方に基づき決定される本人特定容易度と、
に基づき算出する算出手段、
前記算出手段により算出された前記特定リスクを出力する出力手段、
として機能させ、
前記加工後個人情報は複数の人の情報を含み、
前記算出手段は、
前記人毎に、該人の前記個人情報価値、前記機微情報度及び前記本人特定容易度に基づき人毎特定リスクを算出し、
前記複数の人各々の前記人毎特定リスクに基づき、前記特定リスクを算出するプログラム。 - コンピュータを、
非識別加工がなされた個人情報である加工後個人情報の特定リスクを、
前記個人情報の価値を示す個人情報価値と、
前記個人情報が漏えいした時の精神的苦痛レベル及び経済的損失レベルに基づき決定される機微情報度と、
前記非識別加工による情報損失の程度を示す情報損失度、及び、前記加工後個人情報において同一の内容を示す人の数kfの少なくとも一方に基づき決定される本人特定容易度と、
に基づき算出する算出手段、
一方の軸を前記特定リスクとし、他方の軸を前記情報損失度としたグラフ上における前記加工後個人情報のプロット位置と、基準位置との距離に基づき、前記加工後個人情報を外部に提供することの可否を判定する判定手段、
前記算出手段により算出された前記特定リスクと、前記判定手段による前記判定の結果を出力する出力手段、
として機能させるプログラム。
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JP2018106066A JP7070994B2 (ja) | 2018-06-01 | 2018-06-01 | 処理装置、処理方法及びプログラム |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018106066A JP7070994B2 (ja) | 2018-06-01 | 2018-06-01 | 処理装置、処理方法及びプログラム |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2018106066A Active JP7070994B2 (ja) | 2018-06-01 | 2018-06-01 | 処理装置、処理方法及びプログラム |
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山岡裕司他,k-匿名性による特定可能性分析に基づいたデータプライバシーのリスク分析,電子情報通信学会技術研究報告,Vol.116 No.132,日本,電子情報通信学会,2016年07月07日,P.201-p.208 |
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